JP2005154080A - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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潤一 茂木
Nasaku Kamiya
奈作 神谷
Masaharu Nemura
雅晴 根村
Yuzo Matsumoto
祐三 松本
Shunsuke Nishimura
俊輔 西村
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Abstract

【課題】 本発明は、省スペース化、低コスト化を実現したシート処理装置、およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
【解決手段】 略水平に設けられた処理トレイ224にシートSを一時的に積載し、積載されたシート束Sの中央に針綴じ処理を行う中綴じユニット227と、中綴じ処理されたシート束Sを略鉛直方向に動作する突き板228によって半分に折り搬送する中折りユニット228,229と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、シート処理装置と、このシート処理装置を本体に備えてシートに画像を形成する複写機、プリンタ、ファクシミリ、およびこれらの複合機器等の画像形成装置とに関する。
従来、画像形成装置において画像が形成されたシートに折り処理や綴じ処理などの処理を行うシート処理装置は、図6に示すように、該シート処理装置503が画像形成装置501の本体側面に装備されている。なお、図6に示す画像形成装置501は上部に画像読取装置502を備えている。
図6に示すシート処理装置503では、画像形成装置501の本体で片面または両面に画像が形成されたシートを順次取り込み、シート束を2つ折りにする折り処理、シート束の端部の綴じを行う端部綴じ処理などの処理を設定に応じて適宜行うようになっている。例えば、シート束を2つ折りにする折り処理を行う場合、前述の如くして順次取り込まれたシートを急傾斜で略ストレートに形成され略鉛直方向に配置されたサドルトレイ504上に順次積載し整合して束状にする。このシート束の略中央付近をステイプラユニット505によって綴じ(中綴じ処理)、その後、このシート束の綴じ部(綴じ位置)が折り曲げ装置506,507の位置にくるようにサドルトレイ504を移動し、該シート束を折り曲げ装置506,507によって2つ折りにしつつ積載トレイ508へ排出するようになっている。
上記従来のシート処理装置503において、シート束を2つ折りにする折り曲げ装置は、1対のローラからなる折りローラ対506と、突き板507等からなる突き出し手段とによって構成されている。そして、前述したように突き板507でシート束の綴じ位置を突いて折りローラ対506のニップへ該シート束を折り込み、この折り込まれたシート束を折りローラ対506で挟圧搬送しながら2つ折りするようになっている。これによりシート束はステイプラユニット505によって綴じたシート束中央の綴じ位置で2つ折りされて製本された状態になって積載トレイ508ヘ排出されるようになっている。
なお、上記従来のシート処理装置503は、シート束の端部の綴じを行う端部綴じ処理を行う場合、前述の如くして順次取り込まれたシートを所定の傾斜をもって略水平方向に配置された処理トレイ509上に順次積載し整合して束状にする。このシート束の端部(隅部1箇所あるいは端部複数箇所)をステイプラユニット510によって綴じ(端部綴じ処理)、その後、このシート束をステイプルトレイ511上に排出するようになっている。また、綴じ処理も折り処理も行わない場合は、処理を行わずにスタックトレイ512上に排出、積載するようになっている。
特開2003−095519
しかしながら、従来のシート処理装置503は、画像形成装置503の本体の側面に装備されていたため、装置本体幅にシート処理装置の幅が追加され装置全体の幅が増し、該装置全体を設置するための設置占有面積が広く必要であった。
また従来のシート処理装置503は、サドルトレイ504が急傾斜で略ストレートに形成され、且つ該サドルトレイ503が略鉛直方向に配置されているため、装置の高さ方向のスペースを必要としていた。さらに上記急傾斜で略ストレートなサドルトレイ504だけでなく、該サドルトレイ504に対して略直交する方向に作動する突き板507によって更にスペースに無駄が生じていた。
また従来のシート処理装置503では、前述の中綴じ処理および折り処理はサドルトレイ507にて処理を行い、前述の端部綴じ処理は処理トレイ509にて処理を行っているため、すなわち各処理を別個の処理トレイで行う構成であったため、その分のスペースとコストを必要としていた。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、省スペース化、低コスト化を実現したシート処理装置、およびこれを備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明の第1の構成は、略水平に設けられたシート積載手段にシートを一時的に積載し、積載されたシート束の中央に針綴じ処理を行う中綴じ処理部と、中綴じ処理されたシート束を略鉛直方向に動作する突き板によって半分に折り搬送する中折り処理部と、を備えたことを特徴とする。
また本発明の第2の構成は、上記第1の構成において、略水平に設けられたシート積載手段にシートを一時的に積載整合し、該シート束の端部に針綴じ処理を行うことが可能なシート処理ユニットを備え、前記シート処理ユニットのシート搬送方向下流に、前記中綴じ処理部と、前記中折り処理部とを一体的に備えたサドルユニットと、前記シート処理ユニットにて処理が施されたシートもしくはシート束を積載するスタックトレイユニットと、を選択的に着脱可能に備えていることを特徴とする。
また本発明の第3の構成は、上記第2の構成に加えて、前記スタックトレイユニットは、前記サドルユニットが装置に装着された時は前記サドルユニットのシート搬送方向下流に装着可能であることを特徴とする。
また本発明の第4の構成は、上記構成のシート処理装置と、画像形成部とを備えた画像形成装置であって、前記シート処理装置は、前記画像形成部の上方に配設されることを特徴とする。
また本発明の第5の構成は、上記第4の構成において、前記画像形成装置は画像読取部を備え、前記シート処理装置は、前記画像形成部の上方であって、前記画像読取部の下方に配設されることを特徴とする。
また本発明の第6の構成は、上記第4又は第5の構成において、前記スタックトレイユニットは、前記シート処理装置が前記サドルユニットを装着した時は画像形成装置側面に装着され、前記シート処理装置が前記サドルユニットを装着しないときは該サドルユニットが装着されていた画像形成装置内部の空間に装着されることを特徴とする。
本発明の第1の構成によれば、突き板を略鉛直方向に動作するようにしたため、装置のスペースを効率良く使うことができ、該スペースの無駄を生じることなく、装置の小型化、省スペース化を達成できる。
また本発明の第2に構成によれば、上記第1の構成と同様に、装置の高さ方向のスペースと横方向のスペースの両方を縮小でき、装置のスペースを効率良く使うことができ、該スペースの無駄を生じることなく、装置の小型化、省スペース化を達成できると共に、更にサドルユニットとスタックトレイユニットとを選択的に装着でき、ユーザーのニーズに幅広く対応できる。更に、シート束の端部の綴じ処理とシート束の中央の綴じ処理とを共通のシート積載手段で行えるため、その分のスペースとコストの削減ができる。
また本発明の第3の構成によっても、上記第2の構成と同様に、装置のスペースを効率良く使うことができ、該スペースの無駄を生じることなく、装置の小型化、省スペース化を達成できると共に、サドルユニットとスタックトレイユニットとを選択的に装着でき、ユーザーのニーズに幅広く対応できる。
また本発明の第4の構成によれば、シート処理装置と画像形成部とを備えた画像形成装置において、上記構成によるシート処理装置の小型化、省スペース化により、該シート処理装置を前記画像形成部の上方に配設することが可能となり、装置全体の設置占有面積の削減(省スペース化)ができる。
更に本発明の第5の構成によれば、更に画像読取部を備えた画像形成装置において、前記シート処理装置は、前記画像形成部の上方であって、前記画像読取部の下方に配設することが可能となり、同様に、装置全体の設置占有面積の削減(省スペース化)ができる。
更に本発明の第6の構成によれば、同様に、装置全体の設置占有面積の削減(省スペース化)ができ、更にサドルユニットとスタックトレイユニットとを選択的に装着でき、ユーザーのニーズに幅広く対応できる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態に係るシート処理装置と、このシート処理装置を本体に備えた画像形成装置の一例である複写機を例示して図面に基づいて説明する。図1は画像形成装置の概略正面断面図、図2はシート処理装置の折り処理の動作を説明する図、図3はシート処理装置のステイプル処理の動作を説明する図である。
図1において、204は画像形成装置としての複写機であって、下方に画像形成部を備えたプリンタ部202を配設し、その上方にシート処理装置201を配設し、更にその上方に画像読取部を備えたスキャナ部203を配設している。すなわちシート処理装置201は、プリンタ部202の上方であって、かつスキャナ部203の下方に配設されている。
スキャナ部203には読み取りシート供給装置205が装備されており、原稿トレイ206にセットされた原稿を原稿台ガラス207上の原稿読み取り位置に搬送し、光学系208により原稿の読み取りを行う。読み取られた画像は、画像情報としてプリンタ部202へと送られる。
プリンタ部202の下部には、例えば異なるサイズのシートS(S1,S2)を積載した複数のシート格納部210,211と、該シート格納部210,211のシートを一枚ずつ供給するシート供給部212が装備されている。シート供給部212によって供給されたシートは、シート搬送路213を介して画像形成部214へ搬送されるようになっている。レーザースキャナ215は、スキャナ部203の光学系208により読み取られた画像情報に基づいてレーザー光を走査して、画像形成部214の感光体ドラム216上に潜像(トナー像)を形成する。
その後、感光体ドラム216上に形成されたトナー画像を転写ベルト217に転写し、転写ベルト217上に形成されたトナー画像をシートSに転写するようになっている。トナー画像が転写されたシートSは、シート上のトナー画像を軟化溶融してシートに定着させる定着ローラ対218を経てバッファユニット219に送り込まれ、該バッファユニット219によりシート処理装置201へと搬送される。
このバッファユニット219は、ステイプル処理を行う間、画像形成部214から排出されるシートSをバッファローラ220に数枚巻きつけ、蓄積する。したがって、ステイプル処理中も画像形成を行うことができ、生産性を維持することができる。
シート処理装置201は、図1に示すように、バッファユニット219から排出されたシートを受け、処理トレイ224上にて積載・整合などの処理を行うシート処理ユニットU1を備え、更にその下流側に、中綴じ処理部としての中綴じユニット227や中折り処理部としての中折りユニット228,229などを備えたサドルユニットU2、スタックトレイ241などを備えたスタックトレイユニットU3を着脱自在に備えている。
シート処理装置201は、シート処理ユニットU1において、バッファユニット219から搬送されてきたシートSを入口ローラ対221で受け入れる。次いでシートSは搬送ローラ対222へと送られる。シート搬送手段を構成する入口ローラ対221と搬送ローラ対222は図示しない入口搬送モータによって駆動されてシートSを搬送する。入口ローラ対221の近傍には、搬送されるシートSの通過を検知するシート検知センサ223(シート検知手段)が設けられている。シート後端がシート検知センサ223を抜けると、シートが搬送ローラ対222から所定の速度で排出されるように制御する。排出されたシートは、シート積載手段としての処理トレイ224へ所定枚数積載され、整合される。整合されたシート束は、ユーザーの指示に基づき、後述するサドルユニットU2における中綴じ処理やシート処理ユニットU1における端部綴じ処理などの後処理が適宜選択的に行われ、装置本体の同一側面側に配された第1のシート束排出口225又は第2のシート束排出口226からスタックトレイユニットU3へ排出される。
(中綴じ処理動作)
次に、図2に基づきシート処理装置の中綴じ処理時の動作と構成について説明する。中綴じ処理とは、シート束の搬送方向中央位置に針打ちを行い、さらに該中央位置でシート束を2つに折る処理をいう。この中綴じ処理を行うサドルユニットU2は、主にシート束の搬送方向中央位置に針綴じ処理を行う中綴じ処理部としての中綴じユニット227と、中綴じ処理されたシート束を略鉛直方向に動作する突き板228によって突き該シート束を折りローラ対229によって挟持搬送する中折り処理部(以下、中折りユニットという)とによって構成される。
図2(a)に示すようにシート処理装置201に送られてきたシートSは、搬送ローラ対222をシート後端が抜けると、略水平で略ストレートに形成された処理トレイ224上に排出される。このとき突き板228と折りローラ対229との間に介在する移動可能なシャッタ230は図2(a)に示すように閉塞位置にあり、略水平方向の搬送経路から折りローラ対229のニップへ至る経路を塞いでいる。また略水平方向の搬送経路から第1のシート束排出口225に至る経路中の束搬送ローラ対236,237は離間されている。
次に、一端が回転自在に支持された揺動アーム231が下方向(矢印方向)に揺動し、揺動アーム231に回転可能に支持され、図示されていない駆動源より回転駆動される戻しローラ232によって、シートSは後端ストッパ233方向へ移送される。さらに戻しベルト234によってシートは、後端ストッパ233に突き当たるまで搬送され、そこで戻しベルト234はシート上面ではスリップしシートの搬送方向の整合が一旦終了する。その後、図面手前奥方向に移動可能な整合板235(手前奥2ヶ所にあってもよい)によってシートの手前奥方向(搬送方向と直交する幅方向)の整合が行われる。このとき、略水平な処理トレイ224だと、整合板235の整合時、シートが斜行せしめられる可能性があるため、戻しベルト234によって再度搬送方向の整合が行われ、シート(シート束)の整合が完了する。
上記のようにシート束の整合が完了すると、図2(b)に示すように水平方向に移動可能に支持された後端ストッパ233が、不図示の移動手段によって搬送方向(矢印方向)に移動し、シート束Sは所定量移送される。すなわち、後端ストッパ228はシート束搬送手段も兼ねている。そしてシート束は、中綴じユニット227により、シート搬送方向の中央位置(綴じ位置)を針綴じされる。中綴じ処理部としての中綴じユニット227は、シート幅方向中央を基準にして左右対称の位置に2個配設されており(図では重なっている)、シート中央位置において2ケ所針止めすることによって綴じられる。ここで中綴じユニット227は図面手前奥方向に移動可能に支持されていて、シートのサイズに応じた位置で待機している。
また図1に示すように、上記中折りユニット228,229と中綴じユニット227を備えたサドルユニットU2は、画像形成装置内部の空間に配設されている。これにより、装置全体としての設置占有面積の削減を図ることができ、また装置内の空間の有効活用がなされている。
次に、図2(c)に示すように不図示のシャッタ駆動手段が始動し、シャッタ230が右方向(矢印a方向)に移動し、突き板228と折りローラ対229との間から退避し、略水平の経路から折りローラ対229のニップ部へ至る経路を開放する。その後、不図示の束搬送モータが始動し、束搬送ローラ対236,237がシート束を挟持して矢印b方向に回転され、2ヶ所中綴じされたシート束を図の右方向へ移動させ、前記綴じ位置が折りローラ対246のニップ位置Nに対向するようにシート束を移動させる。移動完了後、不図示の突き板移動手段(ソレノイド等)が作動し、略鉛直方向に動作する突き板228によってシート束の中央(綴じ位置)を折りローラ対229の方(矢印c方向)ヘ突く。そして、不図示の折りモータが始動し、シート束が綴じ位置で2つ折りされるように折りローラ対229がシート束をニップして挟圧搬送する。これによってシート束は、シート長さ方向の中央の綴じ位置で2つ折りにされたことになる。
その後、中綴じ処理されたシート束は、図2(d)に示すように束搬送ローラ対238により第2のシート束排出口226から中綴じスタックトレイ239上に排出される。
このように略鉛直方向に動作する突き板228を備えた中折りユニットと中綴じユニット227を備えたサドルユニットU2を装置内部の空間に配置したことにより、従来の略鉛直なサドルトレイに対して突き板を設ける場合よりも装置の小型化を図ることができ、装置全体としての設置占有面積の削減を図ることができる。
(端部綴じ処理動作)
次に、図3に基づきシート処理装置の端部綴じ処理時の動作と構成について説明する。端部綴じ処理とは、シート束縁部(後端部)近傍に針打ちだけを行って前述した中折りユニットによる折り処理を行わない処理をいう。
図3(a)に示すようにシート処理装置201に送られてきたシートSは、搬送ローラ対222をシート後端が抜けると、略水平で略ストレートに形成された処理トレイ224上に排出される。このとき突き板228と折りローラ対229との間に介在する移動可能なシャッタ230は図3(a)に示すように閉塞位置にあり、略水平方向の搬送経路から折りローラ対229のニップへ至る経路を塞いでいる。また略水平方向の搬送経路から第1のシート束排出口225に至る経路中の束搬送ローラ対236,237は離間されている。
次に、図3(b)に示すように一端が回転自在に支持された揺動アーム231が下方向(矢印方向)に揺動し、揺動アーム231に回転可能に支持され、図示されていない駆動源より回転駆動される戻しローラ232によって、シートSは後端ストッパ233方向へ移送される。さらに戻しベルト234によってシートは、後端ストッパ233に突き当たるまで搬送され、そこでシートはスリップしシートの搬送方向の整合が完了する。その後、図面手前奥方向に移動可能な整合板235(手前奥2ヶ所であってもよい)によってシートの手前奥方向(シート搬送方向と直交する幅方向)の整合が行われる。このとき、略水平な処理トレイ224だと、整合板235の整合時、シートが斜行せしめられるため、戻しベルト234によって再度搬送方向の整合が行われ、シート(シート束)の整合が完了する。
図3(c)に示すように所定枚数のシート(シート束)の整合が終了すると、シート束端部近傍位置に針綴じ処理を行う端部綴じ処理部としての端部綴じユニット240が、操作部で指定された綴じ位置に針打ちを行う。この端部綴じユニット240は不図示の移動モータによって図面手前奥方向(シート幅方向)に移動可能であって、シートのサイズに応じて、手前側の隅部1ヶ所を綴じる前コーナー綴じ、奥側の隅部1ヶ所を綴じる奥コーナー綴じ、シート幅方向中央を基準にして左右対象の位置を綴じる2ヶ所綴じができるようになっている。
その後、図3(d)に示すように揺動アーム231によって、端部綴じされたシート束Sを挟持した状態で戻しローラ232を矢印方向に回転させ、端部綴じされたシート束Sを束搬送ローラ対236まで移動させ、束搬送ローラ対236,237によって第1のシート束排出口225からスタックトレイ241上に排出する。
(ユニットの組み合わせ)
本実施形態に係る複写機では、図1に例示したように、シート処理装置201がプリンタ部202の上方であって、スキャナ部203の下方に配設されている。このシート処理装置201は、前述したように、シート処理ユニットU1の下流側の画像形成装置内部の空間に、サドルユニットU2、スタックトレイユニットU3を選択的に着脱自在に備えている。
このシート処理装置201において、前記スタックトレイユニットU3は、図1に示すように前記サドルユニットU2を装着した時は複写機204の本体側面(サドルユニットU2の下流側)に装着されるが、図4に示すように前記サドルユニットU2を装着しない時は該サドルユニットU2が装着されていた複写機204の本体内部の空間に装着することができるようになっている。
この時の動作を図5に基づいて説明する。図5(a)に示すようにシート処理装置201に送られてきたシートSは、搬送ローラ対222をシート後端が抜けると、略水平で略ストレートに形成された処理トレイ224上に排出される。次に、一端が回転自在に支持された揺動アーム231が下方向(矢印方向)に揺動し、揺動アーム231に回転可能に支持され、図示されていない駆動源より回転駆動される戻しローラ232によって、シートSは後端ストッパ233方向へ移送される。さらに戻しベルト234によってシートは、後端ストッパ233に突き当たるまで搬送され、そこでシートはスリップしシートの搬送方向の整合が完了する。その後、図面手前奥方向に移動可能な整合板235(手前奥2ヶ所にあってもよい)によってシートの手前奥方向(シート搬送方向と直交する幅方向)の整合が行われる。このとき、略水平な処理トレイ224だと、整合板235の整合時、シートが斜行せしめられるため、戻しベルト234によって再度搬送方向の整合が行われ、シート(シート束)の整合が完了する。
図5(b)に示すように所定枚数のシート(シート束)の整合が終了すると、シート束端部近傍位置に針綴じ処理を行う端部綴じ処理としての端部綴じユニット240が、操作部で指定された綴じ位置に針打ちを行う。この端部綴じユニット240は不図示の移動モータによって図面手前奥方向(シート幅方向)に移動可能であって、シートのサイズに応じて、手前側の隅部1ヶ所を綴じる前コーナー綴じ、奥側の隅部1ヶ所を綴じる奥コーナー綴じ、シート幅方向中央を基準にして左右対象の位置を綴じる2ヶ所綴じができるようになっている。
その後、図5(c)に示すように揺動アーム231によって、端部綴じされたシート束Sを挟持した状態で戻しローラ232を矢印方向に回転させ、端部綴じされたシート束Sを図5(d)に示すようにスタックトレイ241上に排出する。
上述したように本実施形態に係るシート処理装置、およびこれを備えた複写機によれば、ユーザーのニーズに応じてスタックトレイユニットU3とサドルユニットU2を装置本体の内部空間に選択的に装着でき、ユーザーのニーズに幅広く対応できる。また、サドルユニットU2装着時は、スタックトレイユニットU3を複写機204の本体側面に装着できるため、サドルユニットU2をオプション設定することで、購入後のシステムアップを容易かつ安価に提供できる。
更に購入後にシステムアップした場合であっても、サドルユニットU2は、処理トレイ224に連なる経路が略水平であって、該経路に対して突き板228を略鉛直方向に動作するようにし、更にこれらを装置本体内部の空間に配設するようにしたので、装置の高さ方向のスペースと横方向のスペースの両方を縮小でき、装置のスペースを効率良く使うことができ、該スペースの無駄を生じることなく、装置の小型化、省スペース化を達成できる。
また、中綴じ処理と端部綴じ処理を共通の処理トレイ224で行えるため、その分のスペースとコストの削減ができる。
また例示した複写機204において、上記構成によるシート処理装置201の小型化により、該シート処理装置201をプリンタ部202の上方に配設することが可能となり、装置全体の設置占有面積の削減(省スペース化)ができる。更には前記シート処理装置201をプリンタ部202の上方であって、スキャナ部203の下方に配設することが可能となり、同様に、装置全体の設置占有面積の削減(省スペース化)ができる。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態では、画像形成装置として複写機を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばプリンタ、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いはこれらの機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置、或いは転写材担持体を使用し、該転写材担持体に担持された転写材に各色のトナー像を順次重ねて転写する画像形成装置であっても良く、該画像形成装置に用いられるシート処理装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
また前述した実施形態では、記録方式として電子写真方式を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばインクジェット方式等の他の記録方式であっても良い。
本発明は、シートに折り処理や綴じ処理などの処理を行うシート処理装置、およびこれを備えた画像形成装置に利用することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置(サドルユニット装着時)の概略正面断面図 本発明の第1実施形態に係るシート処理装置の中綴じ及び折り処理動作図 本発明の第1実施形態に係るシート処理装置の端部綴じ処理動作図 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置(サドルユニット非装着時)の概略正面断面図 本発明の第1実施形態に係るシート処理装置の処理動作図 従来例を示す図
符号の説明
U1 …シート処理ユニット
U2 …サドルユニット
U3 …スタックトレイユニット
201 …シート処理装置
202 …プリンタ部
203 …スキャナ部
204 …複写機
205 …読み取りシート供給装置
206 …原稿トレイ
207 …原稿台ガラス
208 …光学系
210,211 …シート格納部
212 …シート供給部
213 …シート搬送路
214 …画像形成部
215 …レーザースキャナ
216 …感光体ドラム
217 …転写ベルト
218 …定着ローラ対
219 …バッファユニット
220 …バッファローラ
221 …入口ローラ対
222 …搬送ローラ対
223 …シート検知センサ
224 …処理トレイ
225 …シート束排出口
226 …シート束排出口
227 …中綴じユニット
228 …突き板
229 …折りローラ対
230 …シャッタ
231 …揺動アーム
232 …戻しローラ
233 …後端ストッパ
234 …戻しベルト
235 …整合板
236,237,238 …束搬送ローラ対
239 …中綴じスタックトレイ
240 …端部綴じユニット
241 …スタックトレイ

Claims (6)

  1. 略水平に設けられたシート積載手段にシートを一時的に積載し、積載されたシート束の中央に針綴じ処理を行う中綴じ処理部と、中綴じ処理されたシート束を略鉛直方向に動作する突き板によって半分に折り搬送する中折り処理部と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 略水平に設けられたシート積載手段にシートを一時的に積載整合し、該シート束の端部に針綴じ処理を行うことが可能なシート処理ユニットを備え、
    前記シート処理ユニットのシート搬送方向下流に、
    前記中綴じ処理部と、前記中折り処理部とを一体的に備えたサドルユニットと、
    前記シート処理ユニットにて処理が施されたシートもしくはシート束を積載するスタックトレイユニットと、
    を選択的に着脱可能に備えていることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記スタックトレイユニットは、前記サドルユニットが装置に装着された時は前記サドルユニットのシート搬送方向下流に装着可能であることを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のシート処理装置と、画像形成部とを備えた画像形成装置であって、前記シート処理装置は、前記画像形成部の上方に配設されることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は画像読取部を備え、前記シート処理装置は、前記画像形成部の上方であって、前記画像読取部の下方に配設されることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記スタックトレイユニットは、前記シート処理装置が前記サドルユニットを装着した時は画像形成装置側面に装着され、前記シート処理装置が前記サドルユニットを装着しないときは該サドルユニットが装着されていた画像形成装置内部の空間に装着されることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
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