JP2005140357A - エアコン室外機の据付け台 - Google Patents

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JP2005140357A
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Minoru Hasegawa
実 長谷川
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Asahi Sangyo Co Ltd
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Abstract

【課題】 全体形状を小型に形成すると共に防振性能を備えたエアコン室外機の据付け台を提供すること。
【解決手段】 エアコン室外機20の四隅に設けた取付け板21に装着する据付け台1がゴム製であり、据付け台1は台本体2の頂部から連結ボルト3を突出している。台本体2の頂部にエアコン室外機20の取付け板21と据付け台1を平行に設置するための目安とする縦横の基準線8,9を設けている。台本体2の底部に滑り止め効果を奏する複数本の細溝10を設けている。台本体2の裾部両側にフランジ4を設け、フランジ4にアンカーボルトを結合するための透孔6を形成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エアコン室外機の据付け台に関している。
エアコンの室外機、特に家庭用のエアコン室外機の場合、古くはコンクリートブロック等の上に載置するだけで設置していること多かったが、やがて専用の据付け台が開発されてきた。
実開平6−80099号公開実用新案公報 第3007661号登録実用新案公報
特許文献1に記載の考案は、一対で設けられた中空台形基台2が互いに接近離間可能であって、エアコンに設けられた連結板と結合するためのボルト軸部11の位置を変更できるものであり、また、特許文献2に記載の考案は、エアコンに設けられた連結板と結合するための連結用のボルト10を取付溝7内で移動させるものである。
また、上記の特許文献に記載はないが、多くの据付け台は防振効果を奏させるために据付け台にゴム製の防振マットを敷いている。しかし、この方法は据付け作業に時間がかかり作業能率を悪くする原因となるものであった。
エアコンの据付工事が集中する夏季シーズンにおいて、据付工事に向かう作業車両は複数台の機材を搭載しているので、可能な限り沢山の機材を搭載することが作業効率を高めるものであり、このためには、全ての機材が場所を取らないことが要求される。この点、特許文献1,2に記載された考案は、いずれも据付け台自体がエアコンの横幅と概ね等しいかそれ以上の長さを有しているので、エアコン1台について2組の据付け台を搭載すると、据付け台だけでも作業車両の荷台を塞げてしまうものであった。
上記した現状において据付け台がコンパクトな形状になれば、据付工事に向かう作業車両に搭載できるエアコンの数が増え、据付作業を効率よく行うことが可能となる。
本発明は、全体形状を小型に形成すると共に防振性能を備えたエアコン室外機の据付け台を提供することを課題としている。
解決手段は、エアコン室外機の四隅に設けた取付け板に装着する据付け台がゴム製であり、該据付け台は台本体の頂部から連結ボルトを突出したことを特徴とするものである。また、台本体の頂部にエアコン室外機の取付け板と据付け台を平行に設置するための目安とする縦横の基準線を設けたことを特徴とする。また、台本体の底部に滑り止め効果を奏する複数本の細溝を設けたことを特徴とする。さらに又、台本体の裾部両側にフランジを設け、該フランジにアンカーボルトを結合するための透孔を形成したことを特徴とするものである。
本発明は、据付け台がゴム製であると共に底部に細溝が形成されているから、防振効果と滑り止め効果があり、エアコン室外機が安定よく設置ができるものである。また、据付け台はエアコン室外機の四隅に設けた取付け板と結合する連結ボルトを備えただけの大きさなので、形状が小型であり設置に場所をとらないと同時に運搬時にも作業車両の荷台を塞げないものである。
図において、エアコン室外機の四隅に設けられた取付け板と結合する据付け台1がゴム製であり、該据付け台1は正面視台形に形成された台本体2の頂部から連結ボルト3を突出すると共に裾部両側にフランジ4を形成したものである。
連結ボルト3は、ボルト頭部5を台本体2内に埋設し軸部を当該台本体2の頂部から突出させたものである。また、フランジ4は、据付け台1を図示しないアンカーボルトに結合するための透孔6を有している。なお、台本体2は資材の節約と重量軽減のために底部に開口する凹穴7を形成している。
また、台本体2の頂部には、エアコン室外機20を据え付ける際に、エアコン室外機20の取付け板21と据付け台1を平行に設置するための目安とする縦横の基準線8,9を設けている。さらに又、台本体2の底部には、滑り止め効果を奏する複数本の細溝10を設けている。
基準線8,9は、据付け台1の資材とは異なる色彩による印刷をするか又は溝を形成するものであるが、本実施形態においては溝を形成している。また、細溝10は、本実施形態では一方向の溝としているが、溝の方向は縦横方向又は斜め方向のどちらでも良い。
22は連結ボルト3にねじ結合したナット、23は平ワッシャー、24は連結ボルト3に挿通するH穴ワッシャーであり、連結ボルト3を挿入する穴部分が平面視H字状に形成されたものである。25はアンカーボルトである。
次に、エアコン室外機を据え付ける作業手順を説明する。エアコン室外機20には四隅に据付け台1に取り付けるための取付け板21を有しているから、エアコン室外機20を横にして取付け板21のボルト穴22に据付け台1の連結ボルト3の軸部を挿入し、該取付け板21から突出した連結ボルト3の軸部に平ワッシャー23を装着しナット22を仮止めする。
エアコン室外機20の四隅に設けられた全ての取付け板21に据付け台1が結合できたら、エアコン室外機20を起し、台本体2の頂部に形成した基準線8,9を目安にして据付け台1と取付け板21が平行になるように調整する。そして連結ボルト3に仮止めしておいたナット22をしっかり結合すれば据付け作業が終了する。
図5に示すH穴ワッシャーを使用すれば、ナット締めを省略できる場合がある。図6に示すように、H穴ワッシャー24を連結ボルト3のボルト軸に挿入すると、H字状の部分が連結ボルト3によって押し広げられるがボルト軸を通す穴部分は当該連結ボルト3の谷部に係合しているので、H穴ワッシャー24を装着した時点で据付け台1とエアコン室外機20が脱落しないで結合される。ただし、H穴ワッシャー24の上にナット(22)をねじ結合した方が確実な据え付けが得られることは勿論である。
据付け台1はゴム製であり、しかも底部には細溝10が形成されているので、エアコン室外機20の設置場所が高層住宅のベランダのようにコンクリート面であったとしても、据付け台資材の防振効果と細溝10の滑り止め効果によりエアコン室外機20は安定良く設置される。ただし、より安全にエアコン室外機20を設置する場合は、図2に示すように、設置するコンクリート面にアンカーボルト25を打込み、該アンカーボルト25を台本体2のフランジ4に設けた透孔6に挿入しナット締めをする。
据付け台が防振性能を有し形状が小型になっているので、取り扱いが容易であり同時に運搬時に場所を塞がないので、作業車両に搭載できるエアコンの数が増え作業効率が向上する。
据付け台を示す全体の斜視図。 据付け台の断面図。 据付け台の底面図。 エアコン室外機を据え付けた状態を示す斜視図。 H穴ワッシャーの斜視図。 H穴ワッシャーの使用状態を示す据付け台の断面図。
符号の説明
1 据付け台
2 台本体
3 連結ボルト
4 フランジ
5 ボルト頭部
6 透孔
7 凹穴
8 基準線
9 基準線
10 細溝
20 エアコン室外機
21 取付け板
22 ナット
23 平ワッシャー
24 H穴ワッシャー
25 アンカーボルト

Claims (4)

  1. エアコン室外機の四隅に設けた取付け板に装着する据付け台がゴム製であり、該据付け台は台本体(2)の頂部から連結ボルト(3)を突出したことを特徴とするエアコン室外機の据付け台。
  2. 台本体(2)の頂部にエアコン室外機の取付け板と据付け台を平行に設置するための目安とする縦横の基準線(8,9)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のエアコン室外機の据付け台。
  3. 台本体(2)の底部に滑り止め効果を奏する複数本の細溝(10)を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載のエアコン室外機の据付け台。
  4. 台本体(2)の裾部両側にフランジ(4)を設け、該フランジにアンカーボルトを結合するための透孔(6)を形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のエアコン室外機の据付け台。
JP2003375169A 2003-11-05 2003-11-05 エアコン室外機の据付け台 Withdrawn JP2005140357A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103542512A (zh) * 2012-07-11 2014-01-29 珠海格力电器股份有限公司 一种空调减震支架
JP2018509578A (ja) * 2015-02-26 2018-04-05 エアー ディフュージョン エイジェンシーズ プロプリエタリー リミテッド エンジニアリングサービスのためのマウントアセンブリ

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