JP2005157149A - 光ファイバの収納用トレー - Google Patents

光ファイバの収納用トレー Download PDF

Info

Publication number
JP2005157149A
JP2005157149A JP2003398321A JP2003398321A JP2005157149A JP 2005157149 A JP2005157149 A JP 2005157149A JP 2003398321 A JP2003398321 A JP 2003398321A JP 2003398321 A JP2003398321 A JP 2003398321A JP 2005157149 A JP2005157149 A JP 2005157149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
holder
optical fiber
adapter
storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003398321A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Asai
克彦 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Kogyo Corp
Original Assignee
Nitto Kogyo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Kogyo Corp filed Critical Nitto Kogyo Corp
Priority to JP2003398321A priority Critical patent/JP2005157149A/ja
Publication of JP2005157149A publication Critical patent/JP2005157149A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

【課題】 引き出しトレー、融着トレー、アダプタトレーを共通化することにより部品点数の削減を図り、コスト削減を可能とした光ファイバの収納用トレーを提供する。
【解決手段】 本発明の収納用トレーは、光ファイバの余長部分の収納部5や接続部分の収納部16を備え、引き出しユニットの引き出しトレーとして用いられるトレー本体1の上下に段積み係止部9,10を設け、光接続箱の段積みトレーとしても使用可能としたものである。トレー本体1の中央部に心線ホルダとアダプタホルダに共用のホルダ固定部11を設け、融着トレーとしてもアダプタトレーとしても使えるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ケーブルの接続部における光ファイバの余長部分や接続部分を収納するための光ファイバの収納用トレーに関するものである。
光ケーブルの接続は、熱スリーブまたはアダプタと呼ばれる小型の接続部材を用いて行われ、個々の光ファイバどうしを融着する接続部分と、接続部両側の光ファイバの余長部分を巻き取って収納するための余長部分とを必要に応じて備えた収納用トレーが必要である。
一般にこのような光ケーブルの接続は、引き出しユニット又は光接続箱の内部で行われる。引き出しユニットは光接続箱のキャビネットやラックの内部に高さの低い引き出しトレーを多数設け、個々のトレー上に収納部を搭載したものであり、必要なトレーのみを引き出して光ファイバの接続作業や余長収納作業などを行い、作業終了後はキャビネットやラック内に戻す構造のものである。この場合には、引き出しトレーが光ファイバの余長部分や接続部分の収納用トレーとしての機能を発揮することとなる。その一例が特許文献1に記載されている。
また光接続箱を用いる場合には、余長部分や接続部分の収納部を備えたトレーを心線数に応じてボックス内部に積層していた。前記したように光ファイバの接続部材としては熱スリーブとアダプタがあり、熱スリーブを用いる場合には心線ホルダの固定部を設けた融着トレーが用いられ、アダプタを用いる場合にはアダプタホルダの固定部を設けたアダプタトレーが用いられている。これらの融着トレーとアダプタトレーとは、固定部の形状が異なるが、段積みを可能とするための構造を備えている。その一例が特許文献2に記載されている。
これらの引き出しトレー、融着トレー、アダプタトレーはそれぞれ構造が異なるため、従来はそれぞれ別個のトレーとして製作されていた。このため部品点数が増加するとともに在庫管理も個別に行わねばならないなどの問題があった。
特開2000−232273号公報 特開平11−119051号公報
本発明は上記した問題点を解決し、引き出しトレー、融着トレー、アダプタトレーを共通化することにより部品点数の削減を図り、コスト削減を可能とした光ファイバの余長部分や接続部分の収納用トレーを提供するためになされたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の収納用トレーは、光ファイバの余長部分や接続部分の収納部を備え、引き出しユニットの引き出しトレーとして用いられるトレー本体の上下に段積み係止部を設け、段積みトレーとしても使用可能としたことを特徴とするものである。なお、トレー本体の中央部に、心線ホルダとアダプタホルダに共用のホルダ固定部を設けた構造とすることが好ましく、また、ホルダ固定部を弾性係止部材により構成し、トレー本体の中央部の左右に設けた構造とすることが好ましい。
本発明の収納用トレーは、引き出しユニットの引き出しトレーとして用いられるトレー本体の上下に段積み係止部を設けたものであるから、引き出しトレーとして使用できることはもちろん、この段積み係止部を利用して段積みし、光接続箱のための段積みトレーとしても用いることができる。さらに請求項2のように、トレー本体の中央部に心線ホルダとアダプタホルダに共用のホルダ固定部を設けることにより、融着トレーとアダプタトレーとの間の転用も可能となり、部品点数の削減とコスト削減が可能となる。
以下に本発明の実施形態を示す。
図1は引き出しユニットの引き出しトレーを示す斜視図であり、1はトレー本体、2は引き出しユニットのラックに保持されるケース本体である。従来品と同様に、トレー本体1はケース本体2から図示のように手前側に引き出すことができ、またケース本体2の内部に収納できるように、ケース本体2に対してスライド自在となっている。なおこのトレー本体1は、ケース本体2から分離することもできるようになっている。またケース本体2の前端には、トレー本体1を引き出した際に角度を保持する係止部15が設けられている。
トレー本体1はその前後に垂直な壁3,4を備え、外周部に光ファイバの余長部分の収納部5を備えている。余長部分の収納部5は光ファイバの余長がトレー本体1の側方にはみ出すことを防止する外側円弧壁6と光ファイバの余長の内側を規制する内側円弧壁7とによって構成されたものである。また外側円弧壁6には、余長の上方へのはみ出しを防止する水平壁8も設けられている。
壁3,4の上下には段積み係止部9、10が設けられている。この実施形態では上部の段積み係止部9は外側に張り出し成形された横棒であり、下部の段積み係止部10はこの横棒を受ける下向きの庇状部材である。このため、図2に示すようにトレー本体1の上に他のトレー本体1を重ね、下側のトレー本体1の上部に形成された横棒上の段積み係止部9を、上側のトレー本体1の下部に形成された庇状の段積み係止部10に嵌めこむことによって、安定して段積みすることができ、片側を外して回動できるようになっている。なお図3は、トレー本体1の上にカバー14を被せた状態を示す。
トレー本体1の中央部には接続部分の収納部16があり、ホルダ固定部11が設けられている。このホルダ固定部11はフック状の弾性係止部材により構成されるものであり、図3に示すように心線ホルダ12を固定することも、図4に示すようにアダプタホルダ13を固定することもできるように、共用のホルダ固定部11となっている。心線ホルダ12は熱スリーブにより融着された光ファイバの心線を保持するホルダであり、アダプタホルダ13は光ファイバ接続用のアダプタを保持するホルダである。これらの下部形状を同一としておくことにより、共用のホルダ固定部11に固定することができるようになる。
なお、この実施形態では内側円弧壁7の内側に心線ホルダ12やアダプタホルダ13を配置して余長を余長部分の収納部5に収納しているが、トレー本体1の手前側の垂直な壁3の近傍に前記したホルダ類を配置できるようにホルダ固定部11を設けておき、この位置にホルダ類を配置したときには、余長をとらずトレー本体1の手前側の左右に直線状に光ファイバを配置するようにしてもよい。
このように構成された本発明の光ファイバの余長部分や接続部分の収納用トレーは、図1に示すようにケース本体2と組み合わせて引き出しユニットの引き出しトレーとして用いられるものであり、従来と同様に余長部分の収納部5は光ファイバの余長を収納し、中央部に設けられた接続部分の収納部16のホルダ固定部11に心線ホルダ12あるいはアダプタホルダ13を固定し、光ファイバの接続を行わせることができる。
またこのトレー本体1は、段積み係止部9,10を利用して図2のように段積みすることができるので、光接続箱の内部に積層して用いることもできる。このとき、図4に示すようにホルダ固定部11に心線ホルダ12を固定して融着トレーとして用いることも、図5に示すようにホルダ固定部11にアダプタホルダ13を固定してアダプタトレーとして用いることも可能である。なお、場合によっては段積みを要しない場合もあり、その場合には図2のようにカバー14を被せて単一のトレーとして使用することも可能である。
また、図示のようにトレー本体の中央部の左右にホルダ固定部11を設けておけば、単一のトレー本体1に心線ホルダ12とアダプタホルダ13とを取り付けることができる。このため、ひとつのトレーで融着接続とアダプタ接続とが可能となる利点がある。
上記したように、本発明の光ファイバの余長部分や接続部分の収納用トレーは、引き出しトレーとして使用できるのみならず、光接続箱のための段積みトレーとしても用いることができる。さらに、融着トレーとアダプタトレーとの間の転用も可能となり、部品点数の削減とコスト削減が可能となる利点がある。
本発明の収納用トレーを引き出しトレーとして使用する状態を示す斜視図である。 本発明の収納用トレーを段積みしようとする状態を示す斜視図である。 カバーで覆った状態を示す斜視図である。 本発明の収納用トレーを融着トレーとして使用する状態を示す斜視図である。 本発明の収納用トレーをアダプタトレーとして使用する状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 トレー本体
2 ケース本体
3 壁
4 壁
5 余長部分の収納部
6 外側円弧壁
7 内側円弧壁
8 水平壁
9 段積み係止部
10 段積み係止部
11 ホルダ固定部
12 心線ホルダ
13 アダプタホルダ
14 カバー
15 係止部
16 接続部分の収納部

Claims (3)

  1. 光ファイバの余長部分や接続部分の収納部を備え、引き出しユニットの引き出しトレーとして用いられるトレー本体の上下に段積み係止部を設け、段積みトレーとしても使用可能としたことを特徴とする光ファイバの収納用トレー。
  2. トレー本体の中央部に、心線ホルダとアダプタホルダに共用のホルダ固定部を設けたことを特徴とする請求項1記載の光ファイバの収納用トレー。
  3. ホルダ固定部を弾性係止部材により構成し、トレー本体の中央部の左右に設けたことを特徴とする請求項2記載の光ファイバの収納用トレー。
JP2003398321A 2003-11-28 2003-11-28 光ファイバの収納用トレー Pending JP2005157149A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003398321A JP2005157149A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 光ファイバの収納用トレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003398321A JP2005157149A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 光ファイバの収納用トレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005157149A true JP2005157149A (ja) 2005-06-16

Family

ID=34723201

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003398321A Pending JP2005157149A (ja) 2003-11-28 2003-11-28 光ファイバの収納用トレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005157149A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065037A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続用クロージャ
EP2845280A4 (en) * 2012-05-01 2016-06-08 3M Innovative Properties Co MOBILE MAST HOUSING

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008065037A (ja) * 2006-09-07 2008-03-21 Japan Recom Ltd 光ケーブル接続用クロージャ
EP2845280A4 (en) * 2012-05-01 2016-06-08 3M Innovative Properties Co MOBILE MAST HOUSING
US9395506B2 (en) 2012-05-01 2016-07-19 3M Innovative Properties Company Cell tower enclosure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4097592B2 (ja) スプライスユニット
US20120057835A1 (en) Housing for an optical fiber assembly
JPWO2019156236A1 (ja) 光配線架
JP2005157149A (ja) 光ファイバの収納用トレー
JP4159977B2 (ja) 光モジュール
JP2005024760A (ja) 光受信機
JP4211987B2 (ja) 分電盤実装用光コンセント
JP2005215093A (ja) スプライスボックス
JP3922614B2 (ja) 引出しユニット
CN210870316U (zh) 一种化妆刷壳体以及化妆刷
CN216155236U (zh) 一种手动可折叠式线材收放装置
JP4213367B2 (ja) 光部品モジュール
JP2009008960A (ja) 光クロージャ
JP2008281711A (ja) 光クロージャ
JP3909546B2 (ja) 余長収納トレイ、及びそれへの光接続部・余長収納方法
JP2010266726A (ja) アダプタ収納モジュール
JP5559404B1 (ja) 光送受信器用光ファイバ収容トレイと光送受信器
JP4889589B2 (ja) 融着トレイの構造
JP6236646B2 (ja) 光接続箱
JP3845176B2 (ja) 光ケーブル接続部収納用キャビネットにおけるアダプタ装置
JP2008058854A (ja) 余長収納構造
JP2008058855A (ja) 光通信キャビネットの構造
JP2006106277A (ja) 光心線収容部品及び円盤体
JP2005157195A (ja) 光配線ユニット
JP2006003532A (ja) 余長収納トレイにおける光ファイバ引回し方法及び余長収納トレイ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080204

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080801

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080929

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090306

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090430

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090616