JP2007120525A - 防振アジャスタ - Google Patents

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Masanori Yoshida
雅則 吉田
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Abstract

【課題】コンクリート建築物内における床に設置される機器を、高さ調整可能に支持すると共に、適切に防振し得る防振アジャスタを提供する。
【解決手段】中央部に貫通孔12を有する金属板14と、下端部が貫通孔12に嵌入されて金属板14の上面に回転自在に立設された支持ボルト16と、金属板14の下面に、軸心が貫通孔12の中心にほぼ一致するように配置されて固定された筒型ゴム体18とを備えている。筒型ゴム体18の底面26近傍に、環状補強板28が当該底面26とほぼ平行に埋設されている。環状補強板28より下方にあるゴム部分に、同底面26に開口する孔30が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンクリート建築物の床上に設置され比較的低い周波数の振動を発生する真空ポンプ等の機器を防振支持するのに好適な防振アジャスタに関する。
真空ポンプ等の、100Hz以下の比較的低い周波数の振動を発生する機器は、固い地盤に直接据付けられている場合にはさほど振動問題が起こらなかった。このため、機器のレベリング(高さ調節)及びその固定には、実質的に防振機能のない、ボルトとこのボルトを固定する椀型の金属台とからなるアジャスタが用いられている。
ところが、真空ポンプ等の機器をコンクリート建築物の床面に据付けられた場合は、床面への振動伝達が起こり易く振動問題が生じてくる。新築のコンクリート建築物には、予め防振機能を有する床を構成したものがある。このような防振床には従来の上記アジャスタを使用することが可能である。しかし、防振床ではない、従来からある床面に、真空ポンプ等の比較的低い周波数の振動を発生する機器を据付ける場合は、例えば、円盤状のゴム体と、このゴム体の上面に、皿状受板及び椀状上蓋を介して配設された支持ボルトとからなる防振ゴム(特許文献1参照)を使用することが考えられる。
実開平5−12780号公報
ところで、上記の技術には、次のような解決すべき課題があった。上記したような防振ゴムをそのまま使用した場合、機器底面が椀状上蓋の上に載る取付け構成であるため、機器の高さ調節できる範囲が不十分である。このため、同防振ゴムの上面に、十分な高さ調節可能な支持ボルトを設けた場合には、例え所望の防振性能が得られても全体構造の高さが高くなって設置箇所によっては高さ制限を受けたり、機器の支持が不安定になるおそれがある。また、嵩が大きいことから運送するのに不便をきたすことがある等の課題がある。
本発明は、以上の課題を解決するためになされたもので、コンクリート建築物内における床に設置される機器を、高さ調整可能に支持すると共に、適切に防振し得る防振アジャスタを提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
中央部に貫通孔を有する金属板と、下端部が上記貫通孔に嵌入されて上記金属板の上面に回転自在に立設された支持ボルトと、上記金属板の下面に、軸心が上記貫通孔の中心にほぼ一致するように配置され固定された筒型ゴム体とを備えたことを特徴とする防振アジャスタ。
建築物の床面上に配置された機器を、低い位置で安定よく高さ調整可能に支持すると共に、床面に対する防振性能が発揮し難い、比較的低い周波数の振動を発生する真空ポンプ等の機器を、適切に防振支持し得る。
〈構成2〉
構成1記載の防振アジャスタにおいて、上記支持ボルトの下端部に、上記金属板を挟んだ状態で、上記金属板の上面側にスパナ掛け手段と、上記金属板の下面側に抜け防止手段とをそれぞれ設けたことを特徴とする防振アジャスタ。
スパナ掛け手段と抜け防止手段とにより、支持ボルトが金属板に常時安定姿勢で保持されるので、高さ調整のための作業がし易いという効果を奏する。
〈構成3〉
構成1記載の防振アジャスタにおいて、上記筒型ゴム体の底面近傍に、環状補強板を、当該底面とほぼ平行に埋設したことを特徴とする防振アジャスタ。
環状補強板は、使用時荷重を受けた際に筒型ゴム体の底面近傍部分が水平方向に余分に延出しないように押えると共に、筒型ゴム体の底面部分をすべり止めとして機能させる。
〈構成4〉
構成3記載の防振アジャスタにおいて、上記筒型ゴム体の底面を凹凸面としたことを特徴とする防振アジャスタ。
凹凸面により、すべり止めの効果がより大きくなる。
以下、本発明の実施の形態を実施例により説明する。
図1は、実施例1の防振アジャスタを示す断面図、図2は同防振アジャスタの正面図、図3はその底面図である。
これらの図に示すように、防振アジャスタ10は、中央部に貫通孔12を有する、円盤状の金属板14と、下端部が貫通孔12に嵌入されて金属板14の上面に回転自在に立設された支持ボルト16と、金属板14の下面に、軸心が貫通孔12の中心にほぼ一致するように配置されて固定された筒型ゴム体18とを備えている。
筒型ゴム体18は、円筒状を呈しており、筒型ゴム体18の底面26近傍には、環状補強板28が当該底面26とほぼ平行に埋設されている。環状補強板28は、金属あるいは剛質合成樹脂により形成され、筒型ゴム体18に接着されることにより筒型ゴム体18の下部を補強している。
筒型ゴム体18の底面26は、すべり止めのために凹凸面としてもよい。この凹凸面は、図示を省略するが、筒型ゴム体18の底面26に、縦横に溝を設けたり多数の突起を設けたりすることにより形成される。
支持ボルト16の下端部に、金属板14を挟んだ状態で、金属板14の上面側にスパナ掛け手段22と、金属板14の下面側に抜け防止手段24とがそれぞれ設けられている。スパナ掛け手段22としては、通常のスパナ掛けができる六角ナットの形状をなすものが好ましい。抜け防止手段24としては、支持ボルト16が金属板14の貫通孔12から抜け出ないようにするもので、当該貫通孔12の口径より大きい外径を有する膨出部であればよく、図示のように六角ナットの形状をなすもの、あるいは円柱形でもよい。スパナ掛け手段22及び抜け防止手段24は、支持ボルト16と一体に形成されていてもよいが、別体に形成されたものを支持ボルト16に溶接等により固定されてもよい。
防振アジャスタ10によりコンクリート建築物内における床32に設置される真空ポンプ等の機器34を所望の高さに設置するには、機器34底部に配設されている、ねじ孔を有するナット状部材36に支持ボルト16を螺合させ、スパナ掛け手段22を適宜回動して機器34を上下動させるようにする。
大型の機器に対しては外径の大きい筒型ゴム体18が使用される場合がある。これに対応するために、大きさが異なる筒型ゴム体18が用意される。すなわち、筒型ゴム体18は、被支持体である機器の大きさ、重量等に応じて外径及び高さの異なるものが用いられるが、外径及び高さが変わっても防振性能を維持できるように構成される。
図4は防振アジャスタ10を真空ポンプ等の機器34に取付けた状態を示す正面図、図5は底面図である。
防振アジャスタ10は、例えば、工場で機器底面26の外縁部の所定位置に仮取付けされて機器設置現場に運送される。機器底面26の外縁部には複数のキャスタ40も取付けられており、防振アジャスタ10は図5に示すように、キャスタ40近傍に取付けられる。このとき、これらのキャスタ40の動きを阻害しないように、防振アジャスタ10の高さがキャスタの高さより低くなるように取付けられている。
機器設置現場ではキャスタ40を利用して機器34が所定位置まで移動される。取付け位置が定まったところで、図4に示されるように、スパナ掛け手段22にスパナ掛けを行って防振アジャスタ10の高さがキャスタより高くなるまで、支持ボルト16を回動する。
このようにして機器34を支持した防振アジャスタ10は、機器34の振動による横滑りや機器34の傾きを防止する。また、防振アジャスタ10を網目グレーチングの床上に設置した場合、筒型ゴム体18の底面26が当該グレーチングへの食い込むことがない。
実施例1の防振アジャスタを示す断面図である。 同防振アジャスタの正面図である。 その底面図である。 同防振アジャスタを真空ポンプ等の機器に取付けた状態を示す正面図である。 その底面図である。
符号の説明
10 防振アジャスタ
12 貫通孔
14 金属板
16 支持ボルト
18 筒型ゴム体
20 防振アジャスタ
22 スパナ掛け手段
24 抜け防止手段
26 底面
28 環状補強板

Claims (4)

  1. 中央部に貫通孔を有する金属板と、
    下端部が前記貫通孔に嵌入されて前記金属板の上面に回転自在に立設された支持ボルトと、
    前記金属板の下面に、軸心が前記貫通孔の中心にほぼ一致するように配置され固定された筒型ゴム体とを備えたことを特徴とする防振アジャスタ。
  2. 請求項1記載の防振アジャスタにおいて、
    前記支持ボルトの下端部に、前記金属板を挟んだ状態で、前記金属板の上面側にスパナ掛け手段と、前記金属板の下面側に抜け防止手段とをそれぞれ設けたことを特徴とする防振アジャスタ。
  3. 請求項1記載の防振アジャスタにおいて、
    前記筒型ゴム体の底面近傍に、環状補強板を、当該底面とほぼ平行に埋設したことを特徴とする防振アジャスタ。
  4. 請求項3記載の防振アジャスタにおいて、
    前記筒型ゴム体の底面を凹凸面としたことを特徴とする防振アジャスタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013125234A1 (ja) * 2012-02-22 2013-08-29 Sugita Kikuo 設備機器の免震構造および免震施工法
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