JP2005163367A - 側溝における側溝蓋のずれ止め兼ガタ音防止構造 - Google Patents

側溝における側溝蓋のずれ止め兼ガタ音防止構造 Download PDF

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Abstract

【課題】側溝本体に対する側溝蓋の相対嵌合位置を適切に確保しながら、側溝蓋のガタ音を有効に防止する。
【解決手段】側溝本体1の左右側壁開口端の内側に側溝蓋3を嵌合しつつ、同側溝蓋3の左右側端を該左右側壁開口端の内側に形成した段差面4に支持する構成の側溝において、座板5の中心部から上ほぞ6と下ほぞ7を突設してずれ止め兼ガタ音防止部品8を形成し、該上ほぞ6を上記側溝蓋3の左右側端下面に設けた上ほぞ孔9に挿入すると共に、該下ほぞ7を上記段差面4に設けた下ほぞ孔10に挿入しつつ、上記座板5を上記両ほぞ孔9,10の周囲において上記側溝蓋3の左右側端下面と上記段差面4間に介在した側溝における側溝蓋のずれ止め兼ガタ音防止構造。
【選択図】 図1

Description

この発明は道路等の側溝における側溝蓋のずれ止め兼ガタ音防止構造に関する。
特許文献1乃至3は緩衝板を側溝蓋の左右側端下面と段差面間に介在して側溝蓋を支持し、該緩衝板に設けたほぞを側溝本体の段差面(側溝蓋支持面)に設けたほぞ孔に挿入し、緩衝板を側溝本体の段差面の所定位置に設置できるようにした側溝蓋の緩衝構造を開示している。
特開2001−214506号公報 特開2001−132081号公報 特開2000−160670号公報
而して上記先行例においては、緩衝板の介在により側溝蓋のガタ音を吸収する利点は有するが、該緩衝板の上面(平面)と接触する側溝蓋の車輌走行による移動を禁じ得ず、側溝蓋の定位置に緩衝板を配置して所要の緩衝効果を得ることができず、緩衝板によって側溝本体と側溝蓋との相対位置を設定することが不能である。
即ち側溝蓋の前後方向の移動により、隣接する側溝蓋と干渉を来す問題、又側溝本体に対する側溝蓋の前後方向における嵌め合い位置を設定する機能に欠け、側溝蓋の嵌合作業に手間を要する。
本発明においては上記従来例におけるガタ音を有効に防止する効果を得ながら、上記側溝本体に対する側溝蓋の嵌合位置を適切にすると共に、上記車輌走行による側溝蓋の移動を防止し、ひいてはガタ音防止効果を有効に発揮せしめるようにした側溝における側溝蓋のずれ止め兼ガタ音防止構造を提供する。
その手段として、側溝本体の左右側壁開口端の内側に側溝蓋を嵌合しつつ、同側溝蓋の左右側端を該左右側壁開口端の内側に形成した段差面に支持する構成の側溝において、座板の中心部から上ほぞと下ほぞを突設してずれ止め兼ガタ音防止部品を形成し、該上ほぞを上記側溝蓋の左右側端下面に設けた上ほぞ孔に挿入すると共に、該下ほぞを上記段差面に設けた下ほぞ孔に挿入しつつ、上記座板を上記両ほぞ孔の周囲において上記側溝蓋の左右側端下面と上記段差面間に介在し、上記座板の介在により側溝蓋のガタ音を有効に防止する効果を得ながら、該座板を介在した位置において上ほぞと下ほぞによる側溝蓋の相対嵌合位置を確保し、加えて側溝蓋のずれを有効に防止する。
好ましくは上記座板と上ほぞと下ほぞから成るずれ止め兼ガタ音防止部品は、合成樹脂にて一体成形する。
上記ずれ止め兼ガタ音防止部品は現場において、下ほぞを段差面の下ほぞ孔に単に挿入してずれ止め兼緩衝部品を設置し、その上で側溝蓋を嵌合して上ほぞ孔に上ほぞを単に挿入する。
又は上ほぞを以って側溝蓋に取り付けて置くか、下ほぞを以って側溝本体に取り付けて置き、側溝本体に側溝蓋を嵌合することができる。
上記ずれ止め兼ガタ音防止部品を上記側溝本体又は側溝蓋に予め取り付けて置く場合、上ほぞ又は下ほぞは接着材を介して上ほぞ孔又は下ほぞ孔に挿入し固着することができる。又は座板を接着材を介して側溝蓋の左右側端下面に接着して置くか、又は側溝本体の段差面に接着して置き、側溝本体に側溝蓋を嵌合する。
上記座板の上面又は/及び下面には突起又は突条を設け、該突起又は突条を側溝蓋の左右側端下面又は/及び側溝本体の段差面に接触する構成により、上記ガタ音防止効果を助長する。
又上記座板の上面又は/及び下面にゴムや織布、不織布等から成る緩衝パッドを貼付する構成により、緩衝効果を付有せしめ、上記ガタ音防止効果を高める。
以下本発明を実施するための最良の形態を図1乃至図5に基づき説明する。
図1,図3、図5に示すように、側溝はコンクリートから成る側溝本体1と同側溝蓋3から成り、側溝本体1の左右側壁2の開口端の内側に側溝蓋3を嵌合しつつ、同側溝蓋3の左右側端を該左右側壁開口端の内側に形成した段差面4に支持し、上記側溝蓋3を段差面4上の側溝本体1の開口端内域に嵌合し側溝本体1を閉合する構造である。
上記側溝蓋3のガタ音防止手段として、図2A,図4に示すように、円板から成る座板5の中心部から上方向に上ほぞ6を突設し、同座板5の中心部から下方向に下ほぞ7を突設してずれ止め兼ガタ音防止部品8を形成する。
上記上ほぞ6は座板5の上面中心部から垂直に立設し、その外形を先細形状(截頭円錐形)にし、同様に下ほぞ7は同座板5の下面中心部から垂直に立設し、その外形を先細形状(截頭円錐形)にする。
上記上ほぞ6と下ほぞ7は同一軸線に立設し、形状と大きさは同一にする。上記上ほぞ6と下ほぞ7を同一軸線上に立設することにより、上ほぞ孔9と下ほぞ孔10とは同一軸線上に設ける。
図示は省略するが、実施に応じ上記座板5を角板にて形成することができる。
上記ずれ止め兼ガタ音防止部品8は座板5及び上下ほぞ6,7の三者をポリプロピレンに代表される合成樹脂にて一体成形する。又は座板5及び上下ほぞ6,7を金属にて一体に形成する。
上記上ほぞ6を上記側溝蓋3の左右側端下面に設けた上ほぞ孔9に挿入すると共に、上記下ほぞ10を上記段差面4に設けた下ほぞ孔10に挿入しつつ、上記座板5を上記両ほぞ孔9,10の周囲において上記側溝蓋3と上記段差面4間に介在する。これにより側溝蓋3を側溝本体1に対し複点支持しつつ側溝本体1に対する側溝蓋3の相対嵌合位置を設定すると共に、側溝蓋3のずれを防止する。
即ち図5に示すように、上記ずれ止め兼ガタ音防止部品8は側溝本体1と側溝蓋3の閉合面の複数点に配在して座板5により側溝蓋3をバランス支持(複点支持)することにより、側溝本体1に対する側溝蓋3のガタつきを防止し、ガタ音を有効に防止する。又座板5の材質により緩衝効果を富有せしめ、ガタ音をより有効に防止する。
上記ずれ止め兼ガタ音防止部品3は現場において、その下ほぞ7を段差面4の下ほぞ孔10に単に挿入して設置し、その上で側溝蓋3を嵌合し、上ほぞ孔9に上ほぞ6を単に挿入する。上ほぞ6と下ほぞ7を截頭円錐形にすることにより、挿入が容易で位置決めが確実に図れる。
上記ずれ止め兼ガタ音防止部品8は上ほぞ6を以って側溝蓋3に取り付けて置くか、下ほぞ7を以って側溝本体1に取り付けて置き、側溝本体1に側溝蓋3を嵌合する。この際上ほぞ6又は下ほぞ7は接着材を介して上ほぞ孔9又は下ほぞ孔10に挿入し固着することができる。
又は座板5を接着材を介して側溝蓋3の左右側端下面に接着して置くか、又は側溝本体1の段差面4に接着して置き、側溝本体1に側溝蓋3を嵌合する。
上記ずれ止め兼ガタ音防止部品8の座板5の上下面は図2Aに示すように、平行な平面にする。又は好ましい例示として図2B,図3に示すように、上記座板5の上面又は/及び下面に突起又は突条11を設け、該突起又は突条11を側溝蓋3の左右側端下面又は/及び側溝本体1の段差面4に接触する構成により、上記ガタ音防止効果を助長する。
一例として図示の如く、波形の突条11を座板5の中心部から同座板5の上面又は/及び下面に放射状に設け、該突条11を側溝蓋3の左右側端下面又は/及び側溝本体1の段差面4に接触する構成により、上記ガタ音防止効果を助長する。
又上記突条11を座板5と側溝蓋3又は/及び同座板5と側溝本体1(段差面4)と接触せしめる構造により、上記突条11の稜線による多線接触となるため、側溝蓋3のずれ止め効果を更に向上する。
上記突条11は図示のように放射状に形成するか、座板5の上面又は/及び下面に同心円上に多数形成することができる。
又他例として、突条11に代え多数の突起11を配設することにより、該突起11の頂面で上記側溝蓋3又は/及び側溝本体1と多点接触する構成とし、上記と同様の効果を得る。
又図4A,Bに示すように、上記座板5の上面又は/及び下面に緩衝パッド12を貼付し、上記緩衝効果と防音効果を更に向上せしめる。
図示の如く、上記緩衝パッド12は環状に形成し、上下ほぞ9,10の周域の座板5の上面又は/及び下面に環状に貼付し、該上面の緩衝パッド12を上記側溝蓋3の左右側端下面に接触せしめ、該下面の緩衝パッド12を上記側溝本体1の段差面4に接触せしめる。換言すると上記座板5を側溝蓋3と側溝本体1間に上記座板5の上面と下面の緩衝パッド12を介して介在し、上記座板5による緩衝効果を向上する。
上記緩衝パッド12は角形や円形に形成し、座板5の上面又は/及び下面の複数箇所に貼付することを妨げない。
又図3に示すように、上記側溝蓋3と側溝本体1間の上記座板5の介在部位、即ち側溝蓋3の左右側端下面の座板5と対応する位置に、該座板5の上半部の上部を収容する上凹所13を設けると共に、上記側溝本体1の段差面4下面の座板5に対応する位置に、該座板5の下半部の下部を収容する下凹所14を設け、上凹所13と下凹所14に座板5を夫々収容し、上凹所13の底面に座板5の上面を当接すると共に、下凹所14の底面に座板5の下面を当接し、側溝蓋3の左右側端の下面と側溝本体1の段差面4間に間隙15を形成する。
即ち座板5の上下面を上下凹所13,14の底面に当接することにより、座板5の厚みを確保しつつ、上記間隙15を適正な微小間隙にし、併せてずれ止め兼ガタ音防止部品8による複点支持を保証する。同時に上記上下凹所13,14を座板5を埋設しない深さに設定することにより、上記突起又は突条11による多点接触又は多線接触構造を適切に保証する。
上記ずれ止め兼ガタ音防止部品8を介しての側溝蓋3と側溝本体1の嵌め合い構造により、側溝蓋3のガタ音を有効に防止するガタ音防止効果を得ながら、該ガタ音防止手段として機能する座板5の介在位置において、上記側溝本体1に対する側溝蓋3の相対嵌合位置を適切に設定し、上記ガタ音防止効果を発揮できると共に、上記車輌走行による側溝蓋3の移動を防止し、移動時の消音効果を有効に発揮せしめることができる。
側溝蓋と側溝本体から成る側溝のずれ止め兼ガタ音防止部品の介在部における断面図。 Aはずれ止め兼ガタ音防止部品の平面図、Bは同ずれ止め兼ガタ音防止部品の他例を示す平面図。 図2Bにおけるずれ止め兼ガタ音防止部品の介在部を拡大して示す要部断面図。 Aは上記ずれ止め兼ガタ音防止部品に緩衝パッドを貼付した状態を示す断面図、Bは同平面図。 上記ずれ止め兼ガタ音防止部品の配在位置を示す側溝の平面図。
符号の説明
1…側溝本体、2…側壁、3…側溝蓋、4…段差面、5…座板、6…上ほぞ、7…下ほぞ、8…ずれ止め兼ガタ音防止部品、9…上ほぞ孔、10…下ほぞ孔、11…突起又は突条、12…緩衝パッド、13…上凹所、14…下凹所、15…間隙。

Claims (3)

  1. 側溝本体の左右側壁開口端の内側に側溝蓋を嵌合しつつ、同側溝蓋の左右側端を該左右側壁開口端の内側に形成した段差面に支持する構成の側溝において、座板の中心部から上ほぞと下ほぞを突設して成るずれ止め兼ガタ音防止部品を形成し、該上ほぞを上記側溝蓋の左右側端下面に設けた上ほぞ孔に挿入すると共に、該下ほぞを上記段差面に設けた下ほぞ孔に挿入しつつ、上記座板を上記両ほぞ孔の周囲において上記側溝蓋の左右側端下面と上記段差面間に介在したことを特徴とする側溝における側溝蓋のずれ止め兼ガタ音防止構造。
  2. 上記座板の上面又は/及び下面に多数の突起又は突条を設けたことを特徴とする請求項1記載の側溝における側溝蓋のずれ止め兼ガタ音防止構造。
  3. 上記座板の上面又は/及び下面に緩衝パッドを貼付したことを特徴とする請求項1記載の側溝における側溝蓋のずれ止め兼ガタ音防止構造。
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