JP3236275B2 - キーボードおよびマウスのホットプラグ装置 - Google Patents

キーボードおよびマウスのホットプラグ装置

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JP3236275B2
JP3236275B2 JP21420199A JP21420199A JP3236275B2 JP 3236275 B2 JP3236275 B2 JP 3236275B2 JP 21420199 A JP21420199 A JP 21420199A JP 21420199 A JP21420199 A JP 21420199A JP 3236275 B2 JP3236275 B2 JP 3236275B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はキーボードおよびマ
ウスのホットプラグ装置に関し、特にパーソナル・コン
ピュータ・システムまたはサーバ・コンピュータ・シス
テムにおけるキーボード間とのインタフェース回路にお
いて、キーボードの活栓挿抜(ホットプラグ)を可能と
したキーボードおよびマウスのホットプラグ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のキーボードおよびマウスのホット
プラグ方式、特にパーソナル・コンピュータ・システム
やサーバ・コンピュータ・システムにおけるキーボード
またはマウスのシステムの通電状態でのキーボードおよ
びマウスの挿抜に関しては、一般的に実施される必要が
なく不要であったが、近年のパーソナル・コンピュータ
・システムやサーバ・コンピュータ・システムによるシ
ステムを停止することなく運用し続けるといった目的の
システムにおいて、キーボードの故障時等にシステムを
停止することなくキーボードの交換が可能となることを
要求されている。
【0003】また、パーソナル・コンピュータ・システ
ムやサーバ・コンピュータ・システムを複数用いた大規
模なシステムにおいては、電源投入時にはキーボードを
接続せず、キー入力が必要な時にのみキーボードを接続
すると言った機能も要求されているこの要請に応えるた
めに、例えば、特開平10−187589に開示されて
いるように、ハードウェア的に仮想キーボードを用意
し、キーボードの有無により汎用キーボードコントロー
ラとの接続をハードウェア的に切り替えることが提案さ
れている。
【0004】この先行技術文献に開示された手法は、特
開平10−187589号広報の図2に示されているよ
うにハードウェア的な仮想キーボードによるハードウェ
ア的な切り替え機構という構成を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のキーボ
ードおよびマウスのホットプラグ方式は、第1の問題点
は、ハードウェア的に切り替えるといった動作には、切
り替えタイミングに不整合が起こることが考えられれ、
十分な配慮が必要といった欠点がある。
【0006】その理由は、ハードウェア的に切り替える
といった動作は、切り替えタイミングに十分な配慮が必
要であるからである。
【0007】本発明の目的は、汎用キーボードコントロ
ーラに対しソフトウェアにて常に接続状態を保ち、キー
ボード接続時においても実際に接続することなくソフト
ウェアにて中継することで、切り替えタイミングに危険
性のないキーボードおよびマウスのホットプラグ装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のキーボードおよ
びマウスのホットプラグ装置は、汎用キーボードコント
ローラとキーボードコネクタ間にホットプラグ制御部を
設け、前記ホットプラグ制御部は汎用キーボードコント
ローラに対してキーボードが存在するといった応答を行
うキーボードの疑似動作を実行し、キーボードに対し汎
用キーボードコントローラと同等の制御を行い、キーボ
ードの挿抜を検出する、また、キーボードをマウスに置
換えた構成のもの。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0010】図1は本発明のキーボードおよびマウスの
ホットプラグ装置の一実施の形態を示す構成図である。
【0011】図1を参照すると、パーソナル・コンピュ
ータ・システムまたはサーバ・コンピュータ・システム
におけるキーボード間とのインタフェース回路におい
て、ホットプラグ制御部を設けたことを特徴としてい
る。
【0012】図1に、本発明によるパーソナル・コンピ
ュータ・システムまたはサーバ・コンピュータ・システ
ム10を示す。従来の方式では汎用キーボードコントロ
ーラ90とキーボードコネクタ100が直接接続すると
いった構成であることに対して、本発明では汎用キーボ
ードコントローラ90とキーボードコネクタ100間に
ホットプラグ制御部200を設けている。
【0013】このホットプラグ制御部200には、図2
は本発明のキーボードおよびマウスのホットプラグ装置
のホットプラグ制御部の第1の実施の形態を示す構成図
であるが、図2に示すように、CPU210とソフトウ
ェアが書き込まれたROM220とそのソフトウェアが
動作する上で必要となるメモリ空間を構成するRAM2
30を設けている。
【0014】このホットプラグ制御部200において
は、ROM220に書き込まれたソフトウェアアにより
CPU210の機能として以下の作用をする。一つ目の
作用は、汎用キーボードコントローラ90に対して常に
キーボード1が存在するといった応答を行うキーボード
1の疑似(エミュレート)動作を実行する。二つ目の作
用としては、キーボード1に対し汎用キーボードコント
ローラ90と同等の制御を行い、さらにキーボード1の
挿抜を検出し、キーボード1の挿入を検出した場合には
キーボード1の初期化を行うといった制御を実行する。
【0015】また、この二つの作用においては、RAM
230を用いてお互いの情報を共有する。キーボード1
挿入時のキーボード1の初期化に関しては、汎用キーボ
ードコントローラ90から設定があった値を用いる。ま
た、キーボード1から転送があったキー入力等の情報
は、汎用キーボードコントローラ90に送信する。
【0016】従って、ホットプラグ制御部200によ
り、汎用キーボードコントローラ90に対してはキーボ
ード1の接続を常に認識させ、さらにはキーボード1の
活線挿入時にキーボード1の初期化を行う機能により、
キーボード1の活栓挿抜を可能とし、従来技術を用いた
ハードウェアに対し容易にキーボード1のホットプラグ
が可能となるという効果が得られる。
【0017】多くのパーソナル・コンピュータ・システ
ムまたはサーバ・コンピュータ・システム10は、CP
U20とメモリ30が高速なSystembus40に
て接続する。Systembus40には、汎用であり
比較的高速なIObus60(例えばPCIbus)と
接続する為にIObusbridgeA50が接続す
る。IObus60には、汎用であり低速なIOloc
albus80(例えばISAbus)と接続する為に
IObusbridgeB70が接続する。キーボード
1へのインタフェースは、この様な汎用であり低速なI
Olocalbus80等に接続する汎用キーボードコ
ントローラ90としてLSIで構成された汎用的なコン
トローラが用いられ、この様なコントローラは一般に販
売されているものを採用するケースが多い。
【0018】また、この様な汎用的なコントローラは、
IBM社PC等で確立したアーキテクチャを用いたもの
が多い。
【0019】従来の装置では、汎用キーボードコントロ
ーラ90から直接キーボードコネクタ100に接続し、
キーボードコネクタ100からキーボードに接続するこ
ととなる。
【0020】本発明においては、汎用キーボードコント
ローラ90とキーボードコネクタ100間にホットプラ
グ制御部200を設ける。このホットプラグ制御部20
0には、CPU210と本発明の作用をするソフトウェ
アを書き込んだROM220とそのソフトウェアが動作
する上で必要となるメモリ空間を構成するRAM230
を設け、各々はLocalbus240にて接続してい
る。汎用キーボードコントローラ90からのキーボード
インターフェース信号A110(クロックとデータの2
本)は、ホットプラグ制御部200内のCPU210の
CPUの汎用IOポートA2101に接続する。また、
キーボードコネクタ100間へのキーボードインターフ
ェース信号B120(クロックとデータの2本)は、ホ
ットプラグ制御部200内のCPU210のCPUの汎
用IOポートB2102に接続する。
【0021】次に、本発明の実施の形態の動作につい
て、図3,図6,図7,図8,および図9を参照して詳
細に説明する。
【0022】本発明におけるキーボード1は、パーソナ
ル・コンピュータ・システム等で多く使用されている汎
用的なキーボード1を想定しており(106キーボード
や109キーボードと呼ばれるもの等)、これらのキー
ボード1のキーボードインタフェースも、クロック信号
とデータ信号の2本の信号にて構成し動作し、インタフ
ェース信号および制御に関しては既に広く知られている
技術である。
【0023】図3は本発明のキーボードおよびマウスの
ホットプラグ装置のホットプラグ制御部のRAMの実施
の形態を示す構成図であるが、RAM230には、RO
M220上に存在するソフトウェアがホットプラグ制御
部200全体を制御する上で必要となる”ソフトウェア
制御エリア”2301と、汎用キーボードコントローラ
90からキーボード1に対し設定があった設定値を保持
するための”汎用キーボードコントローラからの設定値
テーブル”2302と、汎用キーボードコントローラ9
0からキーボード1に対し送信があり実際にキーボード
1に対し送信が必要なデータを蓄えるための”汎用キー
ボードコントローラからの受信(コマンド)データエリ
ア”2303と、キーボード1から受信したデータを一
次退避するための”キーボードからの受信データバッフ
ァエリア”2304と、キーボード1から送信があった
データを汎用キーボードコントローラ90に送信するた
めに蓄えるための”キーボードからの受信データエリ
ア”2305を持つ。
【0024】図2に示すホットプラグ制御部200内の
CPU210は、ROM220に書き込まれたソフトウ
ェアにより二つの機能として作用する。
【0025】一つ目の作用は、汎用キーボードコントロ
ーラ90に対してキーボード1の疑似(エミュレート)
動作し、常にキーボード1が存在するといった応答を汎
用キーボードコントローラ90に対して応答動作する。
【0026】図6は本発明のキーボードおよびマウスの
ホットプラグ装置の汎用キーボードコントローラに対す
る動作を示す流れ図である。
【0027】図6にて、本キーボード1の疑似動作にお
いては、”汎用キーボードコントローラ90からの通信
要求”または”二つ目の作用によるキーボード1からデ
ータ受信の事象発生”を待つ。
【0028】汎用キーボードコントローラ90から通信
要求があった場合には(ステップS1のYES)、CP
U210がキーボード1のインタフェースを疑似し、汎
用キーボードコントローラ90からデータをキーボード
インターフェース信号A110を用いて受信する(ステ
ップS2)。CPU210は、受信したデータの内容か
ら汎用キーボードコントローラ90に対し応答が必要と
判断した場合には(ステップS3のYES)、同様にキ
ーボード1のインタフェースを疑似し、キーボード1に
代わり応答データをキーボードインターフェース信号A
110を用いて汎用キーボードコントローラ90に送信
する(ステップS4)。次に、汎用キーボードコントロ
ーラ90から送られたデータがキーボード1の設定値で
ある場合には(ステップS5のYES)、”汎用キーボ
ードコントローラからの設定値テーブル”2302を更
新する(ステップS6)。さらに、汎用キーボードコン
トローラ90から受信したデータが実際にキーボード1
に対し送信が必要と判断したものは(ステップS7のY
ES)、二つ目の機能によりキーボード1に対しデータ
を送信するために”汎用キーボードコントローラからの
受信(コマンド)データエリア”2303に受信したデ
ータを格納する(ステップS8)。
【0029】二つ目の作用によるキーボード1からデー
タ受信の事象があったことを検出した場合には(ステッ
プS9のYES)、CPU210がキーボードインタフ
ェースを疑似し、”キーボードからの受信データエリ
ア”2305のデータを汎用キーボードコントローラ9
0に対し送信し、データの送信が終了したデータに関し
ては、”キーボード1からの受信データエリア”内から
クリアする(ステップS10)。
【0030】二つ目の作用としては、キーボード1に対
し汎用キーボードコントローラ90と同等のキーボード
1に対する制御を行う。加えて、システムのキーボード
コネクタ100にキーボード1が挿入されたことを検出
する。このシステムに対しキーボード1の挿入を検出し
た場合には、キーボード1に対し初期化を実行し、その
時点に汎用キーボードコントローラ90から設定があっ
た状態をキーボード1に設定する。
【0031】本動作について、図7と図8を参照して詳
細に説明する。
【0032】キーボード1からのデータ受信は、キーボ
ード1が主体の転送でありキーボード1からの転送を待
たせることができないことから、キーボード1からのキ
ーボードインターフェース信号B120の遷移によりC
PU210に割り込みを発生させるといった割り込み処
理にて受信処理を行う。つまり、キーボード1がキー入
力等からデータ転送を実行するためにキーボードインタ
ーフェース信号B120を遷移させると、CPU210
は割り込み処理に移行する。図7は本発明のキーボード
およびマウスのホットプラグ装置のキーボードに対する
動作(割り込み処理)を示す流れ図であり、図7に示す
ように、割り込み処理では、キーボード1から送信され
るクロック信号とデータ信号から送信データを読みとり
(ステップS1)、RAM230内の”キーボードから
の受信データバッファエリア”2304にその値を保持
する(ステップS2)。
【0033】キーボード1に対する制御は、割り込み処
理以外の通常処理においても処理を行う。図8は本発明
のキーボードおよびマウスのホットプラグ装置のキーボ
ードに対する動作(通常処理)を示す流れ図であり、図
8に示ように、通常処理においては、”割り込み処理に
てデータを受信”または”汎用キーボードコントローラ
90からのデータ受信によりキーボード1の設定変更の
必要がある”といった二つの事象の発生を待つ。
【0034】CPU210は、”キーボードからの受信
データバッファエリア”2304割り込み処理にてデー
タを受信した事象のことを検出した場合には(ステップ
S1のYES)、”キーボードからの受信データバッフ
ァエリア”2304のデータを読み、まず受信したデー
タが通常のデータであるかキーボード1が電源投入に実
施する自己診断テストの正常終了の通知を示すコードで
あるのかを判断する(ステップS3)。判断した結果が
自己診断テストの正常終了の通知であった場合には(ス
テップS3のYES)、その直前にキーボード1が一度
システムから未接続状態となり再度挿入されたこと(ホ
ットプラグ)が発生したと判断する(ステップS9のY
ES)。その場合には、キーボード1の初期化を行
い、”汎用キーボードコントローラからの設定値テーブ
ル”2302の値を用いて、その時点に汎用キーボード
コントローラ90から設定があった状態をキーボード1
に設定し、キーボード1から受信した自己診断テストの
正常終了の通知を示すコードは、”キーボードからの受
信データバッファエリア”2304内からクリアする
(ステップS4)。
【0035】受信したデータが通常のデータと判断した
場合には(ステップS1のNO)、一つ目の作用で記述
したキーボード1の疑似(エミュレート)動作にて汎用
キーボードコントローラ90にデータを送信するため
に”キーボードからの受信データバッファエリア”23
04のデータを”キーボードからの受信データエリア”
2305に移動し、移動させたデータは、”キーボード
からの受信データバッファエリア”2304からクリア
する(ステップS5)。
【0036】汎用キーボードコントローラ90からのデ
ータ受信によりキーボード1の設定変更の必要があると
いった事象が発生した場合には(ステップS2のYE
S)、CPU210がキーボードインターフェース信号
B120を用いて”汎用キーボードコントローラからの
受信(コマンド)データエリア”2303のデータをキ
ーボード1に送信し、送信したデータは、”汎用キーボ
ードコントローラからの受信(コマンド)データエリ
ア”2303内からクリアする(ステップS6)。
【0037】本キーボード1のホットプラグにおいて
は、キーボード1が存在しないケースもありえる。キー
ボード1に対するデータ送信に関しては、キーボード1
が接続していないためにキーボード1に対しデータを送
信できないことが考えられる。キーボード1への送信に
関しては、図8のステップS6では簡単に記述している
が、図9に詳細に示す。
【0038】図9は本発明のキーボードおよびマウスの
ホットプラグ装置のキーボードに対する動作(データ転
送処理)を示す流れ図である。
【0039】図9に示すようにホットプラグ制御部20
0内のCPU210は、まずタイマーに任意の時間をセ
ットしカウントをスタートする(ステップS1)。この
タイマーは、キーボード1が未接続状態であった場合
に、ホットプラグ制御部200がデータの送信が可能と
なるまで待ち状態に陥ることを防止する。タイマーをス
タートさせた後、キーボード1に対しデータの送信を要
求する(CPU210は、Data信号をLow、Cl
ock信号をHighの状態にしてキーボード1にRe
quest−To−Sendを通知する。)(ステップ
S2)。CPU210は、”キーボード1からのクロッ
ク信号が発信される”または”タイマーがカウントアッ
プする”事象の発生を待つ。
【0040】キーボード1からのクロック信号の発信を
検出した場合には(ステップS3のYES)、そのクロ
ック信号に同期し送信データを送信し、送信が終了すれ
ば、”汎用キーボードコントローラからの受信(コマン
ド)データエリア”2303から送信したデータをクリ
アする(ステップS4)。
【0041】タイマーがカウントアップする事象を検出
した場合には(ステップS5のYES)、キーボード1
が未接続状態と判断し、キーボード1に対する送信を断
念し、”汎用キーボードコントローラからの受信(コマ
ンド)データエリア”2303から送信したデータをク
リアする(ステップS6)。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態につい
て、図4を参照して詳細に説明する。
【0043】第2の実施の形態についてのキーボードイ
ンタフェースのホットプラグ制御部200への入力は、
CPU210が持つCPUの汎用IOポートA2101
とCPUの汎用IOポートB2102を使用している
が、これをLocalBus240上に用意したLoc
alBusのIOポートA2401とLocalBus
のIOポートB2402に変更してもよい。
【0044】なおその際には、キーボード1からのキー
ボードインタフェース信号120を用いてホットプラグ
制御部200内のCPU210に割り込みが起こる接続
とする。
【0045】次に、本発明の第3の実施の形態につい
て、図5を参照して詳細に説明する。
【0046】第3の実施の形態についてのホットプラグ
制御部200は、第1の実施の形態についてのキーボー
ド1の挿入事象を”キーボード1が電源投入に実施する
自己診断テストの正常終了の通知を示すコード”により
検出しているが、第3の実施の形態については図8にて
示すようにキーボード1に対するキーボードに対する給
電ラインに電流検出回路300を接続し、キーボード1
に対す給電状態を示すデジタル信号310をCPU21
0に接続し、この信号を用いてキーボード1の挿入を検
出する手段に置き換えている。
【0047】次に、本発明の第4の実施の形態につい
て、詳細に説明する。
【0048】第4の実施の形態についてのホットプラグ
制御部200は、CPU210とROM220とRAM
230から構成しているが、市販のCPUの中にはRO
MとRAMを内蔵し汎用IOポートを持つものもあり、
そのCPU単体で本ホットプラグ制御部200は実現可
能であり、本ホットプラグ制御部200を前記CPUに
集積してもよい。
【0049】次に、本発明の第5の実施の形態につい
て、詳細に説明する。
【0050】第5の実施の形態についてのホットプラグ
制御部200は、実際には若干のソフトウェアの変更が
必要となるがそのままマウスのホットプラグに対応する
こともでき、マウスのホットプラグ装置にも適用可能
で、キーボード1をマウスに置き換えてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のキーボー
ドおよびマウスのホットプラグ装置は、第1の効果は、
コンピュータ・システム内の汎用キーボードコントロー
ラは、常にキーボードを認識することになリ、システム
が運用状態にキーボードの挿抜を行っても、キーボード
を認識するホットプラグが可能となる。
【0052】その理由は、汎用キーボードコントローラ
に対してキーボードの疑似(エミュレート)動作し、常
にキーボードが存在するといった応答を汎用キーボード
コントローラに対して行い、キーボードの挿入時に汎用
キーボードコントローラが設定した設定値をキーボード
に再設定するからである。
【0053】第2の効果は、従来のコンピュータ・シス
テムのアーキテクチャを変更する必要なく容易に実現さ
せることが可能である。
【0054】その理由は、汎用キーボードコントローラ
とキーボードの間にホットプラグ制御部を挿入するだけ
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキーボードおよびマウスのホットプラ
グ装置の一実施の形態を示す構成図である。
【図2】本発明のキーボードおよびマウスのホットプラ
グ装置のホットプラグ制御部の第1の実施の形態を示す
構成図である。
【図3】本発明のキーボードおよびマウスのホットプラ
グ装置のホットプラグ制御部のRAMの実施の形態を示
す構成図である。
【図4】本発明のキーボードおよびマウスのホットプラ
グ装置のホットプラグ制御部の第2の実施の形態を示す
構成図である。
【図5】本発明のキーボードおよびマウスのホットプラ
グ装置のホットプラグ制御部の第3の実施の形態を示す
構成図である。
【図6】本発明のキーボードおよびマウスのホットプラ
グ装置の汎用キーボードコントローラに対する動作を示
す流れ図である。
【図7】本発明のキーボードおよびマウスのホットプラ
グ装置のキーボードに対する動作(割り込み処理)を示
す流れ図である。
【図8】本発明のキーボードおよびマウスのホットプラ
グ装置のキーボードに対する動作(通常処理)を示す流
れ図である。
【図9】本発明のキーボードおよびマウスのホットプラ
グ装置のキーボードに対する動作(データ転送処理)を
示す流れ図である。
【符号の説明】
1 キーボード(またはマウス) 10 パーソナル・コンピュータ・システムまたはサ
ーバ・コンピュータ・システム 90 汎用キーボードコントローラ 100 キーボードコネクタ 110 キーボードインターフェース信号A 120 キーボードインターフェース信号B 200 ホットプラグ制御部 210 CPU 220 ROM 230 RAM 240 Localbus 300 電流検出回路 310 デジタル信号 2101 CPUの汎用IOポートA 2102 CPUの汎用IOポートB 2301 ソフトウェア制御エリア 2302 汎用キーボードコントローラからの設定値
テーブル 2303 汎用キーボードコントローラからの受信
(コマンド)データエリア 2304 キーボードからの受信データバッファエリ
ア 2305 キーボードからの受信データエリア 2401 LocalBusのIOポートA 2402 LocalBusのIOポートB 300 電流検出回路 310 デジタル信号

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎用キーボードコントローラとキーボー
    ドコネクタ間にホットプラグ制御部を設け、前記ホット
    プラグ制御部は汎用キーボードコントローラに対してキ
    ーボードが存在するといった応答を行うキーボードの疑
    似動作を実行し、キーボードに対し汎用キーボードコン
    トローラと同等の制御を行い、キーボードの挿抜を検出
    することを特徴とするキーボードおよびマウスのホット
    プラグ装置。
  2. 【請求項2】 汎用キーボードコントローラとキーボー
    ドコネクタ間にホットプラグ制御部を設け、前記ホット
    プラグ制御部は汎用キーボードコントローラに対してキ
    ーボードが存在するといった応答を行うキーボードの疑
    似動作を実行し、キーボードに対し汎用キーボードコン
    トローラと同等の制御を行い、キーボードの挿抜を検出
    し、キーボードの挿入を検出した場合、キーボードの初
    期化を行うことを特徴とするキーボードおよびマウスの
    ホットプラグ装置。
  3. 【請求項3】 汎用キーボードコントローラとキーボー
    ドコネクタの間にホットプラグ制御部を設け、前記ホッ
    トプラグ制御部に、CPUとソフトウェアを書き込んだ
    ROMと前記ソフトウェアが動作する上で必要となるメ
    モリ空間を構成するRAMを設け、前記汎用キーボード
    コントローラからのキーボードインターフェース信号
    は、ホットプラグ制御部内のCPUの汎用IOポートに
    接続し、キーボードコネクタへのキーボードインターフ
    ェース信号は、ホットプラグ制御部内のCPUの汎用I
    Oポートに接続し、前記ホットプラグ制御部は汎用キー
    ボードコントローラに対してキーボードが存在するとい
    った応答を行うキーボードの疑似動作を実行し、キーボ
    ードに対し汎用キーボードコントローラと同等の制御を
    行い、キーボードの挿抜を検出し、キーボードの挿入を
    検出した場合、キーボードの初期化を行うことを特徴と
    するキーボードおよびマウスのホットプラグ装置。
  4. 【請求項4】 汎用キーボードコントローラとキーボー
    ドコネクタの間にホットプラグ制御部を設け、前記ホッ
    トプラグ制御部に、CPUとソフトウェアを書き込んだ
    ROMと前記ソフトウェアが動作する上で必要となるメ
    モリ空間を構成するRAMを設け、前記汎用キーボード
    コントローラからのキーボードインターフェース信号
    は、ホットプラグ制御部内のローカルバスの汎用IOポ
    ートに接続し、キーボードコネクタへのキーボードイン
    ターフェース信号は、ホットプラグ制御部内のローカル
    バスの汎用IOポートに接続し、前記ホットプラグ制御
    部は汎用キーボードコントローラに対してキーボードが
    存在するといった応答を行うキーボードの疑似動作を実
    行し、キーボードに対し汎用キーボードコントローラと
    同等の制御を行い、キーボードの挿抜を検出し、キーボ
    ードの挿入を検出した場合、キーボードの初期化を行う
    ことを特徴とするキーボードおよびマウスのホットプラ
    グ装置。
  5. 【請求項5】 汎用キーボードコントローラとキーボー
    ドコネクタの間にホットプラグ制御部を設け、前記ホッ
    トプラグ制御部に、CPUとソフトウェアを書き込んだ
    ROMと前記ソフトウェアが動作する上で必要となるメ
    モリ空間を構成するRAMを設け、前記汎用キーボード
    コントローラからのキーボードインターフェース信号
    は、ホットプラグ制御部内のCPUの汎用IOポートに
    接続し、キーボードコネクタへのキーボードインターフ
    ェース信号は、ホットプラグ制御部内のCPUの汎用I
    Oポートに接続し、前記ホットプラグ制御部は汎用キー
    ボードコントローラに対してキーボードが存在するとい
    った応答を行うキーボードの疑似動作を実行し、キーボ
    ードに対し汎用キーボードコントローラと同等の制御を
    行い、キーボードに対する給電ラインに電流検出回路を
    接続し、キーボードに対す給電状態を示す信号を用いて
    キーボードの挿抜を検出し、キーボードの挿入を検出し
    た場合、キーボードの初期化を行うことを特徴とするキ
    ーボードおよびマウスのホットプラグ装置。
  6. 【請求項6】 汎用キーボードコントローラとキーボー
    ドコネクタの間にホットプラグ制御部を設け、前記ホッ
    トプラグ制御部に、CPUとソフトウェアを書き込んだ
    ROMと前記ソフトウェアが動作する上で必要となるメ
    モリ空間を構成するRAMを設け、前記汎用キーボード
    コントローラからのキーボードインターフェース信号
    は、ホットプラグ制御部内のローカルバスの汎用IOポ
    ートに接続し、キーボードコネクタへのキーボードイン
    ターフェース信号は、ホットプラグ制御部内のローカル
    バスの汎用IOポートに接続し、前記ホットプラグ制御
    部は汎用キーボードコントローラに対してキーボードが
    存在するといった応答を行うキーボードの疑似動作を実
    行し、キーボードに対し汎用キーボードコントローラと
    同等の制御を行い、キーボードに対する給電ラインに電
    流検出回路を接続し、キーボードに対す給電状態を示す
    信号を用いてキーボードの挿抜を検出し、キーボードの
    挿入を検出した場合、キーボードの初期化を行うことを
    特徴とするキーボードおよびマウスのホットプラグ装
    置。
  7. 【請求項7】 汎用キーボードコントローラとキーボー
    ドコネクタの間にホットプラグ制御部を設け、前記ホッ
    トプラグ制御部を、CPUとROMとRAMを一体化し
    た集積回路で構成し、前記ホットプラグ制御部は汎用キ
    ーボードコントローラに対してキーボードが存在すると
    いった応答を行うキーボードの疑似動作を実行し、キー
    ボードに対し汎用キーボードコントローラと同等の制御
    を行い、キーボードの挿抜を検出し、キーボードの挿入
    を検出した場合、キーボードの初期化を行うことを特徴
    とするキーボードおよびマウスのホットプラグ装置。
  8. 【請求項8】 汎用キーボードコントローラとキーボー
    ドコネクタの間にホットプラグ制御部を設け、前記ホッ
    トプラグ制御部に、CPUとソフトウェアを書き込んだ
    ROMと前記ソフトウェアが動作する上で必要となるメ
    モリ空間を構成するRAMを設け、RAMは、ROM上
    に存在するソフトウェアがホットプラグ制御部全体を制
    御する上で必要となる”ソフトウェア制御エリア”と、
    汎用キーボードコントローラからキーボードに対し設定
    があった設定値を保持するための”汎用キーボードコン
    トローラからの設定値テーブル”と、汎用キーボードコ
    ントローラからキーボードに対し送信があり実際にキー
    ボードに対し送信が必要なデータを蓄えるための”汎用
    キーボードコントローラからの受信(コマンド)データ
    エリア”と、キーボードから受信したデータを一次退避
    するための”キーボードからの受信データバッファエリ
    ア”と、キーボードから送信があったデータを汎用キー
    ボードコントローラに送信するために蓄えるための”キ
    ーボードからの受信データエリア”を持ち、前記ホット
    プラグ制御部は汎用キーボードコントローラに対してキ
    ーボードが存在するといった応答を行うキーボードの疑
    似動作を実行し、キーボードに対し汎用キーボードコン
    トローラと同等の制御を行い、キーボードの挿抜を検出
    し、キーボードの挿入を検出した場合、キーボードの初
    期化を行うことを特徴とするキーボードおよびマウスの
    ホットプラグ装置。
  9. 【請求項9】 汎用キーボードコントローラとキーボー
    ドコネクタの間にホットプラグ制御部を設け、前記ホッ
    トプラグ制御部に、CPUとソフトウェアを書き込んだ
    ROMと前記ソフトウェアが動作する上で必要となるメ
    モリ空間を構成するRAMを設け、RAMは、ROM上
    に存在するソフトウェアがホットプラグ制御部全体を制
    御する上で必要となる”ソフトウェア制御エリア”と、
    汎用キーボードコントローラからキーボードに対し設定
    があった設定値を保持するための”汎用キーボードコン
    トローラからの設定値テーブル”と、汎用キーボードコ
    ントローラからキーボードに対し送信があり実際にキー
    ボードに対し送信が必要なデータを蓄えるための”汎用
    キーボードコントローラからの受信(コマンド)データ
    エリア”と、キーボードから受信したデータを一次退避
    するための”キーボードからの受信データバッファエリ
    ア”と、キーボードから送信があったデータを汎用キー
    ボードコントローラに送信するために蓄えるための”キ
    ーボードからの受信データエリア”を備え、汎用キーボ
    ードコントローラから通信要求があった場合には、CP
    Uがキーボードのインタフェースを疑似し、汎用キーボ
    ードコントローラからデータをキーボードインターフェ
    ース信号を用いて受信し、CPUは、受信したデータの
    内容から汎用キーボードコントローラに対し応答が必要
    と判断した場合には、キーボードのインタフェースを疑
    似し、キーボードに代わり応答データをキーボードイン
    ターフェース信号を用いて汎用キーボードコントローラ
    に送信し、汎用キーボードコントローラから送られたデ
    ータがキーボードの設定値である場合には”汎用キーボ
    ードコントローラからの設定値テーブル”を更新し、汎
    用キーボードコントローラから受信したデータが実際に
    キーボードに対し送信が必要と判断したものはキーボー
    ドに対しデータを送信するために”汎用キーボードコン
    トローラからの受信(コマンド)データエリア”に受信
    したデータを格納し、キーボードからデータ受信の事象
    があったことを検出した場合には、CPUがキーボード
    インタフェースを疑似し、”キーボードからの受信デー
    タエリア”のデータを汎用キーボードコントローラに対
    し送信し、データの送信が終了したデータに関して
    は、”キーボード1からの受信データエリア”内からク
    リアし、キーボードに対し汎用キーボードコントローラ
    と同等のキーボードに対する制御を行い、キーボードの
    挿入を検出した場合には、キーボードに対し初期化を実
    行し、その時点に汎用キーボードコントローラから設定
    があった状態をキーボードに設定することを特徴とする
    キーボードおよびマウスのホットプラグ装置。
  10. 【請求項10】 キーボードをマウスに置換えたことを
    特徴とする請求項1から請求項9記載のキーボードおよ
    びマウスのホットプラグ装置。
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