JP2005157716A - 印刷システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者に応じた印刷態様の印刷物を提供することが容易な印刷システムを実現する。
【解決手段】 印刷物の利用者のグループを定め、利用者(35)と印刷態様(36)とを対応づけたグループデータ32をグループごとに記憶しておき、選択されたグループについて、全ての利用者のために、かつ、各利用者のための印刷態様で印刷を行う。異なるグループに同一の利用者を含めることや、異なるグループに含まれる同一の利用者に異なる印刷態様を対応づけることもできる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、データを印刷用紙に印刷する印刷システムに関し、特に、同一のデータを印刷物の利用者に応じた印刷態様で印刷することが容易な印刷システムに関する。
プリンタ、複写機等の印刷装置では、印刷に際して、印刷部数および印刷態様(印刷物の仕上がり状態)を規定する要素を指定し得るようになっており、使用者は、所望の印刷態様で印刷された印刷物を所望の部数だけ得ることができる。しかし、印刷態様を規定する要素は、印刷用紙の大きさ、カラー印刷とモノクロ印刷、片面印刷と両面印刷等、種々あるため、印刷を行うごとにこれらの要素を指定することは、使用者にとって煩雑な操作である。
そこで、あらかじめいくつかの印刷態様を記憶しておき、使用者が選択した印刷態様で印刷を行うようにすることが提案されている。例えば、特開2000−235466号では、使用者が目的に応じて印刷態様を定め得るようにした印刷システムが開示されている。
特開2000−235466号公報
上記のように印刷態様を何通りか定めて記憶しておくようにすれば、使用者が行うべき操作を低減することができて、印刷処理の能率が向上する。印刷部数を指定すれば、同一の印刷態様で印刷した印刷物を、指定した部数だけ得ることができる。
ところが、会議等の資料のように複数の者が利用する複数の印刷物を作成する場合には、それらの印刷物を全て同じ印刷態様とするのではなく、利用者に応じて印刷態様を変える必要が生じることもある。この場合、上記の方法を採用しても、一度の印刷処理では全ての利用者のための印刷物を得ることはできず、異なる印刷態様の数だけ印刷処理を行わなければならない。また、利用者が誰であるかを考慮しながら印刷態様を選択する必要も生じて、処理能率が低下する。
しかも、印刷物を作成した者が印刷物を利用者に配布するとは限らず、作成者と配布者が異なることも多い。その場合、どの印刷態様の印刷物をどの利用者に配布すべきかを、作成者から配布者に伝えなければならない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、利用者に応じた印刷態様の印刷物を提供することが容易な印刷システムを実現することを目的とする。さらに、提供する印刷物がどの利用者のためのものであるかを明確にし得る印刷システムを実現することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、印刷物の利用者に応じた印刷態様でデータを印刷する印刷システムにおいて、1以上の利用者を含むグループを1以上定め、各グループに含まれる全ての利用者と各利用者用の印刷態様とを対応づけてグループごとに記憶しておき、いずれかのグループを選択されて、選択されたグループに含まれる全ての利用者のために、同一のデータを各利用者用の印刷態様で印刷するグループ印刷モードを有するようにする。
この印刷システムでは、グループ印刷モードにより、選択されたグループに含まれる全ての利用者のために、かつ、各利用者に応じた印刷態様で、印刷物を作成することができる。したがって、同一のデータを異なる印刷態様で印刷するときの処理能率が高くなる。記憶しておくグループの数に制約はなく、各グループに含まれる利用者の数にも制約はない。さらに、異なるグループに同一の利用者を含めることが可能であり、異なるグループに含まれる同一の利用者の印刷態様を相違させることもできる。
グループの追加および削除、ならびに、グループに含まれる使用者の追加、削除および各利用者用の印刷態様の変更を、使用者からの指示に応じて行うようにするとよい。このようにすると、この印刷システムを採用する環境に応じてグループを設定することができて、処理能率が一層高くなる。
グループ印刷モードで印刷したとき、選択されたグループを示す情報と印刷した日時を記憶するようにするとよい。このようにすると、グループ印刷モードで行った印刷処理の履歴が残ることになり、使用者がグループを選択する際に、履歴を一覧表示して、使用者の選択操作を援助することができるようになる。
グループ印刷モードで印刷したとき、選択されたグループに含まれる全ての利用者と各利用者用の印刷態様を一覧表として印刷するようにしてもよい。印刷物の実際の印刷態様を一覧表に表された印刷態様と比較することで、各印刷物がどの利用者のためのものかが判り、利用者への印刷物の配布が容易になる。
グループ印刷モードで印刷するとき、印刷するデータに利用者を示す情報を加えて印刷するようにしてもよい。印刷物自体に利用者が記されることになり、利用者への印刷物の配布が容易になる。
各グループに含まれる利用者のメールアドレスを記憶しておき、グループ印刷モードで印刷したとき、選択されたグループに含まれる利用者に、印刷したデータを電子メールによって送信するようにしてもよい。このようにすると、利用者は、印刷物の入手に先立って、印刷内容を知ることができる。
グループ印刷モードを有する本発明の印刷システムによれば、一度の印刷処理で、同一のデータを、1つのグループに含まれる全ての利用者のために、かつ、利用者に応じた印刷態様で印刷することができる。また、複数のグループを定めることや、異なるグループに同一の利用者を含めることが可能であり、利用者に応じた印刷態様での印刷処理を柔軟に行うことができる。したがって、オフィスで様々な会議の資料を作成する処理がきわめて容易になる。
特に、選択されたグループに含まれる全ての利用者と各利用者用の印刷態様を一覧表として印刷したり、印刷するデータに利用者を示す情報を加えて印刷したりすると、印刷物がどの利用者のためのものであるかが明確になって、利用者への印刷物の配布が容易になる。
以下、本発明の印刷システムの一実施形態である複写機について、図面を参照しながら説明する。本実施形態の複写機1の構成を図1に模式的に示す。複写機1は、制御部11、記憶部12、読取部13、印刷部14、操作部15、表示部16、通信部17、および計時部18を備えている。制御部11は複写機1全体の動作を制御し、記憶部12は、制御部11の制御処理を記したプログラム、および、制御部11が制御に用いるパラメータを記憶しており、また、画像をはじめ様々なデータを記憶する。
読取部13は原稿から画像を読み取る。読取部13は、複数の原稿から順に画像を読み取ることも可能である。読み取った画像は記憶部12に記憶される。印刷部14は記憶部12が記憶している画像等のデータを印刷用紙に印刷する。
表示部16は液晶パネルより成り、複写機1の設定状況、操作案内等を表示する。操作部15は、複数の操作キーと、表示部16の液晶パネルに重ねて設けられたタッチパネルより成り、使用者の操作を受け付ける。
通信部17は、LANケーブル21に接続されており、LAN(ローカルエリアネットワーク)上のパーソナルコンピュータ等と通信する。通信部17は、また、公衆電話回線22にも接続されており、インターネットを介しての通信や、外部のファクシミリ装置との通信も行う。パーソナルコンピュータ、インターネット、およびファクシミリ装置から受信したデータも記憶部12に記憶される。
計時部18はリアルタイムクロックより成り、実時刻を出力する。計時部18の出力には、時、分、秒のほか、年、月、日も含まれる。
このような構成の複写機1は、複写機としてだけではなく、プリンタおよびファクシミリ装置としても機能する。複写機としての機能は、読取部13により原稿から画像を読み取って、印刷部14によりその画像を印刷することで実現される。プリンタとしての機能は、通信部17を介してパーソナルコンピュータから受信したデータを印刷部14により印刷することで実現される。また、ファクシミリ装置としての機能は、読取部13により読み取った画像を通信部17を介して他のファクシミリ装置に送信し、通信部17を介して他のファクシミリ装置から受信した画像を印刷部14により印刷することで実現される。
複写機1は、印刷に関して、通常印刷モードとグループ印刷モードを有する。通常印刷モードは、印刷処理を行うごとに、印刷部数および印刷態様を規定する諸要素を使用者が指定するモードである。印刷部数および印刷態様を規定する諸要素の指定を省略することも可能であり、その場合、複写機1は、印刷部数および印刷態様を規定する諸要素を、あらかじめ定められている値(デフォルト値)に設定する。
グループ印刷モードは、あらかじめ、印刷物の利用者を1名以上含むグループを1つまたは複数定めて、各グループに含まれる利用者と印刷態様とを対応づけてグループごとに記憶しておき、使用者によって選択されたグループに含まれる全ての利用者のために、同一のデータを各利用者用の印刷態様で印刷するモードである。グループ印刷モードでの印刷部数は、利用者1名当たり1部である。
複写機1は、グループ印刷モードのために、グループに関する情報を記したデータベースを有している。このデータベースは記憶部12に記憶されている。データベースの内容を図2に模式的に示す。データベース30には、アドレスデータ31と、1以上のグループデータ32と、履歴データ33が含まれる。
アドレスデータ31の具体例を図3に示す。アドレスデータ31には、印刷物の利用者の氏名と、各利用者の電子メールアドレスが含まれており、利用者の氏名とメールアドレスは対応づけられている。氏名に代えて、利用者を特定し得る他の情報、例えば、会社における役職名を含めることもできる。アドレスデータ30は、複写機1の使用者が設定する。アドレスデータ30の設定に際しては、表示部16にキーボード像を表示する。使用者は、タッチパネルのうちキーボード像のキーに対応する部位に触れてキーを選択することにより、入力を行っていく。以下、このように、タッチパネルのうち表示部16に表示した像に対応する部分に触れてその像を選択することを、単に、タッチパネルを介して選択するという。
グループデータ32の具体例を図4に示す。図4において、(a)および(b)はそれぞれ異なるグループのグループデータ32を表している。グループデータ32には、グループ名34と、各利用者の氏名(または利用者を特定する情報)35と、印刷態様36と、印刷態様には関係しない付帯情報37が含まれており、利用者の氏名(または利用者を特定する情報)35と印刷態様36と付帯情報37は対応づけられている。
印刷態様36を規定する要素には、(1)印刷用紙の大きさ(サイズ)、(2)カラー印刷をするかモノクロ印刷をするか、(3)印刷用紙として一方の面に既に印刷されている再生用紙を用いるか未使用の用紙を用いるか、(4)印刷用紙の両面に印刷するか片面のみに印刷するか、(5)印刷用紙の1ページに通常の何ページ分のデータを印刷するか、(6)ページ番号を印刷するか否か、(7)印刷用紙の最初のページに使用者の氏名(または使用者を特定する情報)を印刷するか否か、が含まれる。また、付帯情報37は、印刷終了時に、印刷したデータを電子メールによって使用者に送信するか否かである。
グループデータ32も複写機1の使用者が設定する。使用者は、グループの追加、削除、および内容の変更をすることができる。グループの内容の変更には、利用者の追加、削除、印刷態様を規定する要素の値の変更、付帯情報の値の変更が含まれる。利用者の追加に際しては、アドレスデータ31から利用者を選択する。
異なるグループに同一の利用者を含めることが可能であり、また、異なるグループに含まれる同一の利用者に同一の印刷態様を対応づけることも、異なる印刷態様を対応づけることもできる。なお、同一のグループに同一の利用者を含めることはできない。
グループデータ32の設定に際して表示部16に表示する案内画面の例を図5の(a)に示す。この例は、既存のグループデータ32を変更するときのものである。先頭にグループ名34が表示され、その下に、グループに含まれる各利用者の氏名(または使用者を特定する情報)35と、印刷態様36を規定する要素(前述の(1)〜(7))の値と、付帯情報37の値が並べて表示される。
タッチパネルを介してグループ名34を選択すると、キーボード像が表示され、その中のキーをタッチパネルを介して選択することで、グループ名34を入力することができる。また、利用者の氏名35をタッチパネルを介して選択し、削除を指示する所定の操作を行うことで、その利用者をグループから削除することができる。
グループに含まれる全利用者の氏名35の下には、空白の欄が表示され、これに並べて、印刷態様36を規定する要素のデフォルト値と、付帯情報37のデフォルト値が表示される。この空白の欄をタッチパネルを介して選択すると、アドレスデータ31が表示される。表示されたアドレスデータ31に含まれるいずれかの氏名をタッチパネルを介して選択すると、空白の欄にその氏名が表示される。これで、グループに利用者を追加することができる。なお、使用者の氏名35の欄を空白のままにしておけば、その使用者はグループに加えられない。
印刷態様36を規定する各要素の値と付帯情報37の値を表示する欄はプルダウンメニューとなっており、使用者は、各欄に表示されている下向きの三角形をタッチパネル介して選択することで、値の候補を表示させることができる。値の候補を表示した例を図5の(b)に示す。表示されたいずれかの値をタッチパネルを介して選択することで、値を変更することができる。なお、図5(b)は、印刷態様36を規定する要素と付帯情報37の全てについて値の候補を示したもので、一度に表示される候補は選択した三角形の欄のものに限られる。
グループの追加に際しては、最初、空白のグループ名34が表示される。上記のようにしてグループ名34を入力すると、図5(a)の最も下の部分と同様に、空白にした利用者の氏名35と、印刷態様36を規定する要素のデフォルト値と、付帯情報のデフォルト値が表示される。その後、上記のようにして利用者を追加していく。
グループの削除に際しては、グループ名34の一覧表が表示される。いずれかのグループ名34をタッチパネルを介して選択し、削除を指示する所定の操作を行うことで、そのグループをデータベース30から削除することができる。なお、グループの削除は、印刷システム1の管理責任者のみが行い得るようにしてもよい。
グループデータ32の管理に関する複写機1の処理の流れを図6のフローチャートに示す。まず、グループを追加(新たに登録)する指示が与えられたか否かを判定する(#ステップ100)。その指示が与えられたときは、使用者の操作に応じてグループ名を設定し(#102)、そのグループ名を記憶部12の所定の領域に記憶する(#104)。次いで、アドレスデータ31を表示し(#106)、その中から使用者の操作に応じてメンバー(利用者)を選択し(#108)、さらに、そのメンバー用の印刷態様36を設定して(#110)、そのメンバーと印刷態様36を記憶する(#112)。
その後、メンバーを追加する指示が与えられたか否かを判定し(#114)、指示が与えられたときはステップ#106に戻る。メンバー追加の指示が与えられないときは、ステップ#104、#112で記憶した情報を読み出して、グループデータ32としてデータベース30に登録し(#116)、ステップ#180に進む。
ステップ#100の判定でグループ追加の指示が与えられなかったときは、グループを削除する指示が与えられたか否かを判定する(#120)。その指示が与えられたときは、グループリスト(グループ名の一覧表)を表示し(#122)、その中から使用者の操作に応じてグループを選択する(#124)。そして、そのグループのグループデータ32をデータベース30から削除して(#126)、ステップ#180に進む。
ステップ#120の判定でグループ削除の指示が与えられなかったときは、グループを更新(グループデータの内容の変更)する指示が与えられたか否かを判定する(#130)。その指示が与えられたときは、グループリストを表示し(#132)、その中から使用者の操作に応じてグループを選択する(#134)。
次いで、グループ名34を変更する指示が与えられたか否かを判定し(#136)、その指示が与えられたときは、使用者の操作に応じてグループ名34を設定し(#138)、そのグループ名34を記憶する(#140)。そして、ステップ#168に進む。
ステップ#136の判定でグループ名変更の指示が与えられなかったときは、メンバーを追加する指示が与えられたか否かを判定する(#142)。その指示が与えられたときは、アドレスデータ31を表示し(#144)、その中から使用者の操作に応じてメンバーを選択し(#146)、さらに、そのメンバー用の印刷態様を設定する(#148)。そして、そのメンバーと印刷態様を記憶して(#150)、ステップ#168に進む。
ステップ#142の判定でメンバー追加の指示が与えられなかったときは、いずれかのメンバーの印刷態様36を変更する指示が与えられたか否かを判定する(#152)。その指示が与えられたときは、グループデータ32を表示し(#154)、使用者の操作に応じて印刷態様36を変更する(#156)。なお、図5(a)に示したように、印刷態様36はどのメンバーについても行うことが可能であり、また、付帯情報37もここで変更することができる。印刷態様36または付帯情報37を変更した後、それらを対応するメンバーと共に記憶して(#158)、ステップ#168に進む。
ステップ#152の判定で印刷態様変更の指示が与えられなかったときは、メンバーを削除する指示が与えられたか否かを判定する(#160)。その指示が与えられたときは、グループデータ32を表示し(#162)、使用者の操作に応じてメンバーを選択して(#164)、選択したメンバーを削除することを記憶する(#166)。そして、ステップ#168に進む。ステップ#160の判定でメンバー削除の指示が与えられなかったときも、ステップ#168に進む。
ステップ#168では、変更を終了する指示が与えられたか否かを判定する。その指示が与えられなかったときは、ステップ#142に戻る。これで、ステップ#134で選択したグループについて、メンバー追加、印刷態様変更、およびメンバー削除の処理を連続して行うことができる。
ステップ#168の判定で変更終了の指示が与えられたときは、ステップ#134で選択したグループのグループデータ32の内容を、ステップ#140、#150、#158、#166で記憶した内容に更新する(#170)。そして、ステップ#180に進む。
ステップ#180では、データベース30の管理処理を終了する指示が与えられたか否かを判定する。その指示が与えられないときは、ステップ#100に戻る。これで、グループの登録、削除、および変更を連続して行うことができる。管理処理を終了する指示が与えられたときは、処理を終了する。
グループ印刷モードでは、印刷に先立ちグループを選択するが、グループの選択方法には、グループリストを表示してその中から選択する方法と、グループ印刷モードでの印刷処理の履歴(印刷日時と選択したグループ)を記憶しておき、履歴リスト(履歴の一覧表)を表示して、その中から選択する方法がある。印刷日時は印刷処理終了時に計時部18の出力より求める。印刷処理の履歴はデータベース30の履歴データ33に記憶される。
印刷モードの選択に際して表示部16に表示する案内画面を図7に示す。この表示には通常印刷モードを選択するためのボタンと、グループ印刷モードを選択するための2つのボタンが含まれる。通常印刷モードを選択するためのボタンには、使用者が印刷態様を個別に指定することを示す表示が付され、グループ印刷モードを選択するためのボタンには、グループをグループリストから選択するか履歴リストから選択するかを示す表示が付される。使用者がいずれかのボタンをタッチパネルを介して選択することで、印刷モードが決定される。
グループ印刷モードが選択されたときの案内画面を図8に示す。図8において、(a)はグループリストからグループを選択するときのもので、グループリスト38が表示され、(b)は履歴リストからグループを選択するときのもので、履歴リスト39が表示される。グループリスト38には各グループのグループ名が含まれ、履歴リスト39にはグループ名に加えて、印刷日時が含まれる。なお、履歴リスト39中の履歴は、新しいものから順に並べられる。
グループリスト38および履歴リスト39の横には、上向きと下向きの三角形を表すボタンが表示される。タッチパネルを介してこれらのボタンを選択することで、リスト38、39を上下にスクロールすることができる。
グループ印刷モードでは、選択したグループに含まれる全ての利用者の氏名(または利用者を特定する情報)35と各利用者の印刷態様36を一覧表として印刷することもできる。この一覧表を表示するか否かは使用者が決める。図8(a)、(b)の表示には「メンバーリスト印刷」と記したボタン40も加えられており、タッチパネルを介してボタン40を選択することで、一覧表の印刷を指示することができる。
印刷した一覧表の例を図9に示す。一覧表41には、全ての利用者の氏名(または利用者を特定する情報)35と各利用者の印刷態様36のほか、グループ名34も含まれる。各利用者の氏名35の横には、四角形42が印刷される。これは、印刷物の配布時に利用するためのものである。例えば、印刷物を利用者に配布するごとに、その利用者の横の四角形42にチェックを付せば、配布済みの利用者と未配布の利用者の区別が明確になる。
前述のように、印刷態様36を規定する要素には、印刷用紙の最初のページに使用者の氏名(または使用者を特定する情報)35を印刷するか否かも含まれる。使用者の氏名を印刷した印刷物の例を図10に示す。最初のページには、使用者の氏名35に加えて、グループ名34も印刷される。
グループ印刷モードでは、グループを選択した後、印刷を開始する前に、そのグループのグループデータ32を変更することができる。この変更には、メンバーの追加、削除、および各メンバーの印刷態様の変更が含まれる。変更したグループデータ32は、印刷後に廃棄することが可能であり、また、変更後のグループデータ32でデータベース30を更新することもできる。さらに、変更後のグループデータ32をデータベース30に追加(新たなグループデータ32として登録)することも可能である。データベース30に追加する際には、グループ名34を設定し直しておく。
通常印刷モードでは、印刷態様36の要素を個別に設定するが、設定した印刷態様36に利用者の氏名(または利用者を特定する情報)35を加えてグループデータ32とし、これをデータベース30に追加することができる。その際、グループデータ32にはグループ名34を加えておく。なお、この場合のグループは単一の利用者のみを含むことになるが、後に、図6に示した処理を行って利用者を増すことができる。
このように、印刷処理を行う際に、グループデータ32の変更や新たなグループデータ32の追加を行い得るようにすることで、グループ印刷モードの使い勝手が一層向上する。また、通常印刷モードで設定した印刷態様36をグループ印刷モードで利用することも可能になり、グループデータ32の設定のための操作を低減することができる。
複写機1の印刷処理の流れを図11のフローチャートに示す。まず、グループリスト38からグループを選択する指示が与えられたか否かを判定する(ステップ#200)。その指示が与えられたときは、グループリスト38を表示し(#202)、使用者の操作に応じてグループを選択する(#204)。
ステップ#200の判定でグループリスト38からの選択指示が与えられなかったときは、履歴リスト39からグループを選択する指示が与えられたか否かを判定する(#210)。その指示が与えられたときは、履歴リスト39を表示し(#212)、使用者の操作に応じてグループを選択する(#214)。
ステップ#204または#214でグループを選択した後、そのグループのグループデータ32を記憶部12のデータベース30から読み出して(#220)、表示部16に表示する(#222)。次いで、グループデータ32の一部を変更する指示が与えられたか否かを判定し(#224)、指示が与えられなければ、印刷を行う(#240)。
変更指示が与えられたときは、使用者の操作に応じてグループデータ32を変更し(#226)、データベース30の更新を行う指示が与えられたか否かを判定する(#228)。更新指示が与えられたときは、データベース30中の変更前のグループデータ32を変更後のグループデータ32で置き換え(#230)、変更後のグループデータ32に従って印刷を行う(#240)。
ステップ#228の判定で更新指示が与えられなかったときは、変更後のグループデータ32をデータベース30に追加(新たなグループとして登録)する指示が与えられたか否かを判定する(#232)。追加指示が与えられたときは、使用者の操作に応じてグループ名34を新たに設定し(#234)、変更後のグループデータ32をデータベース30に加える(#236)、そして、変更後のグループデータ32に従って印刷を行う(#240)。追加指示が与えられなかったときは、変更後のグループデータ32に従って印刷を行う(#240)。
ステップ#240の印刷では、前述のボタン40(図8)の操作によって一覧表の印刷が指示されていたか否かも判定し、指示されていたときは、グループに含まれる全ての利用者の氏名(または利用者を特定する情報)35と各利用者の印刷態様36の一覧表41を印刷する。印刷終了後、その時点での日時と選択されたグループをデータベース30の履歴データ33に追加する(#242)。さらに、各利用者の付帯情報37が電子メールの送信を示しているか否かを判定し(#244)、送信を示している付帯情報37があれば、その利用者のメールアドレスをデータベース30中のアドレスデータ31から得て、印刷したデータを電子メールで送信する(#246)。その後、印刷処理を終了する。
ステップ#210の判定で履歴リスト39からのグループ選択の指示が与えられなかったとき、すなわち、通常印刷モードが選択されたときは、使用者の操作に応じて印刷態様36と印刷部数を設定する(#250)。そして、設定した印刷態様36をグループデータ32としてデータベース30に追加する指示が与えられたか否かを判定し(#252)、その指示がなければ、印刷を行って(#260)、印刷処理を終了する。
ステップ#252の判定でデータベース30への追加の指示が与えられたときは、使用者の操作に応じてグループ名34を設定し(#254)、さらに、利用者の氏名(または利用者を特定する情報)35を設定して(#256)、これらと、ステップ#250で設定した印刷態様36を含むグループデータ32をデータベース30に加える(#258)。そして、印刷を行って(#260)、印刷処理を終了する。
図11の印刷処理は、原稿から画像を読み取った後にまとめて行うようにしてもよいし、実際の印刷(ステップ#240、#260)よりも前の処理を、原稿から画像を読み取る前に行うようにしてもよい。
複写機1をLANを介してパーソナルコンピュータのプリンタとして利用する場合、図11の印刷処理は、パーソナルコンピュータ上で行う。この場合、印刷システムは複写機1とパーソナルコンピュータとで構成されることになる。図6に示したグループデータ32の管理処理をパーソナルコンピュータで行うようにしてもよい。パーソナルコンピュータは、キーボード、マウス等の入力装置を有しており、グループデータ32の管理処理は、複写機1自体で行うよりも能率がよくなる。アドレスデータ31の管理処理も、パーソナルコンピュータで行えば能率が向上する。
本発明の一実施形態の複写機の構成を模式的に示す図。 上記複写機が有するデータベースの内容を模式的に示す図。 上記複写機のデータベースに含まれるアドレスデータの具体例を示す図。 上記複写機のデータベースに含まれるグループデータの具体例を示す図。 上記複写機がグループデータの設定に際して表示する案内画面の例を示す図。 上記複写機のグループデータの管理に関する処理の流れを示すフローチャート。 上記複写機が印刷モードの選択に際して表示する案内画面を示す図。 グループ印刷モードが選択されたときに上記複写機が表示する案内画面を示す図。 上記複写機がグループ印刷モードで印刷する利用者と印刷態様の一覧表の例を示す図。 上記複写機がグループ印刷モードで利用者の氏名を含めて印刷した印刷物の例を示す図。 上記複写機の印刷処理の流れを示すフローチャート。
符号の説明
1 複写機
11 制御部
12 記憶部
13 読取部
14 印刷部
15 操作部
16 表示部
17 通信部
18 計時部
21 LANケーブル
22 公衆電話回線
30 データベース
31 アドレスデータ
32 グループデータ
33 履歴データ
34 グループ名
35 利用者氏名
36 印刷態様
37 付帯情報
38 グループリスト
39 履歴リスト
40 一覧表印刷指示ボタン
41 グループデータ一覧表

Claims (6)

  1. 印刷物の利用者に応じた印刷態様でデータを印刷する印刷システムにおいて、
    1以上の利用者を含むグループを1以上定め、各グループに含まれる全ての利用者と各利用者用の印刷態様とを対応づけてグループごとに記憶しておき、
    いずれかのグループを選択されて、選択されたグループに含まれる全ての利用者のために、同一のデータを各利用者用の印刷態様で印刷するグループ印刷モードを有することを特徴とする印刷システム。
  2. グループの追加および削除、ならびに、グループに含まれる使用者の追加、削除および各利用者用の印刷態様の変更を、使用者からの指示に応じて行うことを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  3. グループ印刷モードで印刷したとき、選択されたグループを示す情報と印刷した日時を記憶することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  4. グループ印刷モードで印刷したとき、選択されたグループに含まれる全ての利用者と各利用者用の印刷態様を一覧表として印刷することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  5. グループ印刷モードで印刷するとき、印刷するデータに利用者を示す情報を加えて印刷することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
  6. 各グループに含まれる利用者のメールアドレスを記憶しておき、グループ印刷モードで印刷したとき、選択されたグループに含まれる利用者に、印刷したデータを電子メールによって送信することを特徴とする請求項1に記載の印刷システム。
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