JP2005153986A - 包装用段ボール製緩衝材及び研削といし製品の梱包構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】軸回りに円形要素からなる断面形状を有した研削といし製品その他の円形物焼成品を被包装物(又は梱包物)として、種類に応じて緩衝材を組み替え又は選択できる柔軟性を有し、生産現場での荷造り工程から出荷工程の作業効率をより改善する。
【解決手段】包装用段ボール製緩衝材Xが、段ボール箱の水平断面の内周形状を概外形とする台紙部材1と、該台紙部材1と同一外形状で面央部を被包装物の外形寸法に合わせてくり抜いて空洞部21を形成した抜き板部材2と、台紙部材1と抜き板部材2間に介設され、両部材を離隔し、かつ耐壁補強するとともに、両部材の縁辺の複数方向から内向きに延設され空洞部21に臨んで台座として被包装物を受承支持する隔壁部材3からなる。そして、抜き板部材2を複数枚重合して積層空洞部(21)からなる保持枠を形成し、該保持枠の厚さ又は積層空洞部の深さを可変構成することにより被包装物SXを沈設又は半沈設して収容保持する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、段ボール箱の形状に適合して内設され、軸回りに円形要素からなる断面形状を有した研削といし製品その他の円形物焼成品(被包装物に同じ。)を包装又は梱包するための包装用段ボール製緩衝材、及び該包装用段ボール製緩衝材を用いて研削といし製品(被梱包物に同じ。)を包装し、段ボール箱に内設することにより被梱包物を揺動不自由に拘束して収納するための研削といし製品の梱包構造に関する。ここで、「といし」の漢字表記は「砥石」であるが、JIS規格に準じて「研削といし」と表記している。なお、被包装物又は被梱包物としての研削といし製品は同一の対象物である。
従来より、包装用段ボール製緩衝材については被包装物に応じて種々の提案があり、それぞれ被包装物に固有の緩衝効果や収納・梱包に係る利便性を主張している。
本発明の被包装物(又は被梱包物)に関する収納ケースについて、旧来的な技術がある。(例えば、特許文献1、2及び3を参照。)
実開昭55−10537号公報 実開昭55−7787号公報 実開昭51−134578号公報
また、緩衝材や梱包構造に関する共通的な技術としては、段ボールを複層構成することにより緩衝効果を求めた例がある。(例えば、特許文献4、5、6及び7を参照。)
特開2003−137334号公報 特開2000−203646号公報 特開平11−81845号公報 実開昭47−32775号公報
ところで、緩衝材の材料選定を段ボールその他の紙素材とする利点は、所望の緩衝効果が得られること、加工容易で機械生産が可能であること、廃棄処理や資源活用に有効な再生材料であること等が挙げられ、環境保全の観点からも肯定的に迎えられている。
こうしたなかで、本発明の被包装物(又は被梱包物)は、軸回りに円形要素からなる断面形状を有した円形物焼成品であって、研削といし製品に代表されるものであり、寸法、形状が多岐にわたる多品種少量品であるため、これを収容保持するための緩衝材は、構造的に寸法、形状のばらつきを吸収する自由度を持っていることが望まれる。ただし、被包装物(又は被梱包物)を揺動不自由に拘束して、毀損を防止するものでなければならない。研削といし(製品)は高速回転させて使用するため、輸送中の毀損は使用中の重大な事故につながるからである。
ここで、技術解決課題は、緩衝材においては被包装物(又は被梱包物)に対応する深さ(高さ)と径について自由度があること、及び段ボール箱の大きさの変更に対応する概外形を造形可能とすること、並びに梱包構造においては段ボール箱に収納した際の充填性が高いことである。加えて、緩衝材の構成要素が、被包装物に応じて改変できる共通性を有し、かつ、手作業による組み替えを容易なものとし、低コストで無駄のない部材転換が図れることが要請される。
つまり、被包装物(又は梱包物)の種類に応じて緩衝材を選択できる柔軟性を有し、生産現場での荷造り工程から出荷工程の作業効率をより改善する点で、この種の円形物焼成品(特に、研削といし製品。)に適合した緩衝材や梱包構造が期待される。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、上記課題を解消し、軸回りに円形要素からなる断面形状を有した研削といし製品その他の円形物焼成品(被包装物)を包装又は梱包するための包装用段ボール製緩衝材、及び該包装用段ボール製緩衝材を用いて研削といし製品(被梱包物)を包装し、段ボール箱に内設することにより被梱包物を揺動不自由に拘束して収納するための研削といし製品の梱包構造を提供するものである。
課題を解決するため第1の発明は、軸回りに円形要素からなる断面形状を有した研削といし製品その他の円形物焼成品(被包装物)を包装又は梱包するための包装用段ボール製緩衝材であって、段ボール箱の水平断面の内周形状を概外形とする台紙部材と、該台紙部材と同一外形状で面央部を被包装物の外形寸法に合わせてくり抜いて空洞部を形成した抜き板部材と、前記台紙部材と抜き板部材間に介設され、両部材を離隔し、かつ耐壁補強するとともに、両部材の縁辺の複数方向から内向きに延設され前記空洞部に臨んで台座として被包装物を受承支持する隔壁部材からなり、前記抜き板部材を複数枚重合して積層空洞部からなる保持枠を形成し、該保持枠の厚さ又は積層空洞部の深さを可変構成することにより被包装物を沈設又は半沈設して収容保持するようにしたことを特徴とするものである。
また、第2の発明は、上記包装用段ボール製緩衝材の構成要素の一部を用いて、薄物の被包装物を異径にかかわらず共用可能で各別に収納可能とするために構成した包装用段ボール製緩衝材であって、台紙部材要素の4周囲の縁辺に沿って部分的に隔壁部材要素を立設して囲い枠を対向形成した盆受け部材と、前記囲い枠に内接し、異なる内径を有した複数の輪状枠部材からなり、被包装物を盆受け部材の面上に載置し、かつ、被包装物の外径に対応する内径を有した輪状枠部材を選択的に環装して収容保持又は拘束保持するようにしたことを特徴とするものである。
また、第3の発明は、上記包装用段ボール製緩衝材の構成要素の一部を用いて複数の被包装物を収納するために構成した包装用段ボール製緩衝材であって、面内に複数の空洞部を形成した抜き板部材要素と台紙部材要素を用い、前記台紙部材要素を底板とし、かつ、前記抜き板部材要素を複数枚重合して有底凹穴収容部を積層形成した複層多穴部材からなり、前記有底凹穴収容部の積層深さを可変構成することにより被包装物を沈設又は半沈設して収容保持するようにしたことを特徴とするものである。
さらに、第4他の発明は、上記いずれかの包装用段ボール製緩衝材を用いて、研削といし製品(被梱包物)を包装し、段ボール箱に内設することにより被梱包物を揺動不自由に拘束して収納するための研削といし製品の梱包構造であって、敷台部材その他の間隔部材を組み合わせ、種々の研削といし製品(被梱包物)について収納に係る緩衝性や充填性を増補することを特徴とするものである。
本発明によれば、研削といし製品に代表される軸回りに円形要素からなる断面形状を有した円形物焼成品について、寸法や形状の異なる場合も、それに応じて簡易作業により包装及び梱包ができる。
本発明を実施するための最良形態は、上記第1の発明構成において、隔壁部材が、段ボール片を重合固着して複層形成し、かつ、波板の端面が被包装物の受承支持側となるように立設している。
そして、この包装用段ボール製緩衝材を用いてする厚物リングといし(製品)の梱包構造は、少なくとも敷台部材と2個の包装用段ボール製緩衝材を備え、段ボール箱の底面に敷台部材を載置して被梱包物の収納高さを調整し、該敷台部材の上に包装用段ボール製緩衝材の1つを載置し、被梱包物を半沈設して収容保持し、該被梱包物の上面に包装用段ボール製緩衝材の他の1つを被冠することにより被梱包物を挟装し、段ボール箱の開閉蓋を封鎖するようにしている。
本発明の実施例を添付図面を参照して以下具体的に説明する。
図1は、本発明の第1実施例である包装用段ボール製緩衝材(以下、第1実施例緩衝材。)の斜視説明図である。
図2は、第1実施例緩衝材の(a)平面視説明図、(b)AA断面視説明図、及び(c)正面視説明図である。ここで、段ボール素材の波板の端面の図示は省略した。
図3は、第1実施例緩衝材を用いた厚物リングといし〔研削といし製品〕の梱包構造を示す梱包概要説明図である。
図1及び図2に示すように、第1実施例緩衝材Xは、台紙部材1と抜き板部材2と隔壁部材3から構成されている〔請求項1及び2〕。
台紙部材1は、表ライナーの間に波形連続層であるフルート(波板という。)を介在させた両面ダンボール又はこれを重合した複両面ダンボールであって、段ボール箱の水平断面の内周形状を概外形とするように裁断したものである。
抜き板部材2は、台紙部材1と同一素材・同一外形状で面央部を被包装物の外形寸法に合わせてくり抜いて空洞部21を形成したものである。
隔壁部材3は、台紙部材1及び抜き板部材2と同一素材を短冊状に裁断した段ボール片であって、台紙部材1と抜き板部材2間に介設され、両部材を離隔し、かつ耐壁補強するとともに、両部材の縁辺の複数方向から内向きに延設され空洞部21に臨んで台座として被包装物を受承支持するために、段ボール片を重合固着して複層形成し、かつ、波板の端面が被包装物の受承支持側となるように立設したものである。
そして、抜き板部材2を複数枚重合して積層空洞部(21)からなる保持枠を形成し、厚物リングといしSX(被包装物)の端面を上下にして積層空洞部(21)に嵌挿し下面を隔壁部材3に載置する。この場合、厚物リングといしSXの幅寸法を考慮して、保持枠の厚さ又は積層空洞部(21)の深さを可変構成することにより収容深さを調整し、厚物リングといしSXを沈設又は半沈設して収容保持するようにしている〔図2〕。
図3に示すように、厚物リングといしSX(被梱包物)の梱包構造は、第1実施例緩衝材Xを用いて包装した厚物リングといしSX(被梱包物)を、段ボール箱20に揺動不自由に拘束して収納するための箱内空間配置をいうものであり、生産現場での荷造り工程から出荷工程の作業実態に反映されるものである。
ここでは、少なくとも敷台部材10と2個の第1実施例緩衝材Xを用意する。まず、段ボール箱20の底面に敷台部材10を載置して厚物リングといしSXの収納高さを調整する。ついで、敷台部材10の上に第1実施例緩衝材Xの1つを載置し、厚物リングといしSXを半沈設して収容保持する〔図2〕。さらに、厚物リングといしSXの上面(端面)にもう1つの第1実施例緩衝材Xを被冠して、厚物リングといしSXを両端面側から挟装する。そして、段ボール箱20の開閉蓋を封鎖する〔請求項6〕。なお、敷台部材10と同様の間隔部材や保護パッド部材8〔後述〕その他の保護部材を介して閉蓋してもよい。天地無用の取り扱いを望む場合があるからである。
また、第1実施例緩衝材Xを1個とし、保持枠の厚さ又は積層空洞部(21)の深さを厚物リングといしSXの幅(板厚)に合わせて積層形成し、最上層の抜き板部材2の表面以下に沈設して収容保持するように構成した場合は、そのまま厚物リングといしSXの上面(端面)を含む抜き板部材2の上に保護部材8(又は必要に応じて敷台部材と同様の間隔部材)を載置し、閉蓋することも選択されてよい〔請求項7〕。
図4は、本発明の第2実施例である包装用段ボール製緩衝材(以下、第2実施例緩衝材。)の斜視説明図である。
図5は、第2実施例緩衝材を用いた薄物リングといし〔研削といし製品〕の梱包構造を示す梱包概要説明図である。
図4に示すように、第2実施例緩衝材Yは、第1実施例緩衝材Xの構成要素の一部を用いて、薄物の被包装物(例えば、薄物リングといし。)を異径にかかわらず共用可能で各別に収納可能とするために構成したものであり、盆受け部材4と輪状枠部材5を具有している〔請求項3〕。
盆受け部材4は、台紙部材要素41の4周囲の縁辺に沿って部分的に隔壁部材要素42を立設して囲い枠を対向形成している。
輪状枠部材5は、盆受け部材4の囲い枠(42)に内接し、異なる内径を有した複数のものを作製する。作製については、第1実施例緩衝材Xの抜き板部材(2)の空洞部(21)を形成する際の端材を加工すればよいので無駄がない。
そして、被包装物SYを盆受け部材4の面上に載置し、かつ、被包装物SYの外径に対応する内径を有した輪状枠部材5を選択的に環装して収容保持又は拘束保持するようにしている。
また、薄物リングといしSY(被梱包物)の梱包構造は、第2実施例緩衝材Yを用いて包装した薄物リングといしSY(被梱包物)を、段ボール箱20に揺動不自由に拘束して収納するための箱内空間配置であり、生産現場での荷造り工程から出荷工程の作業実態に反映されるものである。
図5に示すように、少なくとも第2実施例緩衝材Yと、敷台部材10と、保護パッド部材8を用意する。まず、段ボール箱20の底面に敷台部材10を載置して薄物リングといしSYの収納高さを調整する。ついで、敷台部材10の上に第2実施例緩衝材Yを載置し、薄物リングといしSYを収容保持する。この場合、盆受け部材4の囲い枠(42)に薄物リングといしSYの外径が内接しないときは、輪状枠部材5を環装して間隔を埋めるようにする。そして、薄物リングといしSYの端面又は該端面を含む第2実施例緩衝材Y(の囲い枠上面)の上に保護パッド部材8を載置し、段ボール箱20の開閉蓋を封鎖する。〔請求項7〕。なお、敷台部材10と同様の間隔部材や他の保護部材〔図示省略〕を介して閉蓋してもよい。
図6は、本発明の第3実施例である包装用段ボール製緩衝材(以下、第3実施例緩衝材。)の斜視説明図である。あわせて、第3実施例緩衝材を用いた小径研削といし〔研削といし製品〕の収容保持のしかたを示し、梱包構造を示す梱包概要説明図〔図示省略〕に代える。
図6に示すように、第3実施例緩衝材Zは、第1実施例緩衝材X又は第2実施例緩衝材Yの構成要素の一部を用いて複数の小径研削といしSZ(被包装物)を収納するために構成した複層多穴部材6である。
複層多穴部材6は、面内に複数の空洞部を形成した抜き板部材要素62と台紙部材要素61を用い、台紙部材要素61を底板として、抜き板部材要素62を複数枚重合して有底凹穴収容部63を積層形成したものであり、該有底凹穴収容部63の積層深さを可変構成することにより筒状やカップ状の小径研削といしSZを沈設又は半沈設して収容保持するようにしている〔請求項4〕。
また、図6から理解されるように、有底凹穴収容部63の径と同様の外径を有し、かつ、異なる内径と高さを有した複数の複層輪状枠部材7を併用する場合がある。この場合、複層多穴部材6と複層輪状枠部材7を組み合わせ、小径研削といしSZの外径に対応する内径を有した複層輪状枠部材7を有底凹穴収容部63に内設し、複層輪状枠部材7の中空部に小径研削といしSZを収容保持する〔請求項5〕。
そして、小径研削といしSZ(被梱包物)の梱包構造は、第3実施例緩衝材Zを用いて包装した小径研削といし3Z(被梱包物)を、段ボール箱20に揺動不自由に拘束して収納するための箱内空間配置であり、生産現場での荷造り工程から出荷工程の作業実態に反映されるものである。
ここでは、少なくとも第3実施例緩衝材Zと、敷台部材10と、保護パッド部材8を用意する。まず、段ボール箱20の底面に敷台部材10を載置して被梱包物の収納高さを調整する〔図示省略〕。ついで、敷台部材10の上に第3実施例緩衝材Zを載置し、小径研削といしSZを収容保持する。そして、小径研削といしSZの上面又は該上面を含む第3実施例緩衝材Zの上に保護パッド部材8を載置し、段ボール箱20の開閉蓋を封鎖する〔請求項7〕。
なお、小径研削といしSZと保護パッド部材8の間に小径研削といしSZの内外径に相応する輪状パッド部材9を介在配置し、端面(上面)を重複保護することも考慮される〔請求項8〕。ここで、輪状パッド部材9は、先述の輪状枠部材5と同様の構成のものであってよい〔図示省略〕。
本発明は以上の構成よりなるものであり、これによれば研削といしに代表される軸回りに円形要素からなる断面形状を有した円形物焼成品について、寸法や形状の異なる場合にも、それに応じて簡易作業により包装及び梱包ができる緩衝材を提供するものであり、梱包構造は、生産現場での荷造り工程から出荷工程の作業実態に反映されるものであるので、産業上の利用価値が高く、斯界に大きく貢献することが期待できる。
第1実施例緩衝材の斜視説明図である。 第1実施例緩衝材の(a)平面視説明図、(b)AA断面視説明図、及び(c)正面視説明図である。 第1実施例緩衝材を用いた厚物リングといしの梱包構造を示す梱包概要説明図である。 第2実施例緩衝材の斜視説明図である。 第2実施例緩衝材を用いた薄物リングといしの梱包構造を示す梱包概要説明図である。 第3実施例緩衝材の斜視説明図である。あわせて、第3実施例緩衝材を用いた小径研削といしの収容保持のしかたを示す。
符号の説明
1 台紙部材
2 抜き板部材
21 (積層)空洞部〔保持枠〕
3 隔壁部材
4 盆受け部材
41 台紙部材要素
42 隔壁部材要素〔囲い枠〕
5 輪状枠部材
6 複層多穴部材
61 台紙部材要素〔底板〕
62 抜き板部材要素
63 有底凹穴収容部
7 複層輪状枠部材
8 保護パッド部材
9 輪状パッド部材
10 敷台部材
20 段ボール箱
SX 厚物リングといし〔研削といし製品;円形物焼成品〕
SY 薄物リングといし〔研削といし製品;円形物焼成品〕
SZ 小径研削といし〔研削といし製品;円形物焼成品〕
X 第1実施例緩衝材
Y 第2実施例緩衝材
Z 第3実施例緩衝材

Claims (8)

  1. 段ボール箱の形状に適合して内設される包装用段ボール製緩衝材において、
    軸回りに円形要素からなる断面形状を有した研削といし製品その他の円形物焼成品(以下、被包装物。)を包装又は梱包するための包装用段ボール製緩衝材であって、
    段ボール箱の水平断面の内周形状を概外形とする台紙部材と、
    該台紙部材と同一外形状で面央部を被包装物の外形寸法に合わせてくり抜いて空洞部を形成した抜き板部材と、
    前記台紙部材と抜き板部材間に介設され、両部材を離隔し、かつ耐壁補強するとともに、両部材の縁辺の複数方向から内向きに延設され前記空洞部に臨んで台座として被包装物を受承支持する隔壁部材からなり、
    前記抜き板部材を複数枚重合して積層空洞部からなる保持枠を形成し、該保持枠の厚さ又は積層空洞部の深さを可変構成することにより被包装物を沈設又は半沈設して収容保持するようにしたことを特徴とする包装用段ボール製緩衝材。
  2. 隔壁部材が、段ボール片を重合固着して複層形成し、かつ、波板の端面が被包装物の受承支持側となるように立設したものである請求項1記載の包装用段ボール製緩衝材。
  3. 請求項1又は2記載の包装用段ボール製緩衝材の構成要素の一部を用いて、薄物の被包装物を異径にかかわらず共用可能で各別に収納可能とするために構成した包装用段ボール製緩衝材であって、
    台紙部材要素の4周囲の縁辺に沿って部分的に隔壁部材要素を立設して囲い枠を対向形成した盆受け部材と、前記囲い枠に内接し、異なる内径を有した複数の輪状枠部材からなり、被包装物を盆受け部材の面上に載置し、かつ、被包装物の外径に対応する内径を有した輪状枠部材を選択的に環装して収容保持又は拘束保持するようにしたことを特徴とする包装用段ボール製緩衝材。
  4. 請求項1又は2記載の包装用段ボール製緩衝材の構成要素の一部を用いて複数の被包装物を収納するために構成した包装用段ボール製緩衝材であって、
    面内に複数の空洞部を形成した抜き板部材要素と台紙部材要素を用い、前記台紙部材要素を底板とし、かつ、前記抜き板部材要素を複数枚重合して有底凹穴収容部を積層形成した複層多穴部材からなり、前記有底凹穴収容部の積層深さを可変構成することにより被包装物を沈設又は半沈設して収容保持するようにしたことを特徴とする包装用段ボール製緩衝材。
  5. 有底凹穴収容部の径と同様の外径を有し、かつ、異なる内径と高さを有した複数の複層輪状枠部材を組み合わせ、被包装物の外径に対応する内径を有した複層輪状枠部材を有底凹穴収容部に内設し、複層輪状枠部材の中空部に被包装物を収容保持するようにしたことを特徴とする請求項4記載の包装用段ボール製緩衝材。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項記載の包装用段ボール製緩衝材を用いて、中空軸を有しその放射方向に円形要素からなる断面形状を有した研削といし製品(以下、被梱包物。)を包装し、段ボール箱に内設することにより被梱包物を揺動不自由に拘束して収納するための研削といし製品の梱包構造であって、
    少なくとも敷台部材と2個の請求項1乃至5のいずれか1項記載の包装用段ボール製緩衝材を備え、段ボール箱の底面に前記敷台部材を載置して被梱包物の収納高さを調整し、該敷台部材の上に前記包装用段ボール製緩衝材の1つを載置し、被梱包物を半沈設して収容保持し、該被梱包物の上面に前記包装用段ボール製緩衝材の他の1つを被冠することにより被梱包物を挟装し、段ボール箱の開閉蓋を封鎖してなることを特徴とする研削といし製品の梱包構造。
  7. 請求項1乃至5のいずれか1項記載の包装用段ボール製緩衝材を用いて、中空軸を有しその放射方向に円形要素からなる断面形状を有した研削といし製品(以下、被梱包物。)を包装し、段ボール箱に内設することにより被梱包物を揺動不自由に拘束して収納するための研削といし製品の梱包構造であって、
    少なくとも請求項1乃至5のいずれか1項記載の包装用段ボール製緩衝材と、敷台部材と、保護パッド部材を備え、段ボール箱の底面に前記敷台部材を載置して被梱包物の収納高さを調整し、該敷台部材の上に被梱包物を収容保持した前記包装用段ボール製緩衝材を載置し、被梱包物の端面又は該端面を含む前記包装用段ボール製緩衝材の上に前記保護パッド部材を載置し、段ボール箱の開閉蓋を封鎖してなることを特徴とする研削といし製品の梱包構造。
  8. 被梱包物と保護パッド部材の間に被梱包物の内外径に相応する輪状パッド部材を介在配置してなり、被梱包物の端面を重複保護するようにした請求項7記載の研削といし製品の梱包構造。
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