JP2005150720A - 回転同調素子及びこれを有する外部共振器型レーザ - Google Patents

回転同調素子及びこれを有する外部共振器型レーザ Download PDF

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Abstract

【課題】 所望の範囲に渡り連続的な、モードホップのない同調をもたらしながら、速度、単純性、経済性、及び/又は信頼性が増した外部共振器型半導体レーザを同調するシステムと方法を提供すること。
【解決手段】 外部共振器型レーザはモータ軸に取り付けられた回転同調素子により同調されるレーザ出力の波長を有する。回転同調素子は波長選択用の可変厚さの干渉膜と、同調要素を回転しながら、選択された波長に対して共振器長を安定波長とモードホップのない同調範囲に適切に調整するための可変厚さ補償プリズムとを含む。
【選択図】 図2

Description

本発明は回転同調素子及びこれを有する外部共振器型半導体レーザに関する。
波長可変外部共振器型ダイオードレーザ(ECDL)は光学式試験又は測定装置に広く使用され、また波長分割多重(WDM)光学式音声及びデータ通信装置にますます使用されてきている。いくつかの波長可変外部共振器型ダイオードレーザにおいては、出力は共振器に挿入された干渉フィルタを含むシステムにより、あるいは共振器に挿入された格子要素により同調される
多重縦モードは、半波長の整数倍が共振器長内に丁度収まるような波長に対応して共振器により維持される。利得媒質が隣のモードの波長において利得をもたらす場合、外部共振器の同調を変更しながら隣の分光モードが発振し始めるときにモードホッピングが生じ得る。共振器は多モードを維持する場合もあるし、多波長に対して不連続信号を出力することによりモード間を「ホップ」する場合もある。
最近の外部共振器型半導体レーザに関して連続的なモードホップのない同調が可能な種々のコンパクトなシステムについて、例えば特許文献1、2及び3に開示されている。
特許文献1はモードホッピングがなく、また干渉及び反射からのフィードバックが減少した外部共振器型レーザ(ECL)を同調するために干渉フィルタを使用するシステムを開示している。特許文献1はまた外部共振器型レーザ同調素子の機械的に周波数変調された同調に備える同調機構を開示している。特許文献1に開示されているように、同調エタロンは楔状の補正素子と組み合わされてモードホッピングのない同調をもたらす。具体的には、同調素子はエンコーダと読み取り装置に基づいて並進される。並進軸方向の並進器の必要運動範囲は実際にはセンチメートルの範囲であり、熱機械的超音波ステッパ及び直線ステッパを含むモータ技術が開示されている。また、ボイスコイルアクチュエータが同調素子に連結され位置決めするものも一実施例として開示されている。
特許文献2は、選択された波長グリッドの個々のチャンネルと、レーザのサイドモードを抑える技巧とに対応する第一の通過帯域を示すグリッド発生器を有する類似の波長可変レーザシステムを開示している。特許文献2に述べられている外部共振器型レーザは閉ループフィードバックを必要としない。むしろ、既知の位置又は電気的パラメータ(例えば電圧、電流、又は容量)への電気的又は機械的同調に備える同調機構が開示されている。チャンネルセレクタは第一の通過帯域より広い第二の通過帯域を示す。第二の通過帯域は、選択された波長グリッドの最短波長チャンネルと最長波長チャンネルの間の間隔に少なくとも実質的に対応する周期性と、選択されたチャンネルに隣接するチャンネルを抑える技巧とを有する。
特許文献1及び2に開示されているアクチュエータと制御システム及び方法はあまりにも遅く、費用がかさみ、複雑であり、かつ/あるいは種々の用途に対して信頼性がない可能性がある。
特許文献3はモノリシックなプリズムアセンブリを含むシステムを開示しており、プリズムアセンブリは第一の外面と、第一の外面に対向しかつ第一の外面と外部共振器の横平面に対して鋭角で傾斜した第二の外面とを有する基板を備える。好ましくは傾斜面である基板の片面は薄膜ファブリー・ペロー干渉フィルタを合体している。モノリシックなプリズムアセンブリを光軸に対して横方向に並進させることによりレーザ出力波長の連続的な、モードホップのない同調を生じる。しかしながら、開示された干渉フィルタの要求される加工精度は高く、製造コストが高くなってしまうという問題がある。更に、実際に達成可能なフィルタに対応する必要外部共振器長は種々の望ましい、安価な光学部品を含むには短すぎる可能性がある。最後に、特許文献1及び2と同様に、特許文献3で開示及び/又は示唆されるアクチュエータと制御システム及び方法は種々の用途に対してあまりにも遅く、費用がかさみ、複雑であり、かつ/あるいは信頼性がない可能性がある。
Zorabedianの米国特許第6282215号明細書 Zorabedianの米国特許第6526071号明細書 Scobeyの米国特許第6115401号明細書
所望の範囲に渡り連続的な、モードホップのない同調を可能としながらこれらの前記欠点又は限界を克服することができる、外部共振器型半導体レーザに関する同調システムと方法の開発が望まれている。
本発明は、モードホップのない連続的に波長が可変の単一モード出力をもたらすように所望の範囲に渡り外部共振器型レーザ装置を同調するシステム及び方法を提供する。
本発明は速度、単純さ、経済性、及び/又は信頼性が増した、所望の範囲に渡り外部共振器型レーザ装置を同調するシステム及び方法を別々に提供する。
本発明は複雑な運動制御なしに所望の波長走査パターン又はシーケンスを用いて外部共振器型レーザ装置を同調するシステム及び方法を別々に提供する。
本発明は波長走査の所望のパターンをある一定の事象に同期させるシステム及び方法を別々に提供する。
本発明は複雑な運動制御なしに所望の波長走査パターンを繰り返し達成するシステム及び方法を別々に提供する。
本発明は方向性のない回転運動を用いて外部共振器型レーザの所望の同調パターンを達成するシステム及び方法を別々に提供する。
本発明は特にコンパクトな配置で外部共振器型レーザ装置のモードホップのない波長制御を達成するシステム及び方法を別々に提供する。
本発明は特に安価で信頼性のある運動制御部品を用いて、外部共振器型レーザ装置の波長制御を達成するシステム及び方法を別々に提供する。
本発明によるシステム及び方法の種々の実施例において、回転同調素子は透明光学基板の表面に膜として設けられた回転連続可変フィルタを含み、この透明光学基板は連続可変フィルタの円形トラックに沿って変化する厚さを有する。この回転連続可変フィルタは全ての個所が連続可変レーザ周波数を設定する狭帯域干渉フィルタとなっており、透明光学基板の変化する厚さは対応する光路長変化をもたらし、従ってモードホップのない同調を可能とする。
種々の実施例において、本発明によるシステム、装置及び/又は方法を組み入れた光学装置は比較的短い外部共振器を含み、半導体ダイオードレーザのような利得媒質は、外部共振器に光学結合された、外部共振器に面する出射面上に反射防止膜を有する。出力カプラ反射膜がダイオードレーザの出射面、即ちレーザ出力方向に面する一方の共振器端面に設けられる。回転同調素子が光軸に沿って外部共振器の中に配置される。ステップモータ、直流モータ等の回転モータは回転同調素子を回転して光路に沿って配置される同調素子の部分を決定するように制御される。レーザダイオードの第一の出射面と回転同調素子の間で光をフォーカス及び/又はコリメートするためにレンズも外部共振器の中に配置される。種々の実施例において、光路に沿いかつ回転同調素子を通って透過される光を受けるために光学共振器の端部に配置されたリフレクタやレトロリフレクタを含む種々の光絶縁器及び/又は他の光学素子も光路に沿って配置してよい。レトロリフレクタは光を光路に沿いかつ回転同調素子を通って共振器に面する、利得媒質の出射面に戻す。種々の実施例において、四分の一波長板等の種々の光絶縁素子を光軸に沿って配置してもよい。
本発明によるシステム及び方法の種々の他の実施例において、回転同調素子は、回転同調素子の両面が光軸に対して非垂直を維持するような平面内に合わせられる。このようにして、擬似反射が共振器の光軸から逸らされ、それに付随する所望のレーザ動作の妨害を回避する。
本発明によるシステム及び方法の種々の他の実施例において、外部共振器型レーザは外部共振器を比較的長くできるエタロンを含む。共振器長が長いほどより間隔が密なスペクトルモードで動作可能であるように、エタロンはその自由スペクトル領域により外部共振器型レーザに関する中心動作波長の選択の仔細さを増加する。種々の実施例において、エタロンは可変フィルタの円形トラックに固定的に位置合せされた円形路に沿って変化するエタロン厚さを含んでもよい。エタロンは、それが連続可変フィルタに適切に位置合せされるときに、可変フィルタの基準通過帯域幅及び/又は外部共振器の基準モード間隔に少なくとも近似的に合致又は超過する自由スペクトル領域を提供しながら連続可変フィルタの中心周波数に充分対応する可変通過帯域を提供するように設計され、それにより連続的なモードホップのない同調がもたらされる。エタロンのどの部分が光路に沿って配置されても共振器光路長の一定部分を成すことが可能な楔状のエアギャップエタロンである。
本発明によるシステム及び方法のこれら及び他の特徴及び利点は本発明によるシステム及び方法の種々の実施例の以下の詳細な説明において述べられ、あるいはその説明から明らかとなる。
本発明によるシステム及び方法の種々の実施例は図面を参照して詳細に述べられる。
本願に図解される光学装置がそれらの種々の寸法や、それらの角度の関係に必ずしも基準を設けなくてもよいことは言うまでもない。特定の実施例又は用途に適した装置に対して寸法及び角度関係を選択することは、種々の実施例の以下の詳細な説明の助けを借りれば、充分当業者の能力範囲内に入るであろう。
ファブリー・ペローのような既知のレーザ干渉計と対照的に、本願に開示されるシステム及び装置の種々の実施例においては、可変透過波長を有する薄膜ファブリー・ペロー干渉フィルタが可変厚透過基板に合体され、干渉フィルタと透明基板が外部共振器内で回転されて狭いスペクトル領域内で外部共振器型レーザの発光波長又は発光帯域を掃引する。外部共振器により維持されるレーザ発光モードが干渉フィルタにより選択された波長に適切に対応するように、可変厚基板が回転しながら可変光路長を提供することにより可変厚基板(又は補償プリズム)が外部共振器を補償する。可変透過率フィルタと可変厚補償プリズムとの組み合わせは回転素子が共振器内で回転しながら連続的な、モードホップのない同調を可能にする。
図1は本発明による外部共振器型レーザアセンブリ100の一つの実施例を図解する。図1に示すように、外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100は第一の出射面122と、第二の対向する出射面124を有するレーザダイオード120を含む。出射面124には膜125が付いており、これは種々の実施例においては出力カプラ反射膜である。出力光は膜125を通って外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100から出射される。出射面122には膜123が付いており、これは種々の実施例においては反射防止膜である。膜123を通過する光はフォーカス又はコリメート用レンズ要素130により受光されるが、これは端面に反射防止膜を有する勾配屈折率レンズ等でもよい。光は光軸115に沿ってフォーカス又はコリメート用レンズ要素130から随意の四分の一波長板の光絶縁素子140まで進む。これらの光絶縁器構造は周知であり、それらの使用法、及び本願に開示される外部共振器型レーザにおける他の随意の構成要素の使用法は、本開示を考慮しかつ本願の種々の図を参照すれば当業者には明らかであろう。光は次いで回転同調素子160まで進む。
種々の実施例において、回転同調素子160は、光軸115と交差する円形トラック175に沿って配置された回転連続可変フィルタ170と、透明光学基板162とを含む。回転同調素子160は軸112に取り付けられ、この軸はミニチュアモータ110の軸でもよい。種々の実施例において可変透過率フィルタ170はファブリー・ペロー干渉フィルタでもよい。図1に示す実施例において、可変透過率フィルタ170は回転同調素子160のレーザから最も遠い側に配置される。しかしながら、種々の他の実施例においては可変透過率フィルタ170が回転同調素子160のレーザから最も近い側に配置されることが分かるはずである。次いで回転同調素子160を通った光はエンドリフレクタ150に当たるが、このリフレクタは破線152で示すように、軸合わせされた平面ミラー、あるいはレトロリフレクタでもよい。第一の随意の四分の一波長板の光絶縁素子140を含んだ実施例において、回転同調素子160からの光は先ず第二の四分の一波長板の光絶縁素子145を通過することが分かるはずである。これらの四分の一波長板の光絶縁素子140と145は光がエンドリフレクタ150から反射されてレーザの元の偏光モードに戻るように対として存在しなければならない。第一の光絶縁素子140はフィルタの表面から反射された光の偏光をレーザ偏光に対して直交するように回転し、従って戻り光はレーザダイオードの横電気(TE)モードに結合しない。第二の光絶縁素子145はエンドミラーから反射された光に更なる回転を加え、それによりその偏光は、それがレーザに戻ったときに元のレーザ偏光と平行になり、従って戻り光はレーザダイオードの横電気(TE)モードに結合される。
種々の実施例において、図1に示す外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100の全体サイズが主としてモータ110(これは種々の実施例において種々の市販モータを用いれば直径で6〜12mm程度の大きさである)により支配及び決定されることが分かるはずである。図1に図解される外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100は十分コンパクトに詰め込むことが出来、従って、高密度波長分割多重用途のようなある一定のファイバー光通信、あるいは座標測定機のヘッドにプローブとして波長可変レーザを配置すること等を含む種々の商業用途のサイズ上の制約又は制限を満たす。
動作において、レーザダイオード120の反射防止膜の付いた面122から出射された光は光軸115に沿って連続可変フィルタ170を含む回転同調素子160を透過し、レーザダイオード120の面122に向いかつそれを通過するように後方に反射される。外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100の外部共振器は出力カプラ反射膜125とエンドリフレクタ150の間で定められる。レーザの外部共振器の全光路長Lは
Figure 2005150720
ただし、niとLiは光路に沿って種々のエアギャップと構成要素中を進む光の屈折率と物理的経路長である。
基準波長λに対して、レーザ共振器の光路長Lはレーザが維持できる縦モードの波長間隔Δλを以下のように定める。
Figure 2005150720
モードホップのない単一モード出力を与える種々の実施例において、回転同調素子160の可変透過率フィルタ170の3dB、即ち半値幅の帯域幅は隣り合うモード間隔の2倍より狭くなる。そのような透過プロファイルはフィルタ透過プロファイルのピークの下に実質的に中心を置く縦モード以外のモードの発振を避ける傾向にある。可変透過率フィルタの半値幅がモード間隔の2倍より広い種々の実施例においては、フィルタの多数回通過の効果を含むフィルタの等価減衰が次の隣接モードの発振を抑制するほど充分である限り、外部共振器型レーザの単一モード動作を得ることができる。フィルタの透過プロファイルの形と帯域幅は種々の知られた技術により制御できるが、そのいくつかは後で更に説明する。本発明による外部共振器型レーザの単一モード動作をもたらすために動作可能なフィルタ帯域幅は必要なら実験により確認及び/又は調整されることは言うまでもない。
図1に示す外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100の種々の実施例において、構成要素は以下の表1に示すサイズと光学特性を有する。
Figure 2005150720
スペクトルモード間隔に対する数2と、上の表1に挙げられた構成要素に対する値を用いれば、λ=1550nmに対して、7.05mmの光学的共振器長を有する4.25mmの物理的共振器長に対してΔλはおよそ0.17mmとなる。単一モード動作に対して、回転同調素子160のファブリー・ペロー干渉フィルタ170は望ましくはこの値の2倍以下、即ち0.34nm以下の3dB帯域幅を有する。例えば、0.25nmの3dB帯域幅を有する1550nmに中心を置くファブリー・ペロー干渉フィルタを採用することにより、1550nmにおけるスペクトルモードは他のモードが排除されながら透過される。詳細には、ファブリー・ペロー干渉フィルタ170を通る各ダブルパスにおいて、最も近い1550.17nmと1549.83nmのスペクトルモードは9dBだけ排除される。こうして、1550透過モードからもっと遠いスペクトルモードは一層大きく排除されて隣接するスペクトルモードの排除が達成される。
単一基準波長においてそのようなフィルタリングをもたらすのに必要な特性を有する狭帯域干渉フィルタを製作する方法は商業的に知られた技術に従って生み出される。少なくとも一つの実施例が引用される特許文献3に記述及び/又は言及されている。そこに特に言及されているように、例えばニオビア、チタニア、及びシリカ等の酸化金属材料の積層から成る高品質干渉フィルタは、イオンアシスト電子ビーム蒸着、イオンビームスパッタリング、及び反応性マグネトロンスパッタリング等の商業的に知られたプラズマ成膜技術により作ることができる。そこに特に言及されているように、フィルタは、望まない波長に対するリフレクタをそれら自身で形成する二つの誘電体薄膜積層がキャビティ層により分離されたマルチキャビティー膜から成っていてもよい。次にこの構造は一回又はそれ以上繰り返されて遮断性が向上されかつ帯域内透過率平坦性が改良された上記のマルチキャビティフィルタを生み出す。最終効果は帯域内光が透過され、帯域外光が反射される狭帯域透過性フィルタを作ることである。上記の成膜技術により作られる三例の共振器において、高密度で安定した金属酸化膜積層を用いて例えば1550nmでかつ例えば0.3nm以下の超狭帯域幅において摂氏1度当たり0.004nm以下の優れた熱安定性が達成された。
しかしながら、本発明による原理の種々の実施例を用いれば、可変狭帯域フィルタを有する回転同調素子が望ましい。図2は可変狭帯域フィルタ270を有する回転同調素子260の等角図を示す。図3は図2に図解される回転同調素子の側面図を示す。種々の実施例において、回転連続可変フィルタ270は、可変フィルタの前面274と可変フィルタ270の裏面の間に広がる可変厚さの多層薄膜に相当する可変フィルタリング特性を有し、可変フィルタ270の裏面は図3に示す実施例における基板262の表面264と一致する。可変周波数フィルタ270は図2の縦軸に沿って変化する可変厚さを付けて示す。このように一つの実施例において、可変狭帯域フィルタ270は各誘電体層の厚さが一方向に沿って増加する楔フィルタである。全体厚さに係わらず、種々の層の厚さ比はフィルタを通る光路の方向に沿って一定のままである。このように、引用される特許文献3において記述及び/又は参照される例示的フィルタ作成方法は一方向に沿って種々の層の厚さを直線的に変更する方法を含むようにすることもでき、本発明による種々の実施例に使用可能な可変フィルタをもたらす。フィルタ作成方法は予め製作された円形基板を採用しても、あるいは比較的大きい基板を採用し、続いて適当な形と大きさをした回転連続可変フィルタを得るために機械加工、あるいは整形してもよい。種々の適用可能なフィルタ製作技術は米国特許第3442572号、第4303489号、 第4957371号、第5389397号、第5993904号及び第5940182号にも開示され、そのそれぞれはそのまま本願に引用する。可変フィルタはまたカリフォルニア州、サンタローザのOPTICAL COATING LABORATORY社から入手できる。
一定厚さの層の異なる領域において可変屈折率を作り出せる材料及び/又は処理技術が知られていることも言うまでもない。従って、種々の他の実施例において、回転連続可変フィルタ270は一定の厚さと可変屈折率を持っていてもよく、本願に図示及び記述される種々の回転可変フィルタの変化する厚さはそのような代替実施例については可変屈折率の空間分布を示す視覚的模式表現と見なすべきである。一般的に、円形可変フィルタを作る適当な既知の、あるいは後で開発された方法は何れでも本発明の原理に従って使用される。従って、本願に図示及び説明される実施例と方法は例示に過ぎず、限定するものではない。
種々の実施例において、基板262は共にSchottglaswerke(独国、マインツ)から入手可能なBK7又はB270等のような光学ガラスである。少なくとも円形トラックに沿って、基板262の面264と263の間の距離は上に概説したように、また以下にもっと詳細に述べるようにモードホップのない同調をもたらすために回転連続可変フィルタ270の中心周波数に対応するように変化する。種々の実施例において、基板262の面263と264は平面であり、基板262の面263と264の間の距離は図1に示すように角度αに基づく面間最大角に従って変化する。回転同調素子260は又回転同調素子260を軸112に取り付けかつ位置合せするのに適した取り付け穴及び/又は取り付けハブ等(図示せず)を含む。取り付け穴及び/又は取り付けハブは種々の従来の方法により製作及び位置合せされる。
図3は図2に図解する回転同調素子260の側面図を示す。図3に示すように、可変透過周波数干渉フィルタ270が楔角αを有する光学的に透明な基板材料262の楔状部品上に成膜される。楔状基板262は可変光路長をもたらし、それにより共振器を通る光路長が連続可変フィルタ270の透過波長に比例して変化する。楔角αの選択は後でもっと詳細に述べる。
図4は図2と3に示す回転同調素子260を製作する一つの方法に適した製作用マスク210と随意のマスク要素220を示す。薄膜成膜材料は成膜中に矢印205の方向を辿る。基板262は干渉フィルタ膜の各層の成膜中に方向213に沿ってマスク210のマスク開口212の後ろで走査される。図4の上から下に位置が変化しながら走査速度が直線的に増加した場合、フィルタの各干渉膜層の厚さは直線的に減少して図2と3に示す回転同調素子260の直径に沿って直線的に変化する通過帯域を有する楔状狭帯域可変フィルタを生み出す。フィルタ材料が基板262の端まで広がらないことを望む場合、破線輪郭で示すマスク要素220は基板262をマスクするために用いてもよい。製作中に基板262に対して固定されるマスク要素220は可変フィルタの所望の直径に相当する直径を有する開口222を含む。フィルタ材料が基板262の端まで広がることを望む場合、マスク要素220を省略してもよいことは言うまでもない。
あるいは、適当な基板上に直線的可変フィルタを製作するために、前に引用した参考文献に述べられた直線的可変フィルタ作成技術の何れかを用いてもよいことは言うまでもない。基板は楔角αを成し、フィルタは種々の実施例において基板に適切に位置合せされる。種々の他の実施例において、フィルタは先ず一定の厚さの基板上に製作され、その後に楔角αを成す基板に接合されてもよい。種々の実施例において可変フィルタと基板は例えば米国特許第5940182号に開示されるように大きく製作された要素の所定の部分から切断又は機械加工してもよい。
数1における光路長Lの外部共振器に対する連続的なモードホップのない同調の要件は
Figure 2005150720
ただし、λ/Lは一定
基板262の角度αは基板262と一体化された共振器長補償フィルタをもたらす。図2に示す実施例に関し、プリズム、即ち可変フィルタ270に対して固定された可変補償プリズムの幾何学的厚さtは以下の式によって変化する。
Figure 2005150720
ただし、αは楔角で、dsは方向sに沿った位置変化
この変化dtを補償プリズムの異なる部分による共振器の光路長変化dLに関係付ければ
Figure 2005150720
ただし、npはプリズムの屈折率
あるいは位置sに関しては
Figure 2005150720
数3を満たすためにはsとαに関する波長変化dλは
Figure 2005150720
種々の用途に対して本発明による原理の種々の実施例に従う外部共振器型波長可変レーザを設計するためにこれらの表現を用いる一つの例として、基準が780nmであり、およそ±1nmだけ変化するレーザ波長が望ましい。こうして、種々の実施例において、可変フィルタ270は前に述べたようにおよそ8mmの直径を有する円形トラック275の回りでおよそ±1nm変化する780nmの基準狭通過帯域をもたらすように製作される。従って、dλ/ds=2nm/8mm=2.5x10−7。この実施例において補償プリズムを形成する基板62の屈折率nの典型的な値はn=1.5である。前に述べた7.05mmの例示的光学的共振器長を用いれば、L/λ(n−1)=1.805x104。従って、数9に従えば、モードホップのない同調をもたらすために、角度αは以下のように選択及び製作すべきである。
Figure 2005150720
種々の実施例において、補償プリズム角の製作が基準角度αのユニットごとの変動を生じる場合、数3により、外部共振器長に含まれるエアギャップがそれに対応して調整でき、それにより補償プリズムを通る光路の変動が、フィルタ変動に合った予測比d/Lをもたらすように調整された共振器長に合わされ、所望のモードホップのないレーザ同調をもたらすことが分かるはずである。
更に、種々の実施例において、本願に述べられたフィルタ製作技術が波長フィルタリングの所望のパターンの基準波長のユニットごとの変動を生じる場合、種々の実施例において、光軸に対してフィルタ面の角度を調整することにより波長を再調整又はずらすことができることは言うまでもない。この角度は例えばモータ及び/又は回転軸と回転同調素子を、それらの基準方位に対して傾けることによりずらすことができる。即ち、基準が1550nmの狭帯域フィルタの中心透過波長はフィルタを光軸に対し約0〜18°の間で傾けることにより約1530nm乃至約1560nmに同調することができる。しかしながら、そのような場合、補償プリズムが、それぞれ光軸に垂直及び平行なs及びtと等価な方向に揃った、回転軸に取り付けられた別個の素子として設けられるのが最良であることは言うまでもない。次いで、傾けられたフィルタは適当な方向に補償プリズムに対して固定してもよい。更に、外部共振器長に含まれるエアギャップがそれに対応してΔLだけ調整されてもよく、それにより回転同調素子260の基板262を通る光路長の傾斜により導入される増加dLが、調整された共振器全長ΔLにより補償されて所望のモードホップのないレーザ同調がもたらされる。
外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100を10〜12mmオーダの高さ及び幅寸法に詰め込めることを認識すべきである。また、外部共振器型ダイオードレーザ装置100が30mmオーダのビーム方向の長さを持ち得ることも認識すべきである。もちろん、代わりに、外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100をもっと大きいパッケージの中にもっと大きい部品を用いて製作及び組み立でき、これが種々の実施例においてある一定の経済的又は組み立て上の利点を有し得る。更に、外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100は、顕著なシステム振動や、磨耗を生じる慣性負荷を生じることなく秒当たり166〜333回のオーダで可変フィルタにより提供される波長パターンの全サイクルを繰り返すように10,000〜20,000rpmオーダの速度で動作できることも認識すべきである。そのような性能条件を達成するために、同等の従来の直線構造ではおよそ166〜333Hzの周波数でフィルタ素子及びその保持装置に対しおよそ3.5〜4mmの往復ストロークを駆動しなければならないであろう。先行技術のシステムと方法を用いて同様にコンパクトなパッケージで同様の信頼性と無振動をもたらす安価な部品を完成するためにはこれは困難又は不可能である。これは特に往復同調システムにおいて機械的共振を典型的に生じる三角波又は階段波の変化パターンに当てはまる。より一般的には、外部共振器型ダイオードレーザ装置100は、回転同調素子160の円形トラックの回りの波長変化の一サイクルを含む種々の実施例において少なくとも100Hz、200Hz、及び300Hzより大きい周波数の出力波長の繰り返しパターンをもたらすように動作できる。
最後に、外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100は円形路の回りにフィルタ270を分布させることによりもたらされる幾何学的利点により、安価な部品を用いて、非常にコンパクトなパッケージで非常に高レベルの単一波長制御を可能にすることを認識すべきである。例えばおよそ10mmの直径を有する回転フィルタ素子はおよそ30mmの可変フィルタトラック長を提供できる。直線可変フィルタと比較して、このトラック長は同様のシステムパッケージ寸法に対しておよそ20mm余分の可変フィルタトラック長を可能にする。この余分のトラック長は与えられた波長パターンの拡大に使用され、それにより位置解像力がおよそ3倍緩和できる。あるいは、拡大部に渡り単一波長を含むように、あるいは拡大部に渡り緩やかに変化する波長を含むようにトラック部を製作してもよい。そのような部分は安価なステップモータからの単純な開ループ位置制御を用いて含まれる単一波長を外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100からもたらすために、あるいは安価なステップモータからの単純な開ループ位置制御の位置を選択又は調整するために別個の波長センサ等を用いて緩やかに変化する波長の高度の微細同調を可能にするために使用してもよい。
ある意味では、図1〜4に示す可変フィルタ170と270は直径方向に沿った直線可変フィルタであることは言うまでもない。しかしながら、円形トラック275に沿って、回転角の関数として狭通過帯域の中心波長が、0°から180°の回転の回転角の増大線形関数として、また180°回転から360°回転の回転角の減少線形関数として変化するように製作されたフィルタに対しておよそ±1.5%以下だけ変化する。更に、以上の実施例の補償プリズムの線形構造は所望のモードホップのない同調をもたらすように線形フィルタ変化に名目上正確に合っていることは言うまでもない。従って動作上の困難には遭遇することはなく、また望むなら特定の出力波長をもたらすためにどの特定波長に関連付けられた回転角も位置決めのために容易に決定及び/又は選択される。
図5は本発明による回転同調素子360の第二の実施例の等角図であり、連続可変フィルタ370の透過波長が回転同調素子360の中心と同心のトラック374の回りの繰り返しパターンに従って変化する。それにより連続可変フィルタ370は回転同調素子360の回転軸と同心のトラックの回りに多数の透過波長サイクルを備える。図6は図5に示す回転同調素子360の第二の実施例の側面図である。第一の実施例と同様に、表面363により定められる補償プリズム362の厚さは回転同調素子360の中心と同心のトラック374の回りの多数の厚さサイクルの繰り返しパターンに従って変化する。従って、以下に述べる過渡領域を除き、回転同調素子360の回転は可変フィルタの周期性と回転同調素子の回転速度により決定される周波数で、可変フィルタ370により定められる種々の波長及び範囲に対してモードホップのない同調をもたらす。この実施例は近似的に台形変化を示すけれども、可変フィルタ370の形状はこの実施例に限定されない。近似的階段関数、近似的鋸歯パターン等のような他のパターンも本願で述べられた技術を用いて適合し得ることは言うまでもない。回転同調素子260と同様に、回転同調素子360も回転同調素子360を軸112に取り付け及び位置合せするのに適した取り付け穴及び/又は取り付けハブ等(図示せず)を含む。取り付け穴及び/又は取り付けハブは種々の従来方法により製作及び位置合せしてもよい。
回転同調素子360の台形パターンの種々の辺の斜面が交差するところでは斜面過渡部又は湾曲部を含む過渡領域が存在することを認識すべきである。これらの過渡領域が光路115に沿って透過された光の波面を乱し、一般的には、光路115に沿う光ビームのかなりの部分が過渡領域と重なる限り、波長可変レーザの動作と干渉し、あるいはそれを乱すことは言うまでもない。従って、一般的には平面の辺又は面を含むパターンが好まれる。過渡領域が光路から外れるとモードホップのない同調がほとんど「瞬時に」回復されることは言うまでもない。従って、レーザを使用する外部動作のタイミングがそのようなレーザの潜在的な乱れを考慮する限り、レーザは一般的な効用を有する一連のモードホップのない波長及び/又は同調範囲をやはりもたらす。また、回転同調素子260にはそのような過渡領域がなく、回転同調素子260が一定速度で回転されながら乱されない繰り返し制限は変動をもたらす連続可変のモードホップのない同調範囲をもたらすことは言うまでもない。
回転同調素子360のような回転同調素子の円形トラックの回りに波長変化パターンの多数の繰り返し又は周期を備える回転同調素子を用いれば、外部共振器型ダイオードレーザ装置100は少なくとも100Hz、200Hz,及び300Hzに円形トラックの回りのパターンの繰り返し数を掛けたもの以上の周波数で多数の透過波長サイクルの繰り返しパターンをもたらすように動作できることを認識すべきである。例えば、トラックの回りで40サイクルの波長変化により波長を変化する実施例において、外部共振器型ダイオードレーザ装置100は少なくとも4000Hz、8000Hz,及び12000Hz以上の周波数で出力波長の繰り返しパターンをもたらすように動作することができる。
図7は図5に示す回転同調素子360の第二の実施例を用いる外部共振器型ダイオードレーザアセンブリの出力グラフである。図7に示すように、出力光の波長はトラック374の回りのパターンにより決定される周波数及びパターンにより変化する。図7はまた図2と3に示す連続可変フィルタ260が用いられる回転同調素子を使用する正弦波出力と、フィルタ及び補償プリズムが近似的な鋸歯波又は近似的な矩形波パターン等の他のパターンで変化する他の出力とを示す。そのようなパターンの変動及び詳細なプロファイルは回転同調素子360等を製作するために使用される種々の知られた、あるいは後で開発される方法の限界によってのみ制限されることを認識すべきである。図7に描かれた特徴は外部共振器型レーザアセンブリ100の実際の機能を定性的にのみ表していることは言うまでもない。例えば、鋸歯及び台形曲線の上向き斜面エッジと下向き斜面エッジの間の過渡部は任意に尖っているように示されるけれども、実際の動作においては、過渡部は上記のように過渡領域によるレーザを乱す小さな領域を含む。
図8は図5と6の回転同調素子360の構造を製作する一つの方法に適した製作用マスク310を示す。薄膜成膜材料は、成膜中は矢印305の方向を辿る。基板362は干渉フィルタ膜370の各層の成膜中にマスク310のマスク開口312の後ろで円形経路313に沿ってトラック374を走査するように回転される。走査速度が周期的に増加及び減少される場合、干渉膜層の各部の厚さは補足的にトラック374に沿ってそれに対応して減少及び増加し、回転同調素子の対応する円形トラックの回りでパターンに対応して変化する通過帯域を有する空間的にパターンの付いた狭帯域可変フィルタを生み出す。種々の実施例において、パターンは周期パターンでもよい。
代案として、適当な基板上にパターン付きの可変フィルタを製作するのに適した他の知られた、あるいは後で開発された如何なる方法を使用してもよいことは言うまでもない。そのような技術には、可変屈折率を設ける方法、所望の波長変化パターンに対応する成膜ピンホールの濃度パターンを有する非走査マスクを設ける方法等を含む。そのような方法は前に引用した参考文献に開示され、あるいはそれから改造してもよい。種々の実施例において、フィルタは先ず一定厚さの基板上に製作され、その後に補償厚さ変化を含む基板に接合されてもよい。
光路長Lの外部共振器に対する連続的なモードホップのない同調条件は数3に述べられたものと同じである。同様に、補償プリズムの異なる部分による共振器の光路長変化dLに対する条件は数6に述べられる通りである。可変パラメータdλ/λ又は中心波長λは設計により、あるいは円形トラックの各点における試験により既知であり、パラメータnとLが設計により既知であるから、補償厚さの所望の変化dt又は厚さtは補償面363に対して円形トラックの回りの各点において決定してもよい。種々の実施例において、補償面363は基板362をダイヤモンド加工することにより製作してもよい。ダイヤモンド加工は10nmオーダの分解能で制御することができる。種々の市販ソースからは780nmの波長に対してλ/7乃至λ/10オーダの最終形状精度が可能である。あるいは、原型が機械加工され、補償面363が適当な光学材料を成形することにより複製され、これを成形の前又は後に基板362に貼り付けてもよい。種々の実施例において、そのような成形は円形トラックに沿っておよそ20ミクロンオーダの表面変動全幅を有し、これは現在回折光学素子等を作るのに用いられる種々の知られたマイクロ又はナノ整形技術の使用を実行可能にすることを認識すべきである。
図9は本発明による回転同調素子460の第三の実施例である。図9に示すように、可変周波数フィルタ470の膜厚は回転同調素子460の下から可変厚さ補償プリズム462の上まで縦方向に繰り返しパターンに従って変化する。しかしながら、可変周波数フィルタ470の厚さは水平方向には変化しない。図10は第三の実施例460の側面図である。図10に示すように、レーザ共振器の光軸に沿って配置された可変周波数フィルタ470の円周の回りの円形トラック475に対応する面463に少なくとも沿って、可変厚さ補償プリズム462の厚さが可変周波数フィルタ470の波長変化に対応するように回転同調素子460の上から下まで繰り返しパターンに従って多数の厚さサイクルで変化し、これは上記のものと類似の過渡領域を除き、この回転同調素子460を用いて種々の波長において、また種々の範囲に渡りモードホップのない同調をもたらす。回転同調素子260と同様に、回転同調素子460も回転同調素子460を軸112に取り付け及び位置合せするのに適した取り付け穴及び/又は取り付けハブ等(図示せず)を含む。
図11は図9と10に示す構造を製作する一つの方法に適した製作マスク410と随意のマスク要素420を示す。成膜材料は成膜中に矢印405の方向を辿る。基板462は、基板462の表面が干渉フィルタ膜の各層の成膜中にマスク開口412の後ろで走査される速度を周期的に変化しながら、軸413に沿って垂直にマスク410内のマスク開口412の後ろで走査される。その結果、表面474と基板462の間の可変周波数フィルタ470の厚さのパターンの付いた変化を図9の等角図に見ることができる。位置が垂直方向413に上下しながら走査速度が増加及び減少される場合、各干渉膜層の厚さはそれに対応して補足的に減少及び増加し、回転同調素子460の全面に渡り基板420の垂直方向に沿って変化する通過帯域を有する空間的にパターンの付いた狭帯域可変フィルタ470を生み出す。種々の実施例において、パターンは周期的である。フィルタ材料が基板462の端まで広がらないことを望む場合、破線の輪郭で示すマスク要素420は基板462をマスクするために使用してもよい。製作中に基板462に対して固定されたマスク要素420は可変フィルタの所望の直径に対応する直径を有する開口422を含む。フィルタ材料が基板262の端まで広がることを望む場合、マスク要素420は省略してもよいことは言うまでもない。
図12は本発明による外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ500の第二の実施例を図解する。図12に示す外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ500は図1に示す外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100に類似するが、回転同調素子160より大きい直径を有する(このためアセンブリの全体高さがわずかに大きくなる)回転同調素子560を用いることにより、アセンブリのパッケージ全長を外部共振器型ダイオードアセンブリ100のそれに比較して減少できることを除く。これは、この場合、モータ510がレーザダイオード520の上に配置でき、それによりモータ510とレーザダイオード520を保持するのに必要なアセンブリ全長を短くできるからである。例えば、外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ500は20mmオーダの直径内に詰め込むことができ、20mmオーダのビーム方向の長さを持つことができる。
以上の実施例において、前にのべた例示的寸法の組とそれに関連する指示された波長に対する必要な通過帯域により図解されるように、外部共振器長が非常に小さくなっても干渉フィルタ170、270、370、470及び/又は570に対する狭帯域条件は厳しいことを認識すべきである。前に述べたようにそのようなフィルタを製作することは可能であるが、安い値段で広く入手可能であるわけではない。更に、種々の他の実施例においては、より短いレーザ波長を提供し、かつ/あるいはより長い外部共振器長を許すことが望ましいであろう。例えば、より長い共振器は都合の良いことに、更なる光絶縁部品、及び/又はより安価で、より容易に入手可能で、より組み立て易いより大きい部品の使用を可能にし得る。
図13は回転同調素子がエタロンを含む、本発明による外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ600の第三の実施例を示す。図13に示す実施例は緩い狭帯域フィルタ仕様、及び/又はより短い波長、及び/又はより長い共振器で使用できる。図13に示す外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ600は図1に示す外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ100のように動作し、外部共振器ダイオードレーザアセンブリ600がまたエタロンギャップ685と、面625からレトロリフレクタ650までのより長い共振器を含むことを除き、同様に番号を付けられた要素は同様に動作する。より長い共振器では、光絶縁要素640と645が望ましいが、必須ではなく、大抵の場合、レンズ632がレーザビームをフィルタ領域において(コリメートではなく)より小さいスポットにフォーカスするために選ばれ、これはより良好な波長選択(実効的には狭通過帯域)をもたらす。レンズ634はコリメーションを行い、レトロリフレクタ650は正確なミラー位置合せの必要性を減少するためには望ましい。
一般的に、外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ600の実施例は回転同調素子に取り付けられた、あるいはそれと一体化されたエタロンを含む。エタロンはレーザ共振器の光軸に回りに配置された円形トラックに沿って変化するエタロン厚さを含み、可変フィルタの円形トラックに固定して位置合せできる。エタロンは、連続可変フィルタに適切に位置合せされたら、連続可変フィルタの中心波長に充分対応する可変通過帯域波長をもたらすように設計される。それと同時に、エタロンは可変フィルタの基準通過帯域幅及び/又は外部共振器の基準モード間隔を超える自由スペクトル領域をもたらし、それにより、たとえ可変フィルタが前に議論した実施例170〜570と比較して比較的広い通過帯域を持っているか、あるいは比較的長い外部共振器光路長を持っているか、あるいはその両方であったとしても連続的なモードホップのない同調がもたらされる。
図14は楔状エアギャップのエタロンを含む回転同調素子660の等角図である。図15は回転同調素子660の側面図であり、楔状エタロン角β、楔に沿って可変のエタロンギャップg、及び屈折率ne(これは種々の実施例において屈折率nと同じでもよい)を示す。種々の実施例において、回転同調素子660は図2〜4を参照して前に述べたものと類似している。エタロンは楔状光路長補償基板662の光学的に平坦な適当に膜付けされた表面663と、一定の厚さのプレート686の光学的に平坦な適当に膜付けされた表面687との間に形成された楔状のエアギャップ685である。この構造では、エアギャップエタロン685は光路に沿って位置決めされたエタロン685の部分に係わらず共振器の全長に影響を与えない。楔状エアギャップエタロン685は、一定厚さのプレート686と楔状基板662の表面663の間でエタロンの対向する(裏側の)エッジに近似的に対称に配置された、スタンドオフ682及び684と、スタンドオフ684に類似の更なるスタンドオフを配置することにより形成してもよい。一定厚さのプレート686の外側表面688には反射防止膜が設けられてもよい。前の実施例におけるように、可変波長透過フィルタ670は基板662の表面664に設けられる。
一般的にエタロンの透過中心波長は
Figure 2005150720
ただし、Nは整数
従って、楔変化方向に沿う透過波長の変化は
Figure 2005150720
エタロンの垂直入射からの傾斜が小さい(例えば、前に述べた実施例と同様にα=0.25°)と仮定すれば、エタロンギャップの変化dgは
Figure 2005150720
従って、
Figure 2005150720
一般的に基準波長λ、及び/又は回転角の関数としての空間的変化dλ/dsは可変フィルタと回転同調素子の所定の関数であり、従って設計により既知であり、かつ/あるいは実験により確かめられる。種々の実施例において、楔エタロンのパラメータgとβは以下の議論に従って、これらの所定及び/又は既知のパラメータに基づいて決定される。
外部共振器の与えられた光路長は数2により共振器における縦スペクトルモード間隔を決定する。Δλが可変狭帯域フィルタの−3dB帯域幅のおよそ半分より小さい場合、可変フィルタは信頼性よく単一モードを選択できない。そのような場合、エタロンは縦スペクトルモードの中から単一波長のみを透過するのに適した自由スペクトル領域(FSR)と機構fを備えなければならない。即ち、
Figure 2005150720
表1に示す種々の寸法を用いれば7.05mmの光路長が概算された。この光路長と、λ=780nmの異なる(即ち、前に議論した1550nm基準波長と異なる)基準波長を用いれば、それに関連付けられる共振器モード間隔はおよそ0.043nmに減少される。前に述べた0.25nmの3dB帯域幅を有する多重共振器ファブリー・ペロー干渉フィルタはこの場合充分でない。
本発明によって使用可能なエタロンが、20又はそれよりよいオーダのフィネスをもたらすと仮定することは妥当である。従って、エタロンの自由スペクトル領域はおよそFRS<20x2x0.043nm=1.72nmでなければならない。重要なことは、この自由スペクトル領域がまた可変フィルタの0.25nm帯域幅よりかなり大きいことである。従って、可変フィルタは単一モードのエタロンギャップを効率的に選択する。エタロンの自由スペクトル領域は物理的考察から以下のように決定できる。
Figure 2005150720
このように、表1に示す寸法を用いれば、1.72nmの自由スペクトル領域に対して、自由スペクトル領域が近似的に狭帯域可変フィルタの帯域幅より小さくならない限り、gはおよそ175ミクロン、あるいはもっと安全を見ておよそ200ミクロン以上となるように選ばねばならない。g=200ミクロン、dλ/ds=0.25nm/1mm、λ=780nmの場合、数15によればβ=0.064ミリラジアンで、これは非常に小さい楔角である。
表2は近似的に図13に示すような実施例に対する一組の例示的設計値を示す。
Figure 2005150720
前の例に対して、更なる部品及び部品長により光学共振器が7.05mmから13.65mmまで延長されている。従って、数2から得られるスペクトルモード間隔Δλは780/(2x13.65mm)=0.22nmの縦モード間隔である。前の例で使用された例示的パラメータ値と数17によれば、このモード間隔の必要な自由スペクトル領域はおよそ2x20x0.22nm=0.88nmより小さくなる。重要なことは、この自由スペクトル領域はまた可変フィルタの0.25nm帯域幅よりかなり大きいことである。従って、可変フィルタはエタロンギャップの単一モードを効率的に選択できる。gに対する対応する基準値はこの場合、自由スペクトル領域が近似的に狭帯域可変フィルタの帯域幅より小さくならない限り、およそ350ミクロン、あるいはもっと安全を見ておよそ375ミクロン以上である。g=375ミクロン、dλ/ds=0.25nm/1mm、λ=780nmの場合、数15によればβ=0.120ミリラジアンである。
上記の例から、ますます長くなる共振器長又はますます短くなる波長に対して、単一エタロンに必要なギャップは増加しかつ非実用的になる可能性があり、あるいは可変フィルタの通過帯域は所定の実用レベルのエタロンフィネスに必要な自由スペクトル領域を超えてモードホップのない同調を阻害し、あるいは少なくとも危うくする可能性があることを認識すべきである。そのような場合、直列の二つのエタロンが100以上オーダのフィネスをもたらすことができることを認識すべきである。更に、都合のよいことに、直列の二つの同一エタロンは、個々のエタロンの自由スペクトル領域をもたらす一方、個々のエタロンより一桁近く高い合計フィネスをもたらす。従って、例えば、前に述べたg=200ミクロン、β=0.064ミリラジアンの二つのエタロンを同じ可変フィルタを用いて直列に組み立てることもでき、これにより100以上のオーダのフィネスをもたらし、およそ0.009nmの共振器モード間隔を可能にするが、これはおよそ33mmまで共振器光路長を増加することに相当し、あるいはおよそ500nmまで波長を減少することに相当する。
エタロンの製作と間隔設定は本質的に精密な製作作業であり、基準ギャップ、可変フィルタに対する回転位置合せ、及び適切な楔角が全て既知のエタロン検査及び/又は生産管理法により確認されるまで、間隔設定要素をラップ、あるいは整形又は調整することによりプレート686の注意深い調整を必要とする可能性があることを認識すべきである。図14と15に示すように間隔設定要素682と684を周辺に配置する代わりに、同様に調整又は整形された間隔設定要素又は単一の台を円形トラック675の内部に配置してもよい。
図16は、図14と15に示す回転同調素子の第四の実施例と近似的に同じ機能を備える回転同調素子の第五の実施例を作るのに適した更なるエタロン製作技術を示す側面図である。種々の実施例において、必要とされるエアギャップが図16に示すような楔状基板662’にダイヤモンド加工されることはますます実現可能になってきている。図6に示すものと同様に、図16においては可変透過率フィルタ670の円形トラック675に対応する円形トラック663は、図5と6、又は図9と10等に示すタイプのフィルタ構造を補足する可変又は周期的エタロンエアギャップを備えるようにダイヤモンド加工してもよい。そのようなエタロン表面トラックの構造はトラックの回りの各点において前のエタロンギャップ解析技術を適用することにより決定できる。可変エタロンギャップを含む要素を通る光路長に顕著な変化が存在する場合、そのような実施例に使用される補償面(例えば補償プリズム)はまたこれらの光路長変化の補償を含むように形成されることは言うまでもない。
図16に示す回転同調素子の第四の実施例と同じ動作上の寸法を備える回転同調素子を備える代わりの実施例において、プレート(図示せず)はその両面間の楔角βで製作され、円形トラック663は楔状基板662’ではなく、このプレートに機械加工される。次いでこのプレートは楔状基板662に組付けられる。
以上の実施例の何れに関しても、数3で暗示されるように、基準フィルタ波長及び/又は種々の構成要素の光学的厚さに影響する多数の生産変動は外部共振器の全長Lを調節することにより、最も好都合なのは外部共振器の長さに含まれるエアギャップの長さを変更することにより補償できることを認識すべきである。こうして、補償はこれらのプリズム及びエタロンの絶対製造誤差のために行われる。しかしながら楔角のうねりのような相対誤差は補正できない。
図17は本発明による外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ700の第四の実施例を示す。図17に示すように、回転同調素子710は外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ700全体に対して固定関係に表面715に取り付けられたセンサ714を備え、これはセンサ714の感知視野を横切る、回転同調素子760上のマーク位置、又は一つ以上のトリガマーク、又はロータリエンコーダ目盛りマークの通過を検出する。センサ714は一つ以上のトリガマーク又はロータリエンコーダ目盛りマークの存在を感知する、光学的手段でも、磁気的手段でも、電磁的手段でも、容量的手段でも、他の類似の手段でもよい。センサ714は一つ以上の、電圧のような電気信号又は光信号を出力してセンサ714に対するトリガマーク又はロータリエンコーダ目盛りマークの位置を指示し、トリガマーク又は目盛りマークに対応する回転同調素子760の特定の位置及び/又は波長に関する外部事象を同期又はトリガさせてもよい。
図18は図17の外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ700で使用する回転同調装置760の一つの実施例の更なる詳細を示す。図18によれば、回転同調装置760にはトリガマーク776が設けられ、これは回転同調装置760に固定され、レーザの光路に沿って配置される円形トラック775の内側又は外側に配置される。トリガマーク776は一つ以上の、光学的に不透明又は反射性のマーク(光学センサ又はロータリエンコーダ読み取りヘッドの場合)、又は磁気マーク(磁場センサの場合)等の対応するセンサと相互作用するように設計された如何なるマークでもよい。トリガマーク776は回転同調装置760と共に回転するので、それがセンサ714の前を通過することは回転同調素子760が対応する回転角に到達したことを示す。回転同調装置760の回転角は外部共振器型レーザ700の出力波長を決定するので、トリガマーク776がセンサ714の前を通過することは外部共振器型レーザが指定された波長を出力していることを示す。従って、トリガマーク776はセンサ714と組み合わせて、データ収集ハードウェアのような更なるハードウェアに、外部共振器型レーザ700がその同調範囲の指定された点に到達しかつ指定された波長を出力していることを示すタイミング信号を供給するために使用することができる。
種々の実施例において、本発明によるシステムと方法が、高い性能及び信頼性を以って非常に高速で繰り返し走査出でき、あるいは選択肢として、特に安価な運動制御部品を使用しながら低速で走査でき、あるいは種々の精密に制御可能な単一波長に固定できる外部共振器型レーザを提供できることを認識すべきである。
上記の議論から、本願に開示される外部共振器型レーザが、極端に狭く、精密に制御された透過波長が望ましい高密度波長分割多重遠隔通信システムでの使用を含む無数の用途を有することを認識すべきである。更に、多波長(絶対)位相シフト干渉法や試験装置及び研究器具にもこの発明の用途が見出せるかも知れない。
本発明は上に概説した実施例に関連して説明したが、当業者には多くの代案、修正及び変形が目に浮かぶことは明白である。従って、上に記載された発明の実施例は限定ではなく例示を意図したものである。特許請求項により規定される発明の精神と範囲から逸脱することなく種々の変形が成され得る。
本発明による波長可変外部共振器型ダイオードレーザアセンブリの一つの実施例を図解する。 本発明による回転同調素子の第一の実施例の等角図である。 本発明による図2の回転同調素子の第一の実施例の側面図である。 図2と3の回転同調素子の第一の実施例を作り出すために応用可能な製作技術を図解する。 本発明による回転同調素子の第二の実施例の等角図である。 図5の回転同調素子の第二の実施例の側面図である。 本発明による外部共振器型ダイオードレーザアセンブリと回転同調素子の第二の実施例により提供可能な波長走査パターンの例示的代案を示すグラフである。 図5と6の回転同調素子の第二の実施例を製作するのに適したもう一つの製作工程を図解する。 本発明による回転同調素子の第三の実施例の等角図である。 本発明による回転同調素子の第三の実施例の側面図である。 図9と10に示す回転同調素子の第三の実施例を作るのに適したもう一つの製作工程を図解する。 本発明による波長可変外部共振器型ダイオードレーザアセンブリの第二の実施例を図解する。 本発明による波長可変外部共振器型ダイオードレーザアセンブリの第三の実施例を示す。 図13の波長可変外部共振器型ダイオードレーザアセンブリの回転同調素子の第四の実施例の等角図である。 図14に示す回転同調素子の第四の実施例の側面図である。 図14と15に示す回転同調素子の第四の実施例と同じあるいは類似の機能を一般的に備える回転同調素子の第五の実施例を作るのに適した製作技術の代案を図解する側面図である。 本発明による波長可変外部共振器型ダイオードレーザアセンブリの第四の実施例を示す。 図17の波長可変外部共振器型ダイオードレーザアセンブリの等角図である。
符号の説明
100 外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ
110 モータ
112 軸
120 レーザダイオード
130 コリメート用レンズ
140 光絶縁素子
145 光絶縁素子
150 リフレクタ
160 回転同調素子
170 可変透過率フィルタ
175 円形トラック
260 回転同調素子
270 可変フィルタ
275 円形トラック
362 補償プリズム
360 回転同調素子
370 可変フィルタ
374 円形トラック
460 回転同調素子
462 補償プリズム
470 可変フィルタ
475 円形トラック
500 外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ
510 モータ
520 レーザダイオード
560 回転同調素子
600 外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ
632 レンズ
634 レンズ
640 光絶縁素子
645 光絶縁素子
650 レトロリフレクタ
660 回転同調素子
663 円形トラック
670 可変透過率フィルタ
675 円形トラック
685 楔状エアギャップエタロン
700 外部共振器型ダイオードレーザアセンブリ
714 センサ
760 回転同調素子
775 円形トラック
776 トリガマーク

Claims (23)

  1. 回転角の関数として変化する透過波長を有する可変透過率フィルタと、
    回転角の関数として変化する厚さを有する補償プリズムであって、前記可変透過率フィルタの透過波長に対応する外部共振器型レーザの共振器長を変更するために使用可能な補償プリズムと、
    を備えることを特徴とする回転同調素子。
  2. 前記可変透過率フィルタの前記透過波長が前記回転同調素子の直径に渡り実質的に直線的に変化する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転同調素子。
  3. 前記補償プリズムの厚さが前記回転同調素子の直径に渡り実質的に直線的に変化する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の回転同調素子。
  4. 前記回転同調素子の回転軸と同心のトラックの回りで多数の透過波長サイクルをもたらすように前記可変透過率フィルタの前記透過波長が変化する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転同調素子。
  5. 前記回転同調素子の回転軸と同心のトラックの回りで多数の厚さサイクルをもたらすように前記補償プリズムの厚さが変化する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の回転同調素子。
  6. 前記回転同調素子の回転角を示す信号を供給するようにセンサと相互作用するマークを更に備える回転同調素子であって、前記マークがa)トリガマークとb)ロータリエンコーダ目盛りマークの少なくとも一方を備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転同調素子。
  7. 前記回転同調素子の直径に平行な方向に沿って多数の透過波長サイクルをもたらすように前記可変透過率フィルタの前記透過波長が変化する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転同調素子。
  8. 前記回転同調素子の直径に平行な方向に沿って多数の厚さサイクルをもたらすように前記補償プリズムの前記厚さが変化する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転同調素子。
  9. 前記可変透過率フィルタの前記透過波長に対応するように回転角の関数として変化する透過波長を有するエタロンを更に備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転同調素子。
  10. 前記エタロンが楔状エアギャップエタロンである、
    ことを特徴とする請求項9に記載の回転同調素子。
  11. 前記可変透過率フィルタの前記透過波長に対応するように回転角の関数として変化する透過波長を有する第二のエタロンを更に備える、
    ことを特徴とする請求項9に記載の回転同調素子。
  12. レーザダイオードと、リフレクタと、前記レーザダイオードと前記リフレクタの間の光路に沿って、動作するように配設された請求項1に記載の回転同調素子とを備える、
    ことを特徴とする外部共振器型レーザ。
  13. 光路に沿って配設された少なくとも一つの光絶縁素子を更に備える、
    ことを特徴とする請求項12に記載の外部共振器型レーザ。
  14. 光路に沿って配設された少なくとも一つのレンズを更に備える、
    ことを特徴とする請求項12に記載の外部共振器型レーザ。
  15. 前記回転同調素子を回転するために使用可能な回転モータを更に備える、
    ことを特徴とする請求項12に記載の外部共振器型レーザ。
  16. 前記回転同調素子が、前記回転同調素子の回転角を示す信号を供給するようにセンサと相互作用するマークを更に含み、前記マークがa)トリガマークとb)ロータリエンコーダ目盛りマークの少なくとも一方を備え、前記外部共振器型レーザが前記マークを検知するセンサを更に備える、
    ことを特徴とする請求項12に記載の外部共振器型レーザ。
  17. 前記回転モータが前記回転同調素子に連結された軸に連結され、前記回転同調素子に連結された前記モータが光路に対して横方向に沿ってレーザダイオードに隣接して配設可能であるように前記回転同調素子が充分大きい半径を有する、
    ことを特徴とする請求項15に記載の外部共振器型レーザ。
  18. 往復運動を使用しないで繰り返し変化する可変波長出力をもたらすように動作可能である、
    ことを特徴とする請求項15に記載の外部共振器型レーザ。
  19. 往復運動を使用しないで繰り返し変化するモードホップのない可変波長出力をもたらすように動作可能である、
    ことを特徴とする請求項18に記載の外部共振器型レーザ。
  20. 少なくとも100Hzの周波数で繰り返し変化するモードホップのない可変波長出力をもたらすように動作可能である、
    ことを特徴とする請求項19に記載の外部共振器型レーザ。
  21. 精密な運動制御に頼らないで精密に繰り返される波長範囲に渡り繰り返し変化するモードホップのない可変波長出力をもたらすように動作可能である、
    ことを特徴とする請求項18に記載の外部共振器型レーザ。
  22. 前記回転同調素子が回転角の関数として前記回転同調素子の回りで多数回複製されるパターンを含み、前記外部共振器型レーザが少なくとも1,000Hzの周波数で繰り返し変化する可変波長出力をもたらすように動作可能である、
    ことを特徴とする請求項18に記載の外部共振器型レーザ。
  23. 少なくとも10,000Hzの周波数で繰り返し変化する可変波長出力をもたらすように動作可能である、
    ことを特徴とする請求項22に記載の外部共振器型レーザ。
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