JP2005165385A - 編集装置、編集取消方法、及びプログラム - Google Patents

編集装置、編集取消方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 編集取消による複数ユーザ間の干渉を低減する。
【解決手段】 入力元識別部102および操作取得部103が、入力信号から入力元、編集対象および編集指示内容を特定し、編集指示内容が編集であるとき、編集実行部105が、編集対象に対して編集指示内容に従って編集を行う。そして、編集履歴管理部104が、入力元、編集対象および編集指示内容、並びに編集の前後における編集対象の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する。一方、編集指示内容が、取消対象を指定した編集取消であるとき、編集取消部106が、保存された編集履歴の中から、入力信号から特定された編集対象に対する最新の編集履歴を抽出し、この最新の編集履歴が取消対象に対応するならば、取消対象の編集を取り消す。
【選択図】 図2

Description

本発明は、編集装置、編集取消方法、及びプログラムに関し、特に、複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置、該編集装置に適用される編集取消方法、及び該編集取消方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
例えば会議システムや共有アプリケーションなどの、複数ユーザによって利用されるシステムでは、複数のユーザによって編集や編集取消が行われるため、ユーザごとに編集取消が可能な編集履歴管理が必要である。
従来、編集履歴の管理には時系列順に編集を保存する方法があった(例えば特許文献1参照)。この方法では、編集取消時に時系列をさかのぼるように逆編集を行うことで編集の取消が行われる。これには、単に編集を一つずつ取り消す方法と、指定した時刻の編集まで一度にさかのぼる方法とがあった。
また、指定範囲内の編集対象に対して編集を取り消す方法があった(例えば特許文献2参照)。この方法では、編集対象に対する編集が順番に取り消される。
特開2001−109550号公報 特開平7−65186号公報
しかしながら、上記従来の各方法では、編集を行ったユーザを特定しないため、編集履歴内に複数ユーザの編集が混在し、編集取消の際に特定のユーザが行った編集のみを、該編集の後に、他のユーザによって行われた編集に影響を与えずに取り消すことができなかった。
また、単純にユーザごとに編集履歴を保存し編集の取り消す方法が考えられるが、この方法でも一つの編集対象に着目すると、複数ユーザの編集履歴が混在しているため前述と同様の問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、編集取消による複数ユーザ間の干渉を低減した編集装置、編集取消方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置において、入力信号の入力元を特定する第1の特定手段と、前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定手段と、前記第2の特定手段によって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定手段によって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集手段と、前記第1の特定手段によって特定された入力元、前記第2の特定手段によって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集手段によって行われた編集の前後における前記編集対象の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存手段と、前記第2の特定手段によって特定された編集指示内容が、取消対象を指定した編集取消であるとき、前記保存手段によって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定手段によって特定された編集対象に対する最新の編集履歴を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された最新の編集履歴が前記指定された取消対象に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消手段とを有することを特徴とする編集装置が提供される。
また、請求項3記載の発明によれば、複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置において、入力信号の入力元を特定する第1の特定手段と、前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定手段と、前記第2の特定手段によって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定手段によって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集手段と、前記第1の特定手段によって特定された入力元、前記第2の特定手段によって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集手段によって行われた編集の前後における前記編集対象の属性情報の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存手段と、前記第2の特定手段によって特定された編集指示内容が、取消対象の属性情報を指定した編集取消であるとき、前記保存手段によって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定手段によって特定された編集対象に対する編集履歴のうち最新の状態をもつ各属性情報に係る編集履歴を抽出する抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された編集履歴が前記指定された取消対象の属性情報に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消手段とを有することを特徴とする編集装置が提供される。
また、請求項5記載の発明によれば、複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置に適用される編集取消方法において、入力信号の入力元を特定する第1の特定ステップと、前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定ステップと、前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集ステップと、前記第1の特定ステップによって特定された入力元、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集ステップによって行われた編集の前後における前記編集対象の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存ステップと、前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が、取消対象を指定した編集取消であるとき、前記保存ステップによって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対する最新の編集履歴を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップによって抽出された最新の編集履歴が前記指定された取消対象に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消ステップとを有することを特徴とする編集取消方法が提供される。
また、請求項6記載の発明によれば、複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置に適用される編集取消方法において、入力信号の入力元を特定する第1の特定ステップと、前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定ステップ段と、前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集ステップと、前記第1の特定ステップによって特定された入力元、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集ステップによって行われた編集の前後における前記編集対象の属性情報の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存ステップと、前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が、取消対象の属性情報を指定した編集取消であるとき、前記保存ステップによって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対する編集履歴のうち最新の状態をもつ各属性情報に係る編集履歴を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップによって抽出された編集履歴が前記指定された取消対象の属性情報に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消ステップとを有することを特徴とする編集取消方法が提供される。さらに、上記編集取消方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、入力信号から入力元、編集対象および編集指示内容を特定し、編集指示内容が編集であるとき、編集対象に対して編集指示内容に従って編集を行う。そして、入力元、編集対象および編集指示内容、並びに編集の前後における編集対象の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する。一方、編集指示内容が、取消対象を指定した編集取消であるとき、保存された編集履歴の中から、入力信号から特定された編集対象に対する最新の編集履歴を抽出し、この最新の編集履歴が取消対象に対応するならば、取消対象の編集を取り消す。
これにより、複数の入力元が編集を行うことにより発生する編集履歴の混在をなくし、編集取消によって発生するユーザ間の干渉を低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明に係る第1の実施の形態における、複数ユーザで利用されるシステムの構成を示すブロック図である。
表示装置1、情報処理装置2、入力装置3がシステムのホストであり、情報処理装置4〜6、入力装置7〜9がシステムのクライアントである。なお本構成は、クライアントからホストのアプリケーションを利用することを想定したものであるが、ホストのみであっても、ユーザごとに異なる入力装置を用いたり、識別情報を付加して編集を行ったりすることで、本発明を実施可能である。
図2は、情報処理装置2の機能構成を示すブロック図である。なお情報処理装置2は、例えば中央演算装置(CPU)、CPUが実行するプログラムを記憶するROM(Read Only Memory)、CPUが演算に使用するRAM(Random Access Memory)、入出力装置等から構成される。
図2において、101は入力部、102は入力元識別部、103は操作取得部、104は編集履歴管理部、105は編集実行部、106は編集取消部であり、これらの機能が情報処理装置2に実装される。
入力部101は、ユーザからの入力操作を受け付ける。入力元識別部102では、入力部101で受け付けた入力操作が行われた入力装置又はユーザごとに割り振られた識別情報に基づいて、入力元を特定する。操作取得部103では、入力部101で受け付けた入力操作から、編集対象と、編集指示内容(移動、サイズ変更、色変更など)とを特定する。編集履歴管理部104では、特定された入力元と編集対象と編集指示内容とを時系列順に保存する。具体的には、入力元ごとに、編集対象に割り振られた識別情報(対象ID)と、編集対象ごとに編集指示の時系列に沿って昇順に付与された識別番号(操作ID、編集対象が新規に作成されたとき「0」に設定)と、編集指示種別と、編集前後のプロパティの値(状態)とを保存する。なお、編集前後のプロパティの値(状態)を保存することによって、編集取消を行う際に編集対象を編集前の状態に戻すことができる。
編集実行部105では、編集対象に対して編集指示内容に沿った処理を実行する。編集取消部106は、入力部101で受け付けた入力操作から、入力元と、編集履歴から取消を行う編集指示内容と、編集対象と、操作IDとを取得し、編集取消を行う。
図3は、情報処理装置2で実行される編集処理の手順を示すフローチャートである。
ステップS101において、入力部101が入力操作を受け付けるまで待機する。入力待機中に終了命令があった場合には、本編集処理を終了する。入力部101が入力操作を受け付けると、ステップS102に進んで、入力元識別部102が、入力部101で受け付けた入力操作に基づき、入力元を特定する。次のステップS103では、入力部101で受け付けた入力操作の内容が編集(移動、サイズ変更、色変更など)指示であるか否かをチェックし、編集であればステップS104へ進み、編集でなければステップS107に進む。
ステップS104では、操作取得部103が、入力部101で受け付けた入力操作の内容(編集指示内容)を取得し、編集対象の対象IDと編集操作の操作IDとを特定する。ステップS105では、編集履歴管理部104が、ステップS104で特定した対象IDと操作IDとを、さらには操作IDが対応する編集指示内容に応じた編集前後のプロパティの値(状態)を、ステップS102で特定した入力元ごとに保存する。この編集履歴管理部104による保存については、図7を参照して詳しく後述する。
ステップS106では、編集実行部105が、ステップS104で特定した操作IDが対応する編集指示内容に応じて編集を実行する。
ステップS107では、入力部101で受け付けた入力操作の内容が編集取消であるか否かをチェックし、編集取消でなければステップS101の入力操作の待機状態に戻る。一方、編集取消であった場合には、ステップS108へ進んで、編集取消部106が、編集履歴管理部104が保存した編集履歴の中から、入力部101で受け付けた入力操作で指示される編集対象に対する最後(最新)の編集履歴を取得する。
ステップS109では、編集取消部106によって取得された最後の編集履歴に含まれる操作IDと、入力部101で受け付けた入力操作(編集取消)によって指定されている操作IDとが同じであるか否かをチェックする。
このチェックの結果、同じであった場合にはステップS110に進んで、編集取消部106が、ステップS108で取得した最後の編集履歴に基づいて、指定されている編集の前状態に戻す編集取消(逆編集)を実行する。ステップS109でのチェックの結果、同じでなかった場合には、ステップS111に進んで、ユーザに「次の編集取消処理を行うか」を確認するメッセージボックスを表示する。その結果、ユーザがメッセージボックスの「YES」ボタンを押せば、ステップS108へ戻り、「NO」ボタンを押せば、本編集処理を終了する。
図4は、複数の入力元(A,B,C)からの編集要求に応じて編集対象(オブジェクト)において行われる編集を時系列に沿って示す図である。
図中、入力元は入力(A,B,C)201〜203であり、編集対象は描画オブジェクト(1,2)204,205であり、縦方向が時間軸である。入力元(A,B,C)201〜203はそれぞれ異なる入力装置又は識別情報によって情報処理装置2に入力を行う。編集は、例えば、拡大、移動、消去、色変更(青、赤、白)、文字挿入などがあり、図4ではブロックで示す。編集ブロック内のハイフンで結ばれた数字は、左側が対象IDを、右側が操作IDを示す。
例えば、入力元(A)201が拡大の編集(対象ID:1、操作ID:1)206を指示すると、対象ID1に対応する編集対象である描画オブジェクト(1)204に対して、該拡大の編集(対象ID:1、操作ID:1)206が実行されることを示す。同様に、例えば、入力元(B)202が色変更の編集(対象ID:2、操作ID:1)208を指示すると、対象ID2に対応する編集対象である描画オブジェクト(2)205に対して、該色(青)変更の編集(対象ID:2、操作ID:1)208が実行され、描画オブジェクト(2)205の色が白(初期値)から青に変更されることを示す。
図5は、表示画面上の描画オブジェクトに対して、図4に示す各編集を適用した状態を示す図である。
303(A)〜309(G)は、時系列に沿って並べられた画面であり、図4に示す編集206から編集211までの実行に伴い、画面304から画面309まで変化する。すなわち、拡大の編集206の実行によって、画面304(B)のように、四角形の描画オブジェクト(1)204が拡大される。次に、移動の編集207の実行によって、画面305(C)のように、四角形の描画オブジェクト(1)204が移動される。次に、色(青)変更の編集208の実行によって、画面306(D)のように、円形の描画オブジェクト(2)205の色が白色から青色に変更される。次に、色(赤)変更の編集209の実行によって、画面307(E)のように、円形の描画オブジェクト(2)205の色が赤色に変更される。次に、文字(A)挿入の編集210の実行によって、画面308(F)のように、円形の描画オブジェクト(2)205に文字Aが挿入される。次に、消去の編集211の実行によって、画面309(G)のように、四角形の描画オブジェクト(1)204が消去される。
図6は、描画オブジェクトのプロパティの一部を示す図である。この図は、四角形や円形などの図形の描画オブジェクトのプロパティの一部を示す図である。
描画オブジェクトの種別に応じてプロパティは異なる。なお、図6では図示されないが、プロパティには操作IDが含まれる。操作IDは、初期値を0に設定され、当該描画オブジェクトに対して編集が行われる度に1だけカウントアップし、編集取消が行われる度に1だけカウントダウンする値である。
図7は、編集履歴管理部104によって保存管理される編集履歴の一例を示す図である。
編集履歴は入力元毎に保存され、編集が行われるたびに最下行に追加される。
ID欄には入力元毎の編集履歴識別番号が記載され、対象ID欄には編集対象(描画オブジェクト)を表す対象IDが記載され、操作ID欄には、編集対象(描画オブジェクト)において設定されている上記の操作IDが記載され、種別欄には編集種別が記載され、変更項目欄には、編集によって変更されるプロパティの項目と、編集前後のプロパティの値(状態)とが記載される。
なお、図7(C)に示す入力元Cの編集履歴において、変更項目欄には、描画オブジェクト205の全てのプロパティの編集前の値(状態)が記載されるべきであるが、図7では記載を省略している。
なおまた、図7では、入力元ごとにテーブルを分けたが、入力元にIDを割り振り、1つのテーブルとすることも可能である。
ところで、図3に示すステップS108では、編集取消部106が、編集履歴管理部104が保存した編集履歴の中から、入力部101で受け付けた入力操作で指示される編集対象に対する最後の編集履歴を取得する。すなわち例えば、図4に示す描画オブジェクト205が編集(取消)対象であれば、最後の編集210の編集履歴を取得する。
そして、図3のステップS109では、最後の編集210の編集履歴に含まれる操作ID3と、入力部101で受け付けた入力操作(編集取消)によって指定されている操作IDとが同じであるか否かをチェックする。このチェックの結果、同じであった場合にはステップS110に進んで、編集取消部106が、最後の編集履歴(図7(B)に示す最下行の編集履歴ID3(対象ID2、操作ID3))に基づいて、編集前の「テキストなし」の状態に戻す。
以上のようにして、編集対象(描画オブジェクト)に対して行われた最後の編集に対して取消を行なうことができる。
図8は、図4に示す描画オブジェクト204,205に対して行われた一連の編集に対して編集取消を行う場合を示す図である。
上述のように、第1の実施の形態では、最後の編集を描画オブジェクトごとに設定するので、描画オブジェクト204に対して行われた最後の編集である編集211および描画オブジェクト205に対して行われた最後の編集である編集210のみが、編集取消可能となっている。なお、編集210が取り消されると描画オブジェクト205における最後の編集は編集209となり、編集209の取消が可能になる。このように、描画オブジェクトに対する最後の編集に対して順番に1つずつ取消を行うことで、段階的に過去の状態にさかのぼることができる。
このように、描画オブジェクトごとの最後の編集のみが取消可能とすることで、例えば入力元A201が行った色変更の編集209を飛ばして入力元B202が行った色変更の編集208を取り消すなどに見られるユーザ間の直接的な干渉や、入力元A201が行った色変更の編集209を取り消す為に入力元B202が行った文字挿入の編集210が取り消されるユーザ間の間接的な干渉を防止することができる。
なお、同一入力元が連続して編集を行っている場合には、過去のある時点を指定して編集取消指示が行われたとき、該時点以降の編集をすべて取り消すようにしてもよい。また、消去の編集211に関しては、編集ではなく描画オブジェクト204の非表示化と考えて、消去の編集211を最後の編集とはみなさず、1つ前の編集207を取消可能とするようにしてもよい。
〔第2の実施の形態〕
次に本発明の第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態の構成は、基本的に第1の実施の形態の構成と同じであるので、第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態の構成を流用する。
第1の実施の形態では、描画オブジェクトごとの最後の編集のみを取消可能とするが、第2の実施の形態では、描画オブジェクトのプロパティごとの最後の編集のみを取消可能とする。これを、図9を参照して説明する。
図9は、第2の実施の形態において、図4に示す描画オブジェクト204,205に対して行われた一連の編集に対して編集取消を行う場合を示す図である。
第2の実施の形態では、描画オブジェクトのプロパティごとに最後の編集を設定する。すなわち、移動、色変更、文字挿入、消去などプロパティは、相互に干渉しない性質をもつので、例えば、色変更の編集が行われた後に、文字挿入の編集が行われている場合に、文字挿入の編集を取り消さずに、色変更の編集を取り消しても問題がない。
そこで、図9に示す例においては、描画オブジェクト204では、移動の編集207と消去の編集211とを最後の編集として設定し、これらは編集取消が可能とする。また、描画オブジェクト205では、色変更の編集209と文字挿入の編集210とを最後の編集として設定し、これらは編集取消が可能とする。
なお、拡大の編集206のプロパティは、図7(A)に示すように、大きさと位置とを含み、一方、移動の編集207のプロパティは位置であるので、拡大の編集206のプロパティのうち大きさだけが編集取消可能となる。
したがって、第2の実施の形態では、入力部101で受け付けた入力操作が、取消対象のプロパティを指定した編集取消であるとき、編集履歴管理部104が保存した編集履歴の中から、入力部101で受け付けた入力操作が指定する編集対象に対する編集履歴のうち最新の値(状態)をもつ各プロパティに係る編集履歴を抽出し、この抽出された編集履歴が、上記の指定された取消対象のプロパティに対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す。
このようにすることにより、第2の実施の形態では、入力元Aが行った色変更の編集209を飛ばして、入力元Bが行った色変更の編集208を取り消すなどのユーザ間の直接的な干渉を防ぎつつ、直接的な干渉を起こさない編集の取消が可能となる。
なお、第2の実施の形態でも、同一入力元が連続して編集を行っている場合には、過去のある時点を指定して編集取消指示が行われたとき、該時点以降の編集をすべて取り消すようにしてもよい。また、消去の編集211に関しては、編集ではなく描画オブジェクト204の非表示化と考えて、消去の編集211を最後の編集とはみなさず、1つ前の編集207を取消可能とするようにしてもよい。
〔他の実施の形態〕
なお、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体およびプログラムは本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明に係る第1の実施の形態における、複数ユーザで利用されるシステムの構成を示すブロック図である。 情報処理装置の機能構成を示すブロック図である。 情報処理装置2で実行される編集処理の手順を示すフローチャートである。 複数の入力元(A,B,C)からの編集要求に応じて編集対象(オブジェクト)において行われる編集を時系列に沿って示す図である。 表示画面上の描画オブジェクトに対して、図4に示す各編集を適用した状態を示す図である。 描画オブジェクトのプロパティの一部を示す図である。 編集履歴管理部によって保存管理される編集履歴の一例を示す図である。 図4に示す描画オブジェクトに対して行われた一連の編集に対して編集取消を行う場合を示す図である。 第2の実施の形態において、図4に示す描画オブジェクトに対して行われた一連の編集に対して編集取消を行う場合を示す図である。
符号の説明
1 表示装置
2 情報処理装置(編集装置)
3 入力装置
101 入力部
102 入力元識別部(第1の特定手段)
103 操作取得部(第2の特定手段)
104 編集履歴管理部(保存手段)
105 編集実行部(編集手段)
106 編集取消部(抽出手段、編集取消手段)

Claims (8)

  1. 複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置において、
    入力信号の入力元を特定する第1の特定手段と、
    前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定手段と、
    前記第2の特定手段によって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定手段によって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集手段と、
    前記第1の特定手段によって特定された入力元、前記第2の特定手段によって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集手段によって行われた編集の前後における前記編集対象の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存手段と、
    前記第2の特定手段によって特定された編集指示内容が、取消対象を指定した編集取消であるとき、前記保存手段によって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定手段によって特定された編集対象に対する最新の編集履歴を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された最新の編集履歴が前記指定された取消対象に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消手段と
    を有することを特徴とする編集装置。
  2. 前記編集対象は描画オブジェクトであることを特徴とする請求項1記載の編集装置。
  3. 複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置において、
    入力信号の入力元を特定する第1の特定手段と、
    前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定手段と、
    前記第2の特定手段によって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定手段によって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集手段と、
    前記第1の特定手段によって特定された入力元、前記第2の特定手段によって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集手段によって行われた編集の前後における前記編集対象の属性情報の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存手段と、
    前記第2の特定手段によって特定された編集指示内容が、取消対象の属性情報を指定した編集取消であるとき、前記保存手段によって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定手段によって特定された編集対象に対する編集履歴のうち最新の状態をもつ各属性情報に係る編集履歴を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段によって抽出された編集履歴が前記指定された取消対象の属性情報に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消手段と
    を有することを特徴とする編集装置。
  4. 前記編集対象は描画オブジェクトであり、前記属性情報は描画オブジェクトのプロパティであることを特徴とする請求項3記載の編集装置。
  5. 複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置に適用される編集取消方法において、
    入力信号の入力元を特定する第1の特定ステップと、
    前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定ステップと、
    前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集ステップと、
    前記第1の特定ステップによって特定された入力元、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集ステップによって行われた編集の前後における前記編集対象の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存ステップと、
    前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が、取消対象を指定した編集取消であるとき、前記保存ステップによって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対する最新の編集履歴を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された最新の編集履歴が前記指定された取消対象に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消ステップと
    を有することを特徴とする編集取消方法。
  6. 複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置に適用される編集取消方法において、
    入力信号の入力元を特定する第1の特定ステップと、
    前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定ステップ段と、
    前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集ステップと、
    前記第1の特定ステップによって特定された入力元、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集ステップによって行われた編集の前後における前記編集対象の属性情報の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存ステップと、
    前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が、取消対象の属性情報を指定した編集取消であるとき、前記保存ステップによって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対する編集履歴のうち最新の状態をもつ各属性情報に係る編集履歴を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された編集履歴が前記指定された取消対象の属性情報に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消ステップと
    を有することを特徴とする編集取消方法。
  7. 複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置に適用される編集取消方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    入力信号の入力元を特定する第1の特定ステップと、
    前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定ステップと、
    前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集ステップと、
    前記第1の特定ステップによって特定された入力元、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集ステップによって行われた編集の前後における前記編集対象の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存ステップと、
    前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が、取消対象を指定した編集取消であるとき、前記保存ステップによって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対する最新の編集履歴を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された最新の編集履歴が前記指定された取消対象に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
  8. 複数の入力元からの入力信号に応じて複数の編集対象の編集が可能な編集装置に適用される編集取消方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    入力信号の入力元を特定する第1の特定ステップと、
    前記入力信号が指示する編集対象および該編集対象に対する編集指示内容を特定する第2の特定ステップ段と、
    前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が編集であるとき、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対して該編集指示内容に従って編集を行う編集ステップと、
    前記第1の特定ステップによって特定された入力元、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象および編集指示内容、並びに前記編集ステップによって行われた編集の前後における前記編集対象の属性情報の状態を、時系列に沿った編集履歴として保存する保存ステップと、
    前記第2の特定ステップによって特定された編集指示内容が、取消対象の属性情報を指定した編集取消であるとき、前記保存ステップによって保存された編集履歴の中から、前記第2の特定ステップによって特定された編集対象に対する編集履歴のうち最新の状態をもつ各属性情報に係る編集履歴を抽出する抽出ステップと、
    前記抽出ステップによって抽出された編集履歴が前記指定された取消対象の属性情報に対応するならば、該指定された取消対象の編集を取り消す編集取消ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
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