JP2005152029A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005152029A
JP2005152029A JP2003390964A JP2003390964A JP2005152029A JP 2005152029 A JP2005152029 A JP 2005152029A JP 2003390964 A JP2003390964 A JP 2003390964A JP 2003390964 A JP2003390964 A JP 2003390964A JP 2005152029 A JP2005152029 A JP 2005152029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
effect
control board
gaming machine
notification
privilege
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003390964A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4419530B2 (ja
Inventor
Masahiro Takeuchi
正博 竹内
Yoshio Wakana
芳生 若菜
Makoto Tayui
誠 田結
Hidekatsu Takeuchi
英勝 竹内
Seiichi Yanagawa
誠市 梁川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takeya Co Ltd
Original Assignee
Takeya Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takeya Co Ltd filed Critical Takeya Co Ltd
Priority to JP2003390964A priority Critical patent/JP4419530B2/ja
Publication of JP2005152029A publication Critical patent/JP2005152029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4419530B2 publication Critical patent/JP4419530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 遊技者に付与すべき特典である付与特典の通知に伴わせる演出の出現価値を損ねることなく、その出現頻度を向上させることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】 図柄制御基板47のCPUは、主制御基板35から変動指定コマンドを受信すると、他のパチンコ機から受信した変動指定コマンドが変動記憶領域に格納されているか否かを確認する(S400)。ここで、変動指定コマンドが格納されていれば、主制御基板35から受信した変動指定コマンドを破棄して、変動記憶領域から変動指定コマンドを取得し、この変動指定コマンドに従って、特別図柄の変動表示を開始する(S410〜S420)。そして、主制御基板35から図柄指定コマンドを受信する度に、図柄指定コマンドが示す特別図柄にて、変動表示している特別図柄の停止表示を開始し、図柄停止コマンドを受信した際に、全ての特別図柄を停止表示する(S425)。
【選択図】 図7

Description

本発明は、遊技に連係して遊技者に付与すべき特典である付与特典を決定し、演出を伴わせながら付与特典を遊技者に通知する遊技機に関する。
従来より、パチンコ遊技機の中の1つとして、遊技盤上に設けられたディスプレイに複数の図柄を変動表示させ、これらを停止表示させた際のこれらの組み合わせによって、遊技者に付与すべき特典である付与特典(例えば、「大当たり」や「はずれ」など)を遊技者に通知するパチンコ遊技機が開発されている。
このパチンコ遊技機では、一般的に、遊技に連係して抽選を行い、この抽選結果に基づいて、付与特典を決定する一方で、これとは別に、遊技に連係して抽選を行い、この抽選結果と、決定した付与特典とに基づいて、図柄の変動パターンを決定している。
ここで、図柄の変動パターンの中には、遊技者に大当たりの発生を期待させる様々なリーチパターンが設定されており、これらリーチパターンを付与特典の通知に伴わせることによって、付与特典に対する期待感を遊技者に抱かせ、パチンコ遊技の興趣を向上させている。又、これらリーチパターンの中には、「大当たり」を伴う確率を他のリーチパターンよりも高く設定されたスーパーリーチやプレミアムリーチなどがあり、これらを付与特典の通知に伴わせることによって、付与特典に対する遊技者の期待感をより一層高め、パチンコ遊技の興趣をより一層向上させている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−310940号公報(段落[0056]〜[0134]、図7〜図9)
ところで、上述した従来のパチンコ遊技機では、一般的に、スーパーリーチやプレミアムリーチなどの出現価値を高めるために、これらが出現する確率(出現率)が低く設定されており、パチンコ遊技に長時間臨んでも、これらが一向に出現せず、パチンコ遊技に対する遊技者の期待感を大いに損ねてしまうことがあった。そして、これを解決するために、これらの出現率を高く設定することが考えられるが、この場合、これらの出現価値が損なわれ、パチンコ遊技の興趣がその分低減してしまうことが考えられる。
そこで、本発明は、遊技者に付与すべき特典である付与特典の通知に伴わせる演出の出現価値を損ねることなく、その出現頻度を向上させることが可能な遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1記載の発明は、遊技に連係して第1の抽選を行い、該抽選結果に基づいて、遊技者に付与すべき特典である付与特典を決定する付与特典決定手段と、遊技に連係して第2の抽選を行い、該抽選結果と、付与特典とに基づいて、該付与特典に伴わせるべき演出である随伴演出を決定する随伴演出決定手段と、該随伴演出を伴わせながら付与特典を遊技者に通知する付与特典通知手段とを備えた遊技機であって、随伴演出決定手段により決定された随伴演出が、予め指定された演出である指定演出である場合に、その旨を示す通知である指定通知を他の遊技機に送信する通知送信手段と、他の遊技機から指定通知を受信すると、随伴演出決定手段の決定を無効にし、指定演出を随伴演出に決定する指定演出決定手段とを備えることを特徴とする。
この遊技機では、付与特典決定手段が、遊技に連係して第1の抽選を行い、この抽選結果に基づいて、付与特典を決定する一方で、随伴演出決定手段が、遊技に連係して第2の抽選を行い、この抽選結果と付与特典とに基づいて、随伴演出を決定し、付与特典通知手段が、付随演出を伴わせながら付与特典を遊技者に通知する。そして、随伴演出決定手段により決定された随伴演出が予め指定された指定演出である場合に、通知送信手段が、その旨を示す指定通知を他の遊技機に送信する。又、指定演出決定手段が、他の遊技機から指定通知を受信すると、随伴演出決定手段の決定を無効にし、指定演出を随伴演出に決定する。
つまり、当該遊技機にて一向に指定演出が随伴演出に決定されなくても、他の遊技機にて指定演出が随伴演出に決定されれば、当該遊技機は、指定演出を伴わせて付与特典の通知を行う。又、他の遊技機にて一向に指定演出が随伴演出に決定されなくても、当該遊技機にて指定演出が随伴演出に決定されれば、他の遊技機は、指定演出を伴わせて付与特典の通知を行う。即ち、指定演出を随伴演出に決定する確率を高く設定しなくても、指定演出の出現頻度を向上させることができる。
従って、本発明によれば、遊技者に付与すべき特典である付与特典の通知に伴わせる演出の出現価値を損ねることなく、その出現頻度を向上させることが可能な遊技機を提供できる。
尚、上述の遊技機が、ネットワークを介して他の遊技機と接続されている場合には、通知送信手段及び指定演出決定手段は、請求項2記載のように、該ネットワークを指定通知の送受信に用いれば良い。即ち、新たに伝送路を設けずとも、指定通知の送受信を行うことができる。
又、上述したいずれの遊技機においても、通知送信手段及び指定演出決定手段は、請求項3記載のように、指定通知の送受信に無線通信を用いても良い。即ち、遊技機同士をケーブルで接続せずとも、指定通知の送受信を行うことができる。
但し、無線通信の質は、遊技機の周囲の環境に大きく依存する。このため、無線通信では、請求項4記載のように、周囲の環境に応じて、電波、音波、光線のうちのいずれか1つを用いることが望ましい。つまり、電磁波ノイズの大きな環境では、音波や光線を無線通信に用い、音響ノイズの大きな環境では、電波や光線を無線通信に用い、光線が障害物などによって遮断されてしまう環境では、電波や音波を無線通信に用いることにより、無線通信にて指定通知の送受信を確実に行うことができる。
ところで、指定演出は、請求項5記載のように、遊技者にとって有利な付与特典を伴っていることを遊技者に期待させる演出である期待演出からなっていることが望ましい。
即ち、遊技者に期待感を抱かせながら付与特典の通知を行うことができるため、付与特典の通知の興趣をその分向上させることができる。
ここで、期待演出が、複数種類からなると共に、各種類に応じて、遊技者にとって有利な付与特典を伴う確率である信頼度がそれぞれ割り当てられている場合には、請求項6記載のように、通知送信手段は、随伴演出に決定された期待演出の信頼度に応じて、指定通知の送信範囲を決定する範囲決定手段を備えることが望ましい。
即ち、随伴演出に決定された期待演出の信頼度が大きい程、多くの遊技機に指定通知を送信するように範囲決定手段を設定すれば、遊技者にとって有利な付与特典の通知を受けた遊技者に多くの遊技者の関心が集まるため、遊技者にとって有利な付与特典の通知を受けた遊技者に大きな優越感を抱かせることができる。
尚、通知送信手段が指定通知の送信に無線通信を用いる場合には、範囲決定手段は、指定通知の送信強度を期待演出の信頼度に応じて変化させれば良い。又、通知送信手段が指定通知の送信にネットワークを用いる場合には、範囲決定手段は、指定通知の送信先を期待演出の信頼度に応じて限定すれば良い。
ところで、上述したいずれの遊技機においても、付与特典通知手段は、請求項7記載のように、画像、音声、光源、可動物体のうちの少なくとも1つを随伴演出に用いれば良い。即ち、これらによって、遊技者を楽しませることができる。
又、上述した遊技機はいずれも、請求項8記載のように、パチンコ遊技機もしくはスロット遊技機として好適に用いることができる。
即ち、パチンコ遊技機として用いる場合、付与特典としては、通常の「大当たり(通常当たり)」や、「はずれ」の他、次回の大当たりの発生率を通常よりも大きく設定する「確率変動当たり」や、付与特典の通知時間を通常よりも短く設定する「時間短縮当たり」、これら大当たりよりも遊技者に提供する賞球の数を少なく設定した「中当たり」や「小当たり」などが該当する。
一方、スロット遊技機として用いる場合、付与特典としては、「大当たり」や「はずれ」の他、大当たりよりも遊技者に提供する賞品メダルの数を少なく設定した「小当たり」などが該当する。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
まず、図1は、本実施形態におけるパチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」ともいう。)1の外観を示す平面図である。
図1に示すように、パチンコ機1は、当該パチンコ機1の筐体である外枠3と、この外枠3に開閉自在に取り付けられた内枠5とを備える。
そして、内枠5には、遊技を演出するために、遊技に連係して点灯させる3つの内枠ランプ7と、遊技者に遊技を提供する遊技盤9と、遊技者が遊技盤9上への遊技球の発射操作を行うためのハンドル11と、遊技盤9における遊技の結果として当該パチンコ機1から賞品として払い出される遊技球(賞球)を貯留する上受け皿13と、上受け皿13が遊技球を貯留しきれなくなるなどして、上受け皿13から排出される遊技球を受ける下受け皿15とが設けられている。
尚、遊技盤9上には、当該パチンコ遊技機1を装飾するためのセル画(図示せず)が描かれたセル板17が貼付されており、このセル板17上に遊技釘(図示せず)や各種装置が設けられている。
即ち、セル板17上には、LCD(Liquid Crystal Display)からなり、1〜9の数字やキャラクタ(本実施形態では、狼男、フランケン、ドラキュラ、魔女、ミイラ男)を要素とした3つの特別図柄を図中横方向に並べて表示したり、遊技に関わる各種画像を表示するディスプレイ19と、ディスプレイ19に表示される特別図柄の変動表示が保留されていることを遊技者に示す4つの特別図柄保留ランプ21と、特別図柄の変動表示を開始させるために遊技者が遊技球を投入する始動入賞装置23と、大当たり遊技の際に、遊技者が遊技球を投入する可動入賞装置25とが設けられている。尚、始動入賞装置23は、所謂、チューリップ式からなり、図中左右方向に開閉動作する1対の可動片231を備える。又、可動入賞装置25は、図中手前方向に傾倒動作して当該可動入賞装置25の入賞口を開放する開閉板251を備える。
又、セル板17上には、7セグメントLEDからなり、1桁の数字(本実施形態では0〜9)からなる普通図柄を変動表示する普通図柄表示装置27と、普通図柄の変動表示が保留されていることを遊技者に示す4つの普通図柄保留ランプ29と、遊技を演出するために、遊技に連係して点灯させる1対の遊技盤ランプ31と、遊技球の通過を検出する1対の始動ゲート33とが設けられている。
そして、セル板17上には、ディスプレイ19の設置部位を囲むように同心円状の点灯領域17a,17b,17cが設けられている一方、始動入賞装置23及び始動ゲート33の設置部位を囲むように、楕円形状の点灯領域17dが設けられ、遊技盤9に埋設された光源によってこれら点灯領域17a〜17dが点灯するように設定されている。
尚、このパチンコ機1には、当該パチンコ機1の機種を示す機種コードと、当該パチンコ機1を他のパチンコ機と区別するための識別番号とが割り当てられている。
次に、図2は、パチンコ機1における制御系統の一部を示す構成ブロック図である。
図2に示すように、パチンコ機1には、CPUやROM、RAM、通信インターフェイスなどを搭載してなり、当該パチンコ機1における遊技を統括する主制御基板35が具備され、この主制御基板35に、CPUやROM、RAM、通信インターフェイスなどを搭載してなる各種制御基板や、各種装置が接続されている。
即ち、主制御基板35には、まず、遊技球が始動ゲート33を通過したことを検出するゲートセンサ331と、始動入賞装置23の始動口に遊技球が投入されたことを検出する始動口センサ233と、始動入賞装置23の可動片231を駆動するソレノイド235とが接続されている。
又、主制御基板35には、可動入賞装置25の入賞口における特定領域に遊技球が投入されたことを検出する特定領域センサ253と、可動入賞装置25の入賞口における特定領域とは別の一般領域に遊技球が投入されたことを検出するカウントセンサ255と、可動入賞装置25の開閉板251を駆動するソレノイド257とが接続されている。
又、主制御基板35には、上受け皿13への賞球の払出を行う払出装置39を制御する賞球制御基板37と、パチンコ機1に設置されたスピーカ43を介して声や効果音、音楽などを出力する音声制御基板41とが接続されている。
更に、主制御基板35には、当該パチンコ機1に設置された各種ランプを点灯させるランプ制御基板45と、ディスプレイ19に特別図柄や遊技に関わる各種画像を表示したり、普通図柄表示装置27に普通図柄を表示する図柄制御基板47と、電気信号を超音波信号に変換して、外部に送信する超音波送信器49とが接続されている。
尚、ランプ制御基板45には、上述の特別図柄保留ランプ21や普通図柄保留ランプ29、内枠ランプ7、遊技盤ランプ31の他、点灯領域17aを点灯させる第1点灯ランプ91や、点灯領域17bを点灯させる第2点灯ランプ93、点灯領域17cを点灯させる第3点灯ランプ95、点灯領域17dを点灯させる第4点灯ランプ97が接続されている。又、ランプ制御基板45及び図柄制御基板47には、超音波信号を受信し、電気信号に変換する超音波受信器51が接続されている。
そして、この制御系統では、主制御基板35のCPUが、上述の各種制御基板や各種装置にコマンドを送信し、これら各種制御基板や各種装置が、このコマンドに従って動作する。
以下、遊技に関わる各種処理について詳述する。但し、普通図柄の変動表示やこれに伴う遊技(つまり、始動入賞装置23の始動口の開放)に関わる処理については、周知のパチンコ遊技機と同様であるため、ここでは説明を省略する。
最初に、主制御基板35のCPUが実行する各種処理について説明する。
まず、主制御基板35のCPUは、遊技者に付与すべき特典である付与特典の決定などに用いる4種類の乱数r1〜r4を発生する4種類のカウンタ処理をそれぞれ一定周期毎に起動し、発生した乱数r1〜r4を当該CPUのレジスタ領域に確保された乱数格納領域にそれぞれ格納する。ここで、本実施形態では、乱数r1は、0〜315の数値からなり、各数値がそれぞれ、「大当たり」や「はずれ」に対応づけられている。又、乱数r2は、0〜13の数値からなり、各数値がそれぞれ「確率変動当たり(以下、「確変当たり」という。)」や「通常当たり」に対応づけられている。又、乱数r3は、0〜13の数値からなり、各数値がそれぞれ各特別図柄に対応づけられている。又、乱数r4は、0〜51の数値からなり、各数値がそれぞれ特別図柄の変動パターンに対応づけられている。
尚、本実施形態のカウンタ処理は、乱数格納領域に格納する乱数r1〜r4の数値を初期値から最大値まで1づつ増加させたのち、再度、これらの初期値を乱数格納領域に格納する、所謂「+1方式」にて、乱数格納領域における乱数r1〜乱数r4の数値を循環するように設定されている。但し、「大当たり」に該当する乱数r1の循環周期を遊技者に容易に把握され、体感器などを用いたゴト行為が行われることを防止するために、乱数r1を発生するカウンタ処理は、乱数格納領域における乱数r1の数値が一巡する毎に、乱数格納領域に格納する乱数r1の初期値を1づつずらす、所謂「初期値更新型+1方式」にて、乱数格納領域における乱数r1の数値を循環するように設定されている。
そして、主制御基板35のCPUは、始動口センサ233から遊技球の検出信号を受信する度に、乱数格納領域における乱数r1,r2の数値を参照する乱数参照処理を起動し、参照した乱数r1,r2の数値を主制御基板35のRAMに確保された入賞記憶領域に順次格納する(但し、本実施形態では4組までを格納)。又、この際、主制御基板35のCPUは、入賞記憶領域に格納されている乱数r1,r2の組数を保留球の数としてランプ制御基板45に通知して、乱数r1,r2の組数(つまり、保留球の数)に対応づけてランプ制御基板45が点灯している特別図柄保留ランプ21の点灯数を更新させると共に、賞球制御基板37に賞球の払い出しを指令する。
ここで、図3は、主制御基板35のCPUが実行する遊技処理の流れを示すフローチャートである。尚、主制御基板35のCPUは、ほぼ一定の周期毎に、この遊技処理を起動する。
図3に示すように、本処理が起動されると、主制御基板35のCPUは、まず、入賞記憶領域に乱数r1,r2が格納されているか否かを確認する(S10)。ここで、乱数r1,r2が一切格納されていない場合には(つまり、数値がない旨を示すnull値が格納されている場合には)、本処理を直ちに終了する。
一方、乱数r1,r2が格納されている場合には、入賞記憶領域に格納した順序に従って、入賞記憶領域から1組の乱数r1,r2を取得したのち(S20)、入賞記憶領域に格納されている残りの乱数r1,r2の組数をランプ制御基板45に通知する(S30)。これにより、ランプ制御基板45は、特別図柄保留ランプ21の点灯数を更新する。
そして、現在の遊技の態様を確認したのち(S40)、取得した乱数r1が「大当たり」に該当するか否かを確認する(S50)。尚、主制御基板35のCPUのレジスタ領域には、通常よりも大当たりの発生率が高い遊技状態(確率変動状態)が発生しているか否かを示す確変フラグFを設定する態様記憶領域が確保されており、主制御基板35のCPUは、S40にて、この確変フラグFの状態を確認することで現在の遊技の態様を確認する(初期設定では、確変フラグF=0)。又、主制御基板35のROMには、乱数r1の数値と「大当たり」及び「はずれ」とを対応づけた参照テーブルが2種類設定されており、主制御基板35のCPUは、S50にて、この参照テーブルを参照することにより、取得した乱数r1が「大当たり」に該当するか否かを確認する。但し、確率変動状態が発生している場合には(確変フラグF=1)、乱数r1が通常よりも高い確率で「大当たり」に該当するように乱数r1の数値と「大当たり」及び「はずれ」とを対応づけた参照テーブルを用いる。又、確率変動状態が発生していない場合には(確変フラグF=0)、乱数r1が通常の確率で「大当たり」に該当するように乱数r1の数値と「大当たり」及び「はずれ」とを対応づけた参照テーブルを用いる。
ここで、S50にて、取得した乱数r1が「大当たり」に該当している場合には、予め設定された大当たり通知処理を実行し(S60)、又、「大当たり」に該当していない場合(つまり、「はずれ」に該当する場合)には、予め設定されたはずれ通知処理を実行する(S70)。そして、これら大当たり通知処理やはずれ通知処理の終了と共に、本処理を終了する。
ここで、図4は、上述の大当たり通知処理の流れを示すフローチャートである。
図4に示すように、本処理が起動されると、主制御基板35のCPUは、まず、乱数格納領域における乱数r4の数値を参照する(S100)。そして、この乱数r4の数値と、上述の遊技処理のS20にて取得した乱数r2の数値とに基づいて、特別図柄の変動パターンを決定すると共に(S105)、決定した変動パターンに基づいて、第1点灯ランプ91〜第4点灯ランプ97の点灯パターンを決定する(S110)。尚、主制御基板35のROMには、乱数r2,r4の数値と、大当たりを演出する様々な変動パターンとを対応づけた大当たりテーブルが設定されており、主制御基板35のCPUは、S105にて、この大当たりテーブルを参照することにより、変動パターンを決定する。又、主制御基板35のROMには、変動パターンと点灯パターンとを対応づけた点灯テーブルが設定されており、主制御基板35のCPUは、S110にて、この点灯テーブルを参照することにより、点灯パターンを決定する。
続いて、主制御基板35のCPUは、決定した変動パターンがスーパーリーチであるか否かを確認し(S115)、スーパーリーチでない場合には、本処理を直ちに後述のS135に移行する。
一方、S115にて、スーパーリーチである場合には、このスーパーリーチに割り当てられた「大当たり」を伴う確率である信頼度を確認すると共に(S120)、超音波送信器49における超音波信号の送信強度を決定する(S125)。尚、主制御基板35のROMには、スーパーリーチと信頼度とを対応づけた信頼度テーブルが設定されており、主制御基板35のCPUは、S120にて、この信頼度テーブルを参照することにより、信頼度の確認を行う。又、主制御基板35のROMには、信頼度と送信強度とを対応づけた送信強度テーブルが設定されており、主制御基板35のCPUは、S125にて、この送信強度テーブルを参照することにより、送信強度を決定する。但し、本実施形態では、信頼度が大きい程、送信強度が大きくなるように送信強度テーブルが設定されている。
送信強度を決定すると、主制御基板35のCPUは、当該パチンコ機1の機種コードと識別番号とからなる識別IDと、決定した変動パターンを示す変動指定コマンドと、決定した点灯パターンを示す点灯指定コマンドとをパケットに格納して、超音波送信器49から他のパチンコ機に送信する(S130)。
続いて、主制御基板35のCPUは、上述の変動指定コマンドを図柄制御基板47へ送信すると共に(S135)、上述の点灯指定コマンドをランプ制御基板45へ送信する(S140)。これにより、図柄制御基板47は、変動指定コマンドが示す変動パターンにて特別図柄の変動表示を開始し、又、ランプ制御基板45は、点灯指定コマンドが示す点灯パターンにて、第1点灯ランプ91〜第4点灯ランプ97の点灯を開始する。
そして、主制御基板35のCPUは、予め設定された大当たり停止指令処理を実行する(S145)。尚、この大当たり停止指令処理では、主制御基板35のCPUは、乱数r2の数値に対応する特別図柄を示す図柄指定コマンドを一定時間をおきながら図柄制御基板47へ送信したのち、更に一定時間をおいて、特別図柄の停止表示を指令する図柄停止コマンドを図柄制御基板47へ送信する。これにより、図柄制御基板47は、一定時間をおきながら、同一の特別図柄を順番に停止表示する。
この大当たり停止指令処理を終了すると、主制御基板35のCPUは、予め設定された大当たり遊技処理を実行したのち(S150)、遊技の態様を設定して(S155)、本処理を終了する。
尚、S150の大当たり遊技処理では、主制御基板35のCPUは、ソレノイド257を駆動して、開閉板251を傾動することにより、可動入賞装置25の入賞口(大入賞口)を開放し、特定領域センサ253やカウントセンサ255から遊技球の検出信号を受信する毎に、賞球制御基板37に賞球の払出を指令する。そして、これら特定領域センサ253やカウントセンサ255から一定数の検出信号を受信すると、ソレノイド257の駆動を停止して、可動入賞装置25の入賞口を閉鎖する。尚、この際、特定領域センサ253から一度でも検出信号を受信していれば、一定時間をおいたのち、ソレノイド257を再度駆動して、可動入賞装置25の入賞口を開放し、上述した一連の処理を再度実行する。一方、特定領域センサ253から一度も検出信号を受信していなかったり、可動入賞装置25の入賞口の開放回数が予め指定された回数に達している場合には、この大当たり遊技処理を直ちに終了する。
又、S155では、主制御基板35のCPUは、取得した乱数r2が「確変当たり」に該当している場合に、態様記憶領域に確変フラグF=1を設定する。一方、乱数r2が「通常当たり」に該当している場合に、態様記憶領域に確変フラグF=0を設定する。
ここで、図5は、上述のはずれ通知処理の流れを示すフローチャートである。
図5に示すように、本処理が起動されると、主制御基板35のCPUは、まず、大当たり通知処理のS100と同様に、乱数格納領域における乱数r4の数値を参照し(S200)、乱数r4の数値と、上述の遊技処理のS20にて取得した乱数r1とに基づいて、特別図柄の変動パターンを決定する(S205)。尚、主制御基板35のROMには、乱数r1,r4の数値と、はずれを演出する様々な変動パターンとを対応づけたはずれテーブルが設定されており、主制御基板35のCPUは、S205にて、このはずれテーブルを参照することにより、変動パターンを決定する。
そして、大当たり通知処理のS110〜S140と同様の処理を実行したのち(S210〜S240)、予め設定されたはずれ停止指令処理を実行して(S245)、本処理を終了する。
尚、このはずれ停止指令処理では、主制御基板35のCPUは、一定時間をおきながら乱数格納領域における乱数r3の数値を参照して、乱数r3の数値に対応する特別図柄を示す図柄指定コマンドを図柄制御基板47へ送信したのち、更に一定時間をおいて、図柄停止コマンドを図柄制御基板47へ送信する。但し、主制御基板35のCPUは、参照した乱数r3の数値のうちの少なくとも1つが他の数値と不一致となるタイミングにて、乱数r3を参照する。
これにより、図柄制御基板47は、一定時間をおきながら、少なくとも1つの特別図柄が他の特別図柄と不一致となるように、特別図柄を順番に停止表示する。
次に、図柄制御基板47のCPUが実行する各種処理について説明する。
まず、図6は、図柄制御基板47のCPUが実行する変動パターン受信処理の流れを示すフローチャートである。尚、図柄制御基板47のCPUは、超音波受信器51から上述のパケットを受信する毎に本処理を起動する。
図6に示すように、本処理が起動されると、図柄制御基板47のCPUは、まず、受信したパケットにおける識別IDの識別番号が当該パチンコ機1の識別番号と一致しているか否かを確認する(S300)。ここで、一致している場合(つまり、当該パチンコ機1から送信されたパケットある場合)には、後述のS310に移行したのち、本処理を終了する。
一方、S300にて、識別番号が不一致な場合(つまり、他のパチンコ機から送信されたパケットである場合)には、識別IDの機種コードが当該パチンコ機1の機種コードと一致しているか否かを確認し(S305)、不一致な場合(つまり、異なる機種である場合)には、パケットを破棄したのち(S310)、本処理を終了する。
一方、S305にて、機種コードが一致している場合(つまり、同一機種である場合)には、パケットから変動指定コマンドを抽出し(S315)、これを同一機種の他のパチンコ機にてスーパーリーチが発生した旨を示すリーチ通知として、図柄制御基板47のRAMに確保された変動記憶領域に格納し(S320)、本処理を終了する。
次に、図7は、図柄制御基板47のCPUが実行する図柄変動処理の流れを示すフローチャートである。尚、図柄制御基板47のCPUは、主制御基板35から変動指定コマンドを受信する度に本処理を起動する。
図7に示すように、本処理が起動されると、図柄制御基板47のCPUは、他のパチンコ機から受信した変動指定コマンドが変動記憶領域に格納されているか否かを確認する(S400)。ここで、変動指定コマンドが一切格納されていない場合には、主制御基板35から受信した変動指定コマンドに従って、特別図柄の変動表示を開始する(S405)。
一方、変動指定コマンドが格納されている場合には、主制御基板35から受信した変動指定コマンドを破棄し(S410)、変動記憶領域に格納された順序に従って、変動記憶領域から変動指定コマンドを1つ取得したのち(S415)、取得した変動指定コマンドに従って、特別図柄の変動表示を開始する(S420)。
そして、S405及びS420にて、特別図柄の変動表示を開始すると、図柄制御基板47のCPUは、予め設定された図柄停止処理を実行し(S425)、この図柄停止処理の終了と共に、本処理を終了する。
尚、この図柄停止処理では、図柄制御基板47のCPUは、主制御基板35から上述の図柄指定コマンドを受信する度に、図柄指定コマンドが示す特別図柄にて、変動表示している特別図柄の停止表示を開始し、図柄停止コマンドを受信した際に、全ての特別図柄を停止表示する。
次に、ランプ制御基板45のCPUが実行する各種処理について説明する。
まず、図8は、ランプ制御基板45のCPUが実行する点灯パターン受信処理の流れを示すフローチャートである。尚、ランプ制御基板45のCPUは、超音波受信器51から上述のパケットを受信する毎に本処理を起動する。
図8に示すように、本処理が起動されると、ランプ制御基板45のCPUは、図柄制御基板47のCPUが実行する上述の変動パターン受信処理と同様の処理を行う。
即ち、受信したパケットにおける識別IDの識別番号が当該パチンコ機1の識別番号と一致しているか否かを確認し(S500)、一致している場合(つまり、当該パチンコ機1から送信されたパケットある場合)には、後述のS510に移行したのち、本処理を終了する。
一方、S500にて、識別番号が不一致な場合(つまり、他のパチンコ機から送信されたパケットである場合)には、識別IDの機種コードが当該パチンコ機1の機種コードと一致しているか否かを確認し(S505)、不一致な場合(つまり、異なる機種である場合)には、パケットを破棄したのち(S510)、本処理を終了する。
一方、S505にて、機種コードが一致している場合(つまり、同一機種である場合)には、パケットから点灯指定コマンドを抽出し(S515)、これを同一機種の他のパチンコ機にてスーパーリーチが発生した旨を示すリーチ通知として、ランプ制御基板45のRAMに確保された点灯記憶領域に格納し(S520)、本処理を終了する。
次に、図9は、ランプ制御基板45のCPUが実行する点灯処理の流れを示すフローチャートである。尚、ランプ制御基板45のCPUは、主制御基板35から点灯指定コマンドを受信する度に本処理を起動する。
図9に示すように、本処理が起動されると、ランプ制御基板45のCPUは、他のパチンコ機から受信した点灯指定コマンドが点灯記憶領域に格納されているか否かを確認する(S600)。ここで、点灯指定コマンドが一切格納されていない場合には、主制御基板35から受信した点灯指定コマンドに従って、第1点灯ランプ91〜第4点灯ランプ97を点灯させ(S605)、本処理を終了する。これにより、主制御基板35から受信した点灯指定コマンドが示す点灯パターンに従って、セル板17上の点灯領域17a〜17dが点灯する。
一方、点灯指定コマンドが格納されている場合には、主制御基板35から受信した点灯指定コマンドを破棄し(S610)、点灯記憶領域に格納された順序に従って、点灯記憶領域から点灯指定コマンドを1つ取得する(S615)。そして、取得した点灯指定コマンドに従って、第1点灯ランプ91〜第4点灯ランプ97を点灯させ(S620)、本処理を終了する。これにより、他のパチンコ機から受信した点灯指定コマンドが示す点灯パターンに従って、セル板17上の点灯領域17a〜17dが点灯する。
以上のように構成された本実施形態のパチンコ機1では、主制御基板35のCPUが、遊技球の入賞タイミングに同期して、乱数r1,r2を用いた抽選を行い、付与特典を決定する。又、これに応じて、乱数r1,r4もしくは乱数r2,r4を用いて抽選を行い、付与特典の通知に伴わせる演出である特別図柄の変動パターンと第1点灯ランプ91〜第4点灯ランプ97の点灯パターンとを決定する。そして、図柄制御基板47のCPUが、主制御基板35から受信した変動指定コマンドに従って特別図柄を変動表示し、図柄指定コマンドが示す特別図柄を停止表示して、付与特典を通知する。又、この際、ランプ制御基板45のCPUが、主制御基板35から受信した点灯指定コマンドに従って第1点灯ランプ91〜第4点灯ランプ97を点灯し、付与特典の通知を演出する。
ここで、決定された特別図柄の変動パターンが、スーパーリーチであった場合には、主制御基板35のCPUが、他のパチンコ機にその旨(変動指定コマンド及び点灯コマンド)を通知して、他のパチンコ機にも同様のスーパーリーチを出現させる。
又、他のパチンコ機1からスーパーリーチが発生した旨の通知(変動指定コマンド及び点灯指定コマンド)を受信すると、図柄制御基板47が、主制御基板35から受信した変動指定コマンドを破棄して、他のパチンコ機1から受信した変動指定コマンドに従って特別図柄の変動表示を開始する(つまり、スーパーリーチを出現させる。)。そして、主制御基板35から受信した図柄指定コマンドが示す特別図柄を停止表示して、付与特典を通知する。又、この際、ランプ制御基板45のCPUが、主制御基板35から受信した点灯指定コマンドを破棄して、他のパチンコ機から受信した点灯指定コマンドに従って第1点灯ランプ91〜第4点灯ランプ97を点灯し、付与特典の通知を演出する。
つまり、当該パチンコ機1にて一向にスーパーリーチが変動パターンとして決定されなくても、他のパチンコ機にてスーパーリーチが変動パターンに決定されれば、当該パチンコ機1は、スーパーリーチを出現させて付与特典の通知を行う。又、他のパチンコ機にて一向にスーパーリーチが変動パターンに決定されなくても、当該パチンコ機1にてスーパーリーチが変動パターンに決定されれば、他のパチンコ機は、スーパーリーチを出現させて付与特典の通知を行う。
即ち、スーパーリーチの出現する確率(出現率)を高く設定しなくても、スーパーリーチの出現頻度を向上させることができる。
従って、本実施形態のパチンコ機1によれば、スーパーリーチの出現価値を損ねることなく、その出現頻度を向上させることができる。
又、本実施形態のパチンコ機1では、スーパーリーチの信頼度が大きい程、超音波送信器49の送信強度を大きくするため、信頼度の大きなスーパーリーチが出現した際、多くの遊技者の関心を集める。そして、「通常当たり」もしくは「確変当たり」が発生するのではという期待感をこれら遊技者に抱かせることができると共に、この結果、「通常当たり」もしくは「確変当たり」が発生した遊技者に大きな優越感を抱かせることができる。
尚、本実施形態では、主制御基板35のCPUが実行するカウンタ処理、乱数参照処理、及び遊技処理のS50が本発明の付与特典決定手段に相当し、主制御基板35のCPUが実行が実行する大当たり通知処理のS100〜S110及びはずれ通知処理のS200〜S210が本発明の随伴演出決定手段に相当する。
又、本実施形態では、図柄制御基板47、ディスプレイ19、ランプ制御基板45、及び第1点灯ランプ〜第4点灯ランプ97が本発明の付与特典通知手段に相当し、主制御基板35のCPUが実行する大当たり通知処理のS115〜S130、はずれ通知処理のS215〜S230、超音波送信器49が本発明の通知送信手段に相当する。
又、本実施形態では、超音波受信器51、図柄制御基板47のCPUが実行する図柄変動処理のS410,S415、ランプ制御基板45のCPUが実行する点灯処理のS610,S615が本発明の指定演出決定手段に相当し、主制御基板35のCPUが実行が実行する大当たり通知処理のS125及びはずれ通知処理のS225が本発明の範囲決定手段に相当する。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
例えば、上記実施形態では、パチンコ機1は、図柄制御基板47とランプ制御基板45とを別個に備えていたが、これらに代えて、これらを1つに纏めた基板を備えても良い。
又、上記実施形態では、パチンコ機1は、超音波を用いて他のパチンコ機と上述のパケットを送受信していたが、超音波に代えて、電波や光線(例えば、赤外線やレーザーなど)を用いても良い。又、パチンコ機1がネットワークを介して他のパチンコ機と接続されている場合には、このネットワークを介して他のパチンコ機1と上述のパケットの送受信を行っても良い。この場合、スーパーリーチの信頼度に応じて、上述のパケットの宛先を限定すれば良い。
又、上記実施形態では、パチンコ機1は、スーパーリーチに特別図柄の変動やセル板17の点灯を用いていたが、音声や動作可能にされた模型(所謂ギミック)を用いても良い。
又、上記実施形態では、スーパーリーチの際に、その旨を他のパチンコ機に通知していたが、必ず「大当たり」が発生する場合にのみ、その旨を通知したり、スーパーリーチよりも出現率を低く設定されたプレミアムリーチや、「大当たり」の発生を遊技者に期待させる予兆が発生した旨を他のパチンコ機1に通知しても良い。尚、予兆の場合には、例えば、始動入賞装置23の可動片231などを作動させたり、操作ハンドル11などに振動モータを設け、これを作動させても良いし、予兆だけを発生して、スーパーリーチを出現させなくても良い。
又、上記実施形態では、本発明をパチンコ遊技機に適用したが、スロット遊技機など他の形態の遊技機に適用しても勿論良い。
本発明に係るパチンコ機1の外観を示す平面図である。 パチンコ機1における制御系統の一部を示す構成ブロック図である。 主制御基板35のCPUが実行する遊技処理の流れを示すフローチャートである。 主制御基板35のCPUが実行する大当たり通知処理の流れを示すフローチャートである。 主制御基板35のCPUが実行するはずれ通知処理の流れを示すフローチャートである。 図柄制御基板47のCPUが実行する変動パターン受信処理の流れを示すフローチャートである。 図柄制御基板47のCPUが実行する図柄変動処理の流れを示すフローチャートである。 ランプ制御基板45のCPUが実行する点灯パターン受信処理の流れを示すフローチャートである。 ランプ制御基板45のCPUが実行する点灯処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1…パチンコ機、3…外枠、5…内枠、7…内枠ランプ、9…遊技盤、11…ハンドル、13…上受け皿、15…下受け皿、17…セル板、17a,17b,17c,17d…点灯領域、19…ディスプレイ、21…特別図柄保留ランプ、23…始動入賞装置、25…可動入賞装置、27…普通図柄表示装置、29…普通図柄保留ランプ、31…遊技盤ランプ、33…始動ゲート、35…主制御基板、37…賞球制御基板、39…払出装置、41…音声制御基板、43…スピーカ、45…ランプ制御基板、47…図柄制御基板、49…超音波送信器、51…超音波受信器、91…第1点灯ランプ、93…第2点灯ランプ、95…第3点灯ランプ、97…第4点灯ランプ、231…可動片、233…始動口センサ、235,257…ソレノイド、251…開閉板、253…特定領域センサ、255…カウントセンサ、331…ゲートセンサ。

Claims (8)

  1. 遊技に連係して第1の抽選を行い、該抽選結果に基づいて、遊技者に付与すべき特典である付与特典を決定する付与特典決定手段と、
    遊技に連係して第2の抽選を行い、該抽選結果と、前記付与特典とに基づいて、該付与特典に伴わせるべき演出である随伴演出を決定する随伴演出決定手段と、
    該随伴演出を伴わせながら前記付与特典を遊技者に通知する付与特典通知手段と、
    を備えた遊技機であって、
    前記随伴演出決定手段により決定された前記随伴演出が、予め指定された演出である指定演出である場合に、その旨を示す通知である指定通知を他の遊技機に送信する通知送信手段と、
    他の遊技機から前記指定通知を受信すると、前記随伴演出決定手段の決定を無効にし、前記指定演出を前記随伴演出に決定する指定演出決定手段と、
    を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 当該遊技機は、ネットワークを介して他の遊技機と接続され、
    前記通知送信手段及び前記指定演出決定手段は、該ネットワークを前記指定通知の送受信に用いることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記通知送信手段及び前記指定演出決定手段は、前記指定通知の送受信に無線通信を用いることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記無線通信では、周囲の環境に応じて、電波、音波、光線のうちのいずれか1つを用いることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記指定演出は、遊技者にとって有利な前記付与特典を伴っていることを遊技者に期待させる演出である期待演出からなることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか記載の遊技機。
  6. 前記期待演出は、複数種類からなると共に、各種類に応じて、遊技者にとって有利な前記付与特典を伴う確率である信頼度がそれぞれ割り当てられており、
    前記通知送信手段は、前記随伴演出に決定された前記期待演出の前記信頼度に応じて、前記指定通知の送信範囲を決定する範囲決定手段を備えることを特徴とする請求項5記載の遊技機。
  7. 前記付与特典通知手段は、画像、音声、光源、可動物体のうちの少なくとも1つを前記随伴演出に用いることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれか記載の遊技機。
  8. 当該遊技機は、パチンコ遊技機もしくはスロット遊技機からなることを特徴とする請求項1乃至請求項7いずれか記載の遊技機。
JP2003390964A 2003-11-20 2003-11-20 遊技機 Expired - Fee Related JP4419530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390964A JP4419530B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003390964A JP4419530B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005152029A true JP2005152029A (ja) 2005-06-16
JP4419530B2 JP4419530B2 (ja) 2010-02-24

Family

ID=34718184

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003390964A Expired - Fee Related JP4419530B2 (ja) 2003-11-20 2003-11-20 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4419530B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168730A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
JP2007185282A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Aruze Corp 遊技機
JP2007185444A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Aruze Corp 遊技機
JP2007185281A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Aruze Corp 遊技機
JP2007252575A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2009285504A (ja) * 2009-09-11 2009-12-10 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
JP2009297102A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機、ランプ制御方法およびプログラム

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168730A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機
JP2007185282A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Aruze Corp 遊技機
JP2007185281A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Aruze Corp 遊技機
JP4643455B2 (ja) * 2006-01-12 2011-03-02 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技システム
JP2007185444A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Aruze Corp 遊技機
JP2007252575A (ja) * 2006-03-23 2007-10-04 Daiichi Shokai Co Ltd 遊技機
JP2009297102A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機、ランプ制御方法およびプログラム
JP2009285504A (ja) * 2009-09-11 2009-12-10 Okumura Yu-Ki Co Ltd 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4419530B2 (ja) 2010-02-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5782425B2 (ja) 遊技機
JP5335763B2 (ja) 遊技機
JP2014033915A (ja) 遊技機
JP2017087011A (ja) 遊技機
JP2017012890A (ja) 遊技機
JP4320189B2 (ja) スロットマシン
JP2014033898A (ja) 遊技機
JP6530969B2 (ja) 遊技機
JP2005021534A (ja) 遊技機、プログラム、並びに遊技機の予告演出実行方法
JP4419530B2 (ja) 遊技機
JP6200919B2 (ja) 遊技機
JP2004290431A (ja) スロットマシン
JP2004229736A (ja) パチンコ遊技機
JP2007143742A (ja) 遊技機
JP2005177061A (ja) 遊技機
JP2005237585A (ja) 情報報知システム、報知装置、認識装置、及び付属品
JP2014045951A (ja) 遊技機
JP4501422B2 (ja) 遊技機
JP4545781B2 (ja) 遊技機
JP2000033146A (ja) 遊技機
JP2007319224A (ja) 遊技機
JP4607250B2 (ja) 遊技機
JP4607239B2 (ja) 遊技機
JP4607247B2 (ja) 遊技機
JP4607249B2 (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091123

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4419530

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121211

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131211

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees