JP2005156780A - トナー回収機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】 トナー回収ボトル内全域にトナーを堆積、回収させることから、画像形成装置を大型化することなく領域を有効に活用し、回収ボトルの長寿命化を図り、ユーザビリティーの向上を図る。
【解決手段】 中間転写体表面から清掃された後、水平方向、及び次工程で上方向にそれぞれトナーを搬送する第一搬送手段、第二搬送手段と、上方向に搬送された後、トナーが自由落下し堆積するトナー回収ボトルから構成されている画像形成装置において、トナー回収ボトル入り口部に、回収ボトル内へトナーを送り込み、且つ、堆積上面を均すための第三搬送手段を設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】 中間転写体表面から清掃された後、水平方向、及び次工程で上方向にそれぞれトナーを搬送する第一搬送手段、第二搬送手段と、上方向に搬送された後、トナーが自由落下し堆積するトナー回収ボトルから構成されている画像形成装置において、トナー回収ボトル入り口部に、回収ボトル内へトナーを送り込み、且つ、堆積上面を均すための第三搬送手段を設ける。
【選択図】 図1
Description
本発明は、コンピュータ用プリンタや複写機など、電子写真方式を利用したカラー画像形成装置におけるトナー回収機構に関するものである。
電子写真方式を利用した画像形成装置では、粉末状のトナーを静電吸着させることで画像を形成する。その中でも中間転写体を用いた方式は、まず現像装置から中間転写体へトナー像が転写し、さらに中間転写体から紙やプラスチックシートなどの被転写材へトナー像が転写することから、最終的に被転写材上に画像を形成する。
以下、中間転写体を用いた画像形成装置における従来のトナー回収機構を、図4、図5に従い説明する。
まず、従来のトナー回収機構の構成について説明する。現像装置2内には静電潜像を担持する像担持体2aがあり、静電潜像に従いトナー像11が像担持体2a表面に付着する。像担持体2aは中間転写体3に隣接して配してあり、像担持体2aは図示A方向に、中間転写体3は図示B方向にそれぞれ回転する。像担持体2aから見て、中間転写体3の回転方向下流には、中間転写体3に隣接して転写装置4が配してあり、図示C方向に回転する。現像装置2と転写装置4との間には、清掃部材5が中間転写体3に当接して配してあり、中間転写体3表面に付着している転写残トナー12を掻き取り、中間転写体3表面の清掃を行なう。清掃された転写残トナー12を回収する回収ボトル6は、清掃部材5の近傍に設けてあり、清掃部材5と回収ボトル6との経路には、搬送装置1が設けてある。搬送装置1はトナー12を水平方向に搬送する第一搬送手段1aから構成されており、スクリューなどを清掃部材5直下に配し回転させることから、回収ボトル6の入り口部6aまでトナー12の搬送を行なう。
次に、従来のトナー回収機構の動作について説明する。現像装置2において像担持体2a表面に形成されたトナー像11は、像担持体2aと中間転写体3との間に電位差を設け、静電吸着力に大小の差を設けることから、中間転写体3へ転写される。その後B方向に中間転写体3が回転し、形成されたトナー像11は転写装置4との接触点まで搬送される。ここで、紙やプラスチックシートなどの被転写材10が、中間転写体3と転写装置4とに挟持、搬送される際、中間転写体3と転写装置4との間に電位差を設け、静電吸着力に大小の差を設けることから被転写材10表面にトナー11が転写し、被転写材10にトナー像11が形成される。この時、中間転写体3表面に画像を形成しているトナー11が全て同じレベルの静電吸着力を持っているとは限らず、中間転写体3から被転写材10へトナー11が転写される際に、転写されずに中間転写体3に吸着されたまま転写残トナー12になる場合がある。中間転写体3は、現像装置2からの画像転写、被転写材10への画像転写の工程を順次繰り返しているため、被転写材10への画像転写工程と、現像装置2からの画像転写工程との間で、トナー12を中間転写体3表面から取り除いておく必要があり、清掃部材5により中間転写体3表面上のトナー12を掻き取ることから、中間転写体3の清掃を行なう。掻き取られたトナー12は順次第一搬送手段1aにより水平方向に入り口部6aまで搬送され、自然落下し回収ボトル6内に堆積して行く。
特開2002-082505号
回収ボトルがトナーで満杯となった場合、回収ボトル自体の交換作業か、或いは回収ボトルからのトナー排出作業が必要となるため、作業頻度低減の目的から回収ボトルの大型化、長寿命化が求められている。
従来の技術で記載したように、回収ボトルは清掃部材の近傍に設けてあるため、清掃部材、転写装置などの構成要素に、或いは被転写材の走行経路に干渉しない回収ボトルを考えた場合、大型化は難しく、画像形成装置自体を大きくし、設置領域を確保する方法でしか回収ボトルの大型化は見込めなかった。
本発明の目的は、限られた画像形成装置内の領域を有効活用し、画像形成装置を大型化することなく、回収ボトルの長寿命化を図ることである。
上記課題は、画像形成装置内において、設置領域が確保可能である、中間転写体から見て現像装置の対向側に回収ボトルを配し、水平搬送後のトナーを上方向へ搬送する第二搬送手段と、回収ボトル内にトナーを送り込み、且つ、三角形状に堆積するトナーの上面を平坦に均すため、第二搬送手段の後工程、即ち回収ボトルの入り口部に、スクリューなどの第三搬送手段を設けることにより達成する。
画像形成装置におけるトナー回収機構において、回収ボトルを中間転写体から見て現像装置の対向側に配し、回収ボトルまでトナーを搬送するため、水平搬送後のトナーを上方向へ搬送する第二搬送手段を設けることから、画像形成装置内の領域を有効に活用し回収ボトルの大型化を図ることができる。また、回収ボトルの入り口部に第三搬送手段設けることにより、従来トナーが堆積しなかった領域にトナーが堆積し、回収ボトル内のスペースを有効活用することから、画像形成装置を大型化することなく回収ボトルの長寿命化を可能にし、ユーザビリティーの向上が図れる画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明の一実施例を、図1〜図3に従って説明する。
まず、トナー回収機構の構成について説明する。現像装置2内には静電潜像を担持する像担持体2aがあり、静電潜像に従いトナー像11が像担持体2a表面に付着する。像担持体2aは中間転写体3に隣接して配してあり、像担持体2aは図示A方向に、中間転写体3は図示B方向にそれぞれ回転する。像担持体2aから見て、中間転写体3の回転方向下流には、中間転写体3に隣接して転写装置4が配してあり、図示C方向に回転する。現像装置2と転写装置4との間には、例えばゴムブレードなどの清掃部材5が中間転写体3に当接して配してあり、中間転写体3表面に付着している転写残トナー12を掻き取り、中間転写体3表面の清掃を行なう。清掃部材5直下には掻き取られた転写残トナー12が堆積する容器7が配してあり、容器7内には例えばスクリューが回転することから水平方向へE部までトナー12を搬送する第一搬送手段1aが設けてある。第一搬送手段1aの次工程には、例えば突起付き回転式ベルトなどが図示D方向に回転することにより、E部から上方向へトナーを搬送する第二搬送手段1bが設けてあり、回収ボトル6の入り口部6aまでトナーを搬送する。第二搬送手段1bは、モータ8が駆動することから図示D方向に回転し、連動して第一搬送手段1aは水平方向にトナーを搬送するように回転する。また、回収ボトル6の入り口部6aには、第三搬送手段1cが設けてあり、ギア9によりモータ8と同期し図示方向Fに回転し、回収ボトル6内へトナー12を送り込む。
次に、トナー回収機構の動作について説明する。現像装置2において像担持体2a表面に形成されたトナー像11は、像担持体2aと中間転写体3との間に電位差を設け、静電吸着力に大小の差を設けることから、中間転写体3に転写する。その後B方向に中間転写体3が回転し、形成されたトナー像11は転写装置4との接触点まで搬送される。ここで、紙やプラスチックシートなどの被転写材10が、中間転写体3と転写装置4とに挟持、搬送される際、中間転写体3と転写装置4との間に電位差を設け、静電吸着力に大小の差を設けることから被転写材10表面にトナー11が転写し、被転写材10にトナー像が形成される。この時、中間転写体3表面に画像を形成しているトナー11が全て同じレベルの静電吸着力を持っているとは限らず、中間転写体3から被転写材10へトナー11が転写される際に、転写されずに中間転写体3に吸着されたまま転写残トナー12となる場合がある。中間転写体3は、現像装置2からの画像転写、被転写材10への画像転写の工程を順次繰り返しているため、被転写材10への画像転写工程と、現像装置2からの画像転写工程との間で、転写残トナー12を中間転写体3表面から取り除いておく必要があり、清掃部材5により中間転写体3表面上の残トナー12を掻き取ることから、中間転写体3の清掃を行なう。掻き取られた転写残トナー12は、第一搬送手段1aにより水平方向にE部まで搬送され、その後順次第二搬送手段1bにより回収ボトル6の入り口部6aまで搬送され、第三搬送手段1cにより回収ボトル6内部へ送り込まれる。回収ボトル6内が空の状態では、トナー12は自然落下で入り口部6a直下を頂点とした斜面を形成しながら堆積して行く。その後、順次トナー12が回収ボトル6内に回収、堆積し、斜面の頂点の上下方向位置が第三搬送手段1cまで達した状態では、第三搬送手段1cにより堆積面が均され上面は平坦になり、さらに第三搬送手段1cが回収ボトル6内にトナー12を順次送り込むことから、回収ボトル6内全域にトナー12が堆積する。
ここで、第三搬送手段1cのトナー搬送量を、第二搬送手段1bのトナー搬送量よりも多く設定しておけば、途中の経路でトナーが詰まることなく回収ボトル6内まで搬送することができる。また、第三搬送手段を、回収ボトル6内で入り口部6aの対向側まで到達させることから、回収ボトル内全域にトナーを送り込み、堆積させることができる。
1a 第一搬送手段
1b 第二搬送手段
1c 第三搬送手段
2 現像装置
2a 像担持体
3 中間転写体
4 転写装置
5 清掃部材
6 回収ボトル
6a 入り口部
7 容器
8 モータ
9 ギア
10 被転写材
11 トナー像(トナー)
12 転写残トナー(トナー)
A、B、C、D、F 回転方向
E 部位
1b 第二搬送手段
1c 第三搬送手段
2 現像装置
2a 像担持体
3 中間転写体
4 転写装置
5 清掃部材
6 回収ボトル
6a 入り口部
7 容器
8 モータ
9 ギア
10 被転写材
11 トナー像(トナー)
12 転写残トナー(トナー)
A、B、C、D、F 回転方向
E 部位
Claims (5)
- 像担持体の静電潜像にトナー像を形成する現像装置が複数あり、複数の前記現像装置において前記像担持体上に形成されたトナー像を被転写材へ一括転写するために、前記像担持体と隣接し、前記像担持体より転写された複数のトナー像を同時に担持することができる無端ベルト状の中間転写体と、前記中間転写体表面に形成されたトナー像を紙やプラスチックシートなどの被転写材に転写する転写装置と、前記転写装置から見て前記中間転写体の回転方向下流側に位置し、前記中間転写体表面の転写残トナーを掻き取り清掃する清掃部材と、掻き取られた前記転写残トナーが堆積する容器と、前記容器内のトナーを水平方向へ搬送する第一搬送手段と、水平方向に搬送されたトナーを上方向へ搬送する第二搬送手段と、上方向に搬送されたトナーが自由落下し堆積する回収ボトルとを有するトナー回収機構において、前記回収ボトルの入り口部に、前記回収ボトル内部にトナーを送り込む第三搬送手段を設けたことを特徴とするトナー回収機構。
- 前記第三搬送手段にスクリューを用いたことを特徴とする、請求項1記載のトナー回収機構。
- 前記第三搬送手段が、前記第二搬送手段と連動して動作することを特徴とする、請求項1記載のトナー回収機構。
- 前記第三搬送手段の単位時間当たりにおけるトナー搬送量が、前記第二搬送手段の単位時間当たりにおけるトナー搬送量よりも多いことを特徴とする、請求項1記載のトナー回収機構。
- 前記第三搬送手段が、前記回収ボトル入り口部の対向側まで到達していることを特徴とする、請求項1記載のトナー回収機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003393380A JP2005156780A (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | トナー回収機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003393380A JP2005156780A (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | トナー回収機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005156780A true JP2005156780A (ja) | 2005-06-16 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003393380A Withdrawn JP2005156780A (ja) | 2003-11-25 | 2003-11-25 | トナー回収機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005156780A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010191012A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
CN101876807A (zh) * | 2009-04-28 | 2010-11-03 | 兄弟工业株式会社 | 图像形成装置和图像承载构件单元 |
US8311443B2 (en) | 2009-02-16 | 2012-11-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device having cleaning unit opposing belt |
-
2003
- 2003-11-25 JP JP2003393380A patent/JP2005156780A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010191012A (ja) * | 2009-02-16 | 2010-09-02 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置 |
US8311443B2 (en) | 2009-02-16 | 2012-11-13 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device having cleaning unit opposing belt |
US8548351B2 (en) | 2009-02-16 | 2013-10-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device |
US8682210B2 (en) | 2009-02-16 | 2014-03-25 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image-forming device |
CN101876807A (zh) * | 2009-04-28 | 2010-11-03 | 兄弟工业株式会社 | 图像形成装置和图像承载构件单元 |
JP2010256827A (ja) * | 2009-04-28 | 2010-11-11 | Brother Ind Ltd | 画像形成装置および像担持体ユニット |
US8488991B2 (en) | 2009-04-28 | 2013-07-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device including retaining member that retains image bearing members and has cleaning member and guide unit where conveying belt is located in position defined by image bearing members, cleaning and guide unit |
US8913918B2 (en) | 2009-04-28 | 2014-12-16 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device and image bearing member unit |
US9720342B2 (en) | 2009-04-28 | 2017-08-01 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Developing agent container including supply chamber and waste chamber |
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Legal Events
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