JP2005164901A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、感光体のトナー付着濃度を検出するPセンサのオフ時の点灯を防止して、感光体の劣化を抑制する画像形成装置に関する。
【解決手段】画像形成装置は、Pセンサ11の発光部16から感光体の所定箇所に照射光を照射してその反射光を受光する受光部17の出力に基づいて感光体の現像剤付着濃度を検出するが、このとき、PWM生成部12がPWMで生成してフィルタ回路13でフィルタ処理した電圧を、電圧電流変換回路14で電流変換して、Pセンサ11の発光部16に供給し、電圧電流変換回路14の入力オフセットによる微電流の出力を微電流出力防止回路18で防止する。したがって、電圧電流変換回路14の入力オフセットによる微電流が発光部16に流れて発光部16が微発光し、感光体2が劣化するのを防止できる。
【選択図】 図2
【解決手段】画像形成装置は、Pセンサ11の発光部16から感光体の所定箇所に照射光を照射してその反射光を受光する受光部17の出力に基づいて感光体の現像剤付着濃度を検出するが、このとき、PWM生成部12がPWMで生成してフィルタ回路13でフィルタ処理した電圧を、電圧電流変換回路14で電流変換して、Pセンサ11の発光部16に供給し、電圧電流変換回路14の入力オフセットによる微電流の出力を微電流出力防止回路18で防止する。したがって、電圧電流変換回路14の入力オフセットによる微電流が発光部16に流れて発光部16が微発光し、感光体2が劣化するのを防止できる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、画像形成装置に関し、詳細には、感光体のトナー付着濃度を検出するPセンサのオフ時の点灯を防止して、感光体の劣化を抑制する画像形成装置に関する。
複写装置、ファクシミリ装置、プリンタ等の画像形成装置としては、潜像担持体としての感光体を帯電器により均一に帯電させ、露光部に画像データに基づいて変調されたレーザビームを感光体に照射して静電潜像を形成し、この静電潜像を現像器により現像して、転写部で転写紙等の用紙に転写して画像形成する、いわゆる電子写真方式の画像形成装置が多く用いられている。
この電子写真方式の画像形成装置における潜像担持体表面には、一般的に帯電ローラ、転写ローラ、現像剤、現像入り口シールやクリーニングブレード、クリーニングブラシなどが接触するように設けられており、潜像担持体の回転によってその表面が徐々に磨耗する。
また、近年、多くの二成分現像方式を用いた画像形成装置においては、潜像担持体上の非画像領域にトナー付着パターンを形成し、このトナー付着パターンの濃度を光反射型フォトセンサ(以下、Pセンサという。)によって検出し、このPセンサの検出結果に応じてトナー補給装置から現像器へのトナー補給量を制御するトナー濃度制御方式が一般に利用されている。
そして、従来、感光体のトナー付着量を検出するPセンサを備えた画像形成装置としては、感光ドラムへのトナー付着濃度を一定に保つために、感光ドラムの非画像部に対する受光手段の出力電圧値が所定の出力電圧値になるように、予め発光手段の電流値を調整しておき、その状態においてトナー付着パターン部に対する受光手段の出力電圧値に基づいてトナー濃度を検知する画像形成装置が提案されており、また、この画像形成装置では、発光手段の電流値を調整するために、PWM(Pulse Wide mosulation:パルス幅変調)を利用した電圧電流変換回路を使用している(特許文献1参照)。
すなわち、PWMの電圧電流変換回路では、図4に示すように、Pセンサの発光部101に対してエミッタ接地のトランジスタ102が直列に接続され、当該トランジスタ102のエミッタに接続された抵抗103で形成された電圧V2が、トランジスタ102のベースに接続されたオペアンプ104の反転入力に入力されている。そして、オペアンプ104の非反転入力には、PWM生成部105で生成されたPWMをフィルタ回路106でフィルタ処理した入力電圧V1が入力され、オペアンプ104は、反転入力の入力電圧V2が非反転入力の入力電圧V1と同電位になるように調整する。
このとき、抵抗103に流れる電流Iは、反転入力の電圧V2から、I=V2/Rで求められ、V1=V2であるので、発光部101に流れる電流は、約、I=V1/Rで求めることができる。そして、電圧電流変換比は、抵抗103によって決定され、電圧V1は、PWM値に比例して得られる。
したがって、発光部101に流れる電流とPWM値は、比例関係にあり、電圧電流変換比は、抵抗103に依存する。
しかしながら、上記公報記載の従来技術にあっては、PWM制御で出力電流を調整して発光手段の電流値を調整しているため、感光体の劣化を防止する上で、改良の必要があった。
すなわち、Pセンサの発光手段をオフする場合、PWM値を0%に設定することで、Pセンサの発光手段に電流が流れないように制御するが、電圧電流変換回路の入力オフセット誤差によりPWM値を0%に設定しても発光手段に微電流が流れて微発光し、感光体を劣化させる恐れがあった。
例えば、図4の場合、発光部101に流れる電流をオフするには、PWM値を0%にして、オペアンプ104の非反転入力の入力電圧V1を0[V]にすることで、I=V1/R=0[A]とする必要があるが、PWM生成部105の特性上、PWM値を0%としても、V1に微小電圧がオペアンプ104の入力オフセット電圧として残ってしまうおそれがあり、この入力オフセット電圧によってPセンサの発光部101に微少電流が流れて発光してしまい、感光体を劣化させるおそれがあった。
そこで、請求項1記載の発明は、一様に帯電された後、画像データに基づいて変調された書込光が照射されて静電潜像の形成された感光体に、現像剤を付与し現像剤像を形成して画像形成するとともに、Pセンサの発光素子から当該感光体の所定箇所に照射光を照射してその反射光を受光手段で受光して当該受光手段の出力に基づいて当該感光体の現像剤付着濃度を検出するに際して、電圧生成回路がPWMで生成する電圧を、電圧電流変換回路で電流変換して、Pセンサの発光手段に供給し、当該電圧電流変換回路の入力オフセットによる微電流の出力を微電流出力防止回路で防止することにより、電圧電流変換回路の入力オフセットによる微電流が発光手段に出力されるのを防止し、発光手段が微発光して感光体が劣化するのを防止する画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項2記載の発明は、電圧電流変換回路が、電圧生成回路の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗を備え、微電流出力防止回路が、電圧電流変換回路の電圧電流変換比を調整する抵抗に直列に挿入されたダイオードを備えることにより、簡単な回路構成で、電圧電流変換回路の入力オフセットによる微電流が発光手段に出力されるのを防止し、発光手段が微発光して感光体が劣化するのを安価に防止する画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項3記載の発明は、電圧電流変換回路が、電圧生成回路の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗を備え、微電流出力防止回路が、電圧電流変換回路の電圧電流変換比を調整する抵抗にオフセット電流を流すプルアップ抵抗を備えることにより、より簡単で部品点数の少ない回路で発光手段への微電流の出力を防止するとともに、オフセット電流を削減し、より一層安価かつ低消費電力で、発光手段が微発光して感光体が劣化するのを防止する画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明の画像形成装置は、一様に帯電された後、画像データに基づいて変調された書込光が照射されて静電潜像の形成された感光体に、現像剤を付与し現像剤像を形成して画像形成するとともに、発光素子から当該感光体の所定箇所に照射光を照射してその反射光を受光手段で受光して当該受光手段の出力に基づいて当該感光体の現像剤付着濃度を検出するPセンサを備えた画像形成装置において、PWMで任意の電圧を生成する電圧生成回路と、当該電圧生成回路の生成する電圧を前記Pセンサの前記発光手段に供給する電流に変換する電圧電流変換回路と、当該電圧電流変換回路の入力オフセットによる微電流の出力を防止する微電流出力防止回路と、を備えたことにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記電圧電流変換回路は、前記電圧生成回路の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗を備え、前記微電流出力防止回路は、前記電圧電流変換回路の電圧電流変換比を調整する前記抵抗に直列に挿入されたダイオードを備えているものであってもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記電圧電流変換回路は、前記電圧生成回路の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗を備え、前記微電流出力防止回路は、前記電圧電流変換回路の電圧電流変換比を調整する前記抵抗にオフセット電流を流すプルアップ抵抗を備えているものであってもよい。
請求項1記載の発明の画像形成装置によれば、一様に帯電された後、画像データに基づいて変調された書込光が照射されて静電潜像の形成された感光体に、現像剤を付与し現像剤像を形成して画像形成するとともに、Pセンサの発光素子から当該感光体の所定箇所に照射光を照射してその反射光を受光手段で受光して当該受光手段の出力に基づいて当該感光体の現像剤付着濃度を検出するに際して、電圧生成回路がPWMで生成する電圧を、電圧電流変換回路で電流変換して、Pセンサの発光手段に供給し、当該電圧電流変換回路の入力オフセットによる微電流の出力を微電流出力防止回路で防止するので、電圧電流変換回路の入力オフセットによる微電流が発光手段に出力されるのを防止することができ、発光手段が微発光して感光体が劣化するのを防止することができる。
請求項2記載の発明の画像形成装置によれば、電圧電流変換回路が、電圧生成回路の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗を備え、微電流出力防止回路が、電圧電流変換回路の電圧電流変換比を調整する抵抗に直列に挿入されたダイオードを備えるので、簡単な回路構成で、電圧電流変換回路の入力オフセットによる微電流が発光手段に出力されるのを防止することができ、発光手段が微発光して感光体が劣化するのを安価に防止することができる。
請求項3記載の発明の画像形成装置によれば、電圧電流変換回路が、電圧生成回路の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗を備え、微電流出力防止回路が、電圧電流変換回路の電圧電流変換比を調整する抵抗にオフセット電流を流すプルアップ抵抗を備えているので、より簡単で部品点数の少ない回路で発光手段への微電流の出力を防止することができるとともに、オフセット電流を削減することができ、より一層安価かつ低消費電力で、発光手段が微発光して感光体が劣化するのを防止することができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1及び図2は、本発明の画像形成装置の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像形成装置の第1実施例を適用した画像形成装置1のPセンサ部10の要部ブロック構成図である。
図1において、画像形成装置1は、感光体2上に形成するトナー像の画像濃度を調整する濃度調整部であるPセンサ部10の反射型フォトセンサ(以下、Pセンサという)11が、画像形成装置1の現像部よりも感光体2の回転方向下流側に設けられている。
Pセンサ11により、画像形成中のトナー濃度を制御する際に、感光体2に形成された基準画像の光学濃度を検出し、画像形成装置1は、Pセンサ11の検出結果に基づいて、所定の濃度に近づけるように、必要な量のトナーをトナーホッパから現像部に補給させる。
Pセンサ部10は、Pセンサ11、PWM発生部12、フィルタ回路13、電圧電流変換回路14及びA/D変換部15等を備えており、Pセンサ11は、発光部16と受光部17を備えている。発光部(発光手段)16としては、LED(Light Emitting Diode)等が用いられ、受光部(受光手段)17としては、フォトトランジスタ等が用いられている。
Pセンサ11は、その発光部16から照射光を感光体2上の所定の位置に照射し、感光体2からの当該照射光の反射光量を受光部17で検出して、直流電圧としてA/D変換部15に出力する。ここで、上記反射光量は、感光体2上の所定位置でのトナー付着量によって変化し、Pセンサ11からの出力電圧値が、この感光体2上の所定位置におけるトナー付着量によって変化することで、感光体2の所定位置におけるトナー付着量を検出することができる。
PWM生成部12は、画像形成装置1の図示しない制御部からの制御信号の大きさ(以下、PWM値)に基づいてPWMを生成してフィルタ回路13に出力し、フィルタ回路13は、PWM生成部12からのPWMを平滑積分化して、積分化した電圧を電圧電流変換回路14に出力する。したがって、PWM生成部12及びフィルタ回路13は、全体として、PWMで任意の電圧を生成する電圧生成回路として機能している。
電圧電流変換回路14は、フィルタ回路13から入力される積分化された電圧を電流に変換して、Pセンサ11の発光部16に駆動電流として出力する。
Pセンサ11の発光部16は、駆動電流の電流値に応じた発光量で発光して、感光体2の所定位置に照射光を照射し、Pセンサ11の受光部17は、この照射光の感光体2での反射光を受光して、直流電圧を検出電圧としてA/D変換部15に出力する。
A/D変換部15は、直流電圧の検出電圧をデジタル変換して、画像形成装置1の図示しない制御部に出力し、画像形成装置1の制御部は、このデジタル変換された検出電圧に基づいて、画像形成中のトナー濃度を制御する際に、所定の濃度に近づけるように、必要な量のトナーをトナーホッパから現像部に補給させる。
そして、Pセンサ部10の電圧電流変換回路14は、図2に示すように、微電流出力防止回路18を内蔵しており、オペアンプOP、トランジスタTr及び抵抗Rを備え、微電流出力防止回路18は、プルアップRp及びダイオードDを備えている。
トランジスタTrは、エミッタ接地の状態でPセンサ11の発光部16に直列に接続されており、トランジスタTrのエミッタには、電圧電流変換比を調整する抵抗Rと、抵抗Rに直列接続された微電流出力防止回路18のダイオードDとが接続されている。
微電流出力防止回路18のプルアップ抵抗Rpは、トランジスタTrのエミッタと抵抗Rとの間と所定の電源との間に接続されており、ダイオードDの順方向電圧Vfを一定以上の電圧に保証するための順方向電流を流す。
このトランジスタTrのエミッタは、オペアンプOPの反転入力に接続されており、オペアンプOPの反転入力には、トランジスタTrのエミッタに接続された抵抗R、ダイオードDで形成された電圧V2が入力される。オペアンプOPの非反転入力には、上記フィルタ回路13からの積分化された電圧が入力電圧V1として入力され、オペアンプOPは、反転入力の入力電圧V2が非反転入力の入力電圧V1と同電位になるように調整する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、そのPセンサ部10の電圧電流変換回路14が、Pセンサ11の発光部16に直列に接続されたトランジスタTrのエミッタに接続された電圧電流変換比を調整する抵抗Rに対して、直列に微電流出力防止回路18のダイオードDが接続されており、かつ、このダイオードDの順方向電圧Vfを一定以上の電圧に保証するための順方向電流を流す微電流出力防止回路18のプルアップ抵抗Rpが接続されている。
したがって、上記ダイオードDの順方向電圧をVf、抵抗Rの抵抗値をR、抵抗Rに流れる電流をIとすると、オペアンプOPの反転入力に入力される入力電圧V2は、V2=I・R+Vfとなる。
いま、順方向電圧Vfが、フィルタ回路13からの積分化された入力電圧V1よりも大きい(Vf>V1)と、V2=I・R+Vf>Vf>V1となる。
その結果、トランジスタTrが完全にオフして、Pセンサ11の発光部16に微小電流が流れることを防止することができ、感光体2が劣化することを防止することができる。
このように、本実施例の画像形成装置1は、一様に帯電された後、画像データに基づいて変調された書込光が照射されて静電潜像の形成された感光体2に、現像剤を付与し現像剤像(トナー画像)を形成して画像形成するとともに、Pセンサ11の発光部16から感光体2の所定箇所に照射光を照射してその反射光を受光部17で受光して受光部17の出力に基づいて感光体2の現像剤付着濃度8トナー付着濃度)を検出するに際して、PWM生成部12がPWMで生成してフィルタ回路13でフィルタ処理した電圧を、電圧電流変換回路14で電流変換して、Pセンサ11の発光部16に供給し、電圧電流変換回路14の入力オフセットによる微電流の出力を微電流出力防止回路18で防止している。
したがって、電圧電流変換回路14の入力オフセットによる微電流が発光部16に出力されるのを防止することができ、発光部16が微発光して感光体2が劣化するのを防止することができる。
また、本実施例の画像形成装置1は、電圧電流変換回路14が、PWM生成部12及びフィルタ回路13の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗Rを備え、微電流出力防止回路18が、電圧電流変換回路14の電圧電流変換比を調整する抵抗Rに直列に挿入されたダイオードDを備えている。
したがって、簡単な回路構成で、電圧電流変換回路14の入力オフセットによる微電流が発光部16に出力されるのを防止することができ、発光部16が微発光して感光体2が劣化するのを安価に防止することができる。
図3は、本発明の画像形成装置の第2実施例を適用した画像形成装置のPセンサ部20の要部ブロック構成図である。
なお、本実施例は、上記載1実施例の画像形成装置1及びPセンサ部10と同様の画像形成装置及びPセンサ部に適用したものであり、本実施例の説明においては、上記第1実施例の画像形成装置1及びPセンサ部10と同様の構成部分については、同一の符号を付して、その説明を省略し、また、図示しない部分についても、必要に応じて第1実施例で用いた符号をそのまま用いて説明する。
図3において、画像形成装置1のPセンサ部20は、上記第1実施例のPセンサ部10と同様のPWM発生部12、フィルタ回路13及び図示しないA/D変換部15等を備えているとともに、電圧電流変換回路21を備えてしる。電圧電流変換回路21は、微電流出力防止回路22を内蔵しており、上記第1実施例の電圧電流変換回路14と同様のオペアンプOP、トランジスタTr及び抵抗Rを備え、微電流出力防止回路22は、プルアップ抵抗Rpのみを備えていて、第1実施例のPセンサ部10の電圧電流変換回路14の備えていたダイオードDは、備えていない。
すなわち、本実施例の電圧電流変換回路21は、トランジスタTrが、エミッタ接地の状態でPセンサ11の発光部16に直列に接続されており、トランジスタTrのエミッタに、電圧電流変換比を調整する抵抗Rが接続されていて、微電流出力防止回路22のプルアップ抵抗Rpが、トランジスタTrのエミッタと抵抗Rとの間と所定の電源との間に接続されている。
このトランジスタTrのエミッタは、オペアンプOPの反転入力に接続されており、オペアンプOPの反転入力には、トランジスタTrのエミッタに接続された抵抗Rで形成された電圧V2が入力される。オペアンプOPの非反転入力には、上記フィルタ回路13からの積分化された電圧が入力電圧V1として入力され、オペアンプOPは、反転入力の入力電圧V2が非反転入力の入力電圧V1と同電位になるように調整する。
そして、この電圧電流変換回路21は、電圧電流変換比を調整する抵抗Rに直列に、微電流出力防止回路22のオフセット電流を流すためのプルアップ抵抗Rpが挿入されているため、V2>Ip・Rが保証される。
したがって、Ip・R>V1であれば、V2=I・R>Ip・R>V1となり、トランジスタTrが完全にオフして、Pセンサ11の発光部16に微小電流が流れることを防止することができ、感光体2が劣化することを防止することができる。
このように、本実施例の画像形成装置1は、電圧電流変換回路21が、PWM生成部12及びフィルタ回路13の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗Rを備え、微電流出力防止回路22が、電圧電流変換回路21の電圧電流変換比を調整する抵抗Rにオフセット電流を流すプルアップ抵抗Rpを備えている。
したがって、より簡単で部品点数の少ない回路で発光部16への微電流の出力を防止することができるとともに、オフセット電流を削減することができ、より一層安価かつ低消費電力で、発光部16が微発光して感光体が劣化するのを防止することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
感光体のトナー付着濃度を検出するPセンサのオフ時の発光を防止して、感光体の劣化を防止する画像形成装置に適用することができる。
1 画像形成装置
2 感光体
10 Pセンサ部
11 反射型フォトセンサ(Pセンサ)
12 PWM発生部
13 フィルタ回路
14 電圧電流変換回路
15 A/D変換部
16 発光部
17 受光部
20 Pセンサ部
21 電圧電流変換回路
OP オペアンプ
Tr トランジスタ
R 抵抗
Rp プルアップ
D ダイオード
2 感光体
10 Pセンサ部
11 反射型フォトセンサ(Pセンサ)
12 PWM発生部
13 フィルタ回路
14 電圧電流変換回路
15 A/D変換部
16 発光部
17 受光部
20 Pセンサ部
21 電圧電流変換回路
OP オペアンプ
Tr トランジスタ
R 抵抗
Rp プルアップ
D ダイオード
Claims (3)
- 一様に帯電された後、画像データに基づいて変調された書込光が照射されて静電潜像の形成された感光体に、現像剤を付与し現像剤像を形成して画像形成するとともに、発光素子から当該感光体の所定箇所に照射光を照射してその反射光を受光手段で受光して当該受光手段の出力に基づいて当該感光体の現像剤付着濃度を検出するPセンサを備えた画像形成装置において、PWMで任意の電圧を生成する電圧生成回路と、当該電圧生成回路の生成する電圧を前記Pセンサの前記発光手段に供給する電流に変換する電圧電流変換回路と、当該電圧電流変換回路の入力オフセットによる微電流の出力を防止する微電流出力防止回路と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
- 前記電圧電流変換回路は、前記電圧生成回路の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗を備え、前記微電流出力防止回路は、前記電圧電流変換回路の電圧電流変換比を調整する前記抵抗に直列に挿入されたダイオードを備えていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記電圧電流変換回路は、前記電圧生成回路の生成する電圧を抵抗値に応じた比率で電流変換する抵抗を備え、前記微電流出力防止回路は、前記電圧電流変換回路の電圧電流変換比を調整する前記抵抗にオフセット電流を流すプルアップ抵抗を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
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