JP2005157751A - 電子辞書装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ピンイン入力の際に、四声を示す数字の位置を間違って入力しても、目的とする語句の的確な検索を行えるようにすること。
【解決手段】 入力ピンイン「a4iche1ng」に適合するピンインが検索されない場合には、入力ピンインから声調文字(数字)を除いた文字列「aicheng」に適合するピンイン「ai4che1ng」が検索され、これを含む見出し語「愛称[ai4che1ng]」が検索語候補として表示される。
【選択図】図6

Description

本発明は、電子辞書装置及びプログラムに関する。
従来から、国語辞書や英和辞書、和英辞書等の様々な種類の辞書データベースを内蔵した、電子辞書と呼ばれる電子辞書装置が知られている。辞書データベースは、見出し語と、この見出し語を説明・解説する説明情報とを対応付けた辞書データを多数記憶している。電子辞書では、辞書の種類を指定して入力文字列を入力することで、この入力文字列に適合する見出し語に対応する説明情報を表示させることができる。
電子辞書に内蔵される辞書データベースには種々あるが、中日辞書の辞書データベース(中日辞書データベース)を内蔵する電子辞書では、中国語の語句についての日本語の解説(意味)を表示させることができるが、検索したい語句(入力文字列)の入力方法としてはピンイン入力が一般的である。
ピンイン(Pinyin)とは、声調言語である中国語の読みの表記であり、各音節の読みを示すアルファベットと、音節毎の抑揚を示す四声(声調)との組み合わせによって表現される。そして、ピンイン入力では、四声それぞれに割り振られた数字1〜4と、アルファベットとを組み合わせた文字列を入力することになる。
このため、検索したい語句が長い(漢字数が多い)程、ピンイン入力する際の文字数が多くなり、入力に負担がかかって入力ミスが発生し易くなる。そこで、入力文字数(即ち、ピンイン表記したときの文字数)が多い語句に対するピンイン入力の負担を軽減する技術として、次が知られている。
例えば、特許文献1に開示されている中国語入力変換処理装置等では、少なくとも2文字分の読みがピンインで入力されると、記憶している単語辞書を検索し、入力されたピンインに該当する単語を変換候補として抽出するとともに、この入力されたピンインを読みの一部としてもつ単語を変換候補として抽出する。そして、抽出した変換候補の出力順を文字数等によって決定し、出力する。
また、特許文献2に開示されている中国語入力変換装置等では、中国語の漢字の読みを表す文字列(ピンイン)が入力されたときに、この入力文字列がピンインとして成り立つか否かをチェックし、成り立たないことを検知すると、その直前までに入力された文字列に基づいてピンインとして成り立つ文字列を予測する。
特開平11−161640号公報 特開2002−14954号公報
しかしながら、ピンイン入力の際には、四声を示す数字が音節の切れ目に位置しなければならないという決まりがある。このため、この四声を示す数字の位置を間違って入力すると、エラーとなり該当する語句が検索されない。例えば、中国語の語句である「愛称」を検索する場合には、そのピンインとして、アルファベットと数字の組み合わせから成る「ai4che1ng」を入力する。このとき、例えば「a4iche1ng」といった具合に第4声を示す数字「4」の位置を間違えると、エラーとなって検索されない。
上記事情に鑑み、本発明は、ピンイン入力の際に、四声を示す数字の位置を間違って入力しても、目的とする語句の的確な検索を行えるようにすることを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列(例えば、実施の形態におけるピンイン)と、該語句の説明情報とが対応付けられた声調文字の辞書情報(例えば、図2の中日辞書DB44)を記憶する辞書記憶手段(例えば、図2のROM40)と、
入力文字列を入力する文字列入力手段(例えば、図2の入力部20;図6のステップS11)と、
この文字列入力手段により入力された入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップS12)と、
この第1検索手段により前記入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、該入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第2検索手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップS13:NO〜S15)と、
前記第1検索手段又は前記第2検索手段により検索された表音文字列に対応する説明情報を、前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップS19)と、
を備えることを特徴とする電子辞書装置(例えば、図1、2の携帯型電子辞書1)である。
また、請求項7に記載の発明は、
コンピュータに、
声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた声調文字の辞書情報を記憶する辞書記憶機能と、
入力文字列を入力する文字列入力機能(例えば、図6のステップS11)と、
この文字列入力機能により入力された入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索機能(例えば、図6のステップS12)と、
この第1検索機能により前記入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、該入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第2検索機能(例えば、図6のステップS13:NO〜S15)と、
前記第1検索機能又は前記第2検索機能により検索された表音文字列に対応する説明情報を、前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御機能(例えば、図6のステップS19)と、
を実現させるためのプログラムである。
この請求項1又は7に記載の発明によれば、入力された入力文字列に適合する表音文字列を辞書情報から検索し、検索した表音文字列に対応する説明情報を表示制御するとともに、適合する表音文字列が検索されない場合には、入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列を辞書情報から検索し、検索した表音文字列に対応する説明情報を表示制御できる。従って、入力文字列中の声調文字の位置が間違って入力された場合であっても、声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列が検索されるので、ユーザが目的とする語句の説明情報を的確に表示させることが可能となる。
また、請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の電子辞書装置において、
前記第2検索手段により複数の表音文字列が検索された場合に、表音文字列中の声調文字の位置及び種類に基づく所定の順序で該検索された複数の表音文字列を一覧表示する制御を行う候補表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップS16:YES〜S17)と、
この候補表示制御手段により一覧表示された複数の表音文字列のうちから一の表音文字列を選択する選択手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップS18)と、
を備え、
前記説明表示制御手段は、前記選択手段により選択された表音文字列に対応する説明情報を前記辞書情報から読み出して表示する手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップS19)を有する、
ように構成しても良い。
この請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する複数の表音文字列が検索された場合に、表音文字列中の声調文字の位置及び種類に基づく所定の順序で検索された複数の表音文字列を一覧表示し、これらのうちから選択された一の表音文字列に対応する説明情報を表示制御できる。即ち、声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列が複数検索された場合、声調文字の位置及び種類に基づく順序で一覧表示されるので、ユーザが検索したいであろう語句に近い順に表示させることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、
声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた辞書情報(例えば、図2の中日辞書DB44)を記憶する辞書記憶手段(例えば、図2のROM40)と、
入力文字列を入力する文字列入力手段(例えば、図2の入力部20;図9のステップS21)と、
この文字列入力手段により入力された入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索手段(例えば、図2のCPU10;図9のステップS22)と、
この第1検索手段により前記入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、該入力文字列中の声調文字の位置又は種類の変更指示を入力する変更指示入力手段(例えば、図2の入力部20;図9のステップS23:NO〜S27、S29)と、
この変更指示入力手段により入力された変更指示に応じて前記入力文字列を変更する文字列変更手段(例えば、図2のCPU10;図9のステップS28、S30)と、
この文字列変更手段による変更後の文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第2検索手段(例えば、図2のCPU10;図9のステップS22)と、
前記第1検索手段又は前記第2検索手段により検索された表音文字列に対応する説明情報を、前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図9のステップS24)と、
を備えることを特徴とする電子辞書装置(例えば、図1、2の携帯型電子辞書1)である。
また、請求項8に記載の発明は、
コンピュータに、
声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた辞書情報を記憶する辞書記憶機能と、
入力文字列を入力する文字列入力機能(例えば、図9のステップS21)と、
この文字列入力機能により入力された入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索機能(例えば、図9のステップS21)と、
この第1検索機能により前記入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、該入力文字列中の声調文字の位置又は種類の変更指示を入力する変更指示入力機能(例えば、図9のステップS23:NO〜S27、S30)と、
この変更指示入力機能により入力された変更指示に応じて前記入力文字列を変更する文字列変更機能(例えば、図9のステップS28、S30)と、
この文字列変更機能による変更後の文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第2検索機能(例えば、図9のステップS22)と、
前記第1検索機能又は前記第2検索機能により検索された表音文字列に対応する説明情報を、前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御機能(例えば、図9のステップS24)と、
を実現させるためのプログラムである。
この請求項3又は8に記載の発明によれば、入力された入力文字列に適合する表音文字列を辞書情報から検索し、検索した表音文字列に対応する説明情報を表示制御するとともに、適合する表音文字列が検索されない場合には、入力された入力文字列中の声調文字の位置又は種類の変更指示に応じて入力文字列を変更し、変更後の文字列に適合する表音文字列を辞書情報から検索し、検索した表音文字列に対応する説明情報を表示制御できる。従って、入力文字列中の声調文字の位置が間違って入力された場合であっても、声調文字の位置又は種類の変更指示が入力されるので、ユーザが検索したいであろう語句の説明情報を的確に表示させることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、
声調文字の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた声調文字の辞書情報(例えば、図2の中日辞書DB44)を記憶する辞書記憶手段(例えば、図2のROM40)と、
入力文字を1文字づつ入力する1文字入力手段(例えば、図2の入力部20;図13のステップS31)と、
この1文字入力手段により1文字入力される毎に、現時点までに入力された入力文字から成る文字列を入力文字列とし、この入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索手段(例えば、図2のCPU10;図13のステップS32)と、
この第1検索手段により入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、前記1文字入力手段による今回の入力文字と直前の入力文字とを入れ替えた入替文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第3検索手段(例えば、図2のCPU10;図13のステップS33:NO〜S40)と、
この第3検索手段により検索された表音文字列に対応する説明情報を前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図13のステップS41:YES〜S36)と、
を備えることを特徴とする電子辞書装置(例えば、図1の電子辞書1、2)である。
また、請求項9に記載の発明は、
コンピュータに、
声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた声調文字の辞書情報を記憶する辞書記憶機能と、
入力文字列を1文字づつ入力する1文字入力機能(例えば、図13のステップS31)と、
この1文字入力機能により1文字入力される毎に、現時点までに入力された入力文字から成る文字列を入力文字列とし、この入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索機能(例えば、図13のステップS32)と、
この第1検索機能により入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、前記1文字入力機能による今回の入力文字と直前の入力文字とを入れ替えた入替文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第3検索機能(例えば、図13のステップS33:NO〜S40)と、
この第3検索機能により検索された表音文字列に対応する説明情報を前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御機能(例えば、図13のステップS41:YES〜S36)と、
を実現させるためのプログラムである。
この請求項4又は9に記載の発明によれば、入力文字が1文字入力される毎に、現時点までに入力された入力文字から成る文字列を入力文字列とし、この入力文字列に適合する表音文字列を辞書情報から検索し、検索した表音文字列に対応する説明情報を表示制御するとともに、適合する表音文字列が検索されない場合には、今回の入力文字と直前の入力文字とを入れ替えた入替文字列に適合する表音文字列を辞書情報から検索し、検索した表音文字列に対応する説明情報を表示制御できる。従って、入力文字中の声調文字の位置が1文字分間違って入力された場合であっても、入力文字列の最後尾の2文字を入れ替えた文字列に適合される表音文字列が検索されるので、ユーザが検索したいであろう語句の説明情報を的確に表示させることが可能となる。
また、請求項5に記載の発明のように、請求項4に記載の電子辞書装置において、
前記第3検索手段により前記入替文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、前記入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第4検索手段(例えば、図2のCPU10;図13のステップS41:NO〜S44)を更に備え、
前記説明表示制御手段は、前記第4検索手段により検索された表音文字列に対応する説明情報を前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う手段(例えば、図2のCPU10;図13のステップS45:YES〜S36)を有する、
ように構成しても良い。
この請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の効果を奏するとともに、入替文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列を辞書情報から検索し、検索した表音文字列に対応する説明情報を表示制御できる。従って、入力文字中の声調文字の位置が、例えば2文字分以上間違えて入力された場合であっても、入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列が検索されるので、ユーザが検索したいであろう語句を更に的確に表示させることが可能なる。
更に、請求項6に記載の発明のように、請求項1〜5の何れか一項に記載の電子辞書装置において、
前記声調言語は中国語であり、
前記表音文字列は発音を示すアルファベット及び四声を示す数字から成るピンインである、
こととしても良い。
この請求項6に記載の発明によれば、中国語の語句についての説明情報を表示させる電子辞書装置において、いわゆるピンイン入力により検索したい語句を入力する場合に、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明の効果を奏することが可能となる。
請求項1又は7に記載の発明によれば、入力文字列中の声調文字の位置が間違って入力された場合であっても、声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列が検索されるので、ユーザが目的とする語句の説明情報を的確に表示させることが可能となる。
またこの場合、請求項2に記載の発明によれば、声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列が複数検索された場合、声調文字の位置及び種類に基づく順序で一覧表示されるので、ユーザが検索したいであろう語句に近い順に表示させることが可能となる。
請求項3又は8に記載の発明によれば、入力文字中の声調文字の位置が間違って入力された場合であっても、声調文字の位置又は種類の変更指示が入力されるので、ユーザが検索したいであろう語句の説明情報を的確に表示させることが可能となる。
また、請求項4又は9に記載の発明によれば、入力文字中の声調文字の位置が1文字分間違って入力された場合であっても、入力文字列の最後尾の2文字を入れ替えた文字列に適合される表音文字列が検索されるので、ユーザが検索したいであろう語句の説明情報を的確に表示させることが可能となる。
またこの場合、請求項5に記載の発明によれば、入力文字中の声調文字の位置が、例えば2文字分以上間違えて入力された場合であっても、入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列が検索されるので、ユーザが検索したいであろう語句を更に的確に表示させることが可能なる。
更に、請求項6に記載の発明によれば、中国語の語句についての説明情報を表示させる電子辞書装置において、いわゆるピンイン入力により検索したい語句を入力する場合に、請求項1〜5の何れか一項に記載の発明の効果を奏することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態を説明する。
尚、以下においては、本発明に係る電子辞書装置を折り畳み式の携帯型電子辞書に適用した場合について説明するが、本発明の適用がこれに限定されるものではない。
[概観]
図1は、本発明を適用した携帯型電子辞書1の外観斜視図の一例を示す図である。同図によれば、携帯型電子辞書1は、見出し語や説明情報等を表示するためのディスプレイ3、入力文字列や検索実行指示を入力するためのキー群5を備えて構成される。
キー群5を構成する各キーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザは、これらのキーを押下して携帯型電子辞書1を操作する。具体的には、キー群5には、アルファベットや数字を入力するための文字キー5a、シフトキー5b、削除キー5c、上キー5d−1や下キー5d−2、左キー5d−3、右キー5d−4から成るカーソルキー5d、各種決定指示を入力するための決定キー5e、携帯型電子辞書1の電源ON/OFFのための電源キー5f、辞書の種別を指定するための辞書キー5g等が含まれる。尚、文字キー5aによる数字の入力は、シフトキー5bを押下した後、上部に数値が表記されたキーを押下することで、該キーに割り当てられている数字を入力することができる。
[内部構成]
図2は、携帯型電子辞書1の内部構成を示すブロック図である。同図によれば、携帯型電子辞書1は、CPU(Central Processing Unit)10と、入力部20と、表示部30と、ROM(Read Only Memory)40と、RAM(Random Access Memory)50とを備えて構成される。
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた所定の処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行って携帯型電子辞書1を統括的に制御する。具体的には、CPU10は、入力部20から入力されるキーの押下信号等に応じてROM40に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果をRAM50に保存するとともに、当該処理結果を表示するための表示信号を表示部30に出力して、対応する表示情報を表示させる。
入力部20は、アルファベットや数字等の文字入力や機能選択等に必要なキーを備えた入力装置で構成され、押下されたキーの押下信号等をCPU10に出力する。この入力部20におけるキー操作により、入力文字(入力文字列)の入力等の入力手段が実現される。尚、この入力部20は、図1のキー群5に相当する。
表示部30は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示する表示装置で構成され、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等で構成される。尚、この表示部30は、図1のディスプレイ3に相当する。
ROM40には、各種初期設定やハードウェアの検査、必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムが格納される。CPU10は、携帯型電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、携帯型電子辞書1の動作環境を設定する。また、ROM40には、携帯型電子辞書1の動作に係る各種処理プログラムや携帯型電子辞書1の備える種々の機能を実現するためのプログラムやデータ等が格納される。尚、これらのプログラムやデータ等については、後述する各実施形態において詳述する。
RAM50は、CPU10が実行する各種処理プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持する格納領域(メモリ)を備える。尚、この格納領域については、後述する各実施形態において詳述する。
このように構成される携帯型電子辞書1に適用される3つの実施形態について、以下、順に説明する。
[第1実施形態]
先ず、第1実施形態を説明する。
第1実施形態では、声調文字である数字の位置を誤ったピンインが入力された場合に、該入力されたピンインから声調文字を除く文字列について検索を行う。
<ROM及びRAMの構成>
図3は、第1実施形態におけるROM40a及びRAM50aの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM40aには、第1実施形態での第1辞書検索処理を実現するための第1辞書検索プログラム41と、中日辞書DB44と、優先度情報45と、が格納される。
中日辞書DB44は、中日辞書の辞書データベースであり、図4にそのデータ構成の一例を示す。
図4は、中日辞書DB44のデータ構成例を示す図である。同図によれば、中日辞書DB44には、中国語の語句である見出し語(44a)と、見出し語(44a)の意味等を日本語で説明した説明情報(44b)とを対応付けた辞書データが多数蓄積されている。また、見出し語(44a)には、中国語の漢字(44a−1)と、漢字(44a−1)の中国語での読みであるピンイン(44a−2)と、が含まれる。
ここで、ピンインは、発音を示すアルファベットと、四声を示す声調文字である数字とから成る文字列として表現される。声調文字は、第1声から第4声のそれぞれが、「1」から「4」の数字で表現される。
優先度情報45は、複数の検索語候補が検索された場合に、これらの優先度を判断するための情報であり、複数の検索語候補は、判断された優先度が高い順に一覧表示される。また、優先度情報45には、声調文字の種類(第1声から第4声の何れを示すか)に関する優先度を定義する優先種類情報45aと、声調文字のピンイン中の位置に関する優先度を定義する優先位置情報45bと、が含まれる。図5に、各情報のデータ構成の一例を示す。
図5(a)は、優先種類情報45aのデータ構成例を示す図であり、同図(b)は、優先位置情報45bのデータ構成例を示す図である。
図5(a)によれば、優先種類情報45aには、声調文字の種類が優先度の高い順に格納される。即ち、同図では、第4声の優先度が最も高く、次いで第3声、第2声、第1声の順に優先度が低くなる。
また、図5(b)によれば、優先位置情報45bには、声調文字がピンイン中の前方/後方のどちらに位置する方がより優先度が高いかを示す情報が格納される。即ち、同図では、声調文字がピンイン中の前方に位置する程、優先度が高くなる。
本実施の形態では、複数の検索語候補の優先度は、先ず、優先種類情報45aに従い、声調文字の種類に基づいて決定される。その結果、優先度が等しい検索語候補が複数存在する場合には、更に優先位置情報45bに従い、声調文字のピンイン中の位置に基づいて優先度が決定される。尚、この順序を反対にし、先ず声調文字の位置に基づいて優先度を決定し、その後種類に基づいて優先度を決定することとしても良い。また、ROM40aを、電気的にデータの書き換えが可能な不揮発性のメモリであるフラッシュROMで構成し、優先種類情報4a、優先位置情報45bを含め、ユーザが適宜設定変更可能なようにしても良い。
また、図3(b)によれば、RAM50aは、入力ピンインを格納する入力ピンイン格納領域51と、アルファベット文字列を格納するアルファベット文字列格納領域52と、検索語候補を格納する検索語候補格納領域53と、検索語を格納する検索語格納領域54と、を備える。
入力ピンインとは、ユーザによって入力されたピンインであり、この入力ピンインが、後述する文字入力画面中の文字入力領域ARに表示される。
アルファベット文字列とは、入力ピンインから声調文字(四声を示す「1」〜「4」の数字)を除いた文字列である。即ち、アルファベット文字列は、アルファベットのみで構成される。
検索語候補とは、辞書検索の結果、中日辞書DB44から抽出された、検索の対象となる文字列に適合する見出し語であり、具体的には、入力ピンインに一致(完全一致又は前方一致)するピンインを含む1又は複数の見出し語、或いは、アルファベット文字列に適合するピンインを含む1又は複数の見出し語である。ここで、アルファベット文字列に“適合する”とは、ピンインから声調文字を除いた文字列が、アルファベット文字列と一致(完全一致又は前方一致)することである。
検索語とは、検索語候補のうちから選択された1つの見出し語であり、検索語候補が1つの場合には該検索語候補そのものが検索語となる。そして、この検索語に対応する説明情報が、該検索語とともに検索結果として表示される。
<処理の流れ>
図6は、第1実施形態における第1辞書検索処理の流れを示すフローチャートであり、図7は、第1辞書検索処理において表示部30に表示される表示画面の遷移例を示す図である。この処理は、辞書種別として「中日辞書」が選択された場合に、CPU10がROM40aの第1辞書検索プログラム41に従った処理を実行することで実現される。
図6によれば、先ず、CPU10は、検索する語句のピンインを入力するための文字入力画面を表示部30に表示させる。ユーザは、この文字入力画面において、文字キー5a等を操作して検索したい語句のピンインを入力した後、決定キー5eを操作して入力を確定する(ステップS11)。
図7(a)は、この段階での表示画面であり、文字入力画面の一例を示している。同図では、画面上部の文字入力領域ARに、ユーザによって入力されたピンイン「a4iche1ng」が表示されている。
ピンインが入力・確定されると、CPU10は、入力されたピンイン(入力ピンイン)についての辞書検索(以下、「ピンイン検索」と称する。)を行う。即ち、中日辞書DB44から入力ピンインに一致(完全一致又は前方一致)するピンイン(44a−2)を検索し、該ピンイン(44a−2)を含む見出し語(44a)を検索語候補として抽出する(ステップS12)。
ピンイン検索の結果、検索語候補がある場合、即ち1以上の検索語候補が抽出された場合(ステップS13:YES)、CPU10は、従来と同様に、抽出した検索語候補を一覧表示させる。そして、これらのうちからユーザによって選択された語を検索語とし、この検索語に対応する説明情報を中日辞書DB44から読み出して、検索語ととともに検索結果として表示部30に表示させる(ステップS19)。
一方、ピンイン検索の結果、検索語候補が無い場合には(ステップS13:NO)、CPU10は、入力ピンインから声調文字(数字)を除いたアルファベット文字列を生成する(ステップS14)。そして、このアルファベット文字列についての辞書検索(以下、「アルファベット検索」と称する。)を行う。即ち、中日辞書DB44から、アルファベット文字列に適合するピンイン(44a−2)を検索し、該ピンイン(44a−2)を含む見出し語(44a)を検索語候補として抽出する。詳細には、中日辞書DB44に格納されている各ピンイン(44a−2)について、声調文字を除いた文字列(即ち、アルファベットのみで構成される文字列)がアルファベット文字列と一致(完全一致又は前方一致)するか否かを判定し、その結果、一致するピンインをアルファベット文字列に“適合する”ピンインであると判断して、該ピンインを含む見出し語を検索語候補として抽出する(ステップS15)。
アルファベット検索の結果、抽出された検索語候補が複数(2以上)である場合(ステップS16:YES)、CPU10は、これら複数の検索語候補を、声調文字の位置及び種類に基づく順序で一覧表示させる。即ち、優先度情報45に従って優先度を決定し、優先度が高い順に一覧表示させる(ステップS17)。尚このとき、声調文字の種類及び位置のどちらを優先させるかは任意である。例えば、種類を優先させる場合には、先ず優先種類情報45aに従い、声調文字の種類に基づいて優先度を決定し、その結果複数の検索語候補の優先度が等しくなった場合には、更に優先位置情報45bに基づき、これらの優先度を決定する。
そして、一覧表示させた検索語候補のうちから一の語がユーザにより選択されると(ステップS18)、CPU10は、選択された語を検索語とし、この検索語に対応する説明情報を中日辞書DB44から読み出して、検索語とともに検索結果として表示部30に表示させる(ステップS19)。
一方、アルファベット検索の結果、抽出された検索語候補の数が複数でない場合には(ステップS16:NO)、CPU10は、この検索語候補を検索語とし、該検索語に対応する説明情報を中日辞書DB44から読み出して、検索語とともに検索結果として表示部30に表示させる。尚このとき、アルファベット検索による検索語候補がない場合には、検索語候補が無い旨をユーザに報知するメッセージを表示部30に表示させても良い(ステップS19)。
例えば、図7(a)に示したように、ピンイン「a4iche1ng」が入力された場合には、ピンイン検索の結果、入力ピンインに一致するピンインが抽出されない、即ち、検索語候補が無い。従って、入力ピンイン「a4iche1ng」から声調文字「1」及び「4」を除いたアルファベット文字列「aicheng」についての辞書検索(アルファベット検索)が行われる。その結果、このアルファベット文字列に適合するピンイン「ai4che1ng」が検索され、1つの見出し語「愛称[ai4che1ng]」が検索語候補として抽出される。そして、同図(b)に示すように、抽出された検索語候補が画面下部に表示される。
その後、図7(b)に示した表示画面において、例えば決定キー5eを操作等して説明情報の表示指示を入力すると、この検索語候補「愛称[ai4che1ng]」が検索語とされ、同図(c)に示すように、該検索語の説明情報を表示させた検索結果画面が表示される。
このように、第1実施形態における第1辞書検索処理が実行される。
<作用・効果>
以上、第1の実施形態によれば、ユーザにより検索したい語句のピンインが入力されると、この入力ピンインに適合するピンインを中日辞書DB44から検索し、対応する説明情報を表示させるとともに、適合するピンインが無い場合には、見出し語のピンインのアルファベット部分を検索対象とし、入力ピンインから声調文字(数字)を除いた文字列(アルファベット文字列)に適合するピンインを中日辞書DB44から検索し、対応する説明情報を表示させることができる。従って、入力ピンイン中の声調文字の位置が間違って入力された場合であっても、アルファベット文字列に適合するピンインを検索するので、ユーザが目的とする語句の説明情報を的確に表示させることが可能となる。
更に、アルファベット文字列に適合する複数のピンインが検索された場合に、優先度情報45に従い、検索された複数のピンインを含む検索語候補を、ピンイン中の声調文字の位置及び種類に基づく所定の順序で一覧表示し、これらのうちから選択された一の検索語候補に対応する説明情報を表示できる。従って、ユーザが検索したいであろう語句に近い順に表示させることが可能となる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態を説明する。
第2実施形態では、声調文字(数字)の位置を誤ったピンインが入力された場合に、該入力されたピンイン中の声調文字の種類又は文字をユーザから入力される変更指示に応じて変更し、変更後の文字列について検索を行う。尚、第2実施形態において、上述した第1実施形態と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<ROM及びRAMの構成>
図8は、第2実施形態におけるROM40b及びRAM50bの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM40bには、第2実施形態での第2辞書検索処理を実現するための第2辞書検索プログラム42と、中日辞書DB44と、が格納される。
また、図8(b)によれば、RAM50bは、入力ピンイン格納領域51と、検索語候補格納領域53と、検索語格納領域54と、を備える。
<処理の流れ>
図9は、第2実施形態における第2辞書検索処理の流れを示すフローチャートであり、図10、図11は、第2辞書検索処理において表示部30に表示される表示画面の遷移例を示す図である。この第2辞書検索処理は、辞書種別として「中日辞書」が選択された場合に、CPU10がROM40bの第2辞書検索プログラム42に従った処理を実行することで実現される。
図9によれば、先ず、CPU10は、文字入力画面を表示部30に表示させ、ユーザは、この文字入力画面において検索したい語句のピンインを入力・確定する(ステップS21)。
図10(a)は、この段階での表示画面の一例であり、文字入力画面を示している。同図では、画面上部の文字入力領域ARに、ユーザによって入力されたピンイン「a4iche1ng」が表示されている。
ピンインが入力・確定されると、CPU10は、入力ピンインについての辞書検索(ピンイン検索)を行う(ステップS22)。
ピンイン検索の結果、検索語候補がある場合(ステップS23:YES)、CPU10は、従来と同様に、抽出した検索語候補を一覧表示させ、これらのうちからユーザによって選択された語を検索語とし、この検索語に対応する説明情報を辞書DBから読み出して、検索語とともに検索結果として表示部30に表示させる(ステップS24)。
一方、ピンイン検索の結果、検索語候補がない場合には(ステップS23:NO)、CPU10は、ピンイン入力に誤りがある旨をユーザに報知する警告メッセージを、所定時間(例えば、1秒間)の間、現在の表示画面(文字入力画面)に重ねて表示させる(ステップS25)。
例えば、図10(a)に示したようにピンイン「a4iche1ng」が入力された場合には、ピンイン検索の結果、中日辞書DB44から入力ピンインに一致するピンインが検索されない。即ち、検索語候補がない。従って、同図(b)に示すように、警告メッセージMSG1が文字入力画面に重ねて表示される。
所定時間の間警告メッセージを表示させると、CPU10は、文字入力領域に表示させている入力ピンイン中の声調文字に変更カーソルを表示させ、該声調文字を選択状態とする。尚ここで、入力ピンインに複数の声調文字が含まれる場合には、例えば入力ピンイン中最も前方に位置する文字等、1つの声調文字について変更カーソルを表示させる(ステップS26)。
図10(c)はこの段階での表示画面例である。同図では、入力ピンイン「a4iche1ng」中の最も前方に位置する声調文字「4」に変更カーソルCS1が表示され、該声調文字が選択状態となっている。
変更カーソルによって選択状態となっている声調文字(以下、「選択声調文字」と称する。)は、カーソルキー5dが操作されることで、その入力ピンイン中の位置又は種類が変更される。
即ち、左キー5d−3又は右キー5d−4が操作された場合(ステップS27:YES)、CPU10は、選択声調文字を1文字分左方向又は右方向へ移動させた文字列に入力ピンインを変更する。詳細には、右キー5d−4が操作された場合には、選択声調文字をその直後の文字と入れ替えた文字列に入力ピンインを更新し、左キー5d−3が操作された場合には、選択声調文字をその直前の文字と入れ替えた文字列に入力ピンインを更新する(ステップS28)。その後、ステップS22に戻り、更新後の入力ピンインについて同様の処理を行う。
例えば、図10(c)において右キー5d−4を操作すると、図11(a)に示すように、選択声調文字「4」がその直後の文字「i」と入れ替わった文字列「ai4che1ng」に入力ピンインが更新される。そして、この更新後の入力ピンイン「ai4che1ng」についてのピンイン検索が行われ、同図(b)に示すように、見出し語「愛称[ai4che1ng]」が検索語候補として表示される。
一方、上キー5d−1又は下キー5d−2が操作された場合には(ステップS27:NO〜ステップS29:YES)、CPU10は、選択声調文字の数字を“1”加算又は減算した値に変更した文字列に入力ピンインを更新する。詳細には、上キー5d−1が操作された場合には、選択声調文字の数字を“1”加算した値に変更した文字列に入力ピンインを更新し、下キー5d−2が操作された場合には、選択声調文字の数字を“1”減算した値に更新した文字列に入力ピンインを更新する(ステップS30)。尚ここで、声調文字「4」を“1”加算した値は「1」とし、声調文字「1」を“1”減算した値は「4」とする。その後、ステップS22に戻り、変更後の入力ピンインについて同様の処理を行う。
例えば、図10(c)において、下キー5d−2を操作すると、図11(c)に示すように、選択声調文字「4」が「3」に変更された文字列「a3iche1ng」に入力ピンインが更新される。そして、この更新後の入力ピンイン「a3iche1ng」についてのピンイン検索が行われるが、検索語候補が無いため、同図(d)に示すように、警告メッセージMSG1が文字入力画面に重ねて表示される。
このように、第2実施形態における第2辞書検索処理が行われる。
<作用・効果>
以上、第2実施形態によれば、入力ピンインに適合するピンインを中日辞書DB44から検索し、対応する説明情報を表示させるとともに、適合するピンインが無い場合には、入力ピンイン中の声調文字に変更カーソルCS1を表示させる。そして、カーソルキー5dの操作に応じて選択声調文字の位置又は種類を変更した文字列に入力ピンインを変更し、変更後の入力ピンインに適合するピンインを中日辞書DB44から検索して、対応する説明情報を表示させることができる。従って、入力ピンイン中の声調文字の位置が間違って入力された場合であっても、ユーザが検索したいであろう語句の説明情報を的確に表示させることが可能となる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態を説明する。
第3実施形態では、1文字入力する毎に辞書検索を行い、検索語候補を一覧表示するインクリメンタルサーチにおいて、声調文字(数字)の位置を誤ったピンインが入力された場合に、今回の入力文字と直前の入力文字とを入れ替えた文字列について検索を行う。尚、第3実施形態において、上述した第1、第2実施形態と同一要素については同符合を付し、詳細な説明を省略する。
<ROM及びRAMの構成>
図12は、第3実施形態におけるROM40c及びRAM50cの構成を示す図である。
同図(a)によれば、ROM40cには、第3実施形態での第3辞書検索処理を実現するための第3辞書検索プログラム43と、中日辞書DB44と、が格納される。
また、図12(b)によれば、RAM50cは、新規に入力された1文字を格納する新規入力文字格納領域55と、入力ピンイン格納領域51と、声調文字前文字列を格納する声調文字前文字列格納領域56と、入替文字を格納する入替文字列格納領域57と、アルファベット文字列格納領域52と、検索語候補格納領域53と、検索語格納領域54と、を備える。
声調文字前文字列とは、入力ピンインの一部の文字列であり、入力ピンイン中の最も後方に位置する声調文字(数字)の直前の文字までの文字列である。尚、入力ピンインに声調文字が含まれない場合には、入力ピンインそのものが声調文字前文字列となる。
入替文字列とは、入力ピンインについて、新規入力文字とその直前の入力文字とを入れ替えた文字列であり、即ち、入力ピンインの最後尾の2文字を入れ替えた文字列である。
<処理の流れ>
図13は、第3実施形態における第3辞書検索処理の流れを示すフローチャートであり、図14〜図16は、第3辞書検索処理において表示部30に表示される表示画面の遷移例を示す図である。この第3辞書検索処理は、辞書種別として「中日辞書」が選択され、CPU10がROM40cの第3辞書検索プログラム43に従った処理を実行することで実現される。
図13によれば、先ず、CPU10は、文字入力画面を表示部30に表示させ、ユーザは、この文字入力画面において検索したい語句のピンインを入力する。1つの文字が入力されると(ステップS31)、CPU10は、現時点までに入力された文字列を入力ピンインとし、この入力ピンインについての辞書検索(ピンイン検索)を行う(ステップS32)。その結果、検索語候補がある場合には(ステップS33:YES)、従来と同様に、抽出した検索語候補を一覧表示させる(ステップS34)。
図14(a)は、この段階での表示画面の一例である。同図は、1つ目の文字「a」が入力された場合を示しており、文字入力領域ARに、現時点での入力ピンイン「a」が表示されている。そして、この入力ピンイン「a」についてのピンイン検索の結果抽出された複数の見出し語が、検索語候補として画面下部に一覧表示されている。
一覧表示させた検索語候補のうちから一の語が選択されると(ステップS35:YES)、CPU10は、選択された語を検索語とし、該検索語に対応する説明情報を中日辞書DB44から読み出して、検索語とともに検索結果として表示部30に表示させる(ステップS36)。また、検索語候補のうちから何れも選択されず(ステップS35:NO)、次の文字が入力されると(ステップS31)、該入力された文字を新規入力文字とし、同様の処理を実行する。
一方、ピンイン検索の結果、検索語候補がない場合には(ステップS33:NO)、CPU10は、ピンイン入力に誤りがある旨をユーザに報知する警告メッセージを、所定時間(例えば、1秒間)の間、現在の表示画面(文字入力画面)に重ねて表示させる(ステップS37)。
図14(b)、図16(a)は、この段階での表示画面の一例である。
図14(b)は、文字「a」、「4」、「i」を順に入力した場合を示しており、文字入力領域ARには、現時点での入力ピンイン「a4i」が表示されている。そして、この入力ピンインについての辞書検索(ピンイン検索)の結果、一致するピンインが検索されないため、警告メッセージMSG2が重ねて表示されている。
また、図16(a)は、文字「a」、「i」、「c」、「h」、「4」を順に入力した場合を示しており、文字入力領域ARには、現時点での入力ピンイン「aich4」が表示されている。そして、この入力ピンインについての辞書検索(ピンイン検索)の結果、一致するピンインが検索されないため、警告メッセージMSG2が重ねて表示されている。
所定時間の間警告メッセージを表示させると、CPU10は、入力ピンインから声調文字前文字列を生成する。即ち、入力ピンインに含まれる声調文字のうち、最も後方に位置する声調文字の直前までの文字列を声調文字前文字列とする(ステップS38)。
また、CPU10は、入力ピンインから入替文字列を生成する。即ち、入力ピンインについて、新規入力文字(即ち、最後尾の文字)とその直前の文字(即ち、最後尾から2つ目の文字)を入れ替えた文字列を入替文字列とする(ステップS39)。そして、入替文字列についての辞書検索(以下、「入替検索」と称する)を行う。即ち、中日辞書DB44から、入替文字列に一致(完全一致又は前方一致)するピンイン(44a−2)を検索し、該ピンイン(44a−2)を含む見出し語(44a)を検索語候補として抽出する(ステップS40)。
入替検索の結果、検索語候補がある場合には(ステップS41:YES)、CPU10は、入替文字列を入力ピンインとして文字入力領域における表示を更新するとともに(ステップS42)、更新後の入力ピンインに続けて、この入力ピンインの更新が未確定であることを示す未確定カーソルを表示させる(ステップS47)。
図15(a)は、この段階での表示画面例である。同図では、図14(b)に示した入力ピンイン「a4i」が、その入替文字列である「ai4」に更新されているとともに、その後方に未確定カーソルCS2が続けて表示されている。
一方、入替検索の結果、検索語候補が無い場合には(ステップS41:NO)、CPU10は、入力ピンインから声調文字を除いた文字列を生成し、アルファベット文字列とする(ステップS43)。そして、生成したアルファベット文字列についての辞書検索(アルファベット検索)を行う(ステップS44)。
アルファベット検索の結果、検索語候補が有る場合には(ステップS45:YES)、CPU10は、検索語候補に適した文字列に入力ピンインを更新し(ステップS46)、文字入力領域における表示を更新するとともに、更新後の入力ピンインに続けて、この入力ピンインの更新が未確定であることを示す未確定カーソルを表示させる(ステップS47)。ここで検索語候補に“適した文字列”とは、抽出した検索語候補の前方一部分であり、アルファベット文字列に相当する部分の文字列である。
図16(b)は、この段階での表示画面の一例である。同図では、図16(a)に示した入力ピンイン「aich4」が、そのアルファベット文字列である「aich」についての辞書検索(アルファベット検索)の結果抽出されたピンイン「ai4che1ng」に適した文字列「ai4ch」に更新されているとともに、その後方に未確定カーソルCS2が続けて表示されている。
未確定カーソルを表示させた後、アルファベット又は数字が入力されると、CPU10は、入力ピンインの更新を確定して入力を継続すると判断し(ステップS48:YES)、未確定カーソルの表示を消去した後、ステップS31に戻り、入力された文字を新規入力文字として同様の処理を行う。
例えば、図15(a)において、文字「c」を入力すると、同図(b)に示すように、未確定カーソルCS2が消去されて現在文字入力領域ARに表示されているピンイン「ai4」が入力ピンインとして確定されるとともに、ピンイン「ai4c」についての辞書検索(ピンイン検索)の結果抽出された複数の見出し語が、検索語候補として一覧表示される。
一方、文字キー5a以外のキーが操作された場合には、CPU10は、入力を継続しないと判断し(ステップS48:NO)、未確定カーソルの表示を消去した後、声調文字前文字列を入力ピンインとして、文字入力領域における表示を更新する(ステップS49)。その後、ステップS31に戻り、同様の処理を行う。
例えば、図15(a)において削除キー5cを操作すると、同図(c)に示すように、未確定カーソルCS2が消去されるとともに、最後に入力した声調文字の直前までの文字列(声調前文字列)「a」が入力ピンインとして確定される。即ち、図14(b)に示した、声調文字「4」の入力前の状態に戻る。
また、アルファベット検索の結果、検索語候補が無い場合には(ステップS45:NO)、CPU10は、声調文字前文字列を入力ピンインとし、文字入力領域における表示を更新する(ステップS49)。その後、ステップS31に戻り、同様の処理を行う。
このように、第3実施形態における第3辞書検索処理が行われる。
<作用・効果>
以上、第3実施形態によれば、入力文字が1文字入力される毎に、現時点までに入力された入力文字から成る文字列を入力ピンインとし、この入力ピンインに適合するピンインを中日辞書DB44から検索し、対応する説明情報を表示させるとともに、適合するピンインが無い場合には、今回の入力文字と直前の入力文字とを入れ替えた入替文字列に適合するピンインを中日辞書DB44から検索し、対応する説明情報を表示させることができる。更に、入替文字列に適合するピンインが検索されない場合には、入力ピンインから声調文字を除いた文字列(アルファベット文字列)に適合するピンインを中日辞書DB44から検索し、対応する説明情報を表示することができる。従って、入力ピンイン中の声調文字の位置が間違って入力された場合であっても、ユーザが検索したいであろう語句の説明情報を的確に表示させることが可能となる。
[変形例]
尚、本発明の適用は、上述した第1〜第3実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した各実施形態では、中日辞書DB44を備え、中国語の語句について検索する場合を説明したが、これ以外の声調言語、例えばタイ語やベトナム語等についても同様に適用可能である。その場合には、各声調言語の表記に従って、声調文字を示す数字を含む表音文字列が構成される。
また、上述した各実施形態では、電子辞書装置の一形態として携帯型電子辞書を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば携帯電話やPDA(Personal Digital Assistants)、パソコン等に電子辞書装置として内蔵(ソフトウェア的に組み込まれることも含む。)されるものであっても良い。また、「辞書」とは、辞典等も含むものである。
電子辞書の概観斜視図。 電子辞書の内部構成。 第1実施形態におけるROM及びRAMの構成。 中日辞書DBのデータ構成例。 優先度情報(優先種類情報及び優先位置情報)のデータ構成例。 第1実施形態における第1辞書検索処理の流れを示すフローチャート。 第1実施形態における表示画面の遷移例。 第2実施形態におけるROM及びRAMの構成。 第2実施形態における第2辞書検索処理の流れを示すフローチャート。 第2実施形態における表示画面の遷移例(1)。 第2実施形態における表示画面の遷移例(2)。 第3実施形態におけるROM及びRAMの構成。 第3実施形態における第3辞書検索処理の流れを示すフローチャート。 第3実施形態における表示画面の遷移例(1)。 第3実施形態における表示画面の遷移例(2)。 第3実施形態における表示画面の遷移例(3)。
符号の説明
1 携帯型電子辞書
10 CPU
20 入力部
30 表示部
40(40a、40b、40c) ROM
41 第1辞書検索プログラム
42 第2辞書検索プログラム
43 第3辞書検索プログラム
44 中日辞書DB
45 優先度情報
45a 優先種類情報
45b 優先位置情報
50(50a、50b、50c) RAM
51 入力ピンイン格納領域
52 アルファベット文字列格納領域
53 検索語候補格納領域
54 検索語格納領域
55 新規入力文字格納領域
56 声調文字前文字列格納領域
57 入替文字列格納領域

Claims (9)

  1. 声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた声調文字の辞書情報を記憶する辞書記憶手段と、
    入力文字列を入力する文字列入力手段と、
    この文字列入力手段により入力された入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索手段と、
    この第1検索手段により前記入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、該入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第2検索手段と、
    前記第1検索手段又は前記第2検索手段により検索された表音文字列に対応する説明情報を、前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子辞書装置。
  2. 前記第2検索手段により複数の表音文字列が検索された場合に、表音文字列中の声調文字の位置及び種類に基づく所定の順序で該検索された複数の表音文字列を一覧表示する制御を行う候補表示制御手段と、
    この候補表示制御手段により一覧表示された複数の表音文字列のうちから一の表音文字列を選択する選択手段と、
    を備え、
    前記説明表示制御手段は、前記選択手段により選択された表音文字列に対応する説明情報を前記辞書情報から読み出して表示する手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子辞書装置。
  3. 声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた辞書情報を記憶する辞書記憶手段と、
    入力文字列を入力する文字列入力手段と、
    この文字列入力手段により入力された入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索手段と、
    この第1検索手段により前記入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、該入力文字列中の声調文字の位置又は種類の変更指示を入力する変更指示入力手段と、
    この変更指示入力手段により入力された変更指示に応じて前記入力文字列を変更する文字列変更手段と、
    この文字列変更手段による変更後の文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第2検索手段と、
    前記第1検索手段又は前記第2検索手段により検索された表音文字列に対応する説明情報を、前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子辞書装置。
  4. 声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた声調文字の辞書情報を記憶する辞書記憶手段と、
    入力文字列を1文字づつ入力する1文字入力手段と、
    この1文字入力手段により1文字入力される毎に、現時点までに入力された入力文字から成る文字列を入力文字列とし、この入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索手段と、
    この第1検索手段により入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、前記1文字入力手段による今回の入力文字と直前の入力文字とを入れ替えた入替文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第3検索手段と、
    この第3検索手段により検索された表音文字列に対応する説明情報を前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子辞書装置。
  5. 前記第3検索手段により前記入替文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、前記入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列を、前記辞書情報から検索する第4検索手段を備え、
    前記説明表示制御手段は、前記第4検索手段により検索された表音文字列に対応する説明情報を前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う手段を有する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の電子辞書装置。
  6. 前記声調言語は中国語であり、
    前記表音文字列は発音を示すアルファベット及び四声を示す数字から成るピンインである、
    ことを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の電子辞書装置。
  7. コンピュータに、
    声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた声調文字の辞書情報を記憶する辞書記憶機能と、
    入力文字列を入力する文字列入力機能と、
    この文字列入力機能により入力された入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索機能と、
    この第1検索機能により前記入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、該入力文字列から声調文字を除いた文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第2検索機能と、
    前記第1検索機能又は前記第2検索機能により検索された表音文字列に対応する説明情報を、前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  8. コンピュータに、
    声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた辞書情報を記憶する辞書記憶機能と、
    入力文字列を入力する文字列入力機能と、
    この文字列入力機能により入力された入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索機能と、
    この第1検索機能により前記入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、該入力文字列中の声調文字の位置又は種類の変更指示を入力する変更指示入力機能と、
    この変更指示入力機能により入力された変更指示に応じて前記入力文字列を変更する文字列変更機能と、
    この文字列変更機能による変更後の文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第2検索機能と、
    前記第1検索機能又は前記第2検索機能により検索された表音文字列に対応する説明情報を、前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  9. コンピュータに、
    声調言語の語句と、声調文字を含む該語句の表音文字列と、該語句の説明情報とが対応付けられた声調文字の辞書情報を記憶する辞書記憶機能と、
    入力文字列を1文字づつ入力する1文字入力機能と、
    この1文字入力機能により1文字入力される毎に、現時点までに入力された入力文字から成る文字列を入力文字列とし、この入力文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第1検索機能と、
    この第1検索機能により入力文字列に適合する表音文字列が検索されない場合に、前記1文字入力機能による今回の入力文字と直前の入力文字とを入れ替えた入替文字列に適合する表音文字列を前記辞書情報から検索する第3検索機能と、
    この第3検索機能により検索された表音文字列に対応する説明情報を前記辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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