JP2005163436A - 管継手及び該管継手を用いた量水器の接続装置 - Google Patents

管継手及び該管継手を用いた量水器の接続装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 配管方向に自在対応できる複数の角度規制穴を持つ管継手と、この管継手を用いて配管方向に自在対応でき、量水器設置場所の長さを一定に保ち、配管ずれを生じず量水器の再設置が容易な量水器の接続装置を提供する。
【解決手段】 管継手は外部に複数の角度規制穴21、内周にサポートリングを有すエルボ本体と、第1溝・第2溝、角度規制突起(突起ネジ22)を有す接続体部で構成され、エルボ本体を接続体部に嵌合する際は、サポートリングを第1溝に嵌合し、所定の角度規制穴21を角度規制突起と位置合せし、エルボ本体を接続体部に押し込んでサポートリングを第2溝に嵌合しながら角度規制穴を角度規制突起に係止させる。量水器の接続装置は連結パイプ4と1対の接続部1a、1bで構成され、接続部は連結部5a、5bと接続体部6a、6bで構成され、連結部は連結パイプで結合され、接続体部6aは管継手で構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、パイプシャフト内等の狭い配管スペース内で、配管部材を接続するための管継手及びこの管継手を用いた量水器の接続装置に関するものである。
従来、水道管の途中に接続する量水器は、定められた検定有効期限の経過によって取替える必要がある。そのため、量水器を所定の位置に固定するための接続装置を水道管の途中に接続し、この接続装置に量水器を着脱可能な状態で接続していた。
従来の接続装置としては、例えば、特許文献1に開示された量水器の接続装置が知られている。この接続装置は、接続機構部を有する一対の接続板部と、互いに対向する一対の接続板部を連結する複数の連結棒部を具備し、各接続機構部の外端に設けた水道管接続部に水道管を接続すると共に、各接続機構部の内端に設けた量水器接続部間に量水器を着脱可能に構成し、特に、一対の接続板部における下部間を水平方向に離間した一対の下連結棒部により連結し、且つ一方の下連結棒部の鉛直方向上方に位置する上部間を上連結棒部により連結したものであり、量水器の着脱作業を円滑かつ迅速に行うことができる。
しかし、このような従来の接続装置を用いるのは地下の量水器ボックスに収容する場合であり、近年増えている集合住宅等に設けられたパイプシャフトあるいはパイプスペース内に量水器を設置する際には、上水配管以外にもガス配管、電設配管など様々な配管が設置されているので、その限られたスペース内では、適用し難く、上水用配管に直接量水器を接続している。
このように、上水配管に直接量水器を接続して実際に使用した例は、図13に示されている。建造物10内に配管された水道管103は、分岐管102に分岐され、分岐管102には接続配管101aを介して量水器100が接続されている。量水器100は、接続配管101bを介して分岐管202に接続される。前の分岐管102には量水器100までの間に止水栓115が設けられている。量水器の接続には、接続配管101a、101bを用い、それぞれの接続配管101a、101bの各一端には分岐管102、202が接続され、他端には接続ナット105a、105bにより量水器100が取付けられている。また、量水器100が設置されている近傍の接続配管101a、101bには支持具104a、104bが設けられていて、量水器100が所定の位置に固定されるように維持されている。
尚、図13で示されている配管は、量水器正面から見て90度の縦配管接続であるが、建造物10内の配管接続には、量水器側面から見て右90度あるいは、左90度の横配管接続の状況もあり、新規に量水器を接続する際には、配管角度にも注意しなければならない。
特許第2903388号公報
しかし、このような上水用配管に直接量水器を接続し、交換のために再接続する場合には、上水用配管以外にもガス管、電設配管など様々な配管が設置されており、その限られたスペース内で作業するには困難な状態にある。
量水器を交換する際には、既設配管では種々の応力が掛かっており、既設配管から量水器を外すと、再設置する場所の配管が広がったりあるいは狭まったり、捩じれてしまうなど容易に再設置し難いという問題があった。さらに、量水器には方向性があり、量水器の両端は、上流側端部と下流側端部を有し、各端部をそれぞれ上流側及び下流側に正しく配置して取付けることは限られたスペース内での作業として困難であった。
出願人は、このような問題を解決するために、接続装置を構成する1対の接続部を連結パイプにより結合するとともに、前記1対の接続部の一方は接続部を構成する量水器接続部が量水器の一端を保持するホルダー及び前記ホルダーを進退させて前記量水器を固定する着脱ナットからなる量水器の接続装置を提案している(特願2002−258630)。また、この接続装置の連結パイプには量水器の逆付けを防止して固定する台座が設けられている。この提案は、このような構成により、地上に設置される量水器の設置場所の長さ(スパン)を一定に保つことができて再設置の際に配管ずれが生じず、その再設置を容易に行うことができると共に、連結パイプに取付けた台座は、量水器の逆付けを防止し、ホルダーの伸縮ソケット本体からの抜け出しを防止することができるものである。
このような連結パイプを用いた量水器の接続装置は、地上に設置される量水器の設置場所の長さ(スパン)を一定に保つことができて再設置の際に配管ずれが生じず、その再設置を容易に行うことができるという優れた作用効果を有するが、前出のとおり建造物10内の配管接続には、右横、左横あるいは縦配管と様々な配管があり、最初に量水器の接続装置を設置する際には、限られたスペース内で配管角度(方向)による配管の角度(方向)決め作業は困難であり、最初に量水器の接続装置を設置する際の配管角度(方向)決めを容易にできる量水器の接続装置がさらに期待されている。
本発明は、このような事情によりなされたものであり、地上に設置される量水器設置場所の長さ(スパン)を一定に保つことができて、量水器の再設置の際に、配管ずれを生じず、正確且つ、容易に再設置を行うことができると共に、最初に量水器の接続装置を設置する際の配管角度(方向)決めを容易にできる量水器の接続装置および量水器の接続装置に限らず配管部材を接続する際の配管角度(方向)決めを容易にできる管継手を提供するものである。
本発明は、このような課題を解決するために、一端に水道管接続部、他端に開口部を有し、前記他端の開口部は凸状継手接続部が嵌合される筒状であって、その内周面に保持されたサポートリング及び外部周辺部に一定の角度間隔をもって筒状と同心の円上を中心点とする複数の角度規制穴を有するエルボ本体と、一端に前記凸状継手接続部、他端に他部材接続部を有し、前記凸状継手接続部の一端側嵌合部は前記エルボ本体開口部に嵌合する円筒状であって、その外周面一端側に一端側溝壁が略垂直、他端側溝壁が傾斜で構成された第1溝及び他端側に両端溝壁が略垂直で構成された第2溝が設けられ、前記凸状継手接続部の他端側には、前記凸状継手接続部の同心円上に、前記角度規制穴に対向配置された角度規制突起を有する接続体とを具備してなることを特徴とする管継手を提供する。
この管継手は、エルボ本体を接続体部に嵌合する際に、エルボ本体に保持されたサポートリングを第1溝に嵌合保持して、複数の角度規制穴の内、希望するエルボ本体水道管接続部の角度になる角度規制穴を選択し、これを角度規制突起に合わせ、その後、エルボ本体開口部を更に深く押し込むことにより、サポートリングが第2溝に嵌合される。その結果、サポートリングが第2溝に嵌合されると共に、角度規制穴が角度規制突起に嵌まり角度が規制され、エルボ本体水道管接続部と接合される配管との配管角度(方向)決めが容易に行える。
また、本発明は、連結パイプと、前記連結パイプの両側に設けられた1対の接続部とを具備し、前記1対の接続部は、それぞれ前記連結パイプが取り付けられた連結部と接続体部とからなり、前記1対の接続部の接続体部は、一方の接続体部が両端に水道管接続部及び量水器接続部を有し、他方の接続体部が両端に凸状継手接続部及び量水器接続部を有し、前記他方の接続体部の前記量水器接続部は、量水器の一端を保持するスリーブ及び前記スリーブを駆動するスクリューハンドルを有し、前記連結パイプは、前記1対の接続部間の間隔を一定に保ち、前記他方の接続体部の凸状継手接続部には、上記エルボ本体を付属した上記管継手が構成されている量水器の接続装置を提供する。
連結パイプを設けることにより地上に設置される量水器設置場所の長さ、いわゆるスパンを一定に保つことができ、再設置の際に配管ずれを生じないで量水器の再設置を容易に行うことができる。また、1対の接続部の一方の量水器接続部にスリーブ及び前記スリーブを進退させて前記量水器を固定するスクリューハンドルを用いることにより、狭いスペースでも少ない労力で十分正確に再設置作業を行うことができる。
前記一方の接続体部は、ソケット本体から構成され、前記ソケット本体には、逆止弁ユニットが装着されているようにしても良い。前記連結パイプには、量水器を所定の位置に据える台座が取り付けられているようにしても良い。前記管継手を構成する前記エルボ本体の水道管接続部側には、水道部材が取り付けられているようにしても良い。前記水道部材は、止水栓(止水バルブ、止水弁)、逆止弁、減圧弁のいずれかであるようにしても良い。前記1対の接続部の各々には脚部が取り付けられているようにしても良い。前記スクリューハンドル及び前記他方の接続体部には、相互に結束固定するための固定用穴を有しているようにしても良い。
本発明は、以上の構成による管継手では、量水器の接続装置等の配管部材をパイプシャフト内等の狭い配管スペース内で設置する際に、配管部材と接続される配管との配管角度(方向)決めを、選択された複数の角度規制穴と角度規制突起を嵌めることにより容易にできる。また、この管継手の機能を有し、以上の構成による量水器の接続装置は、地上に設置される量水器の設置場所の長さ(スパン)を一定に保つことができて、再設置の際に配管ずれを生じず、量水器の再設置を容易に行うことができ、最初に量水器の接続装置を設置する際に、量水器の接続装置と接続される配管との配管角度(方向)決めを容易にできる。
本発明は、量水器の接続装置等の配管部材をパイプシャフト内等の狭い配管スペース内で設置する際に、配管部材と接続される配管との配管角度(方向)決めを、選択された複数の角度規制穴と角度規制突起を嵌めることにより、配管部材と接続される配管の縦方向又は横方向のいずれにも容易に対応させることができる管継手と、この管継手の機能を有し、地上に設置される量水器の設置場所の長さ(スパン)を一定に保つことができて、再設置の際に配管ずれを生じず、量水器の再設置を容易に行うことができ、最初に設置する際に、接続される配管との配管角度(方向)決めを容易にできる量水器の接続装置を提供するものである。 以下、実施例を参照して発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図12を参照して実施例1を説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る管継手が設けられた量水器の接続装置正面断面図、図2は、止水栓が取付けられた図1に示す量水器の接続装置斜視図、図3は、量水器が取付けられた図1に示す量水器の接続装置斜視図、図4は、建造物に図1に示す量水器の接続装置を設置した状態を示す正面図、図5は、図1に示す量水器の接続装置における量水器の設置状態を説明する正面断面図、図6は、図1に示す量水器の接続装置における量水器が離脱可能な状態を説明する正面断面図、図7は、図1に示す量水器の接続装置に取付けられる管継手の取付け方法を説明する量水器の接続装置の部分正面断面図、図8は、図1に示す量水器の接続装置に取付けられる管継手の取付け方法を説明する量水器の接続装置の部分正面断面図、図9は、図1に示す量水器の接続装置に取付けられる管継手の構造を説明する量水器の接続装置の部分斜視図、図10は、図1に示す量水器の接続装置に取付けられる管継手のエルボ本体部品正面断面図及び部品左側面図、図11は、図1に示す量水器の接続装置に管継手が取付けられた状態の量水器の接続装置の左側面図、図12は、図1に示す量水器の接続装置の管継手に止水栓が取付けられた状態の量水器の接続装置の部分正面断面図である。
まず、図7乃至図11を参照して管継手の構造を説明する。管継手は、例えば、量水器の接続装置に用いられる。管継手は、接続体部に嵌合されるエルボ本体20を有し、エルボ本体20の外部周辺部には複数の角度規制穴21が設けられている。この実施例では、角度規制穴が角度間隔90゜にて3個ある(図10参照)。図7及び図9に示すように、伸縮ソケット本体13には穴25が形成されており、この穴に突起ネジ22を挿入固定する。穴25に固定された突起ネジ22は、接続体部の角度規制突起を構成する。管継手のエルボ本体20の内周には、例えば、環状の一部が欠けたサポートリング23及びリングパッキン24が保持され、これらを介してエルボ本体20が、第1溝28及び第2溝27が外周面に形成された接続体部を構成する伸縮ソケット本体13の凸状継手接続部15aに嵌合される。その嵌合部に形成される伸縮ソケット本体13の凸状継手接続部15aに形成された第1溝28及び第2溝27は、第1溝がその外周面一端側に一端側溝壁が略垂直、他端側溝壁が傾斜で構成され、第2溝が他端側に両端溝壁が略垂直で構成されている。
そして、第1溝28にサポートリング23が移動し嵌合される。この位置でエルボ本体20を伸縮ソケット本体13の周囲に回動自在に動かして複数の角度規制穴21(図10の21a、21b、21c)の内、所定の角度規制穴21が穴25に固定された突起ネジ22に対向した位置でこの回動を止める。即ち、エルボ本体20に保持されたサポートリングを第1溝に嵌合保持して、複数の角度規制穴の内、希望するエルボ本体水道管接続部と接続される配管の角度(方向)になる角度規制穴を選択し、角度規制突起に合せる(図7参照)。
所定の角度規制穴21を角度規制突起を構成する突起ネジ22に対向させてから更にエルボ本体20を伸縮ソケット本体13に押込んでサポートリング23を第2溝27に嵌合する。第1溝28の伸縮ソケット本体13側に構成された傾斜溝壁がサポートリングの移動を可能にし、第2溝27の両端溝壁が略垂直で構成されているので確実に嵌合する。このとき、所定の角度規制穴21は、角度規制突起に係止されてエルボ本体20が伸縮ソケット本体13に角度規制される(図8参照)。図11は、エルボ本体20の各角度規制穴のそれぞれを角度規制突起(突起ネジ22)で角度規制した場合の状態を示している。角度規制穴21aを角度規制突起で角度規制すると、エルボ本体20の水道管接続部は、上方を向き(図11(a))、角度規制穴21b、21cを突起ネジ22で角度規制すると、この水道管接続部は、水平方向に向いている(図11(b)、(c))。図4で示されている配管は、量水器の接続装置正面から見て90度の縦配管接続であるが、建造物10内の配管接続には、量水器の接続装置側面から見て右90度あるいは、左90度の横配管接続の状況もあり、新規に量水器の接続装置を接続する際には、配管角度にも注意しなければならない。
このように、管継手を量水器の接続装置に取付けることによってどの方向の分岐管にも量水器の接続装置を接続することが容易になる。そして、角度規制穴が突起ネジ(角度規制突起)1つで伸縮ソケット本体に角度規制されるので、エルボ本体水道管接続部と接続される配管の角度(方向)決めが容易に行われる。
次に、この管継手を用いた量水器の接続装置を説明する。
この実施例に係る量水器の接続装置は、図1乃至図3に示すように、1対の接続部1a、1bを備え、接続部1a、1bは、連結部5a、5b及びこの連結部5a、5bの上に設けられた接続体部6a、6bから構成されている。この実施例では連結部と接続体部とは、一体的に形成されているが、本発明は、それぞれ別体のものを接続具などを用いて接合するようにしてもよい。
接続体部6aは、凸状継手接続部15a及び量水器接続部16aを有し、接続体部6bは、水道管接続部15b及び量水器接続部16bを有している。接続体部6aは、連結部5aと一体的に繋がる伸縮ソケット本体13からなり、伸縮ソケット本体13は、凸状継手接続部15a及び量水器接続部16aを備えている。量水器接続部16aは、伸縮ソケット本体13の一端にリングパッキンを介して挿入されたスリーブ11と、スリーブ11を駆動するスクリューハンドル12を備えている。
伸縮ソケット本体13上部には、固定用穴13aが設けられており、この固定用穴13aとスクリューハンドル12の貫通孔とに結束バンド9を通して両者を固定することができる。これにより、ハンドルが容易に操作されないので、誤操作や不慮の事故から免れることができる。
また、接続体部6bは、連結部5bと一体的に繋がるソケット本体14からなり、量水器接続部16bは、ソケット本体14の一端を封止するキャップ19を備えている。ソケット本体14他端は、水道管接続部15bを構成している。ソケット本体14内部には逆止弁ユニット18が装着されている。逆止弁ユニット18は、逆止弁シート17により支持され、キャップ19は、この逆止弁シート17をソケット本体14に固定している。逆止弁シート17には量水器支持片17aがソケット本体14の外部に突出するように取付けられている。これにより、例えば、水道管の一次側(本管)でバルブの閉栓、水道管の破裂等により大きな圧力低下を生じた時に、二次側(屋内配管)の水道水が一次側へ逆流するのを防ぐと共に、量水器を取り出す時に、二次側の水道水がここから流出するのを防止している。
1対の連結部5a、5bは、互いに対向する嵌合穴を有し、それぞれに連結パイプ4が嵌合されている。この連結パイプ4は、1対の接続体部6a、6b間の間隔を一定に保つようにしている。
連結パイプ4には、量水器100を設置する際に、量水器100を据えて、その位置決めと設置が容易になる台座7が取付けられている。台座7は、図に示すように、連結パイプ4が挿入される筒状部を有し、筒状部が連結パイプ4を摺動し所定の位置でねじ止めにより固定されるようになっている。
1対の接続部1a、1bを構成する連結部5a、5bにはそれぞれ断面L字状の脚部30a、30bが設けられている。脚部30a、30bは、それぞれ連結部5a、5bにリベット31a、31bによって固定されている。勿論、本発明では、脚部を連結部に一体的に成形するようにしても良い。この脚部30a、30bを、例えば、図4に示す建造物10に取付ける。この場合、量水器の設置高さを調整するために、棒状の支持具32a、32bを床に固定し、この支持具の先端に脚部30a、30bを取付ける。
図4は、図1に示す量水器の接続装置に量水器を接続し、実際に配管に設置した場合を示している。連結パイプ4で結合された1対の接続部は、1対の接続体部6a、6bの向かい合う1端に量水器が接続され、接続体部6aの他端には、管継手及び止水栓26を介して、水道管3から分岐した分岐管2aが接合され、接続体部6bの他端には分岐管2bが接合されている。建造物10内に配管された水道管3は、分岐管2aに分岐され、分岐管2aには量水器100が接続されている。水道管3から分岐した分岐管2a側が上流(図の左側)であり、その反対側すなわち分岐管2b側が下流(図の右側)である。量水器100は、止水栓、管継手及び量水器の接続装置を介して分岐管2a、2bに接続されている。量水器の接続装置は、1対の接続部1a、1b及び連結パイプ4からなり、接続部1a、1bは、それぞれ接続体部6a、6b及びこれら接続体部に繋がる連結部5a、5bからなる。連結パイプ4は、これら連結部5a、5bを結合する。
次に、建造物に設けられたパイプシャフトあるいはパイプスペース内に量水器を設置した状況を説明し、既存の量水器を交換する方法を説明する。
所定の時期が来て量水器を取り替える必要が生じた場合、まず、止水栓26を閉めて通水を停止させる。次に、スクリューハンドル12を緩めるとスリーブ11が伸縮ソケット本体13内側に後退するので、量水器を接続体部6a、6bから外すことができる。既存の量水器を取り外し後、新しい量水器100を接続体部6a、6bに嵌め、スクリューハンドル12を締めるとスリーブ11が伸縮ソケット本体13内側からソケット本体側14へ前進して、量水器100は固定設置される。その後、止水栓26を開いて通水状態にする。
この実施例では地上に設置される古い量水器を新しい量水器に取り替える際に、量水器設置場所の長さを一定に保ち、且つ、配管ずれを生じず、量水器の再設置を容易に行うことができる。
次に、図5及び図6を参照して逆止弁ユニット18をソケット本体14から外す方法を詳細に説明する。図5に示すように、量水器100の一端は、ソケット本体14の内部にキャップ19によって固定されている逆止弁シート17の一端に設けられた量水器支持片17aに載置され、リングパッキンを介して逆止弁シート17に接している。量水器100の他端は、伸縮ソケット本体13にスクリューハンドル12を用いて摺動自在に構成されたスリーブ11の一端に設けた量水器支持片11aに保持されている。スリーブ11は、伸縮ソケット本体13にリングパッキンを介して接触している。
この状態から量水器を取り出す。まず、図6に示すように、スクリューハンドル12を緩めるとスリーブ11が伸縮ソケット本体13内側に後退するので、量水器100は、量水器保持片11a、17aと台座7により保持されている状態になる。そして、この状態で量水器を取り出し、量水器を取り外した状態の時に、ソケット本体14に収納されている逆止弁ユニット18は、取り出すことが可能となる。この逆止弁ユニット18は必要時に交換しなければならない。ソケット本体14にネジ止めされたキャップ19を外し、逆止弁シート17を外して、逆止弁ユニット18を取り出して交換する。
次に、図12を参照して止水栓を量水器の接続装置に取付ける方法を説明する。伸縮ソケット本体13に取付けられたエルボ本体20の水道管接続部に、パッキンを介して止水栓側袋ナットにて止水栓26を固定する。このとき、止水栓は袋ナットにより固定されるので、止水栓のハンドル(操作部)位置は袋ナットで固定された位置で固定される(図12(a))。止水栓のハンドル(操作部)位置を回動自在にする取り付け方法として、伸縮ソケット本体13に取付けられたエルボ本体20のリング溝を有する水道管接続部に止水栓26を挿入する。このとき、止水栓接続部内に保持されたリングパッキンとサポートリングにより止水栓のハンドル(操作部)位置は回動自在となる図12(b)。
本発明の実施例1に係る管継手が設けられた量水器の接続装置正面断面図。 止水栓が取付けられた図1に示す量水器の接続装置斜視図。 量水器が取付けられた図1に示す量水器の接続装置斜視図。 建造物に図1に示す量水器の接続装置を設置した状態を示す正面図。 図1に示す量水器の接続装置における量水器の設置状態を説明する正面断面図。 図1に示す量水器の接続装置における量水器が離脱可能な状態を説明する正面断面図。 図1に示す量水器の接続装置に取付けられる管継手の取付け方法を説明する量水器の接続装置の部分正面断面図。 図1に示す量水器の接続装置に取付けられる管継手の取付け方法を説明する量水器の接続装置の部分正面断面図。 図1に示す量水器の接続装置に取付けられる管継手の構造を説明する量水器の接続装置の部分斜視図。 図1に示す量水器の接続装置に取付けられる管継手のエルボ本体部品正面断面図及び部品左側面図。 図1に示す量水器の接続装置に管継手が取付けられた状態の量水器の接続装置の左側面図。 図1に示す量水器の接続装置の管継手に止水栓が取付けられた状態の量水器の接続装置の部分正面断面図。 建物に従来の方法で量水器を設置した状態を示す正面図。
符号の説明
1a、1b・・・接続部 2a、2b、102、202・・・分岐管
3、103・・・水道管 4・・・連結パイプ
5a、5b・・・連結部 6a、6b・・・接続体部
7・・・台座 7a・・・突起 9・・・結束バンド
10・・・建造物 11・・・スリーブ
11a、17a・・・量水器支持片 12・・・スクリューハンドル
13・・・伸縮ソケット本体 13a・・・固定用穴
14・・・ソケット本体 15a・・・凸状継手接続部
15b・・・水道管接続部 16a、16b・・・量水器接続部
17・・・逆止弁シート 18・・・逆止弁ユニット
19・・・キャップ 20・・・エルボ本体
21、21a、21b、21c・・・角度規制穴
22・・・突起ネジ 23・・・サポートリング
24・・・リングパッキン 25・・・穴 26・・・止水栓
26a・・・袋ナット 27・・・第2溝 28・・・第1溝
30a、30b・・・脚部 31a、31b・・・リベット
32a、32b、104a、104b・・・支持具
100・・・量水器 101a、101b・・・接続配管
105a、105b・・・接続ナット

Claims (8)

  1. 一端に水道管接続部、他端に開口部を有し、前記他端の開口部は凸状継手接続部が嵌合される筒状であって、その内周面に保持されたサポートリング及び外部周辺部に一定の角度間隔をもって筒状と同心の円上を中心点とする複数の角度規制穴を有するエルボ本体と、一端に前記凸状継手接続部、他端に他部材接続部を有し、前記凸状継手接続部の一端側嵌合部は前記エルボ本体開口部に嵌合する円筒状であって、その外周面一端側に一端側溝壁が略垂直、他端側溝壁が傾斜で構成された第1溝及び他端側に両端溝壁が略垂直で構成された第2溝が設けられ、前記凸状継手接続部の他端側には、前記凸状継手接続部の同心円上に、前記角度規制穴に対向配置された角度規制突起を有する接続体とを具備してなることを特徴とする管継手。
  2. 連結パイプと、前記連結パイプの両側に設けられた1対の接続部とを具備し、前記1対の接続部は、それぞれ前記連結パイプが取り付けられた連結部と接続体部とからなり、前記1対の接続部の接続体部は、一方の接続体部が両端に水道管接続部及び量水器接続部を有し、他方の接続体部が両端に凸状継手接続部及び量水器接続部を有し、前記他方の接続体部の前記量水器接続部は、量水器の一端を保持するスリーブ及び前記スリーブを駆動するスクリューハンドルを有し、前記連結パイプは、前記1対の接続部間の間隔を一定に保ち、前記他方の接続体部は、請求項1に記載の管継手で構成されていることを特徴とする量水器の接続装置。
  3. 前記一方の接続体部は、ソケット本体から構成され、前記ソケット本体には、逆止弁ユニットが装着されていることを特徴とする請求項2に記載の量水器の接続装置。
  4. 前記連結パイプには、量水器を所定の位置に据える台座が取り付けられていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の量水器の接続装置。
  5. 前記管継手を構成する前記エルボ本体の水道管接続部側には、水道部材が取り付けられていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の量水器の接続装置。
  6. 前記水道部材は、止水栓(止水バルブ、止水弁)、逆止弁、減圧弁のいずれかであることを特徴とする請求項5に記載の量水器の接続装置。
  7. 前記1対の接続部の各々には脚部が取り付けられていることを特徴とする請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の量水器の接続装置。
  8. 前記スクリューハンドル及び前記他方の接続体部には、相互に結束固定するための固定用穴を有していることを特徴とする請求項2乃至請求項7に記載の量水器の接続装置。
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