JP2005149789A - コネクタ及びコネクタの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化しても容易にケーブルや相手側のコネクタとインピーダンスを整合できるコネクタ及びコネクタの製造方法を提供する。
【解決手段】コネクタ1,1aは互いに嵌合する。コネクタ1はケーブル5の端部に取り付けられる。コネクタ1は複数の端子金具と該端子金具を保持するインナホルダ及びインナハウジング18を備えている。インナホルダ及びインナハウジング18は発泡成形された合成樹脂からなる。コネクタ1aは複数の端子金具と該端子金具を保持するホルダを備えている。ホルダは発泡成形された合成樹脂からなる。インナホルダ及びインナハウジング18はケーブル5の各電線とインピーダンスが整合するように発泡倍率が調整されている。ホルダはコネクタ1とインピーダンスが整合するように発泡倍率が調整されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、自動車などに装備される電子機器間などを電気的に接続する際に用いられ、電線や相手側のコネクタなどとインピーダンスが整合されたコネクタ及びコネクタの製造方法に関する。
移動体としての自動車には、種々の電子機器が搭載される。このため、自動車は、前述した電子機器に電力や信号を伝送するためにワイヤハーネスを配索している。ワイヤハーネスは、複数の電線と、コネクタとを備えている。
電線は、導電性の芯線と、この芯線を被覆する絶縁性の合成樹脂からなる被覆部とを備えた所謂被覆電線である。コネクタは、導電性の金属からなる端子金具と、該端子金具を収容するコネクタハウジングとを備えている。コネクタハウジングは、絶縁性の合成樹脂からなり、前述した電子機器のコネクタと嵌合する。前述したワイヤハーネスは、コネクタが電子機器のコネクタと嵌合して、電子機器に所望の電力や信号を伝送する。
前述したコネクタや電子機器のコネクタは、嵌合する相手側のコネクタや端子金具に取り付けられる電線などとインピーダンスが整合されるようになっている。特に、大量の信号量を高速で伝送する場合には、インピーダンスが整合されなければならない。
例えば、電子機器として、ナビゲーション装置の現在位置などを算出する本体部と、現在位置や目的位置を表示するためのディスプレイとを接続するために用いられるコネクタでは、以下の理由により、大量の信号量を高速で伝送する必要が生じている。前述したディスプレイは、より高解像度であることが求められているとともに、リアルタイムで前述した現在位置などを表示できることが求められている。
このため、前述した本体部からディスプレイに伝送する信号量が増大するとともに、ディスプレイが伝送された信号をリアルタイムで表示できるように、信号をより高速で伝送する必要が生じている。従来から用いられてきた伝送形態としては、不平衡型(シングルエンド)と平行型(ディファレンシャル)がある。
シングルエンド型は、ディジタル信号のHighとLowとの区別をグランド線と信号線(1本)の電位差で判別する形態であり、従来一般的に用いられている。
これに対し、ディファレンシャル型は、2本の信号線(+、−)を用いて、2本の信号線の電位差でHighとLowとを区別する。これら2本の信号線で電送される信号のうち一方はマイナスの電位となる場合もあるが、この一方の信号を本明細書ではプラス信号と呼ぶ。2本の信号線で電送される信号のうち他方はプラスの電位となる場合もあるが、この他方の信号を本明細書ではマイナス信号と呼ぶ。
ディファレンシャル型の2つの信号は、電圧の大きさが互いに等しく、位相が180°異なる。ディファレンシャル型は、2本の信号線に生じたノイズをレシーバの入力段階でキャンセルされるので、シングルエンド型に比べて、高速に伝送することができる。
前述した高速ディファレンシャル伝送方式を行うために、本発明の出願人は、プラス信号用端子金具と、マイナス信号用端子金具と、グランド端子金具とを備えたコネクタを提案している(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されたコネクタは、ケーブルの端部に取り付けられる。
ケーブルは、プラス信号用の電線と、マイナス信号用の電線と、グランド(アース)用の電線とを備えている。プラス信号用の電線は、プラス信号用端子金具と接続され、マイナス信号用の電線は、マイナス信号用端子金具と接続され、グランド用の電線は、グランド端子金具と接続される。ケーブルは、プラス信号用の電線とマイナス信号用の電線とグランド用の電線とが平行に配されている。ケーブルの断面では、プラス信号用の電線とマイナス信号用の電線とグランド用の電線とは、トライアングル状(三角形の頂点を形成する位置)に配されている。
前述した特許文献1に記載のコネクタは、プラス信号用端子金具とマイナス信号用端子金具とグランド端子金具とを前記ケーブルの電線の配列形態と同様に、トライアングル状(三角形の頂点を形成する位置)に配している。こうすることで、特許文献1に記載のコネクタは、ケーブルからコネクタに亘って、前述した各信号の伝送経路(各電線の芯線と該芯線に接続する各端子金具)の相対的な位置関係が一定となり、ケーブルの各電線とのインピーダンスを整合させている。
特開2003−100399号公報
前述した自動車などに搭載されるナビゲーション装置の本体部とディスプレイとを接続するためなどに用いられるコネクタは、より小型であることが求められている。前述したコネクタは、より小型化されると、勿論、端子金具間の間隔も狭くなる。
一方、前述したコネクタのインピーダンスは、端子金具間の間隔と、端子金具の断面積と、コネクタハウジングを構成する合成樹脂の誘電率により定められることが知られている。
前述したコネクタは、小型化しても前述したケーブルなどとインピーダンスを整合するために、前述したコネクタハウジングを構成する合成樹脂を適宜変更してきた。しかしながら、コネクタハウジングを構成する合成樹脂を適宜変更するのでは、コネクタハウジング毎即ちインピーダンス毎に異なる合成樹脂を用いる必要が生じて、コネクタのコストが高騰する傾向であった。更に、小型化に伴い、コネクタハウジングを構成する合成樹脂を変更しても、インピーダンスを整合することが困難になってきている。
また、前述したコネクタは、端子金具間の間隔を嵌合する相手側のコネクタの端子金具の間隔に合わせる必要が生じ、インピーダンスを整合するためには、コネクタハウジングの誘電率を変更しなければならない。しかしながら、前述した小型化のために、インピーダンスを整合できるように、コネクタハウジングを構成する合成樹脂を選択することが困難となる傾向である。このため、前述したコネクタは、小型化に伴い、電線や相手側のコネクタとのインピーダンスの整合が困難になる傾向であった。
したがって、本発明の目的は、小型化しても容易にケーブルや相手側のコネクタとインピーダンスを整合できるコネクタ及びコネクタの製造方法を提供することにある。
前述した課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明のコネクタは、複数の端子金具と、これら複数の端子金具を保持する保持部材と、を備え、相手側のコネクタと嵌合するコネクタにおいて、前記保持部材が発泡成形された合成樹脂からなり、前記複数の端子金具に接続される電線と前記相手側のコネクタとのうち一方とインピーダンスを整合するように、発泡倍率を変更することで前記保持部材の誘電率が調整されたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明のコネクタの製造方法は、複数の端子金具と、これら複数の端子金具を保持する保持部材と、を備え、相手側のコネクタと嵌合するコネクタの製造方法において、前記保持部材を構成する合成樹脂に発泡剤を混入して発泡成形することで、前記保持部材を製造するとともに、前記複数の端子金具に接続される電線と前記相手側のコネクタとのうち一方とインピーダンスを整合するように、発泡倍率を変更して前記保持部材の誘電率を調整することを特徴としている。
請求項1に記載の本発明のコネクタによれば、保持部材の発泡倍率を変更することで、保持部材の誘電率を変更する。このため、保持部材の発泡倍率を変更することで、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。
また、保持部材の発泡倍率を変更することで、保持部材の誘電率を変更する。これにより、保持部材の材質を変更することなく該保持部材の誘電率を変更できる。即ち、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。
請求項2に記載の本発明のコネクタの製造方法によれば、保持部材の発泡倍率を変更して、保持部材の誘電率を変更する。このため、保持部材の発泡倍率を変更することで、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。
また、保持部材の発泡倍率を変更することで、保持部材の誘電率を変更する。これにより、保持部材の材質を変更することなく該保持部材の誘電率を変更できる。即ち、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。
以上説明したように、請求項1に記載の本発明は、保持部材の発泡倍率を変更することで、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。したがって、小型化しても容易に保持部材の誘電率を変更でき、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。
また、保持部材の材質を変更することなく該保持部材の誘電率を変更でき、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。したがって、インピーダンスを整合するために、保持部材の材質を変更する必要がないので、コストの高等を防止できる。
請求項2に記載の本発明は、保持部材の発泡倍率を変更することで、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。したがって、小型化しても容易に保持部材の誘電率を変更でき、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。
また、保持部材の材質を変更することなく該保持部材の誘電率を変更でき、電線や相手側のコネクタとインピーダンスを整合できる。したがって、インピーダンスを整合するために、保持部材の材質を変更する必要がないので、コストの高等を防止できる。
なお、本明細書に記した保持部材とは、発泡成形された合成樹脂からなり端子金具を保持するとともに、金属などの導体で覆われるものをいう。保持部材は、内部に設けた空間(端子収容室ともいう)内に端子金具を収容したり、インサート成形などにより端子金具と一体に成形されて該端子金具を埋設したり、端子金具に係止するなどして、端子金具を保持する。保持部材は、従来から用いられてきたコネクタハウジングやホルダなどのことを示している。
また、本明細書に記した発泡成形とは、前述した保持部材を構成する合成樹脂に周知の発泡剤を混入して、攪拌した後、合成樹脂を加熱して一旦溶かす。このときの合成樹脂を加熱した熱により前述した発泡剤が分解又は揮発して、合成樹脂中に気泡を生じる。溶けて気泡を生じた合成樹脂を前述した保持部材を成形するための金型内に流し込んで、前述した保持部材を成形する。本明細書に記した発泡成形とは、前述したように気泡を多数生じさせて、保持部材を成形することを示している。なお、保持部材を成形する際には、例えば、射出、圧縮、真空成形などの従来から周知の種々の成形方法を用いることができる。
また、本明細書でいう発泡剤として、合成樹脂が溶かされる時の熱により分解する所謂分解性発泡剤と、合成樹脂が溶かされる時の熱により揮発する所謂揮発性発泡剤との双方を用いることができる。分解性発泡剤として、例えば、炭酸アンモニウム、重炭酸ソーダ、アゾ化合物、スルホヒドラジド化合物、ニトロソ化合物、アジド化合物などの従来から周知のものを用いることができる。揮発性発泡剤として、炭酸ナトリウムなどの従来から周知のものを用いることができる。
また、前述した保持部材を構成する合成樹脂として、例えば、ポリエステルなどの従来から周知のものを用いることができる。
さらに、発泡倍率とは、未発泡の前述した保持部材を構成する合成樹脂の密度を、発泡後の前述した保持部材を構成する合成樹脂の密度で除した値である。
本発明の一実施形態にかかるコネクタを、図1ないし図10を参照して説明する。図1になどに示すコネクタ1,1aは、互いに嵌合して、例えば、図9に示す自動車などに搭載される電子機器としてのナビゲーション装置2の本体部3とディスプレイ4とを接続するために用いられる。コネクタ1にとっては、相手側のコネクタとはコネクタ1aのことを示し、コネクタ1aにとっては、相手側のコネクタとはコネクタ1のことを示している。
ナビゲーション装置2は、図9に示すように、現在位置などを算出する本体部3と、現在位置や目的位置を表示するためのディスプレイ4などを備えている。本体部3は、例えば、自動車のダッシュボードなどに設置される。ディスプレイ4は、図9に示すように、自動車の前席と後席とのそれぞれに設置されている。ディスプレイ4は、より高解像度であることが求められているとともに、リアルタイムで前述した現在位置などを表示できることが求められている。このため、前記本体部3からディスプレイ4には、高速ディファレンシャル伝送方式を用いて、必要な信号(電流)を伝送する。
高速ディファレンシャル伝送方式とは、2本の信号線(+、−)を用いて、2本の信号線の電位差でHighとLowとを区別する。高速ディファレンシャル伝送方式の2つの信号(以下、一方の信号をプラス信号と呼び、他方の信号をマイナス信号と呼ぶ)は、電圧の大きさが互いに等しく、位相が180°異なる(このため、本明細書でプラス信号と呼ぶ信号であっても、マイナスの電位となることがあり、本明細書でマイナス信号と呼ぶ信号であっても、プラスの電位となることがある)。高速ディファレンシャル伝送方式は、2本の信号線に生じたノイズをレシーバの入力段階でキャンセルされるので、信号を高速に伝送することができる。
前述した本体部3とディスプレイ4とは、高速ディファレンシャル伝送方式用のケーブル5(以下単にケーブルと呼ぶ)と、該ケーブル5の端部に取り付けられたコネクタ1と、該コネクタ1と嵌合するとともにディスプレイ4の印刷配線板(Printed Circuit Board)41に取り付けられたコネクタ1aを用いて、接続される。このため、コネクタ1,1aは、高速ディファレンシャル信号伝送用のコネクタである。ケーブル5は、図3に示すように、前述したプラス信号を伝送するプラス信号用電線6と、前述したマイナス信号を伝送するマイナス信号用電線7と、グランド用電線8と、アルミラミネートシート9と、絶縁チューブ10とを備えている。
プラス信号用電線6と、マイナス信号用電線7と、グランド用電線8とは、それぞれ、導電性の芯線と、該芯線を被覆する被覆部と、を備えた所謂被覆電線である。プラス信号用電線6とマイナス信号用電線7は、本体部3に接続しており、該本体部3からディスプレイ4に供給される信号(電流)を伝送する。プラス信号用電線6とマイナス信号用電線7は、電圧の大きさが互いに等しくかつ位相が互いに180°異なる信号(電流)を伝送する。
グランド用電線8は、図示しないアースなどに接続しており、プラス信号用電線6とマイナス信号用電線7とに電流が流れることにより生じる電気的なノイズを前記アースに導く。電線6,7,8は、本明細書に記した電線をなしている。
アルミラミネートシート9は、アルミニウム合金などからなり薄膜状に形成されている。アルミラミネートシート9は、前記電線6,7,8を覆っている。アルミラミネートシート9は、図示しないアースなどに接続しており、前記電線6,7,8に外部から侵入しようとする電気的なノイズをアースに導く。絶縁チューブ10は、絶縁性の合成樹脂からなり、前記アルミラミネートシート9を被覆している。
コネクタ1は、図2に示すように、ケーブル5の端部に取り付けられ、ディスプレイ4の印刷配線板41に取り付けられたコネクタ1aと嵌合する。コネクタ1は、図3に示すように、一つの端子金具セット11と、コネクタハウジング12とを備えている。
端子金具セット11は、図3に示すように、一本のプラス信号用端子金具13と、一本のマイナス信号用端子金具14と、一本の第1のグランド端子金具15と、一本の第2のグランド端子金具16とを備えている。各端子金具13,14,15,16は、導電性の金属からなり、円筒状に形成されており、互いに平行に配されている。
プラス信号用端子金具13は、ケーブル5のプラス信号用電線6と電気的に接続する。マイナス信号用端子金具14は、ケーブル5のマイナス信号用電線7と電気的に接続する。プラス信号用端子金具13とマイナス信号用端子金具14は、勿論、本体部3からディスプレイ4に供給される互いに電圧の大きさが等しくかつ位相が180°異なる信号(電流)を流す。
第1のグランド端子金具15は、プラス信号用端子金具13に対応しており、前述したグランド用電線8に接続する。第1のグランド端子金具15は、プラス信号用端子金具13に信号(電流)が流れることにより生じる電気的なノイズを、グランド用電線8を介して前述したアースに導く。
第2のグランド端子金具16は、第1のグランド端子金具15と別体であり、マイナス信号用端子金具14に対応しており、前述したグランド用電線8に接続する。第2のグランド端子金具16は、マイナス信号用端子金具14に信号(電流)が流れることにより生じる電気的なノイズを、グランド用電線8を介して前述したアースに導く。
前述した構成の端子金具セット11は、ディスプレイ4のコネクタハウジング側から見て即ちコネクタハウジング12の後述の開口部20aと相対する側から見て、前述した端子金具13,14,15,16が、図8に示すように、四角形の頂点となる位置に配されている。即ち、端子金具13,14,15,16は、図8に示すように、四角形を形成する。図示例では、端子金具13,14,15,16は、図8に示すように、正方形を形成している。
また、プラス信号用端子金具13とマイナス信号用端子金具14とは、矢印N1に沿って互いに平行に並んでいる。第1のグランド端子金具15と第2のグランド端子金具16は、矢印N2に沿って互いに平行に並んでいる。矢印N1,N2は、互いに平行である。矢印N1は、本明細書に記した直線状の第1の方向をなしており、矢印N2は、本明細書に記した直線状の第2の方向をなしている。
このため、端子金具セット11では、第1のグランド端子金具15とプラス信号用端子金具13との距離が、第1のグランド端子金具15とマイナス信号用端子金具14との距離より短くなっている。即ち、第1のグランド端子金具15は、プラス信号用端子金具13とマイナス信号用端子金具14とのうちプラス信号用端子金具13寄りに配されている。
また、端子金具セット11では、第2のグランド端子金具16とマイナス信号用端子金具14との距離が、第2のグランド端子金具16とプラス信号用端子金具13との距離より短くなっている。即ち、第2のグランド端子金具16は、プラス信号用端子金具13とマイナス信号用端子金具14とのうちマイナス信号用端子金具14寄りに配されている。
コネクタハウジング12は、前述した端子金具13,14,15,16を収容する。コネクタハウジング12は、図3に示すように、インナホルダ17と、インナハウジング18と、導電ケース19と、アウタハウジング20とを備えている。
インナホルダ17は、発泡成形された絶縁性の合成樹脂からなり方体状に形成されている。このため、インナホルダ17内には、多数の気泡30が設けられている。インナホルダ17は、前述した状態に配置して、端子金具13,14,15,16を保持する。インナハウジング18は、発泡成形された絶縁性の合成樹脂からなり箱状に形成されている。このため、インナハウジング18内には、多数の気泡30が設けられている。インナハウジング18は、インナホルダ17と、該インナホルダ17に保持された端子金具13,14,15,16を収容する。これらのインナホルダ17とインナハウジング18は、本明細書に記した端子金具13,14,15,16を保持する保持部材をなしている。
前述したインナホルダ17とインナハウジング18を構成する合成樹脂と発泡倍率は、インナホルダ17とインナハウジング18と端子金具13,14,15,16とを合わせたもののインピーダンスがケーブル5のインピーダンスと整合する値に定められている。前述したインナホルダ17とインナハウジング18を構成する合成樹脂と発泡倍率を変更すると、インナホルダ17とインナハウジング18とを合わせたものの誘電率が変化する。
一方、前記端子金具13,14,15,16間の間隔は、前記ケーブル5の各電線6,7,8の配置状況により定まる。即ち、前記端子金具13,14,15,16の配置状況と、各電線6,7,8の配置状況とが、酷似している(似ている)。
また、端子金具13,14,15,16の断面積は、これらに必要とされる機械的な強度により定まる。前述した端子金具13,14,15,16間の間隔と、各端子金具13,14,15,16の断面積と、インナホルダ17とインナハウジング18とを合わせたものの誘電率により、インナホルダ17とインナハウジング18と端子金具13,14,15,16とを合わせたもののインピーダンスが定まる。
インナホルダ17とインナハウジング18とを合わせたものの誘電率即ち発泡倍率は、ケーブル5の電線6,7,8と、インナホルダ17とインナハウジング18と端子金具13,14,15,16とを合わせたものとがインピーダンスを整合する値になっている。このように、インナホルダ17とインナハウジング18は、電線6,7,8とインピーダンスが整合するように、発泡倍率が変更されて、誘電率が調整されている。本発明では、端子金具13,14,15,16間の間隔と端子金具13,14,15,16の断面積とが前述したように定められるので、インナホルダ17とインナハウジング18の発泡倍率即ち誘電率を変更することで、インピーダンスを整合している。
導電ケース19は、互いに取り付けられる第1のケース部材21と、第2のケース部材22とを備えている。各ケース部材21,22は、導電性の板金などからなり、互いに取り付けられると、インナハウジング18を覆う。各ケース部材21,22即ち導電ケース19は、ケーブル5のアルミラミネート9と電気的に接続する。
アウタハウジング20は、絶縁性の合成樹脂からなり筒状に形成されている。アウタハウジング20は、内側にインナホルダ17、該インナホルダ17に保持された端子金具13,14,15,16、インナホルダ17などを収容したインナハウジング18、該インナハウジング18を覆った導電ケース19などを収容する。アウタハウジング20の図3中手前側に位置する開口部20aは、前述したコネクタハウジング12の開口部をなしている。また、アウタハウジング20は、前述したディスプレイ4の印刷配線板41に取り付けられたコネクタ1aなどに係合するロックアーム23を備えている。
前述した構成のコネクタ1は、以下のように組み立てられる。ケーブル5のインピーダンスにより、インナホルダ17とインナハウジング18と端子金具13,14,15,16を合わせたもののインピーダンスが定められる。ケーブル5の各電線6,7,8の配置状況により、端子金具13,14,15,16間の間隔が定められる。前述した機械的な強度により各端子金具13,14,15,16の断面積が定められる。これにより、インナホルダ17とインナハウジング18の大きさが定められる。このため、インナホルダ17とインナハウジング18の目標とされる誘電率が定められる。
そして、インナホルダ17とインナハウジング18を構成する合成樹脂を定め、この合成樹脂で前述した目標とされる誘電率を満たす発泡倍率を算出する。算出した発泡倍率を得ることのできる量の発泡剤を前述したインナホルダ17とインナハウジング18を構成する合成樹脂に混入して、発泡成形を行う。このように、前述したインピーダンスを整合するように、発泡倍率を変更してインナホルダ17とインナハウジング18の誘電率を調整する。こうして、前述したインピーダンスを整合する誘電率のインナホルダ17とインナハウジング18を得る。
各端子金具13,14,15,16にケーブル5の電線6,7,8を取り付けた後、これら端子金具13,14,15,16をインナホルダ17に保持する。そして、インナホルダ17などをインナハウジング18内に挿入した後、インナハウジング18をケース部材21,22で覆う。導電ケース19毎インナハウジング18をアウタハウジング20内に挿入する。こうして、コネクタ1が組み立てられる。
コネクタ1aは、図1に示すように、ディスプレイ4の印刷配線板41に取り付けられ、前述したケーブル5に取り付けられたコネクタ1と嵌合する。印刷配線板41は、図4及び図5に示すように、絶縁性の合成樹脂からなる基板42と、この基板42上に形成された図示しない回路パターンとを備えている。基板42は、平板状に形成されている。基板42上には、図示しない各種の電子部品が実装されている。回路パターンは、銅などの導電性の金属からなり、箔(膜状)に形成されて、基板42の表面に貼り付けられている。回路パターンは、基板42上に実装された電子部品と、ディスプレイ4とを予め定められたパターンにしたがって、電気的に接続する。
コネクタ1aは、図6に示すように、一つの端子金具セット43と、保持部材としてのホルダ44と、コネクタハウジング45と、第1導電ケース46と、第2導電ケース47を備えている。
端子金具セット43は、図6に示すように、一本のプラス信号用端子金具48と、一本のマイナス信号用端子金具49と、一本の第1のグランド端子金具50と、一本の第2のグランド端子金具51とを備えている。各端子金具48,49,50,51は、導電性の金属からなり、側方からみてL字状に屈曲した丸棒状に形成されており、互いに平行に配されている。
プラス信号用端子金具48は、印刷配線板41の回路パターンと電気的に接続し、コネクタ1,1a同士が嵌合すると、相手側の端子金具としてのコネクタ1のプラス信号用端子金具13と接続する。マイナス信号用端子金具49は、印刷配線板41の回路パターンと電気的に接続し、コネクタ1,1a同士が嵌合すると、相手側の端子金具としてのコネクタ1のマイナス信号用端子金具14と接続する。このため、プラス信号用端子金具13とマイナス信号用端子金具14は、勿論、本体部3からディスプレイ4に供給される互いに電圧の大きさが等しくかつ位相が180°異なる信号(電流)を流す。
第1のグランド端子金具50は、プラス信号用端子金具48に対応しており、印刷配線板41の回路パターンと電気的に接続している。第1のグランド端子金具50は、コネクタ1,1a同士が嵌合すると、相手側の端子金具としてのコネクタ1の第1のグランド端子金具15と接続する。第1のグランド端子金具50は、プラス信号用端子金具48に信号(電流)が流れることにより生じる電気的なノイズを、グランド用電線8を介して前述したアースに導く。
第2のグランド端子金具51は、第1のグランド端子金具50と別体であり、マイナス信号用端子金具49に対応しており、印刷配線板41の回路パターンと電気的に接続している。第2のグランド端子金具51は、コネクタ1,1a同士が嵌合すると、相手側の端子金具としてのコネクタ1の第2のグランド端子金具16と接続する。第2のグランド端子金具51は、マイナス信号用端子金具49に信号(電流)が流れることにより生じる電気的なノイズを、グランド用電線8を介して前述したアースに導く。
このため、前述した端子金具48,49,50,51は、それぞれ、図4及び図5に示すように、前述した相手側の端子金具48,49,50,51と電気的に接続する第1電気接触部52と、印刷配線板41の回路パターンと電気的に接続する第2電気接触部53と、を備えている。なお、図4及び図5では、プラス信号用端子金具48と第1のグランド端子金具50とを代表して示している。マイナス信号用端子金具49と第2のグランド端子金具51は、前述のプラス信号用端子金具48と第1のグランド端子金具50と構成が等しいので、説明を省略する。
第1電気接触部52は、前述した端子金具48,49,50,51の一端部に設けられ、第2電気接触部53は、前述した端子金具48,49,50,51の他端部に設けられている。前述した端子金具48,49,50,51は、それぞれ、前述した第1電気接触部52と第2電気接触部53が露出し、第1電気接触部52と第2電気接触部53との間に位置する中央部がホルダ44内に埋設されている。即ち、各端子金具48,49,50,51の両端部が露出し、中央部がホルダ44を構成する合成樹脂に覆われている。
前述した構成の端子金具セット43は、相手側のコネクタ1側から見て、前述した端子金具48,49,50,51が、四角形の頂点となる位置に配されている。即ち、端子金具48,49,50,51は、四角形を形成する。図示例では、端子金具48,49,50,51は、正方形を形成している。
また、プラス信号用端子金具48とマイナス信号用端子金具49とは、矢印N1(図6に示す)に沿って互いに平行に並んでいる。第1のグランド端子金具50と第2のグランド端子金具51は、矢印N2(図6に示す)に沿って互いに平行に並んでいる。矢印N1,N2は、互いに平行である。矢印N1は、本明細書に記した直線状の第1の方向をなしており、矢印N2は、本明細書に記した直線状の第2の方向をなしている。
このため、端子金具セット43では、第1のグランド端子金具50とプラス信号用端子金具48との距離が、第1のグランド端子金具50とマイナス信号用端子金具49との距離より短くなっている。即ち、第1のグランド端子金具50は、プラス信号用端子金具48とマイナス信号用端子金具49とのうちプラス信号用端子金具48寄りに配されている。
また、端子金具セット43では、第2のグランド端子金具51とマイナス信号用端子金具49との距離が、第2のグランド端子金具51とプラス信号用端子金具48との距離より短くなっている。即ち、第2のグランド端子金具51は、プラス信号用端子金具48とマイナス信号用端子金具49とのうちマイナス信号用端子金具49寄りに配されている。
ホルダ44は、発泡成形された絶縁性の合成樹脂からなり、方体(立方体)状に形成されている。このため、ホルダ44内には、図7及び図8に示すように、多数の気泡60が設けられている。ホルダ44は、コネクタハウジング45内に収容される。ホルダ44は、各端子金具48,49,50,51の第1電気接触部52と第2電気接触部53との間に位置する中央部を埋設することで、これらの端子金具48,49,50,51を保持している。ホルダ44は、インサート成形により、各端子金具48,49,50,51と一体に成形される。
前述したホルダ44を構成する合成樹脂と発泡倍率は、ホルダ44と端子金具48,49,50,51とを合わせたもののインピーダンスが相手側のコネクタとしてのコネクタ1のインナホルダ17とインナハウジング18と端子金具13,14,15,16とを合わせたもののインピーダンスと整合する値に定められている。即ち、ホルダ44を構成する合成樹脂と発泡倍率は、ホルダ44と端子金具48,49,50,51とを合わせたもののインピーダンスがコネクタ1のインピーダンスと整合する値に定められている。
前述したホルダ44を構成する合成樹脂と発泡倍率を変更すると、ホルダ44の誘電率が変化する。一方、前記端子金具48,49,50,51間の間隔は、相手側のコネクタとしてのコネクタ1の端子金具13,14,15,16の配置状況により定まる。即ち、前記端子金具48,49,50,51の配置状況と、端子金具13,14,15,16の配置状況とが、酷似している(似ている)。
また、端子金具48,49,50,51の断面積は、これらに必要とされる機械的な強度により定まる。前述した端子金具48,49,50,51間の間隔と、各端子金具48,49,50,51の断面積と、ホルダ44の誘電率により、ホルダ44と端子金具48,49,50,51とを合わせたもののインピーダンスが定まる。
ホルダ44の誘電率即ち発泡倍率は、相手側のコネクタとしてのコネクタ1と、ホルダ44と端子金具48,49,50,51とを合わせたものとがインピーダンスを整合する値になっている。このように、ホルダ44は、コネクタ1とインピーダンスが整合するように、発泡倍率が変更されて、誘電率が調整されている。本発明では、端子金具48,49,50,51間の間隔と端子金具48,49,50,51の断面積とが前述したように定められるので、ホルダ44の発泡倍率即ち誘電率を変更することで、インピーダンスを整合している。
本明細書に記した保持部材とは、発泡成形された合成樹脂からなり端子金具13,14,15,16,48,49,50,51を保持するとともに、金属などの導体としての導電ケース19,47で覆われるものをいう。保持部材は、内部に設けた空間(端子収容室ともいう)内に端子金具13,14,15,16,48,49,50,51を収容したり、インサート成形などにより端子金具13,14,15,16,48,49,50,51と一体に成形されて該端子金具13,14,15,16,48,49,50,51を埋設したり、端子金具13,14,15,16,48,49,50,51に係止するなどして、端子金具13,14,15,16,48,49,50,51を保持する。保持部材は、従来から用いられてきたコネクタハウジングやホルダなどのことを示している。
また、本明細書に記した発泡成形とは、前述した保持部材を構成する合成樹脂に周知の発泡剤を混入して、攪拌した後、合成樹脂を加熱して一旦溶かす。このときの合成樹脂を加熱した熱により前述した発泡剤が分解又は揮発して、合成樹脂中に気泡を生じる。溶けて気泡を生じた合成樹脂を前述した保持部材を成形するための金型内に流し込んで、前述した保持部材を成形する。本明細書に記した発泡成形とは、前述したように気泡を多数生じさせて、保持部材を成形することを示している。なお、保持部材を成形する際には、例えば、射出、圧縮、真空成形などの従来から周知の種々の成形方法を用いることができる。
また、本明細書でいう発泡剤として、合成樹脂が溶かされる時の熱により分解する所謂分解性発泡剤と、合成樹脂が溶かされる時の熱により揮発する所謂揮発性発泡剤との双方を用いることができる。分解性発泡剤として、例えば、炭酸アンモニウム、重炭酸ソーダ、アゾ化合物、スルホヒドラジド化合物、ニトロソ化合物、アジド化合物などの従来から周知のものを用いることができる。揮発性発泡剤として、炭酸ナトリウムなどの従来から周知のものを用いることができる。
また、前述した保持部材としてのインナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44を構成する合成樹脂として、例えば、ポリエチレンなどの従来から周知のものを用いることができる。
さらに、発泡倍率とは、未発泡の前述した保持部材を構成する合成樹脂の密度を、発泡後の前述した保持部材を構成する合成樹脂の密度で除した値である。
コネクタハウジング45は、図4及び図5に示すように、インサート成形により各端子金具48,49,50,51と一体に成形されたホルダ44を収容する。コネクタハウジング45は、絶縁性の合成樹脂からなり筒状に形成されている。コネクタハウジング45の図1中手前側に位置する開口部45aの近傍にコネクタ1のロックアーム23が嵌合するロック孔54を備えている。コネクタハウジング45は、印刷配線板41の基板42に固定される。
第1導電ケース46は、導電性の板金などからなり、枠状に形成されている。第1導電ケース46は、コネクタハウジング45の開口部45aの近傍を覆う。第2導電ケース47は、導電性の板金などからなり、筒状に形成されている。第2導電ケース47は、ホルダ44を覆いかつコネクタハウジング45内に収容される。導電ケース46,47は、印刷配線板41の回路パターンと電気的に接続され、該回路パターンを介してアースと接続する。
前述した構成のコネクタ1aは、以下のように組み立てられる。コネクタ1のインピーダンスにより、ホルダ44と端子金具48,49,50,51を合わせたもののインピーダンスが定められる。コネクタ1の端子金具13,14,15,16の配置状況により、端子金具48,49,50,51間の間隔が定められる。前述した機械的な強度により各端子金具48,49,50,51の断面積が定められる。これにより、ホルダ44の大きさ(図7中の高さHと幅Wと奥行きD)が定められる。このため、ホルダ44の目標とされる誘電率が定められる。
そして、ホルダ44を構成する合成樹脂を定め、この合成樹脂で前述した目標とされる誘電率を満たす発泡倍率を算出する。算出した発泡倍率を得ることのできる量の発泡剤を前述したホルダ44を構成する合成樹脂に混入して、端子金具48,49,50,51の中央部を埋設したホルダ44の発泡成形を行う。このように、前述したインピーダンスを整合するように、発泡倍率を変更してホルダ44の誘電率を調整する。こうして、前述したインピーダンスを整合する誘電率のホルダ44を得る。
ホルダ44を第2導電ケース47で覆い、コネクタハウジング45内に挿入する。コネクタハウジング45の開口部45aの近傍を第1導電ケース46で覆う。こうして、コネクタ1aが組み立てられる。コネクタ1aは、ディスプレイ4の印刷配線板41に取り付ける。すると、各端子金具48,49,50,51の第2電気接触部53と、導電ケース46,47が、印刷配線板41の回路パターンと電気的に接続する。
ロックアーム23をロック孔54に係合させて、コネクタ1,1aを互いに嵌合する。こうして、コネクタ1,1aを自動車などに取り付ける。コネクタ1,1aは、ナビゲーション装置2の本体部3とディスプレイ4とを接続する。
本実施形態によれば、インナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の発泡倍率を変更することで、インナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の誘電率を変更する。このため、インナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の発泡倍率を変更することで、電線6,7,8やコネクタ1とインピーダンスを整合できる。したがって、小型化しても容易にインナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の誘電率を変更でき、電線6,7,8やコネクタ1とインピーダンスを整合できる。
また、インナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の発泡倍率を変更することで、インナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の誘電率を変更する。これにより、インナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の材質を変更することなく該インナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の誘電率を変更できる。即ち、インナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の材質を変更することなく、電線6,7,8やコネクタ1とインピーダンスを整合できる。したがって、インピーダンスを整合するために、インナホルダ17とインナハウジング18とホルダ44の材質を変更する必要がないので、コネクタ1,1aのコストの高等を防止できる。
また、プラス信号用端子金具13,48に対応した第1のグランド端子15,50と、マイナス信号用端子金具14,49に対応した第2のグランド端子16,51とをそれぞれ設けている。これにより、プラス信号用端子金具13,48に信号(電流)を流すと、誘導電流が第1のグランド端子金具15,50に生じ、マイナス信号用端子金具14,49に信号(電流)を流すと、誘導電流が第2のグランド端子金具16,51に生じる。第1のグランド端子金具15,50と第2のグランド端子金具16,51とは別体である。
これにより、プラス信号端子金具13,48に電流が流れて、第1のグランド端子金具15,50に誘導電流が流れた際に、マイナス信号用端子金具14,49及び第2のグランド端子金具16,51に誘導電流が生じることを防止できる。マイナス信号端子金具14,49に電流が流れて、第2のグランド端子金具16,51に誘導電流が流れた際に、プラス信号用端子金具13,48及び第1のグランド端子金具15,50に誘導電流が生じることを防止できる。このため、各信号用端子金具13,48,14,49内にノイズ信号(電流)を流れることを防止できる。したがって、特に、高速デファレンシャル信号を伝送する際に、各信号用端子金具13,48,14,49の信号の伝送損失を抑制することができる。
プラス信号用端子金具13,48とマイナス信号用端子金具14,49と第1及び第2のグランド端子金具15,50,16,51とは四角形(正方形)の頂点をなす位置に配されている。これにより、小型化を図ることができる。
第1のグランド端子金具15,50は、プラス信号用端子金具13,48とマイナス信号用端子金具14,49のうちプラス信号用端子金具13,48寄りに配されている。第2のグランド端子金具16,51は、プラス信号用端子金具13,48とマイナス信号用端子金具14,49のうちマイナス信号用端子金具14,49寄りに配されている。
これにより、プラス信号用端子金具13,48に信号(電流)を流すと、誘導電流が第1のグランド端子金具15,50に確実に生じ、マイナス信号用端子金具14,49に信号(電流)を流すと、誘導電流が第2のグランド端子金具16,51に確実に生じる。これにより、プラス信号用端子金具13,48に電流が流れて、第1のグランド端子金具15,50に誘導電流が流れた際に、マイナス信号用端子金具14,49及び第2のグランド端子金具16,51に誘導電流が生じることを確実に防止できる。
マイナス信号用端子金具14,49に電流が流れて、第2のグランド端子金具16,51に誘導電流が流れた際に、プラス信号用端子金具13,48及び第1のグランド端子金具15,50に誘導電流が生じることを確実に防止できる。このため、各信号用端子金具13,48,14,49内にノイズ信号(電流)を流れることを防止できる。したがって、各信号用端子金具13,48,14,49の信号の伝送損失を抑制することができる。
コネクタ1aの各端子金具48,49,50,51の中央部が合成樹脂からなるホルダ44内に埋設されている。このため、各端子金具48,49,50,51の中央部が雰囲気中にさらされることなくホルダ44を構成する合成樹脂により覆われる。このため、各端子金具48,49,50,51の一端部の第1電気接触部52から他端部の第2電気接触部53に向かうにしたがってインピーダンスが特に中央部で乱れることを防止できる。、したがって、コネクタ1aは、各端子金具各端子金具48,49,50,51が発生するノイズを抑制でき、各信号用端子金具各端子金具48,49の信号の伝送損失を抑制することができる。
次に、本発明の発明者らは、コネクタ1,1aのうちコネクタ1aの大きさと構成する合成樹脂が等しくかつ発泡倍率の異なる複数のホルダ44の誘電率を、周波数領域解析を用いたシミュレーションにより算出した。さらに、本発明の発明者らは、前述した発泡倍率の異なる複数のホルダ44と端子金具48,49,50,51とを合わせたインピーダンスを、周波数領域解析を用いたシミュレーションにより算出した。本発明の発明者らは、前述した誘電率とインピーダンスとを、周波数領域解析を用いたシミュレーションにより算出することで、前述した実施形態のコネクタ1,1aの効果を確認した。結果を図10に示す。
ホルダ44を構成する合成樹脂をポリエステルとし、発泡剤を炭酸ナトリウムとした。ホルダ44の高さHを5.8mmとし、ホルダ44の幅Wを5.9mmとし、ホルダ44の奥行きDを5.6mmとした。このようにホルダ44の大きさを定めた。互いに隣り合う端子金具48,49,50,51の間隔を、1.25mmとし、各端子金具48,49,50,51の断面積を、0.385mm2とした。そして、発泡剤の量即ち発泡倍率の異なるホルダ44を複数想定した。
図10中の一点鎖線で示す誘電率の変化によると、発泡倍率が増加するにしたがって、誘電率が徐々に低下することが明らかとなった。また、図10中の実線で示すインピーダンスの変化によると、発泡倍率が増加するにしたがって、インピーダンスが徐々に増加することが明らかとなった。このように、発泡倍率を変更することで、ホルダ44の誘電率を調整(変更)でき、インピーダンスを調整(変更)できることが明らかとなった。即ち、ホルダ44の発泡倍率を変更することで、容易にインピーダンスを整合できることが明らかとなった。
前述した実施形態では、端子金具セット11,43を一つ備えたコネクタ1,1aを示している。しかしながら、本発明は、端子金具セット11,43を複数備えたコネクタに適用しても良い。要するに、本発明は、端子金具セット11,43を一つ以上備えたコネクタに適用することができる。
また、前述した実施形態では、端子金具セット11,43は、プラス信号用端子金具13,48と、マイナス信号用端子金具14,49と、第1のグランド端子金具15,50と、第2のグランド端子金具16,51とを備えている。しかしながら、本発明は、端子金具セット11,43が、プラス信号用端子金具13,48と、マイナス信号用端子金具14,49と、プラス信号用端子金具13,48とマイナス信号用端子金具14,49との双方に対応した一本のグランド端子金具を備えたコネクタに適用しても良い。
さらに、前述した実施形態では、プラス信号用端子金具13,48と、マイナス信号用端子金具14,49などを備えた高速デファレンシャル信号伝送用のコネクタ1,1aを示している。しかしながら、本発明は、高速デファレンシャル信号伝送に限らずシングルエンド型などの高速信号伝送以外に用いられる従来から周知のコネクタに適用しても良い。
また、端子金具13,48,14,49,15,50,16,51は、導電性を有しておれば、如何なる構成であっても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態にかかる互いに嵌合する一対のコネクタを示す斜視図である。 図1に示された一対のコネクタのうち一方の斜視図である。 図2に示されたコネクタの分解斜視図である。 図1に示された一対のコネクタのうち他方のIV−IV線に沿う断面図である。 図4に示された断面で示されたコネクタの斜視図である。 図4に示されたコネクタの分解斜視図である。 図6に示されたコネクタの各端子金具と一体に成形されたホルダを示す斜視図である。 図7中のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図1に示されたコネクタが設置される個所などを示す説明図である。 図4に示されたコネクタの効果を説明する説明図である。
符号の説明
1,1a コネクタ(相手側のコネクタ)
6 プラス信号用電線(電線)
7 マイナス信号用電線(電線)
8 グランド用電線(電線)
13 プラス信号用端子金具
14 マイナス信号用端子金具
15 第1のグランド端子金具
16 第2のグランド端子金具
17 インナホルダ(保持部材)
18 インナハウジング(保持部材)
44 ホルダ(保持部材)
48 プラス信号用端子金具
49 マイナス信号用端子金具
50 第1のグランド端子金具
51 第2のグランド端子金具

Claims (2)

  1. 複数の端子金具と、これら複数の端子金具を保持する保持部材と、を備え、相手側のコネクタと嵌合するコネクタにおいて、
    前記保持部材が発泡成形された合成樹脂からなり、前記複数の端子金具に接続される電線と前記相手側のコネクタとのうち一方とインピーダンスを整合するように、発泡倍率を変更することで前記保持部材の誘電率が調整されたことを特徴とするコネクタ。
  2. 複数の端子金具と、これら複数の端子金具を保持する保持部材と、を備え、相手側のコネクタと嵌合するコネクタの製造方法において、
    前記保持部材を構成する合成樹脂に発泡剤を混入して発泡成形することで、前記保持部材を製造するとともに、
    前記複数の端子金具に接続される電線と前記相手側のコネクタとのうち一方とインピーダンスを整合するように、発泡倍率を変更して前記保持部材の誘電率を調整することを特徴とするコネクタの製造方法。
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