JP2005141779A - データ処理システム - Google Patents
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Abstract
本発明においては、障害を起こした周辺装置の抜去、及び新たに接続したい周辺装置の挿入をシステムを停止することなく運転継続中に行えるコンピュータシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】
中央処理装置と入出力バスを使って活線挿抜のための特殊な回路構成を持たない各周辺回路と通信するデータ処理システムにおいて、入出力バスと周辺装置の間にMOSスイッチからなるバススイッチを設け、該周辺装置の抜去,挿入の時は、継続動作を行うシステム自体が入出力バスと周辺装置をつなぐバススイッチを制御し、周辺装置の抜去,挿入を行う。
【効果】
活線挿抜のための特殊な回路構成を持たない周辺回路の活線挿抜が可能であり、活線挿抜可能な低価格なデータ処理システムが提供できる。
【選択図】図1
Description
該中央処理装置とバスアービタとバススイッチ制御端子に接続され、該制御スイッチを制御するバススイッチ制御手段とを有することにある。
(1)継続動作を行うシステムが、周辺装置を接続するバススイッチを制御することによ
り、活線挿抜のための特別な回路構成を有さない周辺装置の接続,切り離しを行い、周
辺装置の抜去,挿入時の不具合からシステムを保護できるので、周辺装置の活線挿抜が
確実に行える。
(2)活線挿抜を行うための特別な回路構成を有さない一般的な周辺装置を利用できるの
で低価格なシステムを構築できる。
(3)バススイッチの制御時には、継続動作を行うシステムが、バス上の信号が安定する
まで、バス上の信号を無効とする信号を発生させるので、バス上に発生したノイズのの
ったバス信号を受信してもシステムが誤動作することがない。
10は1つの中央処理装置11とバスアービタ12と、1つまたは、複数の周辺装置13−1,13−2,…13−nが入出力バス14を介し接続され、それぞれの該装置は入出力バス14を介して互いに通信を行いながら動作する。また、各周辺装置13−1,13−2,…13−n(nは自然数)と入出力バス14の間にはそれぞれを接続したり、切り離したりするためのMOSスイッチで構成されたバススイッチ15−1,15−2,…
15−nが接続されていて、それらバススイッチ15−1,15−2,…15−nを中央処理装置11からのバス切り離し信号16−1,16−2,…16−nによって制御する。もし、周辺装置13−1を抜去したい場合は中央処理装置から入出力バス14と周辺装置13−1を接続するバススイッチ15−1を制御するバス切り離し信号16−1をアサートさせ、バススイッチをオフ状態にする。これによってバススイッチの周辺装置側の信号レベル変動はバス側に全く伝わることがなくなり、バスを含む残りのシステムが動作中でも安全に周辺装置13−1を抜去できる。また、もし周辺装置13−2を挿入したい場合は、周辺装置13−2を挿入後、中央処理装置から入出力バス14と周辺装置13−2を接続するバススイッチ15−2を制御するバス切り離し信号16−2をネゲートさせて、バススイッチをオンすることにより、周辺装置13−2が急激な信号レベル変動(ノイズ)を発生することなく入出力バス14に接続される。これによりシステムを誤動作させることなく、周辺装置13−2を挿入,接続することが可能となる。
24から構成される。通常、プロセッサ21はメモリ制御部23を介してメモリ22へのライト及びメモリ22からのリード動作や、各周辺装置13−1,13−2との通信を行うものである。しかし、該周辺装置で障害による該周辺装置の抜去、及び交換、または該周辺装置の追加挿入等が生じた場合バススイッチ制御部24に対し、バススイッチの切り換えを行う命令を発行する。バススイッチ制御部24はバスアービタ12に対してバススイッチの切り換え時にバスアービトレーションの中断をさせるための信号であるバスアービトレーション中断信号25によりアービトレーションの中断及び、再開を指示する。また、バスアービタ12から、どの装置(中央処理装置11及び各周辺装置13−1,13−2)がバスを使用しているかを示すバス使用許可信号29を受け取る。また、バススイッチ制御部24はバススイッチの切り換え時、入出力バス14上に一時的にノイズが発生するため、それによる、各周辺装置13−1,13−2の誤動作を防ぐために、各周辺装置13−1,13−2に対しバス信号線が無効であることを示す信号26−1,26−2を発生させる。当然のことながらバスの信号レベルが静定したら、信号線26−1,26−2はバス信号が有効であることを示す。また、各周辺装置13−1,13−2はそれぞれ電源27−1,27−2により給電されており電源スイッチ28−1,28−2により電源のオン,オフを行う。該周辺装置を抜去するときは電源スイッチ28−1,28−2をオフした後行い、また、該周辺装置を挿入するときは該周辺装置を挿入した後、電源スイッチ28−1,28−2をオンすることによって行う。
(ステップ31)。通常、バスアービタ12は中央処理装置11及び各周辺装置13−1,13−2,…13−nの入出力バス14に対するバス使用許可要求信号(図示しない信号)に対し、該装置に対しバス使用許可信号(図示しない信号)をアサートするが、バスアービトレーション中断信号25がアサートされると、その間、中央処理装置11及び各周辺装置13−1,13−2,…13−nの入出力バス14に対するバス使用許可要求に対し、新たにバス使用許可要求に対するバス使用許可信号のアサートを行わない。バススイッチ制御部24はバスアービトレーション中断信号25をアサートすると現在バスを使用している該装置の有無をチェックする(ステップ32)。これは、バスアービタ12が出力するバス使用許可信号をチェックすることにより行う。もし現在バスを使用している該装置がある場合は、現在実行されているトランザクションの終了、即ちバス使用の終了を待つ(ステップ33)。バスアービトレーション中断信号25のアサート中はバスアービタ12は現在実行されているトランザクションが終了後に、該装置に対してバス使用許可信号をアサートしないことは、前述した通りである。バススイッチ制御部24はバスを使用している該装置がないことを確認した後、該周辺装置を接続するバススイッチをオフし(ステップ34)、該周辺装置を切り離す。このとき入出力バス14にはバススイッチをオフしたことによる負荷容量の変化によって一時的に発生するノイズによる各周辺装置の誤動作を防止するために、バススイッチ制御部ではバスの信号が静定するまでの間(実施例では1バスサイクル)、該周辺装置に対しバスの値が有効か無効であるかを示す信号26−1,26−2により無効を示す出力をする(ステップ35)。バス上の信号が静定したら、該周辺装置に対しバスの値が有効か無効であるかを示す信号26−1,26−2が有効を出力し、バスアービトレーション中断信号25をネゲートすることにより、バスアービタ12がバスアービトレーションを再開するとともに(ステップ36)、通常動作を再開する。
12に対してバス使用権要求(13−1)がアサートされる。サイクル番号2においてバスアービタ12から周辺装置13−1に対してバス使用許可(13−1)がアサートされる。サイクル番号3において周辺装置13−2からバスアービタ12に対してバス使用権要求(13−2)がアサートされる。また、周辺装置13−1に対するバス切り離し要求(13−1)がアサートされる。また、周辺装置13−1は、バス使用許可(13−1)を受信しバス使用権要求(13−1)をネゲートするとともに、サイクル番号3,4,5においてアドレス及び、データの転送を行う。サイクル番号4においてバススイッチ制御部24ではバス切り離し要求(13−1)を受信し、バスアービタ12に対しバスアービトレーション中断信号25をアサートする。サイクル番号5において、周辺装置13−1は転送終了を示す転送終了信号をアサートする。また、バスアービタ12はバスアービトレーション中断信号25を受信しバスアービトレーションを中断する。サイクル番号6においてバスアービタ12は転送終了信号を受信し、バス使用許可(13−1)をネゲートするとともに、該装置に対するバス使用許可(11),(13−1),(13−2)のアサートを行わない。サイクル番号7においてバススイッチ制御部24では、バス使用許可がどの該装置にもアサートされていないことを受けて、バス切り離し信号16−1をアサートし、バススイッチ15−1がオフされ、周辺装置13−1は切り離された状態となる。このとき入出力バス上の負荷容量が変化し入出力バス上の信号にノイズが発生する。このためバススイッチ制御部24は各周辺装置13−1,13−2に対してバス信号線無効26−1,26−2をアサートする。サイクル番号8においてバススイッチ制御部24はバスアービトレーション中断信号25をネゲートしバスアービタに対し、バスアービトレーションの再開を指示する。また、バス切り離し信号16−1がアサートされたことによりバス切り離し要求(13−1)がネゲートされる。サイクル番号9においてバスアービタはバスアービトレーションを再開する。サイクル番号10においてバスアービタ12から周辺装置13−2に対してバス使用許可(13−2)がアサートされる。サイクル番号11において、周辺装置13−2は、バス使用許可(13−2)を受信しバス使用権要求(13−2)をネゲートするとともに、サイクル番号11,12においてアドレス及び、データの転送を行う。またサイクル番号12以降も継続して動作が行われる。
(13−2)がアサートされる。また、周辺装置13−1は、バス使用許可(13−1)を受信しバス使用権要求(13−1)をネゲートするとともに、サイクル番号3,4,5においてアドレス及び、データの転送を行う。サイクル番号4においてバススイッチ制御部24ではバス接続要求(13−2)を受信し、バスアービタ12に対しバスアービトレーション中断信号25をアサートする。サイクル番号5において、周辺装置13−1は転送終了を示す転送終了信号をアサートする。また、バスアービタ12はバスアービトレーション中断信号25を受信しバスアービトレーションを中断する。サイクル番号6においてバスアービタ12は転送終了信号を受信し、バス使用許可(13−1)をネゲートするとともに、該装置に対するバス使用許可(11),(13−1),(13−2)のアサートを行わない。サイクル番号7においてバススイッチ制御部24では、バス使用許可がどの該装置にもアサートされていないことを受けて、バス切り離し信号16−2をネゲートし、バススイッチ15−2がオンされ、周辺装置13−2は接続された状態となる。このとき入出力バス上の負荷容量が変化し入出力バス上の信号にノイズが発生する。このためバススイッチ制御部24は各周辺装置13−1,13−2に対してバス信号線無効26−1,26−2をアサートする。また、周辺装置13−1からバスアービタ12に対してバス使用権要求(13−1)がアサートされる。サイクル番号8においてバススイッチ制御部24はバスアービトレーション中断信号25をネゲートしバスアービタに対し、バスアービトレーションの再開を指示する。また、バス切り離し信号16−2がネゲートされたことによりバス接続要求(13−2)がネゲートされる。サイクル番号9においてバスアービタはバスアービトレーションを再開する。サイクル番号10においてバスアービタ
12から周辺装置13−1に対してバス使用許可(13−1)がアサートされる。
13−2,13−n…周辺装置、14…入出力バス、15−1,15−2,15−n…バススイッチ、16−1,16−2,16−n…バス切り離し信号、21…プロセッサ、
22…メモリ、23…メモリ制御部、24…バススイッチ制御部、25…バスアービトレーション中断信号、26−1,26−2…バス信号線無効、27−1,27−2…電源、28−1,28−2…電源スイッチ。
Claims (8)
- メモリを含む中央処理装置と該中央処理装置と複数の周辺装置を接続する入出力バスと該入出力バスのトランザクションの制御を行うバスアービタよりなるものであって、
該周辺装置と入出力バスの間にバススイッチと、
該中央処理装置とバスアービタとバススイッチ制御端子に接続され、該制御スイッチを制御するバススイッチ制御手段とを有することを特徴とするデータ処理システム。 - 請求項1において、バススイッチはMOSスイッチよりなり、バススイッチ制御手段は周辺装置を抜去するときにはバススイッチをオフさせ、周辺装置を挿入するときはバススイッチをオンさせる信号を発生させることを特徴とするデータ処理システム。
- 請求項1において、バススイッチ制御手段はバススイッチをオフさせるまえに、バスのアービトレーションを中断し、現在バス上で実行されているトランザクションの終了を待ち、終了後バススイッチをオフさせ、バスの信号が静定する一定時間後にバスのアービトレーションを再開させることを特徴とするデータ処理システム。
- 請求項1において、バススイッチ制御手段はバススイッチをオフさせた時に、その時のバスの値がアービトレーションを再開させるまでの一定時間、無効であることを示す信号を各周辺装置に対し発生させることを特徴とするデータ処理システム。
- 請求項1において、バススイッチ制御手段はバススイッチをオンさせるまえに、バスのアービトレーションを中断し、現在バス上で実行されているトランザクションの終了を待ち、終了後バススイッチをオンさせ、バスの信号が静定する一定時間後にバスのアービトレーションを再開させることを特徴とするデータ処理システム。
- 請求項4において、バススイッチ制御手段はバススイッチをオンさせた時に、その時のバスの値がアービトレーションを再開させるまでの一定時間、無効であることを示す信号を各周辺装置に対し発生させることを特徴とするデータ処理システム。
- 請求項1及び請求項4のいずれかにおいて、複数の周辺装置は、それぞれ電源を有し、該周辺装置を抜去するときは、まず、バススイッチをオフさせ、その後周辺装置の電源スイッチをオフさせた後、周辺装置を抜去させることを特徴とするデータ処理システム。
- 請求項1及び請求項4のいずれかにおいて、複数の周辺装置はそれぞれ電源を有し、該周辺装置を挿入するときは、まず、周辺装置を挿入し、周辺装置の電源スイッチをオンさせ、その後バススイッチをオンさせることにより周辺装置の挿入を完了することを特徴とするデータ処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005035373A JP2005141779A (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | データ処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005035373A JP2005141779A (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | データ処理システム |
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JP7003065A Division JPH08190448A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | データ処理システム |
Publications (1)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2005035373A Pending JP2005141779A (ja) | 2005-02-14 | 2005-02-14 | データ処理システム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2005141779A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100883156B1 (ko) | 2006-08-16 | 2009-02-10 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 데이터 처리 시스템 및 정보 처리 장치 |
-
2005
- 2005-02-14 JP JP2005035373A patent/JP2005141779A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100883156B1 (ko) | 2006-08-16 | 2009-02-10 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 데이터 처리 시스템 및 정보 처리 장치 |
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