JP2005160605A - コイン投入装置及び遊技機 - Google Patents

コイン投入装置及び遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005160605A
JP2005160605A JP2003401140A JP2003401140A JP2005160605A JP 2005160605 A JP2005160605 A JP 2005160605A JP 2003401140 A JP2003401140 A JP 2003401140A JP 2003401140 A JP2003401140 A JP 2003401140A JP 2005160605 A JP2005160605 A JP 2005160605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medal
coin
cylinder
insertion device
token
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003401140A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4249000B2 (ja
Inventor
Shigeru Sakai
滋 酒井
Hiroshi Tanaka
寛 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takamisawa Cybernetics Co Ltd
Original Assignee
Takamisawa Cybernetics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takamisawa Cybernetics Co Ltd filed Critical Takamisawa Cybernetics Co Ltd
Priority to JP2003401140A priority Critical patent/JP4249000B2/ja
Publication of JP2005160605A publication Critical patent/JP2005160605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4249000B2 publication Critical patent/JP4249000B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Abstract

【課題】 小型でありながら、一括投入されたコインを1枚ずつ放出できるコイン投入装置を提供する。
【解決手段】 複数のコイン2を案内する案内面5aと、前記複数のコイン2を一括して投入するための投入口6が形成された受皿5と、投入口6より投入されるコイン2を整列して収容する筒状の形状のコイン収容筒10と、コイン収容筒10を振動させる振動発生手段21とを備え、コイン収容筒10は、所定の角度で傾斜して配置され、前記傾斜の下流側にコイン止め部12を有し、コイン止め部12で止められたコイン2がコイン収容筒10に交差する方向に1枚のみ通過可能な放出口13が形成されたコイン投入装置1とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コイン投入装置及び遊技機に関し、特に小型でありながら、一括投入されたコインを1枚ずつ放出できるコイン投入装置及び該コイン投入装置を備えた遊技機に関する。
従来のコイン投入装置としては、例えば複数のコインを一括投入できる装置があった。複数のコインを一括投入できる装置としては、複数のコインの投入を受け付けられる投入口の後に分離機構を設け、一括投入された複数のコインをこの分離機構で1枚ずつに分離し、例えばコインを識別する識別部へ供給するものがあった。即ちこのような装置では、コインは装置から1枚ずつ放出される。さらに分離機構としては、例えばコイルバネの回転によりコインを1枚ずつに分離するものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−150373号公報 (第3−8頁、第1−3図)
しかし、以上のようなコイン投入装置では、例えば投入されたコインを収容し、バネまで案内する案内部や、コインを分離するためのバネ等で分離機構が大きくなってしまうため、装置が大型化してしまっていた。またこのようなコイン投入装置は大型であるため、スロットマシーンやメダル遊技機等の遊技機に装備することが難しかった。このため遊技機には、コインを1枚ずつ投入するための装置が備えられていた。即ち利用者(遊技者)は1枚ずつコインを投入していたため利便性が低かった。
そこで本発明は、小型でありながら、一括投入されたコインを1枚ずつ放出できるコイン投入装置及び該コイン投入装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明によるコイン投入装置1は、例えば図1、図3に示すように、複数のコイン2を案内する案内面5aと、前記複数のコイン2を一括して投入するための投入口6が形成された受皿5と;投入口6より投入されるコイン2を整列して収容する筒状の形状のコイン収容筒10と;コイン収容筒10を振動させる振動発生手段21とを備え;コイン収容筒10は、所定の角度で傾斜して配置され、前記傾斜の下流側にコイン止め部12を有し、コイン止め部12で止められたコイン2がコイン収容筒10に交差する方向に1枚のみ通過可能な放出口13が形成されている。
このように構成すると、複数のコイン2を案内する案内面5aと、前記複数のコイン2を一括して投入するための投入口6が形成された受皿5と、投入口6より投入されるコイン2を整列して収容する筒状の形状のコイン収容筒10と、コイン収容筒10を振動させる振動発生手段21とを備えている。さらにコイン収容筒10は、所定の角度で傾斜して配置され、前記傾斜の下流側にコイン止め部12を有し、コイン止め部12で止められたコイン2がコイン収容筒10に交差する方向に1枚のみ通過可能な放出口13が形成されているので、例えば振動発生手段21によりコイン収容筒10を振動させることでコイン収容筒10に整列して収容でき、整列したコイン2を1枚ずつ放出口13から放出できることで、コイン収容筒10でコイン2の収容と1枚ずつの放出とが行えるので、小型でありながら、一括投入されたコインを1枚ずつ放出できるコイン投入装置を提供できる。また例えば振動発生手段21によりコイン収容筒10が振動させられることで、コイン収容筒10に投入口6より投入されるコイン2を整列して収容でき、さらに収容されたコイン2を放出口13から1枚ずつ放出できる。
また請求項2に記載のように、請求項1に記載のコイン投入装置1では、コイン収容筒10の筒状の形状は、円筒形状であることを特徴とするとよい。このように構成すると、例えば投入口6より投入され、コイン収容筒10に収容されたコイン2が、振動により整列されやすい。
上記目的を達成するために、請求項3に係る発明による遊技機70は、例えば図2に示すように、請求項1又は請求項2に記載のコイン投入装置1を備え;コイン収容筒10の放出口13より放出されたコイン2を遊技媒体として用いるように構成されている。
このように構成すると、コイン投入装置1を備えているので、例えば複数のコイン2を一括して投入できるので、1枚ずつコインを投入するのと比較して利便性を向上させることができる。
上記目的を達成するために、請求項4に係る発明による遊技機70は、例えば図7、図8に示すように、請求項1又は請求項2に記載のコイン投入装置1と;コイン2を1枚ずつ投入するための第2の投入部110とを備えている。
このように構成すると、コイン投入装置1と、コイン2を1枚ずつ投入するための第2の投入部110とを備えるので、例えば複数のコイン2を一括して投入できるだけでなく、1枚ずつコイン2を投入したい場合であっても、第2の投入部110から簡便に1枚ずつ投入できるので、さらに利便性を向上させることができる。
以上のように本発明によれば、複数のコインを案内する案内面と、前記複数のコインを一括して投入するための投入口が形成された受皿と、前記投入口より投入されるコインを整列して収容する筒状の形状のコイン収容筒と、前記コイン収容筒を振動させる振動発生手段とを備え、前記コイン収容筒は、所定の角度で傾斜して配置され、前記傾斜の下流側にコイン止め部を有し、該コイン止め部で止められたコインが前記コイン収容筒に交差する方向に1枚のみ通過可能な放出口が形成されているので、小型でありながら、一括投入されたコインを1枚ずつ放出できるコイン投入装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図において互いに同一あるいは相当する部材には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るコイン投入装置としてのメダル投入装置1を説明する斜視図である。なお図1では、説明のために後述のトレイ5を上方へ移動させた場合を示している。なおここでいうコインは例えば硬貨や遊技媒体として用いられるメダルである。以下コインはメダル2で説明する。またメダルは少なくとも外径が同じもの、より好ましくは単一種類、例えば直径、厚さ、重さが同一であるものを用いるとよい。ここではメダル2は同一種類、さらに具体的には直径が25mmのものを用いた場合で説明する。
メダル投入装置1は、複数のコインとしてのメダル2を案内する案内面5aと複数のメダル2を一括して投入するための投入口6が形成された受皿としてのトレイ5と、トレイ5の投入口6より投入されるメダル2を整列して収容する筒状の形状のコイン収容筒としてのメダル収容筒10と、メダル収容筒10を振動させる振動発生手段としての振動発生部21とを備えている。以下上記各構成について説明する。
なお本実施の形態のメダル投入装置1は、例えば図2の斜視図に示すような遊技機としてのスロットマシーン70に備えられるようなものである。スロットマシーン70は、メダル投入装置1を備え、メダル収容筒10の放出口13(図3参照)より放出されたメダル2を遊技媒体として用いるように構成されたものである。メダル投入装置1は、スロットマシーン70に取り付ける際には、例えば利用者である遊技者が、トレイ5にメダル2を投入しやすい位置に配置される。ここでは、遊技者が遊技の際に操作するための操作部71の上部に配置されている。さらに言えばトレイ5を上部に露出させて取り付けられている。
またスロットマシーン70は、メダル2を識別する不図示の識別部を備えている。この識別部は、メダル投入装置1より1枚ずつ放出されるメダル2を識別できる位置、例えば図3で後述するメダル通路15の出口近傍に配置することが好ましい。なおここでいう識別とはメダル2の正偽を識別することに限られず、単にメダル2の通過を検知することを含む概念である。スロットマシーン70は、この検知の信号に基づいて、遊技者によりメダル投入装置1に投入され、メダル投入装置1から1枚ずつ放出されたメダル2を計数できる。さらに、この計数結果を例えばクレジットとして遊技者に遊技させることができる。
図1に戻って、メダル投入装置1の各構成の詳細について説明する。トレイ5の案内面5aは、載置された複数のメダル2を投入口6へ案内するものである。案内面5aは、複数の斜面を含んで構成され、各斜面は投入口6の方向へ向かって傾斜している。傾斜の角度は、案内面5a上のメダル2が重力により投入口6へすべり落ちる程度の角度例えば20〜60°程度とするとよい(図3参照)。なお、極端に急な角度例えば90°(鉛直方向)とするのは好ましくない。また投入口6は、メダル1枚程度の大きさの略円形に形成されている。またトレイ5の上部には、案内面5aの周囲に平面の枠5cが形成されている。そして枠5cには、後述のリジェクトレバー42が突出するための長孔5dが形成されている。長孔5dはリジェクトレバー42を操作するのに十分な大きさを有している。トレイ5は、投入口6が後述のメダル収容筒10のメダル入口11に対応するように不図示の筐体に取り付けられる。
なお、トレイ5とメダル収容筒10とは振動が伝わらないように分離するとよい。即ちトレイ5は振動させないようにするとよい。このようにすることで遊技者の操作感が向上する。
メダル収容筒10は、前述のように筒状の形状に形成されたものである。ここで筒状の形状は、いわゆる全周が閉じた筒だけでなく、例えば半円の断面形状を有する樋も含む概念である。また筒状の形状は典型的には円筒であるが多角形の筒であってもよい。本実施の形態ではメダル収容筒10の筒状の形状は、円筒形状である。なおここでいう円筒形状とは、断面が円形状のものをいう。円筒形状とすることで、後述するように振動発生部21により振動を発生させた際に、メダル収容筒10内のメダル2が整列しやすくなる。
ここで図3の側面断面図に示すように、メダル収容筒10には、所定の角度で傾斜して配置され、この傾斜の下流側にコイン止め部としてのメダル止め部12を有し、メダル止め部12で止められたメダル2がメダル収容筒10に交差する方向に1枚のみ通過可能な放出口13が形成されている。放出口13はメダル収容筒10の下部に形成されている。なお所定の角度は、例えば10〜30°、最も好ましくは15〜20°である。なお、所定の角度は、振動発生部21により振動を発生させた際に、あまり小さいとメダルの整列に時間がかかり、また大きいと整列されたメダル同士の摩擦力が大きくなり、例えば放出口13よりメダルが円滑に落下しない。言い換えればメダルの分離に時間がかかる。このため、上記角度のように設定することが好ましい。
またメダル収容筒10の放出口13の下部にはメダル通路15が接続されている。メダル通路15は、メダル2が1枚だけ通過できる断面を有しており、メダル投入装置1の下部まで設けられている。即ちメダル投入装置1は、放出口13より1枚ずつ放出されたメダル2が、メダル通路15を介して、装置下部より放出されるように構成されている。
またメダル収容筒10の上記傾斜の上流側の端部には、メダル収容筒10内にメダル2を受け入れるための開口であるメダル入口11が形成されている。メダル入口11はトレイ5の投入口6に対応している。即ちトレイ5の投入口6から投入された複数のメダルが、メダル入口11よりメダル収容筒10内に収容されるように構成されている。メダル入口11は、円筒を斜めに切断した際の断面形状を有している。なお切断の角度は、例えば20〜60°、好ましくは30〜50°、最も好ましくは40°程度とする。メダル収容筒10は、トレイ5の投入口6より投入され、メダル入口11より受け入れたメダル2を整列して収容するように構成されている。整列とはメダル2の側面が揃って積み重なった状態をいう。
またメダル収容筒10は、メダル2の外径よりも僅かに大きい内径を有する。僅かに大きいとは例えば0.5〜3mm程度、好ましくは0.5〜2mm程度、最も好ましくは1mm程度である。即ちここではメダル2の外径が25mmであるので、メダル収容筒10の内径は26mmに設定されている。
またメダル収容筒10には、メダル収容筒10内に収容されたメダル2を検知する検知センサ17が設けられている。検知センサ17は、例えばフォトセンサや磁気センサ等である。本実施の形態では検知センサ17はフォトセンサとして説明する(以下フォトセンサ17で説明する)。フォトセンサ17は、光(例えば赤外光)を投光する投光部17aと、投光部17aより投光された光を受光する受光部17bとで構成され、投光部17aで投光された光がメダル2で遮光されることにより、受光部17bで受光できなくなることでそのメダル2の存在を検知するものである。なおここでは、フォトセンサ17はメダル2だけでなく、投入口6より投入された異物の存在も検知する。またここではフォトセンサ17は、メダル止め部12近傍に配置されている。即ち、メダル止め部12に当接又はその近傍に存在するメダル2の存在を検知できる。なお異物とは、メダル2以外のもの、例えばメダル2以外のメダル(硬貨や異種のメダル等)や、メダル以外のもの例えばクリップ、針金といったものをいう。
さらにメダル収容筒10は、収容したメダル2が外部から見えるようにするとよい。具体的にはメダル収容筒10は透明又は半透明な樹脂で形成するとよい。本実施の形態では透明な樹脂で形成されている。このようにすることで、メダル収容筒10内の状態を目視できるので、例えば詰まり等の異常を容易に確認でき、保守が行ないやすい。またメダル収容筒10は着色してもよい。着色する色は、例えばフォトセンサ17によるメダル2の検知に影響するような光、例えば太陽光などの外乱光を反射又は吸収するような色である。これにより、メダル収容筒10内に侵入する外乱光を低減でき、フォトセンサ17の誤検出を防止できる。即ちメダル2の存在を正確に検知できる。また着色は樹脂そのものに行ってもよいし、メダル収容筒10の外面と内面の両方又はいずれか一方にこのような色の膜をコーティングしてもよい。さらにこの場合には、メダル収容筒10内の状態を目視できない程度に濃く着色しても良いが、目視できる程度、言い換えれば半透明な状態となる程度に薄く着色してもよい。このように薄く着色すると、前述のように詰まり等の異常を容易に確認できる。
振動発生部21は、メダル収容筒10のメダル止め部12近傍に配置されている。振動発生部21はメダル収容筒10と一体に取り付けられている。本実施の形態では、振動発生部21はモータ22とモータ22の回転軸22aに取り付けられ、回転軸22aの回転により振動を発生させるための偏芯ローラ23とを有している。ここではモータ22はDCモータである。モータ22は、その回転軸22aがメダル収容筒10の長手方向と垂直になるように配置されている。偏芯ローラ23は、略円筒形のものであり、この円筒形の中心軸とずらした位置で回転軸22aに固定されている(図中モータの奥に破線で図示)。なお、振動発生部21は、基本的にメダル収容筒10の長手方向の振動成分を有する振動を発生するようにする。ここでは、モータ22の回転軸22aをメダル収容筒10の長手方向と垂直に配置することで、長手方向の振動成分を有する振動を発生させている。また図示しないが、偏芯ローラ23は、図示のように回転軸22aの一方の端部だけでなく、モータ22を挟んで回転軸22aの両端に取り付けてもよい。このようにすると、より効率良く長手方向の振動成分を有する振動を発生することができる。
また、振動発生部21は、上記のようにモータ22の回転により偏芯ローラ23を円運動させることで振動を発生させているため、メダル収容筒10内のメダル同士の摩擦力を増大させることなくメダル2を整列させることができる。そのため、放出口13からのメダル2の放出が円滑になる。このようにメダル投入装置1は、振動発生部21により発生される振動で、メダル収容筒10内に収容されたメダル2を整列し、放出口13から1枚ずつ放出させるものである。
また、メダル投入装置1は、振動発生部21を制御する制御部としての制御基板30を備えている。ここでは制御基板30は振動発生部21の下部に配置されている。制御基板30は、フォトセンサ17でメダル2を検知すると、振動発生部21のモータ22を回転駆動させるように制御するものである。即ち振動発生部21により振動を発生させるように制御するものである。
また、制御基板30は、上記のようにモータ22を回転駆動させた後、フォトセンサ17でメダル2を検知できなくなったときにモータ22の回転を停止させるように制御するものでもある。このように制御すると振動が発生している時間を短くすることができる。言い換えればこのように制御することで、必要なときにだけ振動発生部21により振動を発生させることができる。さらに以上ではフォトセンサ17でメダル2を検知できなくなったときにモータ22の回転を停止させる場合で説明したが、制御基板30は、モータ22を回転駆動させた後、フォトセンサ17でメダル2を検知できなくなった際には、検知できなくなったときから所定の時間後にモータ22の回転を停止させるように制御してもよい。このように制御することで、例えばメダル収容筒10内のメダルが放出されて無くなったときには、振動発生部21による振動を停止することができる。なお上記所定の時間は、数秒程度例えば0.1〜10秒、好ましくは1〜5秒程度である。また上記に限らず10秒以上であってもよいが、通常の場合(詰まり等の異常を除く)でメダル2が装置内に存在しえない程の長時間例えば1分以上とすることは適切ではない。なおこの制御は、例えばメダル止め部12付近にフォトセンサ17を配置しない場合、言い換えればメダル止め部12からフォトセンサ17が離れて設置される場合に有効である。
さらに制御基板30は、フォトセンサ17でメダル2を検知しているときで、図2で前述したスロットマシーン70の不図示の識別部で一定時間以上メダル2を検知していないときには、装置異常として警報を出すように構成するとよい。このようにすることで、例えばメダル収容筒10内で詰まりが発生したことを判断できる。
図1に戻って、さらにメダル投入装置1は、メダル収容筒10内に入った異物を排出するためのリジェクト機構40を備えている。なおリジェクト機構40は、メダル収容筒10内に停滞するメダル2を排出するためのものでもある。メダル2の停滞は例えば詰まりにより発生する。
ここで図4を参照してリジェクト機構40についてさらに説明する。なお図4(a)はメダル収容筒10を正面から見た正面図であり、(b)は(a)を図中右側から見た側面図である。リジェクト機構40は、メダル収容筒10に入った異物をメダル収容筒10外へ排出するためのリジェクト扉41と、リジェクト扉41を操作するためのリジェクトレバー42とを含んで構成されている。
リジェクト扉41は、略樋型を有しており、メダル収容筒10の下部の一部を形成している。またリジェクト扉41は、回動軸41a回りに回動可能にメダル収容筒10に取り付けられている。回動軸41aはメダル収容筒10の長手方向と平行に配置されている。またリジェクト扉41には、その外面に、リジェクト扉41を回動軸41a回りに回動させるためのリジェクト扉アーム41bが形成されている。リジェクト扉アーム41bは、およそ水平方向であり、且つ回動軸41aと垂直な方向に伸びて形成されている。なお、リジェクト扉41は、重力等により回動しない、言い換えれば自然に開放されないように、例えば図中R1方向に不図示のバネにより付勢力がかけられている。
リジェクトレバー42は、略L字型に形成されたものであり、回動軸42a回りに回動可能に取り付けられている。回動軸42aは、およそリジェクトレバー42の中央部に配置されている。リジェクトレバー42は、一方の端部42bが前述のトレイ5の長孔5d(図1参照)から突出するような長さを有している。また他の端部42cは、リジェクト扉アーム41bの下部まで伸びて形成されている。
リジェクト機構40は、図5(b)に示すように、リジェクトレバー42の端部42bをv1方向に操作することで、全体が回動軸42a回りに図中R3方向に回動し、端部42cがリジェクト扉アーム41bを押し上げる。そして図5(a)に示すように、リジェクト扉41は、リジェクト扉アーム41bが押し上げられることで、全体が回動軸41a回りに図中R4方向に回動するような構成を有している。即ちリジェクトレバー42の端部42bを操作することで、リジェクト扉41が開放され、メダル収容筒10内の異物等を排出できる。
ここで図3を参照して、メダル投入装置1のメダル2が投入された際の作用例について説明する。まず遊技者はトレイ5の枠5cの内側へ複数のメダル2を一括投入する。一括投入された複数のメダル2は、直接投入口6から又はトレイ5の案内面5a上を滑り、投入口6から投入され、メダル収容筒10へ収容される。そしてメダル収容筒10内のメダルは、傾斜によりメダル止め部12まで移動し、フォトセンサ17でその存在を検知される。
次に制御基板30は、フォトセンサ17によりメダルが検知されると、モータ22を回転駆動させる。振動発生部21はこの回転駆動により偏芯ローラ23が回転することで振動が発生させる。そしてメダル収容筒10内のメダル2は、この振動で整列され、放出口13から1枚ずつ放出される。放出口13から1枚ずつ放出されたメダル2は、重力により落下し、メダル通路15を介して放出される。
また、制御基板30は、メダル収容筒10内のメダル2が全て放出される、即ちフォトセンサ17でメダル2を検知できなくなった際には、メダル2を検知できなくなったときから所定の時間後にモータ22の回転を停止させる。即ち振動発生部21による振動の発生を停止する。以上でメダル投入装置1は、メダル2が投入された際の動作を完了し、再びメダル2が投入されるまで待機状態に入る。
以上のように第1の実施の形態のメダル投入装置1は、複数のメダル2を一括して投入するための投入口6が形成されたトレイ5と、投入口6より一括して投入される複数のメダル2を整列して収容する筒状の形状のメダル収容筒10と、メダル収容筒10を振動させる振動発生部21とを備えている。さらにメダル収容筒10は、所定の角度で傾斜して配置され、この傾斜の下流側にメダル止め部12を有し、メダル止め部12で止められたメダル2がメダル収容筒10に交差する方向に1枚のみ通過可能な放出口13が形成されているので、小型でありながら、一括投入されたメダル2を1枚ずつ放出できる。
メダル投入装置1は、振動発生部21により発生される振動で、メダル収容筒10内のメダル2を整列して収容できる。またメダル投入装置1は、一括投入された複数のメダルの収容(整列)と、投入されたメダルを1枚ずつに分離することをメダル収容筒10で行なえることで大幅な小型化が可能である。また単純な構成とすることができる。さらにメダル投入装置1は、小型であるため、容易にスロットマシーン70に備えることが可能である。
また第1の実施の形態のスロットマシーン70は、メダル投入装置1を備えることで、例えば遊技者が複数のメダル2を一括して投入できるので、1枚ずつメダルを投入するのと比較して利便性を向上させることができる。
ここで図6の斜視図を参照して、本発明の第2の実施の形態であるコイン投入装置としてのメダル投入装置101について説明する。なおメダル投入装置101は、多くの部分で前述のメダル投入装置1と共通である。このため共通の部分は同一符号とし、説明を出来るだけ省略し、異なる部分について特に詳しく説明する。メダル投入装置101は、前述のメダル投入装置1に加えて、コインとしてのメダル2を1枚ずつ投入するための第2の投入部としての1枚投入部110を備えている点で、第1の実施の形態であるメダル投入装置1と異なる。ここでは1枚投入部110は、前述のトレイ5(図1参照)と一体に構成され、トレイ105を形成している。
1枚投入部110は、図1で説明したトレイ5の投入口6(案内面5a)と併設されている。1枚投入部110は、複数のメダル2を整列して載置するための溝部111を備えている。そして溝部111は、一方の端部に第2のコイン止め部としての第2メダル止め部112を有し、第2メダル止め部112で止められたメダル2が溝部111に交差する方向に1枚のみ通過可能な第2の投入口としての第2投入口113が形成されたものである。溝部111は、載置されるメダル2の形状に合わせた断面形状を有する。ここでは、溝部111の断面形状は、メダル2の直径より僅かに大きい(例えば1mm程度)直径を有する部分円弧に形成されている。また溝部111はここでは水平であるが(図7参照)、例えば第2メダル止め部112側(第2投入口側)へ向かって僅かな上り勾配を付けてもよい。このようにすると溝部111に載置されたメダル2が自然に第2投入口113からより投入されにくくなるのでメダル2の詰まりを防ぐことができる。
図7の側面断面図を参照して、メダル投入装置101についてさらに説明する。メダル投入装置101は、前述のメダル収容筒10の代わりに、メダル収容筒10のメダル止め部12上部近傍に、第2のメダル入口120aが形成されたメダル収容筒120を備えている。
また、第2投入口113には、第2メダル通路115が接続されている。第2メダル通路115は、メダル収容筒120の第2のメダル入口120aまで伸びて設けられている。即ち、第2投入口113から投入されたメダル2は、第2メダル通路115を介して、第2のメダル入口120aからメダル収容筒120へ投入されるように構成されている。また、第2メダル通路115の溝部111側の内面115a(図中右側の内面)は、メダル止め部12の面と平行になるように形成するとよい。このようにすることで、メダル2がメダル通路115からスムーズにメダル止め部12へ流れやすくなる。
なお図8に示すように、メダル投入装置101は、遊技機としてのスロットマシーン170に備えられる。ここではスロットマシーン170は、図2で説明したスロットマシーン70と同様な構成を有するものである。またメダル投入装置101は、メダル投入装置1と同様に操作部171の上部にトレイ105を上部に露出させて取り付けられている。またこの場合には、図示のように、スロットマシーン170の正面に向かって、1枚投入部110が投入口6の奥になるように取り付けられる。
図7を参照して、メダル投入装置101のメダル2を投入する際の作用例について説明する。遊技者が複数のメダル2を一括投入したい場合には、投入口6を使用する。なお、投入口6への複数のメダルの一括投入については図3で前述したので省略する。
遊技者が1枚ずつメダル2を投入したい場合には、1枚投入部110を使用する。この場合には、まず遊技者により複数のメダル2が溝部111上に整列して載置される。そして遊技者は、整列された複数のメダル2の一番手前側のメダル2を第2メダル止め部112側へ向かって押し動かす。そして押された複数のメダル2は一体となって第2止め部112まで移動すると、一番第2止め部112側のメダル2が第2投入口113から落下することで、投入される。即ち1枚だけ投入される。第2投入口113から投入されたメダル2は、重力により落下し、第2メダル通路115を介して、第2のメダル入口120aからメダル収容筒120へ投入され、さらにそのまま放出口13から放出される。さらに放出口13から放出された1枚のメダル2は、重力により落下し、メダル通路15を介して放出される。
以上のように第2の実施の形態のメダル投入装置101は、第1の実施の形態のメダル投入装置1を備えているので、小型でありながら、一括投入されたメダル2を1枚ずつ放出できる。さらにメダル投入装置101は、小型であるため、容易にスロットマシーン170に備えることが可能である。
さらに第2の実施の形態のスロットマシーン170は、メダル投入装置101を備えることで、例えば遊技者が複数のメダル2を一括して投入できるだけでなく、1枚ずつメダル2を投入したい場合であっても、1枚投入部110から簡便に1枚ずつ投入できるので、さらに利便性を向上させることができる。即ち、遊技者が複数のメダル2を一括投入したい場合と、メダル2の1枚ずつ投入に習熟していて、1枚ずつ投入したい場合との両方に対応できるので、遊技者の趣味に関らずメダル2を簡便に投入できる装置を提供できる。
本発明の第1の実施の形態に係るメダル投入装置の外観を示す斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係るスロットマシーンの外観を示す斜視図である。 図1での、メダル投入装置について説明する側面断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係るメダル投入装置のリジェクト機構について説明する、(a)正面図、(b)側面図である。 図4での、リジェクト機構の動作について説明する、(a)正面図、(b)側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るメダル投入装置のトレイの外観を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係るメダル投入装置について説明する側面断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るスロットマシーンの外観を示す斜視図である。
符号の説明

101 メダル投入装置
2 メダル
5、105 トレイ
5a 案内面
6 投入口
10、120 メダル収容筒
11 メダル入口
12 メダル止め部
13 放出口
15 メダル通路
17 フォトセンサ
21 振動発生部
22 モータ
23 偏芯ローラ
30 制御基板
70、170 スロットマシーン
110 1枚投入部
111 溝部
112 第2メダル止め部
113 第2投入口
115 第2メダル通路

Claims (4)

  1. 複数のコインを案内する案内面と、前記複数のコインを一括して投入するための投入口が形成された受皿と;
    前記投入口より投入されるコインを整列して収容する筒状の形状のコイン収容筒と;
    前記コイン収容筒を振動させる振動発生手段とを備え;
    前記コイン収容筒は、所定の角度で傾斜して配置され、前記傾斜の下流側にコイン止め部を有し、該コイン止め部で止められたコインが前記コイン収容筒に交差する方向に1枚のみ通過可能な放出口が形成された;
    コイン投入装置。
  2. 前記コイン収容筒の筒状の形状は、円筒形状であることを特徴とする;
    請求項1に記載のコイン投入装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のコイン投入装置を備え;
    前記コイン収容筒の放出口より放出されたコインを遊技媒体として用いるように構成された;
    遊技機。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のコイン投入装置と;
    コインを1枚ずつ投入するための第2の投入部とを備えた;
    遊技機。
JP2003401140A 2003-12-01 2003-12-01 コイン投入装置及び遊技機 Expired - Lifetime JP4249000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003401140A JP4249000B2 (ja) 2003-12-01 2003-12-01 コイン投入装置及び遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003401140A JP4249000B2 (ja) 2003-12-01 2003-12-01 コイン投入装置及び遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005160605A true JP2005160605A (ja) 2005-06-23
JP4249000B2 JP4249000B2 (ja) 2009-04-02

Family

ID=34725158

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003401140A Expired - Lifetime JP4249000B2 (ja) 2003-12-01 2003-12-01 コイン投入装置及び遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4249000B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130235A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2006141842A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2007000362A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008005976A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008173277A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Samii Kk 遊技機のメダル投入部
JP2011118791A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Konami Digital Entertainment Co Ltd コイン投入装置
WO2020152102A1 (de) * 2019-01-21 2020-07-30 Novomatic Ag Vorrichtung zur bevorratung und ausgabe von münzen

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006130235A (ja) * 2004-11-09 2006-05-25 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP4655591B2 (ja) * 2004-11-09 2011-03-23 株式会社三洋物産 遊技機
JP2006141842A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2007000362A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008005976A (ja) * 2006-06-28 2008-01-17 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2008173277A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Samii Kk 遊技機のメダル投入部
JP2011118791A (ja) * 2009-12-07 2011-06-16 Konami Digital Entertainment Co Ltd コイン投入装置
WO2020152102A1 (de) * 2019-01-21 2020-07-30 Novomatic Ag Vorrichtung zur bevorratung und ausgabe von münzen

Also Published As

Publication number Publication date
JP4249000B2 (ja) 2009-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5044838B2 (ja) コインセレクタ
JP2008108221A5 (ja)
JP4311671B2 (ja) 遊技機
JP4249000B2 (ja) コイン投入装置及び遊技機
JP5299615B2 (ja) 硬貨処理装置
JP2010092132A5 (ja)
JP5382511B2 (ja) コインホッパのコインの出口構造
JP6145604B2 (ja) ディスク選別装置およびディスク選別アセンブリ並びにそれを用いたディスク処理方法
JP5002130B2 (ja) 硬貨回収処理装置
JP2002251646A (ja) メダルセレクタ
JP2007082851A (ja) 遊技機
JP2016019561A (ja) 遊技媒体使用機
JP2014135055A5 (ja)
JP6183614B2 (ja) 硬貨振分装置及び当該硬貨振分装置を備えた硬貨選別装置
JP4633076B2 (ja) メダル貸出機
JP4466151B2 (ja) 玉取込装置および遊技機
JP4946371B2 (ja) 投入メダル選別装置及び遊技機
JP6618676B2 (ja) メダル選別装置
JP2010069223A (ja) 遊技媒体計数機
JP4837432B2 (ja) 円板体投入部
JP2007075477A (ja) メダル処理機におけるメダル払出装置
JP2004329509A (ja) メダル貸出装置
JP2015210738A5 (ja)
JP4662433B2 (ja) メダル選別装置
JP4655591B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080711

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081007

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081027

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20081202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120123

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4249000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130123

Year of fee payment: 4

EXPY Cancellation because of completion of term