JP2005148858A - 動作パラメータ決定装置および方法、ならびに音声合成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 一度に複数の非接触IDが検知された場合に、一度に複数の非接触IDが検知された場合、そのID群に応じて、動作パラメータを互いに矛盾のない形で出力する。
【解決手段】 動作パラメータ決定装置(101)は、非接触IDリーダ(102)を用いて複数のID情報を取り込むID取り込み部(107)、IDと動作パラメータとの対応関係を記述したID/動作パラメータ対応テーブル(105)、取り込まれた各ID情報に対応する動作パラメータを、ID/動作パラメータ対応テーブル(105)を参照して検索する動作パラメータ検索部(106)、検索された動作パラメータ群の中で矛盾する動作パラメータがあった場合にそれらを矛盾ない形に調整する動作パラメータ統合部(109)、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 動作パラメータ決定装置(101)は、非接触IDリーダ(102)を用いて複数のID情報を取り込むID取り込み部(107)、IDと動作パラメータとの対応関係を記述したID/動作パラメータ対応テーブル(105)、取り込まれた各ID情報に対応する動作パラメータを、ID/動作パラメータ対応テーブル(105)を参照して検索する動作パラメータ検索部(106)、検索された動作パラメータ群の中で矛盾する動作パラメータがあった場合にそれらを矛盾ない形に調整する動作パラメータ統合部(109)、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、非接触にID情報を取り込み、取り込んだID情報に応じた動作パラメータを決定する装置および方法、ならびに音声合成装置に関する。
近年、RFID、ユビキタスID、ミューチップといったIDチップが次々と開発されている。これらは非接触でIDリーダと通信できるのが最大の特徴であり、一部の製品は既に定期券などのカード内に埋め込む形で実用化されている。これら非接触IDは、小型、電源レス、壊れにくいという利点を有し、今後コストダウンが進むにつれ普及することが見込まれる。
このような非接触IDを利用した技術が数多く提案されている。
例えば、特開2001−116583号公報(特許文献1)は、部屋の二辺にIDリーダを置くことにより、室内のIDの位置を把握する技術を開示している。
特開2001−350485号公報(特許文献2)は、検知したIDから検索した情報をユーザに通知する技術を提案している。
また、特開2000−188640号公報(特許文献3)は、利用者の聴覚特性に応じ、出力する音声特性を変更する在宅健康管理システムに関し、そのキーとなる聴覚特性をユーザの持つ非接触IDから引く例を開示している。
さらに、特開2002ー215012号公報(特許文献4)は、非接触IDを利用した学習支援装置を提案している。
前述のように、検知した非接触IDによって、アクションを起こす/アクションを変えるという提案は多数ある。しかし、一度に複数の非接触IDが検知された場合、その動作をどのように決めるかについて検討したものはない。
本発明の一側面によれば、非接触IDリーダを用いて複数のID情報を取り込む取り込み手段と、IDと動作パラメータとの対応関係を記述したID/動作パラメータ対応テーブルと、前記取り込み手段により取り込まれた各ID情報に対応する動作パラメータを、前記ID/動作パラメータ対応テーブルを参照して検索する検索手段と、前記検索手段により検索された動作パラメータ群の中で矛盾する動作パラメータがあった場合にそれらを矛盾ない形に調整する調整手段とを有することを特徴とする動作パラメータ決定装置が提供される。
本発明の別の側面によれば、動作パラメータ決定装置を有する音声合成装置が提供される。
本発明の更に別の側面によれば、非接触IDリーダを用いて複数のID情報を取り込む取り込みステップと、前記取り込みステップにより取り込まれた各ID情報に対応する動作パラメータを、IDと動作パラメータとの対応関係を記述したID/動作パラメータ対応テーブルを参照して検索する検索ステップと、前記検索ステップにより検索された動作パラメータ群の中で矛盾する動作パラメータがあった場合にそれらを矛盾ない形に調整する調整ステップとを有することを特徴とする動作パラメータ決定方法が提供される。
本発明により、一度に複数の非接触IDが検知された場合、そのID群に応じて、動作パラメータを互いに矛盾のない形で出力することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、実施形態における動作パラメータ決定装置の機能構成を示す図である。
本発明の動作パラメータ決定装置101は、外部の非接触IDリーダ102、モータやディスプレイ等の動作出力部103、動作パラメータを問い合わせる場合に入力される問い合わせシグナル入力部104とそれぞれ接続されている。この装置の基本的な動作は、問い合わせシグナルが入力された瞬間に検知した非接触IDによって、動作パラメータを生成し、出力することである。
動作パラメータ決定装置101内には、問い合わせシグナル受付部110がある。ここでは、装置外部から入力される問い合わせシグナルを監視し、それが入力された場合に、その後の処理を開始させる。問い合わせシグナルは、押しボタン等から送られるボタンイベントでもよいし、前もって決まったメモリ領域に、特定のメモリイメージがセットされることでもよい。
問い合わせシグナル受付部は、問い合わせシグナルが入力されるとID取り込み部107と動作パラメータ作成部109にその旨を通知する。ID取り込み部107は、装置外部の非接触IDリーダ102を動作させ、受信範囲内にある全非接触IDを検知する。この非接触IDの動作は公知の技術を用いるため、ここでの説明は省略する。
取り込まれたIDは動作パラメータ検索部106に送られる。ここでは、ID/動作パラメータ対応テーブル105(詳細例は後述する)にアクセスし、IDに対応する動作パラメータを検索する。この検索は先に検出された全IDに対して行う。
検索された全動作パラメータは、調整手段としての動作パラメータ統合部109に送られる。この動作パラメータ統合部109での処理は、先の動作パラメータ検索部により、相容れない複数のパラメータが検索された場合に重要となる。例えば“Aに10を加えよ”という動作パラメータと“Aに30を加えよ”という動作パラメータが得られた場合は、この統合部において“Aに40を加えよ”という一つの動作パラメータに統合される。あるいは、“A=10とせよ”という動作パラメータと、“A=30とせよ”という動作パラメータが検索された場合は、その平均をとり“A=20とせよ”という一つの動作パラメータに統合されるようにしてもよい。
動作パラメータ統合部109により相容れない複数の動作パラメータの矛盾が解消された動作パラメータ群は、動作パラメータ出力部108に送られる。ここから外部の動作出力部103に動作パラメータが出力される。
図2は、実施形態における動作パラメータ決定装置による動作パラメータ決定処理を示すフローチャートである。
まず、終了シグナルを受信したかどうかの判定を行う(ステップS201)。終了シグナルは例えば装置の終了ボタンが押された場合などに発行されるものである。終了シグナルが検出されない場合はステップS202に進み、検出された場合は処理を終了する。
ステップS202では、問い合わせシグナルが受信されたかどうかの判定を行う。この問い合わせシグナルは、本装置の外部、例えば問い合わせシグナル入力部104、から送信されるものである。このシグナルを受信するまで、本処理は待機することになる。
問い合わせシグナルを受信すると、次にID情報の取り込みを行う(ステップS203)。この処理は装置外部の非接触IDリーダ102を動作させ、リーダの一定範囲内の全非接触IDを取得する。
このとき、非接触IDを少なくとも1つ受信した場合(ステップS204)、検知された全IDに対応する動作パラメータをID/動作パラメータ対応テーブルから検索する(ステップS205)。さらに、これらの動作パラメータを互いに矛盾のない形に統合する(ステップS206)。ステップS204で、ID情報を1つも検知できなかった場合は、デフォルトの動作パラメータを生成する(ステップS207)。
以上、検出、統合された動作パラメータ群は、装置外部に出力される(ステップS208)。出力後は処理の先頭に戻り、再び問い合わせシグナルを受信するまで待機する。
(実施例1)
以下、上述した動作パラメータ決定装置をプリンタの動作パラメータの決定に利用した例を示す。ここでは、図1の動作パラメータ決定装置101がコンピュータ上で実現され、動作出力部103および問い合わせシグナル入力部104が、そのコンピュータに接続されたプリンタによって実現されるものとする。
以下、上述した動作パラメータ決定装置をプリンタの動作パラメータの決定に利用した例を示す。ここでは、図1の動作パラメータ決定装置101がコンピュータ上で実現され、動作出力部103および問い合わせシグナル入力部104が、そのコンピュータに接続されたプリンタによって実現されるものとする。
図4Aは、本実施例におけるプリンタで使用されるインクカートリッジの例を示す図である。ここでは、プリンタのインク設置部位406に、401,402,403でそれぞれ示されるアニメキャラクタタイアップインクA,B,Cの非接触IDを持つインクカートリッジが付けられているものとする。
ユーザがこのプリンタによる印刷開始を指示すると、プリンタの印刷プログラムによって、動作パラメータ決定装置が実現されるコンピュータに動作パラメータの問い合わせシグナルを発行する。コンピュータはプリンタのインク設定部位に取り付けられた非接触IDリーダ405を用い、その周辺の非接触IDを検知する。このリーダに検知されるのがインクカートリッジに付けられたIDと、印刷対象の用紙に付けられたIDに限定されるように、非接触IDの検知範囲を数センチメートルに設定しておく。ここでは、受信したIDがアニメキャラクタタイアップインクA、B、Cであったとする。
次に、ここで検知されたアニメキャラクタタイアップインクA、B、Cの非接触IDをキーとして、図3に示すような構造例のID/動作パラメータ対応テーブル105を検索する。この場合、検知されたアニメキャラクタタイアップインクA、B、Cのそれぞれに対応して、“効果音A追加”、“エージェントキャラクタB追加”、“オプションキャラクタC追加”の動作パラメータ群が検索される。ここで、これらの動作パラメータが互いに矛盾していないかどうかがチェックされるが、この例ではこれらの動作パラメータは互いに矛盾することがないと判断され、そのまま印刷プログラムに送信される。
印刷プログラムは、検索された動作パラメータ群から、図4Bに示すようなプリンタのGUI画面を生成する。ここでは、先の動作パラメータに対応したアニメキャラクタが表示されるとともに、効果音も出力される。
インクカートリッジを入れ替えるだけでUIの態様が変更されるということは、機器の取り扱いに不慣れなユーザにとって便利なものであろう。また、消耗品を取り替える喜びをユーザに与えることができるため、消耗品の消費が進み、メーカにとっても効果が大きいであろう。
以上説明した実施例1は、動作パラメータ決定装置として機能するコンピュータによって得られた動作パラメータに応じて印刷画面の表示態様を変更するものであったが、これは一例にすぎないものであり、その他の用途にも適用可能である。例えば、コンピュータに印刷設定に関する動作パラメータを決定させ、その動作パラメータに応じて印刷設定の動作を変更させることも可能である。この場合には例えば、印刷プログラムの印刷設定画面が呼ばれた場合に、コンピュータに問い合わせシグナルを送る。ここで、例えば写真品質印刷(スーパーフォト印刷)に関する動作パラメータE、F(図3を参照)が非接触IDとして同じタイミングで検知された場合にのみ、“スーパーフォト印刷モードの設定を表示”という動作パラメータを動作パラメータ統合部で生成し、出力する。これにより、スーパーフォト印刷用のインクと用紙とが揃った場合だけ、印刷設定画面上にスーパーフォト印刷の設定項目が表示するように制御することができる。このような制御によれば、用紙やインクに対応しない印刷によって印刷の失敗が起こることを未然に防止するメリットがある。
(実施例2)
ここでは、本発明の動作パラメータ決定装置を組み込んだ音声合成装置の例を示す。
ここでは、本発明の動作パラメータ決定装置を組み込んだ音声合成装置の例を示す。
図5は、本実施例における音声合成装置の機能構成を示す図である。なお、図1における構成要素と同様の構成要素には同じ参照番号を付し、それらの説明は省略する。
図示のように、音声合成装置501は、図1に示した動作パラメータ決定装置101を含み、この動作パラメータ決定装置101から供給される音声合成パラメータに応じて音声合成の動作を制御するように構成されている。同図中、502は動作パラメータ出力部108から出力される音声合成パラメータを受信する音声合成パラメータ受信部、503は音声合成用データ、504は問い合わせシグナル受付部110に音声合成パラメータ問い合わせシグナルを送信する音声合成パラメータ問い合わせシグナル送信部504である。また、507は、キーボードなどのテキスト入力装置509を介してテキストを取り込むテキスト取り込み部、506はテキスト取り込み部507で取り込まれたテキストに基づき音声合成を行う音声合成部、505は音声合成部506により合成された音声を、スピーカなどの音声出力装置508に出力する合成音出力部である。
図6は、本実施例における音声合成装置による音声合成処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS601で、テキスト取り込み部507はテキスト入力装置509を介してテキスト情報を取り込む。テキストが取り込まれると、そのテキストは音声合成部506に送られるとともに、テキストを取り込んだ旨の情報が音声合成パラメータ問い合わせシグナル送信部504に送られる。
次に、ステップS602で、音声合成パラメータ問い合わせシグナル送信部504は、動作パラメータ決定装置内の問い合わせシグナル受付部110に、音声合成パラメータ問い合わせシグナルを発行する。これにより、動作パラメータ決定装置101は上述したような手順で音声合成パラメータを決定することになる。ステップS603では、この動作パラメータ決定装置101から出力される音声合成パラメータを、音声合成パラメータ受信部502により受信する。
次に、ステップS604で、ステップS603で受信した音声合成パラメータおよびステップS601で入力したテキスト情報に基づいて音声合成を行う。音声合成部506で作成された合成音声は合成音出力部505に送られる。なお、音声合成そのものに関しては公知の技術であるので、詳細な説明は省略する。
そして、ステップS605で、音声出力装置508を用いて合成音声を出力する。
図8は、上記の音声合成装置501を応用した絵本読み上げ玩具の例を示す図である。
この玩具は、絵本807を指定位置に乗せることで、音声合成により絵本の内容を読み上げるものである。玩具内には、上記した音声合成装置501が組み込まれており、顔パーツ置き場803に、非接触IDが組み込まれた顔パーツ802を乗せることで、音声合成のパラメータが変更されるように構成されている。
また、絵本の各ページにも非接触ID806が付けられており、ID受信範囲805内にあるページIDを検知することにより、ユーザがどのページを開いているか、あるいはユーザがどのテキストを表示しているかがわかる仕組みになっている。
また、ここでのID/動作パラメータ対応テーブル105は、図7に示すような構造である。図示のように、顔パーツA,B,Cの非接触IDと、それぞれに対応する音声合成用の動作パラメータが記述されている。
例として、いま、A,Bの非接触IDが組み込まれた顔パーツが顔パーツ置き場803に乗せられたとする。音声合成装置501は、図7に示したID/動作パラメータ対応テーブル105を参照することによって、“合成話者=1”と“ピッチ周波数+40”という動作パラメータを得る。
そこで音声合成装置501は、音声合成で使用する合成話者(声のキャラクタ)を1番に設定し、さらにピッチ周波数を40Hz上げる。これは出力される声がキャラクタ1番のデフォルト値よりも若干高くなることを意味する。
これらの音声合成パラメータの変更は、音声読み上げ中に変更してもよいし、適当な区切り位置(文の終わり、ページの終わり等)でのみ切り換えるようにしてもよい。
(実施例3)
本発明の動作パラメータ決定装置は、例えば駅構内の放送システムにも利用することができる。
本発明の動作パラメータ決定装置は、例えば駅構内の放送システムにも利用することができる。
図9は、本実施例における音声合成装置を組み込んだ駅構内の放送システムを示す図である。
まず、放送システムのサーバ(図示せず)から、音声合成用のテキストがスピーカ902に設けられた音声合成装置501に送られてくる。このスピーカ902はプラットホームに設置されており、ここには非接触IDリーダ906が組み込まれている。音声合成用のテキストを受信すると、非接触IDリーダ906がID受信範囲901内の非接触IDを検知する。非接触IDは個々のユーザ903が保持、あるいは体内に埋め込んでおり、ID内にはユーザ特性(年齢、性別、出身地、障害の有無等)の情報が含まれているものとする。あるいは、IDにはユーザ特性データへのパスが含まれていてもよい。
音声合成装置501は、受信したIDの年齢データをキーに、ID/動作パラメータ対応テーブル105を検索する。このテーブルには、それぞれの年齢で聞きやすくなるような動作パラメータが格納されている。例えば、高齢者の場合は、合成音がゆっくり(音韻時間長=大)で、なおかつ、大きな声(音量=大)で出力されるような動作パラメータが含まれる。
受信範囲内のIDが複数存在した場合は、その中で最も高い年齢に対応した動作パラメータを優先してもよい。また、最頻値となる年齢を優先してもよいし、平均値となる年齢を優先してもよい。あるいは、障害をもつユーザの年齢を優先してもよい。あるいは、非接触IDとリーダ間の距離を考慮し、最も近いIDを優先してもよいであろう。このすり合わせ作業は動作パラメータ統合部109で行う。
最後に、得られた動作パラメータとサーバから送られてきた音声合成用テキストを用い、合成音を生成し、スピーカ902から出力する。これにより、スピーカ902の近くにいるユーザにとって、聞きやすい合成音を出力することが可能となる。
なお、この実施例3では、IDに含まれる年齢をキーに音声合成に関するパラメータを決定するようにしたが、これ以外の情報をキーとして合成パラメータを変更してもよい。例えば、ユーザの年齢と性別を考慮し、ID受信範囲901内の集団と最も声質の異なる合成話者を選ぶようにしてもよい。これにより、合成アナウンスがユーザ同士の会話に埋もれにくくなり、各ユーザが明瞭にアナウンスを聞き取ることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、例えばシステム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、例えばシステム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータがその供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、その形態はプログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の特許請求の範囲には、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、そのホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
Claims (8)
- 非接触IDリーダを用いて複数のID情報を取り込む取り込み手段と、
IDと動作パラメータとの対応関係を記述したID/動作パラメータ対応テーブルと、
前記取り込み手段により取り込まれた各ID情報に対応する動作パラメータを、前記ID/動作パラメータ対応テーブルを参照して検索する検索手段と、
前記検索手段により検索された動作パラメータ群の中で矛盾する動作パラメータがあった場合にそれらを矛盾ない形に調整する調整手段と、
を有することを特徴とする動作パラメータ決定装置。 - 印刷装置に接続され、前記調整手段により調整された動作パラメータ群を前記印刷装置に供給することを特徴とする請求項1に記載の動作パラメータ決定装置。
- 請求項1に記載の動作パラメータ決定装置を有する音声合成装置。
- 前記動作パラメータは、音量、合成話者情報、話速、ピッチ、音韻時間長の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項3に記載の音声合成装置。
- 前記調整手段は、前記取り込み手段により取り込まれた各IDが示す値の最頻値、平均値を考慮して動作パラメータを調整することを特徴とする請求項4に記載の音声合成装置。
- 前記調整手段は、非接触IDと前記非接触IDリーダ間との距離を考慮して動作パラメータを調整することを特徴とする請求項5に記載の音声合成装置。
- 非接触IDリーダを用いて複数のID情報を取り込む取り込みステップと、
前記取り込みステップにより取り込まれた各ID情報に対応する動作パラメータを、IDと動作パラメータとの対応関係を記述したID/動作パラメータ対応テーブルを参照して検索する検索ステップと、
前記検索ステップにより検索された動作パラメータ群の中で矛盾する動作パラメータがあった場合にそれらを矛盾ない形に調整する調整ステップと、
を有することを特徴とする動作パラメータ決定方法。 - コンピュータに、
非接触IDリーダを用いて複数のID情報を取り込む取り込みステップ、
前記取り込みステップにより取り込まれた各ID情報に対応する動作パラメータを、IDと動作パラメータとの対応関係を記述したID/動作パラメータ対応テーブルを参照して検索する検索ステップ、
前記検索ステップにより検索された動作パラメータ群の中で矛盾する動作パラメータがあった場合にそれらを矛盾ない形に調整する調整ステップ、
を実行させるためのプログラム。
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