JP2005160165A - 車輪加速度検出装置 - Google Patents

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【課題】 高精度で応答性がよく、かつ極低速領域から車輪加速度を検出することができる車輪加速度検出装置を提供する。
【解決手段】 車輪加速度検出装置1は、電動モータ11FR〜11RLに供給する目標電流値Itを算出する目標電流算出部20Aと、実電流値Isを検出する電流センサ15FR〜15RLと、コーナーリングドラッグによって消費される駆動力分に対応する電流値Icを算出するコーナーリングドラッグ電流算出部20Bと、走行抵抗によって消費される駆動力分に対応する電流値Irを算出する走行抵抗電流算出部20Dと、路面の勾配抵抗によって消費される駆動力分に対応する電流値Ibを算出する勾配抵抗電流算出部20Dと、目標電流値Itと実電流値Isとの偏差ΔIから電流値Ic、電流値Ir及び電流値Ibを減算し、その減算結果Iaに基づいて車輪加速度を求める車輪加速度算出部20Eとを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車輪加速度検出装置に関する。
従来から、交流モータと減速歯車機構とを一体化してホイールに組み込んだインホイールモータが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。インホイールモータ等のホイールを直接的に駆動する方式によれば応答性のよい各輪独立駆動制御が可能となる。各輪の駆動制御において、インホイールモータを駆動する電流の目標値は、アクセルペダル開度や車輪加速度等に基づいて設定される。そのため、高精度で応答性のよい車輪加速度検出が要求される。
特開平8−289501号公報(第3−5頁、第2図)
車輪加速度は、例えば、磁気ピックアップ等を用いた車輪速センサの検出値(車輪速)を微分することにより算出される。この磁気ピックアップ式車輪速センサは、ノイズに弱い。また、磁気ピックアップ式車輪速センサでは、フィルタ処理等を行う必要があるため応答性が低下する。さらに、極低速領域では車輪速を検出できないという問題を有する。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、高精度で応答性がよく、かつ極低速領域から車輪加速度を検出することができる車輪加速度検出装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車輪加速度検出装置は、車輪を駆動する電動駆動手段を車輪ごとに設けた車両における車輪加速度検出装置において、車両の運転状態に基づいて電動駆動手段に供給する目標電流値を算出する目標電流算出手段と、電動駆動手段に供給されている実電流を検出する電流検出手段と、目標電流値と実電流値との偏差に基づいて車輪の加速度を求める車輪加速度算出手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る車輪加速度検出装置によれば、目標電流値と実電流値との偏差から車輪加速度を求めるので、ノイズが少なく、フィルタ処理等を削減することができる。また、極低速領域から車輪加速度を検出することが可能となる。
本発明に係る車輪加速度検出装置は、車輪のコーナーリングドラッグによって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出するコーナーリングドラッグ電流算出手段と、車両の走行抵抗によって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出する走行抵抗電流算出手段と、車両が走行している路面の勾配抵抗によって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出する勾配抵抗電流算出手段とを備え、車輪加速度算出手段が、目標電流値と実電流値との偏差からコーナーリングドラッグ分の電流値、走行抵抗分の電流値及び勾配抵抗分の電流値を減算し、その減算結果に基づいて車輪の加速度を求めることが好ましい。
この場合、目標電流値と実電流値との偏差からコーナーリングドラッグ分、走行抵抗分及び勾配抵抗分それぞれの電流値を減算することにより、車輪速度を変化させるために消費された電流値に比例した値を算出することができる。
本発明に係る車輪加速度検出装置は、車両の左右方向の加速度を検出する左右加速度検出手段を備え、コーナーリングドラッグ電流算出手段が、左右加速度検出手段により検出された左右加速度に応じて、コーナーリングドラッグによって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出することが好ましい。
コーナーリングドラッグは左右加速度に比例する。したがって、左右加速度に応じてコーナーリングドラッグによって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を求めることができる。
また、車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段を備え、コーナーリングドラッグ電流算出手段が、ヨーレート検出手段により検出されたヨーレートに応じてコーナーリングドラッグによって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出する構成としてもよい。
コーナーリングドラッグはヨーレートに比例する。したがって、ヨーレートに応じてコーナーリングドラッグによって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を求めることができる。
本発明に係る車輪加速度検出装置は、車輪加速度算出手段により算出された各車輪の車輪加速度を相互に比較することにより路面の状態及び前記車両の運動状態を判定する状態判定手段をさらに備えることが好ましい。
この場合、各車輪の車輪加速度を相互に比較することにより、例えば、スプリット路面であるか否かの判定や車両が旋回中であるか否かの判定などを行うことができる。
本発明によれば、車輪加速度を、極低速領域から高精度に且つ応答性よく検出することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図中、同一又は相当部分には同一符号を用いることとする。
まず、図1及び図2を用いて、実施形態に係る車輪加速度検出装置1の構成について説明する。図1は、車輪加速度検出装置1を搭載した車両Vの主要な構成を示す図である。図2は、車輪加速度検出装置1のシステム図である。
車輪加速度検出装置1が搭載された車両Vには、車輪10FR,10FL,10RR,10RLが取り付けられている。ここで、車輪10FRは右前輪、車輪10FLは左前輪、車輪10RRは右後輪、車輪10RLは左後輪を示している。
各車輪10FR,10FL,10RR,10RLには、車輪の回転速度を検出する車輪速センサ12FR,12FL,12RR,12RLが取り付けられている。各車輪速センサ12FR,12FL,12RR,12RLは、電子制御装置(以下「ECU」という)20に接続されている。
各車輪10FR,10FL,10RR,10RLのホイールの内側には、電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLが組み込まれている。即ち、各電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLは、インホイールモータであり、車輪10FR,10FL,10RR,10RLそれぞれを独立して駆動する。電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLは電動駆動手段として機能する。
なお、電動モータは、車輪それぞれを独立して駆動することができるように取り付けられていればインホイールモータでなくてもよい。例えば、電動モータを車体側に取り付け、電動モータと車輪とをドライブシャフト等により結合させる構成としてもよい。
電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLは、交流同期モータであり、インバータ13から出力される交流電力によって駆動される。また、電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLは、車輪10FR,10FL,10RR,10RLの回転を利用して発電(回生発電)することもできる。
インバータ13は、ECU20からの制御信号に基づいて、高電圧バッテリ14に蓄えられた電力を直流から交流に変換して電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLに供給する。また、インバータ13は、電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLにより回生発電された電力を、交流から直流に変換して高電圧バッテリ14に蓄える。
インバータ13は、各電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLとインバータ13とを接続する三相線16FR,16FL,16RR,16RLに流れる相電流を検出する電流センサ15FR,15FL,15RR,15RLを有している。各電流センサ15FR,15FL,15RR,15RLにより検出された実電流値Isは、通信線を介してインバータ13からECU20に送られる。
ステアリング21にはロータリーエンコーダ等からなる操舵角センサ22が設けられている。この操舵角センサ22は、運転者が入力した操舵角度の方向と大きさに応じた信号を出力する。操舵角センサ22から出力された信号はECU20に入力される。
ECU20には、車輪速センサ12FR,12FL,12RR,12RLや操舵角センサ22以外に、アクセルペダルの開度を検出するアクセル開度センサ23、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ(ヨーレート検出手段)24、車両Vの左右方向の加速度を検出する左右加速度センサ(左右加速度検出手段)25及び走行路面の勾配を検出する勾配センサ26等が接続されている。
ECU20は、その内部に、演算を行うマイクロプロセッサ、このマイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラムを記憶するROM、演算結果などの各種データを記憶するRAM及び図示しない12Vバッテリによってその記憶内容が保持されるバックアップRAM等を有している。
そして、上記マイクロプロセッサ等により、ECU20の内部には、アクセルペダル開度等の車両運転状態に基づいて電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLに供給する目標電流値Itを算出する目標電流算出部(目標電流算出手段)20A、車輪10FR,10FL,10RR,10RLのコーナーリングドラッグ(転がり抵抗)によって消費される駆動力を出力するために必要な電流値Icを算出するコーナーリングドラッグ電流算出部(コーナーリングドラッグ電流算出手段)20B、車両Vの走行抵抗によって消費される駆動力を出力するために必要な電流値Irを算出する走行抵抗電流算出部(走行抵抗電流算出手段)20C、及び、車両Vが走行している路面の勾配抵抗によって消費される駆動力を出力するために必要な電流値Ibを算出する勾配抵抗電流算出部(勾配抵抗電流算出手段)20Dが構築されている。
また、ECU20の内部には、目標電流値Itと実電流値Isとの偏差ΔIからコーナーリングドラッグ分の電流値Ic、走行抵抗分の電流値Ir及び勾配抵抗分の電流値Ibを減算し、その減算結果Iaに基づいて車輪加速度を求める車輪加速度算出部(車輪加速度算出手段)20E、及び、車輪加速度算出部20Eにより算出された各車輪10FR,10FL,10RR,10RLの車輪加速度を相互に比較することにより走行路面の状態及び車両Vの運動状態を判定する状態判定部(状態判定手段)20Fが構築されている。
次に、図2を参照しながら車輪加速度検出装置1の動作について説明する。車輪加速度検出装置1では、車両Vの各車輪10FR,10FL,10RR,10RLの車輪加速度が求められる。ここでは、右前輪10FRの車輪加速度を求めるときの動作について説明する。他の車輪10FL,10RR,10RLについては右前輪10FRの場合と同一又は同様であるので説明を省略する。
目標電流算出部20Aでは、まず、例えばアクセル開度等の車両Vの運転状態に応じて、目標車輪加速度及び目標車輪速度等が設定される。次に、目標車輪加速度から目標車輪トルクが算出される。そして、目標車輪トルク及び目標車輪加速度等から電動モータ11FRに供給する電流の目標値、即ち目標電流値Itが算出される。算出された目標電流値Itは、車輪加速度算出部20Eに出力される。
コーナーリングドラッグ電流算出部20Bでは、車輪10FRのコーナーリングドラッグによって消費されるモータ駆動力を出力するために必要な電流値Icが算出される。ECU20のROMには、左右加速度と電流値Icとの関係を定めたマップ(以下「コーナーリングドラッグ電流マップ」という)が予め記憶されている。左右加速度とコーナーリングドラッグとは比例するため、左右加速度センサ25により検出された車両Vの左右加速度に基づいてコーナーリングドラッグ電流マップが検索されることにより、電流値Icが求められる。算出された電流値Icは、車輪加速度算出部20Eに出力される。
図3は、コーナーリングドラッグ電流マップの一例を示す図である。図3に示されるように、コーナーリングドラッグ電流マップは、左右加速度、即ちコーナーリングドラッグが増大する程電流値Icが増大するように設定されている。
なお、コーナーリングドラッグによって消費されるモータ駆動力を出力するために必要な電流値Icを算出するために、車両Vの左右加速度に代えて、ヨーレートや操舵角を用いてもよい。また、ヨーレートと車体速度あるいは操舵角と車体速度を用いることもできる。車体速度を用いた場合、より精度良くコーナーリングドラッグを求めることができる。
走行抵抗電流算出部20Cでは、車両Vの走行抵抗によって消費されるモータ駆動力を出力するために必要な電流値Irが算出される。ECU20のROMには、車速とスリップ率と電流値Irとの関係を定めた3次元マップ(以下「走行抵抗電流マップ」という)が予め記憶されている。一方、車輪速センサ12FR等により検出された車輪速等から、車速及びスリップ率が算出される。そして、車速及びスリップ率に基づいて走行抵抗電流マップが検索されることにより、電流値Irが求められる。算出された電流値Irは、車輪加速度算出部20Eに出力される。
図4は、走行抵抗電流マップの一例を示す図である。図4に示されるように、走行抵抗電流マップは、車速が増大する程電流値Irが増大するように設定されている。また、走行抵抗電流マップは、スリップ率が増大する程電流値Irが減少するように設定されている。
勾配抵抗電流算出部20Dでは、車両Vが走行している路面の勾配抵抗によって消費されるモータ駆動力を出力するために必要な電流値Ibが算出される。ECU20のROMには、路面勾配と電流値Ibとの関係を定めたマップ(以下「勾配抵抗電流マップ」という)が予め記憶されている。勾配センサ26により検出された路面勾配値に基づいて勾配抵抗電流マップが検索されることにより、電流値Ibが求められる。算出された電流値Ibは、車輪加速度算出部20Eに出力される。
図5は、勾配抵抗電流マップの一例を示す図である。図5に示されるように、勾配抵抗電流マップは、路面勾配が0度(平坦路面)の場合に電流値Ibが0Aに設定されており、路面勾配が増大する程電流値Ibが増大するように設定されている。
車輪加速度算出部20Eでは、まず、目標電流算出部20Aで算出された目標電流値Itから電流センサ15FRにより検出された実電流値Isが減算され、目標電流値Itと実電流値Isとの偏差ΔIが算出される。次に、偏差ΔIから、コーナーリングドラッグ電流算出部20Bで算出されたコーナーリングドラッグ分の電流値Ic、走行抵抗電流算出部20Cで算出された走行抵抗分の電流値Ir、及び、勾配抵抗電流算出部20Dで算出された勾配抵抗分の電流値Ibそれぞれが減算され、車輪加速度に比例した電流値Iaが算出される。
算出された電流値Iaに所定の換算係数を乗算することにより、車輪10FRの車輪加速度が求められる。なお、換算係数を乗算する代わりに、電流値Iaと車輪加速度との関係を定めた車輪加速度換算マップ等を用いてもよい。
状態判定部20Fでは、車輪加速度算出部20Eで算出された各車輪10FR,10FL,10RR,10RLの車輪加速度を相互に比較することにより、路面状態及び車両Vの運動状態が判定される。例えば、左右の車輪の車輪加速度が所定値以上異なっているか否かによって、スプリット路面であるか否か及び旋回中であるか否か等を判定することができる。
本実施形態によれば、目標電流値Itと実電流値Isとの偏差ΔIから、コーナーリングドラッグ分に対応する電流値Ic、走行抵抗分に対応する電流値Ir及び勾配抵抗分に対応する電流値Ibそれぞれが減算されることにより車輪加速度が求められる。そのため、ノイズが少なく高精度に車輪加速度を求めることができる。また、フィルタ処理等を削減することができるので応答性に優れる。さらに、極低速領域から車輪加速度を検出することが可能となる。
また、本実施形態によれば、各車輪10FR,10FL,10RR,10RLの車輪加速度を相互に比較することにより、例えば、スプリット路面であるか否かの判定や車両が旋回中であるか否かの判定などを行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、本実施形態では、前後左右の四輪に車輪加速度検出装置1を搭載しているが、左右一対の前輪又は左右一対の後輪のみに車輪加速度検出装置1を搭載してもよい。
実施形態に係る車輪加速度検出装置を搭載した車両の主要な構成を示す図である。 実施形態に係る車輪加速度検出装置のシステム図である。 コーナーリングドラッグ電流マップの一例を示す図である。 走行抵抗電流マップの一例を示す図である。 勾配抵抗電流マップの一例を示す図である。
符号の説明
1…車輪加速度検出装置、10FR,10FL,10RR,10RL…車輪、11FR,11FL,11RR,11RL…電動モータ、12FR,12FL,12RR,12RL…車輪速センサ、13…インバータ、14…高電圧バッテリ、15FR,15FL,15RR,15RL…電流センサ、20…ECU、21…ステアリング、22…操舵角センサ、23…アクセル開度センサ、24…ヨーレートセンサ、25…左右加速度センサ、26…勾配センサ、20A…目標電流算出部、20B…コーナーリングドラッグ電流算出部、20C…走行抵抗電流算出部、20D…勾配抵抗電流算出部、20E…車輪加速度算出部、20F…状態判定部、V…車両。

Claims (5)

  1. 車輪を駆動する電動駆動手段を前記車輪ごとに設けた車両における車輪加速度検出装置において、
    前記車両の運転状態に基づいて前記電動駆動手段に供給する目標電流値を算出する目標電流算出手段と、
    前記電動駆動手段に供給されている実電流を検出する電流検出手段と、
    前記目標電流値と前記実電流値との偏差に基づいて前記車輪の加速度を求める車輪加速度算出手段と、を備える、ことを特徴とする車輪加速度検出装置。
  2. 前記車輪のコーナーリングドラッグによって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出するコーナーリングドラッグ電流算出手段と、
    前記車両の走行抵抗によって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出する走行抵抗電流算出手段と、
    前記車両が走行している路面の勾配抵抗によって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出する勾配抵抗電流算出手段と、を備え、
    前記車輪加速度算出手段は、前記目標電流値と前記実電流値との偏差から前記コーナーリングドラッグ分の電流値、前記走行抵抗分の電流値及び前記勾配抵抗分の電流値を減算し、その減算結果に基づいて前記車輪の加速度を求める、ことを特徴とする請求項1に記載の車輪加速度検出装置。
  3. 前記車両の左右方向の加速度を検出する左右加速度検出手段を備え、
    前記コーナーリングドラッグ電流算出手段は、前記左右加速度検出手段により検出された左右加速度に応じて、前記コーナーリングドラッグによって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出する、ことを特徴とする請求項2に記載の車輪加速度検出装置。
  4. 前記車両のヨーレートを検出するヨーレート検出手段を備え、
    前記コーナーリングドラッグ電流算出手段は、前記ヨーレート検出手段により検出されたヨーレートに応じて前記コーナーリングドラッグによって消費される駆動力を出力するために必要な電流値を算出する、ことを特徴とする請求項2に記載の車輪加速度検出装置。
  5. 前記車輪加速度算出手段により算出された各車輪の車輪加速度を相互に比較することにより路面の状態及び前記車両の運動状態を判定する状態判定手段をさらに備える、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車輪加速度検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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