JP2005157795A - 文書管理システム、解像度変換方法、プログラムおよび記憶媒体 - Google Patents

文書管理システム、解像度変換方法、プログラムおよび記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2005157795A
JP2005157795A JP2003396058A JP2003396058A JP2005157795A JP 2005157795 A JP2005157795 A JP 2005157795A JP 2003396058 A JP2003396058 A JP 2003396058A JP 2003396058 A JP2003396058 A JP 2003396058A JP 2005157795 A JP2005157795 A JP 2005157795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion
data
resolution
document
format
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2003396058A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Mizuno
貴史 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003396058A priority Critical patent/JP2005157795A/ja
Publication of JP2005157795A publication Critical patent/JP2005157795A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】 ページ単位で確定される統一フォーマットでデータが作成されていても解像度を変更することができるようにする。
【解決手段】 互いに作成方式の異なる複数のデータを所定の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換し、変換前のデータと変換後のデータとを対応付けて文書管理データベース108に保存する。解像度の変更指示を受けたとき、アプリケーション指示生成部109またはリサンプリング処理110が、文書管理データベース108に保存された変換前のデータを取り出して、前記指示された解像度に従って前記所定のフォーマットへの変換を行い、該変換されたデータを、電子バインダ形式文書変換部107が、文書管理データベース108に保存されている前記変換後のデータのうち対応するデータと交換する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、文書管理システム、解像度変換方法、プログラムおよび記憶媒体に関し、特に、互いに作成方式の異なる複数のデータを所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換して保持する文書管理システム、該文書管理システムに適用される解像度変換方法、該解像度変換方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
企業においてデジタル情報化が進み、数多くの電子データが存在するようになった。例えば、ワードプロセッサ(以下「ワープロ」と略す)アプリケーションによって作成された文書データや、表計算ソフトウェアによって作成された表計算データなどである。また近年は、紙に記載された文書や画像をスキャナやスキャナ機能を備えた複写機によって読み取って画像データに変換し、電子データとして効率的に管理することも行われるようになってきている。
図8は、データベースサーバ、クライアントPC(Personal Computer)、複写機、プリンタ、スキャナ等で構成される従来の文書管理ネットワークの一例を示す図である。
文書管理ソフトウェアによってデータベースサーバ201内にデータベースが保持されている。ネットワーク202には、データベースにアクセスできるクライアントPC203,204が接続され、また、ネットワーク対応複写機205、ネットワーク対応プリンタ206、ネットワーク対応スキャナ209が接続されている。クライアントPC203には直接、プリンタ207とスキャナ208とが接続されている。この構成は、文書管理ソフトウェアについて説明するための一例であり、他の構成もあり得る。
ユーザは、クライアントPC203やクライアントPC204内でアプリケーションソフトウェアを利用して、ワープロ文書や表計算文書を作成する。ユーザは文書管理ソフトウェアによって、データベースサーバ201をネットワーク202内で共通に利用することができ、これによって、文書を共有して扱える。さらには文書管理ソフトウェアによって、ネットワーク対応のスキャナ209や複写機205のスキャン機能を用いて紙文書から得られた画像データもデータベースサーバ201へ取り込むことが可能である。
こうした種々の電子データがデータベースサーバ201で管理される。このデータベースサーバ201では、個々の電子データをそれぞれのアプリケーションソフトウェアに対応づけて扱うことが多い。
図9は、文書管理ソフトウェアによって管理されるデータの構成例を示す図である。
301はデータのツリー構成提示部であり、この文書管理ソフトウェアが実行されるデータベースサーバ201内のデータが階層化されていることを示している。このツリー構成提示部301における特定の部分を選択した場合に、ツリー構成提示部301の右側に、その特定の部分に含まれるデータ302、303、304、305が表示される。データ302、305が画像データであり、データ303、304がアプリケーション文書データ(所定のアプリケーションソフトウェアによって作成された文書データ)であり、異なるアプリケーションソフトウェアに対応した複数のデータが同一のデータベース上に保存されていることを示している。このように、アプリケーション文書データと画像データとを、文書管理ソフトウェアによって共通に扱うことができる。
すなわち、文書管理ソフトウェア無しでは、異なるアプリケーションソフトウェアで作成された個々のデータは、それぞれが別々の形式のデータとなってしまい、共通に扱うことはできない。例えば、ワープロソフトウェアで作成された文書に、表計算ソフトウェアで作成されたグラフの一部と、紙文書をスキャン読み取りすることで得られた画像データとを挟み込んで、ひとつの文書として扱うことは困難であった。そこで、複数の異なるアプリケーションソフトウェアで作成された文書データや画像データを、統一したフォーマットに変換することで、異なるアプリケーションソフトウェアで作成された文書データや画像データをまとめてひとつの文書データとして扱えるようにした電子バインダ機能を備えた文書管理ソフトウェアが提案されている。
電子バインダ機能を備えた文書管理ソフトウェアについて、具体的な例を挙げて以下に説明する。
ここでは、電子バインダ機能のための統一されたフォーマットとして、W3C(World Wide Web Consortium)で策定されたSVG(Scalable Vector Graphic Format)やAdobe社の作成したPDF(Portable Document Format)など、ページ単位で確定されるフォーマットを採用する。なお、ページ単位で確定されさえすれば、電子バインダ機能のための統一フォーマットは、SVGやPDFに限らなくてもよい。ページ単位で確定することの必要性は、ページ単位の確定によって、ページの並べ替え、削除が文書管理ソフトウェアから容易に行えることにある。
アプリケーション文書をこの統一フォーマットにデータ変換するために、アプリケーションの印刷機能を利用することができる。すなわち、プリンタドライバが、アプリケーションから出力された印刷データを上記フォーマットに変換できる機能を有している。文書管理ソフトウェアでは、電子バインダ形式で文書データを作成するとき、アプリケーションを起動して、変換に利用するプリンタドライバを選択して駆動させる。これによって、ページ単位で確定される統一フォーマットに変換された文書データがプリンタドライバから出力されて、文書管理ソフトウェア側で電子バインダ形式のデータとして取り込まれる。
図10は、こうした文書管理ソフトウェアとプリンタドライバとアプリケーションとによるデータ変換の手順を示す図である。
ユーザが文書管理ソフトウェア401にアプリケーションデータ402をインポートする。すると、文書管理ソフトウェア401は、アプリケーションデータ402に対応したアプリケーション、すなわちアプリケーションデータ402のファイルを開くことのできるアプリケーション403を自動的に起動する。さらに、電子バインダ形式で文書データを作成できるプリンタドライバ404がアプリケーション403によって自動的に選択され、プリンタドライバ404が起動される。このプリンタドライバ404の起動の結果、ページ単位で確定される統一フォーマットでデータ405が生成される。生成後、例えばOS(Operating System)によるメッセージ通信などによって、文書管理ソフトウェア401にプリンタドライバ404から終了通知が伝わり、文書管理ソフトウェア401は、生成されたデータ405を電子バインダ形式の文書データとして取り込む。
上記の例では、文書管理ソフトウェア401に電子バインダ形式で文書データを入力しているが、文書管理ソフトウェア401内の既存の電子バインダ形式の文書データに文書データを追加する場合も同様の処理である。なお、電子バインダ形式の文書内のページの並べ替えやページの削除、回転などの編集を行ったりする機能も文書管理ソフトウェア401が有している場合がある。
そのような電子バインダ機能で作成された文書データをそのまま、プリンタや複写機での印刷に利用することも行われている。例えば、複数の異なるアプリケーションで作成された各データからなる、電子バインダ機能で作成された文書データをまとめて、面付け等の印刷体裁を与えて印刷する場合に利用されている。
なお、特許文献1における「電子バインダシステム」は、複数の異なるファイルに対して順序付けを行って、あたかも1つの文書のように扱えるようにしたものである。この発明においては、電子バインダシステム内で各ファイルに対して共通のフォーマットによって画像表示、印刷を行うのではなく、オリジナルアプリケーションによって、複数のファイルを1つの文書のように扱っている。
また、特許文献2における「書類作成保管方法及び書類作成保管システム」においては、複数のファイルを共通のフォーマットに変換して画像表示、印刷を行っている。
特開2001−034511号公報 特開2001−229159号公報
しかしながら、文書管理ソフトウェアを用いる上記の従来の印刷システムにおいては、ページ単位で確定される統一フォーマットで文書データが作成されるために、印刷時に求められている解像度よりも低い解像度で文書データが作成される場合があり、この場合には、印刷品位が低下してしまうという問題があった。また、逆に印刷用の高い解像度に統一されて文書データが作成された場合は、データサイズが大きくなってしまい、高い品位が求められない画像表示のときなどに、表示時間がかかりすぎるという、データサイズが大きいことに起因する問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、ページ単位で確定される統一フォーマットでデータが作成されていても解像度を変更することができる文書管理システム、解像度変換方法、プログラムおよび記憶媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、互いに作成方式の異なる複数のデータを所定の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換手段と、前記変換手段による変換前のデータと、前記変換手段による変換後のデータとを対応付けて保存する保存手段と、解像度の変更指示を受けたとき、前記保存手段によって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記指示された解像度に従って前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換手段と、前記再度変換手段によって作成されたデータを、前記保存手段によって保存されている前記変換後のデータのうち前記再度変換手段によって作成されたデータに対応するデータと交換する交換手段とを有することを特徴とする文書管理システムが提供される。
請求項6記載の発明によれば、互いに作成方式の異なる複数のデータを第1の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換手段と、前記変換手段による変換前のデータと、前記変換手段による変換後のデータとを対応付けて保存する保存手段と、印刷指示を受けたとき、前記保存手段によって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記第1の解像度よりも高い第2の解像度で、前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換手段と、前記再度変換手段によって作成されたデータに基づいて印刷装置に印刷を実行させる印刷実行手段とを有することを特徴とする文書管理システムが提供される。
また、請求項8記載の発明によれば、互いに作成方式の異なる複数のデータを所定の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換ステップと、前記変換ステップによる変換前のデータと、前記変換ステップによる変換後のデータとを対応付けて保存する保存ステップと、解像度の変更指示を受けたとき、前記保存ステップによって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記指示された解像度に従って前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換ステップと、前記再度変換ステップによって作成されたデータを、前記保存ステップによって保存されている前記変換後のデータのうち前記再度変換ステップによって作成されたデータに対応するデータと交換する交換ステップとを有することを特徴とする解像度変換方法が提供される。
請求項11記載の発明によれば、互いに作成方式の異なる複数のデータを第1の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換ステップと、前記変換ステップによる変換前のデータと、前記変換ステップによる変換後のデータとを対応付けて保存する保存ステップと、印刷指示を受けたとき、前記保存ステップによって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記第1の解像度よりも高い第2の解像度で、前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換ステップと、前記再度変換ステップによって作成されたデータに基づいて印刷装置に印刷を実行させる印刷実行ステップとを有することを特徴とする解像度変換方法が提供される。
さらに、上記解像度変換方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、及び該方法をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体が提供される。
本発明によれば、文書管理データベースに格納された電子バインダ形式の文書の解像度を変換して再度、文書管理データベースに格納することができる。これにより、例えば低解像で生成された電子バインダ形式の文書を、高い解像度の電子バインダ形式の文書に作成し直し、高解像度で印刷可能なプリンタに印刷させることができる。
また、最初は低解像度の電子バインダ形式の文書を作成することで、画像表示時の表示時間を短くし、印刷時には、自動的にプリンタに適した高い解像度の電子バインダ形式の文書に変換し、これによって、印刷品位を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムにおける電子バインダ形式で文書を保存する部分の構成を示すブロック図である。一般に文書管理システムは、電子バインダ形式の文書でなくとも管理できるなど、複雑な構成を備えているが、図1では、電子バインダ形式で文書を保存する部分の構成だけを示す。
なお、本実施の形態においては、アプリケーション文書データや画像データが統一して変換される電子バインダ形式の統一フォーマットを、NDF(Neutral Data Format)と呼ぶことにする。NDFは、Adobe社の作成したPDFや、W3Cで策定されたSVGや、その他のページ単位でデータを確定するデータフォーマットのいずれであってもよい。
図中101は文書管理システムであり、少なくともCPU,ROM,RAM等を備えたハードウェア構成を備えており、以下では、こうしたハードウェアによって実現される機能構成を説明する。
文書管理システム101には、アプリケーション文書102や画像103が電子バインダ形式の文書として登録される。すなわち、アプリケーション文書102が文書管理システム101内にインポートされると、文書形式判定部111が文書形式を判定する。その結果、アプリケーション文書であるので、文書形式判定部111は、アプリケーション文書102をアプリケーション起動部104に送る。アプリケーション起動部104は、OS上でアプリケーション文書102に関連付けられたアプリケーションを起動し、アプリケーションの印刷機能に基づき、プリンタドライバ105を用いてアプリケーション文書102のNDFへの変換を行う。そして、NDF変換されたアプリケーション文書102は電子バインダ形式文書変換部107に送られる。
また画像103が文書管理システム101にインポートされた場合は、文書形式判定部111による文書形式の判定の結果、画像データであるので、文書形式判定部111は、画像103を画像変換処理部106に送る。画像変換処理部106は、通常の画像処理技術により画像103をNDFに変換し、電子バインダ形式文書変換部107に送る。
電子バインダ形式文書変換部107は、送られたNDF変換後のアプリケーション文書102または画像103を基にして電子バインダ形式の文書を作成し、文書管理データベース108に登録する。なお、文書管理システム101にNDF形式の文書112がインポートされた場合は、NDF変換処理は実行されず、文書形式判定部111から直接、電子バインダ形式文書変換部107へ送られ、それを基に電子バインダ形式の文書が作成され、文書管理データベース108に登録される。
ユーザが文書管理システム101に対して解像度変更を指示した場合には、文書管理データベース108からアプリケーション文書データまたは画像データが取り出される。そして文書形式に応じて、例えばアプリケーション文書であれば、アプリケーション指示生成部109が、NDF変換を行うプリンタドライバ105に与えるパラメータを生成し、アプリケーション文書とともにアプリケーション起動部104へ送る。アプリケーション起動部104は、送られたパラメータをプリンタドライバ105に設定した上で、上述のアプリケーション文書102のインポートの場合と同様の処理を行う。これによって、電子バインダ形式文書変換部107で、新規に電子バインダ形式の文書が作成されるのではなく、文書管理データベース108に格納された文書の解像度変更がなされる。
一方、文書管理データベース108から画像が取り出された場合は、リサンプリング処理部110が、指示された解像度に応じて、画像のダウンサンプリングまたはアップサンプリングを行い、得られた画像データを画像変換処理部106に送る。画像変換処理部106は、上述の画像103のインポートの場合と同様の処理を行う。
図2は、文書管理データベース108に格納される電子バインダ形式の文書データの構成を示す図である。
文書データ501は、必ず備えねばならない必須データと、必ずしも備えないでもよいオプションデータとからなる。電子バインダ管理データ502は必須データであり、文書データ501がいかなるデータからなっているのかを定義するものである。電子バインダ管理データ502は、以下に示す503から507までのデータについての関連情報から構成される。
構築データ503は、NDFに変換されて最終的に生成されたデータである。
オリジナルデータ504は、アプリケーション文書データや画像データなど、NDFに変換される前のデータである。図3は、オリジナルデータ504の内部構成を示す図である。
オリジナルデータ504は、オリジナルデータ部分601と、複数のページデータを含むページデータ部分602と、各ページデータに対応するサムネイルを含むサムネイル部分603とから構成される。図3に示す例では、ページデータ部分602が4つのページデータから成っている。なお、オリジナルデータ504は、オリジナルデータ部分601だけで構成されてもよいし、ページデータ部分602だけで構成されてもよい。サムネイル部603は、オプションデータであって、存在しない場合もあり得る。さらに、文書データ501を編集する必要が無くなった場合には、オリジナルデータ504も存在しなくてもよい。
サムネイル505は、構築データ503における各ページに対応するサムネイルデータである。
ジョブチケット506は、面付けをどのように行うか、また印刷の設定をどのように行うかを示すデータである。
アプリ独自データ507は、文書管理ソフトウェア、面付けソフトウェアなど、文書データ501を作成または編集するアプリケーションにおける独自データである。
電子バインダ管理データ502を除いたその他の各データ503〜507はオプションデータであり、各データを備えるようにするか否かについては、文書管理ソフトウェアや面付けソフトウェアなどの機能に応じて選択される。
ところで、NDF変換の対象が画像データである場合は、所望の解像度に応じたリサンプリング処理が行われてNDFデータが作成され、アプリケーション文書データの場合は、たとえばプリンタドライバの解像度設定や文書管理ソフトウェアの解像度設定に応じた解像度のNDFデータが作成される。すなわち、さまざまな解像度の文書が混在して電子バインダ形式の文書が生成される。
低解像で生成された電子バインダ形式の文書を、高解像度で印刷可能なプリンタに印刷させた場合に、印字品位が落ちてしまう。そこで本実施の形態では、印刷時に、電子バインダ形式の文書を、高い解像度の文書に作成し直すことを行う。これを、図4および図5を参照して説明する。
図4および図5は、印刷時に、電子バインダ形式の文書の解像度を変換する処理の手順を示すフローチャートである。この解像度変換処理は文書管理システム101によって実行され、文書管理システム101には予め、ユーザが所望の変換後の解像度が指定されているものとする。
ステップS901において、文書管理データベース108から電子バインダ形式の全データの管理データを読み込む。この管理データによって、例えばNDFデータの所在やオリジナルデータの所在が明らかになる。
ステップS902では、ステップS901で読み込んだ管理データを参照して、電子バインダ形式の全データの数を認識し、これを制御変数numに代入する。
ステップS903で、制御変数numが0であるか否かを判定して、0であれば解像度変換処理を終了し、0でなければステップS904へ進む。
ステップS904では、判別子UseDoc(num)を用いて、電子バインダ形式の全データの中のnum番目のデータが電子バインダ内で使用されているか否かを判定する。使用されていなければステップS915へ進み、使用されていればステップS905へ進む。ここで、判別子UseDoc(x)は、電子バインダ形式の全データの中のx番目のデータがこの電子バインダで使用されているか否かを判定して、使用されていればYESと判定し、使用されていなければNOと判定するものである。
ステップS905では、判別子HasOrgDoc(num)を用いて、電子バインダ形式の全データの中のnum番のデータがオリジナルデータ504を保持しているか否かを判定する。判別子HasOrgDoc(x)は、電子バインダ形式の全データの中のx番目のデータがオリジナルデータ504を保持しているか否かを判定して、保持していればYESと判定し、保持していなければNOと判定するものである。
ステップS905で、オリジナルデータ504を保持していないと判定されると、解像度変換を行うことができないため、ステップS915へ進む。オリジナルデータ504を保持していると判定されると、ステップS906へ進む。
ステップS906では、オリジナルデータ504がアプリケーション文書データであるか否かを判定する。この判定は、例えばオリジナルデータ504のファイル名の拡張子から行ったり、オリジナルデータ504の先頭部分を読み込んで、ファイルの種類を判別したりするなどの方法で行う。その判定の結果、オリジナルデータ504がアプリケーション文書データであると判定されればステップS907へ進み、アプリケーション文書データでないと判定されればステップS911へ進む。
以下のステップS907からステップS910までの処理によって、アプリケーション文書データであるオリジナルデータ504に対する解像度の変更が行われる。
ステップS907において、オリジナルデータ504に関連付けられたアプリケーションを起動する。
ステップS908で、起動されたアプリケーションの印刷機能に基づきプリンタドライバ105を起動して、該プリンタドライバ105に、指定された所望の解像度を設定する。これによって、指定解像度でオリジナルデータ504のNDF変換が行われる。
ステップS909で、アプリケーションによって印刷が実行される。
ステップS910で、印刷終了を待ってアプリケーションを終了し、ステップS914へ進む。
ステップS911では、オリジナルデータ504が画像データであるか否かを判定する。この判定も、例えばオリジナルデータ504のファイル名の拡張子から行ったり、オリジナルデータ504の先頭部分を読み込んで、ファイルの種類を判別したりするなどの方法で行う。その判定の結果、オリジナルデータ504が画像データであると判定されればステップS912へ進み、一方、画像データではないと判定されれば、オリジナルデータ504がNDFデータであり、この場合には解像度変換を行わず、ステップS915へ進む。
なお、本解像度変換処理では、NDFデータの場合に解像度変換を行っていないが、例えばNDFデータが元々は画像データである場合などは、解像度変換が可能であり、こうした場合は、NDFデータの種類に応じて解像度の変換を行うようにしてもよい。また、NDFデータの解像度変換が不可能な場合は、NDFデータからページに対してイメージ化を行い、解像度を変換してもよい。
以下のステップS912からステップS914までの処理によって、画像データであるオリジナルデータ504に対して解像度の変更が行われる。
ステップS912では、画像データであるオリジナルデータ504に対して解像度を変換するためのリサンプリング処理を実行する。このリサンプリング処理としては、例えばニアレストネイバー法(Nearest Neighbor Method)、バイリニア法(Bi-linear Method)、バイキュービック法(Bi-cubic Method)などを用いる。
ステップS913では、オリジナルデータ504からNDFデータへの変換処理を行い、ステップS914へ進む。
ステップS914では、生成されたNDFデータを、文書管理データベース108に格納された電子バインダ形式のデータの中の対応するNDFデータと交換する。
ステップS915では、制御変数numから1を引いたものを制御変数numとして設定する。
ステップS916では、ステップS915で設定された制御変数numが0であるか否かを判定して、0であれば解像度変換処理を終了し、0でなければステップS904へ進む。
以上により、文書管理データベース108に格納された電子バインダ形式の文書の解像度を変換して再度、文書管理データベース108に格納することができる。これにより、例えば低解像で生成された電子バインダ形式の文書を、高い解像度の電子バインダ形式の文書に作成し直し、高解像度で印刷可能なプリンタに印刷させることができる。
なお、上記の解像度変換処理では、電子バインダ形式のNDFデータにおける解像度とユーザが指定した所望の解像度との比較を行わずに直ぐ解像度変換を行っているが、はじめにそれらを比較する処理を行って、例えば同一の解像度に変換するような無駄な解像度変換処理を行わないようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
次に第2の実施の形態を説明する。
一般的に高解像のデータの方が低解像度のデータに比べて、データサイズが大きくなる。これは、高解像度の方がより多くのデータを持っているために必然的なことである。ところが、高解像度のデータであっても画像表示に関しては、表示装置自身が高解像度に対応できないため、高解像度のデータは不要である。さらに、高解像度のデータの場合は処理すべき画素数が増えるため、表示時間が掛かってしまう。通常の表示装置の解像度は、72dpiや96dpiであり、画像表示されるべきデータはその程度の解像度を持っていれば十分である。
一方、プリンタ等の印刷装置における解像度は、数百dpiから数千dpiであり、印刷に用いられるデータは、表示装置に比べ高い解像度を要求される。
そこで、第2の実施の形態においては、最初のNDFデータの作成時は低解像度でNDFデータを作成し、印刷時に自動的にNDFデータを高解像度に変換するようにする。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る文書管理システムにおける電子バインダ形式で文書を保存する部分の構成を示すブロック図である。
なお、本実施の形態においても、電子バインダ形式の統一フォーマットを、NDFと呼ぶ。
図中1001は文書管理システムであり、少なくともCPU,ROM,RAM等を備えたハードウェア構成を備えており、以下では、こうしたハードウェアによって実現される機能構成を説明する。
まず、文書管理システム1001に対して、アプリケーション文書1002、NDF形式文書1003、画像1004のいずれかが入力された場合のNDFデータの作成について説明する。
アプリケーション文書1002が文書管理システム1001に入力された場合、文書形式判定部1005でアプリケーション文書と判定されてアプリケーション指示生成部1006へ送られる。アプリケーション指示生成部1006は、画像表示用の解像度(例えば72dpiか96dpi)をNDFデータ作成のために設定する。次のアプリケーション起動部1007では、アプリケーション文書1002に関連付けられたアプリケーションが起動され、該アプリケーションの印刷機能に基づきプリンタドライバ1008が起動される。プリンタドライバ1008は、アプリケーション指示生成部1006で設定された解像度により駆動し、この結果、画像表示用の解像度をもったNDFデータが生成され、電子バインダ形式文書変換部1012に送られる。
NDF文書1003が文書管理システム1001に入力された場合は、文書形式判定部1005でNDF文書と判定されてNDF解像度変換部1009へ送られる。NDF解像度変換部1009は、NDFデータの解像度を変換し、電子バインダ形式文書変換部1012に送る。例えば、NDFデータが元々画像データである場合、解像度変換が可能であり、こうした場合は、NDFの種類に応じて解像度の変換を行う。また、NDFデータの解像度変換が不可能な場合は、NDFデータからページに対してイメージ化を行い、解像度を変換する。
画像1004が文書管理システム1001に入力された場合は、文書形式判定部1005で画像と判定されてリサンプリング処理部1010へ送られる。リサンプリング処理部1010はユーザ所望の解像度に変換する。すでに、ユーザ所望の解像度になっていれば、リサンプリング処理部1010での処理は行われない。ここでのリサンプリング処理としては、例えばニアレストネイバー法、バイリニア法、バイキュービック法などを用いる。そして、画像変換処理部1011が、解像度の変換された画像データをNDFデータに変換し、電子バインダ形式文書変換部1012に送る。
電子バインダ形式文書変換部1012は、それぞれ送られたNDFデータを基に電子バインダ形式の文書を作成し、文書管理データベース1013に登録する。
このようにして作成された電子バインダ形式の文書は低解像度であり、画像表示を高速に行うことが可能ある。
次に、この電子バインダ形式の文書を印刷する場合について、図7を参照して説明する。
図7は、電子バインダ形式の文書を印刷する場合に、文書管理システム1001において実行される解像度変換処理の手順を示すフローチャートである。
ユーザが、文書管理データベース1013に格納された低解像の電子バインダ形式の文書を基にして印刷を行うべく、文書管理システム1001に対して指示を行うと、図7に示す処理が実行される。
まずステップS1101において、ユーザによって印刷の解像度が指定される。
次いでステップS1102で、その指定された解像度を用いて、電子バインダ形式文書の解像度変換処理が実行される。この処理は、図4および図5に示す第1の実施の形態における解像度変換処理と同一の処理である。但し、ここで生成された電子バインダ形式文書は印刷向けの一時的なものであり、文書管理データベース1013における対応のデータを変更しないようにする。
ステップS1103において、印刷用のNDFデータの生成が行われる。すなわち例えば、図2に示した第1の実施の形態におけるジョブチケット506と同一のもので示された電子バインダ形式文書の内部のページ番号付けに基づいて、つまり、どのアプリケーション文書データの何ページ目を電子バインダ形式の文書の何ページにするかという情報に基づいて、NDFデータの生成(並び替える)を行う。
ここで生成されたNDFデータは、ユーザが指定した解像度で作成されており、印刷を行うのに適した高解像度の解像度をもったNDFデータに変換することができる。
なお上記の実施の形態では、図7のステップS1102で生成された電子バインダ形式文書は一時的なものであって、文書管理データベース1013における対応のデータを変更しないとしたが、これに代わって、文書管理データベース1013における対応のデータを変更してしまうようにしてもよい。
さらに、図7に示す解像度変換処理では、ステップS1101においてユーザが解像度を指定するようにしている。しかし、近年のネットワーク対応プリンタでは、アプリケーションが該プリンタとメッセージ通信することにより、該プリンタの能力を問い合わせることが可能なものもあるので、文書管理システム1001に、ネットワーク対応プリンタの出力解像度を問い合わせる機能を備えるようにして、電子バインダ形式の文書を印刷するときに、出力先のプリンタに出力解像度の問い合わせを行い、返信された解像度を基に自動的に解像度変換を行うようにしてもよい。またこのとき、プリンタから返答が無い場合には、文書管理システム1001がユーザに印刷用の解像度を問い合わせるようにしてもよい。
以上のように、最初は低解像度の電子バインダ形式の文書を作成することで、画像表示時の表示時間を短くし、印刷時には、自動的にプリンタに適した高い解像度の電子バインダ形式の文書に変換し、これによって、印刷品位を向上できる。
なお、背景技術で示した特許文献1、2における両システムとも、印刷時に、画像表示用の解像度をもった電子バインダ形式の文書を、印刷用の解像度をもった電子バインダ形式の文書に変換する処理を行っていない。
[他の実施の形態]
なお、本発明の目的は、前述した各実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体およびプログラムは本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る文書管理システムにおける電子バインダ形式で文書を保存する部分の構成を示すブロック図である。 文書管理データベースに格納される電子バインダ形式の文書データの構成を示す図である。 オリジナルデータの内部構成を示す図である。 印刷時に、電子バインダ形式の文書の解像度を変換する処理の手順を示すフローチャート(1/2)である。 印刷時に、電子バインダ形式の文書の解像度を変換する処理の手順を示すフローチャート(2/2)である。 本発明の第2の実施の形態に係る文書管理システムにおける電子バインダ形式で文書を保存する部分の構成を示すブロック図である。 電子バインダ形式の文書を印刷する場合に、文書管理システムにおいて実行される解像度変換処理の手順を示すフローチャートである。 データベースサーバ、クライアントPC、複写機、プリンタ、スキャナ等で構成される従来の文書管理ネットワークの一例を示す図である。 文書管理ソフトウェアによって管理されるデータの構成例を示す図である。 文書管理ソフトウェアとプリンタドライバとアプリケーションとによるデータ変換の手順を示す図である。
符号の説明
101 文書管理システム
102 アプリケーション文書
103 画像
104 アプリケーション起動部(変換手段、再度変換手段)
105 プリンタドライバ(変換手段、再度変換手段)
106 画像変換処理部(変換手段、再度変換手段)
107 電子バインダ形式文書変換部(交換手段)
108 文書管理データベース(保存手段)
109 アプリケーション指示生成部(再度変換手段)
110 リサンプリング処理部(再度変換手段)
111 文書形式判定部
112 NDF形式文書

Claims (16)

  1. 互いに作成方式の異なる複数のデータを所定の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換手段と、
    前記変換手段による変換前のデータと、前記変換手段による変換後のデータとを対応付けて保存する保存手段と、
    解像度の変更指示を受けたとき、前記保存手段によって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記指示された解像度に従って前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換手段と、
    前記再度変換手段によって作成されたデータを、前記保存手段によって保存されている前記変換後のデータのうち前記再度変換手段によって作成されたデータに対応するデータと交換する交換手段と
    を有することを特徴とする文書管理システム。
  2. 前記再度変換手段は、前記取り出された前記変換前のデータが所定のアプリケーションソフトウェアによって作成されたデータであるならば、該所定のアプリケーションソフトウェアの印刷機能に基づき起動されるプリンタドライバに、前記指示された解像度を設定して該プリンタドライバを駆動させて、前記所定のフォーマットへの変換を行うことを特徴とする請求項1記載の文書管理システム。
  3. 前記再度変換手段は、前記取り出された前記変換前のデータが画像データであるならば、前記指示された解像度に基づくリサンプリング処理を行い、該リサンプリング処理によって得られたデータに対して前記所定のフォーマットへの変換を行うことを特徴とする請求項1記載の文書管理システム。
  4. 前記異なる作成方式によって作成された複数のデータは、異なる複数のアプリケーションソフトウェアによって作成された複数の文書データおよび画像データであることを特徴とする請求項1記載の文書管理システム。
  5. 前記所定のフォーマットは、前記異なる作成方式によって作成された複数のデータに共通して使用されるとともに、ページ単位で確定できるフォーマットであることを特徴とする請求項1記載の文書管理システム。
  6. 互いに作成方式の異なる複数のデータを第1の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換手段と、
    前記変換手段による変換前のデータと、前記変換手段による変換後のデータとを対応付けて保存する保存手段と、
    印刷指示を受けたとき、前記保存手段によって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記第1の解像度よりも高い第2の解像度で、前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換手段と、
    前記再度変換手段によって作成されたデータに基づいて印刷装置に印刷を実行させる印刷実行手段と
    を有することを特徴とする文書管理システム。
  7. 前記印刷装置から、該印刷装置における解像度に関する印刷性能情報を獲得し、該獲得した印刷性能情報を前記第2の解像度として前記再度変換手段へ送る獲得手段を、更に有することを特徴とする請求項6記載の文書管理システム。
  8. 互いに作成方式の異なる複数のデータを所定の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによる変換前のデータと、前記変換ステップによる変換後のデータとを対応付けて保存する保存ステップと、
    解像度の変更指示を受けたとき、前記保存ステップによって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記指示された解像度に従って前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換ステップと、
    前記再度変換ステップによって作成されたデータを、前記保存ステップによって保存されている前記変換後のデータのうち前記再度変換ステップによって作成されたデータに対応するデータと交換する交換ステップと
    を有することを特徴とする解像度変換方法。
  9. 前記再度変換ステップは、前記取り出された前記変換前のデータが所定のアプリケーションソフトウェアによって作成されたデータであるならば、該所定のアプリケーションソフトウェアの印刷機能に基づき起動されるプリンタドライバに、前記指示された解像度を設定して該プリンタドライバを駆動させて、前記所定のフォーマットへの変換を行うことを特徴とする請求項8記載の解像度変換方法。
  10. 前記再度変換ステップは、前記取り出された前記変換前のデータが画像データであるならば、前記指示された解像度に基づくリサンプリング処理を行い、該リサンプリング処理によって得られたデータに対して前記所定のフォーマットへの変換を行うことを特徴とする請求項8記載の解像度変換方法。
  11. 互いに作成方式の異なる複数のデータを第1の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによる変換前のデータと、前記変換ステップによる変換後のデータとを対応付けて保存する保存ステップと、
    印刷指示を受けたとき、前記保存ステップによって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記第1の解像度よりも高い第2の解像度で、前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換ステップと、
    前記再度変換ステップによって作成されたデータに基づいて印刷装置に印刷を実行させる印刷実行ステップと
    を有することを特徴とする解像度変換方法。
  12. 前記印刷装置から、該印刷装置における解像度に関する印刷性能情報を獲得し、該獲得した印刷性能情報を前記第2の解像度とする獲得ステップを、更に有することを特徴とする請求項11記載の解像度変換方法。
  13. 互いに作成方式の異なる複数のデータを所定の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによる変換前のデータと、前記変換ステップによる変換後のデータとを対応付けて保存する保存ステップと、
    解像度の変更指示を受けたとき、前記保存ステップによって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記指示された解像度に従って前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換ステップと、
    前記再度変換ステップによって作成されたデータを、前記保存ステップによって保存されている前記変換後のデータのうち前記再度変換ステップによって作成されたデータに対応するデータと交換する交換ステップと
    を有することを特徴とする、コンピュータで実行可能なプログラム。
  14. 互いに作成方式の異なる複数のデータを第1の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによる変換前のデータと、前記変換ステップによる変換後のデータとを対応付けて保存する保存ステップと、
    印刷指示を受けたとき、前記保存ステップによって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記第1の解像度よりも高い第2の解像度で、前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換ステップと、
    前記再度変換ステップによって作成されたデータに基づいて印刷装置に印刷を実行させる印刷実行ステップと
    を有することを特徴とする、コンピュータで実行可能なプログラム。
  15. 互いに作成方式の異なる複数のデータを所定の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによる変換前のデータと、前記変換ステップによる変換後のデータとを対応付けて保存する保存ステップと、
    解像度の変更指示を受けたとき、前記保存ステップによって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記指示された解像度に従って前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換ステップと、
    前記再度変換ステップによって作成されたデータを、前記保存ステップによって保存されている前記変換後のデータのうち前記再度変換ステップによって作成されたデータに対応するデータと交換する交換ステップと
    をプログラムとして記憶したことを特徴とする、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体。
  16. 互いに作成方式の異なる複数のデータを第1の解像度で所定の同一のフォーマットにそれぞれ変換する変換ステップと、
    前記変換ステップによる変換前のデータと、前記変換ステップによる変換後のデータとを対応付けて保存する保存ステップと、
    印刷指示を受けたとき、前記保存ステップによって保存された前記変換前のデータを取り出して、該変換前のデータに対して前記第1の解像度よりも高い第2の解像度で、前記所定のフォーマットへの変換を行う再度変換ステップと、
    前記再度変換ステップによって作成されたデータに基づいて印刷装置に印刷を実行させる印刷実行ステップと
    をプログラムとして記憶したことを特徴とする、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒体。
JP2003396058A 2003-11-26 2003-11-26 文書管理システム、解像度変換方法、プログラムおよび記憶媒体 Withdrawn JP2005157795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003396058A JP2005157795A (ja) 2003-11-26 2003-11-26 文書管理システム、解像度変換方法、プログラムおよび記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003396058A JP2005157795A (ja) 2003-11-26 2003-11-26 文書管理システム、解像度変換方法、プログラムおよび記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005157795A true JP2005157795A (ja) 2005-06-16

Family

ID=34721659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003396058A Withdrawn JP2005157795A (ja) 2003-11-26 2003-11-26 文書管理システム、解像度変換方法、プログラムおよび記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005157795A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113744850A (zh) * 2021-09-06 2021-12-03 上海康达卡勒幅医疗科技有限公司 非配对多中心磁共振数据和谐化方法、存储介质及应用

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113744850A (zh) * 2021-09-06 2021-12-03 上海康达卡勒幅医疗科技有限公司 非配对多中心磁共振数据和谐化方法、存储介质及应用

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5084378B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びコンピュータプログラム
JP2008278362A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP2005174324A (ja) 複合印刷ジョブ組成方法および装置
JP3997013B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JP4761535B2 (ja) 文書管理装置及び方法、プログラム
US20070139743A1 (en) Imaging apparatus, imaging method, computer-readable program, and computer-readable medium
JP5315075B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム
JP2008310816A (ja) 複数のマークアップ・ページ・データをコンパクトに表現するシステムおよび方法
JP5361399B2 (ja) 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及び制御プログラム
JP2005157795A (ja) 文書管理システム、解像度変換方法、プログラムおよび記憶媒体
JP4799253B2 (ja) 情報処理装置及びその処理方法
US20090287733A1 (en) Method for preparing prepress image data
JP4591208B2 (ja) 画像形成装置
JP3962562B2 (ja) データ処理装置、データ処理方法、及びプログラム
JP2006203317A (ja) 文書管理システム、及びその制御方法、並びに記憶媒体
JP2006146314A (ja) セキュリティ設定付ファイルの作成方法
JP5599041B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法並びにプログラム
JP2010092141A (ja) 画像処理システム、画像読取装置、画像処理装置および画像処理プログラム
JP2006171869A (ja) 画像読み込み装置
JP2004139142A (ja) 情報処理装置、その制御方法、制御プログラムを提供する媒体、及び制御プログラム
JP2008054110A (ja) 画像形成装置
JP2000284927A (ja) 印刷処理システム及び印刷処理方法
JPH11249835A (ja) 印刷システム及び印刷方法並びに印刷処理プログラムが記録された記録媒体
JP3880321B2 (ja) 情報処理装置、データ通信システム、情報処理方法、プログラムおよび記憶媒体
JP2006146312A (ja) セキュリティ設定付ファイルの作成方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060417

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070206