JP2021051982A - コネクタ及びコネクタ実装基板 - Google Patents

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佑樹 石川
Yuki Ishikawa
佑樹 石川
佳紘 新原
Yoshihiro Niihara
佳紘 新原
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Abstract

【課題】小型化を図ると共にクロストークの発生の抑制を図ることが可能なコネクタを提供する。【解決手段】コネクタ10Aは、L字形状をそれぞれ有し、並列に配置された第1及び第2のリードピン20,30と、第1及び第2のリードピン20,30を保持するリテーナ40とを備え、第2のリードピン30の第2の支持部31は、第1のリードピン20の第1の支持部21の長さL11よりも短い長さL21を有し、第1及び第2のリードピン20,30の第1及び第2の突出部21,31の中心を通過する第1の仮想平面VL1Aは、Z方向に対して実質的に直交する第2の仮想平面VL2に対して傾斜しており、第2のリードピン30の周囲に存在するリテーナ40の第2の部分402の誘電率は、第1のリードピン20の周囲に存在するリテーナ40の第1の部分401の誘電率よりも高い。【選択図】図2A

Description

本発明は、コネクタ、及び、当該コネクタを備えたコネクタ実装基板に関するものである。
複数の直線状のリードピンを一列に並べて回路基板上に配置すると共に、当該リードピンをモジュールケースから突出させてマザーボードに接続する技術において、上記の複数のリードピンが一対の差動信号伝送用リードピンを含んでいる(例えば特許文献1参照)。
特開2005−285335号公報
回路基板に代えて相手方コネクタがリードピンに接続される場合に、当該リードピンがマザーボードから上方に向かって直線状に突出していると、当該リードピンを備えたコネクタが大型化してしまう、という問題がある。
また、一列に並べられたリードピンが複数対の差動信号伝送用リードピンを含んでいる場合に、当該リードピンに相手方のコネクタを介してツイストケーブルがそれぞれ接続されると、当該ツイストペアケーブル間でクロストークが発生してしまう、という問題も生じる。
本発明が解決しようとする課題は、小型化を図ると共にクロストークの発生の抑制を図ることが可能なコネクタ、及び、コネクタ実装基板を提供することである。
[1]本発明に係るコネクタは、L字形状をそれぞれ有し、並列に配置された第1及び第2のリードピンを備え、前記第1のリードピンは、第1の方向に沿って延在する第1の支持部と、前記第1の支持部の端部から、前記第1の方向に対して実質的に直交する第2の方向に沿って突出する第1の突出部と、を含み、前記第2のリードピンは、前記第1の支持部の長さよりも短い長さを有し、前記第1の方向に沿って延在する第2の支持部と、前記第2の支持部の端部から、前記第2の方向に沿って突出する第2の突出部と、を含み、前記第1及び第2の突出部の中心を通過する第1の仮想平面は、前記第1の方向に対して実質的に直交する第2の仮想平面に対して傾斜しており、前記第2のリードピンの周囲に存在する第2の物質の誘電率は、前記第1のリードピンに存在する第1の物質の誘電率よりも高いコネクタである。
[2]上記発明において、前記コネクタは、樹脂材料から構成され、前記第1及び第2のリードピンを保持する保持部材をさらに備え、前記第1及び第2の物質は、前記保持部材自体であり、又は、前記保持部材の内部に配置されており、前記保持部材の内部において、前記第2の物質の誘電率は、前記第1の物質の誘電率よりも高くてもよい。
[3]上記発明において、前記第1の物質は、前記第1のリードピンに接触している前記保持部材の第1の部分であり、前記第2の物質は、前記第2のリードピンに接触している前記保持部材の第2の部分であり、前記第2の部分の誘電率は、前記第1の部分の誘電率よりも高くてもよい。
[4]上記発明において、前記第1の物質は、前記第1のリードピンに接触している前記保持部材、又は、前記保持部材内に設けられ、前記第1のリードピンに接触している第1の樹脂部材であり、前記第2の物質は、前記保持部材内に設けられ、前記第2のリードピンに接触している第2の樹脂部材であり、前記第2の樹脂部材の誘電率は、前記保持部材又は前記第1の樹脂部材の誘電率よりも高くてもよい。
[5]上記発明において、前記第1の物質は、前記保持部材と第1のリードピンとの間に介在する空気であり、前記第2の物質は、前記第2のリードピンに接触している前記保持部材、又は、前記保持部材内に設けられ、前記第2のリードピンに接触している第2の樹脂部材であってもよい。
[6]上記発明において、前記第1及び第2の支持部の中心を通過する第3の仮想平面は、前記第2の方向に対して実質的に直交している。
[7]本発明に係るコネクタ実装基板は、上記の第1及び第2のコネクタと、相互に隣り合うように前記第1及び第2のコネクタが実装された配線板と、を備え、前記第1のコネクタの前記第1の仮想平面と、前記第2のコネクタの前記第1の仮想平面は、実質的に直交しているコネクタ実装基板である。
[8]上記発明において、前記第1及び第2のコネクタとは、前記第1及び第2の方向に実質的に平行な第4の仮想平面を対称面として面対称の関係を有しており、前記第1及び第2のコネクタは、前記第1のリードピン同士が隣り合い、又は、前記第2のリードピン同士が隣り合うように配置されていてもよい。
本発明によれば、第1及び第2のリードピンがL字形状を有しているので、コネクタの厚みを小さくすることができ、当該コネクタの小型化を図ることができる。
また、本発明によれば、第1及び第2の突出部の中心を通過する第1の仮想平面が、第1の方向に対して実質的に直交する第2の仮想平面に対して傾斜しているので、相互に隣り合うツイストケーブルの位相を異ならせる配置を採用することが可能となり、当該ツイストケーブル間でのクロストークの発生を抑制することが可能となる。
さらに、本発明によれば、第2の支持部の長さが第1の支持部の長さよりも短くなっており、第2のリードピンの全体の長さが第1のリードピンの全体の長さが短くなっているが、第2のリードピンの周囲に存在する第2の物質の誘電率が第1のリードピンの周囲に存在する第1の物質の誘電率よりも高くなっているので、第2のリードピンの電気長と第1のリードピンの電気長とを実質的に一致させることが可能となる。
図1は、本発明の第1実施形態におけるコネクタ実装基板と相手方コネクタを示す斜視図である。 図2Aは、本発明の第1実施形態におけるコネクタ実装基板を示す正面図である。 図2Bは、図2AのIIB-IIB線に沿った断面図である。 図2Cは、図2AのIIC-IIC線に沿った断面図である。 図3Aは、本発明の第2実施形態におけるコネクタ実装基板を示す正面図である。 図3Bは、図3AのIIIB-IIIB線に沿った断面図である。 図3Cは、図3AのIIIC-IIIC線に沿った断面図である。 図4は、本発明の第2実施形態における第2のリードピンを示す斜視図である。 図5は、本発明の第2実施形態におけるコネクタの第1変形例を示す断面図である。 図6は、本発明の第2実施形態におけるコネクタの第2変形例を示す断面図である。 図7は、本発明の第2実施形態におけるコネクタの第3変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<<第1実施形態>>
図1は本発明の第1実施形態におけるコネクタ実装基板と相手方コネクタを示す斜視図であり、図2Aは本発明の第1実施形態におけるコネクタ実装基板を示す正面図であり、図2Bは図2AのIIB-IIB線に沿った断面図であり、図2Cは図2AのIIC-IIC線に沿った断面図である。
本実施形態におけるコネクタ実装基板1は、図1に示すように、複数(本例では3つ)のコネクタ10A〜10Cと、当該コネクタ10A〜10Cが実装された配線板50と、を備えている。本実施形態におけるコネクタ実装基板1が本発明における「コネクタ実装基板」の一例に相当し、コネクタ10A〜10Cが本発明における「コネクタ」の一例に相当し、本実施形態における配線板50が本発明における「配線板」の一例に相当する。また、本実施形態におけるコネクタ10A又は10Cが本発明における「第1のコネクタ」の一例に相当し、本実施形態におけるコネクタ10Bが本発明における「第2のコネクタ」の一例に相当する。
それぞれのコネクタ10A〜10Cは、例えば、車載LANに用いられる通信用のコネクタであり、配線板50に直接実装されたSMT(Surface Mount Type)コネクタである。配線板50は、例えば、車両に搭載された機器が有するプリント配線板である。特に限定されないが、こうした車載機器の具体例としては、電子制御ユニット(ECU)や補機等を例示することができる。なお、コネクタ実装基板1を、車両以外の用途に用いてもよい。
本実施形態では、3つのコネクタ10A〜10Cを一列に並べた状態で、当該コネクタ10A〜10Cが配線板50に実装されている。3つのコネクタ10A〜10Cに相手方コネクタ100がそれぞれ嵌合することで、コネクタ10A〜10Cのリードピン20,30が相手方コネクタ100のメス端子(不図示)に接続される。図1に示すように、3つの相手方コネクタ100にはツイストペアケーブル110がそれぞれ接続されており、当該ツイストペアケーブル110は、コネクタ100,10A〜10Cを介して、配線板50に電気的に接続される。
図1〜図2Bに示すように、コネクタ10A、10Cは、3つのコネクタ10A〜10Cのうちで両側に位置している。これに対し、コネクタ10Bは、2つのコネクタ10A、10Cの間に介在しており、3つのコネクタ10A〜10Cのうちで中央に位置している。コネクタ10Bは、第4の仮想平面VLを対称面として、コネクタ10Aと面対称の関係を有していることを除いて、コネクタ10Aと同一の構成を有している。この第4の仮想平面VLは、図中YZ平面に実質的に平行な面であり、図中Y方向及びZ方向に対して実質的に平行な面である。一方、コネクタ10Cは、コネクタ10Aと同一の構成を有している。
以下に、コネクタ10Aの構成について詳細に説明する。なお、コネクタ10B,10Cの構成については、コネクタ10Aと同様の構成である部分に同一符号を付してその説明を省略する。
コネクタ10Aは、図2A〜図2Cに示すように、第1のリードピン20と、第2のリードピン30と、リテーナ40と、を備えている。一対のリードピン20,30は、相手方コネクタ100を介してツイストケーブル110に接続されて、高周波の差動信号を伝送する差動伝送線路として機能する。
第1のリードピン20は、例えば金属材料等の導電性を有する材料で構成されたオス端子である。この第1のリードピン20は、第1の支持部21と、第1の突出部22と、を備えており、全体として略L状の形状を有している。具体的には、第1の支持部21は、図中Z方向に沿って直線状に延在している。そして、第1の突出部22は、この第1の支持部21の上端から図中Y方向に沿って直線状に突出している。換言すれば、この第1のリードピン20は、この第1の支持部21と第1の突出部22の間で実質的に直角に屈曲している。
第2のリードピン30も、例えば金属材料等の導電性を有する材料で構成されたオス端子であり、第2の支持部31と第2の突出部32を備えており、全体として略L状の形状を有している。具体的には、第2の支持部31は、図中Z方向に沿って直線状に延在しており、第2の突出部32は、この第2の支持部31の上端から図中Y方向に沿って直線状に突出している。換言すれば、この第2のリードピン30は、この第2の支持部31と第2の突出部32の間で実質的に直角に屈曲している。
本実施形態では、図2Cに示すように、第2のリードピン30の第2の支持部31の長さL21が、第1のリード20の第1の支持部21の長さL11よりも短くなっている(L21<L11)。一方、第2のリードピン30の第2の突出部32の長さL22は、第1のリードピン20の第1の突出部22の長さL12と実質的に同一なっている(L22=L12)。従って、第2のリードピン30の全体の物理的な長さ(L21+L22)は、第1のリードピン20の全体の物理的な長さ(L11+L12)よりも短くなっている(L21+L22<L11+L12)。
本実施形態における第1のリードピン20が本発明における「第1のリードピン」の一例に相当し、本実施形態における第2のリードピン30が本発明における「第2のリードピン」の一例に相当し、本実施形態におけるリテーナ40が本発明における「保持部材」の一例に相当する。また、本実施形態におけるZ方向が本発明における「第1の方向」の一例に相当し、本実施形態におけるY方向が本発明における「第2の方向」の一例に相当する。
これらの一対のリードピン20,30は、図2A〜図2Cに示すように、リテーナ40に保持されている。リテーナ40は、例えば樹脂材料等の電気絶縁性を有する材料から構成されている。このリテーナ40は、矩形の断面形状を有する柱状の部材であり、上述したリードピン20,30の形状に対応するように、全体として略L字状の形状を有している。具体的には、このリテーナ40は、図中Z方向に沿って延在する第1の柱部41と、この第1の柱部41に支持されて図中Y方向に沿って延在する第2の柱部42と、この第2の柱部42の先端に設けられた筒部43と、を備えている。
このリテーナ40の第2の柱部42には、当該第2の柱部42を貫通する一対の貫通孔421,422が形成されている。この一対の貫通孔421,422は、第2の柱部42の軸方向(図中Y方向)に沿って延在しており、実質的に平行に配置されている。コネクタ10Aでは、一方の貫通孔421が図中―X方向側に配置され、他方の貫通孔422が図中+X方向側に配置されている。
また、本実施形態では、図2Cに示すように、X方向(Y方向及びZ方向のいずれにも実質的に直交する方向)に沿って見た場合に、これらの貫通孔421,422は、Z方向にずれて配置されている。具体的には、一方の貫通孔421が他方の貫通孔422に対して+Z方向側に位置している。このZ方向に沿ったズレ量ΔLは、第1のリードピン20の第1の支持部21の長さL11と、第2のリードピン30の第2の支持部31の長さL21との差に実質的に等しくなっている(ΔL=L11−L21)。
一方の貫通孔421に、第1のリードピン20の第1の突出部22が挿入されている。この第1のリードピン20の第1の突出部22の先端部分は、リテーナ40の第2の柱部42の先端面423から突出して筒部43内に位置している。一方、この第1のリードピン20の第1の支持部21は、リテーナ40の背面44に形成された第1の溝441に嵌め込まれている。
同様に、他方の貫通孔422に、第2のリードピン30の第2の突出部32が挿入されている。この第2のリードピン30の第2の突出部32の先端部分は、リテーナ40の第2の柱部42の先端面423から突出して筒部43内に位置している。一方、この第2のリードピン30の第2の支持部31は、リテーナ40の背面44に形成された第2の溝442に嵌め込まれている。
従って、コネクタ10Aでは、図2A及び図2Bに示すように、第1のリードピン20が図中―X方向側に配置され、第2のリードピン30が図中+X方向側に配置されている。上述のように貫通孔421,422が実質的に平行に配置されていることから、一対のリードピン20,30の突出部22,32も実質的に平行に配置されている。
また、図2Cに示すように、図中X方向に沿って見た場合に、上述のように貫通孔421,422がZ方向にずれて配置されていることから、当該貫通孔421,422に挿入された一対のリードピン20,30の突出部22,32もZ方向にずれて配置されている。すなわち、図中X方向に沿って見た場合に、一対のリードピン20,30の突出部22,32は段違いに配置されている。
従って、本実施形態では、図2Aに示すように、第1及び第2の突出部22,32の中心を通過する第1の仮想平面VL1Aは、図中Z方向に対して実質的に直交する第2の仮想平面VLに対して傾斜している。特に限定されないが、本実施形態では、第2の仮想平面VLに対する第1の仮想平面VL1Aの傾斜角度θは、45°である(θ=45°)。なお、第2の仮想平面VLは、配線版50の基材51の主面51aに実質的に平行な平面である。
これに対し、一対のリードピン20,30の支持部21,31も実質的に平行に配置されている。図2Cに示すように、この支持部21,31は、いずれもリテーナ40の背面44に沿って延在しているため、図中X方向に沿って見た場合に、当該支持部21,31同士が重なっている。すなわち、第1及び第2のリードピン20,30の支持部21,31の中心を通過する第3の仮想平面VLは、図中XZ平面に対して実質的に平行に延在しており、図中Y方向に対して実質的に直交している。この支持部21.31の下端部分は、リテーナ40の背面44から突出している。
なお、上述のように、コネクタ10Bの構成は第4の仮想平面VLを対称面として、コネクタ10Aの構成と面対称の関係を有している。そのため、コネクタ10Bでは、第1のリードピン20が図中+X方向側に配置され、第2のリードピン30が図中−X方向側に配置されている。従って、図2Aに示すように、コネクタ10Bにおける第2の仮想平面VLに対する第1の仮想平面VL1Aの傾斜の向きは、コネクタ10Aにおける第2の仮想平面VLに対する第1の仮想平面VL1Aの傾斜の向きに対して反対となっている。
一方、コネクタ10Cの構成はコネクタ10Aの構成と同一であるため、コネクタ10Cでは、第1のリードピン20が図中―X方向側に配置され、第2のリードピン30が図中+X方向側に配置されている。従って、コネクタ10Cにおける第2の仮想平面VLに対する第1の仮想平面VL1Cの傾斜の向きは、コネクタ10Aにおける第2の仮想平面VLに対する第1の仮想平面VL1Aの傾斜の向きと同一である。
本実施形態における第1の仮想平面VL1A〜VL1Cが本発明における「第1の仮想平面」の一例に相当し、本実施形態における第2の仮想平面VLが本発明における「第2の仮想平面」の一例に相当する。
本実施形態のリテーナ40は、誘電率が異なる2つの部分401,402から構成されている。リテーナ40の第1の部分401は、当該リテーナ40において第1のリードピン20を保持している部分である。一方、リテーナ40の第2の部分402は、当該リテーナ40において第2のリードピン30を保持している部分である。
具体的には、コネクタ10A,10Cのリテーナ40に関して、第1の部分401は、図2A及び図2Bにおいて左側の半分の部分であり、第2の部分402は、同図において右側の半分の部分である。一方、コネクタ10Bのリテーナ40に関して、第1の部分401は、図2A及び図2Bにおいて右側の半分の部分であり、第2の部分402は、同図において左側の半分の部分である。
本実施形態では、第2の部分402の誘電率が、第1の部分401の誘電率よりも高くなっている。これにより、第2の部分402に保持されている第2のリードピン30の電気長が長くなっており、物理的な長さの異なる第1及び第2のリードピン20,30の電気長が実質的に一致している。第1及び第2のリードピン20,30の電気長を揃えることで、差動信号にコモンモードノイズが乗り難くなる。
第2の部分402の誘電率を第1の部分401の誘電率よりも高くする具体的な方法としては、第1の部分401を構成する樹脂材料にフィラーを添加する方法や、第1及び第2の部分を構成する材料へのフィラーの添加量を異ならせる方法を例示することができる。
また、誘電率を異ならせる他の方法として、第1の部分401を発泡樹脂で構成し、第2の部分402を非発泡樹脂で構成する方法や、第1及び第2の部分401,402を構成する発泡樹脂の発泡倍率を異ならせる方法を採用してもよい。或いは、第1及び第2の部分401,402を異なる種類の樹脂材料で構成することで、第1及び第2の部分401,402の誘電率を異ならせてもよい。
以上のように2つの材料から構成されるリテーナ40の製造方法としては、例えば、二色成形法を例示することができる。なお、3つのコネクタ10A〜10Cのリテーナ40を二色成形法により一体的に形成してもよい。また、インサート成形法を用いて、リテーナ40に第1及び第2のリードピン20,30を埋設してもよい。
本実施形態における第1の部分401が本発明における「第1の物質」の一例に相当し、本実施形態における第2の部分402が本発明における「第2の物質」の一例に相当する。
配線板50は、リジッドなプリント配線板であり、図2A〜図2Cに示すように、基材51と、当該基材51の下面に形成された複数対(本例では3対)の配線パターン521,522と、を備えている。なお、フレキシブルプリント配線(FPC)をプリント配線板50として用いてもよい。
この配線板50には、3つのコネクタ10A〜10Cが実装されている。上述のように、2つのコネクタ10A、10Cが両側に位置し、コネクタ10Bが当該コネクタ10A10Cの間に位置するように、3つのコネクタ10A〜10Cが一列に配列されている。コネクタ10Aの側面とコネクタ10Bの側面が密着し、コネクタ10Bの側面とコネクタ10Cの側面が密着している。
3対の配線パターン521,522は、3つのコネクタ10A〜10Cのそれぞれに対応するように配置されている。そして、配線板50の基材51には、配線パターン521,522にそれぞれ対応するように複数の貫通孔511,512が形成されている。
それぞれの貫通孔511には、第1のリードピン20の第1の支持部21の下端部分が挿入されている。そして、第1の支持部21の下端部分が配線パターン521と半田接続531により固定されることで、第1のリードピン20が配線パターン521と電気的に接続されている。同様に、それぞれの貫通孔512には、第2のリードピン30の第2の支持部31の下端部分が挿入されている。そして、第2の支持部31の下端部分が配線パターン522と半田接続532により固定されることで、第2のリードピン30が配線パターン522と電気的に接続されている。一対の配線パターン521,522は、一対のリードピン20,30に接続されて、高周波の差動信号を伝送する差動伝送線路として機能する。
この際、複数対の貫通孔511,512は、基材51にX方向に沿って一列に形成されている。このため、コネクタ10A〜10Cのリードピン20,30の支持部21,31もX方向に沿って一列に配置されており、配線板50の小型化が図られている。
本実施形態では、上述のように、コネクタ10Bはコネクタ10Aと面対称の関係を有しているので、図2Aに示すように、第2のリードピン30同士が隣り合うようにコネクタ10A,10Bが隣り合っており、コネクタ10Aの第1の仮想平面VL1Aが、コネクタ10Bの第1の仮想平面VL1Bに対して実質的に直交している。
同様に、コネクタ10Bはコネクタ10Cとも面対称の関係を有しているので、第1のリードピン20同士が隣り合うようにコネクタ10B,10Cが隣り合っており、コネクタ10Bの第1の仮想平面VL1Bが、コネクタ10Cの第1の仮想平面VL1Cに対して実質的に直交している。
以上のように、本実施形態では、第1及び第2のリードピン20,30がL字形状を有しているので、コネクタ10A〜10Cの厚みを小さくすることができ、当該コネクタ10A〜10Cの小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、第2の支持部31の長さL21が第1の支持部21の長さL11よりも短くなっており(L21<L11)、コネクタ10A〜10Cの第1の仮想平面VL1A〜VL1Cが第2の仮想平面VLに対して傾斜している。このため、第1の仮想平面VL1A,VL1B(VL1B,VL1C)を実質的に直交させるようにコネクタ10A,10B(10B,10C)を配置して、相互に隣り合うツイストケーブル110の位相を異ならせることできるので、当該ツイストケーブル110間でのクロストークの発生を抑制することができる。
また、上述のように、一対のリードピン20,30の突出部22,32を段違いに配置しているために、第2のリードピン30が第1のリードピン20よりも全体的に短くなっている。これに対し、本実施形態では、第2のリードピン30の周囲に存在するリテーナ40の第2の部分402の誘電率が、第1のリードピン20の周囲に存在するリテーナ40の第1の部分401の誘電率よりも高くなっているので、第2のリードピン30の電気長と第1のリードピン20の電気長とを実質的に一致させることができる。
<<第2実施形態>>
図3Aは本発明の第2実施形態におけるコネクタ実装基板1’を示す正面図であり、図3Bは図3AのIIIB-IIIB線に沿った断面図であり、図3Cは図3AのIIIC-IIIC線に沿った断面図であり、図4は本発明の第2実施形態における第2のリードピンを示す斜視図である。
本実施形態では、(a)リテーナ40’が単一の樹脂材料で構成されている点と、(b)第2のリードピン30に被覆部材33が装着されている点とで第1実施形態と相違するが、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。以下に、第2実施形態におけるコネクタについて第1実施形態との相違点についてのみ説明し、第1実施形態と同様の構成である部分については同一符号を付してその説明を省略する。
図3A〜図3Cに示すように、本実施形態のリテーナ40’は、異なる誘電率を有する2つの部分401,402を有しておらず、単一の樹脂材料から構成されている。従って、リテーナ40’は、全体に亘って均一な誘電率を有している。
また、本実施形態では、図3A〜図4に示すように、第2のリードピン30の一部が第2の被覆部材33で被覆されている。この第2の樹脂部材33は、リテーナ40’を構成する樹脂材料の誘電率よりも高い誘電率を有する樹脂材料から構成されている。
この第2の被覆部材33は、下端部分を除く第2の支持部31の全体と、第2の突出部32において第2の柱部42に挿入されている部分に装着されている。この第2の樹脂部材33は、第2のリードピン30の全周を覆っている。
そして、この第2のリードピン30は、第2の樹脂部材33が装着された状態で、リテーナ40の貫通孔422’に挿入されている。このため、本実施形態のリテーナ40’の貫通孔422’の内径は、第1実施形態のリテーナ40の貫通孔422の内径よりも大きい。
なお、第2のリードピン30において第2の被覆部材33が装着される部分は、特に上記に限定されない。例えば、第2のリードピン30における第2の柱部42への挿入部分のみに第2の樹脂部材33を装着してもよい。また、インピーダンスを整合させるように、第2の被覆部材33の厚さや装着位置を調整してもよい。また、第2の樹脂部材33が第2のリードピン30の外周の一部のみを覆っていてもよい。
本実施形態におけるリテーナ40’が本発明における「第1の物質」の一例に相当し、本実施形態における第2の樹脂部材33が本発明における「第2の物質」の一例に相当する。
なお、第2のリードピン30の外周に存在する第2の物質の誘電率を、第1のリードピン20の外周に存在する第1の物質の誘電率よりも高くする方法は、上記の方法に限定されない。
図5は本発明の第2実施形態におけるコネクタの第1変形例を示す断面図であり、図6は本発明の第2実施形態におけるコネクタの第2変形例を示す断面図であり、図7は本発明の第2実施形態におけるコネクタの第3変形例を示す断面図である。
例えば、図5に示すように、第2のリードピン30に第2の樹脂部材33を装着せずに、リテーナ40’の内部において第1のリードピン20の周囲に空間45を形成してもよい。この空間45に存在する空気の誘電率はリテーナ40’の誘電率よりも低いので、第2のリードピン30の外周に存在する第2の物質の誘電率を、第1のリードピン20の外周に存在する第1の物質の誘電率よりも高くすることができる。この場合には、空間45に存在する空気が本発明における「第1の物質」の一例に相当し、リテーナ40’が本発明における「第2の物質」の一例に相当する。
或いは、図6に示すように、第2のリードピン30に第2の樹脂部材33を装着することに加えて、第1のリードピン20に第1の樹脂部材23を装着してもよい。第1の樹脂部材23が第2の樹脂部材33の誘電率よりも低い誘電率を有していることで、第2のリードピン30の外周に存在する第2の物質の誘電率を、第1のリードピン20の外周に存在する第1の物質の誘電率よりも高くすることができる。この場合には、第1の樹脂部材23が本発明における「第1の物質」の一例に相当し、第2の樹脂部材33が本発明における「第2の物質」の一例に相当する。なお、本例のリテーナ40’の貫通孔421’の内径は、第1実施形態のリテーナ40の貫通孔421の内径よりも大きい。
或いは、図7に示すように、第2のリードピン30に第2の樹脂部材33を装着することに加えて、リテーナ40’の内部において第1のリードピン20の周囲に空間45を形成してもよい。この空間45に存在する空気の誘電率は第2の樹脂部材33の誘電率よりも低いので、第2のリードピン30の外周に存在する第2の物質の誘電率を、第1のリードピン20の外周に存在する第1の物質の誘電率よりも高くすることができる。この場合には、空間45に存在する空気が本発明における「第1の物質」の一例に相当し、第2の樹脂部材33が本発明における「第2の物質」の一例に相当する。
図3A〜図4に戻り、本実施形態では、第1実施形態と同様に、第1及び第2のリードピン20,30がL字形状を有しているので、コネクタ10A’〜10C’の厚みを小さくすることができ、当該コネクタ10A’〜10C’の小型化を図ることができる。
また、本実施形態では、第1実施形態と同様に、コネクタ10A’〜10C’の第1の仮想平面VL1A〜VL1Cが第2の仮想平面VLに対して傾斜している。このため、第1の仮想平面VL1A,VL1B(VL1B,VL1C)を実質的に直交させるように、コネクタ10A’,10B’(10B’,10C’)を配置して、相互に隣り合うツイストケーブル110の位相を異ならせることができるので、当該ツイストケーブル110間でのクロストークの発生を抑制することができる。
また、本実施形態では、第2のリードピン30の周囲に存在する第2の樹脂部材33の誘電率が、第1のリードピン20の周囲に存在するリテーナ40’の誘電率よりも高くなっているので、第2のリードピン30の電気長と第1のリードピン20の電気長とを実質的に一致させることができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
コネクタ実装基板が有するコネクタの数は、複数である限り、特に上記に限定されない。例えば、コネクタ実装基板が2つのコネクタを備えてもよいし、4つ以上のコネクタを備えてもよい。いずれの場合にも、面対称の関係を有するコネクタが相互に隣り合うように、複数のコネクタを配列する。
また、第2実施形態において、第2の樹脂部材33がリテーナ40’の内部になくてもよい。例えば、リテーナ40’が単一の樹脂材料で形成されていると共に、第1のリードピン20がリテーナ40’の背面44から露出した部分で空気に囲まれているのに対し、第2のリードピン30がリテーナ40’の背面44から露出した部分のみで樹脂部材33によって被覆されていてもよい。このように、リテーナ40’の外部において、第1及び第2のリードピン20,30の周囲に存在する物質の誘電率を異ならせることで、第2のリードピン30の電気長と第1のリードピン20の電気長とを実質的に一致させてもよい。
1、1’…コネクタ実装基板
10A〜10C,10A’〜10C’…コネクタ
20…第1のリードピン
21…第1の支持部
22…第1の突出部
23…第1の被覆部材
30…第2のリードピン
31…第2の支持部
32…第2の突出部
33…第2の被覆部材
40,40’…リテーナ
41…第1の柱部
42…第2の柱部
421,422,421’,422’…貫通孔
423…先端面
43…筒部
44…背面
441,442…溝
45…空間
401…第1の部分
402…第2の部分
50…配線板
51…基材
51a…主面
511,512…貫通孔
521,522…配線パターン
531,532…半田接続
100…相手方コネクタ
110…ツイストペアケーブル
11,L21…支持部の長さ
12,L22…突出部の長さ
VL1A〜VL1C…第1の仮想平面
VL〜VL…第2〜第4の仮想平面

Claims (6)

  1. L字形状をそれぞれ有し、並列に配置された第1及び第2のリードピンを備え、
    前記第1のリードピンは、
    第1の方向に沿って延在する第1の支持部と、
    前記第1の支持部の端部から、前記第1の方向に対して実質的に直交する第2の方向に沿って突出する第1の突出部と、を含み、
    前記第2のリードピンは、
    前記第1の支持部の長さよりも短い長さを有し、前記第1の方向に沿って延在する第2の支持部と、
    前記第2の支持部の端部から、前記第2の方向に沿って突出する第2の突出部と、を含み、
    前記第1及び第2の突出部の中心を通過する第1の仮想平面は、前記第1の方向に対して実質的に直交する第2の仮想平面に対して傾斜しており、
    前記第2のリードピンの周囲に存在する第2の物質の誘電率は、前記第1のリードピンに存在する第1の物質の誘電率よりも高いコネクタ。
  2. 請求項1に記載のコネクタであって、
    前記コネクタは、樹脂材料から構成され、前記第1及び第2のリードピンを保持する保持部材をさらに備え、
    前記第1及び第2の物質は、前記保持部材自体であり、又は、前記保持部材の内部に配置されており、
    前記保持部材の内部において、前記第2の物質の誘電率は、前記第1の物質の誘電率よりも高いコネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のコネクタであって、
    前記第1の物質は、前記第1のリードピンに接触している前記保持部材の第1の部分であり、
    前記第2の物質は、前記第2のリードピンに接触している前記保持部材の第2の部分であり、
    前記第2の部分の誘電率は、前記第1の部分の誘電率よりも高いコネクタ。
  4. 請求項1又は2に記載のコネクタであって、
    前記第1の物質は、前記第1のリードピンに接触している前記保持部材、又は、前記保持部材内に設けられ、前記第1のリードピンに接触している第1の樹脂部材であり、
    前記第2の物質は、前記保持部材内に設けられ、前記第2のリードピンに接触している第2の樹脂部材であり、
    前記第2の樹脂部材の誘電率は、前記保持部材又は前記第1の樹脂部材の誘電率よりも高いコネクタ。
  5. 請求項1又は2に記載のコネクタであって、
    前記第1の物質は、前記保持部材と第1のリードピンとの間に介在する空気であり、
    前記第2の物質は、前記第2のリードピンに接触している前記保持部材、又は、前記保持部材内に設けられ、前記第2のリードピンに接触している第2の樹脂部材であるコネクタ。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の第1及び第2のコネクタと、
    相互に隣り合うように前記第1及び第2のコネクタが実装された配線板と、を備え、
    前記第1のコネクタの前記第1の仮想平面と、前記第2のコネクタの前記第1の仮想平面は、実質的に直交しているコネクタ実装基板。
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