JP2003061928A - 磁気共鳴信号獲得装置および磁気共鳴撮影装置 - Google Patents

磁気共鳴信号獲得装置および磁気共鳴撮影装置

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JP2003061928A
JP2003061928A JP2001245913A JP2001245913A JP2003061928A JP 2003061928 A JP2003061928 A JP 2003061928A JP 2001245913 A JP2001245913 A JP 2001245913A JP 2001245913 A JP2001245913 A JP 2001245913A JP 2003061928 A JP2003061928 A JP 2003061928A
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spin
waveform
spins
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Mitsuharu Miyoshi
光晴 三好
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケミカルシフトにより互いに周波数を異にす
る2種類のスピンの磁気共鳴信号を獲得するにあたり、
1TRの間に獲得可能な磁気共鳴信号数が減少しないよ
うにする。 【解決手段】 グラディエントエコー法、スピンエコー
法またはファーストスピンエコー法のうちのいずれか1
つを用いてケミカルシフトにより互いに周波数を異にす
る2種類のスピンの位相差が0でない時点にエコーセン
タを持つ磁気共鳴信号を獲得するにあたり、磁気共鳴信
号をフラクショナルエコーとして収集する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気共鳴信号獲得
装置および磁気共鳴撮影装置に関し、とくに、ケミカル
シフト(chemical shift)により互いに
周波数を異にする2種類のスピンの位相差が0でない時
点にエコーセンタ(echo centre)を持つ磁
気共鳴信号を獲得する装置、および、そのような磁気共
鳴信号獲得装置を備えた磁気共鳴撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴撮影(MRI:Magneti
c Resonance Imaging)装置では、
マグネットシステム(magnet system)の
内部空間、すなわち、静磁場を形成した撮影空間に撮影
の対象を搬入し、勾配磁場および高周波磁場を印加して
対象内のスピン(spin)を励起して磁気共鳴信号を
発生させ、その受信信号に基づいて画像を再構成する。
【0003】撮影に利用する磁気共鳴信号は、水素原子
核すなわちプロトン(proton)のスピンから発生
する信号である。プロトンは生体を構成する最大の成分
である水の中に存在するので、生体を磁気共鳴撮影する
ための信号として好適である。
【0004】プロトンは脂肪中にも存在するので脂肪か
らも磁気共鳴信号が発生する。ケミカルシフトがあるた
めに、脂肪のプロトンのスピンから発生する磁気共鳴信
号は、水のプロトンのスピンから発生する磁気共鳴信号
とは周波数が異なる。脂肪の周波数は、水の周波数から
その約3.5ppm相当の周波数だけ低い周波数とな
る。
【0005】このような周波数の違いを利用して、脂肪
を含まない水だけの像または水を含まない脂肪だけの像
を得ることが行われる。水だけの像または脂肪だけの像
を得るには、水のプロトンのスピンと脂肪のプロトンの
スピンの間にπ/2の位相差を生じさせた状態で磁気共
鳴信号を獲得し、この磁気共鳴信号に基づいて複素数画
像を再構成し、複素数画像データのリアルパート(re
al part)によって水像を形成し、イマジナリパ
ート(imaginary part)によって脂肪像
を形成する。
【0006】磁気共鳴信号を獲得する技法の1つにFS
E法がある。この技法は1TR(Repetition
Time)あたり複数個のスピンエコーを獲得できる
利点があり、磁気共鳴撮影に多用される。
【0007】図7に、FSE法のパルスシーケンス(p
ulse sequence)の要部を略図によって示
す。パルスシーケンスは同図の左から右に向かって進行
する。同図の(1)はRF(radio freque
ncy)パルスのシーケンスであり、(2)はリードア
ウト(read out)パルスおよびスピンエコーの
シーケンスである。
【0008】同図の(1)に示すように、最初に90°
パルスによるスピン励起が行われ、その後所定の時間間
隔で180°パルスによるスピンの反転が複数回行われ
る。90°パルスと180°パルスの間の間隔はesp
/2であり、各180°パルスの間隔はespである。
なお、espは後述のエコースペース(echo sp
ace)に相当する時間である。
【0009】各180°パルスの間の期間にリードアウ
トパルスが印加され、スピンエコーがそれぞれ読み出さ
れる。スピンエコーは周波数エンコード(encod
e)された磁気共鳴信号である。スピンエコーは周波数
軸の原点に関して左右対称なフルエコー(full e
cho)となる。
【0010】各スピンエコーは、周波数軸の原点におい
て信号のピーク(peak)を生じる。ピークが生じる
位置はエコーセンタ(echo center)と呼ば
れる。スピンエコーのエコーセンタの間隔がエコースペ
ースespである。
【0011】各スピンエコーのエコーセンタは各180
°パルスの間の期間の中間点に一致している。各180
°パルスの間の期間の中間点はSE(Spin Ech
o)点と呼ばれる。SE点においては水のプロトンのス
ピンと脂肪のプロトンのスピンは位相が一致する。
【0012】このようなFSE法において水のプロトン
のスピンと脂肪のプロトンのスピンの間にπ/2の位相
差を生じさせるためには、図8に示すように、エコーセ
ンタをSE点から所定量だけ例えば前にシフト(shi
ft)させる。シフト量は静磁場強度に応じて定まり、
静磁場強度が例えば0.2Tの場合はシフト量は8.6
msとなる。エコーセンタはSE点より後にシフトさせ
てもよい。シフト量は同一である。
【0013】なお、スピンの位相差に基づく水と脂肪の
分別撮影は、FSE法に限らずグラディエントエコー
(Gradient Echo)法やスピンエコー(S
pinEcho)法等他の技法による磁気共鳴撮影にお
いても行われる。
【0014】また、水のプロトンのスピンと脂肪のプロ
トンのスピンの間に生じさせる位相差は、π/2に限ら
ず例えばπ/4またはその他の等任意の位相差に設定し
てよい。そのような位相差とした場合は、後処理で位相
差を2倍または適宜の倍数の乗算によりπ/2の位相差
とする。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにエコーセ
ンタをSE点からシフトさせてスピンエコーをフルエコ
ーとして読み出すとき、エコースペースはesp’とな
る。エコースペースesp’はエコーセンタをシフトし
ない場合のエコースペースespより長くなる。
【0016】エコースペースの増加量はエコーセンタの
シフト量の2倍となり、静磁場強度が例えば0.2Tの
とき16.2msのエコースペースの増加となる。この
ようなエコースペースの増加により1TRの間に獲得可
能なスピンエコー数が減少する。
【0017】そこで、本発明の課題は、ケミカルシフト
により互いに周波数を異にする2種類のスピンの位相差
が0でない時点にエコーセンタを持つ磁気共鳴信号を獲
得するにあたり、1TRの間に獲得可能な磁気共鳴信号
数が減少しない磁気共鳴信号獲得装置、および、そのよ
うな磁気共鳴信号獲得装置を備えた磁気共鳴撮影装置を
実現することである。
【0018】本書では、水のプロトンのスピンおよび脂
肪のプロトンのスピンを、それぞれ、単に水および脂肪
ともいう。また、水のプロトンのスピンから発生する磁
気共鳴信号の周波数および脂肪のプロトンのスピンから
発生する磁気共鳴信号の周波数を、それぞれ、単に水の
周波数および脂肪の周波数ともいう。なお、撮影に利用
するスピンは、水や脂肪のプロトンのスピンに限らず撮
影の目的に応じて適宜の核種のスピンであってよい。
【0019】
【課題を解決するための手段】(1)上記の課題を解決
するためのひとつの観点での発明は、グラディエントエ
コー法、スピンエコー法またはファーストスピンエコー
法のうちのいずれか1つを用いてケミカルシフトにより
互いに周波数を異にする2種類のスピンの位相差が0で
ない時点にエコーセンタを持つ磁気共鳴信号を獲得する
装置であって、前記磁気共鳴信号としてフラクショナル
エコーを獲得する信号獲得手段、を具備することを特徴
とする磁気共鳴信号獲得装置である。
【0020】(2)上記の課題を解決するための他の観
点での発明は、グラディエントエコー法、スピンエコー
法またはファーストスピンエコー法のうちのいずれか1
つを用いてケミカルシフトにより互いに周波数を異にす
る2種類のスピンの位相差が0でない時点にエコーセン
タを持つ磁気共鳴信号を獲得し、この磁気共鳴信号に基
づいて画像を生成する磁気共鳴撮影装置であって、前記
磁気共鳴信号としてフラクショナルエコーを獲得する信
号獲得手段と、前記フラクショナルエコーに基づいて画
像を生成する画像生成手段と、を具備することを特徴と
する磁気共鳴撮影装置である。
【0021】(1)および(2)に記載の各観点での発
明では、磁気共鳴信号としてフラクショナルエコーを獲
得するので、エコーセンタのシフトに伴うエコースペー
スの増加を無くすことができる。このため、1TRの間
に獲得可能な磁気共鳴信号数は減少しない。
【0022】前記フラクショナルエコーのエコーセンタ
は2種類のスピンの位相差が0となる時点より前の時点
にあることが、2種類のスピンの一方から見た他方のス
ピンの位相差を進み位相とする点で好ましい。
【0023】前記フラクショナルエコーのエコーセンタ
は2種類のスピンの位相差が0となる時点より後の時点
にあることが、2種類のスピンの一方から見た他方のス
ピンの位相差を遅れ位相とする点で好ましい。
【0024】前記2種類のスピンの一方は水のプロトン
のスピンであり他方は脂肪のプロトンのスピンであるこ
とが、水および脂肪について磁気共鳴信号を獲得する点
で好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態
に限定されるものではない。図1に磁気共鳴撮影装置の
ブロック(block)図を示す。本装置は本発明の実
施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明
の装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0026】同図に示すように、本装置はマグネットシ
ステム100を有する。マグネットシステム100は主
磁場コイル(coil)部102、勾配コイル部106
およびRFコイル部108を有する。これら各コイル部
は概ね円筒状の形状を有し、互いに同軸的に配置されて
いる。マグネットシステム100の概ね円柱状の内部空
間(ボア:bore)に、撮影の対象1がクレードル
(cradle)500に搭載されて図示しない搬送手
段により搬入および搬出される。
【0027】主磁場コイル部102はマグネットシステ
ム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向
は概ね対象1の体軸の方向に平行である。すなわちいわ
ゆる水平磁場を形成する。主磁場コイル部102は例え
ば超伝導コイルを用いて構成される。なお、超伝導コイ
ルに限らず常伝導コイル等を用いて構成してもよいのは
もちろんである。
【0028】勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸
すなわちスライス(slice)軸、位相軸および周波
数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持た
せるための3つの勾配磁場を生じる。
【0029】静磁場空間における互いに垂直な座標軸を
x,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とする
ことができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相
軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位
相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったまま
x,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能
である。本装置では対象1の体軸の方向をz軸方向とす
る。
【0030】スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配
磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード
(phase encode)勾配磁場ともいう。周波
数軸方向の勾配磁場をリードアウト(read ou
t)勾配磁場ともいう。このような勾配磁場の発生を可
能にするために、勾配コイル部106は図示しない3系
統の勾配コイルを有する。以下、勾配磁場を単に勾配と
もいう。
【0031】RFコイル部108は静磁場空間に対象1
の体内のスピン(spin)を励起するための高周波磁
場を形成する。以下、高周波磁場を形成することをRF
励起信号の送信ともいう。また、RF励起信号をRFパ
ルスともいう。RFコイル部108は、また、励起され
たスピンが生じる電磁波すなわち磁気共鳴信号を受信す
る。
【0032】RFコイル部108は図示しない送信用の
コイルおよび受信用のコイルを有する。送信用のコイル
および受信用のコイルは、同じコイルを兼用するかある
いはそれぞれ専用のコイルを用いる。
【0033】勾配コイル部106には勾配駆動部130
が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部1
06に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆
動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾
配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有
する。
【0034】RFコイル部108にはRF駆動部140
が接続されている。RF駆動部140はRFコイル部1
08に駆動信号を与えてRFパルスを送信し、対象1の
体内のスピンを励起する。
【0035】RFコイル部108にはデータ収集部15
0が接続されている。データ収集部150は、RFコイ
ル部108が受信した受信信号をサンプリング(sam
pling)によって取り込み、それをディジタルデー
タ(digital data)として収集する。
【0036】勾配駆動部130、RF駆動部140およ
びデータ収集部150には制御部160が接続されてい
る。制御部160は、勾配駆動部130ないしデータ収
集部150をそれぞれ制御して撮影を遂行する。
【0037】マグネットシステム100、勾配駆動部1
30、RF駆動部140、データ収集部150および制
御部160からなる部分は、本発明の磁気共鳴信号獲得
装置の実施の形態の一例である。また、マグネットシス
テム100、勾配駆動部130、データ収集部150お
よび制御部160からなる部分は、本発明における信号
獲得装置の実施の形態の一例である。
【0038】制御部160は、例えばコンピュータ(c
omputer)等を用いて構成される。制御部160
は図示しないメモリ(memory)を有する。メモリ
は制御部160用のプログラムおよび各種のデータを記
憶している。制御部160の機能は、コンピュータがメ
モリに記憶されたプログラムを実行することにより実現
される。
【0039】データ収集部150の出力側はデータ処理
部170に接続されている。データ収集部150が収集
したデータがデータ処理部170に入力される。データ
処理部170は、例えばコンピュータ等を用いて構成さ
れる。データ処理部170は図示しないメモリを有す
る。メモリはデータ処理部170用のプログラムおよび
各種のデータを記憶している。
【0040】データ処理部170は制御部160に接続
されている。データ処理部170は制御部160の上位
にあってそれを統括する。本装置の機能は、データ処理
部170がメモリに記憶されたプログラムを実行するこ
とによりを実現される。
【0041】データ処理部170は、データ収集部15
0が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内には
データ空間が形成される。このデータ空間は2次元フー
リエ(Fourier)空間を構成する。以下、フーリ
エ空間をkスペース(k−space)ともいう。デー
タ処理部170は、kスペースのデータを2次元逆フ−
リエ変換することにより対象1の画像を再構成する。デ
ータ処理部170は、本発明における画像生成手段の実
施の形態の一例である。
【0042】データ処理部170には表示部180およ
び操作部190が接続されている。表示部180は、グ
ラフィックディスプレー(graphic displ
ay)等で構成される。操作部190はポインティング
デバイス(pointingdevice)を備えたキ
ーボード(keyboard)等で構成される。
【0043】表示部180は、データ処理部170から
出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操
作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や
情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示
部180および操作部190を通じてインタラクティブ
(interactive)に本装置を操作する。
【0044】図2に、他の方式の磁気共鳴撮影装置のブ
ロック図を示す。同図に示す磁気共鳴撮影装置は、本発
明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、
本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。
【0045】本装置は、図1に示した装置とは方式を異
にするマグネットシステム100’を有する。マグネッ
トシステム100’以外は図1に示した装置と同様な構
成になっており、同様な部分に同一の符号を付して説明
を省略する。
【0046】マグネットシステム100’は主磁場マグ
ネット部102’、勾配コイル部106’およびRFコ
イル部108’を有する。これら主磁場マグネット部1
02’および各コイル部は、いずれも空間を挟んで互い
に対向する1対のものからなる。また、いずれも概ね円
盤状の形状を有し中心軸を共有して配置されている。マ
グネットシステム100’の内部空間(ボア)に、対象
1がクレードル500に搭載されて図示しない搬送手段
により搬入および搬出される。
【0047】主磁場マグネット部102’はマグネット
システム100’の内部空間に静磁場を形成する。静磁
場の方向は概ね対象1の体軸方向と直交する。すなわち
いわゆる垂直磁場を形成する。主磁場マグネット部10
2’は例えば永久磁石等を用いて構成される。なお、永
久磁石に限らず超伝導電磁石あるいは常伝導電磁石等を
用いて構成してもよいのはもちろんである。
【0048】勾配コイル部106’は、互いに垂直な3
軸すなわちスライス軸、位相軸および周波数軸の方向に
おいて、それぞれ静磁場強度に勾配を持たせるための3
つの勾配磁場を生じる。
【0049】静磁場空間における互いに垂直な座標軸を
x,y,zとしたとき、いずれの軸もスライス軸とする
ことができる。その場合、残り2軸のうちの一方を位相
軸とし、他方を周波数軸とする。また、スライス軸、位
相軸および周波数軸は、相互間の垂直性を保ったまま
x,y,z軸に関して任意の傾きを持たせることも可能
である。本装置でも対象1の体軸の方向をz軸方向とす
る。
【0050】スライス軸方向の勾配磁場をスライス勾配
磁場ともいう。位相軸方向の勾配磁場を位相エンコード
勾配磁場ともいう。周波数軸方向の勾配磁場をリードア
ウト勾配磁場ともいう。このような勾配磁場の発生を可
能にするために、勾配コイル部106’は図示しない3
系統の勾配コイルを有する。
【0051】RFコイル部108’は静磁場空間に対象
1の体内のスピンを励起するためのRFパルスを送信す
る。RFコイル部108’は、また、励起されたスピン
が生じる磁気共鳴信号を受信する。
【0052】RFコイル部108’は図示しない送信用
のコイルおよび受信用のコイルを有する。送信用のコイ
ルおよび受信用のコイルは、同じコイルを兼用するかあ
るいはそれぞれ専用のコイルを用いる。
【0053】マグネットシステム100’、勾配駆動部
130、RF駆動部140、データ収集部150および
制御部160からなる部分は、本発明の磁気共鳴信号獲
得装置の実施の形態の一例である。また、マグネットシ
ステム100’、勾配駆動部130、データ収集部15
0および制御部160からなる部分は、本発明における
信号獲得装置の実施の形態の一例である。
【0054】本装置の撮影動作を説明する。図3に、図
1または図2に示した装置が実行する磁気共鳴信号獲得
用のパルスシーケンス(pulse sequenc
e)の一例を略図によって示す。このパルスシーケンス
は、FSE法によるパルスシーケンスである。
【0055】同図の(1)はRFパルスのシーケンスで
ある。(2)はエコーセンタをシフトしない場合のリー
ドアウト勾配Grのシーケンスである。なお、それによ
って読み出されるスピンエコーのシーケンスを併記す
る。(3)はエコーセンタをシフトする場合のリードア
ウト勾配Grのシーケンスである。なお、それによって
読み出されるスピンエコーのシーケンスを併記する。
(4)および(5)は、それぞれ、スライス勾配Gsお
よび位相エンコード勾配Gpのシーケンスである。パル
スシーケンスは時間軸tに沿って左から右に進行する。
【0056】同図に示すように、まず90°パルスによ
る90°励起が行われる。90°励起を行うにあたって
スライス勾配Gs1が印加され、所定のスライスについ
ての選択励起が行われる。
【0057】90°励起から所定時間esp/2の後に
180°パルスによりスピンの反転が行われる。このと
きスライス勾配Gs2が印加され、同一スライスについ
ての選択的スピン反転が行われる。
【0058】このスピン反転後、所定時間espごとに
180°パルスによるスピン反転が複数回行われる。こ
こではそのうちの2回までを図示する。各回のスピン反
転は、それぞれスライス勾配Gs3,Gs4,・・・を
印加した選択反転である。いずれも同一スライスについ
ての選択的スピン反転である。
【0059】各180°励起の間で、リードアウト勾配
Gr1,Gr2,・・・によりスピンエコーの読み出し
がそれぞれ行われる。エコーセンタをシフトしない場合
のリードアウト勾配Gr1,Gr2,・・・の波形は、
(2)に示すように、いずれも3つの波形a,b,cを
つなげた波形となっている。
【0060】波形aおよびcは負の振幅を持つ。波形b
は正の振幅を持つ。波形aと波形cの時間積分値は等し
くしてある。波形bはSE点に関して左右対称な波形で
あり、その時間積分値は絶対値が波形aと波形cの時間
積分値の和に等しく、符号が反対になるようにしてあ
る。したがって、波形全体として時間積分値は0であ
る。以下、時間積分値を単に積分値ともいう。
【0061】波形aによってスピンのディフェーズ(d
ephase)が行われる。次いで波形bの前半によっ
てスピンのリフェーズ(rephase)が行われる。
波形bの積分値はSE点で波形aの積分値と等しくな
る。このとき、スピンのディフェーズとリフェーズが均
衡して、いわゆるリフォーカス(refocus)が行
われエコーピークが生じる。
【0062】SE点を過ぎると、波形bの後半がスピン
をディフェーズさせるように働きエコーの振幅が減衰す
る。波形bの後半によるディフェーズは次の波形cによ
るリフェーズによって相殺される。このようにしてエコ
ーセンタがSE点に一致する複数のスピンエコー(フル
エコー)が順次に得られる。複数のスピンエコーのエコ
ーセンタの間隔がエコースペースespとなる。
【0063】リードアウト勾配Gr1,Gr2,・・・
の印加の前後の時点で、位相エンコード勾配Gp1,G
p1’、Gp2,Gp2’、・・・がそれぞれ印加さ
れ、位相エンコードの付与および除去がそれぞれ行われ
る。位相エンコードの付与および除去を行う1対の勾配
は絶対値が同一で符号が反対である。対が異なるもの同
士では絶対値が異なる。
【0064】このようなパルスシーケンスが、周期TR
で所定回数繰り返される。繰り返しのたびに位相エンコ
ード勾配Gpが変更される。これによって、位相エンコ
ードが異なる例えば64〜256ビュー(view)の
ビューデータ(view data)が得られる。この
ようにして得られたビューデータが、データ処理部17
0のメモリのkスペースに収集される。
【0065】kスペースのデータを2次元逆フーリエ変
換することにより、実空間における2次元画像データす
なわち再構成画像が得られる。この画像が表示部180
で表示される。
【0066】エコーセンタをシフトする場合のリードア
ウト勾配Gr1,Gr2,・・・の波形は、図3の
(3)に示すように、いずれも3つの波形a’,b,
c’をつなげた波形となっている。
【0067】波形a’およびc’は負の振幅を持つ。波
形bは正の振幅を持つ。波形a’と波形c’の積分値は
異ならせてある。また、波形a’は波形aよりも積分値
の絶対値を小さくしてあり、波形c’は波形cよりも積
分値の絶対値を大きくしてある。波形aから見た波形
a’の積分値の減少量と、波形cから見た波形c’の積
分値の増加量は絶対値が等しい。
【0068】波形bはSE点に関して左右対称な波形で
あり、その積分値は絶対値が波形a’と波形c’の積分
値の和に等しく、符号が反対になるようにしてある。し
たがって、波形全体として積分値は0である。
【0069】波形a’によってスピンのディフェーズが
行われる。次いで波形bによってスピンのリフェーズが
行われる。波形a’によるディフェーズ量が波形aによ
るディフェーズ量よりも小さいことにより、波形bの積
分値はSE点より前の時点で波形a’の積分値と等しく
なる。このとき、スピンがリフォーカスしてエコーピー
クが生じる。
【0070】リフォーカス点を過ぎると、波形bによる
ディフェーズ作用によりエコーの振幅が減衰する。波形
bによるディフェーズは次の波形c’によるリフェーズ
によって相殺される。このようにしてエコーセンタがS
E点より前にシフトしたスピンエコーが得られる。
【0071】エコーセンタのシフト量は水と脂肪の位相
差がπ/2となるように設定されている。すなわち、そ
のようになるように波形a’によるディフェーズと波形
bによるリフェーズを選んである。SE点より前にシフ
トしたことにより、水から見た脂肪の位相はπ/2進ん
でいる。すなわち位相差は+π/2である。
【0072】波形a’によるディフェーズ量が波形aに
よるディフェーズ量より小さいことにより、スピンエコ
ーはエコーセンタに関して左右非対称なエコーすなわち
フラクショナルエコー(fractional ech
o)となる。
【0073】スピンエコーをフラクショナルエコーとし
て獲得するので、そのエコーセンタがSE点からシフト
していても、エコースペースespはエコーセンタをシ
フトしない場合と同じになる。すなわちエコースペース
espが増加することはない。したがって、1TRで獲
得可能なスピンエコー数はエコーセンタをシフトしない
場合よりも減少するということがない。
【0074】スピンエコーがフラクショナルエコーであ
ることにより、kスペースでは例えば図4に示すよう
に、周波数軸kxの負側にデータが存在しない部分が生
じる。そこで、画像再構成にあたっては、この部分にデ
ータ0を代入したうえで2次元逆フーリエ変換を行う。
【0075】そのようにして再構成して得られた複素画
像データのリアルパートによって水像を形成し、イマジ
ナリパートによって脂肪像を形成する。それらの画像が
表示部180に表示され、また、メモリに記憶される。
【0076】図5に、図1または図2に示した装置が実
行する磁気共鳴信号獲得用のパルスシーケンスの他の例
を略図によって示す。このパルスシーケンスも、FSE
法によるパルスシーケンスであるが、フラクショナルエ
コーのエコーセンタをSE点より後にシフトしたもので
ある。同図において図3に示したものと同様な部分は同
一の符号を伏して説明を省略する。
【0077】図3に示したものとの相違点は(3)のリ
ードアウト勾配Grにある。同図に示すように、リード
アウト勾配Gr1,Gr2,・・・の波形は、いずれも
3つの波形a’’,b,c’’をつなげた波形となって
いる。
【0078】波形a’’およびc’’は負の振幅を持
つ。波形bは正の振幅を持つ。波形a’’と波形c’’
の積分値は異ならせてある。また、波形a’’は波形a
よりも積分値の絶対値を大きくしてあり、波形c’’は
波形cよりも積分値の絶対値を小さくしてある。波形a
から見た波形a’’の積分値の増加量と、波形cから見
た波形c’’の積分値の減少量は絶対値が等しい。
【0079】波形bはSE点に関して左右対称な波形で
あり、その積分値は絶対値が波形a’’と波形c’’の
積分値の和に等しく、符号が反対になるようにしてあ
る。したがって、波形全体として積分値は0である。
【0080】波形a’’によってスピンのディフェーズ
が行われる。次いで波形bによってスピンのリフェーズ
が行われる。波形a’’によるディフェーズ量が波形a
によるディフェーズ量よりも大きいことにより、波形b
の積分値はSE点より後の時点で波形a’’の積分値と
等しくなる。このとき、スピンがリフォーカスしてエコ
ーピークが生じる。
【0081】リフォーカス点を過ぎると、波形bによる
ディフェーズ作用によりエコーの振幅が減衰する。波形
bによるディフェーズは次の波形c’’によるリフェー
ズによって相殺される。このようにしてエコーセンタが
SE点より後にシフトしたスピンエコーが得られる。
【0082】エコーセンタのシフト量は水と脂肪の位相
差がπ/2となるように設定されている。すなわち、そ
のようになるように波形a’’によるディフェーズと波
形bによるリフェーズを選んである。SE点より後にシ
フトしたことにより、水から見た脂肪の位相はπ/2遅
れている。すなわち位相差は−π/2である。
【0083】波形a’’によるディフェーズ量が波形a
によるディフェーズ量より大きいことにより、スピンエ
コーはエコーセンタに関して左右非対称なエコーすなわ
ちフラクショナルエコーとなる。
【0084】スピンエコーをフラクショナルエコーとし
て獲得するので、そのエコーセンタをSE点からシフト
しても、エコースペースespはエコーセンタをシフト
しない場合と同じになる。すなわちエコースペースes
pが増加することはない。したがって、1TRで獲得可
能なスピンエコー数は、エコースペースespはエコー
センタをシフトしない場合よりも減少するということが
ない。
【0085】スピンエコーがフラクショナルエコーであ
ることにより、kスペースでは例えば図6に示すよう
に、周波数軸kxの正側にデータが存在しない部分が生
じる。そこで、画像再構成にあたっては、この部分にデ
ータ0を代入したうえで2次元逆フーリエ変換を行う。
【0086】そのようにして再構成して得られた複素画
像データのリアルパートによって水像を形成し、イマジ
ナリパートによって脂肪像を形成する。それらの画像が
表示部180に表示され、また、メモリに記憶される。
【0087】以上は、ケミカルシフトにより互いに周波
数を異にする2種類のスピンの位相差がπ/2となる時
点にエコーセンタを持つスピンエコーを獲得する例であ
るが、位相差をπ/2以外の任意の位相差とする場合で
も、スピンエコーをフラクショナルエコーとすることに
より、エコースペースespの増加を防止することがで
きるのはいうまでもない。
【0088】また、スピンの位相差に基づく水と脂肪の
分別撮影は、FSE法に限らずグラディエントエコー法
やスピンエコー法等他の適宜の技法によって行ってもよ
いのはもちろんである。
【0089】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、ケミカルシフトにより互いに周波数を異にする2
種類のスピンの位相差が0でない時点にエコーセンタを
持つ磁気共鳴信号を獲得するにあたり、1TRの間に獲
得可能な磁気共鳴信号数が減少しない磁気共鳴信号獲得
装置、および、そのような磁気共鳴信号獲得装置を備え
た磁気共鳴撮影装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図2】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図
である。
【図3】本発明の実施の形態の一例の装置による磁気共
鳴撮影のパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図4】kスペースの概念図である。
【図5】本発明の実施の形態の一例の装置による磁気共
鳴撮影のパルスシーケンスの一例を示す図である。
【図6】kスペースの概念図である。
【図7】FSE法によるパルスシーケンスの要部を示す
図である。
【図8】従来の磁気共鳴撮影のパルスシーケンスの要部
を示す図である。
【符号の説明】
100,100’ マグネットシステム 102 主磁場コイル部 102’ 主磁場マグネット部 106,106’ 勾配コイル部 108,108’ RFコイル部 130 勾配駆動部 140 RF駆動部 150 データ収集部 160 制御部 170 データ処理部 180 表示部 190 操作部 1 対象 500 クレードル
フロントページの続き (72)発明者 三好 光晴 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AA07 AB25 AD06 AD12 AD24 BA04 BA10 BA50 CA02 CA05 CA15 CA16 DA01 DA05 DB08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グラディエントエコー法、スピンエコー
    法またはファーストスピンエコー法のうちのいずれか1
    つを用いてケミカルシフトにより互いに周波数を異にす
    る2種類のスピンの位相差が0でない時点にエコーセン
    タを持つ磁気共鳴信号を獲得する装置であって、 前記磁気共鳴信号としてフラクショナルエコーを獲得す
    る信号獲得手段、を具備することを特徴とする磁気共鳴
    信号獲得装置。
  2. 【請求項2】 前記フラクショナルエコーのエコーセン
    タは2種類のスピンの位相差が0となる時点より前の時
    点にある、ことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴
    信号獲得装置。
  3. 【請求項3】 前記フラクショナルエコーのエコーセン
    タは2種類のスピンの位相差が0となる時点より後の時
    点にある、ことを特徴とする請求項1に記載の磁気共鳴
    信号獲得装置。
  4. 【請求項4】 前記2種類のスピンの一方は水のプロト
    ンのスピンであり他方は脂肪のプロトンのスピンであ
    る、ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちの
    いずれか1つに記載の磁気共鳴信号獲得装置。
  5. 【請求項5】 グラディエントエコー法、スピンエコー
    法またはファーストスピンエコー法のうちのいずれか1
    つを用いてケミカルシフトにより互いに周波数を異にす
    る2種類のスピンの位相差が0でない時点にエコーセン
    タを持つ磁気共鳴信号を獲得し、この磁気共鳴信号に基
    づいて画像を生成する磁気共鳴撮影装置であって、 前記磁気共鳴信号としてフラクショナルエコーを獲得す
    る信号獲得手段と、 前記フラクショナルエコーに基づいて画像を生成する画
    像生成手段と、を具備することを特徴とする磁気共鳴撮
    影装置。
  6. 【請求項6】 前記フラクショナルエコーのエコーセン
    タは2種類のスピンの位相差が0となる時点より前の時
    点にある、 ことを特徴とする請求項5に記載の磁気共鳴撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記フラクショナルエコーのエコーセン
    タは2種類のスピンの位相差が0となる時点より後の時
    点にある、ことを特徴とする請求項5に記載の磁気共鳴
    撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記2種類のスピンの一方は水のプロト
    ンのスピンであり他方は脂肪のプロトンのスピンであ
    る、ことを特徴とする請求項5ないし請求項7のうちの
    いずれか1つに記載の磁気共鳴撮影装置。
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