JP2005150957A - 画像読取装置及びデータ処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な操作で出費金額を集計することができる画像読取装置及びデータ処理システムを提供する。
【解決手段】 携帯電話の画像読取装置によって読み取られた原稿上の画像のデータが(K1)、データ送受信部からサーバに送信され(K2)、この画像データがサーバ側の通信部によって受信されると(SV1)、この画像データがデータ変換部で文字データに変換され(SV2)、変換後の文字データに含まれる数字データが集計部に集計される(SV3)。よって、例えば、上記原稿を店舗等で受け取ったレシートとし、このレシートに印字されている金額部分を携帯電話の画像読取装置に読み取らせると、この金額部分の画像がサーバに送られ、サーバにおいて、この画像データが文字データに変換されて、この文字データに含まれる数字データが集計される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像読取手段によって読み取った画像を文字データに変換し、この変換した文字データに含まれる数字データを集計する画像読取装置及びデータ処理システムに関するものである。
従来、生活費等の出費額を集計する場合、店舗で買い物後に受け取るレシートに印字された金額を読み取って手動でコンピュータに入力するか、電卓を使用して計算した金額を帳面等に書き込んで家計簿を作成することが行われていた。また、今日では、専用の携帯電話を使用すれば、店舗に設置されているレジスタから携帯電話に出費金額のデータが自動的に入力されるシステムも提案されている。なお、書面に印字された画像を光学的に読み取って、読み取った画像を加工して保存できる画像形成装置としては、特許文献1に示されるものがある。
特開2002−271605号公報
しかし、上記のように、店舗で買物後に受け取るレシートに印字された金額を読み取って手動でコンピュータに入力する場合や、電卓を使用して計算した金額を帳面等に書き込んで家計簿を作成する場合は、コンピュータへのデータ入力作業や、計算及び帳面書き込み作業が面倒である。また、店舗のレジスタから携帯電話に出費金額が自動的に入力されるシステムは、このシステムが利用できる店舗で買物をしない限り利用することができない。さらに、上記特許文献1に示される画像形成装置では、出費額の集計をすることは不可能である。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、簡単な操作で出費金額を集計することができる画像読取装置及びデータ処理システムを提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、原稿上の画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取手段によって読み取られた画像のデータをデータ送信手段によってネットワーク上のコンピュータに送信するデータ送信手段とを備えた画像読取装置と、
前記画像読取装置のデータ送信手段から画像データを受信する通信手段と、通信手段によって受信された画像データを文字データに変換するデータ変換手段と、データ変換手段によって変換された文字データに含まれる数字データを集計する集計手段とを備えたコンピュータと
からなるものである。
この構成では、画像読取装置の画像読取手段によって読み取られた原稿上の画像のデータが、データ送信手段によってネットワーク上のコンピュータに送信され、この画像データがコンピュータ側の通信手段によって受信されると、この画像データがデータ変換手段によって文字データに変換され、変換後の文字データに含まれる数字データが集計手段によって集計される。よって、例えば、上記原稿を店舗等で受け取ったレシートとし、このレシートに印字されている金額部分を画像読取手段に読み取らせると、この金額部分の画像がコンピュータに送られ、コンピュータにおいて、この画像データが文字データに変換されて数字データが集計される。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記画像読取装置の画像読取手段は第1及び第2の画像読取位置を定めており、前記データ送信手段は、第1及び第2画像読取位置で読み取られた画像のデータを別個に前記コンピュータに送信し、
前記コンピュータは、前記通信手段が前記画像読取装置のデータ送信手段から受信した第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータの中でいずれに一致するかを判別する画像判別手段とを備えると共に、前記データ変換手段は、前記通信手段によって前記画像読取装置のデータ送信手段から受信された第1画像読取位置の画像データを文字データに変換し、前記集計手段は、前記画像判別手段によって判別された画像別に、前記データ変換手段によって変換された数字データを集計するものである。
この構成では、画像読取装置の画像読取手段の第1画像読取位置で読み取られた画像のデータが、コンピュータのデータ変換手段によってデータ変換されて集計手段による集計の対象となると共に、画像読取手段の第2画像読取位置で読み取られた画像のデータが、コンピュータの画像判別手段によって、予め登録されている複数の画像のデータのいずれかに一致すると判別されると、この画像別に数字データが集計手段によって集計されるようになっている。よって、第2画像読取位置で、レシートに記載されている店舗や法人の識別標識が読み取られるようにすれば、店舗毎や法人毎に数字データ(出費金額)が集計される。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のデータ処理システムであって、前記コンピュータの通信手段は、前記データ変換手段によって変換された文字データに、予め登録されている所定の文字又は記号に対応するデータが含まれていない場合、前記画像読取装置に対してエラーメッセージを送信するものである。
この構成では、画像読取装置のデータ送信手段からコンピュータ側に、画像読取手段で読み取った画像のデータを送信した後、この画像データがデータ変換手段によって変換された後の文字データに、予め登録されている所定の文字又は記号に対応するデータが含まれていない場合は、通信手段から画像読取装置に対してエラーメッセージが送信されるようになっている。よって、例えば、上記所定の文字又は記号として、「合計」「円」「¥」等を登録しておくことにより、金額を示さない画像データ(「合計」「円」「¥」等の文字又は記号が含まれていない画像データ)が画像読取装置から送られてきた場合に、コンピュータにおいて、この数字データを集計してしまうことを防止することができ、ユーザに対して、集計エラーを認識させることも可能になる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のデータ処理システムであって、前記画像読取装置は、前記コンピュータの通信手段から受信したエラーメッセージに対応して、外部操作による文字データの入力を受け付ける文字データ入力手段を備えているものである。
この構成では、画像読取装置に、コンピュータの通信手段からエラーメッセージが送られてきた場合に、文字データ入力手段から外部操作によって文字データを入力できるようになっている。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2に記載のデータ処理システムであって、前記コンピュータの画像判別手段は、前記通信手段が前記画像読取装置のデータ送信手段から受信した第2画像読取位置の画像のデータが、前記予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しないと判別した場合に、この画像データを判別対象として新規登録するものである。
この構成では、コンピュータにおいて、画像判別手段によって第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しないと判別されると、この画像データが画像判別手段に判別対象として新規登録されるようになっている。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のデータ処理システムであって、前記画像読取装置は、前記画像読取手段による画像読取が実行された日時を記憶する日時記憶手段を備え、前記データ送信手段は、前記画像読取手段によって読み取られた画像のデータと共に、日時記憶手段に記憶されている日時データを前記コンピュータに送信し、
前記コンピュータの集計手段は、前記通信手段が前記画像読取装置から受信した日時データが示す日時別に、前記データ変換手段によって変換された数字データを集計するものである。
この構成によれば、コンピュータにおいて、通信手段が、画像読取装置のデータ送信手段から、画像読取手段によって読み取られた画像のデータと共に、日時記憶手段に記憶されている日時データを受信すると、この画像データがデータ変換手段によって変換された後、変換により得られた数字データが、上記日時データが示す日時別に集計手段に集計されるようになっている。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のデータ処理システムであって、前記コンピュータの集計手段は、前記データ変換手段によって変換された文字データに所定の記号が含まれるか否かを判断し、所定の記号が含まれる場合には、この記号に続く数字データを集計するものである。
この構成では、コンピュータにおいて、データ変換手段によって変換された文字データに所定の記号が含まれる場合には、この記号に続く文字データが数字データとして集計手段に集計されるようになっている。
また、請求項8に記載の発明は、原稿上の画像を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段によって読み取られた画像を文字データに変換するデータ変換手段と、
前記データ変換手段によって変換された文字データに含まれる数字データを集計する集計手段と
を備えたことを特徴とする画像読取装置である。
この構成では、画像読取手段によって読み取られた原稿上の画像のデータが、データ変換手段によって文字データに変換され、この文字データに含まれる数字データが、集計手段で集計される。このため、例えば、上記原稿を店舗等で受け取ったレシートとし、このレシートに印字されている金額部分を画像読取手段に読み取らせると、この画像データが文字データに変換されて数字データが集計される。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の画像読取装置であって、前記データ変換手段によるデータ変換が実行された日時を記憶する日時記憶手段を備え、
前記集計手段は、前記日時記憶手段によって記憶された日時別に、前記データ変換手段によって変換された文字データに含まれる数字データを集計するものである。
この構成では、画像読取手段によって読み取られた画像のデータがデータ変換手段によって変換された後、変換により得られた数字データが、日時データが示す日時別に集計手段に集計されるようになっている。
また、請求項10に記載の発明は、請求項8又は請求項9に記載の画像読取装置であって、前記集計手段は、前記データ変換手段によって変換された文字データに、所定の記号が含まれるかを判断し、所定の記号が含まれる場合には、この記号に続く数字データを集計するものである。
この構成では、集計手段が、データ変換手段によって変換された文字データに所定の記号が含まれる場合に、この記号に続く数字データを集計するようになっている。
また、請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の画像読取装置であって、前記画像読取手段は第1及び第2の画像読取位置を備え、この画像読取手段によって読み取られた第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータの中でいずれに一致するかを判別する画像判別手段を更に備え、
前記データ変換手段は、前記画像読取手段によって読み取られた第1画像読取位置の画像データを文字データに変換し、前記集計手段は、前記画像判別手段によって判別された画像別に、前記データ変換手段によって変換された数字データを集計するものである。
この構成では、画像読取手段の第1画像読取位置で読み取られた画像のデータが、データ変換手段によってデータ変換されて集計手段による集計の対象となると共に、画像読取手段の第2画像読取位置で読み取られた画像のデータが、コンピュータの画像判別手段によって予め登録されている複数の画像のデータのいずれかに一致すると判別されると、この画像別に数字データが集計手段によって集計されるようになっている。よって、第2画像読取位置で、レシートに記載されている店舗や法人の識別標識が読み取られるようにすれば、店舗毎や法人毎に数字データ(出費金額)が集計される。
また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の画像読取装置であって、前記画像判別手段は、前記画像読取手段によって読み取られた第2画像読取位置の画像のデータが、前記予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しないと判別した場合、この画像データを判別対象として新規登録するものである。
この構成では、画像判別手段によって第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しないと判別されると、この画像データが画像判別手段に判別対象として新規登録されるようになっている。
請求項1に記載の発明によれば、例えば、上記原稿を店舗等で受け取ったレシートとし、このレシートに印字されている金額部分を画像読取手段に読み取らせると、この金額部分の画像がコンピュータに送られ、コンピュータにおいて、この画像データが文字データに変換され、この文字データに含まれる数字データが集計されるので、コンピュータへのデータ入力作業や、計算及び帳面書き込み作業を行うことなく、簡単な操作で出費金額を集計することができる。また、特定の店舗に限定されることなく、如何なる店舗等で買い物をした場合であっても、その店舗で受け取ったレシートを読み込ませて出費金額を集計することが可能になる。
請求項2に記載の発明によれば、画像読取装置の画像読取手段の第2画像読取位置で、レシートに記載されている店舗や法人の識別標識等が読み取られるようにすれば、法人毎に数字データ(出費金額)を集計することができるので、購入先別に出費金額を集計したい場合における操作が簡単になる。
請求項3に記載の発明によれば、上記所定の文字又は記号として、「合計」「円」「¥」等を登録しておくことにより、金額を示さない画像データが画像読取装置からコンピュータに送られてきても、コンピュータにおいて、この数字データを集計してしまうことを防止することができ、ユーザに対して、集計エラーを認識させることも可能になるので、画像読取手段による画像読取ミスを防止して、集計結果の正確性を高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、画像読取装置に、コンピュータの通信手段からエラーメッセージが送られてきた場合に、文字データ入力手段から外部操作によって文字データを入力できるので、画像読取手段による画像読取ミスがあった場合等に、ユーザが所望の数値等を手動で入力することができる。
請求項5に記載の発明によれば、第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しないときは、この画像データが判別対象として新規登録されるので、予め登録されていない画像を第2画像読取位置で読み取らせた場合であっても、予め登録されている他の画像に付随する数字データとは区別して、当該画像に付随する数字データを集計することができると共に、この読み込んだ画像をユーザが新たに登録させる操作を行う手間が省ける。
請求項6に記載の発明によれば、データ変換手段によって変換された数字データが、日時別に集計されるので、ユーザは、日時別に出費を集計する場合であっても、特別な操作を要することがない。
請求項7に記載の発明によれば、データ変換手段によって変換された文字データに所定の記号が含まれる場合に、この記号に続く数字データが抽出されて集計されるので、この所定の記号として、「合計」「円」「¥」等を登録しておくことにより、レシート等に金額として記載されている数字を的確に抽出して集計することができる。
請求項8に記載の発明によれば、例えば、上記原稿を店舗等で受け取ったレシートとし、このレシートに印字されている金額部分を画像読取手段に読み取らせると、この画像データが文字データに変換され、そのうちの数字データが集計されるので、コンピュータへのデータ入力作業や、計算及び帳面書き込み作業を行うことなく、簡単な操作で出費金額を集計することができる。また、特定の店舗に限定されることなく、如何なる店舗等で買い物をした場合であっても、その店舗で受け取ったレシートを読み込ませて出費金額を集計することが可能になる。
請求項9に記載の発明によれば、データ変換手段によって変換された数字データが、日時別に集計されるので、ユーザは、日時別に出費を集計する場合であっても、特別な操作を要することがない。
請求項10に記載の発明によれば、データ変換手段によって変換された文字データに所定の記号が含まれる場合に、この記号に続く数字データが抽出されて集計されるので、この所定の記号として、「合計」「円」「¥」等を登録しておくことにより、レシート等に金額として記載されている数字を的確に抽出して集計することができる。
請求項11に記載の発明によれば、画像読取装置の画像読取手段の第2画像読取位置で、レシートに記載されている法人識別標識等が読み取られるようにすれば、法人毎に数字データ(出費金額)を集計することができるので、購入先別に出費金額を集計したい場合における操作が簡単になる。
請求項12に記載の発明によれば、第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しないときは、この画像データが判別対象として新規登録されるので、予め登録されていない画像を第2画像読取位置で読み取らせた場合であっても、予め登録されている他の画像に付随する数字データとは区別して、当該画像に付随する数字データを集計することができると共に、この読み込んだ画像をユーザが新たに登録させる操作を行う手間が省ける。
(第1実施形態)
以下、本発明の一実施形態に係るデータ処理システム及び画像読取装置について図面を参照して説明する。図1は本発明に係るデータ処理システムの概略構成を示すブロック図である。本発明に係るデータ処理システム1は、携帯電話(請求項でいう画像読取装置の一例)2と、パーソナルコンピュータ等からなるサーバ(請求項でいうコンピュータの一例)3とで構成される。
携帯電話2は、CCD等を有する小型撮像装置等からなる画像読取部(画像読取手段)21と、制御ユニット22と、各種の動作プログラムが記憶されているROM23と、制御ユニット22の動作領域等として使用されるRAM24と、ユーザによる手動操作で外部からの指示入力を受け付ける操作部(文字データ入力手段)25と、サーバ3等との各種データ送受信を行うためのインタフェイスとして機能する通信I/F26と、LCD(liquid crystal display)等からなり、ユーザに対する操作案内メッセージや、画像読取部21によって読み取られた画像等を表示する表示部27と、公衆電話回線を利用した電話通信に必要な各種処理を実行する電話通信部28とを備える。
画像読取部21は、第1及び第2の画像読取位置を定めており、制御部223の制御によって、第1及び第2画像読取位置で読み取られた画像のデータは各々別個にデータ送受信部221からサーバ3に送信されるようになっている。また、表示部27には、制御部223の制御により、サーバ3から受信したエラーメッセージ(後述)等が表示される。
制御ユニット22は、データ送受信部(データ送信手段)221、日時記憶部(日時記憶手段)222及び制御部223を備えている。
データ送受信部221は、各種データをネットワーク上のコンピュータとの間で送受信するために必要な各処理を行うものであり、画像読取部21によって読み取られた画像のデータを通信I/F26を介してサーバ3に送信し、また、画像読取部21によって読み取られた画像のデータと共に、日時記憶部222に記憶されている日時データをデータ送受信部221から通信I/F26を介してサーバ3に送信する。日時記憶部222は、画像読取部21による画像読取が実行された日時を記憶する。制御部223は、携帯電話2各部の動作を制御するものである。
なお、制御ユニット22は、データ送受信部221、日時記憶部222及び制御部223のそれぞれが個別に回路等で構成されていてもよいし、また、ROM23等に記憶されている動作プログラムに従って、CPUがデータ送受信部221、日時記憶部222及び制御部223として動作する構成としてもよい。また、通信I/F26は、USB(universal serial bus)やBluetooth(登録商標)等、サーバ3との間でデータ通信が可能なインタフェイスの全てを含むものとする。
サーバ3は、制御ユニット31と、各種の動作プログラムが記憶されているROM32と、制御ユニット31の動作領域等として使用されるRAM33と、携帯電話2から受信したデータ等の各種データを記憶可能なHDD34と、HDD34の動作を制御するHDD制御回路35と、携帯電話2等との各種データ送受信を行うためのインタフェイスとして機能する通信I/F36とを備える。この通信I/F36には、USB(universal serial bus)やBluetooth(登録商標)等、携帯電話2との間でデータ通信が可能なインタフェイスの全てが含まれるものとする。
制御ユニット31は、通信部(通信手段)311、データ変換部(データ変換手段)312、集計部(集計手段)313、画像判別部(画像判別手段)314及び制御部315を備えている。
通信部311は、携帯電話2のデータ送受信部221から画像データや、画像データに付随する画像データ読込日時データ等を受信する。通信部311は、データ変換部312によって変換された文字データに、予め登録されている所定の文字又は記号に対応するデータが含まれていない場合に、通信部311から携帯電話2に対してエラーメッセージを送信させる処理等も行う。この文字又は記号は、例えば、「合計」「円」「¥」等であり、上記処理によって、レシートに記載されている数字を携帯電話2の画像読取部21で読み取ることによって、サーバ3においては、かかる数字を、金額を示す数字データとして扱うことを許可するようになっている。
データ変換部312は、OCR(Optical Character Reader)機能等を備え、通信部311が携帯電話2から受信した画像データ(第1画像読取位置で読み取られた画像のデータ)を文字データに変換する。
集計部313は、データ変換部312によって変換された文字データに含まれる数字データを集計するものである。さらに、集計部313は、予め登録されている所定の文字又は記号のデータを保有しており、データ変換部312によって変換された文字データに当該所定の記号が含まれるかを判断し、所定の記号が含まれる場合には、この記号に続く数字データを抽出して集計部313に集計する。
画像判別部314は、予め登録された複数の画像のデータを保有しており、通信部311が携帯電話2のデータ送受信部221から受信した第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータのいずれに一致するかを、いわゆるパターンマッチング機能等により判別するものである。この複数の画像のデータは、例えば、店舗名や法人名を示す文字の形状やロゴ、マークを示すもの等であり、画像判別部314の上記判別によって、店舗等で受け取ったレシートに記載されている店舗名や法人名を示す文字等を、携帯電話2の画像読取部21で読み取ると、サーバ3において、店舗名や法人名を識別できるようになっている。
なお、画像判別部314は、上記複数の画像データを画像判別部314で記憶する構成の他、HDD34やROM32、RAM33等の他の記憶装置に上記複数の画像データを記憶させるようにしてもよい。この場合は、上記複数の画像データを記憶させた記憶装置も、請求項の画像判別手段として機能することになる。さらに、画像判別部314は、通信部311が携帯電話2のデータ送受信部221から受信した画像読取部21の第2画像読取位置で読み取られた画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しないと判別した場合、この画像データを判別対象として画像判別部314に新規登録させる処理も行う。制御部315は、サーバ3各部の動作を制御するものである。
なお、制御ユニット31は、通信部311、データ変換部312、集計部313、画像判別部314及び制御部315のそれぞれが個別に回路等で構成されていてもよいし、また、ROM32又はHDD34等に記憶されている動作プログラムに従って、CPUが通信部311、データ変換部312、集計部313、画像判別部314及び制御部315として動作する構成としてもよい。
次に、データ処理システム1によるデータ集計処理について説明する。図2はデータ処理システム1によるデータ集計処理の概略を示すフローチャートである。ユーザが、携帯電話2の画像読取部21で、店舗等で受け取ったレシートの金額部分を読み取らせる操作を行い、画像読取部21によって当該金額部分の画像が読み取られると(K1)、データ送受信部221は、通信I/F26を介して当該画像データをサーバ3側に送信する(K2)。
サーバ3の通信部311が、通信I/F36を介して上記画像データを受信すると(SV1)、データ変換部312が当該画像データを文字データに変換する(SV2)。そして、データ変換部312によって変換された文字データに含まれる数字データを集計部313が集計し(SV3)、この集計後には、通信部311が集計完了メッセージを通信I/F36を介して携帯電話2に送信する(SV4)。
携帯電話2のデータ送受信部221が上記集計完了メッセージをサーバ3から受信すると(K3)、制御部223は表示部27に当該集計完了メッセージを表示させる(K4)。
上記データ処理システム1によるデータ集計処理について詳細に説明する。図3はデータ処理システム1によるデータ集計処理の詳細を示すフローチャート、図4は携帯電話2の画像読取部21の読取対象となるレシートの一例を示す図、図5(a)は携帯電話2の表示部27を示す図、(b)は表示部27の表示例を示す図であり、レシートを画像読取部21で読み取らせ、第1画像読取位置に金額部分を合わせ、第2画像読取位置に店舗のマークを合わせた状態を示す図、図6は確認メッセージ表示画面の一例を示す図、図7は集計完了メッセージ表示画面の一例を示す図である。
ユーザによる操作で、例えば、図4に示すレシートを読取対象として、携帯電話2の画像読取部21の第1画像読取位置に金額を記す部分を合わせ、第2画像読取位置に店舗マークを合わせて、このレシートが画像読取部21に読み取られると(K21)、今回の画像読取を行った日時が日時記憶部222に登録される(K22)。なお、第1及び第2画像読取位置における各画像読取時刻が異なる場合は、遅い方の時刻が日時記憶部222によって登録されるようにする等の処理を行う。
この画像読取部21の第1画像読取位置とは、読取対象部分が表示部27内の下部に表示される矩形部271(図5(a))の中にくるように、読取対象部分に対する携帯電話2の画像読取部21の位置を設定した場合における画像読取部21の読取位置をいう。また、第2画像読取位置とは、読取対象部分が表示部27内の上部に表示される矩形部272(図5(a))の中にくるように、読取対象部分に対する携帯電話2の画像読取部21の位置を設定した場合における画像読取部21の読取位置をいう。
なお、画像読取部21における第1及び第2画像読取位置は、その位置を適宜変更して設定可能である(表示部27の画面に表示されるどの位置に設定することも可能であり、例えば、互いに同じ位置に設定することも、画面全体に設定することも可能である)。図4に示すレシートに記載されている合計金額表示部分及び店舗マークを、それぞれ画像読取部21の第1及び第2画像読取位置に合わせた状態での表示部27の表示は、図5(b)に示すようになる。
上記の店舗マークと合計金額表示部分は、第1及び第2画像読取位置において同時に読み取らせる必要はなく、個別に各画像読取位置に合わせるようにし、それぞれの画像を個別に読み取り可能となるように画像読取部21を構成してもよい。そのためには、例えば、ユーザが操作部25を操作することにより、画像読取部21によって、それぞれの画像の読み取りが別個に行われる構成としてもよい。
そして、画像読取部21が第1及び第2画像読取位置で読み取った各画像のデータは、各々別個の画像として、データ送受信部221がサーバ3に対して送信する(K23)。
この第1及び第2画像読取位置で読み取った各画像のデータを、通信部311で受信したサーバ3では(SV21)、第1画像読取位置で読み取った画像データをデータ変換部312が文字データに変換する(SV22)。そして、通信部311は、第1画像読取位置の画像データを変換した後の文字データに所定の記号等(上述した「合計」「円」「¥」等)、が有るか否かを判断する(SV23)。ここで、当該変換後の文字データに所定の記号が含まれていない場合は(SV23でNO)、通信部311は、携帯電話2に、金額を示す数字データを確認できない旨等からなるエラーメッセージを送信させる(SV24)。
このエラーメッセージを受信した携帯電話2では(K24)、制御部223が表示部27に当該エラーメッセージを表示させる(K25)。これは、画像読取部21に読み込ませた画像が、金額を示す数字データとして認識されなかったことをユーザに認識させ、操作部25から手動で新たな数字データを入力することを促すものである。
ユーザが表示部27に表示された上記エラーメッセージを見て、ユーザによる操作で操作部25から手動で新たな数字データが入力された場合は(K26でYES)、データ送受信部221は、サーバ3に対して、手動入力された当該文字データを送信する(K27)。なお、ユーザによって操作部25から手動で新たな数字データが入力されなかった場合は(K26でNO)、処理は終了する。
サーバ3は、通信部311が携帯電話2から上記手動入力された文字データを受信すると(SV25)、通信部311が、携帯電話2から受信した文字データの内容と、集計対象とするデータが当該内容でよいかの確認メッセージ等とからなる確認メッセージを携帯電話2側に送信する(SV26)。
携帯電話2は、データ送受信部221がサーバ3から上記確認メッセージを受信すると(K28)、制御部223が当該確認メッセージの内容を、例えば、図6に示す表示画面275のようにして表示部27に表示させる(K29)。この表示部27に表示された確認メッセージ内容を見たユーザにより、操作部25の操作で表示画面275のcancelボタン2751が押下され、文字データが手動で入力されてデータ修正された場合は(K30でYES)、K26乃至K29の処理が繰り返される。ユーザの操作部25の操作により表示画面275のOKボタン2752が押下され、データ修正がされなかった場合は(K30でNO)、データ送受信部221がサーバ3に集計指示を送信する(K31)。
サーバ3は、通信部311が上記集計指示を受信すると(SV27)、SV21の処理において携帯電話2から受信していた画像読取部21の第2画像読取位置の画像のデータが、画像判別部314に予め登録されている複数の画像のデータのいずれに一致するかを画像判別部314が判別する(SV28)。上述したように、この複数の画像のデータは、例えば、店舗名や法人名を示す文字の形状やロゴ、マークを示すもの等であるため、画像判別部314の当該判別処理によって、店舗等で受け取ったレシートに記載されている店舗名や法人名が識別される。
ここで、画像判別部314によって、第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータのいずれかに一致しないと判別された場合は(SV28でNO)、当該第2画像読取位置の画像のデータが新たな画像データとして画像判別部314に登録される(SV29)。
上記SV28の判別処理で、第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータのいずれかに一致すると判別された場合(SV28でYES)、又は上記新規登録処理(SV29)の後、制御部315は、携帯電話2から受信した文字データに含まれる数字データ(金額を示す数字データ)に、判別された画像(すなわち、各画像に関連付けて記憶されている店舗名や法人名)、及び、画像が読み取られた日時等のデータを関連付けてHDD34に保存する(SV30)。この後、集計部313は、今回入力された数字データと、それまでに入力されている数字データとを累積計算して総和を算出することにより、数字データを集計する(SV31)。この集計は、数字データに関連付けられている上記店舗名や法人名、日時データに関わらず全ての数字データの総和を算出してもよいし、各店舗名や法人名又は日時データ別に総和を算出してもよいし、或いは、これら両方の算出を行うようにしてもよい。
上記数字データの集計後、通信部311が、数字データの集計が完了したことを示す集計完了メッセージを携帯電話2に送信する(SV32)。携帯電話2は、データ送受信部221がこの集計完了メッセージを受信すると(K32)、制御部223が、例えば、図7に示す表示画面278により表示部27に当該集計完了メッセージを表示させて(K33)、ユーザに集計完了を認識させた後、処理が終了する。
(第2実施形態)
次に、データ処理システムの第2実施形態を説明する。図8は第2実施形態に係るデータ処理システム10の概略構成を示すブロック図、図9は第2実施形態に係るデータ処理システム10によるデータ集計処理の詳細を示すフローチャートである。なお、図8及び図9において、第1実施形態と同様の構成及び処理については同符号を付して説明を省略する。
第2実施形態に係るデータ処理システム10は、第1実施形態に係るデータ処理システム1と同様に携帯電話2及びサーバ3を備えるが、第1実施形態に係るデータ処理システム1でサーバ3の制御ユニット31に備えられていたデータ変換部312及び画像判別部314が、携帯電話2の制御ユニット50の方に、データ変換部(データ変換手段)501及び画像判別部(画像判別手段)502として設けられていることを特徴とする。よって、第1実施形態で説明した第1画像読取位置の画像データのデータ変換処理、及び第2画像読取位置の画像データの判別処理は、携帯電話2において行われる。以下に、データ処理システム10によるデータ集計処理を説明する。
データ処理システム10では、携帯電話2は、画像読取部21による画像読取後(K21,K22)、第1画像読取位置の画像データのデータ変換処理をデータ変換部501が実行し(K40)、第1画像読取位置の画像データを変換した後の文字データに所定の記号等(上述した「合計」「円」「¥」等)が有るか否かの判断は制御部223が行う(K41)。この後、K25乃至K30の処理を経た後、画像判別部502は、第2画像読取位置の画像のデータが、画像判別部502に予め登録されている複数の画像のデータのいずれに一致するかの判別処理を実行する(K42)。そして、第2画像読取位置の画像のデータが、画像判別部502に予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しない場合は(K42でNO)、当該第2画像読取位置の画像のデータが新たな画像データとして画像判別部502に登録される(K43)。
K42又はK43の処理後、データ送受信部221が、データ変換部501によって変換された文字データに含まれる数字データに、判別された画像(すなわち、各画像に関連付けて記憶されている店舗名や法人名)、及び、画像が読み取られた日時等のデータを関連付けて、サーバ3に対して送信する(K44)。
サーバ3は、通信部311が上記各種データを受信すると(SV41)、制御部315がこの各種データをHDD34に保存し(SV30)、集計部313は、今回入力された数字データと、それまでに入力されている数字データとを累積計算して総和を算出して、数字データを集計させる(SV31)。
(携帯電話の他の実施形態)
次に、携帯電話の他の実施形態を説明する。図10は他の実施形態に係る携帯電話200の概略構成を示すブロック図、図11は他の実施形態に係る携帯電話200によるデータ集計処理の詳細を示すフローチャートである。なお、図10及び図11において、第1及び第2実施形態と同様の構成及び処理については同符号を付して説明を省略する。
携帯電話200は、上述した携帯電話20の構成に加えて、更に集計部(集計手段)601及びHDD29を備え、サーバへのデータ送信及びサーバでのデータ処理を必要とすることなく、データ集計処理を行うことを特徴とする。よって、第1実施形態で説明した第1画像読取位置の画像データのデータ変換処理、及び第2画像読取位置の画像データの判別処理に加えて、数字データの集計処理も携帯電話200において行われる。以下に、携帯電話200によるデータ集計処理を説明する。
携帯電話200は、上記データ処理処理システム10の携帯電話20と同様のK21乃至K43の処理を行った後、制御部223が、データ変換部501によって変換された文字データに含まれる数字データに関連付けて、判別された画像(すなわち、各画像に関連付けて記憶されている店舗名や法人名)、及び、画像が読み取られた日時等のデータをHDD29に保存する(K50)。そして、集計部601が、今回入力された数字データと、それまでに入力されている数字データとを累積計算して総和を算出して、数字データを集計するようになっている(K51)。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、携帯電話2,20,200、サーバ3,30、データ処理システム1,10の構成及び処理を図1乃至図11に示しているが、これらの構成及び処理はあくまでも一例であり、本発明に係るデータ処理システム1,10、携帯電話2,200及びサーバ3,30の構成及び処理は上記に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像読取装置を携帯電話2,20,200として説明しているが、本発明に係る画像読取装置は、データ通信機能を備えたコピー機や、或いは、ファクス、コピー、プリンタ機能を兼ね備えた所謂複合機等であってもよく、この場合、コピー機や複合機に備えられたスキャナが上記画像読取部21として機能し、通信I/Fを介してサーバ3,30との間で、必要なデータ通信が行われる。このように、画像読取装置をコピー機や複合機で構成した場合は、サーバ3,30とのデータ通信ログや、コピー機や複合機で集計した集計結果を、コピー機や複合機に設けられている画像形成部で印刷可能となる。
本発明に係るデータ処理システムの概略構成を示すブロック図である。 データ処理システムによるデータ集計処理の概略を示すフローチャートである。 データ処理システムによるデータ集計処理の詳細を示すフローチャートである。 携帯電話の画像読取装置の読取対象となるレシートの一例を示す図である。 (a)は携帯電話の表示部を示す図、(b)は表示部の表示例を示す図であり、レシートを画像読取装置で読み取らせ、第1画像読取位置に金額部分を合わせ、第2画像読取位置に店舗のマークを合わせた状態を示す図である。 確認メッセージ表示画面の一例を示す図である。 集計完了メッセージ表示画面の一例を示す図である。 第2実施形態に係るデータ処理システムの概略構成を示すブロック図である。 第2実施形態に係るデータ処理システムによるデータ集計処理の詳細を示すフローチャートである。 他の実施形態に係る携帯電話の概略構成を示すブロック図である。 他の実施形態に係る携帯電話によるデータ集計処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1,10 データ処理システム
2,20,200 携帯電話
3,30 サーバ
10 データ処理システム
21 画像読取部
22 制御ユニット
25 操作部
27 表示部
28 電話通信部
31 制御ユニット
35 制御回路
50 制御ユニット
221 データ送受信部
222 日時記憶部
223 制御部
275 表示画面
278 表示画面
305 制御部
311 通信部
312 データ変換部
313 集計部
314 画像判別部
315 制御部
501 データ変換部
502 画像判別部
601 集計部

Claims (12)

  1. 原稿上の画像を読み取る画像読取手段と、この画像読取手段によって読み取られた画像のデータをデータ送信手段によってネットワーク上のコンピュータに送信するデータ送信手段とを備えた画像読取装置と、
    前記画像読取装置のデータ送信手段から画像データを受信する通信手段と、通信手段によって受信された画像データを文字データに変換するデータ変換手段と、データ変換手段によって変換された文字データに含まれる数字データを集計する集計手段とを備えたコンピュータと
    からなることを特徴とするデータ処理システム。
  2. 前記画像読取装置の画像読取手段は第1及び第2の画像読取位置を定めており、前記データ送信手段は、第1及び第2画像読取位置で読み取られた画像のデータを別個に前記コンピュータに送信し、
    前記コンピュータは、前記通信手段が前記画像読取装置のデータ送信手段から受信した第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータの中でいずれに一致するかを判別する画像判別手段とを備えると共に、前記データ変換手段は、前記通信手段によって前記画像読取装置のデータ送信手段から受信された第1画像読取位置の画像データを文字データに変換し、前記集計手段は、前記画像判別手段によって判別された画像別に、前記データ変換手段によって変換された数字データを集計することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  3. 前記コンピュータの通信手段は、前記データ変換手段によって変換された文字データに、予め登録されている所定の文字又は記号に対応するデータが含まれていない場合、前記画像読取装置に対してエラーメッセージを送信することを特徴とする請求項1に記載のデータ処理システム。
  4. 前記画像読取装置は、前記コンピュータの通信手段から受信したエラーメッセージに対応して、外部操作による文字データの入力を受け付ける文字データ入力手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載のデータ処理システム。
  5. 前記コンピュータの画像判別手段は、前記通信手段が前記画像読取装置のデータ送信手段から受信した第2画像読取位置の画像のデータが、前記予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しないと判別した場合に、この画像データを判別対象として新規登録することを特徴とする請求項2に記載のデータ処理システム。
  6. 前記画像読取装置は、前記画像読取手段による画像読取が実行された日時を記憶する日時記憶手段を備え、前記データ送信手段は、前記画像読取手段によって読み取られた画像のデータと共に、日時記憶手段に記憶されている日時データを前記コンピュータに送信し、
    前記コンピュータの集計手段は、前記通信手段が前記画像読取装置から受信した日時データが示す日時別に、前記データ変換手段によって変換された数字データを集計することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のデータ処理システム。
  7. 前記コンピュータの集計手段は、前記データ変換手段によって変換された文字データに所定の記号が含まれるか否かを判断し、所定の記号が含まれる場合には、この記号に続く数字データを集計することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のデータ処理システム。
  8. 原稿上の画像を読み取る画像読取手段と、
    前記画像読取手段によって読み取られた画像を文字データに変換するデータ変換手段と、
    前記データ変換手段によって変換された文字データに含まれる数字データを集計する集計手段と
    を備えたことを特徴とする画像読取装置。
  9. 前記データ変換手段によるデータ変換が実行された日時を記憶する日時記憶手段を備え、
    前記集計手段は、前記日時記憶手段によって記憶された日時別に、前記データ変換手段によって変換された文字データに含まれる数字データを集計することを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
  10. 前記集計手段は、前記データ変換手段によって変換された文字データに、所定の記号が含まれるかを判断し、所定の記号が含まれる場合には、この記号に続く数字データを集計することを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の画像読取装置。
  11. 前記画像読取手段は第1及び第2の画像読取位置を備え、この画像読取手段によって読み取られた第2画像読取位置の画像のデータが、予め登録されている複数の画像のデータの中でいずれに一致するかを判別する画像判別手段を更に備え、
    前記データ変換手段は、前記画像読取手段によって読み取られた第1画像読取位置の画像データを文字データに変換し、前記集計手段は、前記画像判別手段によって判別された画像別に、前記データ変換手段によって変換された数字データを集計することを特徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
  12. 前記画像判別手段は、前記画像読取手段によって読み取られた第2画像読取位置の画像のデータが、前記予め登録されている複数の画像のデータのいずれにも一致しないと判別した場合、この画像データを判別対象として新規登録することを特徴とする請求項11に記載の画像読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019124981A (ja) * 2018-01-11 2019-07-25 株式会社リコー 連携システム、情報処理装置、情報登録方法、プログラム

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