JP2005144184A - 不均一磁場領域において連続的にエンコードをかける高速スピンエコーイメージングのための水脂肪分離 - Google Patents

不均一磁場領域において連続的にエンコードをかける高速スピンエコーイメージングのための水脂肪分離 Download PDF

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Abstract

【課題】脂肪信号を抑圧し、MR画像を改良すること。
【解決手段】水wと脂肪fの化学シフト成分を分離する方法であり、(i)次のムーア−ペンローズの解法の残差処理により磁場不均一性βを推定し、
cos (αnβ)*w + cos [αn(1+β)]*f = real (In)
sin (αnβ)*w + sin [αn(1+β)]*f = real (In)
(ii)推定された磁場不均一性βを使ってオリジナルの入力信号Inからwとfの解を求める。
【選択図】図1

Description

本発明は、磁気共鳴イメージング(MRI)に係り、特に水脂肪分離のための方法及び装置に関する。
高速スピンエコー法(FSE)は長い繰り返し時間(TR)で高速収集を提供する。FSEは長い横緩和時間(T2)の画像成分と短い横緩和時間(T2)の画像成分との間にコントラストを与える。臨床上、水信号が主体であり、患者の四肢と腹部における映像コントラストを減少させる傾向がある脂肪(「脂質」と「脂肪」は同意で使用される)のMR信号は減衰するか、または除去するのが好ましい。また、脂肪による水の映像コントラストの低下は、FSEの本来的な挙動により生じ、脂肪プロトンのスカラJ結合が部分的に平均化されることにより脂肪信号が増強される。リフォーカスパルスがFSEイメージングのエコー系列の間に繰り返し印加されると、J結合の信号増強は徐々に低下していく。脂肪信号レベルは、実効エコー時間(TE)が長くエコー間隔が短いFSEシーケンスの部分的な平均化のために、相対的に増強される。
脂肪信号を抑圧するための従来の手法には、高周波RFによる化学的選択、飽和、励起パルス、反転回復法(STIR)や多点ディクソン(Dixon)技法のような反転回復法のプレパルスが含まれる。化学的選択RFパルスを使用して、データ収集間に実効的に脂肪抑制するためには、1ppmの磁場均一性が必要とされる。このような高い主磁場の均一性は全視野(FOV)にわたって達成できるわけではない。主磁場のシミングにより磁場均一性が1ppm未満に抑えられたとしても、わずかな磁場不均一が解剖学的な一部分に起こることがある。例えば、数ppmの磁化率の不連続は組織と組織の間、組織と空気の間で起きる。中間や低い磁界強度では、水と脂肪の周波数差は非常に小さいので、非実用的に長い高周波パルス長が水と脂肪信号を区別するのに必要とされる。
反転回復法準備プレパルス、例えばSTIRは、実装するのが簡単である。STIRの問題は、脂肪のT1に近い縦緩和時間を有する組織からの信号損失である。中間磁場の強さでは、筋肉、脳、脳せき髄液(CSF)、および脂肪のT1の典型的な値はそれぞれ、450、600、3500と220ミリ秒(ミリ秒)である。脂肪の緩和は最も速く、プレパルスの後のおよそ100〜150ミリ秒のエボリューション時間の回復曲線では水の成分から診断上重要なかなりの量の信号が除去される。
位相感度方法(phase sensitive methods)は、水と脂肪信号を識別するために用いられる。これらの方法は均一磁場において脂肪信号に比例して水の信号の位相が増分することを利用している。全視野は無理でも、単一画像容積要素(ボクセル)の小さい容積の中では主磁場を均一にすることができる。位相増分αは次の式(1)によりラジアンで与えられる。
Figure 2005144184
ΔF0は水と脂肪の化学シフト(ヘルツ(Hz))であり、Δtはエボリューション時間(秒)である。エボリューション時間は、エコー系列から最初のオーダーインタラクションがキャンセルされる時点、つまりサンプリングウィンドウにおける各エコー時間TE又はその倍数の時点までの時間である。典型的な高速スピンエコーシーケンスでは、TEはリフォーカスパルスの間の時間幅であり、またTE/2は90度励起パルスと最初のリフォーカスパルスの間の時間である。
エコーがリフォーカスパルスの間の中点からずれているとき、水と脂肪の位相差が画像領域内の各ボクセルに現れる。水と脂肪の位相差は、水と脂肪の信号を識別して、その結果、脂肪信号の減衰を促進させる。水脂肪位相差は、静磁場の不均一によって比較的小さくなり、また不明瞭になる。従来、脂肪信号を減衰させるのに水脂肪位相差を用いるのには問題があった。脂肪信号を抑圧し、MR画像を改良することは長い間、位相に感受性のある方法では必要とされていた。
標準的な高速スピンエコーシーケンス(FSE)が、水と脂肪信号の間の位相差を増加させるために改良される。この改良は、二次元(2D)、三次元(3D)それ以上の高次元のFSEに適用できる。Carr Purcell Meiboom Gill Sequence (CPMG) の位相状態は、すべてのエコー(直接的、間接的)に同じように位相エンコードがかけられるように対称性を維持することによって保持される。対称性は、フォーカスパルスの間の読み出し傾斜磁場パルスと位相エンコード傾斜磁場パルスの波形を変化させることで達成される。この手法では、エコーのポイントはすべて同じ程度だけ変化する。この手法はすべてのリフォーカス角に対してエコー系列を対称にする。
累進的なエンコードは、水脂肪位相情報を集めるために、FSEシーケンスのエコーを様々にずらすことで行われる。2点磁場空間として扱われる磁場不均一に対して最小2乗解法に基づいて水と脂肪画像を計算するためにアルゴリズムが開発される。磁場不均一性はボクセルからボクセルに緩やかに変化する傾向があるので、最も平坦な最小2乗解法の空間が選択される。選択された空間は、多項式曲線を解法空間に近似させることによって、さらに平坦にされる。この手法は、誘起されるエラーが水信号と脂肪信号の間の位相増分に応じて変化するので水脂肪画像分離には好ましい。
本発明は、不均一な磁場において、化学シフトが相違する2つの対象を分離する磁気共鳴イメージング方法として具体化され、次のステップを有する。(i)一連の高速スピンエコー法(FSE)シーケンスを使ってMRIデータの3つのセットを収集する。シーケンスにおいて、読み出し傾斜磁場の波形は、同様な空間的エンコードがかけられるMRIデータセットを生成するためにシフトされる。2つの化学的シフト信号の間で3つの異なる位相シフトを生成するために、3つのセットの各々は異なった信号タイミングを有する。位相差(α0)は実質的にゼロである。(ii)少なくとも3つのデータセットから画像を再構成することにより少なくとも3つの複素画像データセットを生成する。(iii)少なくとも3つの複素画像データセットを使用して、一度に2つ、異なった化学シフトを持つwとfの分離画像に関する2つの解を次のモデルに従って発生する。
Figure 2005144184
αnはwとfの2組の解が決定されている各セット(n)のためのwとf信号の間の誘発された位相シフトである。(iv)wとfの2組(n={0、n1}とn={0、n2})の解と、以下の方程式から、
Figure 2005144184
磁場不均一性(β)に関する2つの対の解{β 、β }、{β 、β }を決定する。解{β 、β }は、同相データと最も大きいαのデータセットとを用いて決定される。解{β 、β }は、同相データセットと2番目に大きいαのデータセットとを用いて決定される。(v){β 、β }、{β 、β }からβの唯一解を選択する。(vi)次の中の最小距離を持つβ とβ の一方を選択する。
Figure 2005144184
(vii)wとfの最終解を決定するために選択されたβを適用する。
上述した方法は、3以上、例えば、4、5セットのデータセットから解βを求めるためにMRIデータを使用する。本方法は3データセットだけに制限されない(最も位相シフトの大きな2つのセットと、同相のセット)。
本方法は、1つのスキャンの中で高速に収集された3つのエコーに適用できる。エコーを区切ることができるのであれば、180°パルスの間に収集することができる。例えば、グラディエントエコー読み出しシーケンスを使用するかもしれない。必要な位相シフトエコーを得るために読み出し傾斜磁場を高速に反転する。さらに、高速での読み出し傾斜磁場の反転は、従来のエコーシフトやフィールドエコーシーケンスで位相シフトエコーを生成するのに用いられる。
さらに、本方法は、3つの別々のMRIスキャンで使用される。さらに、本方法は3つ以上の3次元の画像データセットに用いられるかもしれない。
本発明は、2つの化学的にシフトされる信号成分wとfを分離する方法として実施される。(i)次の式で与えられる低い空間周波数を通過するフィルタにかけられた入力信号(In)を用いて、主磁場の不均一性(β)を推定する。
Figure 2005144184
ローパスフィルタを入力信号にかけて、fに対するwの比率はほぼ一定であると仮定し、また、フィルタにかけないMRI入力信号でwとfを切り離すために、推定された磁場不均一(β)を用いる。
図1は、静磁場(B0)を形成するための磁石12、直交3軸に傾斜する傾斜磁場(Gx、Gy、およびGz)を形成する傾斜磁場コイル14、被検体の特定核種に対してRF信号を送受信するRFコイル16を含むMRイメージングシステム10を示す。直交する傾斜磁場は、被検体のスライス又は他の領域を選択し、選択されたスライスに位相エンコードをかけ、位相エンコードをかけられた核種からRF信号を読み出すために用いられる。被検体は、MRIシステムの視野(FOV)を規定する磁石とコイルの間の撮影領域21に被検体が収まるように寝台20に横たえられる。
図2は標準的な2次元高速スピンエコー(FSE)のシーケンス(r01 s1)と、シフト高速スピンエコー(FSE)のシーケンス(r02 s2)とを示している。r02とs2がシフトされている点に注目すべきである。従来のように、最初の90°のRFパルス22に続いて、一連の180°(π)のリフォーカスRFパルス24が発生される。スライス選択傾斜磁場26と位相エンコード傾斜磁場28は、従来のFSEの2次元手法のもとで発生される。標準的なFSEシーケンスとシフトFSEシーケンスの間の時間シフトを変えながらN回スキャンが繰り返されるようにダイナミックモードで標準的なFSEシーケンスとシフトFSEシーケンスが実行される。信号合成が容易になるように、RF位相コヒーレンスがN回のスキャンのなかで一定にされる。
同相の画像データ(s1)32を集めるために第1の一連の読み出し傾斜磁場(r01)が発生される。最初の一連の読み出し傾斜磁場の中心は、リフォーカスパルスの各ペア(前後に隣り合う2つのパルス)の期間(TE)の中点(TE/2)に合わされる。同相データ(s1)の磁場不均一による影響は、TE/2で相殺される。TE/2は一つ前のリフォーカスパルス(π)の中心からの時間である。シフトFSEの読み出し傾斜磁場(r02)の中心は、TE/2にある時間差(Δt)を加えた時刻に合わされる。時間差(Δt)の幅はスキャンごとに累進的に増加される。Δtを変える順序は任意である。
時間的にシフトされた読み出し傾斜磁場(r02)34のもとで位相画像データ(s2)36が収集される。このデータ(s2)には一定の水脂肪位相増分と、同相(s1)の画像データの対応するエコー位置に関係する時間差(Δt)に相関のある不均一磁場誤差とが含まれる。時間差(Δt)は同相データ信号(s1)と位相の異なるデータ信号(s2)の間の期間である。各スキャンの始点におけるRFの位相を揃えるために、画像発生のためのN回のスキャンで位相を実効的に固定するモードでシーケンスが実行される。スキャンごとに位相の増分が時間差(Δt)に比例する。連続したダイナミックスキャン(0、1、2、…N−1)の時間差を変えることによって、一連の水脂肪信号が異なる位相増分角度で得られる。
標準のFSE-2D処理の後に、複雑なボクセル画像データ(ln)が後工程にかけられる。この後処理された画像データは、主磁場の不均一性(β)の解を求めるために順番に処理される3つの画像データセットとして収集される強く空間的ローパスフィルタをかけられる入力信号である。FSE水脂肪イメージングは以下に提示された数学的モデル(2)に基づいている。
Figure 2005144184
イメージデータパラメータInは、現在の位相角の現在のボクセルで発生される複雑な入力MR画像データであり、wは現在の画像ボクセルにおける水成分由来の画像データのMR部分であり、fは現在のボクセルの脂肪成分由来の画像データの部分であり、αnは第n番目の位相増分角であり、βはスカラの磁場不均一性の係数である。スカラの磁場不均一係数(β)はΔB0/ΔF0によって表される。ΔB0はフィールド不均一性でありヘルツ(Hz)で表される。ΔF0は水と脂肪の間の化学シフトでありヘルツ(Hz)で表される。
与えられた不均一性係数βに対して、モデル(2)の実数で評価された最小2乗解{w、f}は、次の式(3、4)のムーア−ペンローズの疑似逆数(Moore-Penr0se pseudo inverse)により表現される。
Figure 2005144184
所定のβに関する位相増分(0、1、2、…N−1)にわたって式(3、4)のムーア−ペンローズの解の残余は、R(β)である。w、f、およびβ値は、間隔(βmin、βmax)の中でのR(β)の最小化により特定される。wがfと等価でないとき、関数R(β)は最小化プロセスを不安定にする2つの局所的な最小値で終了する。特に、入力データ(ln)にノイズがあり、水/脂肪構成比率が小さい状況では、R(β)は誤値を示しやすい。
真のR(β)を求めることの困難さは、図3と図4によって示される。図3では、関数R(β)は以下のパラメータでプロットされる。N=5、αn={0°,30°,60°,90°,120°}。lnはβ=2、w/fが0.1〜6.4の範囲、ノイズなしという仮定の下でシミュレートされる。図4では、関数R(β)は、白色ノイズがlnに加えられる点を除いて、同様のパラメータでプロットされる。加えられたノイズは、振幅の平方自乗平均であり、テスト対象の全領域と周囲のゼロ領域にわたる信号振幅の平均の10パーセントである。ノイズの実数部と虚数部は、互いに独立していて、2変量ノーマル(○、σ)分布を有している。この分布のノイズレベル(振幅平均)は1.253σと等しく、標準偏差は0.655σと等しい。ノイズの位相は、±πの範囲で均一に分布する。図4では、関数R(β)は、数個の異なった局所極小を有する。図3,図4からわかるように、入力データ(ln)がノイズを含んでいるとき、R(β)の適当な最小値を選択することは、図3と図4からみてわかるとおり、困難である。
入力データ(ln)のノイズの問題を緩和するための正確ではないがロバストでダイレクトな方法は、R(β)の最小値を選択することである。この直接法のためには、まず、N≧3、α=0であることを仮定する。方程式(5)が適用される。
Figure 2005144184
n={0、n1}とn={0、n2}で、wとfの2組の解は決定する。wとfの2つの解を式3,4に適用することで、βは、{β1 11 2}と{β2 12 2}に決まる。
{β1 11 2}と{β2 12 2}からのβの唯一解を選択するために、第1の対{β1 11 2}は、αn1とαn2の間の最も大きい位相増分角に対応することが推定される。β1 1とβ1 2を使って、次の中から最小距離を持つ一つが選択される。
Figure 2005144184
再度、ノイズの存在下でR(β)を最小化するとき、βの選択解が特定の画像データボクセルにおいては間違っている可能性がある。βが磁場不均一性を表すので、ボクセルからボクセルに非常にゆっくり変化する。ボクセル位置の低次関数、例えば立方多項式関数による十分な精度で近似することができる。βの選択解は、スライス又は画像領域にわたって立方多項式でフィットされる。N=2の場合、方程式(5)では単一解が得られる。この場合、β11とβ12の間から解が選択される。その解は、対応するボクセルの近傍の中で方程式(2)のムーアペンローズの平均残差を最小化する。N≧3では、選択解は、低位の多項方程式にフィットする。
βの局所解を選択する2つの方法の数値実験によって、lnノイズの中でR(β)の2つの局所最小値を探索することにより、直接解(方程式5と6で示されるように)と同様の結果をもたらすのがわかった。直接解はさらなる実験に使用された。2D−FSEシーケンスでも脂肪信号を低減することは困難で、脂肪信号は水信号の4〜5倍強い。2次元モデルのテスト対象は、脂肪と水の信号振幅の様々な率で4つの類似の2乗を含む。相対的には、平均水信号は5,000で、平均脂肪信号は2,000で、全体の平均信号は12,500である。
水/脂肪分離のアルゴリズムは次の通りである。(i)初めに、振幅マスクM(x、y)とβマスクB(x、y)を作成する。これらのマスクは、信号振幅がノイズレベルより高い点では1に初期化され、ノイズレベルより低い点では0に初期化される。(ii)M(x、y)が1と等しいすべての点では、β(x、y)は、直接法で計算される。wとfとが正でない又はβの解が複素である点では、βマスクB(x、y)は0に設定される。(iii)関数β(x、y)は、B(x,y)が1に等しい点にわたって、3次多項式β(x、y)によって近似される最小2乗である。そのような点の数が2次元3次多項式、例えば、10の係数の数より多いと仮定するとき、10個の線形方程式を解く必要がある。(iv)M(x、y)が1と等しいとき、水画像w(x、y)と脂肪画像とf(x、y)は、ムーア-ペンローズの解で、β〜(x、y)を使用することで決定している。(EQについて。上の2と3)制限で、そのwとfはゼロ以上である。
すべての数値実験で使用したテスト用の水と脂肪の画像データが図5に示されている。最初のシリーズの実験において、入力データln(x、y)は以下のパラメータで方程式(3と4)を使用することでシミュレートされた。N=5、増分角度αn=δ*n、δ=αmax/(N−1)、αmax={60°、75°、90°、105°、120°、135°、150°、165°、180°}。パラメータ(x、y)は画像の中のボクセル位置を表している。
あるレベルのホワイトノイズは、画像上でのノイズの影響をエフェクトをテストするためにln(x、y)に加えられる。磁場不均一性の係数は以下の3次式によってモデル化される。
Figure 2005144184
ai={−2、0.02368、0.2368、0、−0.000185、−0.000185、0、0、4.81645e-7、4.81645e-7}
長方形x⊆[0,255]、y⊆[0,255]上で、βは−2と2の間で変化する。
αmax=60°での水/脂肪分離の結果は表1と図6と図7に示される。αmax=120°での結果は表2と図8〜図10に示される。
Figure 2005144184
Figure 2005144184
水/脂肪分離の品質は、入力データのノイズレベルと、増分値角度の値と、水/脂肪の比率に依存する。表1と図6と図7は、N=5、αn={0°、15°、30°、45°、60°}、平均信号の0.5%程度のノイズのもとで、水の中の脂肪信号の重要な漏洩が領域1にある、ノイズが1%以上であるなら、提案する水/脂肪分離アルゴリズムは失敗である。
αn={0°、30°、60°、90°、120°}での水/脂肪分離の結果はノイズレベルで2.5%まで許容できる。総信号の水の成分が大きければ大きいほど、水/脂肪分離は良好である。表1と表2の領域2〜4に関しては、水信号に対するノイズレベルが5%まで許容できる。
図11と図12は、10%のノイズが、シミュレートされた入力データに加えられたとき、αmaxの関数としての水/脂肪分離の計算された相対誤差を示す。図11と図12に示された分離誤差は、N=5においてノイズの存在下での分離の許容結果がαmaxが少なくとも120°で達成できることを示している。
第2の実験では、増分角度(α)の分布が変化される。増分角度の数(N)が相違する実験結果を正規化するために、総収集時間は統一される。収集時間はNと、信号反復回数NAQに比例する。入力信号のSN比(SNR)はNAQの平方根に比例する。第2の実験結果がNに比例するように、入力信号に加えられるノイズレベルが変えられる。N=5で10%のノイズが加えられ、 N=4では8.9%のノイズが加えられ(10%の4/5倍の平方根)、N=3では7.7%のノイズが加えられる(10%の3/5倍の平方根)。N=2の場合、計算アルゴリズムが相違するので、スキップされる。
これらの実験結果は表3、4、および5に示される。
Figure 2005144184
Figure 2005144184
Figure 2005144184
表3〜5に示されているように、図3のモデルでは、N=3ではαn={0°、90°、120°}で、N=4ではαn={0°、60°、90°、120°}で最良の実験結果が得られる。これらの結果は図14に示すように、繰り返し回数を増やすことでさらに改良することができる。図15はN=3、NAQ=3であるときの水、脂肪、およびβの画像を示している。
健康なボランティアのひざに関する水と脂肪のMRサジタル画像が図16に示されている。高性能傾斜磁場サブシステムを有する0.35Tのオープン型MRIシステムでスキャンされる。これらの画像は、TR=3500msec、TE=30msec、位相分散体系N=3、αn={0°,90°,120°}、NAQ=1のパラメータで、FSE PREシーケンスを使って得られる。繰返し数を増やすことによって、画像のさらなる改良を達成することができる。式2、3の他の解法は、改良されたFSEシーケンスによる画像の大部分での脂肪信号に対する水の比率の平均が1に近似するという仮定に基づいている。この事実は、入力画像信号In(x、y)に対して強くローパスフィルタをかけることによって、β(x、y)の近似値を生成するのに使用される。
上述したように、β(x、y)を低次式でさらに近似させることができ、式2、3の解法に使用することができる。特に、2つの化学シフト信号成分分w,fを分離するために、次の画像収集及び処理が実行される。(i)被検体に対して高速スピンエコー法(FSE)シーケンスを適用することにより発生する空間的にローパスフィルタが強くかかった入力信号(In)を収集する。入力信号は、wとfの間に相対的に小さくゼロではない位相差を有している。(ii)空間的なローパスフィルタを強くかけた入力信号(In)を式B,Cに適用することにより静磁場不均一性(β)を推定する
Figure 2005144184
(iii)推定された不均一性(β)を用いて、フィルタにかけていないMRI入力信号のw信号とf信号を分離する。この方法は、空間的なローパスフィルタを入力信号(In)に強くかけたとき、fに対するwの信号成分比が入力信号の全域にわたってあまり変化しないことを仮定している。
本発明は最も実際的で好ましい実施形態により説明された。本発明は、実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変形、改良して具体化できる。
図1はMRIシステムの概要図。 図2はシフト高速スピンエコーパルスシーケンスを標準の高速スピンエコー(FSE)とともに示す。 図3はノイズゼロの状態で様々な水/脂肪構成比率(wfr)に対する誤差値を示す。 図4はwfrの様々なレベルにおけるMR信号(In)のなかの10%のノイズ(画像の平均トータル信号に比例する)の存在を示す。 図5は当該数値実験に使用される水脂肪二次元モデルテストチャートを示す。 図6はN=5、αn={0°,15°,30°,45°,60°}、ノイズ=0のとき、水、脂肪、およびβの結果を示す。 図7はN=5、αn={0°,15°,30°,45°,60°}、ノイズ=0.5%であるときの結果を示す。 図8はN=5、αn={0°,30°,60°,90°,120°}、ノイズ=1%であるときの結果を示す。 図8はN=5、αn={0°,30°,60°,90°,120°}、ノイズ=2.5%であるときの結果を示す。 図8はN=5、αn={0°,30°,60°,90°,120°}、ノイズ=5%であるときの結果を示す。 図11は10%のノイズがシミュレートされた入力データに追加されたとき、αmaxの関数としての脂肪分離画像の計算された相対誤差を示す。 図12は10%のノイズがシミュレートされた入力データに追加されたとき、αmaxの関数としての水分離画像の計算された相対誤差を示す。 図13はN=3、αn{0°、90°、120°}のときの繰り返し数Mに対する脂肪の相対誤差を示す。 図14はN=3、αn{0°、90°、120°}のときの繰り返し数Mに対する水の相対誤差を示す。 図15はN=3、M=3、αn={0°,90°,120°}のときの水、脂肪、およびβ各画像を示す。 図16はTR=3500msec,TE=30msec,N=3,αn={0°,90°,120°}のパラメータで0.35テスラで得られた健常者のひざの水脂肪分離画像を示す。

Claims (31)

  1. 化学シフトの違う2つの成分を不均一磁場の中で分離するための磁気共鳴イメージング方法において、
    磁気共鳴イメージングング(MRI)デバイスに被検体を設置し、
    一連の高速スピンエコー法(FSE)シーケンスを適用することによって被検体に関する少なくとも3セットのMRIデータを収集し、前記FSEシーケンスにおいては前記少なくとも3セットのMRIデータを生成するために読み出し傾斜磁場波形がシフトされる、前記少なくとも3セットのMRIデータには同じように空間的にエンコードがかけられる、MRIデータセットどうしで2つの化学シフト信号の間の位相差を相違させるために前記FSEシーケンスの信号タイミングが相違される、MRIデータセットの一つは位相差(α0)が実質的にゼロである、
    少なくとも3つのMRIデータから画像を再構成することによりで少なくとも3つの複素画像データセットを発生し、
    化学シフトが異なるwとf信号の分離画像のために2組の解を求めるために一度に2回、少なくとも3つの複素画像データセットを使用し、解は次の式Aにより求められる、
    Figure 2005144184
    αはwとf信号の間の誘起された位相シフトである、
    wとfの二組の解を方程式BとCに適用して、
    Figure 2005144184
    主磁場不均一性(β)に関する2組の解({β 、β }{β 、β })を求め、解{β 、β }は同相MRIデータセットと最大の位相シフト(αn1)を有するMRIデータセットとを用いて求められる、解{β 、β }は同相MRIデータセットと2番目に大きな位相シフト(αn2)を有するMRIデータセットとを用いて求められる、
    次のDの中から最小距離を持つβ とβ の1つを選択することにより{β 、β }と{β 、β }とからβの唯一解を決定し、
    Figure 2005144184
    選択されたβを用いて少なくともwとfの一方の最終的な解を決定する方法。
  2. 前記データセットは、同相データセットと、最大と2番目の位相シフトを有するデータセットとを含んでいる請求項1の磁気共鳴イメージング方法。
  3. 前記被検体は人間である請求項1の磁気共鳴イメージング方法。
  4. 前記被検体は哺乳類である請求項1の磁気共鳴イメージング方法。
  5. 前記w信号は水に対応し、前記f信号は脂肪に対応する請求項1の磁気共鳴イメージング方法。
  6. 1回のスキャンで複数のエコーを高速で収集する請求項1の磁気共鳴イメージング方法。
  7. 読み出し傾斜磁場の高速反転により180°パルスの各ペアの間に少なくとも3つのエコーを収集する請求項6の磁気共鳴イメージング法。
  8. 前記位相シフトエコーを生成するために、グラディエントエコーパルスシーケンスを適用し、読み出し傾斜磁場を高速に反転する請求項1の磁気共鳴イメージング方法。
  9. 前記位相シフトエコーを生成するために、スピンエコーパルスシーケンスの中で読み出し傾斜磁場の高速な反転を適用する請求項1の磁気共鳴イメージング方法。
  10. 少なくとも3セットのMRIデータを収集するために3つのMRイメージングスキャンを別々に実行する請求項1の磁気共鳴イメージング方法。
  11. 少なくとも3セットのMRIデータを収集するために3つのMRイメージングスキャンを別々に実行する請求項8の磁気共鳴イメージング方法。
  12. 少なくとも3セットのMRIデータを収集するために3つのMRイメージングスキャンを別々に実行する請求項9の磁気共鳴イメージング方法。
  13. 3以上MRIデータセットを収集し、
    大きな位相シフトを有するMRIデータセットは最大の位相シフトを有するデータセットと、2番目に大きな位相シフトを有する他のデータセットとである請求項13の磁気共鳴イメージング方法。
  14. 化学シフトが相違する2つの成分を分離する磁気共鳴イメージングング方法において、
    不均一な主磁場を有する磁気共鳴イメージングング(MRI)デバイスに被検体を配置し、
    読み出し傾斜磁場がシフトされている一連の高速スピンエコー法(FSE)シーケンスを被検体に対して適用して、同じ空間的エンコードをかけた3つのMRIデータセットを収集し、前記MRIデータセット各々は2つの化学シフト信号wと化学シフト信号fとを有する、前記3つのデータセットの1つは位相差(α0)が実質的にゼロである、
    前記3つのMRIデータセットから画像を再構成することにより3つの複素画像データセットを生成し、
    前記3つの複素画像データセットを一度に二回用いることによりwとfの信号の分離画像に関する2組の解を求め、前記2組の解各々は式Aにより求められる、
    Figure 2005144184
    αはFSEシーケンスで誘起されたwとfの間の位相シフトである、
    wとfの2組の解を使って式BとCを解くことにより、
    Figure 2005144184
    主磁場不均一性(β)に関する2組の解({β 、β }{β 、β })を求め、解{β 、β }は同相MRIデータセット(α0)と大きな位相シフト(α1)を有するMRIデータセットとを用いて求められる、解{β 、β }は同相MRIデータセットと他の大きな位相シフト(α2)を有するMRIデータセットとを用いて求められる、
    次のDの中から最小距離を持つβ とβ の一方を選択することにより、{β 、β }{β 、β }からβの唯一解を選択し、
    Figure 2005144184
    前記選択されたβを適用して、少なくともwとfの一方の画像を生成する磁気共鳴イメージング法。
  15. 3以上のMRIデータセットを収集し、
    大きな位相シフト(α1)を有するMRIデータセットは最大の位相シフトを有するデータセットであり、他の大きな位相シフトを有する他のMRIデータセットは2番目に大きな位相シフト(α2)を有するデータセットである請求項14の磁気共鳴イメージング方法。
  16. 前記被検体は人間である請求項14の磁気共鳴イメージング方法。
  17. 前記被検体は哺乳類である請求項14の磁気共鳴イメージング方法。
  18. 前記w信号は水に対応し、前記f信号は脂肪に対応する請求項14の磁気共鳴イメージング方法。
  19. 1回のスキャンで複数のエコーを高速で収集する請求項1の磁気共鳴イメージング方法。
  20. 読み出し傾斜磁場の高速反転により180°パルスの各ペアの間に収集された3つのスピンエコーから3つのMRIデータセットの各々を収集する請求項19の磁気共鳴イメージング法。
  21. 前記MRIデータセットのために収集される位相シフトエコーを生成するために、グラディエントエコーイメージングパルスシーケンスを実行し、読み出し傾斜磁場を高速で反転する請求項14の磁気共鳴イメージング方法。
  22. 前記位相シフトエコーを生成するために、スピンエコーイメージングシーケンスの中で読み出し傾斜磁場を高速に反転する請求項14の磁気共鳴イメージング方法。
  23. 分離MRイメージングスキャンは前記FSEシーケンスにそれぞれ適用される請求項14の磁気共鳴イメージング方法。
  24. 2つの化学シフト信号成分w,fを分離する方法において、
    被検体に高速スピンエコー(FSE)シーケンスを適用することによって生成される空間的なローパスフィルタを強くかけられた入力信号(In)を収集し、前記入力信号はwとfの信号成分の間の比較的小さいがゼロではない位相差を持っている、
    前記空間的なローパスフィルタを強くかけられた入力信号(In)を式BとCに適用することにより主磁場の不均一性(β)を推定し、
    Figure 2005144184
    前記不均一性(β)を使ってフィルタをかけていないMRI入力信号の中のwとfの信号を分離する方法。
  25. 前記wとfの信号成分は実質的に等価であることが仮定される請求項24の方法。
  26. 同じ空間的エンコードをかけられたMRIデータの3つのMRIデータセットを収集するためにシフト読み出し傾斜磁場を有する高速スピンエコー法(FSE)シーケンスを3回適用することにより発生する入力信号から空間的ローパスフィルタが強くかかった入力信号を選択し、前記データセット各々は2つの化学シフト信号w,fを有する、3つのデータセットの1つは位相差(α0)が実質的にゼロである請求項24の方法。
  27. 前記3つのMRIデータセットから画像を再構成することにより3つの複素画像データセットを発生し、
    wとfの信号の分離画像に関する2組の解を求めるために一度に2回、前記3つの複素画像データセットを使用し、解は次の式Aにより求められる、
    Figure 2005144184
    αはFSEシーケンスで誘起されたwとfの間の位相シフトである、
    w,fの2組の解を使って式B,Cを解くことにより、主磁場不均一性(β)に関する2組の解({β 、β }{β 、β })を求め、解{β 、β }は同相MRIデータセット(α0)と大きな位相シフト(α1)を有するMRIデータセットとを用いて求められる、解{β 、β }は同相MRIデータセットと他の大きな位相シフト(α2)を有する他のMRIデータセットとを用いて求められる、
    次のDの中から最小距離を持つβ とβ の一方を選択することにより{β 、β }と{β 、β }とからβの唯一解を選択し、
    Figure 2005144184
    前記選択されたβを用いてwとfの少なくとも一方の画像を生成する請求項26の方法。
  28. 3以上MRIデータセットを収集し、
    前記大きな位相シフト(α1)を有するMRIデータセットは、最大の位相シフトを有するデータセットであり、大きな位相シフト(α2)を有する他のデータセットは、2番目に大きい位相シフトを有するデータセットである請求項26の方法。
  29. 前記フィルタにかけられていないMRI入力信号は人間のイメージング信号である請求項26の方法。
  30. 前記w信号は水に対応し、前記f信号は脂肪に対応する請求項26の方法。
  31. 1回のイメージングスキャンの中で、空間的なローパスフィルタを強くかけられた入力信号に関する複数のエコーを高速で収集する請求項26の方法。
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