JP2005142129A - 誘導灯装置 - Google Patents

誘導灯装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005142129A
JP2005142129A JP2003380330A JP2003380330A JP2005142129A JP 2005142129 A JP2005142129 A JP 2005142129A JP 2003380330 A JP2003380330 A JP 2003380330A JP 2003380330 A JP2003380330 A JP 2003380330A JP 2005142129 A JP2005142129 A JP 2005142129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
determination information
emergency
prediction determination
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003380330A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Matsuno
将 松野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP2003380330A priority Critical patent/JP2005142129A/ja
Publication of JP2005142129A publication Critical patent/JP2005142129A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、非常点灯点検の際の手間と労力を大幅に軽減することができる誘導灯装置を提供する。
【解決手段】本実施形態においては、非常点灯点検時にバッテリ電圧監視部52及び制御手段24によりバッテリ30の寿命の予測判定を行い、バッテリ30が次回の非常点灯点検時前後に寿命になると判断した場合には、その旨を報知部32から報知する。したがって、非常点灯点検を行う作業者は、次回の非常点灯点検時に交換を要するであろうバッテリ数を予め予測し得るので、多数のバッテリ30を持ち運ばなくてもよく、作業負担がかからない。
【選択図】図2

Description

本発明は、光源を有する誘導灯装置に関する。
従来、誘導灯装置は、常時に商用電源から光源へ電源が供給されることで光源が点灯し、さらに、常時は、商用電源からの電源が供給されることでバッテリに充電が行われている。そして、商用電源からの電源が遮断された非常時には、バッテリからの電源により光源が点灯するようになっている。
このように、誘導灯装置は、非常時において人を誘導できるよう確実に光源が点灯することが最も重要であるので、定期的に諸事項を点検することが義務付けられているものである。
この定期的に点検を行う事項の一つに、バッテリの電源供給によって所定時間(例えば20分間)光源が点灯するかという点検(以下、「非常点灯点検」という。)がある。そして、非常点灯点検の際にバッテリの寿命を検出し、バッテリの交換を促すことでバッテリユニットの電源供給によって所定時間光源が点灯することを維持する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
一方、特許文献1のように、バッテリの寿命検出を非常点灯点検時にのみ行うと、点検の際に多数のバッテリを準備する必要があるという課題を解消するために、停電時においてもバッテリの寿命検出を行い、その結果を報知し、バッテリの交換を促すことができるという技術も知られている(例えば特許文献2参照)。
特開平9−19084号公報 特開2000−295788号公報
しかしながら、上記従来の技術は、いずれも非常点灯点検を実施した時点でバッテリが寿命と判断された場合には、その非常点灯点検の終了時にバッテリの交換を行わなくてはならないものである。
すなわち、例えば、非常点灯点検を実施する手段が誘導灯装置の非常点灯点検用スイッチを作動させる方式である場合には、その誘導装置の設置場所へ直接点検員がおもむき、その点検用スイッチを作動させることになる。そして、所定時間後に点検員は点検用スイッチを作動させた誘導装置の元へ戻り、バッテリ寿命の確認を行い、寿命であればバッテリの交換を行うものである。
なお、特許文献2に記載された技術は、特許文献1に記載の技術よりは大幅に非常点灯点検時の労力が軽減されているものであるが、停電時にバッテリが寿命と判断されなかった誘導灯装置が多数有る場合で、その停電からある程度期間が経過したあとに非常点灯点検を実施する場合になどには、バッテリを余分に準備しておく必要があった。
要するに、従来は、非常点灯点検を実施する場合には多数若しくはある程度のバッテリを予め準備する必要があり、手間であるとともに、労力も要するという課題があった。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、非常点灯点検の際の手間と労力を大幅に軽減することができる誘導灯装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の誘導灯装置は、光源と;バッテリと;常時に商用電源からの電源の供給により光源を点灯させる常用点灯回路と;常時に商用電源からの電源の供給によりバッテリを充電する充電回路と;非常時にバッテリからの電源の供給により光源を点灯させる非常用点灯回路と;非常時にバッテリの寿命を予測判定するバッテリ判定手段と;バッテリ判定手段によって判定されたバッテリ寿命の予測判定情報を記憶する記憶手段と;非常時から常時へと切替わると記憶手段からバッテリ寿命の予測判定情報を読みだし、その予測判定情報に応じた報知をおこなう報知手段と;を具備することを特徴とする。
請求項1の発明は、非常時に記憶手段に記憶されたバッテリ寿命の予測判定情報を報知手段が読み出し、当該予測判定情報に応じた報知を報知手段が行うものである。
すなわち、バッテリの予測交換時期を報知手段により外部へ報知するものであり、この報知手段の報知方法としては、次回の非常点灯点検時に交換時期をむかえることを示す構成であってもよいし、交換時期を数値で示す構成、もしくは外部の制御端末に交換時期をデータで送信する構成等であってもよい。要するに、非常点灯点検の作業者にバッテリがいつ頃交換時期をむかえるかを認識させることができるようになっているものである。
なお、本発明の非常時とは、非常点灯点検時であってもよいし、非常点灯点検および停電時の両方を含むものであってもよく、適宜バッテリ寿命の予測情報を判定できるように構成されていれば、如何なる構成でもよい。
また本発明の「予測判定情報」とは、バッテリ寿命の到達時期を予測して判定することを意味するものである。
本発明によれば、バッテリ寿命の予測判定情報を報知手段により報知することができるので、非常点灯点検の作業者は、得られた予測判定情報から、次回の非常点灯点検に非常点灯点検をすることなくバッテリの交換作業を行うことができる。若しくは、非常点灯点検の作業者は、得られた予測判定情報から、次回の非常点灯点検時に交換を要するであろうバッテリ数を予め予測し得るので、必要以上にバッテリを準備することがない。したがって、多数のバッテリを持ち運んで点検作業を行う等が防げるので、手間および労力を軽減でき、作業負担を少なくすることができる。
請求項2記載の誘導灯装置は、請求項1記載の誘導灯装置において、記憶手段は、少なくとも前回の非常時にバッテリ判定手段により判定されたバッテリ寿命の第一予測判定情報も記憶しているとともに、報知手段は、第一予測判定情報と、今回の非常時に記憶手段に記憶されたバッテリ寿命の予測判定情報である第二予測判定情報とを記憶手段から読み出し、かつ、この2つの予測判定情報を比較することでバッテリ寿命を最終的に予測し、その結果に応じた報知をおこなう制御部を有することを特徴とする。
請求項2の誘導灯装置によれば、第一予測判定情報と第二予測判定情報とを用いることにより、より正確にバッテリの交換時期を予測することができるので、より適切なバッテリ寿命の交換時期の報知を行うことができる。これにより、交換が必要でないバッテリの交換作業を誤って行ってしまうことを防ぐとともに、交換が必要であったバッテリの交換作業を行わなかったことも防ぐことができるので、交換作業をより効率化でき、作業者の作業負担をより軽減することができる。
請求項3記載の誘導灯装置は、請求項1または2に記載の誘導灯装置において、バッテリ判定手段は、バッテリユニットからの電源の供給により点灯した光源の点灯時間を計時することでバッテリ寿命を予測判定することを特徴とする。
請求項3の誘導灯装置によれば、バッテリ判定手段は、バッテリユニットからの電源の供給により点灯した光源の点灯時間を計時することでバッテリ寿命を予測判定することにより、複雑な構成とすることなくバッテリ寿命の予測判定機能を付加させることができる。
請求項1の誘導灯装置によれば、バッテリ寿命の予測判定情報を報知手段により報知することができるので、非常点灯点検の作業者が多数のバッテリを持ち運んで点検作業を行うことなく、手間および労力を軽減でき、作業負担を少なくすることができる。
請求項2の誘導灯装置によれば、第一予測判定情報と第二予測判定情報とを用いることにより、より正確にバッテリの交換時期を予測することができるので、より適切なバッテリ寿命の交換時期の報知を行うことができる。
請求項3の誘導灯装置によれば、バッテリ判定手段は、バッテリユニットからの電源の供給により点灯した光源の点灯時間を計時することでバッテリ寿命を予測判定することにより、複雑な構成とすることなくバッテリ寿命の予測判定機能を付加させる
以下、本発明の第一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の誘導灯装置の分解斜視図であり、図2は本実施形態の回路構成の概略を示す回路構成図である。
誘導灯装置1は、樹脂製の器具本体である筐体1A内に電気部品収納部11を形成し、この電気部品収納部11に常用点灯回路21、充電回路22、非常用点灯回路23、マイコンからなる制御部24等が収納されている点灯ユニット20、その下部にバッテリ30が設けられており、その側方であって、かつ筐体10の底辺側に載置されるように報知手段の一部である報知部31および点検スイッチ32が一つの筐体33内に設けられている。
また、電気部品収納部11内であって、点灯ユニット20の上部側には電源端子台4が設けられている。
また、筐体10の開口部にはその開口部を閉塞する大きさの表示手段12が設けられ、この表示手段12には表示パネル13、さらにこの表示パネル13には誘導表示であるピクトグラムが表示されている。そして、表示手段12の上部には光源であるランプ14が設けられている。
次に、図2を参照して誘導灯装置1の回路構成について説明する。
誘導灯装置1は図2に示すように、制御プログラムが格納されたマイコン等から構成されて誘導灯装置1の各部の制御を行う制御部24、記憶手段であるメモリ9、ランプ14、充電回路部21、バッテリ30、報知部31、点検スイッチ32、タイマー50、停電切替部51、バッテリ電圧監視部52、点灯回路であるインバータ53、電源回路部56、停電検知部57等により構成されている。また、この誘導灯装置1は、商用交流電源59に接続されている。
なお、本実施形態において、常用点灯回路は、電源回路56およびインバータ13によって構成されており、非常用点灯回路は、バッテリ30からの電源が非常点灯切替部51を介してインバータ13に供給されることで構成されている。また、バッテリ判定手段は、制御部24とバッテリ電圧監視部52により構成されており、報知手段は、制御部24と報知部31とから構成されている。これらの各構成についてさらに詳述する。
電源回路部56は、商用交流電源59から供給される電流、電圧(以下、「電源」とする。)を、誘導灯装置1で使用するのに適した状態に変換するものである。また、充電回路部21は、電流回路部56で変換された電源の一部を、バッテリ30の充電用に適した状態に変換するものである。そして、停電検知部57は、商用交流電源59からの電源供給が有るか否か、すなわち、その時の状態が常用時であるか非常時であるかを検知する。
非常点灯切替部51は、常時にはランプ14や後述する制御部24等への電源供給を商用交流電源59から行うように切り替え、非常時にはランプ14や制御部24等への電源供給をバッテリ30から行うように切り替えるものである。
バッテリ電圧監視部52は、バッテリ30からの電源供給時に、バッテリ30の電圧を監視するものである。そして、この監視された電圧値は、制御部24へ送られる。
インバータ53は、商用交流電源59からの電源供給時と、バッテリ30からの電源供給時とにおいて、その供給状態を変えることによりランプ14の点灯状態を切り替えるが、何れの場合にもランプ14を点灯させるものである。要するに、商用交流電59からの電源供給時にはフラットな電流をランプ14に供給し、バッテリ30からの電源供給時にはパルス状の電流をランプ14に供給する。これにより、ランプ14の点灯状態は、非常時には常用時よりも暗くなる。
点検スイッチ32は、筐体10から外方に臨むように設けられているものであって、非常点灯点検時に用いられるものである。したがって、点検スイッチ32を作動させると誘導灯装置1は強制的に非常時の状態となる。
制御部24は、CPUが制御プログラムに従って行う機能として、バッテリ判定手段、報知手段、切替制御手段等が構成されている。
具体的には、制御部24は、点検スイッチ32が作動されるとバッテリ電圧監視部52を動作させ、このバッテリ電圧監視部52から送られたバッテリ電圧を所定の電圧値(例えば、バッテリ30の電源供給によりランプ14を20分間点灯させることができる最小の電圧値)と比較して、バッテリ30の寿命を予測するように設けられている。そして、この予測情報、すなわち、第二予測判定情報をメモリ9へ送り出す。
また制御部24は、メモリ9に既に記憶されている第一予測判定情報と今回新たに記憶された第二予測判定情報とを読み出すとともに、この2つの予測判定情報を比較するように設けられている。
さらにまた制御部24は、上記の比較された結果に基づいた報知が報知部31で行われるように信号を報知部31へ送り出すように設けられている。
さらにまた制御部24は、非常点灯点検時ないし停電時にバッテリ30が交換時期をむかえていると制御部24により判断された場合には、直ちにバッテリ30の交換を促す報知を行うように報知部31へ信号を送信することもできるものである。
なお、制御部24は、点検スイッチ32及び図示しない集中管理装置等からの点検用制御信号が誘導灯装置1に入力されたときに、非常点灯切替部51を停電時と同じ状態に切り替え、および、所定時間経過後に通常時と同じ状態に切り替える等の機能も有するものである。
メモリ9は、制御部24およびバッテリ電圧監視部52により判定されたバッテリ30の寿命の予測判定情報が記憶されているものである。このメモリ9は、少なくとも前回の非常時の予測判定情報である第一予測判定情報と、今回の非常時の予測判定情報である第二予測判定情報とを記憶することができるようになっているものである。
タイマー10は、一般的な時計としての機能、及び、定められた時間を測定するための機能を有する。すなわち、点検スイッチ32が動作された後の一定時間(例えば20分)の計測を行い、その一定時間経過後に制御部24およびバッテリ電圧監視部52によりバッテリ30の寿命予測の判定が行われる。
次に本実施形態の制御内容について、図3を用いて説明する。なお、図3は本実施形態の制御内容を示すフローチャートである。
まず、ステップ1において、点検スイッチ32を作動させることで非常点灯点検モードとなる。そして、非常点灯点検モードとなると、制御部24の制御により、非常点灯切替部51を動作させて、バッテリ30からの電源供給によりランプ14が点灯するように非常点灯に切替える(ステップ2)。すると、タイマー10により所定時間(例えば20分間)の計時が開始され(ステップ3)、バッテリ30の電圧値をバッテリ電圧監視部52により検出する(ステップ4)。
さらに、制御部24により所定時間経過したかどうかが判定され、所定時間未満であるとステップ4へ戻り(ステップ5のN)、所定時間経過したと判定されるとバッテリ30の電圧値が規定値(寿命と判定される基準値)以上であるかどうかを判定する(ステップ5のY、ステップ6)。そして、バッテリ30の電圧値が規定値以下であればバッテリ交換を促す表示が報知部31から直ちに報知され(ステップ6のN、ステップ12)、規定値以上であれば、ステップ6で検出された電圧値を制御部24を介して第二予測判定情報としてメモリ9へと記憶させる(ステップ7)。
一方、既にメモリ9に記憶されている前回の非常点灯点検時に記憶された第一予測判定情報と、今回記憶された第二予測判定情報とが制御部24に読み込まれ、この各予測判定情報により最終的にバッテリの寿命を予測判定する(ステップ8、9)
ここで、バッテリ寿命の予測判定について図4を用いて詳述する。なお、図4は、バッテリのバッテリ電圧の変化を示す説明図であり、図において、縦軸はバッテリ電圧、横軸はバッテリ30の自己放電時間を示すものである。
図4に示すように、バッテリは、経年使用により、時間経過にともなう自己放電によるバッテリ電圧の低下速度が早まるものである。すなわち、Aで示したグラフは、バッテリ30の初期時の特性を示し、Bで示したグラフは、バッテリ30の第一予測判定情報時の特性を示し、Cで示したグラフは、バッテリ30の第二予測判定情報時の特性を示し、Dで示したグラフは、バッテリ30の寿命時の特性を示すものである。
すなわち、本実施形態の制御部24にてバッテリ寿命の予測判定を行う方法は、初期時の所定電圧値aから第一予測判定情報であるBの電圧値bとの減少の割合と、電圧値bと第二予測判定情報であるCの電圧値cとの減少の割合とを比較して、バッテリ30の寿命である所定電圧値dにバッテリ30がいつの時期達するかを推定/予測する。そして、この寿命予測時が次回の非常点灯点検時(例えば6ヶ月後)前後であれば次回の非常点灯点検時にバッテリ30の交換を行うことを促す報知を行うように信号を報知部32へ送信し、報知部32は次回の点検時にバッテリ30が交換時期をむかえることを外方へ報知する(ステップ10)。
また、ステップ9でのバッテリ30の寿命予測が次回の非常点灯点検時前後でないと判定されると、少なくとも第二予測判定情報はメモリ9に保持されると同時に第一予測判定情報は消去される(ステップ11)。
以上より、本実施形態においては、非常点灯点検時にバッテリ電圧監視部52及び制御手段24によりバッテリ30の寿命の予測判定を行い、バッテリ30が次回の非常点灯点検時前後に寿命になると判断した場合には、その旨を報知部32から報知する。したがって、非常点灯点検を行う作業者は、次回の非常点灯点検時に交換を要するであろうバッテリ数を予め予測し得るので、多数のバッテリ30を持ち運ばなくてもよく、作業負担がかからない。また、場合によっては、次回の点検時に非常点灯をさせることなくバッテリ30の交換を行うことができるので、点検作業が大変容易となる。
また、本実施形態においては、第一予測判定情報と第二予測判定とを用いているので、より正確にバッテリ30の交換時期を予測することができる。すなわち、交換が必要でないバッテリ30を誤って交換してしまうことを防ぐとともに、交換が必要であったバッテリ30の交換作業を行わなかったことを防ぐことができるので、交換作業をより効率化でき、作業者の作業負担をより軽減することができる。さらにまた、バッテリ30の寿命の信頼性を向上させることができるので、バッテリ30の電源供給によりランプ14を所定時間点灯させことが義務づけられている誘導灯装置においては大変有益となる。
また、少なくとも点検スイッチ32を作動させた場合あるいは商用電源の遮断時にバッテリ30の寿命予測を行うことにより、簡易的な報知で済むので、容易に報知部31を構成することができる。要するに、バッテリ寿命の予測判定する動作を定期的に行われる非常点灯点検のサイクルにあわせることで、報知部31を例えばLEDの色により識別するような簡易的構成で実現することができる。加えて、作業者は非常点灯点検時に交換時期を容易に把握することができる。なお、報知部31の構成は予測寿命の報知を行うことができればいかなる構成であってもよいことはいうまでもない。
なお、本実施形態の誘導灯装置1は、外部の図示しない集中管理装置からの非常点灯点検信号を受信すると非常点灯点検を自動に行うこともでき、その場合には、報知部31を省略し、制御ユニットへ直接バッテリ30の寿命予測判定情報を送信するように構成することもできる。
さらにまた、本実施形態によれば、点検スイッチ32が作動した場合にバッテリ寿命の予測判定情報を算出するように設定されているが、停電等の非常時にも必ず予測判定情報を算出するように設定されていてもよい。このような場合には、停電終了後からある特定の時期後(例えば6ヶ月)のバッテリの状態を制御部24が算出し、バッテリ30が特定の時期後に交換の時期をむかえるということが判定されるとその情報を報知部32から報知されるように構成されればよい。この報知により作業者は次回の非常点灯点検時に交換時期を容易に把握しやすくなる。
さらにまた、本実施形態によれば、バッテリ30の寿命予測をバッテリ30の電圧値を基準として算出したが、算出の基準としては、バッテリ30の電源供給によるランプ14の点灯時間を用いることもできる。すなわち、バッテリ30の電源供給によるランプ14の点灯時間は、経年使用により徐々に短くなるものである。したがって、寿命となる基準の点灯時間を予め設定しておき、非常時のランプ14の点灯時間と寿命となる基準の点灯時間とを比較することで、バッテリ30の寿命予測を行える。これによる作用効果は本実施形態と略同様である。
第一実施形態の誘導灯装置を示す分解斜視図 同上誘導灯装置の回路構成の概略を示す回路構成図 同上誘導灯装置の盛業内容を示す説明ず 同上バッテリ電圧によるバッテリ寿命予測の方法を示す説明図
符号の説明
1・・・誘導灯装置、14・・・光源、20・・・点灯ユニット、21・・・充電回路、24・・・制御部、30・・・バッテリ、31・・・報知部

Claims (3)

  1. 光源と;
    バッテリと;
    常時に商用電源からの電源の供給により光源を点灯させる常用点灯回路と;
    常時に商用電源からの電源の供給によりバッテリを充電する充電回路と;
    非常時にバッテリからの電源の供給により光源を点灯させる非常用点灯回路と;
    非常時にバッテリの寿命を予測判定するバッテリ判定手段と;
    バッテリ判定手段によって判定されたバッテリ寿命の予測判定情報を記憶する記憶手段と;
    非常時から常時へと切替わると記憶手段からバッテリ寿命の予測判定情報を読みだし、その予測判定情報に応じた報知をおこなう報知手段と;
    を具備することを特徴とする誘導灯装置。
  2. 記憶手段は、少なくとも前回の非常時にバッテリ判定手段により判定されたバッテリ寿命の第一予測判定情報も記憶しているとともに、
    報知手段は、第一予測判定情報と、今回の非常時に記憶手段に記憶されたバッテリ寿命の予測判定情報である第二予測判定情報とを記憶手段から読み出し、かつ、この2つの予測判定情報を比較することでバッテリ寿命を最終的に予測し、その結果に応じた報知をおこなう制御部を有することを特徴とする請求項1記載の誘導灯装置。
  3. バッテリ判定手段は、バッテリユニットからの電源の供給により点灯した光源の点灯時間を計時することでバッテリ寿命を予測判定することを特徴とする請求項1または2に記載の誘導灯装置。
JP2003380330A 2003-11-10 2003-11-10 誘導灯装置 Pending JP2005142129A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380330A JP2005142129A (ja) 2003-11-10 2003-11-10 誘導灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003380330A JP2005142129A (ja) 2003-11-10 2003-11-10 誘導灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005142129A true JP2005142129A (ja) 2005-06-02

Family

ID=34690099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003380330A Pending JP2005142129A (ja) 2003-11-10 2003-11-10 誘導灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005142129A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012113877A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Panasonic Corp 非常用照明装置および非常用照明器具
JP2017157389A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 東芝ライテック株式会社 非常用点灯装置
JP2018174026A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 東芝ライテック株式会社 照明システム
JP2022022533A (ja) * 2020-06-25 2022-02-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置、照明装置、及び照明器具

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012113877A (ja) * 2010-11-22 2012-06-14 Panasonic Corp 非常用照明装置および非常用照明器具
JP2017157389A (ja) * 2016-03-01 2017-09-07 東芝ライテック株式会社 非常用点灯装置
JP2018174026A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 東芝ライテック株式会社 照明システム
JP7064691B2 (ja) 2017-03-31 2022-05-11 東芝ライテック株式会社 照明システム
JP2022022533A (ja) * 2020-06-25 2022-02-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置、照明装置、及び照明器具
JP7499463B2 (ja) 2020-06-25 2024-06-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 点灯装置、照明装置、及び照明器具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007280935A (ja) 一次電池の寿命判定方法
JP2018032474A (ja) 照明システム、及び、照明装置
KR920001952B1 (ko) 전지 선택 제어 방법 및 장치
JP2009187822A (ja) 表示装置
JP2005142129A (ja) 誘導灯装置
JP4771141B2 (ja) 非常用照明装置
JP2008003022A (ja) 電池残量判定装置
JPH0815395A (ja) 電池寿命モニター回路
JP2007188345A (ja) 非常用誘導装置
KR100709346B1 (ko) 무선통신 유도등 점검 시스템
JP7089393B2 (ja) 警報器
JP4329633B2 (ja) 非常灯点検システム
JP2005208807A (ja) 警報器、当該警報器の制御方法および制御プログラム
JP2020201543A (ja) ガス検知器
JP2005339099A (ja) 通信装置およびそのプログラム
JP4284456B2 (ja) 防災用照明灯及び防災用照明システム
JP4957973B2 (ja) 防災用照明灯
JP2002247778A (ja) 充電装置
JP4591496B2 (ja) バッテリ内蔵照明装置
JP7396167B2 (ja) 誘導灯装置
JP6171249B2 (ja) 非常用照明装置
JP4315064B2 (ja) 非常用照明装置
JP7255352B2 (ja) 誘導灯装置
JP2005027405A (ja) 照明装置及び照明システム
KR100667019B1 (ko) 디스플레이 패널의 수명 표시 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061109

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070611

A521 Written amendment

Effective date: 20070620

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070820

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Effective date: 20081224

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090624

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090702

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091029