JP2005161333A - 低圧鋳造機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 小型化させて、コストを低減させることができ、また、型締位置制御、型締力制御が容易であり、しかも、消費電力が少なく、低騒音が実現できる低圧鋳造機を提供する。
【解決手段】 ACサーボモータ18の回転運動を、タイミングベルト15,17と、2段式のプーリ16,13を介してホルダ11に伝え、ホルダ11に設けられたナット12に螺合されているボールネジ10を上下運動させて、金型9を開閉できるように構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ACサーボモータ18の回転運動を、タイミングベルト15,17と、2段式のプーリ16,13を介してホルダ11に伝え、ホルダ11に設けられたナット12に螺合されているボールネジ10を上下運動させて、金型9を開閉できるように構成する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、低圧鋳造機に関するものである。
従来、低圧鋳造機は、例えば特許文献1に開示されているように、油圧シリンダを使用して金型の開閉を行っている。
特開2000−254767号公報
従来では、油圧シリンダを使用しているため、型締推力や開閉速度に見合った配管が必要であり、配管スペースが大となってしまうという問題点があり、また油圧使用のため、型締位置制御や型締力制御が難しいという問題点があった。
また更に、常に油圧ポンプを回しておく必要があるため、騒音が生じ、消費電力が大となるという問題点があった。
更には、油圧使用のため、速度切替時のショックが大きく、作動油の漏れ発生という問題点があった。
また更に、常に油圧ポンプを回しておく必要があるため、騒音が生じ、消費電力が大となるという問題点があった。
更には、油圧使用のため、速度切替時のショックが大きく、作動油の漏れ発生という問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、油漏れ等の心配がなく、配管も必要とせず、コストを低減させて小スペースで設置でき、しかも、消費電力が少なくて低騒音となる低圧鋳造機を提供せんとするものであり、請求項1は、ACサーボモータの回転運動を、減速機構を介し、ボールネジの直線運動に変換して金型を開閉できるように構成したことである。
また請求項2は、前記減速機構は、2段式のプーリとタイミングベルトで構成されていることである。
また請求項2は、前記減速機構は、2段式のプーリとタイミングベルトで構成されていることである。
本発明は、ACサーボモータの回転運動を減速機構を介し、ボールネジの直線運動に変換して金型を開閉できるように構成したことにより、従来の油圧シリンダを使用した構成に比べ、複雑な配管作業がなく、コストを低減させることができ、設備を小スペース化させることができる。また、ACサーボモータの使用により、型締位置制御や型締力制御が容易となり、消費電力が少なく低騒音の低圧鋳造機となる。
また、減速機構は、2段式のプーリとタイミングベルトで構成されていることにより、サーボモータの回転力を、2段式のプーリとタイミングベルトで良好に減速させ、トルクを良好に増幅させることができるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、低圧鋳造機の正面構成図であり、また図2は、要部の平面構成図である。
図1は、低圧鋳造機の正面構成図であり、また図2は、要部の平面構成図である。
図において、低圧鋳造機1は、固定ベース2上に下型3が取り付けられており、固定ベース2の下方には溶湯炉4が設けられて、溶湯炉4内の溶湯をストーク5を介して下型3に供給できるように構成されている。
また、固定ベース2から上方へ向かって、4本の支柱6が立設されており、この各支柱6に摺動可能に外嵌されたガイド筒体7を介して、支柱6に沿って可動ベース8が上下動できるように構成されており、可動ベース8の下面には上型9が取り付けられている。この上型9と下型3で金型が構成されるものである。
また、固定ベース2から上方へ向かって、4本の支柱6が立設されており、この各支柱6に摺動可能に外嵌されたガイド筒体7を介して、支柱6に沿って可動ベース8が上下動できるように構成されており、可動ベース8の下面には上型9が取り付けられている。この上型9と下型3で金型が構成されるものである。
可動ベース8は、垂直に設けられたボールネジ10の下端に連結されており、ボールネジ10は、ベアリングを介し回転可能に立設されたホルダ11内に設けられて、ホルダ11の下部にはナット12が固定され、ナット12はホルダ11と共に回転できるように構成され、ナット12が回転することで、このナット12に螺合されている前記ボールネジ10が上下方向に直線運動を行い、前記可動ベース8および上型9を上下動させることができるように構成されている。
ホルダ11の上端には、キー14を介して第2プーリ13が水平状に固定されており、この第2プーリ13の右側方には、第1プーリ16が回転可能に設けられて、第1プーリ16の小径プーリと第2プーリ13間には、タイミングベルト15が掛装されている。
また、第1プーリ16の右側方には、ブレーキ付のACサーボモータ18が設けられており、このACサーボモータ18の回転軸と、第1プーリ16の大径プーリ間にはタイミングベルト17が掛装されている。
なお、前記第1プーリ16,第2プーリ13の上部には、カバー19が覆設されている。
また、第1プーリ16の右側方には、ブレーキ付のACサーボモータ18が設けられており、このACサーボモータ18の回転軸と、第1プーリ16の大径プーリ間にはタイミングベルト17が掛装されている。
なお、前記第1プーリ16,第2プーリ13の上部には、カバー19が覆設されている。
このような構造においては、ACサーボモータ18を回転させることにより、このACサーボモータ18の回転力がタイミングベルト17を介し第1プーリ16に伝わり、第1プーリ16が回転され、更に、この第1プーリ16の回転力がタイミングベルト15を介して第2プーリ13に伝わり、第2プーリ13が回転されることとなる。
この2段式の第1プーリ16と第2プーリ13で回転が減速されて、トルクが増幅されることとなり、この第1プーリ16と第2プーリ13とタイミングベルト15,17で減速機構が構成されている。
この2段式の第1プーリ16と第2プーリ13で回転が減速されて、トルクが増幅されることとなり、この第1プーリ16と第2プーリ13とタイミングベルト15,17で減速機構が構成されている。
第2プーリ13が回転することにより、キー14を介して連結されているホルダ11が回転し、これに伴いナット12が回転し、このナット12に螺合されているボールネジ10が、ナット12の回転により上下方向に直線運動を成すこととなり、可動ベース8が上下動されて、これに伴い上型9が上下動されるものである。
このような構成では、従来のような油圧シリンダを用いないために、低圧鋳造機1の高さを低くすることができ、小さいACサーボモータ18で大きなパワーを発生させて金型を開閉させることができるものとなり、ACサーボモータ18の制御(比例制御)で、スムーズな加減速を行うことができ、また、型締め力はACサーボモータ18のトルク制御で容易に制御できるものとなり、従来の油圧シリンダを用いたものよりも型締位置制御や型締力制御が容易なものとなる。
このような構成では、従来のような油圧シリンダを用いないために、低圧鋳造機1の高さを低くすることができ、小さいACサーボモータ18で大きなパワーを発生させて金型を開閉させることができるものとなり、ACサーボモータ18の制御(比例制御)で、スムーズな加減速を行うことができ、また、型締め力はACサーボモータ18のトルク制御で容易に制御できるものとなり、従来の油圧シリンダを用いたものよりも型締位置制御や型締力制御が容易なものとなる。
また、油圧を使用しないために、油圧配管を行う必要がなく、配線のみで良いため、コストを低減させることができ、また油漏れの心配もないものとなる。
また、消費電力が少なく、低騒音であり、従来のように常に油圧ポンプを回転させておく必要もないものとなる。
また、消費電力が少なく、低騒音であり、従来のように常に油圧ポンプを回転させておく必要もないものとなる。
1 低圧鋳造機
2 固定ベース
3 下型
6 支柱
8 可動ベース
9 上型
10 ボールネジ
11 ホルダ
12 ナット
13 第2プーリ
15,17 タイミングベルト
16 第1プーリ
18 ACサーボモータ
2 固定ベース
3 下型
6 支柱
8 可動ベース
9 上型
10 ボールネジ
11 ホルダ
12 ナット
13 第2プーリ
15,17 タイミングベルト
16 第1プーリ
18 ACサーボモータ
Claims (2)
- ACサーボモータの回転運動を、減速機構を介し、ボールネジの直線運動に変換して、金型を開閉できるように構成したことを特徴とする低圧鋳造機。
- 前記減速機構は、2段式のプーリとタイミングベルトで構成されていることを特徴とする請求項1に記載の低圧鋳造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003400620A JP2005161333A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 低圧鋳造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003400620A JP2005161333A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 低圧鋳造機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005161333A true JP2005161333A (ja) | 2005-06-23 |
Family
ID=34724841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003400620A Pending JP2005161333A (ja) | 2003-11-28 | 2003-11-28 | 低圧鋳造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005161333A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2003
- 2003-11-28 JP JP2003400620A patent/JP2005161333A/ja active Pending
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