JP2005155293A - 室内へ風を取り込む器具 - Google Patents

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JP2005155293A JP2003431270A JP2003431270A JP2005155293A JP 2005155293 A JP2005155293 A JP 2005155293A JP 2003431270 A JP2003431270 A JP 2003431270A JP 2003431270 A JP2003431270 A JP 2003431270A JP 2005155293 A JP2005155293 A JP 2005155293A
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Toshihiko Kido
俊彦 城戸
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Abstract

【課題】 パネル板で風を受け、室内に自然の風を取り込むための器具を提供する。
【解決手段】 一対の上下枠に各々形成された穴に、パネル板を備え付けた支柱を差し込み、その上下枠各々に風を室内に取り込み易くするための自動角度調整器具を取り付け、窓枠のサッシに固定した受け金具にその全体をはめる。
屋外を吹く左右からの風を窓に対して直角に設けた前記パネル板で受け、パネル板が右左にスライドすることにより、自動的に角度がつき、パネル板に当たった風の全てを室内に取り込むことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一対の各々の上下枠の先端の穴に、パネル板を備え付けた支柱を差し込み、その上下枠にパネル板自動角度調整器具を取り付けた物を、サッシに固定した受け金具にはめ込み、窓枠の外に取り付けることにより、屋外を吹く左右からの風を自動的に室内へ取り込む器具に関するものである。
従来、窓のガラス面を室内側から押すと、支軸が伸び、ガラス面が左から右方向へ突き出し、窓自体の開閉で風を取り込むタイプの窓及び窓枠、また、下方向から上方向へ突き出すひさしのようなすベり出し窓などとして知られており、いずれも窓ないし窓枠の技術によって、風の室内への流入量をコントロールしていた。
従来の器具には、次のような問題点があった。
上述のうち、上下開放のタイプの窓にあっては、窓の上下開閉のため、窓に直角に吹く風しか室内に取り込めず、また、網戸が使用できず虫が室内に入る。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたものである。
一対の上下枠の各々の先端の穴に、パネル板を備え付けた支柱を差し込み、自動角度調整器具を上枠の下と下枠の上に枠に対し直角に取り付け、この自動角度調整器具に形成された吊り軸と前記パネル板との端を鎖で結合させる。
別に、サツシに固定した受け金具に前記上下枠に設けられた差し込み片をそれぞれはめ込み、窓を網戸状態にし、窓枠の外に取り付けることにより、屋外を吹く左右からの風をパネル板が受け、パネル板が右左にスライドすることにより自動的に角度がつき、パネル板に当たった風の全てを室内に取り込む。
本発明は、以上のような構成よりなる室内に風を取り込む器具である。
この器具は屋外を吹く左右からの風をパネル板で受け、網戸を通して室内に風を取り込むもので、左右からの風を受けるとパネル板が右左にスライドすることにより自動的に角度が付き、パネル板に当たった全ての風を室内に取り込むことが出来る。
室内に自然の風を取り込むことにより、さわやかな涼を得る事ができ、節電に役立ち、健康にも良く、快眠を促し、窓の中央に設置するため防犯にも役立ち、室内に虫が入らず快適に過ごすことが出来る。
以下、図を参照しつつ本発明の実施例について説明する。
(イ)図1は本発明の一実施例を示す斜視図であるが、支柱の柱面にパネル板(1)を固定する。パネル板(1)は、屋外の風を左右方向に受けとめて室内に取り込むための板であるため、ある程度の堅さを持ったプラスチック板で透明色のものが望ましい。
(ロ)支柱(2)とパネル板(1)どうしの固定方法は、パネル板(1)の端を円形に加工し、支柱(2)を通し固定する。
(ハ)一対の上下枠(3)(33)の各々の先端の穴(4)(44)に、パネル板(1)を備え付けた支柱(2)を差し込み、支柱(2)が抜け落ちないように支柱(2)の両端に穴(4)(44)より大きなカバー(5)を取り付ける。
このカバー(5)は一対の上下枠(3)(33)に差し込んだパネル板つきの支柱(2)が、各々の枠から脱落することのないように、終端固定の役割を担うものである。
(ニ)支柱(2)と上下枠(3)(33)の材質は軽量で雨・熱に強い材質を使用する。
(ホ)上枠の下と下枠の上部分で窓枠から5センチ程の所に、屋外を吹く左右からの風を全て室内に取り込むための自動角度調整器具(6)を、枠に対して直角にボルト(7)で取り付ける(図4参照)。
(ヘ)自動角度調整器具(6)の取り付け方法は、該器具を構成する筒(6a)の中心10センチ程の所に、筒(6a)と上下枠(3)(33)に穴を開けボルト(7)で固定する。
(ト)上下枠(3)(33)の上と下の部分に、左右からの風を室内に取り込む為の自動角度調整器具(6)を直角にボルト(7)で取り付ける。
(チ)自動角度調整器具(6)の構造は、パネル板(1)がスムーズに移動し易いように長方形で20センチ程のカーブの筒(6a)になっており、長さ方向に7ミリほどの切れ目を設け、筒(6a)の中にスムーズに転がる回転部品を納め、回転部品の吊り軸(6b)とパネル板(1)とを鎖で止める。
(リ)回転部品の構造は、回転軸(6c)・ローラー(6d)・吊り軸(6b)で構成されており、左右の風をパネル板(1)で受けスムーズに筒(6a)の中を移動し、より効率的に風を室内に取り込むのを目的としている。
(ヌ)回転部品が落下しないように筒(6a)に収めた後、両端に落下防止カバー(6e)を付ける(図5参照)。
(ル)使用しない時期に取り外しが出来るように、上枠と下枠の差し込み片(8)を窓枠に取り付けた受け金具(9)に差し込む。
(ヲ)窓枠のサッシに取り付けた受け金具(9)の構造は、上枠と下枠の差し込み片(8)が上から入るように穴になっており、両側はサッシに固定するためのネジ穴を設けている(図2、図3参照)。
本発明は以上のような構造で、これを使用するときは、窓を開け網戸状態にし、網戸に向かって中央の窓枠の上下に取り付けた受け金具(9)に、風を室内に取り込む器具の差し込み片(8)を取り付ける。
屋外を吹く左右の風を受けパネル版(1)が右左にスライド遊動することにより、自動的に角度が付き、パネル板(1)に当たった風の全てを室内に取り込む事が出来る。
他の実施例
従来の器具は、室内から窓枠に取り付けた取っ手を握り、前に押すとガラス面の両サイドの支軸が伸び、ガラス面がひさしのように突き出し窓が開くしくみになっている(図7参照)。
本発明の斜視図 本発明の上から見た図(左手からの風でパネル板が右手にスライド) 本発明の上から見た図(右手からの風でパネル板が左手にスライド) 本発明の部分拡大図(自動角度調整器具の短辺方向端面側から見た図) 本発明における自動角度調整器具の一部を切り欠いた断面図 本発明の全景図 本発明の他の実施例を示す斜視図
符号の説明
1 パネル板
2 支柱
3 上下枠
33 上下枠
4 穴
44 穴
5 カバー
6 自動角度調整器具
6a 筒
6b 吊り軸
6c 回転軸
6d ローラー
6e 落下防止カバー
7 ボルト
8 差し込み片
9 受け金具

Claims (1)

  1. 一対の上下枠の各々先端の穴に、パネル板を備え付けた支柱を差し込み、その上下枠の差し込み片を、別にサッシに固定した受け金具にはめ、風を室内に取り込み易くする為に、前記パネル板の自動角度調整器具を前記上下枠に取り付けてパネル板と結合させることを特徴とし、窓を網戸状態にし、風を左右から受けるとパネル板が右左にスライドすることにより自動的に角度がつき、パネル板に当たった風の全てを室内に取り込む器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200453915Y1 (ko) 2011-04-04 2011-06-09 김예지 바람맞이 덧문이 구비된 샤시
CN109340146A (zh) * 2018-11-05 2019-02-15 柳州金之源商务服务有限公司 廊风能自动换气扇

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