JP2005165647A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動販売機で購入者の販売データを取得し、かつ購入者の顔写真が印刷される商品の付加価値を高める。
【解決手段】 缶入り飲料用自動販売機2に、購入者の顔写真を撮像する撮像カメラ22を設ける。撮像カメラ22の撮像光学系の焦点距離は固定されており、購入者が腕を延ばした状態で押しボタン27aを操作できる位置に立ったときに、購入者の頭部にピントが合うように設置されている。撮像カメラ22で撮像した顔写真の画像データは、不揮発性メモリ33に記憶され、購入者の年齢層や性別等の販売データの取得に利用される。また、不揮発性メモリ33に記憶された顔写真の画像データは、プリンタ45によって缶入り飲料の表面に印刷される。
【選択図】 図5

Description

本発明は、自動販売機に関し、更に詳しくは、購入者の顔写真を撮影する機能を備えた自動販売機に関するものである。
コンビニエンスストアやスーパーマーケット等において、商品の販売状況を情報収集し、この情報を解析することによって商品の販売傾向や仕入れ管理等のマーケティングに利用することのできるPOSシステムが使用されている。このPOSシステムでは、商品に付されたバーコードをリーダーによって読み取ることにより、商品名や価格、販売日時等のデータを自動的に収集する。また、会計担当者が会計時に入力操作を行なうことによって、購入者の年齢層や性別等のデータも収集することができる。
現在、様々な商品が自動販売機によって販売されている。また、購入者を撮影するカメラを内蔵し、この購入者の写真を印刷したアクセサリーを販売する自動販売機(特許文献1参照)や、購入者の顔写真を紙コップに印刷するカップ式飲料自動販売機(特許文献2参照)等も発明されている。また、自動販売機にPOSシステムを組み込み、販売された商品の情報を収集してマーケティングに利用することも考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−009425号公報 特開2001−160177号公報 特開平11−272934号公報
自動販売機によって販売される商品が多様化していることから、自動販売機で商品を購入する購入者の年齢層や性別等の販売データを収集し、マーケティングや自動販売機の設置場所の選択等に利用することが望まれている。しかし、特許文献3記載の自動販売機のPOSシステムでは、購入された商品名や購入日時等のデータを収集することはできるが、購入者の性別や年齢層等を識別することはできなかった。
また、簡単に撮影を行なってプリントシールを得ることのできるシールプリンタ型自動販売機等が普及したため、特許文献1及び2記載の自動販売機のように、たんに購入者の顔写真を商品に印刷するだけでは、購入者の興味を引くことが難しいという問題もある。
本発明は、上記問題点を解決するためのもので、自動販売機によって購入者のデータを取得することを目的とする。また、商品への印刷方法のバリエーションを増やすことにより、購入者の商品購入意欲を高めることを目的とする。
上記問題を解決するために、本発明の自動販売機は、購入商品を選択する選択ボタンの操作時に購入者の顔写真を撮像する撮像装置と、この撮像装置によって生成された購入者の顔写真の撮像データを記憶する記憶手段とを設けた。
また、撮像装置の焦点距離を固定とし、購入者が腕を伸ばして選択ボタンを操作したときに撮像装置の焦点距離内に購入者の頭部が位置するように、撮像装置を配置した。
更に、購入商品に購入者の顔写真の撮像データを印刷する印刷装置を設けた。また、この印刷装置で印刷する際に、購入商品の金額に応じて印刷内容や印刷画質を変えるようにした。更に、購入商品の材質に応じた印刷方法で印刷を行なうようにした。
本発明の自動販売機は、記憶部に記憶された購入者の顔写真を解析することによって、購入者の年齢層や性別等のデータを得ることができるので、マーケティングに利用することができる。また、購入者に、腕を延ばした状態で操作ボタンを操作してもらうことにより、購入者の頭部が撮像装置の焦点距離内に配置されるように、撮像装置を配置したので、撮像装置の焦点距離を固定することができる。これにより、ピント合わせ等が不要になるため迅速に撮像を行なうことができる。
また、撮像装置で撮像した顔写真の撮像データを利用して、商品に購入者の顔写真を印刷するようにしたので、自動販売機によって販売される商品の付加価値を高め、購入者の購買意欲を刺激することができる。更に、缶に自分の顔写真が印刷されていることから、不法投棄が行ないにくくなるため、環境保全と空き缶のリサイクル率の向上とに貢献することもできる。更に、アルコール飲料の缶に顔写真が印刷されるようにすれば、未成年によるアルコール飲料の購入を抑止することもできる。
更に、購入金額に応じて印刷内容や印刷画質を変えるようにすれば、より高額な商品の購入を購入者に促すことができる。また、商品の材質に応じて印刷方法を変えることのできる印刷装置を使用すれば、多用な商品を販売する自動販売機にも利用することができる。
図1は、本発明を実施した缶入り飲料用自動販売機(以下、販売機と省略する)の外観形状を示す斜視図である。この販売機2は、商品購入時に購入者の顔写真を撮像し、この顔写真の撮像データを記憶する機能を備えている。また、撮像した顔写真の画像データを利用して、図2に示すように、缶入り飲料5の缶6の表面に購入者の顔写真7を印刷する機能も備えている。
販売機2は、箱形状の本体部10と、この本体部10の前面側に開閉自在に取り付けられた前面扉11とからなる。前面扉11には、上方からショーケース部12と、操作部13と、紙幣や硬貨等によって商品の代金が支払われる代金投入部14と、使用説明プレート15と、釣り銭が排出される釣り銭排出部16と、商品が排出される商品排出部17とが設けられている。
ショーケース部12は、内部に複数種類の缶入り飲料の商品サンプル20a〜20fが陳列されており、購入時の商品選択の参考に用いられる。また、ショーケース部12内には、商品サンプル20a〜20fを照明する照明装置と、購入者の顔写真を撮像する撮像カメラ22と、撮像時に購入者の顔写真を照明するストロボ23とが組み込まれている。ショーケース部12の前面は、透明なプラスチック板25によって塞がれている。操作部13は、ショーケース部12の各商品サンプル20a〜20fに対応して配置された押しボタン27a〜27fからなり、購入時の商品選択に押圧操作される。
使用説明プレート15は、販売機2が屋外に設置された場合でも耐候性を得られるように、金属板やプラスチック板で形成されている。この使用説明プレートには、例えば、「この自動販売機は、商品購入時に貴方の顔を撮影して商品にプリントすることができます。商品購入時には、腕を延ばした状態で押しボタンを操作できる位置に立ち、カメラに顔を向けてください。」という使用説明文と、この使用方法を示すイラスト等が印刷されている。
図3は、販売機2の構成を示すブロック図である。販売機2は、周知のマイクロコンピュータからなる制御部30によってその動作が制御されている。制御部30は、例えば、制御プログラムが記憶されたROMと、制御データが記憶されたRAMと、制御プログラム及び制御データに基づいて各部を制御するCPU等からなる。
撮像カメラ22は、固体撮像素子と、この固体撮像素子に被写体画像を結像する撮像光学系とを備えたデジタルスチルカメラである。固体撮像素子は、例えばCCDやCMOS等からなり、撮像光学系によって結像された被写体画像を光電変換してアナログの画像信号を発生する。この画像信号は、撮像カメラ22内に設けられた処理回路によってデジタルの画像データに変換される。撮像光学系は、例えば、その焦点距離が50〜80cmに設定された固定焦点レンズであり、この焦点距離内に位置する購入者の顔にピントを合わせて撮像を行なうことができる。
図5に示すように、撮像カメラ22は、標準的な体型の購入者が腕を延ばした状態で押しボタン27を操作する位置に立つと、撮像カメラ22と購入者の顔との間の被写体距離Lが、撮像カメラ22の焦点距離50〜80cm以内に位置するように配置されている。これにより、撮像カメラ22の焦点距離を固定することができるので、商品購入時の購入者の顔写真を迅速に撮像することができる。
撮像カメラ22で作成された画像データは、不揮発性メモリ33に記憶される。不揮発性メモリ33は、フラッシュメモリやEEPROM等の記憶保持型メモリであり、販売機2の電源がオフされても画像データを記憶し続ける。この不揮発性メモリ33に記憶された画像データは、缶入り飲料5の缶6の表面への印刷に利用される。
撮像カメラ22は、代金投入後に行なわれる撮像準備中にプレ撮像を行ない、その画像データから被写体輝度とピント状態とを判定する機能を備えている。被写体輝度が低い場合には、プレ撮像の後に行なわれる本撮像時にストロボを発光させ、購入者を照明する。ピント状態が悪い場合には、購入者に対して、使用説明プレート15に記載されているように販売機2を操作することを促す警告メッセージが音声出力部36から再生される。音声出力部36は、例えば、制御部30のROM内に記憶されたデジタルの音声ファイルを再生して音声信号に変換する再生回路と、音声信号を増幅するアンプと、音声信号を音声に変換するスピーカー等からなる。
代金精算部39は、前述の代金投入部14と釣り銭排出部16とを含み、代金投入部14から投入された代金が選択された商品に応じた金額であるか否かを判断する。投入された代金が、商品の価格と同じかそれ以上であるときには、商品を商品排出部17から排出して購入者に引き渡す。また、投入代金が商品価格よりも多い場合には、釣り銭の計算を行ない、購入者に返却する釣り銭を釣り銭排出口16から排出する。
商品収納部42は、例えば多数の商品ラック42a〜42fからなり、各ラックには、サンプル20a〜20fに対応した種類の缶入り飲料5a〜5fが種類ごとに収納されている。この商品収納部42には、収納している缶入り飲料の種類に応じて加熱または冷却する機能が設けられている。商品取出部43は、制御部30の制御により、購入者が選択した商品を商品収納部42の商品ラック42a〜42fから取り出し、プリンタ45に供給する。
プリンタ45は、例えば、複数種類の色のインクを吐出して印刷を行なうカラーインクジェットプリンタである。缶入り飲料5の缶6の表面には、カラーインクジェットプリンタのインクの乗りを良くする塗装や加工が施された印刷部6aが設けられている。プリンタ45は、商品取出部43から供給された缶6を位置決めして保持し、印刷部6aに購入者の顔写真7を印刷する。印刷を終えた缶入り飲料5は、プリンタ45から商品排出部17に排出される。
インターフェース部48は、例えば、販売機2の前面扉11を開放することによって外部に露呈され、パーソナルコンピュータ等が接続できるようになっている。不揮発性メモリ33に記憶された購入者の顔写真は、インターフェース部48を介してパーソナルコンピュータに読み出される。そして、パーソナルコンピュータに読み込んだ画像データを解析することによって、どの年齢層及び性別の購入者がどの商品を好んで購入するか等の販売状況データを得ることができ、マーケティングに利用することができる。
次に、上記実施形態の作用について、図4のフローチャートと図5の説明図とを参照しながら説明する。購入者は、代金投入部14に代金を投入し、ショーケース部12内のサンプル20a〜20fを観察して、購入する商品を選択する。そして、選択した商品に対応した押しボタン、例えば押しボタン27aを押圧操作する。
代金精算部39は、代金投入部14に投入された金額を計算する。そして、投入金額が、この販売機2内の商品の価格を上回っている場合には、制御部30に代金を受領した旨を表す信号を発信する。制御部30は、代金の受領とともに、購入者の顔写真を撮像するための撮像準備を開始する。
この撮像準備では、撮像カメラ22によって購入者の顔写真のプレ撮像が行なわれ、その画像データから被写体輝度とピント状態とが判定される。プレ撮像によって被写体輝度が低いことが分かった場合には、次の本撮像時にストロボ23が発光されるように設定が行なわれる。また、購入者が販売機2に近寄り過ぎる等してピント状態が悪い場合には、使用説明プレート15に記載されているように販売機2を操作することを促す警告メッセージが、音声出力部36から出力される。
図5に示すように、標準的な体型の購入者が使用説明プレート15に記載されている説明文にしたがって、腕を延ばした状態で押しボタン27を操作できる位置に立つと、撮像カメラ22と購入者の顔との間の被写体距離Lは、撮像カメラ22の焦点距離50〜80cm以内に位置することになり、ピント状態が適性となる。購入者のピント状態が適性であると判定されると、撮像カメラ22によって本撮像が実施される。また、被写体輝度が低い場合には、同時にストロボ23が発光される。撮像カメラ22によって作成された購入者の顔写真の画像データは、不揮発性メモリ33に記憶される。
購入者の顔写真の撮像と同時に、制御部30は商品取出部43を制御して、サンプル20aに対応する缶入り飲料5を商品収納部42の商品ラック42aから取り出し、プリンタ45に供給する。プリンタ45は、缶入り飲料5を位置決めして保持する。そして、不揮発性メモリ33から読み出した画像データに基づいて、缶6の印刷部6aに購入者の顔写真を印刷する。図2に示すように、缶6の表面に顔写真が印刷された缶入り飲料5は、プリンタ45から商品排出部17に排出され、購入者に提供される。
このように、缶入り飲料5の缶6に購入者の顔写真が印刷されるので、商品の付加価値を高め、購買意欲を増進させることができる。また、缶6に自分の顔写真が印刷されていることから、空き缶の不法投棄が行なわれにくくなるため、環境保全と空き缶のリサイクル率の向上とに貢献することもできる。更に、アルコール飲料の缶に顔写真が印刷されるようにすれば、未成年者によるアルコール飲料の購入を抑止することもできる。また、不揮発性メモリ33に記憶された購入者の顔写真を解析することによって、購入者の年齢層や性別を把握することができるため、マーケティングに利用することができる。
上記実施形態では、購入する商品が異なっても印刷内容や印刷品質等は共通であるが、購入商品、すなわち購入金額に応じて印刷内容や印刷品質を変化させてもよい。以下、プリペイドカードの購入金額に応じて印刷画質が変化されるようにしたプリペイドカード用自動販売機について説明する。なお、上記実施形態で説明した構成部品と同じ構成部品については、詳しい説明は省略する。
図6は、購入者の顔写真を撮像して記憶する機能と、プリペイドカードに顔写真を印刷する機能とを備えた、プリペイドカード用自動販売機(以下、販売機と省略する)50の構成を示すブロック図である。この販売機50では、例えば、五千円,三千円,千円の三種類の金額のプリペイドカードが販売される。図7に示すように、この販売機50によって販売されるプリペイドカード52は、その表面に購入者の顔写真53が印刷される。
販売機50には、購入者の顔写真を撮像するために、高画質撮像カメラ55と、低画質撮像カメラ56と、モノクロ撮像カメラ57とが組み込まれている。高画質撮像カメラ55は、例えば、画素数が200万画素でカラーの固体撮像素子を使用している。また、低画質撮像カメラ56は、画素数が100万画素でカラーの固体撮像素子を使用している。モノクロ撮像カメラ57は、画素数が100万画素でモノクロの固体撮像素子を使用している。これらの撮像カメラは、切換え器58を介して制御部59とストロボ60と不揮発性メモリ61とに接続されている。制御部59は、購入されるプリペイドカード52の金額に応じて切換え器58を制御し、使用するカメラを切り換える。
五千円,三千円,千円のプリペイドカードは、商品収納部63に設けられた専用のラック63a,63b,63cにそれぞれ収納されており、販売時には商品取出部64によって該当するラックから取り出され、プリンタ65に供給される。プリンタ65は、例えば、カラーインクジェットプリンタを使用しており、商品取出部64から供給されたプリペイドカードに購入者の顔写真を印刷し、商品排出部67に排出する。
図8のフローチャートに示すように、本実施形態の販売機50では、購入するプリペイドカードの金額に応じて、購入者を撮像するカメラが切り換えられる。最も高額な五千円のプリペイドカード52を購入すると、高画質撮像カメラ55によって購入者の顔写真が撮像される。同様に、三千円のプリペイドカードを購入した場合には低画質撮像カメラ56が、千円のプリペイドカードを購入した場合にはモノクロ撮像カメラ57が使用されて購入者の顔写真が撮像される。購入者の顔写真の画像データは、切換え器58を介して不揮発性メモリ61に記憶される。
商品取出部64は、選択された金額のプリペイドカードを商品収納部63の該当するラックから取り出し、プリンタ65に供給する。プリンタ65は、不揮発性メモリ61から読み出した画像データに基づいて、プリペイドカードに購入者の顔写真を印刷する。撮像に使用されるカメラが切り換えられているため、五千円のプリペイドカード52の顔写真53は高画質なものとなる。また、三千円のプリペイドカードの顔写真は低画質に、千円のプリペイドカードの顔写真は低画質及びモノクロとなる。
このように、購入金額に応じて印刷される顔写真の画質が変化するため、額面ごとの差別化を図ることができ、より高額なプリペイドカードに対する購買意欲を高めることができる。また、プリペイドカードに顔写真を印刷することにより、紛失や盗難、偽造等を防止することができる。
なお、上記実施形態では、プリペイドカードの価格に応じて顔写真の画質を変化させたが、印刷サイズや印刷色数,フレーム内に印刷を行なう等、印刷内容を変化させてもよい。また、印刷画質を切り換えるためにカメラを切り換えるようにしたが、一種類のカメラで撮像を行ない、プリペイドカードの価格に応じて画像データに画像処理を行なって画質を変化させてもよいし、プリンタで印刷画質を変化させてもよい。
また、自動販売機の中には、例えば、缶入り飲料,ペットボトル入り飲料,紙パック入り飲料等、異なる形態、異なる材質の包装容器を用いた商品を販売するものがある。これらの異なる商品に対して、購入者の顔写真を印刷できるようにすることもできる。以下、缶入り飲料、ペットボトル入り飲料、紙パック入り飲料に対して顔写真を印刷するようにした飲料用自動販売機について説明する。なお、上記各実施形態で説明した構成部品と同じ構成部品については、詳しい説明は省略する。
図9は、購入者の顔写真を撮像して記憶する機能と、商品に顔写真を印刷する機能とを備えた、飲料用自動販売機(以下、販売機と省略する)の構成を示すブロック図である。この販売機70では、図10(A)〜(C)に示すように、例えば、缶入り飲料72と、ペットボトル入り飲料73と、紙パック入り飲料74とが販売される。この販売機70によって販売される商品の表面には、購入者の顔写真75〜77が印刷される。
缶入り飲料72,ペットボトル入り飲料73,紙パック入り飲料74は、商品収納部80に設けられた専用のラック80a,80b,80cにそれぞれ収納されており、販売時には商品取出部81によって該当するラックから取り出されて、レーザーマーキング装置83に供給される。レーザーマーキング装置83は、缶入り飲料72とペットボトル入り飲料73と紙パック入り飲料74とに購入者の顔写真75〜77を印刷するプリンタである。このレーザーマーキング装置83は、商品に向けてレーザー光線を照射し、容器の表面、または容器表面の印刷層を飛ばして印刷を行なう。
図11のフローチャートに示すように、レーザーマーキング装置83は、印刷を行なう容器の材質に応じてレーザー光線のエネルギーが切り換えられる。例えば、鉄やアルミニウム等の金属を使用した缶入り飲料72の缶72aに対しては、高エネルギーのレーザー光線でマーキングを行なう。また、ペットボトル入り飲料73のペットボトル73aに対しては、中エネルギーのレーザー光線でマーキングを行なう。材質的に最も強度の弱い紙パック入り飲料74の紙パック74aに対しては、低エネルギーのレーザー光線でマーキングを行なう。
このように、多種の商品を取り扱う販売機であっても顔写真の印刷を行なうことができるので、商品の付加価値を高めて購買意欲を増進させることができる。また、不法投棄の抑止や、アルコール飲料への印刷による未成年者の購入抑止という効果も得ることができる。更に、不揮発性メモリに記憶された購入者の顔写真を解析することによって、購入者の年齢層や性別を把握することができるため、マーケティングに利用することができる。
また、多種類の商品への顔写真の印刷に共通のレーザーマーキング装置を使用したので、コストダウンを図ることができる。更に、商品の材質に応じてレーザー光線のエネルギーを切り換えるようにしたので、容器が損傷することはない。また、上記実施形態では、異なる商品への顔写真の印刷に共通のプリンタを使用したが、各商品の印刷に適した複数台のプリンタを販売機内に設置してもよい。
なお、上記各実施形態では、飲料用自動販売機及びプリペイドカード用自動販売機を例に説明したが、本発明は、その他の各種自動販売機にも利用することができる。また、プリンタとして、カラーインクジェットプリンタやレーザーマーキング装置を利用したが、感熱タイプや熱転写タイプのカラーサーマルプリンタや、トナーインクを使用するレーザープリンタ等を使用することもできる。更に、商品に直接印刷するようにしたが、シール状のラベルに印刷を行ない、これを商品に貼付してもよい。
本発明を実施した缶入り飲料用自動販売機の外観を示す斜視図である。 購入者の顔写真が印刷された缶入り飲料の外観を示す斜視図である。 缶入り飲料用自動販売機の構成を示すブロック図である。 缶入り飲料用自動販売機の商品販売手順を示すフローチャートである。 缶入り飲料用自動販売機の操作状態を示す説明図である。 本発明の別の実施形態を実施したプリペイド用自動販売機の構成を示すブロック図である。 購入者の顔写真が印刷されたプリペイドカードの正面図である。 プリペイド用自動販売機販売手順を示すフローチャートである。 本発明の更に別の実施形態を利用した飲料用自動販売機の構成を示すブロック図である。 購入者の顔写真が印刷された飲料容器の外観形状を示す斜視図である。 飲料用自動販売機の商品販売手順を示すフローチャートである。
符号の説明
2 缶入り飲料用自動販売機
5,72 缶入り飲料
7,53,75,76,77 顔写真
22,55,56,57 撮像カメラ
27 操作ボタン
30,59 制御部
33,61 不揮発性メモリ
45,65 プリンタ
52 プリペイドカード
73 ペットボトル入り飲料
74 紙パック入り飲料
83 レーザーマーキング装置

Claims (5)

  1. 購入商品を選択する選択ボタンと、この選択ボタンの操作時に購入者の顔写真を撮像する撮像装置と、この撮像装置によって生成された購入者の顔写真の撮像データを記憶する記憶手段とを設けたことを特徴とする自動販売機。
  2. 前記撮像装置の焦点距離を固定し、購入者が腕を伸ばして選択ボタンを操作したときに該撮像装置の焦点距離内に購入者の頭部が位置するように、撮像装置を配置したことを特徴とする請求項1記載の自動販売機。
  3. 前記購入商品に、購入者の顔写真の撮像データを印刷する印刷装置を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の自動販売機。
  4. 前記印刷装置は、購入商品の金額に応じて印刷内容や印刷画質を変えることを特徴とする請求項3記載の自動販売機。
  5. 前記印刷装置は、購入商品の材質に応じた印刷方法で印刷を行なうことを特徴とする請求項3または4記載の自動販売機。
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