JP2005152352A - 車両用シート装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
運転手が居眠りし易い状態又は疲労感を感じている状態において、自動的に運転手に刺激を与えることができ、運転の安全性を高めることが可能な車両用シート装置を提供する。
【解決手段】
居眠りし易い運転手の状態又は疲労感を感じている運転手の状態を検知するカーナビゲーションシステム20、スピードメータ30及びステアリングホイール40が繋がっており、それらで検知された情報を解析するコンピュータCと、コンピュータCで解析された情報によって駆動するサイドサポートアジャスタ12、サイドサポートアジャスタ14、ランバサポートアジャスタ16及びバイブレータ19a〜19cとを備え、それらの駆動によって運転手に刺激を与える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用シート装置に関する。
従来の車両用シート装置としては、特許文献1に記載されたものが知られている。この車両用シート装置には着座位置調整装置としてのランバサポートアジャスタが設けられている。ランバサポートアジャスタには、エアーバックからなるランバサポートと、ランバサポート内に空気を送るコントローラとが備えられている。コントローラには、ランバサポート内の圧力を調節する圧力調節機能と、ランバサポートの形状の保持や伸縮を選択する選択機能とを有している。
このような車両用シート装置では、コントローラの選択機能でランバサポートの形状の伸縮を運転手自らが選択することによって、ランバサポートを伸縮させることができる。こうして、ランバサポートアジャスタがマッサージ機能を発揮して、運転手に刺激を与えることとなる。このため、車両用シート装置に着座する運転手の疲労を取り除くことができる。
特開平9−37891号公報
しかし、上記記載の車両用シート装置では、運転手自らが意識していない状態において、ランバサポートの形状を伸縮させることができない。
すなわち、運転手自らが意識していない状態とは、運転手が居眠りし易い状態又は疲労感を感じている状態のような場合である。このような場合、ランバサポートの形状が自動的に伸縮しないことから、運転手に刺激を与えることができない。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、運転手が居眠りし易い状態又は疲労感を感じている状態において、自動的に運転手に刺激を与えることができ、運転の安全性を高めることが可能な車両用シート装置を提供することを解決すべき課題としている。
上記課題を解決するために本発明において講じた技術的手段は、請求項1に記載の車両用シート装置のように、運転状態を検知する状態検知手段と、状態検知手段で検知された状態を解析する解析手段と、解析手段で解析された前記情報によって駆動する駆動手段とを備え、駆動手段の駆動によって運転手に刺激を与えることを特徴とする車両用シート装置としたことである。
また、本発明において講じた技術的手段は、請求項2に記載の車両用シート装置のように、状態検知手段は、ナビゲーション装置、速度計測装置又は操舵装置の少なくとも1つに備えられていることを特徴としている。
さらに、本発明において講じた技術的手段は、請求項3に記載の車両用シート装置のように、駆動手段は振動装置又は着座位置調整装置の少なくとも1つであることを特徴としている。
また、本発明において講じた技術的手段は、請求項4に記載の車両用シート装置のように、解析手段は、駆動手段の初期位置を記憶する初期位置記憶機能を備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、状態検知手段によって、居眠りし易い運転手の状態又は疲労感を感じている前記運転手の状態を検知することができる。そして、解析手段によって、状態検知手段で検知された情報を解析することができる。こうして、解析手段で解析された情報によって駆動する駆動手段によって、自動的に運転手に刺激が与えられることとなる。このため、運転の安全性を高めることができる。
したがって、本発明の車両用シート装置では、運転手が居眠りし易い状態又は疲労感を感じている状態において、自動的に運転手に刺激を与えることができ、運転の安全性を高めることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、ナビゲーション装置、速度計測装置又は操舵装置の少なくとも1つに状態検知手段が備えられている。その際、例えば、ナビゲーション装置で渋滞情報が表示された場合、速度計測装置で速度が一定時間の間に変化しない場合、操舵装置で操舵角が一定時間の間に変化しない場合等によって、運転手の居眠りし易い状態又は疲労感を感じている状態を検知することができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、駆動手段が、振動装置又は着座位置調整装置の少なくとも1つであるため、これらによって、運転手に居眠り又は疲労感を抑制するための刺激が確実に与えられることとなる。
また、請求項4に記載の発明によれば、解析手段が駆動手段の初期位置を記憶する初期位置記憶機能を備えているため、解析手段の初期位置記憶機能によって駆動手段を初期位置に戻すことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、実施形態を参照しつつ図面を基に説明する。
(実施形態)
実施形態の車両用シート装置10は、図1に示すように、車両室10内に設けられている。車両室50内のフロントハウジング50aには、ナビゲーション装置としてのカーナビゲーションシステム20、速度計測装置としてのスピードメータ30、操舵装置としてのステアリングホイール40が備えられている。こうして、カーナビゲーションシステム20、スピードメータ30及びステアリングホイール40が状態検知手段である。なお、速度計測装置として図示しない車速センサーを用いてもよく、操舵装置としてステアリングホイール40を備えたステアリング装置(図示しない)を用いてもよい。
このような状態検知手段は、解析手段としてのコンピュータCに繋がっている。このコンピュータCは、車両用シート装置10に内蔵されている。なお、このコンピュータCは、車両用シート装置10に内蔵されている場合に限定されず、車両内に設けられている場合もあり得る。そして、コンピュータCでは、状態検知手段で検知された情報を解析することができるようになっている。また、後述する車両用シート装置10における駆動装置の初期位置を記憶する初期位置記憶機能も備えられている。
コンピュータCを備えた車両用シート装置10は、座面部10a、背面部10b及び後頭部10cに区分されている。そして、座面部10aの両側面側にはサイドサポートアジャスタ12が内蔵されており、その中央にはバイブレータ19aが内蔵されている。また、背面部10bの両側面にはサイドサポートアジャスタ14が内蔵されており、その中央にはランバサポートアジャスタ16及びバイブレータ19bが内蔵されている。さらに、後頭部10cにはバイブレータ19cが内蔵されている。こうして、駆動装置としてのサイドサポートアジャスタ12、サイドサポートアジャスタ14、ランバサポートアジャスタ16及びバイブレータ19a〜19cが車両用シート装置10に内蔵されている。ここで、サイドサポートアジャスタ12、サイドサポートアジャスタ14及びランバサポートアジャスタ16を着座位置調整装置としており、バイブレータ19a〜19cを振動装置としている。なお、バイブレータ19a〜19cに替えて、もみ玉を振動装置として内蔵させることも可能である。
以上のようにして構成される車両用シート装置10では、サイドサポートアジャスタ12、サイドサポートアジャスタ14、ランバサポートアジャスタ16及びバイブレータ19a〜19cが運転手の好みの位置に調整される。その際、後述するコンピュータCには、初期位置記憶機能が備えられており、その位置が初期位置として記憶される。
こうして、車両用シート装置10に運転手が着座して車両を運転する際、以下のような作用を奏する。
すなわち、運転手が居眠りし易い状態(又は疲労感を感じている状態)としては、カーナビゲーションシステム20において道路の渋滞情報が表示され、渋滞情報で表示された道路を車両が通過している場合がある。そして、その場合において、所定時間の間、スピードメータ30における車両のスピードが所定速度以下になっており、また、ステアリングホイール40が所定操舵角の範囲内での変動になっておれば、それらの情報をコンピュータが解析する。
例えば、カーナビゲーションシステム20において渋滞情報が表示された道路を通過する場合において、10〜60分間、スピードメータ30が5〜30km/h以下を示し、ステアリングホイールの操舵角が±10〜15deg以下である場合、それらの情報をコンピュータCが解析する。
その際、コンピュータCにおいて、運転時間、気温又は湿度等といった他の情報等も鑑みながら、運転手の居眠りし易い状態や疲労感を感じている状態か否かを解析することとなる。
こうして、コンピュータCで解析された情報によって、車両用シート装置10に内蔵されたサイドサポートアジャスタ12、サイドサポートアジャスタ14、ランバサポートアジャスタ16及びバイブレータ19a〜19cが所定のパターンで駆動される。その際、運転手の体をずらしたり、その体を振動させたり、その体のマッサージを行ったり等、運転手の体に負担をかけない程度の刺激が与えられることとなる。こうして、運転手の居眠りを防止したり、運転手の疲労感を取り除いたりすることができる。
こうして、サイドサポートアジャスタ12、サイドサポートアジャスタ14、ランバサポートアジャスタ16及びバイブレータ19a〜19cが駆動された後、それらは、コンピュータによって、上述した初期位置に戻ることとなる。
こうして、車両用シート装置では、運転手に居眠り(又は疲労感)を抑制するための刺激が自動的に与えられることとなる。このため、運転の安全性を高めることができる。
したがって、実施形態の車両用シート装置では、運転手が居眠りし易い状態又は疲労感を感じている状態において、自動的に運転手に刺激を与えることができ、運転の安全性を高めることができる。
実施形態に係り、車両用シート装置の全体斜視図である。
符号の説明
20、30、40…状態検知手段(20…ナビゲーション装置(カーナビゲーションシステム)、30…速度計測装置(スピードメータ)、40…操舵装置(ステアリングホイール))
C…解析手段(コンピュータ)
12、14、16、19a〜19c…駆動手段(着座位置調整装置(12…サイドサポートアジャスタ、14…サイドサポートアジャスタ、16…ランバサポートアジャスタ)、振動装置(19a〜19c…バイブレータ))
10…車両用シート装置

Claims (4)

  1. 運転状態を検知する状態検知手段と、該状態検知手段で検知された状態を解析する解析手段と、該解析手段で解析された前記情報によって駆動する駆動手段とを備え、該駆動手段の駆動によって運転手に刺激を与えることを特徴とする車両用シート装置。
  2. 前記状態検知手段は、ナビゲーション装置、速度計測装置又は操舵装置の少なくとも1つに備えられていることを特徴とする請求項1記載の車両用シート装置。
  3. 前記駆動手段は、振動装置又は着座位置調整装置の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の車両用シート装置。
  4. 前記解析手段は、前記駆動手段の初期位置を記憶する初期位置記憶機能を備えていることを特徴とする請求項3記載の車両用シート装置。
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