JP2005159769A - ゲートウェイ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 異なるネットワークに接続している車載装置間でのデータのやり取りを行う、ゲートウェイ装置1において、一時的に保存され、送信を待つデータに含まれる送信先を示すIDコードと、その後に受信される同じネットワーク側からのデータのIDコードとを比較して、同じIDコードかどうかをCPU2が判断し、同じIDコードと判断した際に、一時的に保存されている古いIDコードのデータをCPU2で破棄した。
【選択図】 図1
Description
なお、本請求項中、「その後に受信されるデータのIDコードの比較」は、データが受信された際に処理されるもの、及び受信されたデータが一時的に保存される際に処理されるものを含むものとする。
図1は実施例1のゲートウェイ装置を用いるCANシステムの構成を示す説明図である。図2は実施例1のゲートウェイ装置のブロック図である。図3は実施例1のゲートウェイ装置のCPUのCAN通信処理部とRAM部分の説明図である。図4は実施例1のゲートウェイ装置の送信データの一時保存するデータ構造を示す説明図である。図5は実施例1のゲートウェイ装置の受信処理の流れを示すフローチャート図である。図6は実施例1のゲートウェイ装置の送信処理の流れを示すフローチャート図である。図7は実施例1のゲートウェイ装置の古いID送信データを破棄する処理の流れを示すフローチャート図である。図8は従来の受信処理の流れを示すフローチャート図である。図9は従来の送信処理の流れを示すフローチャート図である。
実施例1のゲートウェイ装置1は、車両内の車載機器A2〜A6をバス型通信線A1に接続して構成されるネットワークAと、車載装置B2〜B6をバス型通信線B1に接続して構成されるネットワークBとを接続して設けられる。
発振子5は、CPU2での通信への同期処理、信号生成に使用する発振信号をCPU2に出力する。
CPU2には、トランシーバ3a,3bとCAN通信用の送受信を行う通信部21a,21b(CAN通信処理部に相当する)を設ける。この内、通信部21aについて説明すると、CAN通信プロトコルに沿ったデータに変換するプロトコルコア部211a、通信線へのアクセスを制御するアクセス制御部212a、送受信するデータを一時的に溜めておくメッセージボックス213aを備えている。
また、CPU2には、ROM23、RAM24が設けられている。
ROM23は、CPU2で行う処理の内容やデータが保存されている。
RAM24は、通信部21a,21bにより受信したデータを必要に応じてプロトコル変換して送信用データにしたものを一時的に保存しておく。
CAN通信で受信したデータは、図4に示すように送信先を示すIDとデータを結合した構造になっている。
この受信データのRAM24での保存構造は、受信データに加え、保存場所を示すアドレス、受信データをセーブするアドレスを示すポインタであるセーブポインタS_Po、送信するデータのアドレスを示すポインタであるトランスミットポインタT_Po、同じIDの破棄の処理に使用する一時的なポインタであるS_PoID、T_PoIDを含むよう構成される。また、このデータ保存構造は、FIFO(ファーストインファーストアウト)方式によるデータの入出を行うものである。
図5は実施例1のゲートウェイ装置1のCPU2で実行される受信処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
図6は実施例1のゲートウェイ装置1のCPU2で実行される送信処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
図7は実施例1のゲートウェイ装置1のCPU2で実行される送信処理におけるステップS35の同じIDデータの破棄処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する。
し、同じでないならばステップS359に移行する。
<1>送信されるデータが単数の場合
実施例1において、例えばネットワークAからネットワークBへ通信を行う場合には、ネットワークAの1つのノードとなっているゲートウェイ装置1にデータを送る。
ゲートウェイ装置1に送られたデータは、ネットワークAの通信線A1に接続された終端抵抗7a、トランシーバ3aを介して、CANバス上の通信信号からCPU2で取り扱える信号に変換され、通信部21aに送られる。
その後、受信されたことにより行われる図5に示すステップS11〜S22の割り込み処理により、CPU2で変換処理された送信データがRAM24のFIFOデータ構造231に一時的に保存される。
送信されるデータが単数の場合には、ステップS34の判断処理によりステップS35(図7に示すステップS351〜S363)を経ずにステップS36に移行し、RAM24から通信部21bのメッセージボックス213bに送られ、アクセス制御部212b、プロトコルコア部211bでCANプロトコルに沿ったデータ、通信処理によりCPU2から出力されて、トランシーバ3b、終端抵抗7bを介してネットワークBの通信線B1に送信される。
実施例1において、送信されるデータが複数の場合には、送信するデータがRAM24のFIFOデータ構造に図4に示すように一時的に溜められることとなる。 送信するデータが複数であることは、ステップS34で判断され、ステップS35に移行して、図7に示すステップS351〜S363の処理が行われる。
まず、ステップS352〜S354の処理により、FIFOデータ構造内のサーチすべきIDの数が算出され、COUNT2値が0になるつまり、全てのデータのIDのサーチが終わるまで、S_PoIDのアドレスをオフセットしながら、受信したデータに含まれるIDと同じIDのS_PoIDが示すデータがあるかどうかを判断していく。
同じIDのデータがある場合には、以下のどちらかの処理を行う。
そのIDを持つデータが送信しようとするT_PoIDと同じであるならば、そのT_PoIDにより示したアドレスのデータを送信すべきデータT_Poにして処理を終了する(ステップS356→S362)。
一方、受信データと同じIDと判断されたデータが送信されようとしているT_PoIDと異なるならば、そのT_PoIDのデータをS_PoIDのデータに上書きして、S_PoIDのデータを破棄する(ステップS356→S357→S358→S362)。
図4を参照に説明すれば、受信したデータのIDが例えば002の場合、図4のFIFOデータ構造のアドレス50のデータがID002であるので、T_PoIDの示すデータ(図4中のアドレス20のデータ)をアドレス50に転送することで、上書きを行う。
これに対し実施例1では、同じIDのデータを1回しか受信しない場合には、データを破棄することがないので、1回しか受信できないイベントデータが保持される。
実施例1のゲートウェイ装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
ゲートウェイ装置1は、車載される機器であるため、コストの抑制を強く要求される。そのため、ゲートウェイ装置のメモリ容量を小さくできることは、コストの低減に大きな効果を発揮することになる。また、メモリ容量を小さくできることは、他の機能を追加して使用できる容量の確保にもなる。
また、CPU2に内蔵されるRAM24のメモリ容量を小さくできることは、ゲートウェイ装置のCPUのコスト低減になる。ゲートウェイ装置のコスト中、CPUが示るコストの割合は大きいものである。よって、CPUのコスト低減ができることのコスト低減効果は大きいものとなる。
2 CPU
21a 通信部
21b 通信部
22 ウォッチドッグタイマ部
23 ROM
24 RAM
3a トランシーバ
3b トランシーバ
4 電源回路
5 発振子
6 EEPROM
7a 終端抵抗
7b 終端抵抗
A ネットワークA
B ネットワークB
A1 通信線
A2 車載機器
A3 車載機器
A4 車載機器
A5 車載機器
A6 車載機器
B1 通信線
B2 車載機器
B3 車載機器
B4 車載機器
B5 車載機器
B6 車載機器
Claims (2)
- 車内の車載装置で複数の車内ネットワークを形成し、
形成された異なるネットワーク間を接続して、
ネットワークから受信するデータを一時的に保存・変換して別のネットワークに送信し、
異なるネットワークに接続している車載装置間でのデータのやり取りを行う、
ゲートウェイ装置において、
一時的に保存され、送信を待つデータに含まれる送信先を示すIDコードと、その後に受信される同じネットワーク側からのデータのIDコードとを比較して、同じIDコードかどうかを判断するID判断手段を設け、
同ID判断手段で同じIDコードと判断した際に、一時的に保存されている古いIDコードのデータを破棄するデータ破棄手段を設けたことを特徴とするゲートウェイ装置。 - 請求項1に記載されたゲートウェイ装置において、
車両内に形成されるネットワークがCANプロトコルを用いるものであり、
中継送信するデータの変換を少なくとも行うCPUを設け、
CANプロトコルに沿った処理を行うCAN通信処理部を前記CPUに設け、
受信したデータと送信しようとするデータを一時的に保存するメッセージボックスを前記CAN通信処理部に設け、
前記優先ID記憶手段としてRAMを前記CPUに設け、
前記RAMと前記メッセージボックスをバスで接続し、
送信しようとする複数のデータを前記RAM内に一時的に保存し、前記ID判断手段が前記RAM内のデータにおいて、同じIDがあるかどうかを判断し、
データ破棄手段が前記RAM内のデータにおいて、同じIDのデータの古いデータを破棄することを特徴とするゲートウェイ装置。
Priority Applications (1)
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JP2003396146A JP2005159769A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | ゲートウェイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003396146A JP2005159769A (ja) | 2003-11-26 | 2003-11-26 | ゲートウェイ装置 |
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2003
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