JP2005151007A - 無線伝送方法とそれに用いる送信装置および受信装置 - Google Patents

無線伝送方法とそれに用いる送信装置および受信装置 Download PDF

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Abstract

【課題】送信側と受信側とで伝送異常状態からの復帰タイミングを同期させる。
【解決手段】連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で送信装置から受信装置にリアルタイムに無線伝送する方法である。送信装置または受信装置のうち、データ伝送中に伝送異常が生じてその復帰を完了した一方の装置が、復帰完了通知をパケット通信により他方の装置に通知する。復帰完了通知を受信した他方の装置において、その装置自身の伝送異常の復帰動作を、一方の装置の復帰動作と同期して実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、無線を用いて音楽データ等をリアルタイムに伝送する方法やその方法に用いる送信装置、受信装置に関し、特に、無線伝送で起こるデータ欠落などによってデータに不連続性が発生し、以後、データを正常に復元できなくなる異常状態から送信装置と受信装置とで同期を取って復帰する方法や構成に関する。
近年、近距離無線通信のひとつであるブルートゥースにおいて、音楽・映像をリアルタイムに伝送する規格であるAVプロファイルが規定された。
このブルートゥースAVプロファイルに準拠して音楽データをリアルタイムに伝送するシステムは、一般的に、図11に示される送信装置と図12に示される受信生装置とにより構成される。
送信装置は、CDやMDなどから読み取られた音楽データを圧縮する音楽データ圧縮部201と、圧縮された音楽データを一時保持する音楽データバッファ(送信)202と、音楽データを無線送信する無線伝送部(送信)204と、音楽データバッファ(送信)202からリアルタイムに無線伝送部(送信)204へ音楽データを送信する音楽データ送信制御部203と、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量を監視するバッファ量監視部(送信)205とを備える。
受信装置は、無線伝送部(受信)204と、音楽データバッファ(受信)202と、バッファ量監視部(受信)205とを備える。これらの機能部204,202,205は送信装置側の機能部と同様の構成を備える。受信装置は、さらに音楽データ伸長部207と、音楽データ受信制御部206とを備える。
受信装置は、無線伝送部(受信)204が受信する音楽データ(圧縮)を音楽データバッファ(受信)202に任意の時間貯めた後、音楽データバッファ(受信)202から音楽データ(圧縮)を音楽データ伸長部207へリアルタイムに送信して伸長する。
音楽データ送信制御部203と音楽データ受信制御部206とはブルートゥースAVプロファイルに準拠する。両無線伝送部204,204による無線伝送は、ブルートゥースAVプロファイルに準拠したプロトコル構成に基づく。
使用される音楽データの圧縮方式には、一般的にSBC、AAC、MP3などフレーム単位で圧縮される方式が用いられ、音楽データのリアルタイム伝送はフレーム単位で行われる。
この構成において、無線特有のデータ伝送における再送や消失が電波状況に依存して発生する。データ伝送の再送や消失は、現状の無線伝送技術においてはその発生が不可避であるが、これらの現象は、音楽データ送信側における音楽データのバッファ溢れや音楽データ受信再生側における音楽データのバッファ枯渇を招来させる。
受信装置側において音楽データバッファ(受信)202で音楽データの枯渇が発生した場合、データ欠落が生じる。その結果、音楽データ伸長に誤り等の悪影響が発生する。送信装置側において音楽データバッファ(送信)202でバッファ溢れが発生した場合、送信データにデータ欠落が生じる。その結果、音楽データ伸長に誤り等の悪影響が発生する
そこで、送信装置では、バッファ量監視部(送信)205によって音楽データバッファ(送信)202のバッファ量を監視することでバッファ溢れを検出する。バッファ溢れが検出された場合、音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202とをリセットしたうえで音楽データのリアルタイム伝送を再開する。
受信装置側では、バッファ量監視部(受信)205によって音楽データバッファ(受信)202のバッファ量を監視することでバッファ枯渇を検出する。バッファ枯渇が検出された場合、音楽データ伸長部207と音楽データバッファ(受信)202とをリセットしたうえで音楽データの受信再生を再開する。
送信側、受信側それぞれで以上の処理を実施することで、データ欠落に起因したデータ誤りが生じることを検出した場合においては、その誤りが伸長処理時まで伝播されることを断ち切ったうえで、再度新たなフレームから音楽データの伸長を行い、正常に再生を回復することが可能となる。
特開2002−204278(第3−4頁 従来の技術) Bluetooth SIG, Specification of the Bluetooth System, Profiles, version 1.0, Advanced Distribution Profile Bluetooth SIG, Specification of the Bluetooth System, Core, version 1.0, Audio/Video Distribution Transport Protocol
上記従来の無線伝送方法は、伸長時に連続性を必要としない方法である。そのため、異常状態から復帰させる方法は、送信側と受信側との間で同期を取る必要がなく、送受信側それぞれが単独で復帰処理を行う。
無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいては、従来から、音楽データをフレーム単位で伝送することが一般的であった。しかしながら、近年、フレーム単位で圧縮伸長処理を行わないADPCM(Adaptive Differential Pulse Code Modulation)という圧縮方式を用いた音楽データの伝送が考えられている。
ADPCMはCDプレーヤーなどで使用されている圧縮方式であり、圧縮処理をフレーム単位で行わないために圧縮までの遅延が少ない利点を有している。しかしながら、ADPCMは、前データからの差分で符号化を行っていく圧縮方式であるため、伸長時にデータの連続性を必要とする。
ADPCMを始めとするデータの連続性を保持する必要のある圧縮方式で圧縮処理された音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて発生するデータの不連続性が、図13と図14とを参照して説明される。図13は送信装置側で音楽データに不連続が発生する場合のシーケンス図であり、図14は受信装置側で音楽データに不連続が発生する場合のシーケンス図である。図13,図14中、音楽データは、連続的に数字が付された矩形ブロックとして示される。ここで、数字は音楽データ上の時間変遷を示しており、数字が増大するほど音楽データ上での時間が経過する。また、図中、左右方向は音楽データの伝送変遷を示しており、音楽データは、図中、左側(送信装置側の各機能部)から右側(受信装置側の各機能部)へと伝送変遷する。
図13は、送信装置側の音楽データバッファ(送信)202によるバッファ量が受信側の音楽データバッファ(受信)202によるバッファ量より小さい場合が示される。この場合、音楽データをリアルタイムに伝送して再生している状況下において、図13の(b)で示されるように、音楽データ上の時間経過中に両無線伝送部204,204の間にデータ伝送の再送が発生すると、図13の(c)で示されるように、送信装置側の音楽データバッファ202でバッファ溢れが生じる。図13では、番号"8"の音楽データが溢れている。
バッファ溢れを検知したバッファ量監視部(送信)205は、図13の(d)に示されるように、音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202とをリセットしたうえで、リアルタイム伝送を再開する。しかしながら、受信装置側では、13の(e)に示されるように、音楽データに不連続が発生する。図13の(e)においてデータの不連続は、番号”6”のデータの次に”7”→”8”のデータが配置されるべきところに、番号”1”→”2”のデータが配置されるという状態で発生している。
伸長処理にデータの連続性を必要としない圧縮方式のデータを伝送する場合はこれでもよいが、伸長処理に連続性を必要とする圧縮方式のデータを伝送する場合には、データの不連続が発生した以降、音楽データ伸長に誤りが伝播し、正常に音楽データを伸長できない異常状態に陥る。
一方、図14は、送信装置側の音楽データバッファ202のバッファ量が受信装置側の音楽データバッファ202のバッファ量より大きい場合が示される。この場合、音楽データをリアルタイムに伝送して再生している状況下において、図14の(b)に示されるように、音楽データ上の時間経過中に両無線伝送部204,204の間にデータ伝送の再送が発生すると、図14の(c)で示されるように、受信装置側の音楽データバッファ202においてデータの枯渇が生じる。図14では、(b)の期間、データが枯渇して伝送が停止している。
バッファ枯渇を検知したバッファ量監視部(受信)205は、図14の(d)に示されるように、音楽データ伸長部207と音楽データバッファ202とをリセットしたうえで、リアルタイム受信再生を再開する。しかしながら、受信装置側では、図の(e)に示されるように、音楽データに不連続が発生する。図14の(e)においてデータの不連続は、リセット後は番号”1”のデータから伝送が再開するべきところ、番号”6”→”7”のデータで伝送が再開されるという状態で発生している。データの不連続が発生した以降、音楽データ伸長に誤りが伝播し、正常に音楽データを伸長できない異常状態に陥る。
このように、連続したデータとして扱われる音楽データを伝送する場合、フレームという目印がないため、送信装置側で発生するバッファ溢れや受信装置側で起こるバッファ枯渇によって音楽データの連続性を把握することができなくなる。そのため、誤りの影響の伝播を断ち切ることができず、一旦データ伝送に不連続が生じると、正常伸長処理に復帰させることができない。
本発明は、前述の課題を解決するものであり、伸長処理に連続性を必要とするデータをリアルタイムに無線伝送するシステムにおいて、不連続性が発生した際に、その異常伝送状態から正常伝送状態に、復帰動作を送信側と受信側とで互いに同期させた状態で復帰させることを課題とする。
本発明は、連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で送信装置から受信装
置にリアルタイムに無線伝送する方法であって、前記送信装置または前記受信装置のうち、データ伝送中に伝送異常が生じてその復帰を完了した一方の装置が、復帰完了通知をパケット通信により他方の装置に通知し、前記復帰完了通知を受信した前記他方の装置において、その装置自身の伝送異常の復帰動作を、前記一方の装置の復帰動作と同期して実施することで、上記課題を解決する。
なお、本発明で扱うデータは、連続性を有してその連続性を維持する必要があるデータであるが、そのようなデータとしては、音楽データを挙げることができる。しかしながら、データとしてはこのほか、映像データでもよく、要は、連続性を有するデータであれば、本発明は効果を奏することができる。
本発明によれば、無線を用いて連続性を必要とするデータをリアルタイムに伝送する構成において、無線特有に起こるデータ欠落により連続性を保てなくなった異常状態から、送信側と受信側とで同期を取って復帰することが可能となる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る送信装置の構成図である。また、図2は本発明の第1の実施形態に係る受信装置の構成図である。
図1,図2において、201は音楽データ圧縮部であり、202は音楽データバッファであり、203は音楽データ送信制御部であり、204は無線伝送部であり、205はバッファ量監視部である。本実施形態の送信装置と受信装置とは、その基本構成において図13,図14に示される従来例と同様の構成を有する。そのため、図1,図2において、図13,図14と同様の部分には同一の符号を付しており、それらについての説明は省略される。
本実施形態では、送信装置が復帰完了送信部101と復帰要求受信部102とを備え、受信装置が復帰要求送信部103と復帰完了受信部104とを備えることに特徴がある。
第1の実施形態のシステム(無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステム)における異常状態復帰方法が、図1,図2を参照しながら説明される。以下の説明は、近距離無線通信(ブルートゥース通信)によって送信装置から受信装置に音楽データを送信している状況が前提となる。その際、受信装置では、無線伝送部(受信)204より受信した音楽データを音楽データ受信制御部206が音楽データバッファ(受信)202に格納し、音楽データ伸長部207が伸長して再生を行う。
音楽データバッファ(送信)202のバッファ量が音楽データバッファ(受信)202のバッファ量より大きい状態で音楽データをリアルタイムに伝送して再生する状況下では、図14の(b)に示されるように、音楽データ上の時間経過中に両無線伝送部204,204の間にデータ伝送の再送が発生することがある。再送が発生すると、図14の(c)に示されるように、音楽データバッファ(受信)202にバッファ枯渇が生じる。以下は、バッファ枯渇が受信装置に生じた場合の動作である。
その場合、バッファ量監視部(受信)205がデータ伝送異常(バッファ枯渇)を検知する。バッファ枯渇を検知したバッファ量監視部(受信)205は、音楽データバッファ(受信)202と音楽データ伸長部207との動作をリセットしたうえで、音楽データ受信制御部206の動作を一旦停止させる。
その後、バッファ量監視部(受信)205は復帰要求送信部103に復帰要求パケットの送信要求を行う。復帰要求パケットの送信要求を受けた復帰要求送信部103は復帰要求パケットを生成し、送信装置との間でデータ伝送路が確立されている音楽データ伝送路とは異なるデータ伝送路を使用して無線伝送部(受信)204から、無線伝送部204(送信)に復帰要求パケットを送信する。
送信装置と受信装置との間に異なるデータ伝送路を確立する動作は音楽データのリアルタイム伝送前に予め実施しておいてもよいし、復帰要求パケットの伝送要求時に実施してもよい。つまり、異なるデータ伝送路の確立は復帰要求パケットの伝送前(要求時も含む)であれば、どの時点で実施してもよい。
この時点において送信装置は、音楽データを音楽データ圧縮部201で圧縮して音楽データバッファ(送信)202に格納したうえで、音楽データ送信制御部204が無線伝送部(送信)204からリアルタイムに音楽データを送信している。
この状況で、復帰要求受信部102が受信装置からの復帰要求パケットを受信すると、復帰要求受信部102は音楽データ送信制御部203を一旦停止させる。さらに、復帰要求受信部102は、音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202との動作をリセットしたうえで、復帰完了送信部101に復帰完了パケットの送信要求を行う。
復帰完了パケットの送信要求を受けた復帰完了送信部101は、復帰完了パケットを生成したうえで、その復帰完了パケットを、受信装置側との間で確立している前述の別データ伝送路(音楽データ伝送路とは異なる)を介して無線伝送部(送信)204から受信装置に送信する。復帰完了パケットの送信完了後、復帰完了送信部101は、音楽データ送信制御部203を再起動させて音楽データのリアルタイム伝送を再開させる。
復帰完了受信部104が上述した復帰完了パケットを無線伝送部(受信)204を介して受信すると、復帰完了受信部104は、一旦停止状態の音楽データ受信制御部206を再起動させて音楽データの受信再生を再開させる。
本実施形態では、以上説明したように、復帰完了パケットの送信動作と受信動作とをタイミング上のトリガーにして、送信装置と受信装置とにおいて互いの音楽データリアルタイム伝送の再開動作を行う。これにより、送信装置におけるデータ圧縮送信リセットタイミングと、受信装置におけるデータ受信伸長リセットタイミングとが同期する。そのため、受信側で発生したデータ伝送異常状態から正常なデータ伝送状態に復帰させる動作が、送信装置と受信装置との間で同期を保持させた状態で完了する。
このように、第1の実施形態では、無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて、受信装置側でデータ伝送に異常(バッファ枯渇)が発生したとしても、送信装置との間の同期を維持した状態で正常なデータ伝送状態に最適な時間で復帰させることが可能となる。
次に、送信装置側でデータ伝送に異常(バッファ溢れ)が発生した際の復帰方法が説明される。音楽データバッファ(送信)202のバッファ量が音楽データバッファ(受信)202のバッファ量より小さい状態で音楽データをリアルタイムに伝送して再生している状況下では、図13の(b)に示されるように、音楽データ上の時間経過中に両無線伝送部204,204の間にデータ伝送の再送が発生する場合がある。再送が発生すると、図13の(c)で示されるように、音楽データバッファ(送信)202でバッファ溢れが生じる。以下は、バッファ溢れが送信装置に生じた場合の動作である。
その場合、バッファ量監視部(送信)205がデータ伝送異常(バッファ溢れ)を検知する。バッファ溢れを検知したバッファ量監視部(送信)205は、音楽データ送信制御部203の音楽データ送信を停止させる。
音楽データ送信制御部203の動作が一旦停止すると、受信装置において音楽データバッファ(受信)202にバッファ枯渇が発生する。
このように、データ伝送異常に起因するバッファ溢れが音楽データバッファ(送信)202に発生した場合、本実施形態では、音楽データ送信制御部203の送信動作を一旦停止させることで、意図的に、音楽データバッファ(受信)202にバッファ枯渇を発生させる。
バッファ枯渇の検知およびその状態から正常なデータ伝送状態への復帰動作は前述した通りに実施される。これにより、送信装置側で発生するデータ伝送異常(バッファ溢れ)は、送信装置と受信装置信側との間で同期を維持した状態で正常なデータ伝送状態に復帰させることが可能となる。
このように、第1の実施形態では、送信装置側でデータ伝送異常(バッファ溢れ)が発生した際においても、送信装置による音楽データ送信を一時的に停止するだけで、送信側と受信側との間の同期を維持した状態で正常なデータ伝送に復帰させることが可能となる。
なお、本発明は、第1の実施形態に係る復帰要求パケットと復帰完了パケットの構成及び伝送するためのデータ伝送路生成になんら制限を加えるものではない。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る送信装置の構成図である。図4は本発明の第2の実施形態に係る受信装置の構成図である。
図3,図4において、201は音楽データ圧縮部であり、202は音楽データバッファであり、203は音楽データ送信制御部であり、204は無線伝送部であり、205はバッファ量監視部である。本実施形態の送信装置と受信装置とは、その基本構成において図13,図14に示される従来例と同様の構成を有する。そのため、図3,図4において、図13,図14と同様の部分は同一の符号を付しており、それらについての説明は省略される。
本実施形態では、送信装置が復帰通知送信部301を備え、受信装置が復帰通知受信部302とを備えることに特徴がある。
第2の実施形態のシステム(無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステム)における異常状態復帰方法が、図3,図4を参照しながら説明される。以下の説明は、第1の実施形態と同様、近距離無線通信(ブルートゥース通信)によって送信装置から受信装置に音楽データを送信している状況が前提となる。その際、受信装置では、無線伝送部(受信)204より受信した音楽データを音楽データ受信制御部206が音楽データバッファ(受信)202に格納し、音楽データ伸長部207が伸長して再生を行う。
音楽データバッファ(送信)202のバッファ量が音楽データバッファ(受信)202のバッファ量より小さい状態で音楽データをリアルタイムに伝送して再生している状況下では、図13の(b)に示されるように、音楽データ上の時間経過中に両無線伝送部204,204の間にデータ伝送の再送が発生する場合がある。再送が発生すると、図13の(c)に示されるように、音楽データバッファ(送信)202にバッファ溢れが生じる。
以下はそのようなバッファ溢れが送信装置に生じた場合の動作である。
その場合、バッファ量監視部(送信)205がデータ伝送異常(バッファ溢れ)を検知する。バッファ溢れを検知したバッファ量監視部(送信)205は、音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202とをリセットしたうえで、音楽データ送信制御部203を一旦停止させる。
その後、バッファ量監視部(送信)205は復帰通知送信部301に復帰通知パケットの送信要求を行う。復帰通知パケットの送信要求を受けた復帰通知送信部301は復帰通知パケットを生成し、受信装置側との間でデータ伝送路が確立されている音楽データ伝送路とは別のデータ伝送路を使用して無線伝送部(送信)204から、無線伝送部(受信)204に復帰通知パケットを送信する。
送信装置と受信装置との間に異なるデータ伝送路を確立する動作は音楽データのリアルタイム伝送前に予め実施しておいてもよいし、復帰要求パケットの伝送要求時に実施してもよい。つまり、異なるデータ伝送路の確立は復帰要求パケットの伝送前(要求時も含む)であれば、どの時点で実施してもよい。
復帰通知送信部301は、復帰通知パケットの送信完了後、音楽データ送信制御部203を再起動させて、音楽データのリアルタイム伝送(送信)を再開させる。
復帰通知パケットを無線伝送部(受信)204を介して復帰通知パケットを受信した復帰通知受信部302は、音楽データバッファ(受信)202と音楽データ伸長部207との受信再生動作のリセットしたうえで音楽データの受信再生を継続させる。このとき、復帰通知受信部302は、音楽データバッファ(受信)202と音楽データ伸長部207との動作を一旦停止させることなくリセット動作だけを実施する。
これによって、送信装置の送信動作のリセットタイミングと受信装置の受信再生動作のリセットタイミングとが同期する。そのため、送信装置側で発生したデータ伝送異常状態(バッファ溢れ)から、送信装置と受信装置との間で同期を維持した状態で正常なデータ伝送状態に復帰させることができる。
このように、第2の実施形態では、無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて、音楽データ送信側でデータ伝送に異常(バッファ溢れ)が発生したとしても、送信装置と受信装置との間で同期を維持した状態で正常なデータ伝送状態に最適な時間で復帰させることが可能となる。
次に、受信装置側でデータ伝送に異常(バッファ枯渇)が発生した際の復帰方法が説明される。音楽データバッファ(送信)202のバッファ量が音楽データバッファ(受信)202のバッファ量より大きい状態で音楽データをリアルタイムに伝送して再生している状況下では、図14の(b)に示されるように、音楽データ上の時間経過中に両無線伝送部204,204の間にデータ伝送の再送が発生する場合がある。再送が発生すると、図14の(c)に示されるように、音楽データバッファ(受信)202にバッファ枯渇が生じる。以下は、そのようなバッファ枯渇が生じた場合の動作である。
その場合、バッファ量監視部(受信)205が音楽データバッファ(受信)202の枯渇を検知する。バッファ枯渇を検知したバッファ量監視部(受信)205は、音楽データ受信制御部206の動作を一旦停止させる。
音楽データ受信制御部206の動作が一旦停止すると、送信装置と受信装置との間で音
楽データの再送が発生する。音楽データの再送が生じると、送信装置では伝送つまりが発生する結果、バッファ溢れが発生する。
このように、データ伝送異常に起因するバッファ枯渇が音楽データバッファ(受信)202に発生した場合、本実施形態では、音楽データ受信制御部206の受信動作を一旦停止させることで意図的に音楽データバッファ(送信)202にバッファ溢れを発生させる。
バッファ溢れの検知およびその状態から正常なデータ伝送状態への復帰動作は前述した通りに実施される。送信装置において正常なデータ伝送状態への復帰動作が終了すると、復帰通知送信部301は、無線伝送部(送信)204を介して復帰通知パケットを受信装置に送信する。無線伝送部(受信)204を介して復帰通知パケットを受信した復帰通知受信部302は、音楽データ受信制御部206の受信動作を再起動させて音楽データのリアルタイム伝送(受信)を再開させる。
これにより、送信装置の送信動作のリセットタイミングと受信装置の受信再生動作のリセットタイミングとが同期する。そのため、受信装置側で発生したデータ伝送異常状態(バッファ枯渇)から、送信装置と受信装置との間で同期を維持した状態で正常なデータ伝送状態に復帰させることができる。
このように、第2の実施形態では、受信装置側でデータ伝送状態に異常(バッファ枯渇)が発生した場合であっても、バッファ量監視部(受信)205が音楽データ受信制御部206の動作を停止させることで、復帰通知パケットの受信時に音楽データ受信制御部206が停止していた場合は再起動させる。これにより、無線伝送部(受信)204と音楽データ受信制御部206との間で再送が発生する状態を消滅させる。そのため、受信側と送信側との間で同期を維持した状態で正常なデータ伝送状態に復帰させることが可能となる。
第2の実施形態に係る復帰通知パケットの構成及び伝送するためのデータ伝送路生成には制限を加えるものではない。
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態に係る送信装置の構成図である。図6は本発明の第3の実施形態に係る受信装置の構成図である。
図5,図6において、201は音楽データ圧縮部であり、202は音楽データバッファであり、203は音楽データ送信制御部であり、204は無線伝送部であり、205はバッファ量監視部である。本実施形態の送信装置と受信装置とは、その基本構成において図13,図14に示される従来例と同様の構成を有する。そのため、図5,図6において、図13,図14と同様の部分には同一の符号を付しており、それらについての説明は省略される。
本実施形態では、送信装置が復帰完了及び復帰通知送信部401と復帰要求受信部102とを備え、受信装置が復帰完了及び復帰通知受信部402と復帰要求送信部103とを備えることに特徴がある。
第3の実施形態のシステム(無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステム)における異常状態復帰方法が、図5,図6を参照しながら説明される。以下の説明は、第1の実施形態と同様、近距離無線通信(ブルートゥース通信)によって送信装置から受信装置に音楽データを送信している状況が前提となる。その際、受信装置では、無線伝送部(受信)204より受信した音楽データを音楽データ受信制御部206が音楽データ
バッファ(受信)202に格納し、音楽データ伸長部207が伸長して再生を行う。
音楽データバッファ(送信)202のバッファ量が音楽データバッファ(受信)202のバッファ量より大きい状態で音楽データをリアルタイムに伝送して再生する状況下では、図14の(b)に示されるように、音楽データ上の時間経過中に両無線伝送部204,204の間にデータ伝送の再送が発生することがある。再送が発生すると、図14の(c)に示されるように、音楽データバッファ(受信)202にバッファ枯渇が生じる。以下は、バッファ枯渇が受信装置に生じた場合の動作である。
その場合、バッファ量監視部(受信)205がデータ伝送異常(バッファ枯渇)を検知する。バッファ枯渇を検知したバッファ量監視部(受信)205は、音楽データバッファ(受信)202と音楽データ伸長部207との動作をリセットしたうえで、音楽データ受信制御部206の動作を一旦停止させる。
その後、バッファ量監視部(受信)205は復帰要求送信部103に復帰要求パケットの送信要求を行う。復帰要求パケットの送信要求を受けた復帰要求送信部103は復帰要求パケットを生成し、送信装置との間でデータ伝送路が確立されている音楽データ伝送路とは異なるデータ伝送路を使用して無線伝送部(受信)204から、無線伝送部204(送信)に復帰要求パケットを送信する。
送信装置と受信装置との間に異なるデータ伝送路を確立する動作は音楽データのリアルタイム伝送前に予め実施しておいてもよいし、復帰要求パケットの伝送要求時に実施してもよい。つまり、異なるデータ伝送路の確立は復帰要求パケットの伝送要求前(要求時も含む)であれば、どの時点で実施してもよい。
この時点において送信装置は、音楽データを音楽データ圧縮部201で圧縮して音楽データバッファ(送信)202に格納したうえで、音楽データ送信制御部204が無線伝送部(送信)204からリアルタイムに音楽データを送信している。
この状況で、復帰要求受信部102が受信装置からの復帰要求パケットを受信すると、復帰要求受信部102は音楽データ送信制御部203を一旦停止させる。さらに、復帰要求受信部102は、音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202との動作をリセットしたうえで、復帰完了及び復帰通知送信部401に復帰完了パケットの送信要求を行う。
復帰完了パケットの送信要求を受けた復帰完了及び復帰通知送信部401は、復帰完了パケットを生成したうえで、その復帰完了パケットを、受信装置側との間で確立している前述の別データ伝送路(音楽データ伝送路とは異なる)を介して無線伝送部(送信)204から受信装置に送信する。復帰完了パケットの送信完了後、復帰完了及び復帰通知送信部401は、音楽データ送信制御部203を再起動させて音楽データのリアルタイム伝送を再開させる。
復帰完了及び復帰通知受信部402が上述した復帰完了パケットを無線伝送部(受信)204を介して受信すると、復帰完了及び復帰通知受信部402は、一旦停止状態の音楽データ受信制御部206を再起動させて音楽データの受信再生を再開させる。
本実施形態では、以上説明したように、復帰完了パケットの送信動作と受信動作とをタイミング上のトリガーにして、送信装置と受信装置とにおいて互いの音楽データリアルタイム伝送の再開動作を行う。これにより、送信装置におけるデータ圧縮送信リセットタイミングと、受信装置におけるデータ受信伸長リセットタイミングとが同期する。そのため
、受信側で発生したデータ伝送異常状態から正常なデータ伝送状態に復帰させる動作が、送信装置と受信装置との間で同期を保持させた状態で完了する。
このように、第3の実施形態では、無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて、受信装置側でデータ伝送に異常(バッファ枯渇)が発生したとしても、受信装置と送信装置との間の同期を維持した状態で正常なデータ伝送状態に最適な時間で復帰させることが可能となる。
次に、送信装置側でデータ伝送に異常(バッファ溢れ)が発生した際の復帰方法が説明される。音楽データバッファ(送信)202のバッファ量が音楽データバッファ(受信)202のバッファ量より小さい状態で音楽データをリアルタイムに伝送して再生している状況下では、図13の(b)に示されるように、音楽データ上の時間経過中に両無線伝送部204,204の間にデータ伝送の再送が発生する場合がある。再送が発生すると、図13の(c)で示されるように、音楽データバッファ(送信)202でバッファ溢れが生じる。以下は、バッファ溢れが送信装置に生じた場合の動作である。
その場合、バッファ量監視部(送信)205がデータ伝送異常(バッファ溢れ)を検知する。バッファ溢れを検知したバッファ量監視部(送信)205は、音楽データ送信制御部203の音楽データ送信を停止させるとともに、音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202との動作をリセットする。
以上の制御を実施したうえで、バッファ量監視部(送信)205は、復帰完了及び復帰通知送信部401に復帰通知パケットの送信要求を行う。復帰通知パケットの送信要求を受けた復帰完了及び復帰通知送信部401は、復帰通知パケットを生成したうえで、その復帰通知パケットを、受信装置との間で確立している前述の別データ伝送路を介して無線伝送部(送信)204から受信装置に送信する。復帰通知パケットの送信完了後、復帰完了及び復帰通知送信部401は、音楽データ送信制御部203を再起動させて音楽データのリアルタイム伝送を再開させる。
受信装置において、復帰完了及び復帰通知受信部402が上述した復帰通知パケットを無線伝送部(受信)204を介して受信すると、復帰完了及び復帰通知受信部402は、音楽データバッファ(受信)202と音楽データ伸長部207との動作をリセットしたうえで音楽データの受信再生を継続させる。このとき、復帰完了及び復帰通知受信部402は、音楽データバッファ(受信)202と音楽データ伸長部207との動作を一旦停止させることなくリセット動作だけを実施する。
本実施形態では、復帰通知パケットをタイミング上のトリガーにして、送信装置におけるデータ圧縮送信リセットタイミングと、受信装置におけるデータ受信伸長リセットタイミングとを同期させる。そのため、受信装置側で発生したデータ伝送異常状態(バッファ溢れ)から送信装置と受信装置との間で同期を維持した状態で正常なデータ伝送状態に復帰させることができる。
このように、第3の実施形態では、無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて、受信装置側でデータ伝送に異常(バッファ枯渇)が発生したとしても、受信装置と送信装置との間の同期を維持した状態で正常なデータ伝送状態に最適な時間で復帰させることが可能となる。
第3の実施形態に係る復帰要求パケットと復帰完了パケットと復帰通知パケットの構成及び伝送するためのデータ伝送路生成には制限を加えるものではない。
(第4の実施形態)
図7は、本発明の第4の実施形態に係る送信装置の構成図である。図8は第4の実施形態に係る受信装置の構成図である。
図7,図8において、201は音楽データ圧縮部であり、202は音楽データバッファであり、203は音楽データ送信制御部であり、204は無線伝送部であり、205はバッファ量監視部である。本実施形態の送信装置と受信装置とは、その基本構成において図13,図14に示される従来例と同様の構成を有する。そのため、図7,図8において、図13,図14と同様の部分には同一の符号を付しており、それらについての説明は省略される。
本実施形態では、送信装置がバッファ量送信部(送信)501とバッファ量受信部(送信)502とを備え、受信装置がバッファ量送信部(受信)501とバッファ量受信部(受信)502とを備えることに特徴がある。
第4の実施形態のシステム(無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステム)における異常状態復帰方法が、図7,図8を参照しながら説明される。
以下の説明は、第1の実施形態と同様、近距離無線通信(ブルートゥース通信)によって送信装置から受信装置に音楽データを送信している状況が前提となる。その際、受信装置では、無線伝送部(受信)204より受信した音楽データを音楽データ受信制御部206が音楽データバッファ(受信)202に格納し、音楽データ伸長部207が伸長して再生を行う。
本実施形態では、バッファ量監視部(送信)205のバッファ量比較監視値を、伝送異常が生じると予測される側の音楽データバッファ(送信)202,音楽データバッファ(受信)202のバッファ量に設定することに特徴がある。
この状態で音楽データをリアルタイム伝送している間に両無線伝送部204,204の間にデータ伝送の再送が発生すると、バッファ量監視部(送信)205において、両伝送異常(送信側のバッファ溢れと受信側のバッファ枯渇)とも検知することができる。
本実施形態は、送信,受信双方のデータ伝送異常を、バッファ量監視部(送信)205で検知することを可能とすることで、送信装置での復帰動作と受信装置での復帰動作とを互いに同期させている。以下、その詳細が説明される。
音楽データのリアルタイム伝送を開始する以前において、送信装置と受信装置との間には、予め音楽データ伝送路とは別のデータ伝送路が確立されている。
バッファ量送信部(送信)501は、音楽データバッファ(送信)202において音楽データを貯めることができる音楽データバッファ量(送信側バッファ量)を予め記録している。バッファ量送信部(送信)501は、記録している送信側バッファ量を通知するバッファ量通知パケットを生成したうえで、そのバッファ量通知パケットを無線伝送部(送信)204を介して受信装置に送信する。送信は、上述した別のデータ伝送路を通じて実施される。バッファ量通知パケットを受信した受信装置は、受信したバッファ量通知パケットから音楽データバッファ(送信)202のバッファ量を読み出して読み出した音楽データバッファ(送信)202のバッファ量(送信側バッファ量)をバッファ量受信部(受信)502に記録させる。
同様に、バッファ量送信部(受信)501は、音楽データバッファ(受信)202において音楽データを貯めることができる音楽データバッファ量(受信側バッファ量)を予め
記録している。バッファ量送信部(受信)501は、記録している受信側バッファ量を通知するバッファ量通知パケットを生成したうえで、そのバッファ量通知パケットを無線伝送部(受信)204を介して送信装置に送信する。送信は、上述した別のデータ伝送路を通じて実施される。バッファ量通知パケットを受信した送信装置は、受信したバッファ量通知パケットから音楽データバッファ(受信)202のバッファ量を読み出して読み出した音楽データバッファ(受信)202のバッファ量(受信側バッファ量)をバッファ量受信部(送信)502に記録させる。また、バッファ量受信部(送信)502は、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量(送信側バッファ量)を予め記録している。
ここで、送信側バッファ量をSとし、受信側バッファ量をRとする。バッファ量受信部(送信)502は、予め記録している送信側バッファ量Sと受信により得られた受信側バッファ量Rとに基づいてバッファ量監視部(送信)205で行う音楽データバッファ(送信)202のバッファ量比較監視値を設定する。バッファ量受信部502(受信)は、受信により得られた送信側バッファ量Sと予め記録している受信側バッファ量Rとに基づいて音楽データバッファ(受信)202のバッファ量を変更する。以下、その詳細が説明される。
送信側バッファ量Sが受信側バッファ量Rより大きい場合(S>R)、バッファ量受信部(送信)502は、バッファ量監視部(送信)205におけるバッファ量比較監視値(送信)を受信側バッファ量Rと同等に変更する。また、バッファ量受信部(送信)502は、音楽データバッファ(送信)202におけるバッファ量を、設定している送信側バッファ量Sと同等のまま維持する。
このときバッファ量受信部(受信)502は、バッファ量監視部(受信)205におけるバッファ量比較監視値(受信)を受信側バッファ量Rと同等のまま維持する。また、バッファ量受信部(受信)502は、音楽データバッファ(受信)202におけるバッファ量を、設定している受信側バッファ量Rのまま維持する。
送信側バッファ量Sが受信側バッファ量Rより小さい場合(S<R)、バッファ量受信部(送信)502は、バッファ量監視部(送信)205におけるバッファ量比較監視値(送信)を設定している送信側バッファ量Sと同等のまま維持する。また、バッファ量受信部(送信)502は、音楽データバッファ(送信)202におけるバッファ量を、設定している送信側バッファ量Sと同等のまま維持する。
このときバッファ量受信部(受信)502は、音楽データバッファ(受信)202におけるバッファ量を、送信側バッファ量Sと同等に変更する。また、バッファ量受信部(受信)502は、バッファ量監視部(受信)205におけるバッファ量比較監視値(受信)を設定している受信側バッファ量Rと同等のまま維持する。
このように、音楽データバッファ(受信)202の受信バッファ量と、バッファ量監視部(送信)205の比較監視値とは、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量と音楽データバッファ(受信)202のバッファ量との比較に基づいて設定変更される。具体的には、音楽データバッファ(受信)202のバッファ量は、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量Sと音楽データバッファ(受信)202のバッファ量Rとのうちの小さい方に設定される。さらには、バッファ量監視部(送信)205のバッファ量比較監視値(送信)は、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量Sと音楽データバッファ(受信)202のバッファ量Rとのうちの小さい方に設定される。
以上のバッファ比較監視値および受信側バッファ量の調整動作が終了したのち、音楽データ伝送路とは別のデータ伝送路は切断される。ただし、本実施形態では切断しなければ
ならないという制限を与えるものではない。
上述のバッファ比較監視値とバッファ量との調整動作が終了したのち、音楽データのリアルタイム伝送が実施される。データ伝送の実施中において、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量が、バッファ量監視部(送信)205に予め設定されたバッファ量比較監視値(送信)を超えると、バッファ量監視部(送信)205は、このことを検知する。バッファ量超過を検知したバッファ量監視部(送信)205は、送信側でのバッファ溢れが発生したと判断して音楽データ送信制御部203の送信動作を一旦停止させたうえで、音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202との動作をリセットする。リセット動作が終了した時点でバッファ量監視部(送信)205は音楽データ送信制御部203を再起動させて音楽データのリアルタイム伝送を再開させる。
ここで、バッファ量監視部(送信)205のバッファ量比較監視値(送信)は、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量Sと音楽データバッファ(受信)202のバッファ量Rとのうちの小さい方と同等の値に設定されている。また、音楽データバッファ(受信)202の受信バッファ量は、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量Sと音楽データバッファ(受信)202のバッファ量Rとのうちの小さい方と同等の値に設定されている。そのため、次のようにして伝送再開の同期が維持される。
まず、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量(送信側バッファ量)Sが音楽データバッファ(受信)202のバッファ量(受信側バッファ量)Rより大きい(S>R)場合が説明される。
この場合、音楽データバッファ(受信)202で伝送異常(バッファ枯渇)が発生してバッファ量監視部(受信)205がバッファ枯渇を検知する際には、同時にバッファ量監視部(送信)205がバッファ溢れを見なし検知することになる。
そのため、音楽データバッファ(受信)202におけるバッファ枯渇がバッファ量監視部(受信)205で検知されて、受信側のデータ伝送がリセットされて再開される際には、同時に(同期して)音楽データバッファ(送信)202におけるバッファ溢れをバッファ量監視部(送信)205が見なし検知して送信側のデータ伝送がリセットされて再開される。
そのため、受信装置における受信再生の再開タイミングは、受信装置における送信再開タイミングと同期する。
次に、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量(送信側バッファ量)Sが音楽データバッファ(受信)202のバッファ量(受信側バッファ量)Rより小さい(S<R)場合が説明される。
この場合、バッファ量監視部(送信)205が音楽データバッファ(送信)202におけるバッファ溢れを検知する際、バッファ量監視部(受信)205は、同時に(同期して)音楽データバッファ(受信)202におけるバッファ溢れを検知する。
そのため、バッファ量監視部(送信)205の検知に基づいて音楽データバッファ(送信)202と音楽データ圧縮部201とをリセットするタイミングと、バッファ量監視部(受信)205の検知に基づいて音楽データバッファ(受信)202と音楽データ伸長部207とをリセットするタイミングとは互いに同期することになる。
このように、第4の実施形態では、無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送する
システムにおいて、音楽データのリアルタイム伝送を開始する前に予め送信装置と受信装置との間でバッファ量監視部(送信)205におけるバッファ比較監視値(送信)の設定変更と音楽データバッファ(受信)202におけるバッファ量調整を実施することで、送信装置でデータ伝送異常が発生するタイミングと、受信装置でデータ伝送異常が発生するタイミングとを同期させる。これにより、送信装置と受信装置とのそれぞれで独立して正常な伝送状態への復帰動作を行っても、その復帰動作を互いに同期させることができる。
本実施形態の異常伝送状態からの復帰構成によれば、音楽データのリアルタイム伝送中に音楽データ以外のデータ伝送を行う必要がない分、復帰動作に要する処理負荷を軽くすることができる。
(第5の実施形態)
図9は、本発明の第5の実施形態に係る送信装置の構成図である。図10は第5の実施形態に係る受信装置の構成図である。
図9,図10において、201は音楽データ圧縮部であり、202は音楽データバッファであり、203は音楽データ送信制御部であり、204は無線伝送部であり、205はバッファ量監視部である。本実施形態の送信装置と受信装置とは、その基本構成において図13,図14に示される従来例と同様の構成を有する。そのため、図9,図10において、図13,図14と同様の部分には同一の符号を付しており、それらについての説明は省略される。
本実施形態では、送信装置がバッファ量受信部(送信)502とタイマー部601とを備え、受信装置がバッファ量送信部(受信)501を備えることに特徴がある。
第5の実施形態のシステム(無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステム)における異常状態復帰方法が、図9,図10を参照しながら説明される。
以下の説明は、第1の実施形態と同様、近距離無線通信(ブルートゥース通信)によって送信装置から受信装置に音楽データを送信している状況が前提となる。その際、受信装置では、無線伝送部(受信)204より受信した音楽データを音楽データ受信制御部206が音楽データバッファ(受信)202に格納し、音楽データ伸長部207が伸長して再生を行う。
第4の実施形態では、バッファ量監視部(送信)205のバッファ量比較監視値と、音楽データバッファ(受信)202のバッファ量(受信側バッファ量)とを、伝送異常が生じると予測される側の音楽データバッファ(送信)202,音楽データバッファ(受信)202のバッファ量に設定していた。
本実施形態では、バッファ量監視部(送信)205のバッファ量比較監視値だけが、伝送異常が生じると予測される側の音楽データバッファ(送信)202,音楽データバッファ(受信)202のバッファ量に設定される。バッファ量監視部(受信)205のバッファ量比較監視値は、本来のバッファ量比較監視値(音楽データバッファ(受信)202のバッファ量)とされる。その代わりに、本実施形態では、送信装置にはタイマー部601が設けられる。
音楽データのリアルタイム伝送を開始する以前において、送信装置と受信装置との間には、予め音楽データ伝送路とは別のデータ伝送路が確立されている。
バッファ量送信部(受信)501は、音楽データバッファ(受信)202において音楽データを貯めることができる音楽データバッファ量を予め記録している。バッファ量送信
部(受信)501は、記録している音楽データバッファ量を通知するバッファ量通知を生成したうえで、そのバッファ量通知をパケット通信により無線伝送部(受信)204を介して送信装置に送信する。送信は、上述した別のデータ伝送路を通じて実施される。バッファ量通知を受信した送信装置は、受信したバッファ量通知から音楽データバッファ(受信)202のバッファ量を読み出して読み出した音楽データバッファ(受信)202のバッファ量(受信側バッファ量)をバッファ量受信部(送信)502に記録させる。このとき、バッファ量受信部(送信)502は、音楽データバッファ(送信)202のバッファ量(送信側バッファ量)を予め記録している。
ここで、送信側バッファ量をSとし、受信側バッファ量をRとする。また、送信側バッファ量Sと受信側バッファ量Rとの差分と、リアルタイム伝送時のデータ転送レートとから算出される時間をTとする。
バッファ量受信部(送信)502は、送信側バッファ量Sと受信側バッファ量Rとに基づいてバッファ量監視部(送信)205で行う音楽データバッファ(送信)202のバッファ量比較監視値を設定する。また、送信側バッファ量Sと受信側バッファ量Rとに基づいてタイマー部601のタイマー設定時間Tを設定する。タイマー設定時間Tは、送信装置と受信装置との間でデータ伝送の異常状態が生じる時間差を示す。以下、その詳細が説明される。
送信側バッファ量Sが受信側バッファ量Rより大きい場合(S>R)、バッファ量受信部(送信)502は、バッファ量監視部(送信)205におけるバッファ量比較監視値(送信)を受信側バッファ量Rと同等に変更する。また、このとき、バッファ量受信部(受信)502は、タイマー部601のタイマー設定時間(異常状態発生の時間差)Tを”0”に設定する。
送信側バッファ量Sが受信側バッファ量Rより小さい場合(S<R)、バッファ量受信部(送信)502は、バッファ量監視部(送信)205におけるバッファ量比較監視値(送信)を送信側バッファ量Sと同等のままに維持する。また、このとき、バッファ量受信部(受信)502は、タイマー部601のタイマー設定時間(異常状態発生の時間差)Tを、送信側バッファ量Rと受信側バッファ量Sとの差分とリアルタイム伝送時のデータ転送レートから設定する。例えば、リアルタイム伝送の転送レートが384Kbpsで(R−S)が48バイトであった場合、タイマー設定時間Tは1msecに算出される。
以上のバッファ量比較監視値とタイマー設定時間Tとの設定動作が終了したのち、音楽データ伝送路とは別のデータ伝送路は切断される。ただし、本実施形態では切断しなければならないという制限を与えるものではない。
上述のバッファ量比較監視値とタイマー設定時間Tとの設定動作が終了したのち、音楽データのリアルタイム伝送が実施される。
まず、送信側バッファ量Sが受信側バッファ量Rより多い場合(S>R)が説明される。この場合、データ伝送の実施中において、音楽データバッファ(送信)202におけるバッファ量が、バッファ量監視部(送信)205に予め設定されたバッファ量(R)を超えると、バッファ量監視部(送信)205は、このことを検知する。バッファ量超過を検知したバッファ量監視部(送信)205は、受信装置の音楽データバッファ(受信)202においてバッファ枯渇が発生したと判断して音楽データ送信制御部203の送信動作を一旦停止させたうえで、タイマー部601に送信動作のリセット指令を出力する。
リセット指令を受けたタイマー部601は予め設定されているタイマー設定時間T分の
タイムアウトを待ってから音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202の動作をリセットする。ここで、送信側バッファ量Sが受信側バッファ量Rより大きい場合(S>R)であるため、タイマー設定時間Tは”0”に設定されている。そのため、タイマー部601は、ただちに音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202との動作をリセットした後、音楽データ送信制御部203を再起動させて音楽データのリアルタイム伝送を再開させる。
これにより、音楽データバッファ(受信)202で生じたバッファ枯渇は、全く同時点においてバッファ量監視部(送信)205において検知されたうえで、その検知時点に同期して送信装置の音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202との動作がリセットされる。
次に、送信側バッファ量Sが受信側バッファ量Rより小さい場合(S<R)が説明される。この場合、データ伝送の実施中において、音楽データバッファ(送信)202におけるバッファ量が、バッファ量監視部(送信)205に予め設定されたバッファ量(S)を超えると、バッファ量監視部(送信)205は、このことを検知する。バッファ量超過を検知したバッファ量監視部(送信)205は、送信装置の音楽データバッファ(送信)202においてバッファ溢れが発生したと判断して音楽データ送信制御部203の送信動作を一旦停止させたうえで、タイマー部601に送信動作のリセット指令を出力する。
リセット指令を受けたタイマー部601は予め設定されているタイマー設定時間T分のタイムアウトを待ってから音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202の動作をリセットする。ここで、送信側バッファ量Sが受信側バッファ量Rより小さい場合(S<R)であるため、タイマー設定時間Tは、送信側バッファ量Rと受信側バッファ量Sとの差分とリアルタイム伝送時の転送レートから予め設定されている。そのため、タイマー部601は、設定しているタイマー設定時間T分だけ、音楽データ圧縮部201と音楽データバッファ(送信)202との動作のリセットタイミングを遅延させる。この遅延量(タイマー設定時間T)は、次のような目的を達成するために設定される。
音楽データバッファ(送信)202において伝送異常(バッファ溢れ)が生じた場合において、その送信側伝送異常(バッファ溢れ)に起因した受信側伝送異常(バッファ枯渇)が音楽データバッファ(受信)202に発生するタイミングは、送信側伝送異常(バッファ溢れ)の発生タイミングから遅延する。そのため、送信側伝送異常(バッファ溢れ)に起因して受信側で発生する受信側伝送異常(バッファ枯渇)をバッファ量監視部(受信)205で検知して、その検知タイミングで音楽データバッファ(受信)202や音楽データ伸長部207の動作をリセットしていたのでは、送信側復帰動作と受信側復帰動作とのタイミングが一致しなくなる。
そこで、本実施形態では、音楽データバッファ(送信)202で伝送異常(バッファ溢れ)が生じた場合においては、上記遅延が発生する分、送信装置側において音楽データバッファ(送信)202や音楽データ圧縮部201の動作をリセットするタイミングを、バッファ量監視部(送信)205で伝送異常(バッファ溢れ)を検知したタイミングより遅らせる必要があることに着目する。そうすれば、送信装置と受信装置との間で動作のリセットを同期させることができる。
なお、上記した遅延量は、送信側バッファ量Sと受信側バッファ量Rとの差分と、リアルタイム伝送の転送レートにより決定される。つまり、S<Rの条件において、送信側でのバッファ溢れタイミングではまだ、受信側でのバッファ枯渇は発生していない。それは、(R−S)分のバッファが受信側で消費されていないからである。この(R−S)分のバッファの消費時間がすなわち上記遅延量(タイマー部601のタイマー設定時間)とな
る。さらに、この遅延時間は、44.1Khzサンプリングで1バイトに圧縮される音楽データであれば、(R−S)/44.1[msec]と計算される。
本実施形態では、受信側で伝送異常(バッファ枯渇)が生じるタイミングが送信側で伝送異常(バッファ溢れ)が生じるタイミングより遅延する時間を、タイマー部601で送信装置側の送信動作のリセットを遅延させることで補正している。これにより、受信装置における受信再生の再開タイミングは送信装置における送信再開タイミングと同期する。
このように、本発明に係る第5の実施形態では、無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて、音楽データのリアルタイム伝送を開始する前に予め送信装置側へ受信装置側のバッファ量を通知することで送信側と受信側の異常の発生タイミングを同期させる。これにより、送信装置側と受信装置とのそれぞれで個別に正常伝送状態への復帰動作を行うなかで、互いの復帰動作のタイミングを同期させる。この異常復帰構成によれば、第4の実施形態よりも、受信装置側の構成を簡単にすることができる。
無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおける本発明の第1の実施形態の送信装置の構成図。 無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおける本発明の第1の実施形態の受信装置の構成図。 本発明の第2の実施形態に係る送信装置の構成図。 本発明の第2の実施形態に係る受信装置の構成図。 本発明の第3の実施形態に係る送信装置の構成図。 本発明の第3の実施形態に係る受信装置の構成図。 本発明の第4の実施形態に係る送信装置の構成図。 本発明の第4の実施形態に係る受信装置の構成図。 本発明の第5の実施形態に係る送信装置の構成図。 本発明の第5の実施形態に係る受信装置の構成図。 無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて、音楽データを伝送する従来の送信装置の構成図。 無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて、音楽データを音楽データバッファに任意の時間貯めてから再生を開始する従来の受信装置の構成図。 無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて、送信側で異常が発生した場合に起こる音楽データの不連続性を示すシーケンス図。 無線を用いて音楽データをリアルタイムに伝送するシステムにおいて、受信側で異常が発生した場合に起こる音楽データの不連続性を示すシーケンス図。
符号の説明
101 復帰完了送信部 102 復帰要求受信部
103 復帰要求送信部 104 復帰完了受信部
201 音楽データ圧縮部 202 音楽データバッファ
203 音楽データ送信制御部 204 無線伝送部
205 バッファ量監視部 206 音楽データ受信制御
207 音楽データ伸長部 301 復帰通知送信部
302 復帰通知受信部 401 復帰完了及び復帰通知送信部
402 復帰完了及び復帰通知受信部
501 バッファ量送信部 502 バッファ量受信部
601 タイマー部

Claims (21)

  1. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で送信装置から受信装置にリアルタイムに無線伝送する方法であって、
    前記送信装置または前記受信装置のうち、データ伝送中に伝送異常が生じてその復帰を完了した一方の装置が、復帰完了通知をパケット通信により他方の装置に通知する工程と、
    前記復帰完了通知を受信した前記他方の装置において、その装置自身の伝送異常の復帰動作を、前記一方の装置の復帰動作と同期して実施する工程と、
    を含むことを特徴とする無線伝送方法。
  2. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で送信装置から受信装置にリアルタイムに無線伝送する方法であって、
    受信データの伝送異常を検知した前記受信装置において、受信動作の停止と受信動作のリセットとを行ってデータ伝送の異常状態から復帰する工程と、
    前記受信装置において、前記送信装置の復帰要求をパケット通信により前記送信装置に送信する工程と、
    前記復帰要求を受信した前記送信装置において、送信動作のリセットと送信動作の停止とを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させる工程と、
    前記送信装置において、復帰完了通知をパケット通信により前記受信装置に送信する工程と、
    前記復帰完了通知を送信した前記送信装置において、前記復帰完了通知の送信を完了したタイミングでデータ送信動作を再開させる工程と、
    前記復帰完了通知を受信した前記受信装置において、前記復帰完了通知を受信したタイミングでデータ受信動作を再開させることで、データ受信動作の再開タイミングを、前記データ送信動作の再開に同期させる工程と、
    を含むことを特徴とする無線伝送方法。
  3. 請求項2に記載の無線伝送方法において、
    送信データの伝送異常を検知した前記送信装置において送信動作の停止を行うことで、前記受信装置において受信データの伝送異常を生じさせる工程を、
    さらに含むことを特徴とする無線伝送方法。
  4. 連続性を維持した状態で送信装置によりリアルタイムに無線伝送される、連続性を有するデータを受信する受信装置であって、
    受信データの伝送異常を監視するとともに、伝送異常を検知すれば、受信動作の停止と受信動作のリセットとを行って当該受信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させるバッファ量監視部と、
    当該受信装置の復帰動作が完了すると送信装置の復帰要求をパケット通信により送信装置に送信する復帰要求送信部と、
    送信装置から送信される復帰完了通知を受信すると、受信タイミングでデータ受信動作を再開させることで、データ受信動作の再開タイミングを、前記データ送信動作の再開に同期させる復帰完了受信部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  5. 請求項4の受信装置と対を成す送信装置であって、
    受信装置がパケット通信を介して送信する復帰要求を受信すると、送信動作の停止と送信動作のリセットとを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させる復帰要求受信部と、
    当該送信装置の復帰完了通知をパケット通信により前記受信装置に送信したうえで、前記復帰完了通知を送信したタイミングでデータの送信動作を再開させる復帰完了送信部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  6. 請求項5に記載の送信装置において、
    送信データの伝送異常を監視するとともに、送信データの伝送異常を検知すると、送信
    動作の停止を行うことで受信装置で受信データの伝送異常を生じさせるバッファ量監視部をさらに備える、
    ことを特徴とする送信装置。
  7. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で送信装置から受信装置にリアルタイムに無線伝送する方法であって、
    送信データの伝送異常を検知した前記送信装置において、送信動作の停止と、送信動作のリセットとを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させる工程と、
    前記送信装置において、復帰通知を生成してパケット通信により前記受信装置に送信したうえで、送信完了後、送信動作を再開させる工程と、
    前記復帰通知を受信した前記受信装置において、前記復帰通知を受信したタイミングでデータ受信動作のリセットを行うことで、データ受信動作の再開タイミングを、前記データ送信動作の再開に同期させる工程と、
    を含むことを特徴とする無線伝送方法。
  8. 請求項7に記載の無線伝送方法において、
    受信データの伝送異常を検知した前記受信装置において受信動作の停止を行うことで、前記送信装置で送信データの伝送異常を生じさせる工程を、
    さらに含むことを特徴とする無線伝送方法。
  9. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で受信装置に向けてリアルタイムに無線伝送する送信装置であって、
    送信データの伝送異常を監視するとともに、伝送異常を検知すれば、送信動作の停止と送信動作のリセットとを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させるバッファ量監視部と、
    当該送信装置の復帰動作が完了すると復帰通知をパケット通信により前記受信装置に送信したうえで、前記復帰通知を送信したタイミングで、データの送信動作を再開させる復帰完了通知送信部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  10. 請求項9の送信装置と対を成す受信装置であって、
    前記送信装置が送信する前記復帰通知を受信すると、受信動作のリセットを行って当該受信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させる復帰通知受信部を備えることを特徴とする受信装置。
  11. 請求項10に記載の受信装置において、
    受信データの伝送異常を監視するとともに、受信データの伝送異常を検知すると、受信動作の停止を行うことで送信装置で送信データの伝送異常を生じさせるバッファ量監視部をさらに備える、
    ことを特徴とする受信装置。
  12. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で送信装置から受信装置にリアルタイムに無線伝送する方法であって、
    前記受信装置に伝送異常が生じた際の復帰プロセスとして、
    前記受信装置の伝送異常を検知した前記受信装置において、受信動作の停止と、受信動作のリセットとを行って当該受信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させる工程と、
    前記受信装置において、前記送信装置の復帰要求をパケット通信により前記送信装置に送信する工程と、
    前記復帰要求を受信した前記送信装置において、送信動作のリセットと送信動作の停止とを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させる工程と、
    データ伝送異常状態から復帰した前記送信装置において、復帰完了通知をパケット通信により前記受信装置に送信する工程と、
    前記復帰完了通知を受信した前記受信装置において、前記復帰完了通知を送信したタイミングでデータ受信動作を再開させることで、データ受信動作の再開タイミングを、前記データ送信動作の再開に同期させる工程と、
    を含み、
    前記送信装置に伝送異常が生じた際の復帰プロセスとして、
    送信データの伝送異常を検知した前記送信装置において、送信動作の停止と、送信動作のリセットとを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させる工程と、
    前記送信装置において、復帰通知を生成してパケット通信により前記受信装置に送信したうえで、復帰通知の送信完了後、送信動作を再開させる工程と、
    前記復帰通知を受信した前記受信装置において、前記復帰通知を受信したタイミングでデータ受信動作のリセットを行うことで、データ受信動作の再開タイミングを、前記データ送信動作の再開タイミングに同期させる工程と、
    を含むことを特徴とする無線伝送方法。
  13. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で受信装置に向けてリアルタイムに無線伝送する送信装置であって、
    送信データの伝送異常を監視するとともに、送信データの伝送異常を検知すると、送信動作の停止と送信動作のリセットとを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させるバッファ量監視部と、
    受信装置がパケット通信を介して当該送信装置に送信する復帰要求を受信すると、送信動作の停止と送信動作のリセットとを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させる復帰要求受信部と、
    前記バッファ量監視部による当該送信装置の復帰動作が完了すると復帰通知をパケット通信により受信装置に送信する一方、前記復帰要求受信部による当該送信装置の復帰動作が完了すると復帰完了通知をパケット通信により受信装置に送信し、かつ前記復帰通知または前記復帰完了通知を送信したタイミングでデータの送信動作を再開させる復帰完了及び復帰通知送信部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  14. 請求項13の送信装置と対を成す受信装置であって、
    受信データの伝送異常を監視するとともに、受信データの伝送異常を検知すると、受信動作の停止と受信動作のリセットとを行って当該受信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させるバッファ量監視部と、
    当該受信装置の復帰動作が完了すると送信装置の復帰要求をパケット通信により送信装置に送信する復帰要求送信部と、
    送信装置がパケット通信を介して当該受信装置に送信する復帰通知または復帰完了通知を受信すると、その受信タイミングでデータの受信動作を再開させる復帰完了及び復帰通知受信部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  15. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で送信装置から受信装置にリアルタイムに無線伝送する方法であって、
    前記データのリアルタイム伝送より以前に、前記送信装置と前記受信装置との間で、送信データのバッファ量と受信データのバッファ量とをパケット通信を介して互いに通知し合ったうえで、前記送信装置,受信装置各々において通知されたバッファ量から伝送相手装置の伝送異常の発生タイミングを予測し、予測した伝送相手装置の伝送異常の発生タイミングに同期させて、自身の伝送リセットを行う、
    ことを特徴とする無線伝送方法。
  16. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で送信装置から受信装置にリアルタイムに無線伝送する方法であって、
    前記データのリアルタイム伝送が開始される以前のプロセスとして、
    前記送信装置と前記受信装置との間で、送信側バッファ量と受信側バッファ量とをパケット通信を介して互いに通知し合う工程と、
    前記送信装置において、受信した前記受信側バッファ量が前記送信側バッファ量より小さい場合には送信バッファ量比較監視値を、受信した前記受信側バッファ量と同等量に変更する工程と、
    前記受信装置において、受信した前記送信側バッファ量が前記受信側バッファ量より小
    さい場合には受信側バッファ量を、受信した前記送信側バッファ量と同等量に変更する工程と、
    とを含み、
    前記データのリアルタイム伝送が開始される以降のプロセスとして、
    前記送信装置において、送信データのバッファ量の検出値が、予め設定している前記送信バッファ量比較監視値より大きい場合はデータ伝送に異常が生じたと判断して、送信動作の停止と送信動作のリセットとを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させたうえで、送信動作を再開させる工程と、
    前記受信装置において、前記受信バッファ量に応じたデータ伝送異常が生じた場合は、受信動作の停止と受信動作のリセットとを行って当該受信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させたうえで、受信動作を再開させる工程と、
    を含むことを特徴とする無線伝送方法。
  17. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で受信装置に向けてリアルタイムに無線伝送する送信装置であって、
    送信側バッファ量を、パケット通信を介して受信装置に送信するバッファ量送信部と、
    受信装置から受信側バッファ量を受信するとともに、前記送信側バッファ量が前記受信側バッファ量より大きい場合には送信バッファ量比較監視値を、受信側バッファ量と同等量に変更するバッファ量受信部と、
    前記送信データのバッファ量の検出値が前記送信バッファ量比較監視値より大きいことでデータ伝送に異常が生じたことを検知すると、送信動作の停止と送信動作のリセットとを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させたうえで、送信動作を再開させるバッファ量監視部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  18. 請求項17の送信装置と対を成す受信装置であって、
    受信側バッファ量をパケット通信を介して送信装置に送信するバッファ量送信部と、
    送信装置から送信側バッファ量を受信するとともに、前記送信側バッファ量が前記受信側バッファ量より小さい場合には受信側バッファ量を前記送信側バッファ量と同等量に変更するバッファ量受信部と、
    設定した前記受信バッファ量に応じたデータ伝送異常が生じたことを検知すると、受信動作の停止と受信動作のリセットとを行って当該受信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させたうえで、受信動作を再開させるバッファ量監視部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  19. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で送信装置から受信装置にリアルタイムに無線伝送する方法であって、
    前記データのリアルタイム伝送が開始される以前のプロセスとして、
    前記受信装置において、受信側バッファ量を、パケット通信を介して前記送信装置に通知する工程と、
    前記送信装置において、受信した前記受信側バッファ量と予め記憶している送信側バッファ量との間の差分とデータ転送レートとから、送信装置と受信装置との間でデータ伝送の異常状態が生じる時間差を算定する工程と、
    前記送信装置において、受信した前記受信側バッファ量が予め記憶している送信側バッファ量より小さい場合には、送信バッファ量比較監視値を、受信した前記受信側バッファ量と同等量に変更するとともにデータ伝送の異常状態からの復帰タイミングの設定を遅延なしの設定とする一方、受信した前記受信側バッファ量が予め記憶している送信側バッファ量より大きい場合には、データ伝送の異常状態からの復帰タイミングを前記時間差分だけ遅延させる設定とする工程と、
    を含み、
    前記データのリアルタイム伝送が開始される以降のプロセスとして、
    前記送信装置において、送信データのバッファ量の検出値が、予め設定している前記送信バッファ量比較監視値より大きい場合はデータ伝送に異常が生じたと判断して、予め設
    定している復帰タイミングの遅延設定に基づいて処理タイミングを遅延させた状態で、送信動作の停止と送信動作のリセットとを行って当該送信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させたうえで、送信動作を再開させる工程と、
    前記受信装置において、前記受信バッファ量に応じたデータ伝送異常が生じた場合は、受信動作の停止と受信動作のリセットとを行って当該受信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させたうえで、受信動作を再開させる工程と、
    を含むことを特徴とする無線伝送方法。
  20. 連続性を有するデータを、その連続性を維持した状態で受信装置に向けてリアルタイムに無線伝送する送信装置であって、
    受信装置から受信側バッファ量を受信するとともに、受信した前記受信側バッファ量と予め記憶している送信側バッファ量との間の差分とデータ転送レートとから、送信装置と受信装置との間でデータ伝送の異常状態が生じる時間差を算定したうえで、受信した前記受信側バッファ量が予め記憶している送信側バッファ量より小さい場合には、送信バッファ量比較監視値を、受信した前記受信側バッファ量と同等量に変更するとともにデータ伝送の異常状態からの復帰タイミングの設定を遅延なしの設定とする一方、受信した前記受信側バッファ量が予め記憶している送信側バッファ量より大きい場合には、データ伝送の異常状態からの復帰タイミングを前記時間差分だけ遅延させる設定とするバッファ量受信部と、
    送信データのバッファ量の検出値が、予め設定している前記送信バッファ量比較監視値より大きい場合はデータ伝送に異常が生じたと判断して、送信動作を停止させたうえで、送信動作のリセット指令を出力するバッファ量監視部と、
    前記リセット指令を受けて送信動作のリセットを行うとともに、そのリセットタイミングを前記バッファ量監視部で設定される遅延時間だけ遅延させるタイマー部と、
    を備えることを特徴とする送信装置。
  21. 請求項20の送信装置と対を成す受信装置であって、
    受信側バッファ量をパケット通信を介して送信装置に送信するバッファ量送信部と、
    受信データにデータ伝送異常が生じたことを検知すると、受信動作の停止と受信動作のリセットとを行って当該受信装置をデータ伝送の異常状態から復帰させたうえで、受信動作を再開させるバッファ量監視部と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
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