JP2005162360A - シート積載装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、複雑な機構や制御手段を設ける事なく、シートを搬送されてきた順に積載するシート積載理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 シートを順次積載するシート積載手段において、シート仕分け爪を用いてシートを仕分けるために、仕分け部材、もしくは突当て部材を、シート収容部と略平行方向に駆動させ、制御の簡素化、装置のコンパクト化、清音化に役立たせる。
【選択図】 図18

Description

本発明は、搬送されたシートを積載する、シート積載装置に関するものである。
近年、電子写真複写機やレーザービームプリンタなどの画像形成装置のオプションとして画像形成済みのシートを仕分けるフィニッシャ等のシート後処理装置が開発されている。この種のシート後処理装置では、ソート機能のみならずある程度のシート材を積載・整合したり、針綴じするステイプラや折り装置を設ける事にで、シート材束や製本を作成したりと多種多様になってきている。針綴じするステイプラを備えたシート後処理装置では、シート後処理装置本体内に搬送されたシートを、本体内部に形成された搬送路を通過させて後処理用トレイに積載した後、綴じ動作を行う様にしている。シート材束を綴じる場合は、綴じ手段であるステイプラ−を移動させて1箇所綴じ又は複数綴じ(通常は2箇所綴じ)を行う様にしている。
この他、製本を行うシート後処理装置では後処理装置サイズを小さくするために、処理トレイを垂直に近い角度で配置する手段が採られている。この様な装置には、特開平10-167562の発明がある。従来の発明を、図22を用いて説明する。画像形成装置本体から排紙された用紙は、入口フラッパ3により製本装置のガイド11に導かれる。切換フラッパ15、16の各回転中心軸15a、16a上には、フラッパリンク15b、16bが固着されている。このフラッパリンク15b、16bの一端は、それぞれ切換ソレノイド15d、16dに係合している。また、フラッパリンク15b、16bの他端には、それぞれバネ15c、16cが係合しており、切換フラッパ15、16を図示する位置に保持している。この切換フラッパ15、16の電源をONすると、切換ソレノイド15d、16dが鉄芯を吸引して切換フラッパ15、16が図22の一点鎖線の位置に保持される。本装置内で積載/整合されている用紙束が重ねられる順序が常に一定になる様に、後から積載される用紙は常に用紙束の左上方に重なる様、切換フラッパ15、16は本シート処理装置で処理される用紙サイズによって切換えられるのが一般的であった。
しかしながら、上記のシート処理装置では、用紙サイズに応じて複数のフラッパやソレノイドが必要となり、シート処理装置を大きくするばかりでなく、コストアップの原因や、それらを制御するシステムが複雑になるといった問題が生じていた。この他、フラッパやソレノイドの切換え時に生じる音により、装置から発せられる騒音が悪くなるといった問題も持ち合わせていた。
そこで本発明はこの様な問題点を解決させるためになされたものであり、複雑な機構や制御手段を設ける事なくシートを搬送されてきた順に積載するシート積載理装置を提供する事にある。
すなわち、上記目的を達成するための本発明の主要な構成は、シートを積載するための収容手段と、シートの先端部分を突当てるための突当て手段と、シートを仕分けるための仕分け手段を備えたシート積載装置において、前記仕分け手段をシート収容手段と略平行な方向に駆動する事により、シートを搬送されてきた順に積載する事を特徴とする。
または、シートを積載するための収容手段と、シートの先端部分を突当てるための突当て手段と、シートを仕分けるための仕分け手段を備えたシート積載装置において、前記突当て手段をシート収容手段と略平行な方向に駆動する事により、シートを搬送されてきた順に積載する事を特徴とするシート処理装置。
以上説明したように、本発明によれば、仕分け部材、もしくは突当て部材を、シート収容部と略平行方向に駆動させる事で、搬送されてきたシートを順に積載する事が可能になる。このため、用紙切換え用のフラッパやそれを駆動するためのソレノイド部材が不要となり、用紙を切換えるスペースが小さくなる事で、装置自身をコンパクトに安く設計する事が出来る。この他、複雑な切換えシステムを制御する制御手段が不要となる事で、制御手段の簡略化にも役立たせる事が出来る。また、シート積載時に生じていたフラッパやソレノイドの耳障りな音も抑制する事が出来、清音化にも役立たせる事が出来る。
以下、本発明を図面に基づき詳細に説明する。
(全体構成)
図1は本発明の画像形成装置実施の、主要部構成を示す縦断面図である。
画像形成装置は、図1に示すように、画像形成装置本体10と、折り装置400と、フィニッシャ500とから構成され、画像形成装置本体10は原稿画像を読取るイメージリーダ200およびプリンタ300を備える。
イメージリーダ200には、原稿給送装置100が搭載されている。原稿給送装置100は、原稿トレイ上に上向きにセットされた原稿を先頭頁から順に1枚づつ左方向へ給紙し、湾曲したパスを介してプラテンガラス102上を左から流し読取り位置を経て右へ搬送し、その後外部の排紙トレイ112に向けて排出する。この原稿がプラテンガラス102上の流し読取り位置を左から右へ向けて通過するときに、この原稿画像は流し読取り位置に対応する位置に保持されたスキャナユニット104により読取られる。この読取り方法は、一般的に、原稿流し読みと呼ばれる方法である。具体的には、原稿が流し読取り位置を通過する際に、原稿の読取り面がスキャナユニット104のランプ103の光で照射され、その原稿からの反射光がミラー105、106、107を介してレンズ108に導かれる。このレンズ108を通過した光は、イメージセンサ109の撮像面に結像する。
このように流し読取り位置を左から右へ通過するように原稿を搬送することによって、原稿の搬送方向に対して直交する方向を主走査方向とし、搬送方向を副走査方向とする原稿読取り走査が行われる。すなわち、原稿が流し読取り位置を通過する際に主走査方向に原稿画像を1ライン毎にイメージセンサ109で読取りながら、原稿を副走査方向に搬送することによって原稿画像全体の読取りが行われ、光学的に読取られた画像はイメージセンサ109によって画像データに変換されて出力される。イメージセンサ109から出力された画像データは、後述する画像信号制御部202において所定の処理が施された後にプリンタ300の露光制御部110にビデオ信号として入力される。
なお、原稿給送装置100により原稿をプラテンガラス102上に搬送して所定位置に停止させ、この状態でスキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿を読取ることも可能である。この読取り方法は、いわゆる原稿固定読みと呼ばれる方法である。
原稿給送装置100を使用しないで原稿を読取るときには、まず、ユーザにより原稿給送装置100を持ち上げてプラテンガラス102上に原稿を載置し、そして、スキャナユニット104を左から右へ走査させることにより原稿の読取りを行う。すなわち、原稿給送装置100を使用しないで原稿を読取るときには、原稿固定読みが行われる。
プリンタ300の露光制御部110は、入力されたビデオ信号に基づきレーザ光を変調して出力し、該レーザ光はポリゴンミラー110aにより走査されながら感光ドラム111上に照射される。感光ドラム111には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。ここで、露光制御部110は、後述するように、原稿固定読み時には、正しい画像(鏡像でない画像)が形成されるようにレーザ光を出力する。
この感光ドラム111上の静電潜像は、現像器113から供給される現像剤によって現像剤像として可視像化される。また、レーザ光の照射開始と同期したタイミングで、各カセット114、115、手差給紙部125または両面搬送パス124から用紙が給紙され、この用紙は感光ドラム111と転写部116との間に搬送される。感光ドラム111に形成された現像剤像は転写部116により給紙された用紙上に転写される。
現像剤像が転写された用紙は定着部117に搬送され、定着部117は用紙を熱圧することによって現像剤像を用紙上に定着させる。定着部117を通過した用紙はフラッパ121および排出ローラ118を経てプリンタ300から外部(折り装置400)に向けて排出される。
ここで、用紙をその画像形成面が下向きになる状態(フェイスダウン)で排出するときには、定着部117を通過した用紙をフラッパ121の切換動作により一旦反転パス122内に導き、その用紙の後端がフラッパ121を通過した後に、用紙をスイッチバックさせて排出ローラ118によりプリンタ300から排出する。以下、この排紙形態を反転排紙と呼ぶ。この反転排紙は、原稿給送装置100を使用して読取った画像を形成するときまたはコンピュータから出力された画像を形成するときなどのように先頭頁から順に画像形成するときに行われ、その排紙後の用紙順序は正しい頁順になる。
また、手差給紙部125からOHPシートなどの硬い用紙が給紙され、この用紙に画像を形成するときには、用紙を反転パス122に導くことなく、画像形成面を上向きにした状態(フェイスアップ)で排出ローラ118により排出する。
さらに、用紙の両面に画像形成を行う両面記録が設定されている場合には、フラッパ121の切換動作により用紙を反転パス122に導いた後に両面搬送パス124へ搬送し、両面搬送パス124へ導かれた用紙を上述したタイミングで感光ドラム111と転写部116との間に再度給紙する制御が行われる。
プリンタ300から排出された用紙は折り装置400に送られる。この折り装置400は、用紙をZ形に折りたたむ処理を行う。例えば、A3サイズやB4サイズのシートでかつ折り処理が指定されているときには、折り装置400で折り処理を行い、それ以外の場合、プリンタ300から排出された用紙は折り装置400を通過してフィニッシャ500に送られる。このフィニッシャ500には、画像が形成された用紙に挿入するための表紙、合紙などの特殊用紙を給送するインサータ900が設けられている。フィニッシャ500では、製本処理、綴じ処理や穴あけなどの各処理を行う。
(折り部)
次に、折り装置400およびフィニッシャ500の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1の折り装置400およびフィニッシャ500の構成を示す図である。
折り装置400は、図2に示すように、プリンタ300から排出された用紙を導入し、フィニッシャ500側に導くための折り搬送水平パス402を有する。折り搬送水平パス402上には、搬送ローラ対403および搬送ローラ対404が設けられている。また、折り搬送水平パス402の出口部(フィニッシャ500側)には、折りパス選択フラッパ410が設けられている。この折りパス選択フラッパ410は、折り搬送水平パス402上の用紙を折りパス420またはフィニッシャ側500に導くための切換動作を行う。
ここで、折り処理を行う場合には、折りパス選択フラッパ410がオンされ、用紙が折りパス420に導かれる。折りパス420に導かれた用紙は、折りローラ421まで搬送されてZ形に折りたたまれる。これに対し、折り処理を行わない場合には、折りパス選択フラッパ410がオフされ、用紙はプリンタ300から折り搬送水平パス402を介してフィニッシャ500に直接に送られる。
(フィニッシャメイン部)
フィニッシャ500は、折り装置400を介して排出された用紙を順に取り込み、取り込んだ複数の用紙を整合して1つの束に束ねる処理、束ねた用紙束の後端をステイプルで綴じるステイプル処理、取り込んだ用紙の後端付近に孔あけをするパンチ処理、ソート処理、ノンソート処理、製本処理などの各シート後処理を行う。
フィニッシャ500は、図2に示すように、プリンタ300から折り装置400を介して排出された用紙を内部に導くための入口ローラ対502を有する。この入口ローラ対502の下流には、用紙をフィニッシャパス552、または第1製本パス553に導くための切換フラッパ551が設けられている。
フィニッシャパス552に導かれた用紙は、搬送ローラ対503を介してバッファローラ505に向けて送られる。搬送ローラ対503とバッファローラ505は、正逆転可能に構成されている。
入口ローラ対502と搬送ローラ対503間には、入口センサ531が設けられている。また、入口センサ531の用紙搬送方向上流近傍においては、第2製本パス554がフィニッシャパス552から分岐している。以下、この分岐点を分岐Aと呼ぶ。この分岐Aは、入口ローラ対502から搬送ローラ対503に用紙を搬送するための搬送路への分岐を成すが、搬送ローラ対503が逆転して用紙を搬送ローラ対503側から入口センサ531側に搬送する際には、第2製本パス554側のみに搬送されるワンウェイ機構を有する分岐を成す。
搬送ローラ対503とバッファローラ505間には、パンチユニット550が設けられており、パンチユニット550は必要に応じて動作し、搬送されてきた用紙の後端付近に穿孔する。
バッファローラ505は、その外周に送られた用紙を所定枚数積層して巻き付け可能なローラであって、必要に応じてこのローラの外周には各押下コロ512、513、514により巻き付けられる。バッファローラ505に巻き付けられた用紙はバッファローラ505の回転方向に搬送される。
押下コロ513、514間には切換フラッパ510が配置されており、押下コロ514の下流には切換フラッパ511が配置されている。切換フラッパ510はバッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離してノンソートパス521、またはソートパス522に導くためのフラッパであり、切換フラッパ511はバッファローラ505に巻き付けられた用紙をバッファローラ505から剥離してソートパス522に、またはバッファローラ505に巻き付けられた用紙を巻き付けられた状態でバッファパス523に導くためのフラッパである。
切換フラッパ510によりノンソートパス521に導かれた用紙は、排出ローラ対509を介してサンプルトレイ701上に排紙される。ノンソートパス521の途中には、ジャム検出などのための排紙センサ533が設けられている。
切換フラッパ510によりソートパス522に導かれた用紙は、搬送ローラ506、507を介して中間トレイ(以下、処理トレイという)630上に積載される。中間トレイ630上に束状に積載された用紙は、必要に応じて整合処理、ステイプル処理などが施された後に、排出ローラ680a、680bによりスタックトレイ700上に排出される。処理トレイ630上に束状に積載された用紙を綴じるステイプル処理には、ステイプラ601が用いられる。このステイプラ601の動作については後述する。スタックトレイ700は、上下方向に自走可能に構成されている。
(製本部)
第1製本パス553、第2製本パス554からの用紙は、搬送ローラ対813によって収納ガイド820に収納され、さらに用紙先端が可動式のシート位置決め部材823に接するまで搬送される。搬送ローラ対813の上流側には、製本入口センサ817が配置されている。また、収納ガイド820の途中位置には、2対のステイプラ818が設けられており、このステイプラ818はそれに対向するアンビル819と協働して用紙束の中央を綴じるように構成されている。
ステイプラ818の下流位置には、折りローラ対826が設けられている。折りローラ対816の対向位置には、突出し部材825が設けられている。この突出し部材825を収納ガイド820に収納された用紙束に向けて突出すことにより、この用紙束は折りローラ対826間に押し出され、この折りローラ対826によって折りたたまれた後に、折り紙排紙ローラ827を介してサドル排出トレイ832に排出される。折り紙排紙ローラ827の下流側には、製本排紙センサ830が配置されている。
また、ステイプラ818で綴じられた用紙束を折る場合には、ステイプル処理終了後に用紙束のステイプル位置が折りローラ対826の中央位置になるように、位置決め部材823を所定距離分下降させる。
(インサータ部)
インサータ900は、フィニッシャ500の上部に設けられ、トレイ901上に積載された表紙、合紙を成す用紙束を順次分離し、フィニッシャパス552、または製本パス553に搬送する。ここで、インサータ900のトレイ901上には、特殊用紙が操作者から見て正視状態で積載される。すなわち、特殊用紙はその表面が上に向けられた状態でトレイ901上に積載される。
このトレイ901上の特殊用紙は、搬送ローラ給紙ローラ902によって、搬送ローラ903および分離ベルト904からなる分離部に搬送され、最上位紙から1枚づつ順次分離されて搬送される。
この分離部下流側には引き抜きローラ対905が配置され、この引き抜きローラ対905により分離された特殊用紙は、安定して搬送パス908に導かれる。引き抜きローラ対905の下流側には給紙センサ907が設けられ、また給紙センサ907と入口ローラ対502との間には、搬送パス908上の特殊用紙を入口ローラ対502に導くための搬送ローラ906が設けられている。
(フィニッシャの動作概要)
次に、ソートモード時のインサータ900およびプリンタ300からフィニッシャ500内の処理トレイ630への用紙搬送について図3ないし図8を参照しながら説明する。図3ないし図8は図1の画像形成装置におけるソートモード時のインサータおよびプリンタからフィニッシャ内の処理トレイへの用紙の流れを説明するための図である。
用紙Cを表紙として画像形成後の用紙に挿入する場合には、図3(b)に示すように、用紙がインサータ900のトレイ901にセットされる。このとき、用紙Cは、図3(a)に示すように、画像面が上向きで綴じ位置が操作者から見て左になるようにセットされ、図中の矢印の方向へ給紙される。この用紙Cのセット状態は、原稿給装置100における原稿のセット状態で同じであり、用紙Cのセットを行う際の操作性を向上させることができる。
用紙Cがトレイ901にセットされると、図4に示すように、その最上段の用紙C1の給紙が開始され、切換フラッパ551はフィニッシャパス552側に切換えられる。用紙C1は搬送パス908から入口ローラ対502を経てフィニッシャパス552内に導かれ、この用紙C1の先端が入口センサ531により検出されると、プリンタ300からの画像形成後の用紙(図5に示す用紙P1)の給送が開始される。
次いで、図5に示すように、プリンタ300から給紙された用紙P1がフィニッシャ500内に導かれるとともに、用紙C1はバッファローラ505を介してソートパス522に導かれる。このとき、切換フラッパ510、511はいずれもソートパス522側に切換えられている。
このソートパス522に導かれた用紙C1は、図6に示すように、処理トレイ630上に収納される。このとき、プリンタ300からの用紙P1は、フィニッシャパス522内に導かれている。この用紙P1は、図7に示すように、用紙C1と同様に、バッファローラ505を介してソートパス522に導かれ、処理トレイ630に向けて搬送される。また、この用紙P1に続く用紙P2がフィニッシャパス552内に導かれている。そして、図8に示すように、用紙P1は既に処理トレイ630に収納されている用紙C1に積み重ねられて収納され、それに続く用紙P2が用紙P1に積み重ねられて収納される。
ここで、プリンタ300からの各用紙P1、P2には鏡像処理された画像が形成されており、その各用紙P1、P2は反転排紙により排紙されているから、各用紙P1、P2は用紙C1と同様に、その画像面を下向きにしてかつその綴じ位置をステイプラ601側に向けて処理トレイ630に収納される。また、本図8には示していないが、次の束に対する特殊用紙をあるときには、現在の束を構成する用紙P1、P2の給送中にこの特殊用紙を搬送パス908に給送して待機させるように構成されている。この構成によりソートモード処理時における生産性を向上させることができる。
(製本の動作概要)
次に、製本モード時の画像形成について図9を参照しながら説明する。図9は図1の画像形成装置における製本モード時の画像形成を説明するための図である。
製本モードが指定されると、原稿給送装置100にセットされた原稿を、その先頭頁から順に読取り、読取った原稿の画像を順にハードディスク206に格納し、同時に読取った原稿枚数をカウントする。
原稿の読取が終了すると、読取った原稿画像を次の(1)式により分類し、画像形成順、画像形成位置を決定する。
M=n×4−k …(1)
M:原稿枚数
n:1以上の整数で用紙枚数
k:0、1、2、3のいずれかの値
なお、画像形成順、画像形成位置制御に関しては詳細な説明を省略する。
この製本モード時における画像形成を読取原稿枚数が8枚の場合を例にして説明すると、図12(a)に示すように、ハードディスク206には8頁分の原稿画像データ(R1からR8)が読取った順番に格納される。
各画像データ(R1からR8)に対してその画像形成順、画像形成位置が決定される。これにより、図9(b)に示すように、上述した鏡像処理が施された後に、1頁目の用紙P1の第1面(表面)には、その左半分にR4画像、右半分にR5画像が形成され、この用紙P1は両面搬送パス124に導かれる。そして用紙P1は再度転写部116に給送され、その第2面(裏面)の左半分にR6画像、右半分にR3画像が形成される。そして、このようにして両面に画像が形成された用紙P1は、反転排紙により反転されて排紙された後にフィニッシャ500の製本パス553に送られる。この反転排紙により用紙P1に関しては、図9(c)に示すように、R6画像およびR3画像が形成されている第2面を上向きにかつR6画像を先頭にして図中の矢印の方向に搬送される。
次いで、2頁目の用紙P2の第1面(表面)に対して、その左半分にR2画像、右半分にR7画像が形成され、この用紙P2は両面搬送パス124に導かれる。この用紙P2は再度転写部116に給送され、その第2面(裏面)の左半分にR8画像、右半分にR1画像が形成される。そして、この用紙P2は、反転されて排紙された後にフィニッシャ500の第1製本パス553に送られる。この反転排紙により用紙P2に関しては、図9(c)に示すように、R8画像およびR1画像が形成されている第2面を上向きにかつR8画像を先頭にして図中の矢印の方向に搬送される。
各用紙P1、P2は、フィニッシャ500の製本パス553を介して収納ガイド820内に導かれて収納される。この収納ガイド820内においては、図9(d)に示すように、用紙P1が突出し部材825側に、用紙P2が折りローラ対826側にそれぞれ収納されるように構成されている。また、各用紙P1、P2の第1面は突出し部材825側に向けられて収納される。
各用紙P1、P2の収納ガイド820内の位置決めは位置決め部材823により行われる。
(製本+インサータの動作概要)
この製本モード時のインサータ900およびプリンタ300からフィニッシャ内の収納ガイド820への用紙搬送について図10ないし図17を参照しながら説明する。図10ないし図16は図1の画像形成装置における製本モード時のインサータおよびプリンタからフィニッシャ内の収納ガイドへの用紙の流れを説明するための図、図17は図2のフィニッシャ内の折り処理および綴じ処理により製本化する例を示す図である。
用紙C1を表紙として画像形成後の用紙に挿入して製本化する場合には、図10(b)に示すように、用紙C1がインサータ900のトレイ901にセットされる。このとき、用紙C1は、図10(a)に示すように、画像Rおよび画像Fが形成されている画像面を上向きにしてトレイ901にセットされ、画像Fを先頭にして給送される。すなわち、用紙C1は操作者から見て正視状態でセットされ、この用紙C1のセット状態は、原稿給装置100における原稿のセット状態で同じである。よって、用紙C1のセットを行う際の操作性を向上させることができる。
用紙C1がトレイ901にセットされると、図11に示すように、その最上段の用紙C1の給紙が開始され、切換フラッパ551はフィニッシャパス552側に切換えられる。用紙C1は搬送パス908から入口ローラ対502を経てフィニッシャパス552内に導かれ、この用紙C1の先端が入口センサ531により検出されると、プリンタ300からの画像形成後の用紙(図12に示す用紙P)の給送が開始される。
次いで、図12に示すように、プリンタ300から給紙された用紙Pがフィニッシャ500内に導かれるとともに、用紙C1はバッファローラ505を介してノンソートパス521側に導かれる。このとき、切換フラッパ510はノンソートパス521側に切換えられている。
さらに用紙C1がノンソートパス521側に導かれてその後端が入口センサ531を通過するまで搬送されると、図12に示すように、用紙C1は一旦停止される。このとき、プリンタ300からの用紙Pは、フィニッシャ500内に導かれる。そして、用紙C1が停止された状態で用紙Pは、図13に示すように、切換フラッパ551により第1製本パス553に導かれて収納ガイド820内に収納され、この用紙に続く用紙Pが同様に第1製本パス553に導かれる。このとき、用紙C1に続く用紙C2は分離されて搬送ローラ対906の手前まで搬送されて、所定枚数の用紙が収納ガイド820に収納されるまで待機される。
所定枚数の用紙Pが収納ガイド820に収納されると、図14に示すように、用紙C1が反転給送され、分岐Aおよび第2製本パス554を経由して収納ガイド820内に導かれる。このとき、用紙C1は、図15に示すように、画像R側を先頭にして搬送され、そして既に収納ガイド820に収納されている用紙Pの束に重ね合わされて収納される。この用紙C1が収納ガイド820に収納されると、用紙C1に続く用紙C2の給送が開始される。ここで、例えば用紙C2が所定のサイズと異なるサイズであるような不適切な用紙であるときには、図16に示すように、図13に示す状態で一旦停止させることなく、サンプルトレイ701に排出される。
収納ガイド820において用紙C1が用紙Pの束に重ね合わされて収納された後は、用紙C1と用紙Pの束に対して突出し部材825が突出され、この束が折りローラ対826に向けて押し出される。この束が折りローラ対826によりこの束の中央部(画像面の画像境界部分)で折りたたまれてサドル排出トレイ832に排出される。このようにして折りたたまれた状態では、図17(b)に示すように、用紙C1の画像Fが表紙頁にまた画像Rが最終頁に配置され、各用紙Pの画像が頁順に配置されることになり、また用紙C1、用紙Pの各画像の向きが一致される。
このように、インサータ900からの用紙C1の給紙制御、プリンタ300からの用紙Pの搬送制御により、製本化状態において、用紙C1の画像Rが表紙頁にまた画像Rが最終頁に配置され、各用紙Pの画像が頁順に配置されるとともに、その画像の向きが一致されるから、インサータ900からの特殊用紙の印刷品位およびプリンタ300の用紙搬送耐久性を損なわずに、用紙と特殊用紙とを合せて製本化することができる。この他、ソートモード時にはフィニッシャ500により、特殊用紙の挿入を一旦フィニッシャパス552内に待機させた後に、用紙を収納ガイド820内に導いて収納し、この用紙の収納後フィニッシャパス552内に待機している特殊用紙を収納ガイド820内に導いて収納するから、用紙と特殊用紙とを合せて製本化する際の生産性を向上させることができる。
また、必要に応じて、収納ガイド820において用紙C1が用紙Pの束に重ね合わされて収納された状態において、ステイプラ818によりその束を中央部で綴じることもできる。
(仕分け動作概要)
本発明における用紙の仕分け動作に関して、図18から図22を用いて説明を行う。フラッパ551により製本パス内に搬送されてきた用紙Sは、搬送ガイド250a、250bを通過し、搬送ローラ対251、252により搬送ガイド253、254で構成されている収容パス内に搬送される事になる。ここで、仕分け爪255は爪支台256に支点Aにより回転可能に取付けられており、図示しないばね等の弾性部材により矢印方向に付勢されている。この仕分け爪255は、用紙が逆流するのを防止する役目も担っている。また、爪支台256は駆動プーリ260により駆動されるベルト部材257と固定されている事で、駆動プーリ260を駆動する事により、フレーム259内の摺動レール258を収容パスと略平行方向に移動する事が可能となっている。
図18の状態で、収容パス内に積載されている既積載紙S'に新たな用紙Sが搬送されて来た場合、仕分け爪255は用紙Sにより図19に示す様に紙のコシにより、仕分け爪255は矢印方向に移動する事になる。用紙Sが仕分け爪255を回転させる補助手段として、搬送ローラ対251、252もしくは、搬送ガイド250a、250bには、コシ付け手段が備えられている事が望ましい。その後、搬送ローラ対251、252により、図示しない先端ストッパ部材に突当るまで用紙Sは搬送される。用紙Sが先端ストッパ部材に突当った状態を示したのが、図20である。この状態で駆動プーリ260を駆動する事により、仕分け爪255および爪支台256が図21の矢印に移動し、既積載束S'の最上部に用紙Sが積載する事になる。その後、仕分け爪255および爪支台256矢印と逆方向に駆動され、図18の状態に戻る事になる。この動作を繰り返し行う事で、用紙Sの積載が行われる。積載された用紙は図示しない整合板により整合され、前記したステイプル処理や製本処理等の後処理を施す事が出来る。
ここでは、仕分け爪255、および爪支台256を駆動する駆動手段としては、ベルトによる駆動方式に関して説明を行ったが、駆動方式としてはこれに限定される必要は何ら無く、例えばラックとピニオンによるギア駆動形式でも問題は無い。さらに付け加えるなら、直線方向に駆動できる駆動手段であれば問題は無い。
また、仕分け爪255が爪支台256に回転可能に取付けられており、弾性部材により一方向に付勢されている方法に関して説明を行ったが、これに限定される必要は何ら無く、例えば、弾性シート部材により用紙の仕分け動作を行っても問題は無い。
今回の説明では仕分け爪255、および爪支台256を駆動する仕分け方法に関して説明を行ったが、特にこれに限定される必要はなく、例えば、仕分け爪255を固定した状態で、先端ストッパを収容パスと略平行方向に駆動しても同様の効果をえる事が出来る。
今回の説明では、シート収容手段が略垂直に対して右側に傾いている実施例について説明を行ったが、これに限定される必要は何ら無く、シート収容手段が垂直であったり、垂直に対して左側に傾いていたりしても問題は無い。
この他、本発明が提案するシート積載装置は、シート後処理装置に限って使用される必要何ら無く、例えば、画像形成装置内部の両面ユニット等のシート積載手段で使用しても問題は無い。
本発明を説明する画像形成装置、およびシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 本発明を説明するシート処理装置の断面図。 従来装置を説明するシート処理装置の断面図。
符号の説明
250a,250b 搬送ガイド
251,252 搬送ローラ対
253 搬送ガイド
254 搬送ガイド
255 仕分け爪
256 爪支台
257 ベルト部材
258 摺動レール
259 フレーム
260 駆動プーリ
S 用紙
S' 既積載紙

Claims (10)

  1. シートを積載するための収容手段と、シートの先端部分を突当てるための突当て手段と、シートを仕分けるための仕分け手段を備えたシート積載装置において、前記仕分け手段をシート収容手段と略平行な方向に駆動する事により、シートを搬送されてきた順に積載する事を特徴とするシート積載装置。
  2. シートを積載するための収容手段と、シートの先端部分を突当てるための突当て手段と、シートを仕分けるための仕分け手段を備えたシート積載装置において、前記突当て手段をシート収容手段と略平行な方向に駆動する事により、シートを搬送されてきた順に積載する事を特徴とするシート積載装置。
  3. 前記シート積載手段は、積載されたシートを整合する整合手段を備えている事を特徴とする、請求項1から請求項2に記載のシート積載装置。
  4. 前記シート積載手段は、積載されたシートに後処理を行う後処理手段を設けた事を特徴とする、請求項1から請求項2に記載のシート積載装置。
  5. 前記シート積載手段は、略直立状態に配置されている事を特徴とする、請求項1から請求項2に記載のシート積載装置。
  6. 前記シート収容手段に用紙を排紙する排紙ローラには、搬送ガイドにより用紙を積極的に曲げ、用紙にコシ付けを行うコシ付け手段が設けられている事を特徴とする、請求項1から請求項2に記載のシート積載装置。
  7. 前記シート収容手段に用紙を排紙する排紙ローラには、ローラ端部の外形を大きくして用紙にコシ付けを行うコシ付け手段が設けられている事を特徴とする、請求項1から請求項2に記載のシート積載装置。
  8. 請求項1および請求項2のシート積載装置が、画像形成装置内の両面ユニットに設けられている事を特徴とするシート積載装置。
  9. 請求項1および請求項2のシート積載装置が、シート後処理装置内に設けられている事を特徴とするシート積載装置。
  10. シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段で画像が形成されたシートを処理するための請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載のシート積載装置を有する事を特徴とする画像形成装置。
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