JP2005141539A - データ転送方法、データ転送装置、該データ転送装置を備えた液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 送信側からFIFOメモリにデータを順次格納し、受信側でFIFOメモリからデータを順次読み出す構成を有するデータ転送装置において、データを送信する側のデータ転送数、及びデータを受信する側のデータ転送先アドレスに関わらず常にワード単位でのDMA転送を可能にする。
【解決手段】 FIFO24に格納されたデータは、DMA転送される前に先頭1バイトのデータがモニタ用レジスタMRにコピーされる。FIFO24のデータは、読み出し開始アドレス、RAM22の書き込み開始アドレスともに偶数アドレスで1ワードずつRAM22へDMA転送される。未転送データ数が1バイトになった時点でDMA転送が中断され、RAM22にモニタ用レジスタMRのデータがデータ転送される。FIFO24に1ワード以上のデータが蓄積された時点で1ワード単位のDMA転送が再開される。
【選択図】図4
【解決手段】 FIFO24に格納されたデータは、DMA転送される前に先頭1バイトのデータがモニタ用レジスタMRにコピーされる。FIFO24のデータは、読み出し開始アドレス、RAM22の書き込み開始アドレスともに偶数アドレスで1ワードずつRAM22へDMA転送される。未転送データ数が1バイトになった時点でDMA転送が中断され、RAM22にモニタ用レジスタMRのデータがデータ転送される。FIFO24に1ワード以上のデータが蓄積された時点で1ワード単位のDMA転送が再開される。
【選択図】図4
Description
本発明は、FIFOメモリのデータを記憶媒体へデータ転送するデータ転送方法、及びデータ転送装置、並びに該データ転送装置を備えた液体噴射装置に関する。
ここで、液体噴射装置とは、記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式記録装置、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。また、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
ここで、液体噴射装置とは、記録ヘッドから記録紙等の被記録材へインクを噴射して被記録材への記録を実行するインクジェット式記録装置、複写機及びファクシミリ等の記録装置に限らず、インクに代えて特定の用途に対応する液体を前述した記録ヘッドに相当する液体噴射ヘッドから、被記録材に相当する被噴射材に噴射して、液体を被噴射材に付着させる装置を含む意味で用いる。また、液体噴射ヘッドとしては、前述した記録ヘッド以外に、液晶ディスプレイ等のカラーフィルタ製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレイや面発光ディスプレイ(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料を噴射する試料噴射ヘッド等が挙げられる。
公知のFIFO(First・In・First・Out)メモリは、シリアルアクセスメモリであり、格納された順番にデータが順次読み出されるようになっている。FIFOの書き込みアドレスは必ず"0"から始まり、"1"、"2"、"3"、と順次アドレスが進んでいき、読み出しアドレスも同様に必ず"0"から始まり、"1"、"2"、"3"、と順次アドレスが進んでいく。したがって、アドレス"0"から書き込んだデータが書き込んだのと同じ順番で、アドレス"0"から出力される。このように、FIFOメモリは、シリアルアクセスメモリであるためDRAM等のメモリと異なり外部から直接複雑なアドレスを入力する必要がない。アドレス制御方法としては、リセットのみであり、クロックの入力数でアドレスをカウントする。また、入出力が独立したデュアルポート構成であるので、書き込みと読み出しを独立非同期に高速に行うことができるので、高速なデータ転送が可能になる。このように、FIFOメモリは、アドレスの制御が簡単であり、1個のメモリで書き込みと読み出しが独立かつ高速に実行可能なので、書き込み・読み出しのタイミングを考慮する必要が無く制御回路を簡略化することができる。
このようなFIFOメモリを備えたデータ転送装置の従来技術としては、例えば、FIFOメモリからデータが読み出される際にそのデータを退避用ポインタレジスタにストアし、何らかの要因でFIFOメモリから読み出されたデータが読み出し側で受け入れられなかった場合に退避用ポインタレジスタにストアされているデータをFIFOメモリへ再送信するものが挙げられる(例えば特許文献1参照)。データを送信する側と受信する側との間にFIFOメモリを介在させ、送信側からFIFOメモリにデータが順次格納され、受信側でFIFOメモリからデータを順次読み出す構成を有するデータ転送装置においては、FIFOメモリからいったんデータを読み出すと読み出されたデータは、FIFOメモリに順次格納される新しいデータで上書きされて消えてしまうので、何らかの要因でFIFOメモリから読み出されたデータが読み出し側で受け入れられなかった場合には、データ送信側からFIFOメモリへ当該データを改めて格納する必要がある。そのため、何らかの要因でFIFOメモリから読み出されたデータが読み出し側で受け入れられなかった場合にデータ転送時間の遅延が生じることになる。そこで、そのような場合には、退避用ポインタレジスタにストアされているデータをFIFOメモリへ再送信することによって、データ送信側からFIFOメモリへ当該データを改めて格納する必要がないので、それによるデータ転送の遅延をなくすことができる。また、データ転送を高速に行うデータ転送方法の一例としては、公知のDMA(Direct・Memory・Access)転送が挙げられる。DMA転送とは、転送元及び転送先アドレスや転送数を所定のレジスタに設定すると、後はマイクロプロセッサを介することなくハードウェアにて高速にデータ転送を行うことができる転送方式である。
ところで、データを送信する側と受信する側との間にFIFOメモリを介在させ、送信側からFIFOメモリにデータが順次格納され、受信側でFIFOメモリからデータを順次読み出す構成を有するデータ転送装置において、データをワード(2バイト)単位でDMA転送する際には、DMA転送先のアドレス、つまり、FIFOメモリからのデータ読み出し側のデータ格納領域のデータ書き込み開始アドレスを必ず偶数番地に設定しなければならないという制約がある。そのため、データを送信する側のデータ転送数、及びデータを受信する側のデータ転送先アドレスによって以下のようなデータ転送手順となってしまう。
(1)転送先アドレスが奇数番地で転送データ数が奇数バイトの場合、まず、データ転送数を1バイトでマイクロプロセッサを介してデータ転送後、残りのデータを1ワード(2バイト)単位でDMA転送する。
(2)転送先アドレスが奇数番地で転送データ数が偶数バイトの場合、まず、データ転送数を1バイトでマイクロプロセッサを介してデータ転送後、残りのデータを1ワード(2バイト)単位でDMA転送し、最後の1バイトを再びMPUを介してデータ転送する。
(3)転送先アドレスが偶数番地で転送データ数が奇数バイトの場合、1ワード(2バイト)単位でDMA転送した後、最後の1バイトはマイクロプロセッサを介してデータ転送する。
(4)転送先アドレスが偶数番地で転送データ数が偶数バイトの場合、1ワード(2バイト)単位でDMA転送する。
(1)転送先アドレスが奇数番地で転送データ数が奇数バイトの場合、まず、データ転送数を1バイトでマイクロプロセッサを介してデータ転送後、残りのデータを1ワード(2バイト)単位でDMA転送する。
(2)転送先アドレスが奇数番地で転送データ数が偶数バイトの場合、まず、データ転送数を1バイトでマイクロプロセッサを介してデータ転送後、残りのデータを1ワード(2バイト)単位でDMA転送し、最後の1バイトを再びMPUを介してデータ転送する。
(3)転送先アドレスが偶数番地で転送データ数が奇数バイトの場合、1ワード(2バイト)単位でDMA転送した後、最後の1バイトはマイクロプロセッサを介してデータ転送する。
(4)転送先アドレスが偶数番地で転送データ数が偶数バイトの場合、1ワード(2バイト)単位でDMA転送する。
このように、全てのデータをワード単位でDMA転送できるのは、転送先アドレスが偶数番地で転送データ数が偶数バイトの場合に限られ、それ以外の場合には、一部のデータをバイト単位でマイクロプロセッサを介したデータ転送を行う必要があった。そのため、マイクロプロセッサを介さずハードウェア(DMAコントローラ等)によってワード単位DMA転送するデータ転送と、マイクロプロセッサを介してバイト単位で実行するデータ転送とを切り換えながらデータ転送しなければならず、それによって、データ転送効率が低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、送信側からFIFOメモリにデータを順次格納し、受信側でFIFOメモリからデータを順次読み出す構成を有するデータ転送装置において、データを送信する側のデータ転送数、及びデータを受信する側のデータ転送先アドレスに関わらず常にワード単位でのDMA転送を可能にすることにある。
上記課題を達成するため、本発明の第1の態様は、FIFOメモリのデータを記憶媒体へデータ転送するデータ転送方法であって、前記FIFOメモリに格納されているデータを前記記憶媒体へDMA転送する前に前記FIFOメモリに格納されているデータの先頭2n−1バイト(nは1以上の整数)のデータをモニタしてモニタ用レジスタにコピーする工程と、DMA転送先の書き込み開始アドレスを常に偶数アドレスにしてnワード単位で前記FIFOメモリに格納されているデータを前記記憶媒体へDMA転送する工程と、前記FIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、残りのデータを前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送せずにDMA転送を中断し、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして前記モニタ用レジスタのデータを前記記憶媒体へデータ転送する工程と、前記FIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する工程とを有している、ことを特徴としたデータ転送方法である。
まず、FIFOメモリに格納されているデータを記憶媒体へDMA転送する前にFIFOメモリに格納されているデータの先頭2n−1バイトのデータをモニタしてモニタ用レジスタにコピーする。ここで、2n―1バイトは、1ワードは2バイトであることからDMA転送時のデータ数であるnワードに満たないバイト数のデータ数を意味することになる。また、先頭2n−1バイトのデータをモニタしてモニタ用レジスタにコピーするということは、FIFOメモリからデータを読み出さずに、FIFOメモリにデータを残したままモニタしたデータをモニタ用レジスタにコピーするので、モニタ用レジスタにコピーされた2n−1バイトのデータは、FIFOメモリとモニタ用レジスタとの両方に格納された状態となる。FIFOメモリに格納されているデータをnワード単位で記憶媒体へDMA転送する際には、DMA転送先の書き込み開始アドレスを常に偶数アドレスにしてDMA転送する。DMA転送中にFIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、つまり、2n−1バイト以下になった時点で、残りのデータをFIFOメモリから記憶媒体へデータ転送せずにDMA転送を中断する。FIFOメモリに残された2n―1バイト以下のデータは、FIFOメモリから読み出さずに、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして、モニタ用レジスタのデータから記憶媒体へデータ転送する。そして、次のデータがFIFOメモリに格納されてFIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、FIFOメモリから記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する。
このように、DMA転送中にFIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、残りのデータをFIFOメモリから記憶媒体へデータ転送せずに、モニタ用レジスタにコピーされているデータを記憶媒体へデータ転送する。それによって、nワード未満のデータをFIFOメモリに残したまま、記憶媒体へのデータ転送を完了させることができる。つまり、nワード未満のデータをバイト単位でFIFOメモリから記憶媒体へマイクロプロセッサを介してデータ転送することなく、FIFOメモリに格納されている全てのデータを記憶媒体へデータ転送することができる。したがって、nワード単位でDMA転送している状態からバイト単位でマイクロプロセッサを介するデータ転送へ切り換えることによって生じるデータ遅延をなくすことができる。また、FIFOメモリにnワード未満のデータが残っている状態でも記憶媒体には、FIFOメモリに格納された全てのデータが格納されるので、記憶媒体に格納されたデータを出力する際に待ち時間が生じることもない。
これにより、本発明の第1の態様に示したデータ転送方法によれば、送信側からFIFOメモリにデータを順次格納し、受信側でFIFOメモリからデータを順次読み出す構成を有するデータ転送装置において、nワード未満のデータをバイト単位でFIFOメモリから記憶媒体へマイクロプロセッサを介してデータ転送することなく、FIFOメモリに格納されている全てのデータを記憶媒体へデータ転送することができるので、データを送信する側のデータ転送数、及びデータを受信する側のデータ転送先アドレスに関わらず常にnワード単位でFIFOメモリから記憶媒体へDMA転送することができるという作用効果が得られる。
本発明の第2の態様は、前述した第1の態様において、前記FIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、残りのデータを前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送せずにDMA転送を中断し、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして前記モニタ用レジスタのデータを前記記憶媒体へデータ転送し、その際のデータ書き込み開始アドレスをモニタデータ書き込み開始アドレスとして記憶する工程と、前記FIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、前記モニタデータ書き込み開始アドレスをDMA転送先の最初の書き込み開始アドレスに指定して、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する工程とを有している、ことを特徴としたデータ転送方法である。
このように、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして、モニタ用レジスタのデータから記憶媒体へデータ転送する際のデータ書き込み開始アドレスをモニタデータ書き込み開始アドレスとして記憶する。そして、次のデータがFIFOメモリに格納されてFIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、モニタデータ書き込み開始アドレスをDMA転送先の最初の書き込み開始アドレスに指定して、FIFOメモリから記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する。モニタ用レジスタから記憶媒体へデータ転送されたデータは、FIFOメモリからまだ読み出されていないので、FIFOメモリに格納されたままとなっている。したがって、モニタ用レジスタのデータから記憶媒体へデータ転送したデータは、記憶媒体とFIFOメモリとに重複して存在している状態となっている。そこで、モニタ用レジスタのデータを記憶媒体へデータ転送した際のデータ書き込み開始アドレスをDMA転送の再開時に最初のDMA転送データのDMA転送先アドレスに設定し、最初のDMA転送データを記憶媒体の重複しているデータに上書きしながらFIFOメモリから記憶媒体へDMA転送を再開する。それによって、FIFOメモリから記憶媒体へのデータ伝送を常にnワード単位でDMA転送することができる。また、モニタ用レジスタから記憶媒体へデータ転送したデータは、FIFOメモリから記憶媒体へのDMA転送時に全て上書きされてしまうので、記憶媒体へ格納されたデータに重複したデータが生じることもない。
本発明の第3の態様は、nワード以上(nは1以上の整数)のデータ格納領域を有するFIFOメモリと、記憶媒体と、DMAコントローラと、モニタ用レジスタとを備え、前記FIFOメモリ、前記記憶媒体、前記DMAコントローラ、及び前記モニタ用レジスタとがnワード以上のデータ転送幅を有するバスでデータ転送可能に接続されているデータ転送装置であって、前記FIFOメモリに格納されているデータを前記記憶媒体へDMA転送する前に前記FIFOメモリに格納されているデータの先頭2n−1バイトのデータをモニタしてモニタ用レジスタにコピーし、DMA転送先の書き込み開始アドレスを常に偶数アドレスにしてnワード単位で前記FIFOメモリに格納されているデータを前記記憶媒体へDMA転送し、前記FIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、残りのデータを前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送せずにDMA転送を中断し、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして前記モニタ用レジスタのデータを前記記憶媒体へデータ転送し、前記FIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する、ことを特徴としたデータ転送装置である。
本発明の第3の態様に示したデータ転送装置によれば、前述した第1の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第3の態様に示したデータ転送装置によれば、前述した第1の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第4の態様は、前述した第3の態様において、前記FIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、残りのデータを前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送せずにDMA転送を中断し、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして前記モニタ用レジスタのデータを前記記憶媒体へデータ転送し、その際のデータ書き込み開始アドレスをモニタデータ書き込み開始アドレスとして記憶し、前記FIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、前記モニタデータ書き込み開始アドレスをDMA転送先の最初の書き込み開始アドレスに指定して、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する、ことを特徴としたデータ転送装置である。
本発明の第4の態様に示したデータ転送装置によれば、前述した第2の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第4の態様に示したデータ転送装置によれば、前述した第2の態様に記載の発明と同様の作用効果を得ることができる。
本発明の第5の態様は、被噴射材にインクを噴射する液体噴射ヘッドを主走査方向へ往復動させる主走査駆動手段と、前記被噴射材を副走査方向へ所定の搬送量で搬送する副走査駆動手段と、外部装置とのデータ転送を確立し前記外部装置から液体噴射データを受信するデータ受信手段と、前述した第3の態様又は第4の態様に記載のデータ転送装置とを備えた液体噴射装置であって、前記データ受信手段にて受信した前記液体噴射データが前記FIFOメモリに格納され、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送された前記液体噴射データが前記バスを介して前記液体噴射ヘッドのレジスタへDMA転送される、ことを特徴とした液体噴射装置である。
本発明の第5の態様に示した液体噴射装置によれば、被噴射材にインクを噴射する液体噴射ヘッドを主走査方向へ往復動させる主走査駆動手段と、前記被噴射材を副走査方向へ所定の搬送量で搬送する副走査駆動手段と、外部装置とのデータ転送を確立し前記外部装置から液体噴射データを受信するデータ受信手段と、前述した第3の態様又は第4の態様に記載のデータ転送装置とを備えた液体噴射装置において、前述した第3の態様又は第4の態様に記載の発明による作用効果を得ることができる。液体噴射装置は、ホスト装置から連続した液体噴射データを受信し、受信した液体噴射データがFIFOメモリへいったん格納された後、マイクロプロセッサ、又はASIC等のハードウェアによってコマンド解析、及び圧縮されたデータの展開処理等が行われ、展開処理された液体噴射データがRAM等の記憶媒体にビットマップデータとして展開され、そのビットマップデータに基づいて液体噴射ヘッドから被噴射材への液体噴射が実行される。そのため、FIFOメモリからのデータ転送時にマイクロプロセッサを介してバイト単位のデータ転送が頻発すると、液体噴射ヘッドへのデータ転送のスループットが低下する虞がある。したがって、液体噴射装置に本発明に係るデータ転送装置を搭載することによって、液体噴射装置における液体噴射実行速度を向上させることができる。
本発明の第6の態様は、前述した第5の態様において、前記データ受信手段と前記FIFOメモリとは、1つのASICに内蔵されており、前記ASIC内部でデータ転送可能に接続されている、ことを特徴とした液体噴射装置である。
このように、データ受信手段とFIFOメモリとが1つのASICに内蔵され、ASIC内部でデータ転送可能に接続されているので、データ受信手段からFIFOメモリへのデータ転送を外部のバスを介することなく実行することができる。それによって、データ受信手段からFIFOメモリへのデータ転送をより高速に実行することができ、データ転送効率をより向上させることができる。
このように、データ受信手段とFIFOメモリとが1つのASICに内蔵され、ASIC内部でデータ転送可能に接続されているので、データ受信手段からFIFOメモリへのデータ転送を外部のバスを介することなく実行することができる。それによって、データ受信手段からFIFOメモリへのデータ転送をより高速に実行することができ、データ転送効率をより向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明に係る「液体噴射装置」の一例としてのインクジェット式記録装置の概略構成について説明する。
まず、本発明に係る「液体噴射装置」の一例としてのインクジェット式記録装置の概略構成について説明する。
図1は、本発明に係るインクジェット式記録装置の概略の平面図であり、図2はその側面図である。
インクジェット式記録装置50には、「被噴射材」としての記録紙Pにインクを噴射して記録を行う「液体噴射ヘッド」としての記録ヘッド62を記録紙Pに対して主走査方向Xに走査させる「主走査駆動手段」として、キャリッジガイド軸51に軸支され、主走査方向Xに移動するキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録ヘッド62が搭載されている。記録ヘッド62と対向して、記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pとのギャップを規定するプラテン52が設けられている。また、インクジェット式記録装置50には、記録ヘッド62を記録紙Pに対して副走査方向Yに走査させる「副走査駆動手段」として、記録紙Pを副走査方向Yに搬送する搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53は、ステッピング・モータ等の回転駆動力により回転制御され、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は、複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記録紙Pの搬送に従動して回転する。搬送駆動ローラ53の表面には、高摩擦抵抗を有する皮膜が施されている。搬送従動ローラ54によって、搬送駆動ローラ53の表面に押しつけられた記録紙Pは、その表面の摩擦抵抗によって搬送駆動ローラ53の表面に密着し、搬送駆動ローラ53の回転によって副走査方向に搬送される。キャリッジ61とプラテン52の間に記録紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド62を主走査方向Xに一往復させる間に記録ヘッド62から記録紙Pにインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって記録紙Pに記録が行われる。
インクジェット式記録装置50には、「被噴射材」としての記録紙Pにインクを噴射して記録を行う「液体噴射ヘッド」としての記録ヘッド62を記録紙Pに対して主走査方向Xに走査させる「主走査駆動手段」として、キャリッジガイド軸51に軸支され、主走査方向Xに移動するキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録ヘッド62が搭載されている。記録ヘッド62と対向して、記録ヘッド62のヘッド面と記録紙Pとのギャップを規定するプラテン52が設けられている。また、インクジェット式記録装置50には、記録ヘッド62を記録紙Pに対して副走査方向Yに走査させる「副走査駆動手段」として、記録紙Pを副走査方向Yに搬送する搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53は、ステッピング・モータ等の回転駆動力により回転制御され、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は、複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙Pが搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙Pに接しながら記録紙Pの搬送に従動して回転する。搬送駆動ローラ53の表面には、高摩擦抵抗を有する皮膜が施されている。搬送従動ローラ54によって、搬送駆動ローラ53の表面に押しつけられた記録紙Pは、その表面の摩擦抵抗によって搬送駆動ローラ53の表面に密着し、搬送駆動ローラ53の回転によって副走査方向に搬送される。キャリッジ61とプラテン52の間に記録紙Pを副走査方向Yに所定の搬送量で搬送する動作と、記録ヘッド62を主走査方向Xに一往復させる間に記録ヘッド62から記録紙Pにインクを噴射する動作とを交互に繰り返すことによって記録紙Pに記録が行われる。
搬送駆動ローラ53の副走査方向Yの上流側には、給紙トレイ57が配設されている。給紙トレイ57は、例えば普通紙やフォト紙等の記録紙Pを給紙可能な構成となっており、記録紙Pを自動給紙する給紙手段としてのASF(オート・シート・フィーダ)が設けられている。ASFは、給紙トレイ57に設けられた2つの給紙ローラ57b及び図示してない分離パッドを有する自動給紙機構である。この2つの給紙ローラ57bの1つは、給紙トレイ57の一方側に配置され、もう1つの給紙ローラ57bは、記録紙ガイド57aに取り付けられており、記録紙ガイド57aは、記録紙Pの幅に合わせて幅方向に摺動可能に給紙トレイ57に設けられている。そして、給紙ローラ57bの回転駆動力と、分離パッドの摩擦抵抗により、給紙トレイ57に置かれた複数の記録紙Pを給紙する際に、複数の記録紙Pが一度に給紙されることなく1枚ずつ正確に自動給紙される。
また、給紙ローラ57bと搬送駆動ローラ53との間には、公知の技術による紙検出器63が配設されている。紙検出器63は、立位姿勢への自己復帰習性が付与され、かつ記録紙搬送方向にのみ回動し得るよう記録紙Pの搬送経路内に突出する状態で枢支されたレバーを有し、このレバーの先端が記録紙Pに押されることでレバーが回動し、それによって記録紙Pが検出される構成を成す検出器である。紙検出器63は、給紙ローラ57bより給紙された記録紙Pの始端位置、及び終端位置を検出し、その検出位置に合わせて記録領域が決定され、記録が実行される。
一方、記録実行後の記録紙Pを排紙する手段として、排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56とが設けられている。排紙駆動ローラ55は、ステッピング・モータ等の回転駆動力により回転制御され、排紙駆動ローラ55の回転により、記録紙Pは副走査方向Yに排紙される。排紙従動ローラ56は、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙Pの記録面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラになっている。複数の排紙従動ローラ56は、それぞれ個々に排紙駆動ローラ55に付勢され、記録紙Pが排紙駆動ローラ55の回転により排紙される際に記録紙Pに接して記録紙Pの排紙に従動して回転する。
そして、給紙ローラ57bや搬送駆動ローラ53、及び排紙駆動ローラ55を回転駆動する図示していない搬送駆動用モータ、並びにキャリッジ61を主走査方向に駆動する図示していないキャリッジ駆動用モータは、記録制御部100により駆動制御される。また、記録ヘッド62も同様に、記録制御部100により制御されて記録紙Pの表面にインクを噴射する。
図3は、記録制御部100の概略ブロック図である。
本発明に係る「データ転送装置」としての記録制御部100は、16ビット(1ワード)のデータ転送幅を有するシステムバスSBを備えており、システムバスSBには、ROM21、RAM22、ASIC(Application・Specific・Integrated・Circuit:特定用途向け集積回路)23、MPU(Micro・Processing・Unit:超小型演算処理装置)26、I/O27、ヘッドドライバ28、及びDMAコントローラ29がデータ転送可能に接続されている。ASIC23には、FIFO24と「データ受信手段」としてのI/F25とが内蔵されており、ASIC23の内部においてデータ転送可能に接続されている。MPU26では各種処理の演算処理が行われる。ROM21には、MPU26の演算処理に必要なソフトウェア・プログラム及びデータがあらかじめ記憶されている。「記憶媒体」としてのRAM22は、ソフトウェア・プログラムの一時的な記憶領域、MPU26の作業領域等として使用される。モータドライバ31は、インクジェット式記録装置50の各種モータを駆動制御する駆動制御回路である。センサ32は、インクジェット記録装置50の各種状態情報を検出してI/O27に出力する。I/O27は、MPU26における演算処理結果に基づいて、モータドライバ31に対して出力制御を行い、かつセンサ32からの入力情報等を入力する。I/F25は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置200とインクジェット式記録装置50との間のデータの送受信を実行する。記録実行時には、情報処理装置200がホスト側となり、情報処理装置200から送信される「液体噴射データ」としての記録制御データは、I/F25が受信した後、RAM22へ格納される。RAM22へ格納された記録制御データは、MPU26が実行するプログラムによって、コマンド解析、及び圧縮された記録データを展開する処理等が実行され、展開された記録データがRAM22へ格納される。RAM22へ展開された記録データは、DMAコントローラ29によってRAM22からヘッドドライバ28へ1ワードずつDMA転送される。ヘッドドライバ28は、その記録データに基づいて記録ヘッド62に対して制御を行い、記録ヘッド62のヘッド面から各色のインクが記録紙Pの記録面に噴射されて記録紙Pへの記録が実行される。
本発明に係る「データ転送装置」としての記録制御部100は、16ビット(1ワード)のデータ転送幅を有するシステムバスSBを備えており、システムバスSBには、ROM21、RAM22、ASIC(Application・Specific・Integrated・Circuit:特定用途向け集積回路)23、MPU(Micro・Processing・Unit:超小型演算処理装置)26、I/O27、ヘッドドライバ28、及びDMAコントローラ29がデータ転送可能に接続されている。ASIC23には、FIFO24と「データ受信手段」としてのI/F25とが内蔵されており、ASIC23の内部においてデータ転送可能に接続されている。MPU26では各種処理の演算処理が行われる。ROM21には、MPU26の演算処理に必要なソフトウェア・プログラム及びデータがあらかじめ記憶されている。「記憶媒体」としてのRAM22は、ソフトウェア・プログラムの一時的な記憶領域、MPU26の作業領域等として使用される。モータドライバ31は、インクジェット式記録装置50の各種モータを駆動制御する駆動制御回路である。センサ32は、インクジェット記録装置50の各種状態情報を検出してI/O27に出力する。I/O27は、MPU26における演算処理結果に基づいて、モータドライバ31に対して出力制御を行い、かつセンサ32からの入力情報等を入力する。I/F25は、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置200とインクジェット式記録装置50との間のデータの送受信を実行する。記録実行時には、情報処理装置200がホスト側となり、情報処理装置200から送信される「液体噴射データ」としての記録制御データは、I/F25が受信した後、RAM22へ格納される。RAM22へ格納された記録制御データは、MPU26が実行するプログラムによって、コマンド解析、及び圧縮された記録データを展開する処理等が実行され、展開された記録データがRAM22へ格納される。RAM22へ展開された記録データは、DMAコントローラ29によってRAM22からヘッドドライバ28へ1ワードずつDMA転送される。ヘッドドライバ28は、その記録データに基づいて記録ヘッド62に対して制御を行い、記録ヘッド62のヘッド面から各色のインクが記録紙Pの記録面に噴射されて記録紙Pへの記録が実行される。
図4は、ASIC23の概略ブロック図である。
情報処理装置200からシリアルデータ伝送等によってI/F25が受信した記録データは、FIFOメモリ24に格納され、FIFOメモリ24に格納されたデータは、DMA転送される前に先頭1バイトのデータがモニタ用レジスタMRにコピーされる。DMAコントローラ29は、FIFOメモリ24(DMA転送元)の読み出し開始アドレス、及びRAM22(DMA転送先)の書き込み開始アドレスともに常に偶数アドレスにして1ワード単位でFIFOメモリ24に格納されているデータをRAM22へDMA転送する。FIFOメモリ24の未転送データ数が1バイトになった時点で、DMAコントローラ29は、FIFOメモリ24からRAM22へのDMA転送を中断する。ASIC23は、RAM22の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにしてモニタ用レジスタMRのデータをRAM22へデータ転送し、その際のデータ書き込み開始アドレスを「モニタデータ書き込み開始アドレス」としてアドレス記憶部231へ記憶する。FIFOメモリ24に1ワード以上のデータが蓄積された時点で、DMAコントローラ29は、アドレス記憶部231に記憶されている「モニタデータ書き込み開始アドレス」をRAM22の最初の書き込み開始アドレスに指定して、FIFOメモリ24からRAM22への1ワード単位のDMA転送を再開する。
情報処理装置200からシリアルデータ伝送等によってI/F25が受信した記録データは、FIFOメモリ24に格納され、FIFOメモリ24に格納されたデータは、DMA転送される前に先頭1バイトのデータがモニタ用レジスタMRにコピーされる。DMAコントローラ29は、FIFOメモリ24(DMA転送元)の読み出し開始アドレス、及びRAM22(DMA転送先)の書き込み開始アドレスともに常に偶数アドレスにして1ワード単位でFIFOメモリ24に格納されているデータをRAM22へDMA転送する。FIFOメモリ24の未転送データ数が1バイトになった時点で、DMAコントローラ29は、FIFOメモリ24からRAM22へのDMA転送を中断する。ASIC23は、RAM22の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにしてモニタ用レジスタMRのデータをRAM22へデータ転送し、その際のデータ書き込み開始アドレスを「モニタデータ書き込み開始アドレス」としてアドレス記憶部231へ記憶する。FIFOメモリ24に1ワード以上のデータが蓄積された時点で、DMAコントローラ29は、アドレス記憶部231に記憶されている「モニタデータ書き込み開始アドレス」をRAM22の最初の書き込み開始アドレスに指定して、FIFOメモリ24からRAM22への1ワード単位のDMA転送を再開する。
つづいて、FIFO24からRAM22へのデータ転送の流れについて図5〜図7を参照しながら説明する。
図5は、FIFOメモリ24からRAM22へのデータの流れを模式的に示したものであり、FIFOメモリ24に格納されているデータが1ワードずつDMA転送される状態を示したものである。
図5は、FIFOメモリ24からRAM22へのデータの流れを模式的に示したものであり、FIFOメモリ24に格納されているデータが1ワードずつDMA転送される状態を示したものである。
同図においては、FIFOメモリ24のデータ容量を8バイトとして説明する。符号D0〜D21・・で示したデータブロックが1バイトのデータブロックを示している。FIFOメモリ24からRAM22へのデータ転送は、システムバスSB側のクロックの入力数でアドレスがカウントされる。また、クロック毎にFIFOメモリ24、RAM22、及びモニタ用レジスタMRのデータ格納状態がS1からクロック毎にS2、S3・・・と遷移していくものとし、以下図6、図7においても同様である。
FIFOメモリ24からデータが読み出される前には、FIFOメモリ24に格納されているデータの先頭1バイト、つまり、データの読み出し開始アドレスを示すポインタ位置の1バイトのデータが常にモニタ用レジスタMRにコピーされる。例えば、ステップS1においては、データの読み出し開始アドレスを示すポインタ位置の1バイトのデータは、データD0ということになり、モニタ用レジスタMRには、データD0がコピーされて格納されている。DMAコントローラ29は、RAM22の偶数アドレスをDMA転送先アドレスに指定してDMA転送を実行する。クロック毎にFIFOメモリ24に格納されているデータがRAM24へアドレス0番地から1ワード(2バイト)ずつDMA転送される。また、FIFOメモリ24は、RAM22へDMA転送されたデータ領域へ後続のデータ(データD8〜)がシステムバスSB側のクロックと非同期にI/F25によって順次格納される。
FIFOメモリ24からデータが読み出される前には、FIFOメモリ24に格納されているデータの先頭1バイト、つまり、データの読み出し開始アドレスを示すポインタ位置の1バイトのデータが常にモニタ用レジスタMRにコピーされる。例えば、ステップS1においては、データの読み出し開始アドレスを示すポインタ位置の1バイトのデータは、データD0ということになり、モニタ用レジスタMRには、データD0がコピーされて格納されている。DMAコントローラ29は、RAM22の偶数アドレスをDMA転送先アドレスに指定してDMA転送を実行する。クロック毎にFIFOメモリ24に格納されているデータがRAM24へアドレス0番地から1ワード(2バイト)ずつDMA転送される。また、FIFOメモリ24は、RAM22へDMA転送されたデータ領域へ後続のデータ(データD8〜)がシステムバスSB側のクロックと非同期にI/F25によって順次格納される。
図6は、FIFOメモリ24からRAM22へのデータの流れを模式的に示したものであり、FIFOメモリ24に未転送データが1バイト残った場合の第1実施例を示したものである。
ステップS5においてデータD8及びデータD9をRAM22へDMA転送した後、後続のデータがない場合には、FIFOメモリ24に1バイト(データD10)だけデータが残った状態となる。1バイトのデータをDMA転送することはできないので、DMAコントローラ29は、データD10をFIFOメモリ24に残したままDMA転送を中断する(図6のステップS6)。ASIC23は、FIFOメモリ24に残されたデータD10を読み出さずに残したまま、RAM22の書き込み開始アドレスをデータD9の次のアドレス(偶数アドレス)にして、モニタ用レジスタMRにコピーされているデータD10をRAM22へデータ転送する。また、その際のデータ書き込み開始アドレス(データD10の書き込みアドレス)を「モニタデータ書き込み開始アドレス」としてアドレス記憶部231へ記憶する。
ステップS5においてデータD8及びデータD9をRAM22へDMA転送した後、後続のデータがない場合には、FIFOメモリ24に1バイト(データD10)だけデータが残った状態となる。1バイトのデータをDMA転送することはできないので、DMAコントローラ29は、データD10をFIFOメモリ24に残したままDMA転送を中断する(図6のステップS6)。ASIC23は、FIFOメモリ24に残されたデータD10を読み出さずに残したまま、RAM22の書き込み開始アドレスをデータD9の次のアドレス(偶数アドレス)にして、モニタ用レジスタMRにコピーされているデータD10をRAM22へデータ転送する。また、その際のデータ書き込み開始アドレス(データD10の書き込みアドレス)を「モニタデータ書き込み開始アドレス」としてアドレス記憶部231へ記憶する。
このように、DMA転送中にFIFOメモリ24の未転送データ数が1バイトになった時点で、残りの1バイトのデータをFIFOメモリ24からRAM22へデータ転送せずに、モニタ用レジスタMRにコピーされているデータをRAM22へデータ転送する。それによって、DMA転送できない1ワード未満のデータをFIFOメモリ24に残したまま、RAM22へのデータ転送を完了させることができる。つまり、1ワード未満のデータをバイト単位でFIFOメモリ24からRAM22へMPU26によるプログラム処理によってデータ転送することなく、FIFOメモリ24に格納されている全てのデータをハードウェア処理によってRAM22へデータ転送することができる。したがって、1ワードずつDMA転送している状態からバイト単位でMPU26を介するデータ転送へ切り換えることによって生じるデータ遅延をなくすことができる。また、FIFOメモリ24に1バイトのデータ(データD10)が残っている状態でもRAM22には、FIFOメモリ24に格納された全てのデータ(データD0〜D10)が格納されるので、FIFOメモリ24にデータD10を残したまま、後続のデータを待つことなくRAM22に格納されたデータD0〜D10をMPU26にてデータ処理することができ、データ処理の待ち時間が生じないようにすることができる。
そして、次のデータがFIFOメモリ24に格納されてFIFOメモリ24に1ワード以上のデータが蓄積された時点で(図6のステップS7)、DMAコントローラ29は、アドレス記憶部231に記憶されている「モニタデータ書き込み開始アドレス」をRAM22の最初の書き込み開始アドレスに指定して、FIFOメモリ24からRAM22への1ワード単位のDMA転送を再開する。モニタ用レジスタMRからRAM22へデータ転送したデータD10は、FIFOメモリ24からまだ読み出されていないので、FIFOメモリ24に格納されたままとなっている。したがって、モニタ用レジスタMRからRAM22へデータ転送したデータD10は、RAM22とFIFOメモリ24とに重複して存在している状態となっている。そこで、モニタ用レジスタMRのデータD10をRAM22へデータ転送した際の「データ書き込み開始アドレス」をDMA転送の再開時に最初のDMA転送データのDMA転送先アドレスに設定し、最初のDMA転送データ(データD10とデータD0)をRAM22の重複しているデータに上書きしながらFIFOメモリ24からRAM22へのDMA転送を再開する。それによって、FIFOメモリ24からRAM22へのデータ伝送を常に1ワード単位でDMA転送することができる。また、モニタ用レジスタMRからRAM22へデータ転送したデータは、FIFOメモリ24からRAM22へのDMA転送時に全て上書きされてしまうので、RAM22へ格納されたデータに重複したデータが生じることもない。
これにより、例えば、記録制御データのデータブロックのデータ数が奇数バイトである場合には、最後に残った1バイトのデータは、モニタ用レジスタMRにコピーされたデータがデータ転送され、後続のデータブロックの先頭データ1バイトとともにRAM22へ上書きされつつDMA転送される。また、それによって、後続のデータブロックのRAM22へのデータ書き込み開始アドレスが奇数アドレスとなるが1ワードずつのDMA転送が可能であるのは図6にて説明した通りである。そして、例えば、データ書き込み開始アドレスが奇数アドレスとなったデータブロックのデータ数が偶数バイトである場合には、最後に1バイトのデータが残るが、上述した記録制御データのデータブロックのデータ数が奇数バイトである場合と同様に、最後に残った1バイトのデータは、モニタ用レジスタMRからデータ転送され、後続のデータブロックの先頭データ1バイトとともにRAM22へ上書きされつつDMA転送される。
このようにして、データを送信する側のデータ転送数、及びデータを受信する側のデータ転送先アドレスに関わらず常に1ワード単位でFIFOメモリ24からRAM22へDMA転送することができる。
図7は、FIFOメモリ24からRAM22へのデータの流れを模式的に示したものであり、FIFOメモリ24に未転送データが1バイト残った場合の第2実施例を示したものである。
図6に示した第1実施例と同様に、ステップS5においてデータD8及びデータD9をRAM22へDMA転送した後、後続のデータがない場合には、FIFOメモリ24に1バイト(データD10)だけデータが残った状態となる。1バイトのデータをDMA転送することはできないので、DMAコントローラ29は、データD10をFIFOメモリ24に残したままDMA転送を中断する(図6のステップS6)。ASIC23は、FIFOメモリ24に残されたデータD10を読み出さずに残したまま、RAM22の書き込み開始アドレスをデータD9の次のアドレス(偶数アドレス)にして、モニタ用レジスタMRにコピーされているデータD10をRAM22へデータ転送する。RAM22へデータ転送されたデータD0〜D10は、MPU26によってデータ処理された後、システムバスSBを介してヘッドドライバ28へデータ転送される。そして、次のデータがFIFOメモリ24に格納されてFIFOメモリ24に1ワード以上のデータが蓄積された時点で(図6のステップS7)、DMAコントローラ29は、RAM22の書き込み開始アドレスを偶数アドレスに指定して、FIFOメモリ24からRAM22への1ワード単位のDMA転送を再開する。それによって、FIFOメモリ24からRAM22へのデータ伝送を常に1ワード単位でDMA転送することができる。
図6に示した第1実施例と同様に、ステップS5においてデータD8及びデータD9をRAM22へDMA転送した後、後続のデータがない場合には、FIFOメモリ24に1バイト(データD10)だけデータが残った状態となる。1バイトのデータをDMA転送することはできないので、DMAコントローラ29は、データD10をFIFOメモリ24に残したままDMA転送を中断する(図6のステップS6)。ASIC23は、FIFOメモリ24に残されたデータD10を読み出さずに残したまま、RAM22の書き込み開始アドレスをデータD9の次のアドレス(偶数アドレス)にして、モニタ用レジスタMRにコピーされているデータD10をRAM22へデータ転送する。RAM22へデータ転送されたデータD0〜D10は、MPU26によってデータ処理された後、システムバスSBを介してヘッドドライバ28へデータ転送される。そして、次のデータがFIFOメモリ24に格納されてFIFOメモリ24に1ワード以上のデータが蓄積された時点で(図6のステップS7)、DMAコントローラ29は、RAM22の書き込み開始アドレスを偶数アドレスに指定して、FIFOメモリ24からRAM22への1ワード単位のDMA転送を再開する。それによって、FIFOメモリ24からRAM22へのデータ伝送を常に1ワード単位でDMA転送することができる。
このように、RAM22へデータ転送されたデータD0〜D10が既にRAM22から読み出されて残っていない場合には、単純にRAM22の空き領域に書き込み開始アドレスを偶数アドレスに指定してDMA転送しても良く、その際に先頭1バイトのデータ(データD10)は不要なデータなので無視し、次のデータD0以降のデータを有効なデータとすれば良い。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
本発明は、FIFOメモリのデータを記憶媒体へデータ転送するデータ転送装置において実施可能であり、該データ転送装置を備えた液体噴射装置に本発明による作用効果をもたらすことが可能である。
21 ROM、22 RAM、23 ASIC、24 FIFOメモリ、25 I/F、26 MPU、27 I/O、28 ヘッドドライバ、29 DMAコントローラ、50 インクジェット式記録装置、51 キャリッジガイド軸、52 プラテン、53 搬送駆動ローラ、54 搬送従動ローラ、55 排紙駆動ローラ、56 排紙従動ローラ、57 給紙トレイ、57b 給紙ローラ、61 キャリッジ、62 記録ヘッド、63 紙検出器、100 記録制御部、200 情報処理装置、231 アドレス記憶部、MR モニタ用レジスタ、P 記録紙、SB システムバス、X 主走査方向、Y 副走査方向
Claims (6)
- FIFOメモリのデータを記憶媒体へデータ転送するデータ転送方法であって、
前記FIFOメモリに格納されているデータを前記記憶媒体へDMA転送する前に前記FIFOメモリに格納されているデータの先頭2n−1バイト(nは1以上の整数)のデータをモニタしてモニタ用レジスタにコピーする工程と、
DMA転送先の書き込み開始アドレスを常に偶数アドレスにしてnワード単位で前記FIFOメモリに格納されているデータを前記記憶媒体へDMA転送する工程と、
前記FIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、残りのデータを前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送せずにDMA転送を中断し、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして前記モニタ用レジスタのデータを前記記憶媒体へデータ転送する工程と、
前記FIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する工程とを有している、ことを特徴としたデータ転送方法。 - 請求項1において、前記FIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、残りのデータを前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送せずにDMA転送を中断し、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして前記モニタ用レジスタのデータを前記記憶媒体へデータ転送し、その際のデータ書き込み開始アドレスをモニタデータ書き込み開始アドレスとして記憶する工程と、
前記FIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、前記モニタデータ書き込み開始アドレスをDMA転送先の最初の書き込み開始アドレスに指定して、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する工程とを有している、ことを特徴としたデータ転送方法。 - nワード以上(nは1以上の整数)のデータ格納領域を有するFIFOメモリと、記憶媒体と、DMAコントローラと、モニタ用レジスタとを備え、前記FIFOメモリ、前記記憶媒体、前記DMAコントローラ、及び前記モニタ用レジスタとがnワード以上のデータ転送幅を有するバスでデータ転送可能に接続されているデータ転送装置であって、
前記FIFOメモリに格納されているデータを前記記憶媒体へDMA転送する前に前記FIFOメモリに格納されているデータの先頭2n−1バイトのデータをモニタしてモニタ用レジスタにコピーし、
DMA転送先の書き込み開始アドレスを常に偶数アドレスにしてnワード単位で前記FIFOメモリに格納されているデータを前記記憶媒体へDMA転送し、
前記FIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、残りのデータを前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送せずにDMA転送を中断し、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして前記モニタ用レジスタのデータを前記記憶媒体へデータ転送し、
前記FIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する、ことを特徴としたデータ転送装置。 - 請求項3において、前記FIFOメモリの未転送データ数がnワード未満になった時点で、残りのデータを前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送せずにDMA転送を中断し、データ転送先の書き込み開始アドレスを偶数アドレスにして前記モニタ用レジスタのデータを前記記憶媒体へデータ転送し、その際のデータ書き込み開始アドレスをモニタデータ書き込み開始アドレスとして記憶し、
前記FIFOメモリにnワード以上のデータが蓄積された時点で、前記モニタデータ書き込み開始アドレスをDMA転送先の最初の書き込み開始アドレスに指定して、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へのnワード単位のDMA転送を再開する、ことを特徴としたデータ転送装置。 - 被噴射材にインクを噴射する液体噴射ヘッドを主走査方向へ往復動させる主走査駆動手段と、前記被噴射材を副走査方向へ所定の搬送量で搬送する副走査駆動手段と、外部装置とのデータ転送を確立し前記外部装置から液体噴射データを受信するデータ受信手段と、請求項3又は4に記載のデータ転送装置とを備えた液体噴射装置であって、
前記データ受信手段にて受信した前記液体噴射データが前記FIFOメモリに格納され、前記FIFOメモリから前記記憶媒体へデータ転送された前記液体噴射データが前記バスを介して前記液体噴射ヘッドのレジスタへDMA転送される、ことを特徴とした液体噴射装置。 - 請求項5において、前記データ受信手段と前記FIFOメモリとは、1つのASICに内蔵されており、前記ASIC内部でデータ転送可能に接続されている、ことを特徴とした液体噴射装置。
Priority Applications (1)
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JP2003378147A JP2005141539A (ja) | 2003-11-07 | 2003-11-07 | データ転送方法、データ転送装置、該データ転送装置を備えた液体噴射装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011257982A (ja) * | 2010-06-09 | 2011-12-22 | Fujitsu Semiconductor Ltd | データ転送装置およびデータ転送方法 |
-
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