JP2005152489A - 遊技機 - Google Patents

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Akio Osawa
晃央 大澤
Yoshitaka Tsuchiya
義孝 土屋
Kazutoshi Onoe
和俊 尾上
Makoto Kobayashi
誠 小林
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Abstract

【課題】遊技領域に立体装飾部を形成することが可能であり、さらに遊技球が立体装飾部に接触する可能性を低減させることができ、それにより遊技球が安定して転動し、遊技球の動きが調整し易くなる弾球遊技機を提供する。
【解決手段】遊技球の転動通路空間971は、第一区画部材961と第二区画部材941で構成され、前記第一区画部材961と前記第二区画部材941のうち何れか一方の区画部材には前記転動通路空間971内に突出した立体装飾部967を設ける一方、前記遊技球進入部953から前記転動通路空間971に進入してきた遊技球を前記立体装飾部967に接触するのを避ける方向へ進路変更させる接触防止部945を、前記遊技球進入部953から離して前記転動通路空間971内に設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パチンコ遊技機等に代表される弾球遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機等の弾球遊技機には、遊技盤の遊技領域を流下し、進入してきた遊技球が転動可能な転動通路面を有する弾球遊技機がある。例えば、進入してきた遊技球を転動させた後に遊技盤面に向けて落下させるステージと、遊技盤側に固定されて前記ステージを保持するステージ保持部材と、遊技盤面側から前記ステージに向けて遊技球を導く導入機構とを備え、前記ステージを前記保持部材に対して着脱自在とした弾球遊技機がある。
特開平11−19289号公報
しかしながら、弾球遊技機には、図5の「接触防止部が無い場合のA−A参考断面図」に示すように、装飾性を高めるために立体装飾部967が設けられることがあり、その場合、遊技領域を転動する遊技球Pが立体装飾部967に接触した際に遊技球Pが不安定に転動するため、遊技球の動きの調整が難しくなるおそれがある。
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであって、遊技領域に立体装飾部を形成することが可能であり、さらに遊技球が立体装飾部に接触する可能性を低減させることができ、それにより遊技球が安定して転動し、遊技球の動きを調整し易くなる弾球遊技機の提供を目的とする。
請求項1の発明は、遊技球が打ち込まれる遊技領域の形成された遊技盤と、前記遊技盤上に設けられ、遊技球進入部と前記遊技球進入部から進入してきた遊技球を転動させた後に落下させる転動通路空間とを有する転動部材と、を備えた弾球遊技機において、前記転動通路空間は第一区画部材と第二区画部材で構成されており、前記第一区画部材と前記第二区画部材のうち何れか少なくとも一方の区画部材には前記転動通路空間内に突出した立体装飾部を設ける一方、前記遊技球進入部から前記転動通路空間に進入してきた遊技球を前記立体装飾部に接触するのを避ける方向へ進路変更させる接触防止部を、前記遊技球進入部から離して前記転動通路空間内に設け、前記転動通路空間のうち遊技球が転動可能な転動可能幅を、前記遊技球進入部から前記接触防止部までの区間よりも前記接触防止部が設けられた区間の方で幅狭にしたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記接触防止部は、前記遊技球進入部から進入してきた遊技球を徐々に進路変更可能なように前記遊技球進入部側の端部が流線形からなることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記転動通路空間は、第一転動通路空間と第二転動通路空間が連通してなり、前記第一転動通路空間は、上方に前記遊技球進入部が形成されると共に前記遊技球進入部から進入した遊技球を略垂直方向へ流下させるように略垂直に配設される一方、前記第二転動通路空間は、前記第一転動通路空間から流下してきた遊技球の転動方向を略水平方向へ変更可能に略水平に配設されると共に、前記第二転動通路空間内に前記立体装飾部及び前記接触防止部が形成されていることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか一項において、前記第一区画部材と前記第二区画部材とは、前記遊技盤に対して、前後方向に組み合わされており、前記第一区画部材と前記第二区画部材のうち後方側の区画部材に前記立体装飾部を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、遊技球が打ち込まれる遊技領域の形成された遊技盤と、遊技状態を報知する電気的遊技装置と、前記遊技領域に配設され、前記電気的遊技装置を装飾する装飾部材と、を備え、前記装飾部材が、前記装飾部材に進入してきた遊技球を転動させた後に落下させる転動通路空間を有する弾球遊技機において、前記転動通路空間には、遊技球が転動する転動通路面と、前記転動通路面に近接すると共に凹部と凸部の双方あるいは一方の何れかにより形成されて前記転動通路面との位置関係が略垂直の立体装飾部と、前記転動通路面と前記立体装飾部との近接領域に、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触することを防止するために形成された接触防止部と、を備えたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5において、前記転動通路面の少なくとも一部と前記立体装飾部の少なくとも一部は別部材で構成され、前記接触防止部は、前記転動通路面側と前記立体装飾部側の双方あるいは何れか一方に形成されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5において、前記転動通路面の少なくとも一部と前記立体装飾部の少なくとも一部は一体に形成され、前記接触防止部は、前記転動通路面側と前記立体装飾部側の双方あるいは何れか一方に形成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項5において、前記装飾部材は、前記転動通路面の形成された転動通路面用部材と、前記立体装飾部の形成された特定装飾部材とを少なくとも備え、前記特定装飾部材が、前記電気的遊技装置と前記転動通路面用部材との間に設けられると共に前記電気的遊技装置の少なくとも一部を保護する保護部材であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8において、前記接触防止部が、前記転動通路面用部材又は前記特定装飾部材の双方又は何れか一方に形成されていることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項5から9の何れか一項において、前記接触防止部は、前記転動通路面を転動する遊技球が接触する遊技球接触面を備え、前記遊技球接触面が平坦面であることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項5から10の何れか一項において、前記遊技領域には遊技球の入賞領域が設けられ、前記転動通路空間には前記転動通路面を転動する遊技球を落下させて前記入賞領域へ誘導する遊技球誘導形状からなる遊技球誘導部を設けたことを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項5から11の何れか一項において、前記接触防止部は、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触しないように前記遊技盤に対して前方方向に厚みを有することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項5から12の何れか一項において、前記立体装飾部は、前記転動通路面を転動する遊技球の最上部よりも下方側に前記凹部と前記凸部の双方あるいは一方の少なくとも一部が形成されていることを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項5から13の何れか一項において、前記転動通路空間は、前記遊技球が揺動可能な揺動通路部と、前記遊技領域を流下する遊技球を前記揺動通路部へ案内する案内通路部とよりなり、前記揺動通路部に前記接触防止部を設けたことを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項14において、前記案内通路部と前記揺動通路部の連通部分に前記接触防止部の端部が位置すると共に、前記接触防止部の端部は、前記案内通路部側から前記揺動通路部側へかけて厚みが漸増していることを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項14又は15において、前記案内通路部は遊技球を略垂直方向へ流下可能に略垂直に配設される一方、前記揺動通路部は前記案内通路部を流下して案内されてきた遊技球の転動方向を略水平方向へ変更可能に略水平に配設されることを特徴とする。
請求項17の発明は、請求項5から16の何れか一項において、前記装飾部材には、前記遊技盤に対する着脱自在な遊技盤取付部を備えることを特徴とする。
請求項18の発明は、請求項5から17の何れか一項において、前記転動通路面には前記接触防止部よりも遊技盤の前方側に、かつ前記接触防止部との間に遊技球の転動可能な間隔をあけて遊技球落下防止壁を形成したことを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項5から18の何れか一項において、前記転動通路面は、前記遊技盤の前面に対して略平行な第一転動通路面と前記第一転動通路面の前方下方側にあって前記遊技盤の前面に対して略平行な第二転動通路面とを備え、前記第一転動通路面の後方側に前記立体装飾部が位置することを特徴とする。
請求項20の発明は、遊技球が打ち込まれる遊技領域の形成された遊技盤と、前記遊技領域に配設された装飾部材と、を備え、前記装飾部材は前記装飾部材に進入してきた遊技球を転動させた後に落下させる転動通路空間を有する弾球遊技機において、前記転動通路空間には、遊技球が転動する転動通路面と、前記転動通路面に近接する凹部と凸部の双方あるいは一方の何れかにより形成されて前記転動通路面との位置関係が略垂直の立体装飾部と、前記転動通路面と前記立体装飾部との近接領域に、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触することを防止するために形成された接触防止部と、を備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、前記転動通路空間は第一区画部材と第二区画部材で構成されており、前記第一区画部材と前記第二区画部材のうち何れか少なくとも一方の区画部材には前記転動通路空間内に突出した立体装飾部を設ける一方、前記遊技球進入部から前記転動通路空間に進入してきた遊技球を前記立体装飾部に接触するのを避ける方向へ進路変更させる接触防止部を、前記遊技球進入部から離して前記転動通路空間内に設けたことにより、立体装飾部を形成することが可能になり、さらに遊技球が立体装飾部に接触する可能性を低減させたことにより、及び遊技球の転動可能な転動可能幅を、前記遊技球進入部から前記接触防止部までの区間よりも前記接触防止部が設けられた区間の方で幅狭にしたことにより、遊技球を安定して転動することが可能になり、遊技球の動きが調整し易くなる。
請求項2の発明によれば、前記接触防止部は、前記遊技球進入部から進入してきた遊技球を徐々に進路変更可能なように前記遊技球進入部側の端部が流線形からなるため、前記遊技球進入部から進入してきた遊技球が前記接触防止部によって失速することなく、滑らかに進路変更することが可能である。
請求項3の発明によれば、前記転動通路空間は、第一転動通路空間と第二転動通路空間が連通してなり、前記第一転動通路空間は、上方に前記遊技球進入部が形成されると共に前記遊技球進入部から進入した遊技球を略垂直方向へ流下させるように略垂直に配設される一方、前記第二転動通路空間は、前記第一転動通路空間から流下してきた遊技球の転動方向を略水平方向へ変更可能に略水平に配設されると共に、前記第二転動通路空間内に前記立体装飾部及び前記接触防止部が形成されているため、前記第一転動通路空間を遊技球が失速することなく流下することが可能である。
請求項4の発明によれば、前記第一区画部材と前記第二区画部材とは、前記遊技盤に対して、前後方向に組み合わされており、前記第一区画部材と前記第二区画部材のうち後方側の区画部材に前記立体装飾部を設けたことにより、遊技者が前方側から立体装飾部を視認し易くなることが可能である。
請求項5の発明によれば、前記転動通路空間には、遊技球が転動する転動通路面と、前記転動通路面に近接すると共に凹部と凸部の双方あるいは一方の何れかにより形成されて前記転動通路面との位置関係が略垂直の立体装飾部と、前記転動通路面と前記立体装飾部との近接領域に、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触することを防止するために形成された接触防止部とを備えたことにより、立体装飾部を形成することが可能になり、さらに遊技球が立体装飾部に接触する可能性を低減させたことにより、遊技球を安定して転動することが可能になり、遊技球の動きが調整し易くなる。
請求項6の発明によれば、前記転動通路面の少なくとも一部と前記立体装飾部の少なくとも一部は別部材で構成され、前記接触防止部は、前記転動通路面側と前記立体装飾部側の双方あるいは何れか一方に形成されていることにより、立体装飾部を形成し易くなる。
請求項7の発明によれば、前記転動通路面の少なくとも一部と前記立体装飾部の少なくとも一部は一体に形成され、前記接触防止部は、前記転動通路面側と前記立体装飾部側の双方あるいは何れか一方に形成されていることにより、少ない数の部材で前記転動通路面と前記立体装飾部を形成することができる。
請求項8の発明によれば、前記装飾部材は、前記転動通路面の形成された転動通路面用部材と、前記立体装飾部の形成された特定装飾部材とを少なくとも備え、前記特定装飾部材が、前記電気的遊技装置と前記転動通路面用部材との間に設けられると共に前記電気的遊技装置の少なくとも一部を保護する保護部材であることにより、転動通路面を転動する遊技球が電気的遊技装置に接触するのを防止することが可能である。
請求項9の発明によれば、前記接触防止部が、前記転動通路面用部材又は前記特定装飾部材の双方又は何れか一方に形成されていることにより、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触することを防止することが可能になる。
請求項10の発明によれば、前記接触防止部は、前記転動通路面を転動する遊技球が接触する遊技球接触面を備え、前記遊技球接触面が平坦面であることにより、遊技球が前記接触防止部によって失速することを低減することが可能である。
請求項11の発明によれば、前記遊技領域には遊技球の入賞領域が設けられ、前記転動通路空間には前記転動通路面を転動する遊技球を落下させて前記入賞領域へ誘導する遊技球誘導形状からなる遊技球誘導部を設けたことにより、転動通路面を転動する遊技球を入賞領域に誘導することが可能であり、遊技の趣向性が高まる。
請求項12の発明によれば、前記接触防止部は、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触しないように前記遊技盤に対して前方方向に厚みを有することにより、遊技球が立体装飾部に接触することが低減する。
請求項13の発明によれば、前記立体装飾部は、前記転動通路面を転動する遊技球の最上部よりも下方側に前記凹部と前記凸部の双方あるいは一方の少なくとも一部が形成されていることにより、立体装飾部をより広い面積に設けることが可能である。
請求項14の発明によれば、前記転動通路空間は、前記遊技球が揺動可能な揺動通路部と、前記遊技領域を流下する遊技球を前記揺動通路部へ案内する案内通路部とよりなり、前記揺動通路部に前記接触防止部を設けたことにより、遊技領域を流下する遊技球を揺動通路部へ案内することが可能であり、さらに揺動通路部では遊技球の揺動が可能であり、遊技球の動きに対して趣向性が高まる。
請求項15の発明によれば、前記案内通路部と前記揺動通路部の連通部分に前記接触防止部の端部が位置すると共に、前記接触防止部の端部は、前記案内通路部側から前記揺動通路部側へかけて厚みが漸増していることにより、遊技球が案内通路部から揺動通路部へ失速することなく滑らかに転動することが可能である。
請求項16の発明によれば、前記案内通路部は遊技球を略垂直方向へ流下可能に略垂直に配設される一方、前記揺動通路部は前記案内通路部を流下して案内されてきた遊技球の転動方向を略水平方向へ変更可能に略水平に配設されることにより、遊技領域を流下する遊技球が失速することなく案内通路部を流下することが可能である。
請求項17の発明によれば、前記装飾部材には、前記遊技盤に対する着脱自在な遊技盤取付部を備えることにより、転動通路空間を有する装飾部材を遊技盤面に取り付けることが可能になる。
請求項18の発明によれば、前記転動通路面には前記接触防止部よりも遊技盤の前方側に、かつ前記接触防止部との間に遊技球の転動可能な間隔をあけて遊技球落下防止壁を形成したことにより、転動通路面を転動する遊技球が前方方向に落下することを防止可能である。
請求項19の発明によれば、前記転動通路面は、前記遊技盤の前面に対して略平行な第一転動通路面と前記第一転動通路面の前方下方側にあって前記遊技盤の前面に対して略平行な第二転動通路面とを備え、前記第一転動通路面の後方側に前記立体装飾部が位置することにより、遊技球の動きが多様になり、遊技球の動きに対して趣向性が高まる。
請求項20の発明によれば、前記装飾部材には前記装飾部材に進入してきた遊技球を転動させた後に落下させる転動通路空間を有する弾球遊技機において、前記転動通路空間には、遊技球が転動する転動通路面と、前記転動通路面に近接する凹部と凸部の双方あるいは一方の何れかにより形成されて前記転動通路面との位置関係が略垂直の立体装飾部と、前記転動通路面と前記立体装飾部との近接領域に、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触することを防止するために形成された接触防止部とを備えたことにより、立体装飾部を形成することが可能になり、さらに遊技球が立体装飾部に接触する可能性を低減させたことにより、遊技球を安定して転動することが可能になり、遊技球の動きが調整し易くなる。
以下、添付の図面に基づき本発明の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機全体を示す正面図、図2は同遊技機の裏面図、図3は同遊技機におけるセンター役物に用いられる装飾部材の斜視図、図4は同装飾部材の正面図、図5は図4のA−A断面図及び接触防止部が無い場合のA−A参考断面図、図6は同装飾部材について前面飾り部材を省略して示す分解斜視図、図7は同装飾部材について特定装飾部材(第一区画部材)と転動通路面用部材と案内通路部用部材の分解斜視図、図8は同装飾部材について特定装飾部材(第一区画部材)と転動通路面用部材と案内通路部用部材を組み合わせた状態の斜視図、図9は図8のB矢視図である。なお、転動通路面用部材及び案内通路部用部材が第二区画部材に相当する。
図1に示す一実施例の弾球遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤3の縁に配置された外レール4及び内レール5で包囲される遊技領域6が前記遊技盤3上に設けられている。前記遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順にセンター役物9、始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設され、また中央左には普通図柄変動開始用ゲート19、その下側に風車22、さらにその下方左右に左袖入賞口23と右袖入賞口25、その下方に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。前記遊技領域6には、前記遊技領域6に打ち込まれた遊技球の自由な流下を阻止し、流下方向を調整する誘導釘Jが立設されている。
また、前記弾球遊技機1の前面側には、枠飾り左上ランプ35a、枠飾り右上ランプ35b、枠飾り左ランプ35c、枠飾り右ランプ35d、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、効果音等を発するスピーカ38、遊技者の発射操作に応じて遊技球を前記遊技領域6に向けて弾発発射する球発射装置64が設けられている。さらに前記弾球遊技機1には、プリペイドカードユニット66が接続されている。前記球発射装置64の操作レバー65の操作によって発射された遊技球は、前記外レール4と前記内レール5間を通って前記遊技盤3の遊技領域6へ打ち込まれる。なお、符号F1は遊技機の外枠、F2は外枠F1に取り付けられた前枠、Gは前枠F2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。以下主要な部分について説明する。
前記センター役物9は表示装置(請求項5の「遊技状態を報知する電気的遊技装置」に相当する。)900と、前記表示装置900の前面外周を覆う装飾部材910とよりなる。前記表示装置900は、前記表示装置900の大部分を占める特別図柄表示部901と、前記特別図柄表示部901の左下に組み込まれた普通図柄表示部902とで構成される。前記特別図柄表示部901は、液晶,ドットマトリックス若しくはLED表示装置等からなる。本実施例では、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成される。前記普通図柄表示部45は、前記液晶表示器の一部を表示領域としている。
前記特別図柄表示部901は、図柄を可変表示可能なものとされ、左右に並ぶ左側表示領域、中央表示領域、右側表示領域の3つに分割された特別図柄表示領域を有し、前記特別図柄表示領域に大当たりの当否判定結果用の特別図柄が表示される。前記左側表示領域には左特別図柄が、中央表示領域には中特別図柄が、右側表示領域には右特別図柄が変動表示及び停止表示可能とされ、停止表示された図柄組合せによって当否判定結果が表示され、それによって遊技者に当否判定結果(請求項5における「遊技状態」の一種)を報知する。本実施例における前記左側表示領域、中央表示領域、右側表示領域にそれぞれ表示される特別図柄は、『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11』の12種類の図柄とされ、所定条件に起因して変動及び停止表示される。また、前記特別図柄表示部901には、前記特別図柄とは異なる画像、例えば前記特別図柄とは異なる他の図柄、キャラクター画像、背景画像、文字画像等が前記特別図柄に加えて表示可能とされ、前記他の図柄、キャラクター画像、背景画像、文字画像等が特別図柄の変動開始等の所定条件に起因して変動表示可能となっている。
前記普通図柄表示部902は、小当たり判定図柄として記号或いは絵等からなる普通図柄を変動表示及び停止表示可能とされている。本実施例における前記普通図柄表示部902に変動及び停止表示される普通図柄(小当たり判定図柄)は、『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9』の10通りの図柄とされており、所定条件に起因して変動及び停止表示される。
前記装飾部材910は、請求項1の「転動部材」に相当するもので、前記表示装置(電気的遊技装置)900の前面外周を包囲するようにして前記遊技盤3の前面に取り付けられている。前記装飾部材(転動部材)910は、図3に示すように、前記遊技領域6を流下する遊技球が進入する遊技球進入部953と、前記遊技球進入部953から進入してきた遊技球を転動させた後に落下させる転動通路空間971とを有する。
前記転動通路空間971は、揺動通路部973と案内通路部975とより構成される。前記揺動通路部973は、請求項3における「第二転動通路空間」に相当するもので、遊技球を略水平方向へ揺動(転動)可能とする通路部分であり、それに対し、前記案内通路部975は、請求項3における「第一転動通路空間」に相当するもので、前記遊技領域6を流下する遊技球を前記遊技球進入部953から前記揺動通路部(第二転動通路空間)973へ案内する通路部分である。前記案内通路部(第一転動通路空間)975は、遊技球が略垂直方向へ流下可能に垂直に配設される一方、前記揺動通路部(第二転動通路空間)973は、前記案内通路部975を流下して案内されてきた遊技球の転動方向を略水平方向へ変更可能に略水平に配設される。図示の例では、前記装飾部材910の左側(前記表示装置900の左側)に前記案内通路部(第一転動通路空間)975が略垂直に配設され、前記装飾部材910の下部(前記表示装置900の下側)に前記揺動通路部(第二転動通路空間)973が略水平に配設されて前記案内通路部(第一転動通路空間)975の下端と前記揺動通路部(第二転動通路空間)973の左端が連通している。
また、前記転動通路空間971には、遊技球が転動する転動通路面949と、立体装飾部967と、接触防止部945を備える。
前記転動通路面949は、前記転動通路空間971に進入してきた遊技球が転動する転動通路床面に相当するもので、本実施例では、前記揺動通路部(第二転動通路空間)973に設けられている。さらに本実施例では、前記転動通路面949は、前記遊技盤3の前面に対して略平行な第一転動通路面942と、前記第一転動通路面942の前方下方側にあって前記遊技盤3の前面に対して略平行な第二転動通路面943を備え、前記上側の第一転動通路面942に前記案内通路部(第一転動通路空間)975から遊技球が進入して前記第一転動通路面942を転動可能とされている。さらに、本実施例では、前記第一転動通路面942には、前記遊技盤3の前方側に、かつ前記接触防止部945との間に遊技球の転動可能な間隔をあけて遊技球落下防止壁946が、前記第一転動通路面942の水平方向中央部に所定長で形成されている。なお、前記第一転動通路面942の両端947は所定長にわたって前記遊技球落下防止壁946が存在せず、前記第一転動通路面942の両端947の前端側から前記第二転動通路面943へ遊技球が落下可能にされている。
前記転動通路空間971には、前記第一転動通路面942を転動する遊技球を落下させて、下方に位置する前記始動入賞口10の入賞領域へ誘導する遊技球誘導形状からなる遊技球誘導部964が形成されている。図示の例の遊技球誘導部964は、前記揺動通路部(第二転動通路空間)973の略中央部に設けられ、前記第一転動通路面942の後端(遊技盤3側の端部)部分に、前記後端部分と当接して略垂直に起立している起立面963との間に遊技球落下用孔965を形成するように、前記起立面963の一部が後方へ湾曲した凹面で構成され、前記遊技球落下用孔965を通って落下した遊技球が前記装飾部材100の下部前面の球出口935から前記始動入賞口10の真上に排出されるように形成されている。なお、前記遊技球誘導部964が存在する部分については、立体装飾部967及び接触防止部945が設けられていない。
前記立体装飾部967は、前記転動通路面949に近接すると共に凹部と凸部の双方あるいは一方の何れかにより形成され、前記転動通路面949との位置関係が略垂直とされて前記転動通路空間971内に突出している。図示の例では、前記揺動通路部(第二転動通路空間)973において、前記第一転動通路面942の後端(表示装置に近い側)側で略垂直に起立している前記起立面963に、前記転動通路空間971(図示の例では第二転動通路空間(揺動通路部973))内へ突出する凹凸の立体模様からなる立体装飾部967が形成されている。前記立体装飾部967は、前記転動通路面949(図示の例では第一転動通路面942)を転動する遊技球の最上部よりも下方側に、前記凹部と前記凸部の双方あるいは一方の少なくとも一部が形成されている。また、本実施例では、前記第一転動通路面942側のみに立体装飾部967が設けられ、前記第二転動通路面943側には立体装飾部967が設けられていないが、前記第二転動通路面943側にも立体装飾部967を設けるようにしてもよい。
前記接触防止部945は、前記遊技球進入部953から前記転動通路空間971へ進入してきた遊技球が、前記転動通路面949(図示の例では第一転動通路面942)を転動する際に前記立体装飾部967に接触するのを避ける方向へ進路変更させるためのもので、図3及び図8等に示すように、前記遊技球進入部953から離して前記転動通路空間971(図示の例では揺動通路部(第二転動通路空間)973)内に形成されている。前記接触防止部945は、前記立体装飾部967が存在する前記揺動通路部(第二転動通路空間)973において、前記第一転動通路面942と前記立体装飾部967との近接領域に、少なくとも前記立体装飾部967が存在する範囲に渡って、略水平方向に立設されている。なお、前記「近接領域」は、「近くの位置」を意味する。
図示の接触防止部945は、前記第一転動通路面942に立設された低い壁状からなり、図9に示すように、前記第一転動通路面942における前記接触防止部945の前方側に、遊技球の転動可能な転動可能幅h2が残る位置に形成され、かつ前記接触防止部945に沿って転動する遊技球が前記立体装飾部967の前面と接触しない位置及び高さに設けられる。前記遊技球の転動可能幅は、前記遊技球進入部953から前記接触防止部945までの区間の幅h1よりも、前記接触防止部945が設けられた区間の幅h2の方が幅狭となるように設定されている。
前記接触防止部945は、前記第一転動通路面942における前記接触防止部945が存在する範囲を遊技球が転動する際に、遊技球が前記立体装飾部967の前面に接触しないように、前記遊技盤3の前方方向に厚みを有する壁状のもので形成されている。また、前記接触防止部945は、前面側が、前記第一転動通路面942を転動する遊技球と接触する遊技球接触面945aとされ、前記遊技球接触面945aが平坦面で構成されている。さらに、前記接触防止部945の一端部945bは、前記案内通路部(第一転動通路空間)975と前記揺動通路部(第二転動通路空間)973の連通部分(境界部分付近)に位置し、前記案内通路部(第一転動通路空間)975内については前記接触防止部945を設けないことにより、前記案内通路部(第一転動通路空間)975で遊技球の流下速度が低下する可能性を低減し、前記揺動通路部(第二転動通路空間)973では前記立体装飾部967に遊技球が接触する可能性を低減している。但し、前記案内通路部975において立体装飾部967を設ける場合には前記接触防止部945を延長し、一端部945bを前記案内通路部975の途中に位置する構成にしてもよい。この構成にすることで、前記案内通路部975を通過する遊技球が前記立体装飾部967に接触するのを防止可能なため、遊技球の流下速度が低下する可能性を低減することが可能である。
また、前記案内通路部(第一転動通路空間)975と前記揺動通路部(第二転動通路空間)973の連通部分(境界部分付近)に位置する前記接触防止部945の端部945bは、前記案内通路部(第一転動通路空間975)側から前記揺動通路部(第二転動通路空間)973側へかけて厚みが漸増しており、遊技球が前記案内通路部(第一転動通路空間)975から揺動通路部(第二転動通路空間)973へ失速することなく滑らかに転動することが可能とされている。本実施例では、前記接触防止部945の端部945bは、前記案内通路部(第一転動通路空間)975側から揺動通路部(第二転動通路空間)973側へかけて厚みの漸増する形状にして前記遊技球の失速をより効果的に防ぎ、また遊技球を徐々に進路変更可能なように(前記立体装飾部945から離れるように)流線形にされている。
前記装飾部材(転動部材)910は、中央に前記表示装置900のための窓911が形成された枠状のもので、図3及び図6等に示すように、前面飾り925、本体部材931、転動通路面用部材941、案内通路部用部材951、特定装飾部材961よりなる。
前記前面飾り925は、前記本体部材931の前面に取り付けられて前記装飾部材(転動部材)910の装飾性を向上させるものであり、本実施例では複数の金属調飾りや着色飾り部材等からなる。
前記本体部材931は、前記装飾部材910の前側部材を構成し、図6に示すように中央が前記表示装置900用の窓932として開口し、前記窓932の周辺部分には、前記前面飾り925や転動通路面用部材941、案内通路部用部材951及び特定装飾部材961に対する固定用としてのネジ孔や、筒部(ボス)や嵌合部等からなる固定部933a,933b、及び前記遊技盤3に対する着脱自在な遊技盤取付部934が形成されている。図示の例の遊技盤取付部934は、ネジ用孔で構成されている。また、前記本体部材931の前面下部には、前記球出口935が形成されている。
前記転動通路面用部材941は、請求項1及び4における、遊技盤に対して前後方向に組み合わされる第一区画部材又は第二区画部材に相当し、本実施例では、前方側から組み合わされる第二区画部材の一部とされている。前記転動通路面用部材941は、図7にも示すように、前記第一転動通路面942の前方下方に前記第二転動通路面943が並設され、かつ前記第一転動通路面942と前記第二転動通路面943が互いに水平方向に沿って形成された横長な部材からなり、前記第一転動通路面942の後端には略中央に、前記遊技球落下用孔913の一部を構成する略半円形の切り欠き944が形成され、前記切り欠き944の両側に前記接触防止部945が低い壁状に立設されている。前記第一転動通路面942の両端942a,942bは上方へ湾曲していて、一端(図示の例では左端)942aが前記案内通路部用部材951の下端と当接するようになっている。前記第一転動通路面942の前端には、その両端付近947を除いて前記遊技球落下防止壁946が形成され、前記遊技球落下防止壁946の無い両端付近947から遊技球が前記第二転動通路面943へ落下可能にされている。前記第二転動通路面943は、中央部943aが上方へ膨らんで湾曲した形状からなり、前記湾曲した中央部943aの両側の前端が下方へ向けた凹部943bとされ、前記凹部943bから遊技球が下方へ落下可能に構成されている。なお第二転動通路面943の両端943cは垂直壁となって、それ以上遊技球が水平方向へ転動できないようになっている。
前記案内通路部用部材951は、後面が開放された上下方向の筒状部952を有し、前記筒状部952の前面に上方へ開口した遊技球進入部953が設けられている。前記案内通路部用部材951は、第二区画部材の一部に相当し、前記特定装飾部材961の左前面の略垂直部961aに組み合わされることにより、前記案内通路部(前記第一転動通路空間)975を構成し、前記遊技球進入部953から進入した遊技球が前記案内通路部用部材951の下端から前記転動通路面用部材941の第一転動通路面942の左端に流下可能になっている。前記案内通路部用部材951は、前記本体部材931の後面に形成されている固定部933bに嵌合固定され、前記本体部材931と前記特定装飾部材961とで挟持される。
前記特定装飾部材961は、前記装飾部材910の後面を構成すると共に前記表示装置(電気的遊技装置)900の前面外周を保護する保護部材を構成し、前記表示装置(電気的遊技装置)900と前記転動通路面用部材941の間に設けられる。さらに、前記特定装飾部材961は、前記転動通路面用部材941との関係においては、請求項1及び4における、前後方向に組み合わされる第一区画部材又は第二区画部材に相当する。本実施例では、前記特定装飾部材961は、後方側から組み合わされる第一区画部材とされ、前記転動通路面用部材941(第二区画部材)との組合せによって前記揺動通路部(第二転動通路空間)973を構成する。なお、本実施例では、第一区画部材と第二区画部材が前後方向に組み合わさる構成にしているが、それに限るものではなく、例えば、第一区画部材と第二区画部材が遊技盤3に対して左右方向や斜め方向に組み合わさる構成としてもよい。これにより、どの方向においても立体装飾部や接触防止部を設けることが可能であり、また装飾性を高めることが可能であり、遊技球が安定して転動することが可能である。また、転動通路空間を構成する第一区画部材と第二区画部材のうち、本実施例では、第一区画部材に相当する前記特定装飾部材961は一体的に形成されているが、それに限るものではなく、例えば、第一区画部材が少なくとも2つの異なる第三区画部材と第四区画部材により構成され、第一転動通路空間を第二区画部材の一部(本実施例では案内通路部用部材951)と前記第三区画部材で構成し、第二転動通路空間を前記第一転動通路空間用の第二区画部材の部分とは異なる第二区画部材の一部(本実施例では転動通路面用部材941)と前記第四区画部材で構成するものとしてもよい。第一区画部材を少なくとも2つの区画部材で構成したことにより、一体的に構成されたものよりも転動通路空間をより多様な方向に形成することが可能であり、遊技球の動きも多様になる。また、本実施例において、前記第二区画部材は、前記案内通路部用部材951と前記転動通路面用部材941との別部材により構成されているが、それに限るものではなく、一つの部材(すなわち、前記案内通路部用部材951と前記転動通路面用部材941が一体に形成されている部材)で前記第二区画部材を構成してもよい。
前記特定装飾部材961は、前記本体部材931とほぼ等しい大きさの枠形状からなり、中央が表示装置900用の窓962として開口し、前記窓962の下方が前記起立面963とされ、前記起立面963の上端963aから所定距離下方位置に前記第一転動通路面942が位置するように、前記転動通路面用部材941が前記起立面963の前側に組み合わされる。前記第一転動通路面942から前記起立面963の上端963aまでの距離は、前記遊技球の直径以上とされている。前記転動通路面用部材941における前記第一転動通路面942の後端の前記略半円形切り欠き944と対向する前記起立面963の略中央位置には、遊技球が通過できる大きさで後方へ湾曲した凹面からなる前記遊技球誘導部964が上下方向に形成され、前記遊技球誘導部964の下端964aは前方へ屈曲して前記本体部材931の前面下部の球出口935に通じるようにされている。なお、前記遊技球誘導部964と前記第一転動通路面942における略半円形の切り欠き944との組合せによって、前記遊技球落下用孔965が構成される。
前記起立面963の前面には、前記遊技球誘導部964の左右に前記立体装飾部967が形成されている。前記立体装飾部967は、前記起立面963において前記第一転動通路面942を転動する遊技球の最上部(頂部位置)よりも下方側に形成されている。
前記特定装飾部材961は、前記窓962の周辺に形成されている固定用孔968を介して前記本体部材931の固定部933aにネジ止め固定される。また、前記特定装飾部材961と前記本体部材931間に前記転動通路面用部材941と前記案内通路部用部材951が挟持される。
このようにしてなる前記装飾部材910は、前記表示装置900の前面外周を包囲するようにして前記遊技盤3の前面に、前記本体部材931の遊技盤取付部934をネジ止めすることにより取り付けられ、前記遊技球誘導部964の直下に前記始動入賞口10が位置するように配設される。そして、前記遊技領域6を流下する遊技球が前記装飾部材610の遊技球進入部953から進入すると、前記遊技球は、前記案内通路部(前記第一転動通路空間)975を略垂直に流下して前記揺動通路部(前記第二転動通路空間)973の前記第一転動通路面942に至り、前記第一転動通路面942における前記立体装飾部967の前方を略水平方向へ転動する。その際、前記第一転動通路面942には前記接触防止部945が前記立体装飾部967の前方に形成されているため、前記案内通路部(前記第一転動通路空間)975から前記揺動通路部(前記第二転動通路空間)973の前記第一転動通路面942に至った遊技球は、前記接触防止部945の前面に沿って前方側へ進路変更しながら水平方向へ転動することになり、前記立体装飾部967に接触するのを避けて失速することなく転動することが可能になる。また、前記第一転動通路面942の水平方向の中央に至った遊技球は、前記遊技球落下用孔965から落下し、前記遊技球誘導部964を通って前記装飾装置910の前面下部の球出口935から排出され、前記装飾装置910の下方の前記始動入賞口10へ誘導される。その際、前記第一転動通路面942の略中央部の前端には前記遊技球落下防止壁946が存在するため、前記第一転動通路面942の略中央部の前端から前記第二転動通路面943へ落下するのが低減され、前記遊技球落下用孔965から落下して前記遊技球誘導部964により前記始動入賞口10へ誘導され易くなる。また、前記第一転動通路面942の両端付近では前記遊技球落下防止壁945が存在しないため、前記第一転動通路面942から前記第二転動通路面943へ落下するのが可能である。
前記始動入賞口10には、2つの可動片(羽根状役物)10a,10bが設けられ、前記2つの可動片10a,10b間が、始動入賞領域(請求項11の「入賞領域」に相当する。)とされ、前記装飾部材910における前面下部の球出口935から排出された遊技球が前記入賞領域へ落下誘導されるようになっている。前記2つの可動片10a,10bは、背面の始動入賞口用ソレノイドにより略垂直な平行状態と、略V字形(逆ハの字形)をした拡開状態間を変化可能とされている。前記可動片10a,10bが略垂直な平行状態になると、遊技球が前記可動片10a,10b間を通って始動入賞口10へ入球し難くなり、それに対し、前記可動片10a,10bが拡開状態になると、遊技球が前記可動片10a,10b間を通って前記始動入賞口10へ入球しやすくなる。本実施例では、前記可動片10a,10bは、通常時に略垂直状態とされ、前記普通図柄表示部902の普通図柄(小当たり判定図柄)が変動した後、予め決められた特定の普通図柄で確定停止表示されて小当たり(普通図柄当たり)が表示されることにより、前記拡開状態となる。
また、前記遊技盤3の背面には、前記始動入賞口10に入球(入賞)した遊技球を検出する特別図柄変動開始スイッチ(始動入賞口センサー)が入球遊技球(入賞球)用通路に設けられており、該入球遊技球(入賞球)が検出されると、遊技の大当たりを判定するための大当たり判定用乱数が取得され、前記特別図柄柄表示部901で特別図柄の変動が開始される。そして、前記取得された大当たり判定用乱数が大当たりであったことを契機に、前記特別図柄表示部901で特別図柄が特定の図柄組み合わせで停止表示されて大当たりが表示される(請求項1における「遊技状態の報知」の一種に相当する。)と共に、大当たりまでの通常遊技に比べ遊技者にとって有利な特別遊技が実行される。
前記普通図柄変動開始用ゲート19は、小当たり用始動入賞口に相当するものであり、前記遊技盤3の背面には遊技球が前記普通図柄変動開始用ゲート19に入球したことを検出する普通図柄変動開始スイッチを備えている。前記普通図柄変動開始スイッチで遊技球が検出されると、遊技の小当たりを判定するための小当たり判定用乱数が取得され、前記普通図柄表示部902で普通図柄の変動が開始する。前記取得された小当たり判定用乱数が小当たりの場合には、前記普通図柄表示部902で普通図柄が特定の図柄で停止表示されることによって小当たりが表示され、前記始動入賞口10の前記可動片10a,10bが拡開状態になる。
また、前記左袖入賞口23と右袖入賞口25には入賞球(入球遊技球)を検出する左袖入賞口用検出スイッチと右袖入賞口用検出スイッチが、他方前記左落とし入賞口27と右落とし入賞口29には入賞球(入球遊技球)を検出する左落とし入賞口用検出スイッチと右落とし入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技盤背面に設けられている。
前記大入賞口15は、遊技盤背面の大入賞口開放用ソレノイドによって開閉する開閉板61を備えている。この大入賞口15は、通常は開閉板61が閉じた状態とされ、当該大入賞口15の一部には、該大入賞口15が開いた際に開口して入賞(入球)可能にする特定領域入賞口63を有する。さらに、前記特定領域入賞口63には、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉される開閉扉(図示せず)が設けられている。また、前記特定領域入賞口63には特定領域入賞口63への入賞球(入球遊技球)を検出する特定入賞球検出スイッチ(特定領域センサー)が設けられ、該入賞球の検出により大入賞口15を再度開ける継続権利が成立するようにされている。前記大入賞口15内の略中央には、前記大入賞口15に入賞し、かつ前記特定領域入賞口63に入賞しなかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチ(カウントセンサー)が設けられている。
前記大入賞口15は、前記特別遊技状態時に前記開閉板61が開いて前記遊技領域6の表面を落下してくる遊技球を受け止め、前記大入賞口15へ入賞(入球)可能にする。そして、前記大入賞口15への入賞があると、賞球払出装置により所定数の遊技球が賞球として払い出される。前記大入賞口15の開閉板61は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは前記入賞球数カウントスイッチ(カウントセンサー)で検出された入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされている。
また、前記大入賞口15の開放中又は大入賞口15が閉じてから約2秒以内に、前記特定領域入賞口63への入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出すると、前記大当たりを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数(例えば最高15回又は13回)、前記開閉板61の開放を繰り返すようになっている。
前記発射装置64は、操作レバー65の操作により遊技機内側の発射モータが作動して遊技球を弾発発射するようになっている。前記発射装置64により発射された発射球は、前記遊技盤面に立設された外側誘導レール4と内側誘導レール5間で構成される発射球誘導路を介して遊技領域6に誘導される。前記発射球誘導路により遊技領域6に誘導された遊技球は、転動しつつ下方へ落下し、前記始動入賞口10や各入賞口に入賞(入球)するか、或いは何処にも入賞(入球)しなければ前記アウト口17から遊技盤3の裏側へ排出される。
また、前記弾球遊技機1の裏側には、遊技を制御するための複数の制御基板(基板には制御回路が組み込まれている。)や装置が設けられている。図2は遊技機1の裏面を示すものであり、前記制御基板の主なものとして、主制御基板100、表示制御基板110、ランプ制御基板120、払出制御基板130、音声制御基板140、電源基板150、発射制御基板160等が示されている。符号131は払出装置(貸球払出装置と賞球払出装置)を示す。
前記主制御基板100は、プログラムに従って制御動作を行うCPU、該CPUのワーク用メモリとして機能するRAM、遊技制御用プログラムを記憶するROMを備え、前記プログラムの実施により初期設定、データの取得、大当たり当否判定、特別遊技の実行、データの記憶、データの読み出し、記憶、小当たり判定等、遊技の主制御を行う。前記主制御基板100から出力される制御信号(コマンド)は、表示制御基板110やランプ制御基板120等の種々の副制御基板や装置を制御する。
前記表示制御基板110は、CPU,RAM,ROMを有し、入力回路を介して前記主制御基板100と接続され、また出力回路を介して前記表示装置900の特別図柄表示部901及び普通図柄表示部902に接続されている。前記表示制御基板110では、前記主制御基板100から特別図柄の変動態様、停止特別図柄、各種遊技状態の制御信号(コマンド)を受信し、受信した制御信号に基づいて前記特別図柄表示部901における遊技の作動状態を制御し、遊技状態の報知を行うと共に前記普通図柄表示部902を制御する。
前記ランプ制御基板120は、前記枠飾り左上ランプ35a、枠飾り右上ランプ35b、枠飾り左ランプ35c、枠飾り右ランプ35dが接続され、前記各種ランプの発光制御を行う。
前記払出制御基板130では、前記払出装置(貸球払出装置と賞球払出装置)131による遊技媒体(賞品球や貸球)の払い出しを制御し、また前記発射制御基板160が接続されて前記発射装置64による遊技球の発射を制御し、その他前記プリペイドカードユニット66を制御する。
前記音声制御基板140は、音声発生手段としてのスピーカ38が接続され、前記主制御基板100から受信した音声制御信号(コマンド)に基づいて前記スピーカ38からの音声発生を制御する。
また、前記主制御基板100には、入出力回路あるいは中継経路を経て各種センサやスイッチ及びソレノイド等が接続されている。その他、前記主制御基板100には、電源基板150が接続されている。
なお、本発明は前記の実施例に限定されるものではなく発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更されてもよい。また、本実施例では、前記転動通路面と前記立体装飾部は別体で構成されているが、それに限るものではなく、少なくとも一部を一体に形成してもよい。一体に構成することで、少ない部材で装飾部材(転動部材)を形成することが可能である。また、本実施例では、装飾部材(転動部材)をセンター役物に適用したが、それに限るものではない。さらに、本実施例では前記接触防止部は、前記転動通路面の側に形成されているが、それに限るものではなく、前記立体装飾部の側に形成しても、あるいは双方に形成してもよい。さらにまた、本実施例では、前記遊技球誘導部によって遊技球が誘導される入賞領域として始動入賞口の入賞領域を示したが、それに限るものではなく、他の入賞口でもよい。
また、本実施例では、遊技球進入部から遊技球を略垂直方向へ落下させるようにしているが、それに限られるものではなく、遊技球進入部から遊技球が略水平方向へ進入するようにしてもよい。さらに、第一転動通路面の前端の遊技球落下防止壁に立体装飾部を第二転動通路面側へ向けて形成し、前記接触防止部を第二転動通路面に設けてもよい。
本発明の一実施例に係る遊技機全体を示す正面図である。 同遊技機の裏面図である。 同遊技機においてセンター役物に用いられる装飾部材の斜視図である。 同装飾部材の正面図である。 図4のA−A断面図及び接触防止部が無い場合のA−A参考断面図である。 同装飾部材について前面飾り部材を省略して示す分解斜視図である。 同装飾部材について特定装飾部材(第一区画部材)と転動通路面用部材と案内通路部用部材の分解斜視図である。 同装飾部材について特定装飾部材(第一区画部材)と転動通路面用部材と案内通路部用部材を組み合わせた状態の斜視図である。 図8のB矢視図である。
符号の説明
3 遊技盤
6 遊技領域
9 センター役物
10 始動入賞口
900 表示装置(電気的遊技装置)
901 特別図柄表示部
902 普通図柄表示部
910 装飾部材(転動部材)
925 前面飾り
931 本体部材
941 転動通路面用部材(第二区画部材)
942 第一転動通路面
943 第二転動通路面
945 接触防止部
949 転動通路面
951 案内通路部用部材(第二区画部材)
953 遊技球進入部
961 特定装飾部材(第一区画部材)
967 立体装飾部
971 転動通路空間
973 揺動通路部(第二転動通路空間)
975 案内通路部(第一転動通路空間)

Claims (20)

  1. 遊技球が打ち込まれる遊技領域の形成された遊技盤と、
    前記遊技盤上に設けられ、遊技球進入部と前記遊技球進入部から進入してきた遊技球を転動させた後に落下させる転動通路空間とを有する転動部材と、
    を備えた弾球遊技機において、
    前記転動通路空間は第一区画部材と第二区画部材で構成されており、前記第一区画部材と前記第二区画部材のうち何れか少なくとも一方の区画部材には前記転動通路空間内に突出した立体装飾部を設ける一方、前記遊技球進入部から前記転動通路空間に進入してきた遊技球を前記立体装飾部に接触するのを避ける方向へ進路変更させる接触防止部を、前記遊技球進入部から離して前記転動通路空間内に設け、
    前記転動通路空間のうち遊技球が転動可能な転動可能幅を、前記遊技球進入部から前記接触防止部までの区間よりも前記接触防止部が設けられた区間の方で幅狭にしたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記接触防止部は、前記遊技球進入部から進入してきた遊技球を徐々に進路変更可能なように前記遊技球進入部側の端部が流線形からなることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記転動通路空間は、第一転動通路空間と第二転動通路空間が連通してなり、
    前記第一転動通路空間は、上方に前記遊技球進入部が形成されると共に前記遊技球進入部から進入した遊技球を略垂直方向へ流下させるように略垂直に配設される一方、
    前記第二転動通路空間は、前記第一転動通路空間から流下してきた遊技球の変動方向を略水平方向へ変更可能に略水平に配設されると共に、前記第二転動通路空間内に前記立体装飾部及び前記接触防止部が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記第一区画部材と前記第二区画部材とは、前記遊技盤に対して、前後方向に組み合わされており、前記第一区画部材と前記第二区画部材のうち後方側の区画部材に前記立体装飾部を設けたことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  5. 遊技球が打ち込まれる遊技領域の形成された遊技盤と、
    遊技状態を報知する電気的遊技装置と、
    前記遊技領域に配設され、前記電気的遊技装置を装飾する装飾部材と、
    を備え、
    前記装飾部材が、前記装飾部材に進入してきた遊技球を転動させた後に落下させる転動通路空間を有する弾球遊技機において、
    前記転動通路空間には、遊技球が転動する転動通路面と、前記転動通路面に近接すると共に凹部と凸部の双方あるいは一方の何れかにより形成されて前記転動通路面との位置関係が略垂直の立体装飾部と、前記転動通路面と前記立体装飾部との近接領域に、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触することを防止するために形成された接触防止部と、
    を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  6. 前記転動通路面の少なくとも一部と前記立体装飾部の少なくとも一部は別部材で構成され、前記接触防止部は、前記転動通路面側と前記立体装飾部側の双方あるいは何れか一方に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 前記転動通路面の少なくとも一部と前記立体装飾部の少なくとも一部は一体に形成され、前記接触防止部は、前記転動通路面側と前記立体装飾部側の双方あるいは何れか一方に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  8. 前記装飾部材は、前記転動通路面の形成された転動通路面用部材と、前記立体装飾部の形成された特定装飾部材とを少なくとも備え、
    前記特定装飾部材が、前記電気的遊技装置と前記転動通路面用部材との間に設けられると共に前記電気的遊技装置の少なくとも一部を保護する保護部材であることを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
  9. 前記接触防止部が、前記転動通路面用部材又は前記特定装飾部材の双方又は何れか一方に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の弾球遊技機。
  10. 前記接触防止部は、前記転動通路面を転動する遊技球が接触する遊技球接触面を備え、前記遊技球接触面が平坦面であることを特徴とする請求項5から9の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  11. 前記遊技領域には遊技球の入賞領域が設けられ、前記転動通路空間には前記転動通路面を転動する遊技球を落下させて前記入賞領域へ誘導する遊技球誘導形状からなる遊技球誘導部を設けたことを特徴とする請求項5から10の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  12. 前記接触防止部は、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触しないように前記遊技盤に対して前方方向に厚みを有することを特徴とする請求項5から11の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  13. 前記立体装飾部は、前記転動通路面を転動する遊技球の最上部よりも下方側に前記凹部と前記凸部の双方あるいは一方の少なくとも一部が形成されていることを特徴とする請求項5から12の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  14. 前記転動通路空間は、前記遊技球が揺動可能な揺動通路部と、前記遊技領域を流下する遊技球を前記揺動通路部へ案内する案内通路部とよりなり、前記揺動通路部に前記接触防止部を設けたことを特徴とする請求項5から13の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  15. 前記案内通路部と前記揺動通路部の連通部分に前記接触防止部の端部が位置すると共に、前記接触防止部の端部は、前記案内通路部側から前記揺動通路部側へかけて厚みが漸増していることを特徴とする請求項14に記載の弾球遊技機。
  16. 前記案内通路部は遊技球を略垂直方向へ流下可能に略垂直に配設される一方、前記揺動通路部は前記案内通路部を流下して案内されてきた遊技球の転動方向を略水平方向へ変更可能に略水平に配設されることを特徴とする請求項14又は15に記載の弾球遊技機。
  17. 前記装飾部材には、前記遊技盤に対する着脱自在な遊技盤取付部を備えることを特徴とする請求項5から16の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  18. 前記転動通路面には前記接触防止部よりも遊技盤の前方側に、かつ前記接触防止部との間に遊技球の転動可能な間隔をあけて遊技球落下防止壁を形成したことを特徴とする請求項5から17の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  19. 前記転動通路面は、前記遊技盤の前面に対して略平行な第一転動通路面と前記第一転動通路面の前方下方側にあって前記遊技盤の前面に対して略平行な第二転動通路面とを備え、前記第一転動通路面の後方側に前記立体装飾部が位置することを特徴とする請求項5から18の何れか一項に記載の弾球遊技機。
  20. 遊技球が打ち込まれる遊技領域の形成された遊技盤と、
    前記遊技領域に配設された装飾部材と、
    を備え、
    前記装飾部材は前記装飾部材に進入してきた遊技球を転動させた後に落下させる転動通路空間を有する弾球遊技機において、
    前記転動通路空間には、遊技球が転動する転動通路面と、前記転動通路面に近接する凹部と凸部の双方あるいは一方の何れかにより形成されて前記転動通路面との位置関係が略垂直の立体装飾部と、前記転動通路面と前記立体装飾部との近接領域に、前記転動通路面を転動する遊技球が前記立体装飾部に接触することを防止するために形成された接触防止部と、
    を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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