JP2005140413A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2005140413A
JP2005140413A JP2003376908A JP2003376908A JP2005140413A JP 2005140413 A JP2005140413 A JP 2005140413A JP 2003376908 A JP2003376908 A JP 2003376908A JP 2003376908 A JP2003376908 A JP 2003376908A JP 2005140413 A JP2005140413 A JP 2005140413A
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Toshikazu Sakai
寿和 境
Masaharu Kamei
正治 亀井
Hidenao Tanaka
秀尚 田中
Tsuyoki Hirai
剛樹 平井
Makoto Oyamada
真 小山田
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】観音開式扉を備えた冷蔵庫で、扉の厚さを一部薄くして意匠性を高めると共に、庫内熱リークを低減した冷蔵庫を提供する。
【解決手段】冷凍室24と冷蔵室25を仕切板26によって左右に区画する冷蔵庫20で、観音開式扉28、29に設けた凸部32、33と仕切板26によってスロート34を形成するとともに、扉外板28b、29bの端面に面取り形状を施して一部薄板状にすることで仕切板26へ外気が循環しやすくなり、仕切板26の表面温度を維持しながら、意匠性に優れた冷蔵庫を提供できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷蔵庫の省エネに係わる筐体構造に関するものである。
近年、冷凍業界では環境への配慮から、家庭用冷蔵庫では2004年に、物品自動販売機では2005年に省エネトップランナー制度が適用される予定であり、機器の消費電力量低減が進んでいる。同様に、消費電力量の大きい業務用の大型冷凍冷蔵庫についても省電力化が望まれている。
従来の冷蔵庫としては、(特許文献1)に示す、業務用冷蔵庫がある。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。
図4は従来の冷蔵庫の縦断面図である。図5は従来の冷蔵庫の横断面図である。図4及び図5に示すように、従来の冷蔵庫は、断熱材により形成し、前面に開口部を持つキャビネット1と、キャビネット1上部に収納された冷却システム2と、キャビネット1にヒンジ(図示せず)により回動自在に軸支された観音開式の2枚のドア3を備えている。
キャビネット1開口部には開口部を左右に仕切るピラー4を備えている。
ドア3にはキャビネット1及びピラー4に対応した位置にガスケット5を設けており、ドア3を閉めた時にキャビネット1及びピラー4と密着することにより庫内と庫外を仕切っている。
キャビネット1背面には冷却風を循環させるダクト6を備えている。
キャビネット1内部には、庫内背面からピラー4の庫内側端面までの奥行きの、被冷却物を収納する収納棚7を備えている。
一般的に家庭用冷凍冷蔵庫においては、ドア3の庫内側のにはボトルなど、被冷却物を収納する収納ポケットを備えているが、業務用冷凍冷蔵庫においては庫内に収納される被冷却物は箱に入っている物が多く、ドア3の庫内側に収納ポケットがあると、庫内前面の被冷却物と収納ポケットの間にすき間が無くなり、冷却風が循環しにくくなるため、ドア3の庫内側には収納ポケッを持たず、平面となっている。
従って、庫内のキャビネット1前縁からピラー4の庫内側端面までは収納に使われず、風路として使われている。
冷却システム2は、圧縮機(図示せず)、凝縮器(図示せず)、減圧手段(図示せず)、蒸発器8及び冷却ファン9により構成されており、冷却ファン9による冷却風は庫内へ吹き出され、ダクト6、蒸発器8を通り再び冷却ファン9に吸い込まれる。
特開平9−89440号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫では、冷却ファン9から吹き出された冷却風は直接ガスケット5やキャビネット1とドア3のシール部に当たり、ガスケット5やシール部を冷
却する。ガスケット5やシール部が冷却されると、ガスケット5やシール部の伝熱により庫外の熱が庫内へ循環し、庫内が暖められ熱ロスとなり、消費電力量が増加するおそれがあった。
また、シール部が冷却されることにより、シール部で外気の水分が凝縮し結露するため、通常はシール部にはヒーターなどの過熱手段が設けられており、温度を空気の露点温度以上とし、水分が凝縮しないようになっている。従来の構成においては、冷却ファン9による冷却風が直接シール部に当たることにより、シール部が冷却され、温度を空気の露点温度以上とするにはより大きなヒーター能力が必要となり、ヒーターの消費電力量が大きくなるおそれがあった。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、観音開式扉の冷蔵庫で、開口部に形成した仕切体からの熱リークを低減し断熱性向上を図ることを目的とする。
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体の開口部を左右に仕切る仕切板を有し、前記開口部を閉塞する観音開式扉を備えた冷蔵庫で、前記観音開式扉の扉内板に設けた凸部と前記仕切板の側面部とでスロートを形成する冷蔵庫において、前記仕切体に密着する側の前記扉の扉外板端面は面取り形成されているものであり、スロート形成によりガスケットやシール部を冷却することがないので熱ロスが少なく、また扉を面取りしているので扉間から仕切板へ外気が入りやすく、仕切体の外表面温度を上昇させることができる。
本発明の冷蔵庫は、断熱箱体の開口部を左右に仕切る仕切板を有し、前記開口部を閉塞する観音開式扉を備えた冷蔵庫で、前記観音開式扉の扉内板に設けた凸部と前記仕切板の側面部とでスロートを形成する冷蔵庫において、前記仕切体に密着する側の前記扉の扉外板端面は面取り形成されているものであり、仕切体の外表面温度を上昇させることができ、発汗しやすい仕切体の信頼性を確保することができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、断熱箱体の開口部を左右に仕切る仕切板を有し、前記開口部を閉塞する観音開式扉を備えた冷蔵庫で、前記観音開式扉の扉内板に設けた凸部と前記仕切板の側面部とでスロートを形成する冷蔵庫において、前記仕切体に密着する側の前記扉の扉外板端面は面取り形成されているものであり、スロート形成によりガスケットやシール部を冷却することがないので熱ロスが少なく、また扉を面取りしているので扉間から仕切板へ外気が入りやすく、仕切体の外表面温度を上昇させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明に、さらに、凸部と仕切板との間隔は5mm以上20mm以下で、凸部の高さを35mm以上50mm以下とし、面取り形成した扉の端面厚さは扉厚さの1/5から1/2で形成されているものであり、仕切体と扉近傍に冷気が循環するのを低減し、また面取りによる断熱性の低下を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明に、さらに、凸部の外周に、仕切板に向かって形成され室内の冷気がガスケットに流れ込むのを抑制する冷気流れ込み抑制手段を備えたものであり、ガスケットへの流れ込みを抑制でき、仕切板の露付き防止ヒータの入力を低減できる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明にさらに、冷気流れ込み抑制手段はヒレを有し、仕切板の側面部とでシールすることを特徴とするものでありより冷気の流れ込みを抑制することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明に、さらに、面取り形状はC面取り形状であり、前記面取り部に扉ハンドルを取付けたものであり、仕切板方向への冷気の流れ込みを促進できる。
請求項6に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明に、さらに、面取り形状はR面取り形状であり、前記面取り部に扉ハンドルを取付けたものであり、さらに仕切板方向への冷気の流れ込みを促進することができる。
以下、本発明による業務用の大型冷蔵庫の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図、図2は図1のA−A断面図である。図3は実施の形態1の要部断面図である。
図1において、冷蔵庫本体20は外箱21と内箱22で形成され、内部に発泡断熱材23を有し、冷凍室24と冷蔵室25を断熱仕切板26で左右に仕切り、形成されている。また本体20の上部には、機械室27を有し、冷凍室24を冷却する冷凍冷却ユニット(図示しない)と、冷蔵室25を冷却する冷蔵冷却ユニット(図示しない)をそれぞれ備えている。
冷蔵庫本体20の前面開口部には観音開式扉28、29が配置されており、前面開口部をヒンジによって開放、閉塞するものである。そして扉28、29に取付けられたガスケット30が仕切板26と密着し冷凍室24、冷蔵室25の庫内と庫外を区画し庫内を所定温度に維持している。
この時、扉28、29の扉内板28a、29aと一体に凸部32、33が仕切板26の近傍配置になるように形成されている。具体的には凸部32、33と仕切板26との間隔は5mm以上20mm以下となるようにスロート34が形成され、凸部32、33の高さは35mm以上50mm以下で形成され、ヒンジによる扉28、29の回転によっても凸部32、33が仕切板26に接触しないように形成されている。
また凸部の高さ寸法が上記範囲であれば、食品の収納性にもなんら影響はなく、扉の開放時も凸部32、33が収納の邪魔になることはなく、使い勝手の支障となることはない。
また特に業務用冷蔵庫の場合など、図1のように冷凍室24と冷蔵室25が仕切板26を隔てて左右に区画形成されている時の仕切板の熱影響を解析し(表1)に示す。
Figure 2005140413
(表1)は図3が示す扉28、29と仕切板26の関係で、特に扉28、29の扉外板28b、29bの形状面取りなし、A、B、Cの場合の仕切板の表面温度を解析し比較している。
形状Aは扉外板28b、29bの端面をC面取りした時の形状で、その時の仕切板26内に埋設したヒータ(図示しない)通電による仕切板26の温度を示したものである。(表1)より面取りしない扉外板28、29の場合と比較してヒータON、OFF時では仕切板26の温度はほぼ同等であり、逆にOFF時の場合形状Aでは面取りしない時よりも上昇していることがわかる。
すなわち形状Aにすることで、外気が仕切板26表面にまで循環しやすくなっていることがわかる。また庫内側ではスロート34が形成されているため仕切板26の表面近傍まで庫内の冷気が侵入しにくくなっており、形状Aとした場合、面取りなし時と比較すると、特にヒータOFF時ではさらに仕切板26の外表面温度を上昇させるので、仕切板26内に埋設される露付き防止ヒータの入力を抑制することができる。
形状Bの場合は扉外板28b、29bの端面をR面取りした時の形状で、その時の仕切板26内に埋設したヒータ(図示しない)通電による仕切板26の温度を示したものである。(表1)より面取りしない扉外板28、29の場合と比較してヒータON、OFF時では仕切板26の温度はほぼ同等であり、逆にOFF時の場合、形状Bでは面取りしない時よりも1度上昇していることがわかる。
すなわち形状Bにすることで、形状Aよりもさらに外気が仕切板26表面にまで循環しやすくなっていることがわかる。また庫内側ではスロート34が形成されているため仕切板26の表面近傍まで庫内の冷気が侵入しにくくなっており、形状Bとした場合、形状Aと比較すると、さらに仕切板26の外表面温度を上昇させることができ、さらに仕切板26内に埋設される露付き防止ヒータの入力を抑制することができる。
さらに形状Cに示すように樹脂製のリブ35が金属製の扉外板28b、29bの端面に形成されても、形状A、Bと同様の性能を確保することができる。すなわち、扉外板28b、29bを形状A、Bのように面取り形状した所にドアハンドル36を形成しても形状A、Bと同様の性能を確保することができると判断できる。
よって観音式扉を備えた業務用冷蔵庫において、扉に形成した凸部と仕切板でスロート
を形成すれば、庫内熱リークを低減することができ、さらに扉端面を薄肉形状にすることで逆に仕切板表面温度を上昇させることができるので仕切板内に埋設される露付き防止ヒータの入力を低減することができ、さらに意匠的にも見栄えの良い業務用冷蔵庫を提供することができる。
また凸部32、33の外周には樹脂製の冷気流れ込み抑制手段37が備えられ、仕切板26の方向に向かってヒレ37aが一体に形成されている。このため冷凍室24、冷蔵室25内の冷気がガスケット30の方へ流れ込むのを抑制することができ、ガスケット30からの冷気もれや仕切板26からの熱リークを低減することができる。
したがって、仕切板26内に埋蔵される露付き防止ヒータ(図示しない)の入力をさらに抑制し、省エネの向上を図ることができる。
以上のように本発明にかかる冷蔵庫は、仕切体の外表面温度を上昇させることができ、発汗しやすい仕切体の信頼性を確保することができ、併せて加熱用のヒータ入力を低減して省エネルギー化を図ることができ、前面に仕切体を備えた冷却機器に同様に技術内容を適用できる。
本発明の実施の形態1による冷蔵庫の正面図 図1のA−A断面図 本発明の実施の形態1の要部断面図 従来の冷蔵庫の縦断面図 従来の冷蔵庫の横断面図
符号の説明
20 冷蔵庫本体
24 冷凍室
25 冷蔵室
26 断熱仕切板
28、29 観音開式扉
32、33 凸部
34 スロート
36 ドアハンドル

Claims (6)

  1. 断熱箱体の開口部を左右に仕切る仕切板を有し、前記開口部を閉塞する観音開式扉を備えた冷蔵庫で、前記観音開式扉の扉内板に設けた凸部と前記仕切板の側面部とでスロートを形成する冷蔵庫において、前記仕切体に密着する側の前記扉の扉外板端面は面取り形成されていることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 凸部と仕切板との間隔は5mm以上20mm以下で、凸部の高さを35mm以上50mm以下とし、面取り形成した扉の端面厚さは扉厚さの1/5から1/2で形成されていることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 凸部の外周に、仕切板に向かって形成され室内の冷気がガスケットに流れ込むのを抑制する冷気流れ込み抑制手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 冷気流れ込み抑制手段はヒレを有し、仕切板の側面部とでシールすることを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 面取り形状はC面取り形状であり、前記面取り部に扉ハンドルを取付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  6. 面取り形状はR面取り形状であり、前記面取り部に扉ハンドルを取付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010230219A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Haier Sanyo Electric Co Ltd 冷却貯蔵庫

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