JP2005146639A - 建設機械のゲートロック装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コンソールボックス18が作業用姿勢位置に配置されている状態で、ゲートロックレバー20を単独で倒伏姿勢位置から起立姿勢位置に移動できるようにしたリンク板38を有するリンク機構37を、コンソールボックス18とゲートロックレバー20との間に設けた建設機械のゲートロック装置を提供する。
【選択図】図3
Description
この使用形態1は、通常作業時の形態である。即ち、コンソールボックス18は作業用姿勢位置に置かれ、ロック手段25でロックされている。一方、ゲートロックレバー20はコンソールボックス18の斜め前方に向かって突出された倒伏姿勢位置に置かれている。従って、この状態ではコンソールボックス18の前側一部(図3中に符号W1で示す部分)が乗降通路(図3中に符号W0で示す部分)内に突き出していると共に、ゲートロックレバー20が乗降通路の略全体を横切って、該乗降通路を遮断した状態になっている。又、この状態では、ゲートロックレバー20のスイッチ制御板34がセーフティスイッチ35を押し、該セーフティスイッチ35はオンに切り換えられて運転可能な状態になっている。これにより、運転席24に座ったオペレータが作業用操作レバー19を手で握って操作すると、作業用アクチュエータの動作をコントロールすることができる。
この使用形態2は、使用形態1の状態からコンソールボックス18は作業用姿勢位置に配置したままで、ゲートロックレバー20だけを起立姿勢位置に跳ね上げ移動させて使用している形態である。即ち、コンソールボックス18が作業用姿勢位置に配置され、且つ、ゲートロックレバー20が倒伏姿勢位置にある使用形態1の状態において、ゲートロックレバー20を上動させると、該ゲートロックレバー20の係合ピン42はリンク板38を上動させながら長孔41内を枢軸40に向かって滑りながら移動する。従って、ゲートロックレバー20の動きは係合ピン42と長孔41との間の滑りとリンク板38が回転する動きとで吸収されてコンソールボックス18に伝えられず、ゲートロックレバー20だけが起立姿勢位置に跳ね上げ移動される。図4に一点鎖線で示すゲートロックレバー20は、その移動後の状態を示す。
この使用形態3は、コンソールボックス18とゲートロックレバー20を同時に跳ね上げて使用する形態である。例えば、使用形態1から使用形態3に切り換える場合は、先ず、図3及び図4に示す状態に於いて、ロック手段25のロックレバー27を図3中の矢印U方向に回転させてコンソールボックス18に対するロックを外す。ロックが外されると、該コンソールボックス18はスプリング31の付勢力で枢軸23を支点として上側に回転する。コンソールボックス18が上動すると、リンク板38の長孔41の下端に係合されている係合ピン42が、ゲートロックレバー20と共にリンク板38によって引かれ、ゲートロックレバー20も枢軸32を支点として上側に回転する。これにより、コンソールボックス18は非作業用姿勢位置まで跳ね上げられると共に、ゲートロックレバー20も起立姿勢位置まで跳ね上げられる。図6は、この移動後の状態を示す。これにより、セーフティスイッチ35がオフになると共に図3図中に示すW0幅の乗降通路が得られ、オペレータは体格に関係なく、スムースに乗り降りすることができる。
この使用形態4は、図6に示す使用形態3の状態から、コンソールボックス18だけを押し下げて使用する形態である。この場合、ゲートロックレバー20はそのままの位置で、コンソールボックス18だけを押し下げると、リンク板38は長孔41内でゲートロックレバー20の係合ピン42を滑らせながら枢軸40を支点として回転する。従って、コンソールボックス18の動きは、長孔41内の係合ピン42の滑り及びリンク板38の回転とで吸収され、ゲートロックレバー20には伝えられない。これにより、ゲートロックレバー20は図4中の一点鎖線で示す位置に置かれたまま、コンソールボックス18だけが作業用姿勢位置に押し下げられ、該作業用姿勢位置でロック手段25によりロックされる。尚、この状態では、ゲートロックレバー20は起立姿勢位置に跳ね上げられているので、セーフティスイッチ35はオフで油圧ショベル10は運転不能な状態にある。その後、ゲートロックレバー20を下動させると、該ゲートロックレバー20を図4中に実線で示す位置まで戻すことができ、又、戻るとセーフティスイッチ35もオンになり、運転可能な状態になる。
この使用形態5は、図6に示す使用形態3の状態から、ゲートロックレバー20を倒伏姿勢位置に押し下げて使用する形態である。この場合、ゲートロックレバー20を押し下げると、ゲートロックレバー20の回動に伴って係合ピン42がリンク板38を下側に押す。これにより、ゲートロックレバー20の押し下げに連動してコンソールボックス18も作業用姿勢位置まで押し下げられ、該作業用姿勢位置でロック手段25によりロックされる。従って、ゲートロックレバー20の動作と同時にコンソールボックス18の移動が行われることになる。移動後の状態は図4に示す。
19 作業用操作レバー
20 ゲートロックレバー
25 ロック手段
26 ロックピン
27 ロックレバー
28 付勢バネ
30 枢軸
31 スプリング
32 枢軸
33 ハンドル部材
34 スイッチ制御板
35 セーフティスイッチ
37 リンク機構
38 リンク板
40 枢軸
41 長孔
Claims (5)
- 作業用操作レバーを有するコンソールボックスと該コンソールボックスの斜め前方に突出して設けられたゲートロックレバーとを備え、前記コンソールボックスが前記作業用操作レバーの操作を可能にする作業用姿勢位置から乗降通路が確保される非作業用姿勢位置に跳ね上げ移動可能であると共に、前記ゲートロックレバーが前記コンソールボックスの斜め前方に突出して前記乗降通路を遮断している倒伏姿勢位置から前記コンソールボックスよりも後退して乗降通路が確保される起立姿勢位置に跳ね上げ移動可能に設けられている建設機械のゲートロック装置に於いて、
前記コンソールボックスと前記ゲートロックレバーとの間に、前記コンソールボックスが前記作業用姿勢位置に配置されている状態で、前記ゲートロックレバーを単独で前記倒伏姿勢位置と前記起立姿勢位置との間を自由に移動できるようにしたリンク機構を設けたことを特徴とする建設機械のゲートロック装置。 - 上記ゲートロックレバーが倒伏姿勢位置から上記起立姿勢位置側に切り換えられると、運転を規制するセーフティスイッチを設けた請求項1記載の建設機械のゲートロック装置。
- 上記リンク機構は、上記コンソールボックスが上記作業用姿勢位置に配置され、且つ、上記ゲートロックレバーが上記倒伏姿勢位置に配置されている状態で、前記コンソールボックスを前記非作業用姿勢位置に跳ね上げ移動すると、前記ゲートロックレバーも前記コンソールボックスに連動して上記起立姿勢位置に跳ね上げ移動できるように構成された請求項1または2記載の建設機械のゲートロック装置。
- 上記リンク機構は、上記コンソールボックスが上記非作業用姿勢位置に配置され、且つ、上記ゲートロックレバーが上記起立姿勢位置に配置されている状態で、前記コンソールボックスを上記作業用姿勢位置に押し下げ移動すると、前記コンソールボックスを単独で前記非作業用姿勢位置から前記作業用姿勢位置に移動できるように構成された請求項1,2又は3記載の建設機械のゲートロック装置。
- 上記リンク機構は、前記コンソールボックスが上記非作業用姿勢位置に配置され、且つ、上記ゲートロックレバーが上記起立姿勢位置に配置されている状態で、前記ゲートロックレバーを前記起立姿勢位置から前記倒伏姿勢位置に押し下げ移動すると、前記コンソールボックスも前記ゲートロックレバーに連動して前記非作業用姿勢位置から前記作業用姿勢位置に移動できるように構成した請求項2,3,又は4記載の建設機械のゲートロック装置。
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