JP2005166072A - 運転記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の状態を記録する運転記録装置の提供により運転技術の評価や事故時の状況分析等に寄与することを課題とする。
【解決手段】 車両の動作状態を記録する運転記録装置において、車両の動作状態を検出する動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段により検出された車両動作状態データを記録媒体に記録する記録手段と、前記走行データの記録タイミングから次の記録タイミングまでの記録間隔時間を設定する記録時間設定手段とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の動作記憶装置に係り、特に事故に至る一定時間の車両の動作状態を記録する運転記録装置に関する。
近年車両による交通事故は増加する傾向にある。交通事故においては、事故後の運転者の証言や車両の破損状況によって推測し、事前のデータによらず事故後の状況、例えばブレーキによって残ったタイヤスリップの痕跡や衝突時の車体破損の状態等を参考にして事故原因を解析しており正確な状況が掴みにくい。そこで、車両の運転状態等を常時メモリに記憶しておき此の記憶内容に基づいて事故処理を行うことが考えられる。
特開平07−037133号公報 特開昭62−042225号公報
しかしながら、前述のメモリ機能の容量には限度があったり、又コストの面においても実現性に欠けるところが多い、そこで本発明は実現性に富んだ車両の運転記録装置を提供するものである。
本発明はこの様な問題を解決するために、車両の動作状態を記録する運転記録装置において、
車両の動作状態を検出する動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段により検出された車両動作状態データを記録媒体に記録する記録手段と、前記走行データの記録タイミングから次の記録タイミングまでの記録間隔時間を設定する記録時間設定手段とを備えることを特徴とする。
又、車両の動作状態を記録する運転記録装置において、車両の動作状態を検出する動作状態検出手段と、前記動作状態検出手段により検出された車両動作状態データを記録媒体に対して、新しく検出されたデータを古いデータから順に上書き記録する記録手段と、車両が所定状態となった時に、前記記録手段による前記記録媒体への車両動作状態データの記録を停止する記録停止手段と、前記走行データの記録タイミングから次の記録タイミングまでの記録間隔時間を設定する記録時間設定手段とを備えることを特徴とする。
以上の様な手段により本発明によれば、事故処理等に必要な車両のデータを効率良く提供するため、データ容量を制約することができる。
以下図面を用いて本発明の一実施例を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す構成図である。1は時計で、搭載車両に装着された時計装置の出力、又は他の装置の時計機能の出力、又は運転記録装置20自らが作成した時計機能の出力より記録データのカレンダデータとして使用する。2はエンジンの始動或いは停止を行うイグニッションキー(スイッチ)で、此のスイッチのON−OFFを検出して運転記録装置20の動作の開始を行う。
3はクラッチのON−OFFセンサで、クラッチが動作状態にあるか非動作状態かを検出する。4はアクセル開度センサで、アクセルの踏み込み度合いを検出する。アクセルペタルの踏み込みはワイヤ等によって気化器のスロットルバルブを開閉する仕組みになっている。従ってスロットルバルブの開度センサからの出力信号によって検出することができる。
5は車速センサで、スピードメータに入力される電気信号(パルス信号)を検出して車両の速度を記録する。6はブレーキセンサで、ブレーキが動作状態か非動作状態かを検出する。この検出にはブレーキランプスイッチのON−OFF状態を検出する。7はウインカで、ウインカが動作したかどうかを検知するセンサである。ウインカランプ回路に電圧が印加されたかどうかを調べることで検知することができる。
8はギヤ位置を検知するセンサで、トランスミッションからインストルメントパネルに表示されるギヤ位置表示ランプの電気信号を利用して検知することができる。尚、前記ギヤ位置表示ランプの電気信号からではなく、オートマチックトランスミッションを制御するEUCからの電気信号を入力することでも可能である。
9はハンドル角度の検出センサで、直進時のハンドル角度を0として、右にハンドルを切れば+電位の、左にハンドルを切れば−電位の電圧が回転角度に応じた電圧が発生するようになっている。
10はライトのON−OFFを検知するセンサで、前照灯、車幅灯、ストップ灯等の回路から検知することができる。11はABS(Antilock Brake System)コントローラの動作を検出するものでABS装置の動作、非動作の検出を行う。12は衝撃センサ(エアバック動作センサ)によって検出される車両の減速度を示す出力レベルが所定値以上になったことを検知すると、運転記録装置20の記録動作を停止させる。
運転記録装置20には、上記の各種センサが接続されており、これらのセンサからの信号を入力して処理し、車両の走行状態のデータとして記録する。13はセンサを接続するために緩衝動作等を行う入力インタフェイスで、デジタル系のセンサとマイクロコンピュータ(マイコン)とを接続し、又アナログ系のセンサとアナログ/デジタル変換器(A/D変換器)14とを接続している。
14はマイコンでセンサからの信号を入力して処理し、動作記憶手段やRAM等の記録媒体16等を制御して車両の走行状況を記憶しデータとして記録する。17は出力インターフェイスで、動作記憶手段、記録媒体16からの出力を外部の機器に読み取るためのI/O端子19とを接続する出力インターフェイスで、緩衝動作等を行う。18はバックアップ電源で、車両エンジンが停止したり事故で電源が切断された時のデータを保持するための電源を内蔵している。19は
I/O端子で、記録媒体3に記録されたデータを読出すためのコネクタである。
21は電源スイッチで、上述したイグニッションキー2と同じものであり車載バッテリ22のON−OFFを行う。この他イグニッションキー2とは異なる専用スイッチとして構成してもよい。22は車載バッテリで通常運転記録装置は車載バッテリによって動作する。しかし、車載バッテリの電源が切断されたりした場合にはバックアップ電源18によって記憶を保持することができる。
尚、各種センサから電気的信号には、例えば車速センサ5は車輪の回転数を示すパルス信号がデジタル系の信号として出力され、又アクセル開度センサ4の動作信号はアナログ系の信号で出力される。従ってデジタル信号はそのままマイコン15に入力されるがアナログ系信号はA/D変換器14を介してアナログ信号をデジタル信号に変換しマイコン15に入力され処理される。
次に各センサから入力信号についての具体例について図2のチャート図により詳細に説明する。図2は車両が走行中に対象物を発見してから対象物に衝突するまでの例を挙げて図示している。即ち、a−b−cは時間軸でa−bは対象物kを発見してから初動操作を行うまでの空走時間であり、b−cは初動操作が行われた後の各センサからの信号をチャート図にしたもので、1〜7までは信号が入力された各センサ名を表している。1はブレーキ操作で、a地点で対象物kを発見し、bでブレーキを踏むとc地点で対象物kに衝突して速度は0km/hとなる。この間ABS未装着車はブレーキによって車輪が固定された地点にはブレーキのスリップ跡が残る。但し、ABS装着車についてはABSの動作によって間欠的にブレーキが懸けられるためにブレーキの痕跡は殆ど残ることはない。
2は車両の速度を記録したもので、a点では100km/hの速度で走行していたが対象物kを発見してb点でブレーキが踏み込まれて速度が減少しc点では40km/hまで減速したが対象物kに衝突して0km/hとなった。3はABS装置の動作を表し、ブレーキが踏み込まれたb点より制動と解除の動作を繰り返して車輪の固定を防止している。
4はハンドル操作の軌跡を表している。即ち、a点では直進状態で進行して居たがb点でブレーキ操作しハンドルは左にきり、暫くして右に、又左に、繰り返しハンドル操作を行ってc点(衝突時)には右にハンドルをきって停止したことを表示している。5はライトが点灯されていたかどうかを表示している。ここではライトは点灯していない状態を表している。6はウインカが動作していたかどうかを表している。尚、この場合c点の直前にウインカを動作させている。
7はオートマチック車のトランスミッションのギヤ位置を表しており、a点ではドライブレンジのギヤ位置にあって走行中、b点でブレーキを懸けたためにギヤレンジが1速にシフトダウンしてc点に至っている。
8は記憶動作の状況を示している。即ち、イグニッションスイッチをONすることで記録動作を開始し、対象物kに衝突したc点で記録動作を停止して記録を保持する。9は該運転記録装置の電源供給動作を示したもので、通常の走行時には車載のバッテリを電源として供給しているが、衝突の衝撃によって衝撃センサからの出力レベルが所定値以上になったことを検知する(c点)と、前記動作記録手段への走行データの記録動作を終了して、前記開始から前記終了までの間の
走行データのみ前記動作記録手段に記憶保持させるために電源はバックアップ電源に切り換わる。
このように本実施例の運転記録装置においては、該運転記録装置が衝突の瞬間から過去に逆上って、一定時間の車両の動作状態を記憶保持し、又そのデータを図1に示すI/O19より読み出して、再現できるようになっている。次に、本実施例のマイコン15の処理動作に付いて、図3及び図4のフローチャートにより説明する。マイコン15の処理動作は、例えば、該車両のイグニッションキー2をONする(或いは装置の電源を投入する)ことによって動作を開始する。
ステップS1では、初期設定を行う。即ち、従来のメモリ(記録媒体)をクリアにして、カレンダデータをヘッダとするために、時計1からの入力をセットしてステップS2に移る。但し、イグニッションキー2がONしてから衝突までの走行データは保持されたままである。ステップS2では、イグニッションキー2がONになっているかどうかを検出し、イグニッションキー2がONになっておればステップS3へ移る。イグニッションキー2がOFFの場合はステップS2に戻りイグニッションキー2がONになるまで待機する。
ステップS3では衝撃センサの入力が所定値入力されているかどうかを検出し、衝撃センサからの入力信号が所定値以上で入力している場合は、ステップS4に移ってメモリ記録を停止してこれまでの走行データを保持させてステップS2へ戻る。又、衝撃センサの入力信号のレベルが所定値以下の時には、ステップS5に移って記録ステップ時間が1分経過したかどうかを検知する。尚この記録ステップ時間は1分に限らずタイミングをとるためのもので、例えば1sec単位で記録することができ2、5、10、60sec単位と変更することが可能である。
従って、所定の時間が経過しておればステップS6へ移り、経過していなければステップS3に戻って所定の時間が経過するまで待つ。ステップS6では記録メモリアドレスが最終番地であるかどうかを検出して最終番地であればステップS7へ移る。ステップS6で記録メモリアドレスが最終番地で無ければステップS8に移ってメモリ記録を開始する。ステップS7では記録メモリアドレスが最終番地であるために、アドレスが先頭番地になるようにセットして、ステップS8へ移りメモリ記録を開始する。
次に、図4に移ってステップS9では、各データの変動をチェックし、ステップS10に移る。ステップS10では、1アドレス前のデータと比較し同じかどうかをチェックして、同じであればステップS12へ移る。1アドレス前のデータと同じで無ければステップS11で新しいアドレスへデータを記録し、ステップS13へ移る。ステップS12では、1アドレス前のデータへ上書き記録してステップS13へ移る。ステップS13ではデータ出力コマンドスイッチの入力があったかどうかを検出して、入力が有ればステップS14へ、入力が無ければステップS2へ
戻る。 ステップS14では、ヘッダである時計カレンダデータの古いものからデータの出力を行いステップS15に移り、出力の完了を確認する。出力が完了していなければ完了するまでデータの出力を行い出力が完了すればステップS2に戻つて処理動作を完了して次の処理に待機する。
このように本実施例によれば、車両のイグニッションキーがONになったことを検知すると動作記憶手段が動作し、記録する時間間隔を可変することが可能な記録間隔変更手段が動作する。例えば、1secの間隔を3secの間隔で記録することができる。
又、ステップS9〜ステップS12では記録したデータを基準とし、データの変動を常に監視する監視プログラム手段が働いて、データの変動差が小さいことを検知した時には、変動差が小さくなったデータの始点と終点を残し、途中のデータを削除して、記録有効メモリ量を増大することが出来る。
又、ステップS13〜ステップS15では運転記録装置に記憶されたデータは、外部接続端子によって読み取ることが出来るようになっており車両走行の状況を逆上ってデータとして読み出し解析することが可能である。次に図5により図3のステップS8でメモリ記録を開始するデータアドレスについて説明する。
記録するデータのデータアドレスはカレンダデータ4bitを先頭に車速データ8bit、ステアリング(ハンドル回転角度)センサ8bit、アクセル開度データ4bit、ABSコントローラデータ8bit、ギヤ位置データ(AT車の場合はロックアップギヤ位置)3bit、ウインカデータ2bit、ブレーキデータ1bit、クラッチデータ1bit、ライトデータ1bit、危険bitデータ3bit、データENDbit2bitの順にアドレスが決められて記録される。カレンダデータからデータENDまでが1フレームとなり、各フレームの間隔は記憶時間設定手段により任意に設定することができる。
又、記憶手段により過去に記憶していた複数の1フレーム分の走行データ間の物理量の差が所定量より小さいと判断すると、各1フレーム分の走行データのうち、少なくとも1フレーム分の走行データの記録を削除し、記録有効メモリ量を増大することができる。即ち、図6に示す図は、記録を開始してから20番目までの各1フレームを表しており、例えば(1)から(6)のフレームまでは1sec毎の間隔で記憶したデータで、(3)から(5)までは1フレームデータ内の全体の内容に変化が少ないと判断してデータの記録を削除している。(15)及び(16)も同様の記録削除がなされている。又、(6)(9)(12)の間は記録時間を可変したところでフレーム間の時間間隔は3secの時間間隔となっている。
記録を開始して20secで衝突をしたと仮定すると(20)のフレームで記録は停止しているが、衝突直前の20sec前までの日時、時間、車速の変化、ステアリングの操作状況、アクセルペダルの踏み込み状況、ABS装置の制御状況、ギヤ切り換えの状態、ウインカの出し方、ブレーキの制御状況、クラッチの状態、ライトの点滅、危険と判断される箇所がどれほど有るか等、衝突に至る自動車の運転操作状況をデータで読みだすことができる。
本例では基本的に、イグニッションキーON(運転開始)から衝突等の事故が発生せず、イグニッションキーをOFFにして記録装置の電源をOFFに(運転終了)すると、この間の走行データは削除される。以上のように、衝突前のデータのみを保持する。或いは時間間隔を長くして記録或いは前のデータに変化が無いと削除することにより、走行データ記録のための容量を節約できる。又、カレンダデータは元々備えられた時計から作成されるので構成が簡略化される。更に電源はバックアップされているので事故後のデータも確実に記録される。尚、本例ではイグニッションキーによって走行状態を検出しているが、これに限らず車速センサやエンジン回転数センサに基づいて検出してもよい。又、車両の衝突を衝撃センサで検出しているが画像処理にて行うようにしても良い。
次に危険操縦箇所が有る場合には、当該車両の運転者に対して危険操縦箇所の操作に警告を与えることができる警告手段の場合にマイコン15が処理する動作について図7のフローチャートにより説明する。 マイコン15の処理動作は、該車両のイグニッションキーがONになったことを検知すると動作を開始する。
ステップS31では、ステアセンサのデータに大きな変動が無いかどうかを検出する。変動大と検知されると、ステップS33に移って危険bit1を設定してステップS34に移る。ステップS31でステアセンサのデータに大きな変動が無いと検知するとステップS32に移り危険bit1を解除してステップS34に移る。
ステップS34では、アクセルデータに変動が無いかどうかを検出する。そして、変動を検知した時にはステップS36に移って、危険bit2を設定しステップS37に移る。ステップS34でアクセルデータに変動が無いと検知した時にはステップS35で危険bit2を解除してステップS37に移る。
ステップS37では、速度データに大きな変化がないかどうかを検出する。そして、大きな変動を検出するとステップS39に移って危険bit3を設定してステップS40へ移る。速度データに大きな変化がない時には、危険bit3を解除してステップS40に移る。ステップS40では、危険bitが1個設定されたかどうかを検出し、1個の危険bitが設定されている時には、ステップS42で短い警告音(ピーッ)を発生させ処理を完了する。
ステップS40で危険bitが2個以上設定されていると、ステップS41に移って危険bitが2個以上設定されていると検出されるとステップS43で長い警告音(ピーーーッ)を発生させ処理を完了する。又、ステップS41で2個以上無い(危険bitが1個も設定されていない)時には、ステップS44で警告音の発生は解除して処理を完了する。尚、上述した変動量は、優良な運転の場合の変動量に応じたものであり、急ハンドル、急発進、急加速を検出するに見合
った値である。
このようにステアセンサからのデータ、アクセル開度センサからのデータ、又速度データの変化を比較して、大きな変動があって危険と見做す時には、危険bitを設定して、短い警告音を発生したり、危険bitが多く設定され大変危険な運転状況にあると判断すれば長い警告音を発生して運転者に安全運転を行うように警告音や音声合成によって注意を促す。以上の機能を運転記録と共に行うことで機能の向上を図ることができる。
以上の様に本発明においては、車両の状態をデータとして記録する際に、必要な情報を効率よく記録するので、記録媒体の容量を節約でき、実用性のある運転記録装置が提供できる。
本発明の一実施例の構成を示す図 本発明に於けるセンサデータを示すタイムチャート図 マイコン15の処理動作を示すフローチャート図A マイコン15の処理動作を示すフローチャート図B 記憶データの構成を示すデータ配置図 記憶データの構成と順列を示す図 マイコン15の警告動作の処理動作を示すフローチャート図
符号の説明
1・・・・・・時計
2・・・・・・イグニッションキー
3・・・・・・クラッチセンサ
4・・・・・・アクセル開度センサ
5・・・・・・車速センサ
6・・・・・・ブレーキセンサ
7・・・・・・ウインカセンサ
8・・・・・・ギヤ位置センサ

Claims (2)

  1. 車両の動作状態を記録する運転記録装置において、
    車両の動作状態を検出する動作状態検出手段と、
    前記動作状態検出手段により検出された車両動作状態データを記録媒体に記録する記録手段と、
    前記走行データの記録タイミングから次の記録タイミングまでの記録間隔時間を設定する記録時間設定手段とを備えることを特徴とする運転記録装置。
  2. 車両の動作状態を記録する運転記録装置において、
    車両の動作状態を検出する動作状態検出手段と、
    前記動作状態検出手段により検出された車両動作状態データを記録媒体に対して、新しく検出されたデータを古いデータから順に上書き記録する記録手段と、
    車両が所定状態となった時に、前記記録手段による前記記録媒体への車両動作状態データの記録を停止する記録停止手段と、
    前記走行データの記録タイミングから次の記録タイミングまでの記録間隔時間を設定する記録時間設定手段とを備えることを特徴とする運転記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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