JP2000300539A - 磁気共鳴イメージング方法 - Google Patents

磁気共鳴イメージング方法

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JP2000300539A JP2000094731A JP2000094731A JP2000300539A JP 2000300539 A JP2000300539 A JP 2000300539A JP 2000094731 A JP2000094731 A JP 2000094731A JP 2000094731 A JP2000094731 A JP 2000094731A JP 2000300539 A JP2000300539 A JP 2000300539A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】本発明の目的は、調整可能な緩和コントラスト
を有する水/脂肪分離MR画像を形成するためのポスト
データ取得方法の提供にある。 【解決手段】水/脂肪分離MR画像を形成するためのポ
ストデータ取得MRI方法でオペレータの制御下で水の
み又は脂肪のみの画像内のコントラストが調整可能とな
る。最初に画像データは特定のMR信号エコー時間TE
を有するシングルスキャンスリーポイントディクソンシ
ーケンスにより取得される。水と脂肪の信号がインター
エコー時間ΔTE中にこれらの間でπの角度をなすよう
に水と脂肪の間の化学シフトの差に従ってMRIスキャ
ンシーケンス時のリードアウト傾斜磁場パルスタイミン
グが選択される。その後コントラストが変化可能な水/
脂肪分離画像は緩和のための修正時にオペレータ選択に
よる異なるコントラストエコー時間newTEの値を使
用して取得された画像データの再処理で形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に磁気共鳴イ
メージング(MRI)技術に関する。特に、本発明は、
水/脂肪コンポーネント画像を形成するためのシングル
スキャン・スリーポイント・ディクソン(single
−scan three−point Dixon)法
に係わり、より詳細には、緩和コントラスト(rela
xation contrast)が調整可能な水/脂
肪分離MR画像を形成するためのポストデータ取得方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気共鳴イメージング(MRI)は、広
く受け入れられるようになっており、核磁気共鳴(NM
R)現象に影響され易い数の原子核を有する対象物(人
体等)の内部構造を示すデジタル化された視覚画像を得
るための商業的に利用できる技術である。MRIにおい
て、画像化される生体内の核は、強い主要磁場Hが核
にかけることによって、分極される。選択された核は、
特定のNMR周波数で高周波(ラジオ波…RF)信号を
かけることによって励起される。局所的な磁場を空間的
に分布させ、その結果として生じる核からのRF応答を
適当に解析することによって、核の配置分布を示す相関
的なNMR応答のマップもしくは画像が形成される。フ
ーリエ解析を行なうことによって、空間上におけるNM
R応答を示すデータは、CRT上に表示可能となる。
【0003】図1に示されるように、一般に、NMRイ
メージングシステムは、静磁場をかけるための磁石10
と、3つの直交座標に沿って空間的に分布される磁場を
かける傾斜磁場コイル14と、選択された核にRF信号
を送るとともに選択された核からRF信号を受けるRF
コイル15,16とを有している。コイル16によって
受けられたNMR信号は、データをディスプレイ24上
に表示される画像に処理するコンピュータ/イメージプ
ロセッサ19に送られる。表示された画像は、「ピクセ
ル」と呼ばれる画素から成り、所定数のデータ要素
(N)によって分割される視野(FOV)として規定さ
れる。ピクセルの強さは、対応する体積要素の量のNM
R信号強度すなわち画像化される対象物の「ボクセル」
に比例している。また、コントロールコンピュータ/プ
ロセッサ19は、RFアンプ21とRFアンプ/検知器
22と傾斜磁場アンプ20とをそれぞれ介して、RFコ
イル15,16および傾斜磁場コイル14の動作を制御
する。
【0004】半端な数のプロトンおよびニュートロンを
有する核だけが磁気モーメントを有しており、このよう
な核はNMR現象に影響され易い。MRIにおいては、
核を整列するために強い静磁場が使用される。このよう
な静磁場は、平衡状態で主要磁場と平行に方向付けられ
る大きい磁気ベクトルを形成する。単一のRFパルスと
して第1の磁場に対して横方向に加えられる第2の磁場
は核にエネルギを与え、これによって、大きい磁化ベク
トルが例えば90°だけ動かされる。このような励起状
態の後、核は、歳差運動を行なって、徐々に緩和状態へ
と戻り、静磁場と整列するようになる。核が歳差運動を
行なって緩和状態に戻ると、核は、自由誘導減衰(FI
D)として知られるように、周囲コイル内で検知可能な
弱い電気エネルギを生起する。本明細書ではMR信号と
して総称的に名付けられるこれらのFID信号(および
/または、その磁場勾配再焦点磁場エコー(magne
tic gradient−refocused fi
eld echoes)は、その後、空間内において核
の画像を形成するために、信号プロセッサ19によって
解析される。
【0005】MR信号を生成して取得するために、種々
のコイルによってRF緩和パルスおよび傾斜磁場を形成
するという操作は、MRI「取得シーケンス」と呼ばれ
る。3次元(3D)MRIのために使用されるMRI取
得シーケンスの一例を示すグラフが図2に示されてい
る。この例において、MR信号は再焦点傾斜磁場エコー
として現れるため、加えられるパルスや磁場の所定のタ
イミングは、磁場エコーシーケンスとして知られてい
る。まず最初に、画像化される生体内の核のスラブが特
定のRF応答周波数に対して敏感となるように、傾斜磁
場Gsliceが主要磁場に沿って重ね合わされる。そ
の後、平衡状態から磁気を傾けるために、RF励起磁場
またはヌテーションパルス(nutation pul
se)θが特定の周波数で加えられる。その後、スラブ
内の特定の方向に沿う異なった位置内の核間の一時的な
周波数差すなわち位相差を引き起こすことによって核の
位相の符号化を行なうために、パルスが加えられて大き
さが変動した傾斜磁場GpeおよびGsliceが使用
される。同時に、歳差運動をする核の位相をまず最初に
ずらしてその後に位相を戻すリードアウト(ro)方向
で、パルスが加えられた他の傾斜磁場GroがGpe
方向と直交する方向に加えられる。これにより、図2に
Sで示される磁場エコーMR信号が形成される。章動パ
ルスθの中心から磁場エコーMR信号の中心までの時間
がエコー時間TEとして示され、全パルスシーケンス継
続時間がTRとして示されている。
【0006】本質的に、加えられる傾斜磁場Gro周波
数は、リードアウト方向で核の選択されたスラブを符号
化する。結果として生じるMR信号S(未処理データ
(raw data)またはk−スペースデータと呼ば
れる)は、その後、読み出され、フーリエ解析によって
解析される。その解析の周波数領域プロットは、その後
スケールされて、X−Y−Z位置に対応するフーリエ空
間(画像領域という)内の核固体数に関する情報を与え
る。
【0007】磁気ベクトルは、主要B磁場に関して縦
成分と横成分とに分解される。一般に、縦成分はB
場と平行な成分として規定され、横成分はB磁場と垂
直な成分として規定される。磁気ベクトルが平衡状態か
ら乱されると、緩和として知られるプロセスによって、
縦成分はバックグラウンドB磁場と一直線になる平衡
状態の大きさMに回復し、横成分は減衰する。これら
の緩和プロセスはそれぞれ、スピン格子緩和およびスピ
ン−スピン緩和と名付けられており、規定される時定数
がT,Tと名付けられる指数関数によって特徴付け
られる。スピン−スピン(T)緩和と磁場内の異質性
(inhomogeneities)とによって、横成
分は更に減衰される。そのため、見かけ上の緩和時定数
は、スピン−スピン緩和およびB磁場異質(B
field inhomogeneities)の
存在に起因する横信号減衰を特徴付けるように規定され
る。
【0008】NMR周波数および主要B磁場はラーモ
ア関係によって関連付けられる。この関係は、核の歳差
運動の角振動数ωが磁場Bと磁気回転比γと各核種
のための重要な物理定数との積であることを示してい
る。
【0009】
【数1】
【0010】ここで、σは一般に化学シフトと呼ばれて
いるように核の周囲の化学的環境を示すシールド因子で
ある。
【0011】無論、RFスピン章動パルスは、1以上の
目的の同位体の核種を特定の領域内で傾ける。平衡状態
から傾けられた後、各核種はそれ自身の固有の速度で歳
差運動をし始める。核が配置される物理的あるいは化学
的な環境のごときパラメータの結果として、歳差運動を
する核種の位相が異なっている(位相のずれが生じ
る)。例えば、化学シフトの影響に起因して、脂肪内の
核は、水内の核の歳差運動の回転比とは異なる回転比
で、歳差運動を行なう。また、磁場内の異質性は、章動
された歳差運動をする核の位相をずらす。
【0012】水素の核は、容易に認識できるNMR信号
を有しており、人体の最も豊富な同位体である。そのた
め、人間のMRIは、主に、水素の核からNMR信号を
画像化する。水と脂肪は水素核を含む主要な組織成分で
ある。
【0013】画像を形成するためにMR信号の周波数情
報内容を使用することに加え、周波数領域内のMR信号
の位相は、幾つかの物理量を示す情報を提供するために
使用できる。例えば、使用されるパルスシーケンスの形
態に依存して、MR位相は水と脂肪とを区別するために
使用できる。また、MR位相は、主要B磁場の異質性
を示すことができるとともに、移動するスピンの速度に
比例している。
【0014】I.水と脂肪の分離 水と脂肪の両方のMR画像は同一もしくは異なる診断情
報を含んでいるが、それらは、MRI画像内に重ね合わ
された時に、しばしば互いの判断を妨害する。そのた
め、合成されたMR画像を適切に判断することが困難と
なる。
【0015】高い磁場強度で、水と脂肪の画像を区別す
ること或いはこれら2つの成分のうちの1つを抑制する
ことは、選択励起または非励起アプローチを使用して達
成できる。中間レベルもしくは低レベルの磁場強度で、
化学シフトの精選に基づくアプローチは、不可能でなく
ても、非実用的となる。異質性が磁場に存在している場
合には、全ての磁場強度で水/脂肪画像分離の困難性が
更に悪化する。
【0016】「スリーポイント・ディクソン」法として
知られる技術の1つのグループは、中間レベルもしくは
低レベルの磁場強度での適用に関して興味のある特徴を
有している。これらの方法では、B磁場の異質性の影
響を修正して水/脂肪分離のための十分な情報を得るた
めに、3つの画像が要求される。これらの画像は、“T
hree−Point Dixon Techniqu
e for True−Water/fat Deco
mpositions withBInhomoge
neity Corrected”(by Glove
r et al.,Magnetic Resonan
ce in Medicine 18,371−383
(1991))に記載されているように、3つの異なる
走査で、スピンエコシーケンスおよび磁場エコーシーケ
ンスを使用して取得できる。また、これらの画像は、
“Separation of True Fat a
ndWater Images by Correct
ing MagneticField Inhomog
eneity In Situ”(by Yenng
et al.,Radiology 159,783−
786(1986))に記載されているように、2つの
走査で、スピンエコシーケンスおよび磁場エコーシーケ
ンスを使用して取得できる。また、これらの画像は、
“TrueWater and Fat MR Ima
ging with Use of Multiple
−Echo Acquisition”(by Wil
liam et ai.,Radiology 17
3,249−253(1989))および“Separ
ation of Water and Fat MR
Images in a Single Scan
at 0.35 TUsing Sandwich E
choes”(by Zhang et al.,JM
RI 6,909−917(1996))に記載されて
いるように、1つの走査で、スピンエコシーケンスおよ
び磁場エコーシーケンスを使用して取得できる。
【0017】前記スリーポイント・ディクソン法によれ
ば、水画像情報と脂肪画像情報との間の位相差が3つの
画像(すなわち、S−π,S,Sπ)間で±π(18
0°)だけ変化するように、3つの画像の取得が制御さ
れる。その後、磁場異質の影響を除去するため、およ
び、分離された水画像および脂肪画像を最終的に形成す
るために、3つの画像からのデータが使用される。この
方法では、位相アンラッピング(phase unwr
apping)のプロセスを通じて3つの画像のうちの
2つからの情報を使用することにより、磁場異質が補償
される。
【0018】複素数の位相角は−πとπの間でのみ明確
となるため、MRI信号の位相を明確に決定することは
できない。そして、−πまたはπを越えるどのような位
相値も−πからπの間の値に収められる。このような状
況下において、位相アンラッピングは、主要な位相値の
測定を与えられる複素信号の絶対的な位相を決定するプ
ロセスである(2つのそのようなプロセスについては後
述する)。
【0019】緩和の効果を無視すると、スリー・ディク
ソン画像を構成するNMR信号データは、以下の式によ
って表される。
【0020】
【数2】
【0021】この場合、WおよびFは水信号および脂肪
信号を示しており、ΨはS内で認められる水と脂肪
との間の位相差であり、Φは磁場異質や他のシステム
ソースに起因するS内の位相であり、Фは磁場異質に
よって引き起こされる連続するエコー間の位相変化であ
る。
【0022】磁場異質のための修正を行なうために、以
下の関係式に従う位相アンラッピング(phase u
nwrapping)処理を行なうことによってSおよ
びSから補償角Φが決定される。
【0023】
【数3】
【0024】この場合、arg()は複素数の位相角を
示しており、は複素共役を示している。
【0025】水のみの画像Wと脂肪のみの画像Fは、そ
の後、以下の2つの関係式にしたがって再構成される。
【0026】
【数4】
【0027】また、水信号と脂肪信号とが180°の位
相差をもっているただ1つの画像Sに依存することも可
能である。この場合、水信号と脂肪信号は全く分離され
ないが、画像ピクセルは、以下の関係式を適用すること
により画像ピクセルが水によって支配されているのか又
は脂肪によって支配されているのかどうかにしたがっ
て、区分され得る。
【0028】
【数5】
【0029】この場合、Iwater−pixelは水
が支配的なピクセルを示し、Ifa t−pixelは脂
肪が支配的なピクセルを示している。
【0030】II. 位相アンラッピング(Phase
Unwrapping) 本発明において実行されるような位相アンラッピングの
好ましいアルゴリズムは、多項式関数を使用した静磁場
の形成と、リジョン・グローイング(region−g
rowing)による誘導位相アンラピングとを伴って
いる。
【0031】i.多項式の磁場形成(Polynomi
nal Field Modeling) 磁場は以下の多項式関数を使用して形成される。
【0032】
【数6】
【0033】係数a,bを求めるために、以下のよ
うにして位相値Φの空間的な偏導関数が計算されて多項
式関数に一致される。
【0034】
【数7】
【0035】多項式関数への一致は、以下の式によって
決定される重み係数をもった加重最小2乗を使用して行
なわれる。
【0036】
【数8】
【0037】この場合、S(x,y)は同位相の画像内
のピクセル値であり、Smaxはその画像の最大値であ
る。
【0038】p,qを使用して、a,bが以下
の式によって計算される。
【0039】
【数9】
【0040】ii.誘導リジョン・グローイングによる
位相アンラピング(PhaseUnwrapping
by Guided Region Growing) 位相画像は、以下のような誘導リジョングローイングア
ルゴリズムを使用してアンラップされる。
【0041】(a)アンラッピングのためのサブシード
(subseed)として画像内の1つのピクセルが選
択され、測定された位相値は、水脂肪画像の再構成のた
めに使用される最後の位相値に割り当てられる。
【0042】
【数10】
【0043】(b)サブシードに中心が置かれた6×6
領域内の全てのピクセルが十分な信号強度をもつように
サブシードが選択される。位相値をサブシード値と比較
することによって、サブシードの4つの直ぐ隣合うピク
セルが最初にアンラップされる。差異が所定のしきい値
よりも大きい場合には、2πアンラッピングが実行され
る。
【0044】
【数11】
【0045】(c)その後、既に決定された5つのピク
セルに基づいて、サブシードに中心を置かれた3×3ピ
クセル領域が形成される。ピクセルと既にアンラップさ
れて直ぐ隣合うピクセルとの間の位相差がしきい値より
も大きくなる度に、2π位相アンラッピングが実行され
る。
【0046】(d)その後、3ピクセルプレジクション
(three−pixel prediction)を
用いて3×3領域が4×4領域へと拡大される。
【0047】
【数12】
【0048】この場合、Φは予測されたピクセルの位
相値、Φ −i(i=1,2,3)は既にアンラップさ
れた第1(i=1)、第2(i=2)、第3(i=3)
の隣り合うピクセルの位相値、ΔΦ−iはプレジクショ
ンの方向に沿った既にアンラップされた隣り合うピクセ
ルの位相の空間的な導関数である。
【0049】アンラッピングは、ΔΦ=Φ−Φがしき
い値よりも大きい場合に実行される。
【0050】(e)4×4シード領域から引き続き、4
ピクセルプレジクションを用いて4列クロス領域(fo
ur rows cross region)による4
つのコラムが形成される。
【0051】
【数13】
【0052】(f)前記クロスを使用すると、同じ4ピ
クセルプレジクションアプローチを使用して2方向で画
像の4つの四分円がアンラップされる。アンラッピング
は、2つの方向がアンラッピングのための同じエクセキ
ューション(execution)を示した場合に実行
される。他の状態で、予測された値の平均値が使用され
る。ピクセル値が強度のしきい値を下回ると、位相値が
再び予測された平均値にセットされる。
【0053】過去において、低レベルおよび中間レベル
の磁場強度での水/脂肪分離は、前述したマルチポイン
トディクソン法を使用して略完全に達成されている。ま
た、前述したように、シングルスキャン・スリーポイン
ト・ディクソン法(水信号および脂肪信号は、インター
・エコー時間ΔTEの間にπの位相差をもつようにな
る)は、1つの励起パルスの後に、連続する3つのNM
Rエコー信号を取得できる。これにより、走査時間を著
しく削減することができる。しかしながら、B磁場異
質の修正を行なって水/脂肪分離を行なうために使用さ
れる位相情報に加え、スリーポイント・ディクソンエコ
ー信号はスピン緩和減衰についての情報を有している。
したがって、本発明は、データ取得の後にそのような情
報を利用して、調整可能な緩和コントラストを有する水
/脂肪分離画像を提供する。
【0054】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、磁気
共鳴イメージング方法において、調整可能な緩和コント
ラストを有する水/脂肪分離MR画像を形成するための
ポストデータ取得方法の提供にある。
【0055】
【課題を解決するための手段】本発明は、水/脂肪分離
MR画像を形成するためのポストデータ取得MRI技術
である。この技術において、水だけの画像内もしくは脂
肪だけの画像内における緩和画像コントラストは、オペ
レータによる制御下で、水だけの画像もしくは脂肪だけ
の画像を作成する際に使用されるコントラストエコー時
間(newTE)のための値を選択することによって、
調整可能となる。
【0056】本発明では、NMRの未処理の信号データ
(raw signal data)を得るために、シ
ングルスキャン・スリーポイント・ディクソン・イメー
ジングが使用される。基本的に、スリーポイント・ディ
クソン・イメージングにおいて、スライス選択励起パル
スは、3つの別個の傾斜磁場再焦点信号エコーの取得を
伴う。加えられるリード・アウト傾斜磁場のタイミング
や極性(分極)を制御することによって、各信号エコー
が取得される。2つの信号がインター・エコー時間中に
これらの間でπ(180°)の角度差をもつように、水
信号と脂肪信号との間の化学シフトの差にしたがって、
信号エコー(S,S,S)間の時間(ΔTE)が
選択される。
【0057】前記未処理データ(k−スペースデータ)
を「画像領域」と呼ばれる複素の周波数領域データにフ
ーリエ変換した後、誘導リジョン・グローイング位相ア
ンラッピング技術を使用してSおよびSから補償位
相を得ることによって、バックグラウンド磁場異質が補
償される。次に、信号データからT緩和又はT
和の影響が測定される。その後、オペレータによって選
択された新しいコントラストTE(newTE)値に基
づく緩和測定にしたがって、取得された画像データが修
正される。最後に、水信号および脂肪信号が修正された
画像データから分離され、緩和コントラストが高められ
た水のみの画像もしくは脂肪のみの画像が形成される。
【0058】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例について説明する。良く知られているように、
核は特定の周波数で且つ特定の位相において歳差運動を
行なう。異なった直交する方向で核に傾斜磁場を加える
ことにより、歳差運動の周波数および位相を使用して核
を空間的に符号化できる。1つの直交する方向におい
て、核のスライスが励起される。そのスライス内におい
ては、1方向で核を空間的に符号化するために選択され
た核の歳差運動の周波数を使用して、また、1または複
数の第2の方向(他方向)で核を空間的に符号化するた
めに選択された核の歳差運動の位相を使用して、残存す
るスライスの2つのディメンションからMR信号が抽出
される。結果として生じるMR信号のこれら複素の周波
数と位相とを解析することによって、選択されたスライ
スの核密度に関する情報が得られる。
【0059】図1はMRIシステムを示している。この
ようなMRIシステムは、大きな分極している磁石構造
10を備えている。この磁石10は、略均一な均質分極
磁場Bを患者のイメージング領域11内に形成する。
適当な寝台12、患者13の人体の所望の部位をイメー
ジング領域11内に挿入する。磁場勾配コイル14によ
って磁場勾配が選択的に形成される。RFコイル15に
よってRF核章動パルスがイメージング領域11内の患
者の組織に伝達される。MR信号を構成するRF応答
は、適当なRF検知コイル構造16によって患者の組織
から受け取られる。
【0060】MRIデータを取得するために、MRIシ
ステムは、プログラムで制御可能なコンピュータ/プロ
セッサ19による制御の下、MRIパルスシーケンスコ
ントローラ17,18によって磁場勾配およびRF章動
パルスを形成する。また、プロセッサ19は、傾斜パル
スアンプ20とRFソースアンプ回路21,22とを制
御する。MRアンプ信号(RF検知器)回路22は、シ
ールドされたMRIシステムガントリ内に配置されたM
R信号RFコイル16に適切に接続されている。受けら
れたMR応答は、デジタイザ23によってデジタル化さ
れて、プロセッサ19に送られる。プロセッサ19は、
一般に、画像処理のためのアレー・プロセッサと適当な
コンピュータプログラム記憶媒体(図示せず)とを有し
ている。前記コンピュータプログラム記憶媒体にはプロ
グラムが記憶されており、このプログラムは、MR信号
データを取得して処理する動作を制御するために、ま
た、コントロールターミナル24のCRT上に画像を表
示するために、選択的に使用される。MRIシステムに
はコントロールターミナル24が設けられている。この
コントロールターミナル24は、画像シーケンスコント
ローラ17,18にわたってオペレータ制御を及ぼすた
めの適当なキーボードスイッチ等を有している。また、
画像は、フィルム上に直接に記録され、あるいは、プリ
ンタ25によって他の適当な媒体に直接に記録される。
【0061】システムコンピュータ/プロセッサ19を
組み合わせると、一般に、オペレータは、MRIシーケ
ンスおよびデータ処理方法のための選択メニューが与え
られる。本発明の実施例において、MRIシステムのオ
ペレータに利用できるそのような選択メニューの1つ
は、シングルスキャン・スリーポイント・ディクソンM
RIイメージングシーケンスを使用して水/脂肪コンポ
ーネント画像を形成するためのプログラムと、本発明に
したがって選択的に変化可能なコントラストを有する付
加的な画像を形成するポストデータ取得方法を実行する
ためのプログラムである。本発明の記述されたプロセス
を実行するためにシステムコンピュータ/画像プロセッ
サ19のための適当なコンピュータプログラム又はその
ような特定の命令を形成することは、後述する特定のデ
ータ処理方法および本明細書に記載された開示内容全体
を考慮すれば、当業者の能力の範囲内であると考えられ
る。
【0062】画像シーケンス 図3Aおよび図3Bに示されるように、本発明のイメー
ジングシーケンスは、基本的に、スライス選択傾斜磁場
パルスGsliceの形成に伴うRF核章動(励起)パ
ルス30と、位相符号化傾斜磁場パルスGpeとから成
り、位相符号化傾斜磁場パルスGpeは、適当なタイミ
ングで読み出されるとともに等距離で離間された3つの
磁場エコーS,S,Sの取得に関わる3つのリー
ド・アウト傾斜磁場パルスGreadによって伴われ
る。リード・アウト傾斜磁場パルスGreadのタイミ
ングは水信号と脂肪信号との間の化学シフトの差によっ
て選択され、これにより、インター・エコー時間ΔTE
の間、2つの信号はこれらの間で角度πをもつようにな
る。
【0063】データ処理方法−変化可能な緩和コントラ
ストを形成するための水/脂肪分離解析 スリーポイント・ディクソンエコー信号は、本質的に、
スピン緩和減衰情報を有している。そして、その情報
は、調整可能な緩和コントラストの画像を形成するため
に使用できる。これは、後述するように、スピン−スピ
ン緩和のための信号データを補償する際にオペレータが
選択する新しいコントラストTE(newTE)を使用
することによって達成される。
【0064】T,T 緩和の影響を考慮に入れる
と、スリーポイント・ディクソン信号は、以下の式
(1)を満たす水信号および脂肪信号として表わすこと
ができる。
【0065】
【数14】
【0066】この場合、
【数15】
【0067】この場合、WおよびFは平衡状態にお
ける水信号および脂肪信号、ΨおよびΦはそれぞれ、
水と脂肪との間の位相差およびSの中心における異質
位相であり、Фはインター・エコー時間中に引き起こさ
れる異質位相である。
【0068】スピン−スピン緩和遅れ時間Tおよび見
かけの緩和時間T はNMR信号エコーから算出可能
である。この場合、NMR信号エコーは、以下の式8か
らスピンエコーを形成するためのシングルスキャン・ス
リーポイント・ディクソン・イメージングシーケンスに
よって得られる。
【0069】
【数16】
【0070】また、NMR信号エコーは、以下の式
(9)から磁場エコーを形成するための同様のイメージ
ングシーケンスによって得られる。
【0071】
【数17】
【0072】スリーポイント・ディクソン信号は、その
後、MRIシステムのオペレータによって選択可能な異
なる新しいエコー時間newTEに一致するように、そ
の大きさが修正される。信号の大きさの修正は、以下の
式にしたがって、コンピュータ画像プロセッサにより実
行される。
【0073】
【数18】
【0074】この場合、S´は大きさが修正された信
号データであり、また、newTEは、オペレータによ
って選択されたコントラストエコー時間値であり、NM
R信号が本が本来得られるTEとは異なる。
【0075】前述した方法でB磁場異質のための修正
を行なって水信号と脂肪信号とを分離するために、大き
さが修正された画像はその後さらに処理される。
【0076】画像コントラストの変更の一例 図4および図5に示されるように、人間のスリーポイン
ト・ディクソン画像は、0.35テスラで操作されるT
oshiba OPARTTM MRIシステムを使用
することによって得られる。オペレータによって選択さ
れた異なるコントラストエコー時間値newTEにより
緩和減衰のための修正が後に行われる画像を形成するた
めに、k−スペースデータが最初にフーリエ変換され
る。前述したようにB磁場異質のための修正を行なっ
て水信号と脂肪信号とを分離するために、大きさが修正
された画像は更に処理される。
【0077】図4(a)〜図4(d)は、スリーポイン
ト・ディクソンデータを処理することによって得られる
人間の膝の水のみのスピンエコー画像を示している。図
4(b)に示されるスピンエコー画像はTE=36ms
で得られ、図4(a)に示されるスピンエコー画像はオ
ペレータによって選択される異なるnewTE値=20
msで得られ、図4(c)に示されるスピンエコー画像
はnewTE=60msで得られ、図4Dに示されるス
ピンエコー画像はnewTE=80msで得られる。同
様に、図5(a)〜図5(d)は、人間の胸の水のみの
磁場エコー画像を示している。図5(a)に示される磁
場エコー画像はTE=20msで得られ、図5(b)は
オペレータによって選択される異なるnewTE値=3
6msを使用して本発明にしたがって処理された磁場エ
コー画像であり、図5(c)はnewTE=60msで
処理された磁場エコー画像であり、図5(d)はnew
TE=80msで処理された磁場エコー画像である。図
から明らかなように、newTEを慎重に選択すれば、
結果として生じる画像内で得られるコントラストが決定
されるとともに、所望の様々なコントラストを有する画
像を形成することができる。
【0078】本発明は現在最も実用的で好ましいとされ
ている実施例を挙げて説明されているが、本発明は、開
示された実施例に限定されず、また逆に、更なる解析を
必要とすることなく本発明の要旨を明らかにするように
意図されている。したがって、現在の知識をもってすれ
ば、他人は、本発明の要旨を逸脱することなく様々な適
用をもって本発明に改良を容易に加えることができると
ともに、従来技術の観点で技術に即座に寄与できる包括
的且つ特別な見地から必須の特徴的構成を形作ることも
できる。そして、そのような改良は添付された請求の範
囲と等価な範囲内に含まれる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、調整可能な緩和コント
ラストを有する水/脂肪分離MR画像を形成するための
ポストデータ取得方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】MRIシステムの一例を示す概略図である。
【図2】磁場エコーMRI応答を形成するためのMRI
パルスシーケンスの一例を示すRF傾斜磁場波長タイミ
ング図である。
【図3】(a)はスピンエコーを形成するためのシング
ルスキャン・スリーポイント・ディクソン・シーケンス
の一例を示すRF傾斜磁場波長タイミング図であり、
(b)はスピンエコーを形成するためのシングルスキャ
ン・スリーポイント・ディクソン・シーケンスの一例を
示すRF傾斜磁場波長タイミング図である。
【図4】本発明にしたがってオペレータにより選択され
た様々なコントラストエコー時間(newTE)を有す
るスリーポイント・ディクソン画像から処理された人間
の膝の水のみのスピンエコー画像に関する中間調画像を
示す図である。
【図5】本発明にしたがってオペレータにより選択され
た様々なコントラストエコー時間(newTE)を有す
るスリーポイント・ディクソン画像から処理された人間
の胸の水のみの磁場エコー画像に関する中間調画像を示
す図である。
【符号の説明】
10…磁石構造、 11…イメージング領域、 12…寝台、 13…患者、 14…磁場勾配コイル、 15…RFコイル、 16…RF検知コイル構造、 17…MRIパルスシーケンスコントローラ、 18…MRIパルスシーケンスコントローラ、 19…コンピュータ/プロセッサ、 20…傾斜パルスアンプ、 21…RFソースアンプ回路、 22…RFソースアンプ回路、 23…デジタイザ、 24…コントロールターミナル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MRI装置から得られる水のみのMR画
    像もしくは脂肪のみのMR画像内の画像コントラストを
    変化させる方法において、 a)特定の予め決められた応答信号エコー時間(TE)
    を有するシングルスキャン・スリーポイント・ディクソ
    ン・イメージングシーケンスを使用してNMR画像デー
    タを取得し、 b)NMR画像データの取得時に当初使用されるエコー
    時間(TE)の値とは異なるコントラストエコー時間
    (newTE)の値を使用して、緩和減衰のため、ステ
    ップ(a)で取得されたNMR画像データを修正する、 ことを特徴とする調整可能な緩和コントラストを有する
    水/脂肪分離MR画像を形成するための磁気共鳴イメー
    ジング方法。
  2. 【請求項2】 前記コントラストエコー時間(newT
    E)の異なる値がオペレータによって選択可能であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記水信号と脂肪信号とがインター・エ
    コー時間(ΔTE)中にこれらの間でπの角度をなすよ
    うに、水信号と脂肪信号との間の化学シフトの差にした
    がって、前記イメージングシーケンス時の傾斜磁場パル
    スが選択されることを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 前記エコー時間TEが10〜100ms
    の範囲にあるシングルスキャン・スリーポイント・ディ
    クソン・イメージングシーケンスがNMR画像データを
    取得するために使用されることを特徴とする請求項2に
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 MRIシステム水または脂肪のいずれか
    の核種端数データを発達させるための装置において、前
    記装置は記憶装置とI/O装置とを有するコンピュータ
    を備え、前記記憶装置はスリーポイント・ディクソンN
    MR信号解析を行なって緩和減衰のための修正を行なう
    命令をその中に記憶し、 前記コンピュータは、 特定の予め決められたNMR応答信号エコー時間(T
    E)を有するシングルスキャン・スリーポイント・ディ
    クソン・イメージングシーケンスからNMR信号データ
    を取得し、 前記NMR応答信号エコー時間とは異なるコントラスト
    エコー時間newTEの値を使用して緩和減衰のための
    修正を行なうためにNMR画像データを処理する、 ようにプログラムされていることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 前記コントラストエコー時間(newT
    E)の異なる値がオペレータによって選択可能であるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記水信号と脂肪信号とがインター・エ
    コー時間(ΔTE)中にこれらの間でπの角度をなすよ
    うに、水信号と脂肪信号との間の化学シフトの差にした
    がって、前記イメージングシーケンス時のリードアウト
    傾斜磁場パルスのタイミングが選択されることを特徴と
    する請求項5に記載の装置。
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