JP2005139947A - 車輌の加速スリップ制御装置 - Google Patents

車輌の加速スリップ制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】トルクコンバータの作動状況に拘らずエンジン回転数の偏差を目標エンジントルクに適正にフィードバックし、加速スリップを更に適正に低減する。
【解決手段】加速スリップを低減するための目標駆動トルクTtt及び目標タービン回転数Nttが演算され(S60、70)、トルクコンバータ12の目標速度比Et、目標トルク比Rt及び目標容量係数Cptが演算され(S80、90)、これらに基づき目標エンジントルクTet及び目標エンジン回転数Netが演算され(S100、110)、トルクコンバータ12の特性を利用して目標エンジン回転数Netに対応するエンジントルクTettと実エンジン回転数Neに対応する目標エンジントルクTetaとの偏差に基づくフィードバック補正量ΔTetが演算され(S120〜140)、目標エンジントルクTetがフィードバック補正量ΔTetにて補正される(S150)。
【選択図】図2

Description

本発明は、車輌の加速スリップ制御装置に係り、更に詳細には駆動系にトルクコンバータを備えた車輌に於いて、エンジントルクが目標エンジントルクになるよう制御する加速スリップ制御装置に係る。
自動車等の車輌の加速スリップ制御装置の一つとして、例えば本願出願人の出願にかかる下記の特許文献1に記載されている如く、駆動輪の加速スリップを低減するための駆動輪の目標駆動トルクに基づき目標エンジントルクを演算し、目標エンジントルクに基づき目標エンジン回転数を演算し、目標エンジン回転数と実エンジン回転数との偏差に基づくフィードバック補正量にて目標エンジントルクを補正し、補正後の目標エンジントルク及び目標エンジン回転数に基づき目標スロットル開度を演算し、目標スロットル開度に基づきエンジンの出力を制御するよう構成された車輌の加速スリップ制御装置が従来より知られている。
かかる加速スリップ制御装置によれば、目標エンジン回転数と実エンジン回転数との偏差に基づくフィードバック補正量にて目標エンジントルクが補正されるので、目標エンジントルクがエンジン回転数の偏差に基づくフィードバック補正量にて補正されない場合に比して目標エンジントルクを適正に演算し、駆動輪の加速スリップを適正に低減することができる。
特開2001−107767号公報
しかし上述の如き従来の加速スリップ制御装置に於いては、駆動系に設けられたトルクコンバータの特性を利用して目標エンジントルクに基づき目標エンジン回転数が演算されるが、フィードバック補正量はエンジン回転数の偏差に基づいてトルクを補正する補正量であると共に、エンジン回転数の偏差に基づくフィードバックゲインが一定であり、フィードバック補正量の演算に際してはトルクコンバータの特性が考慮されていないため、トルクコンバータの作動状況によってはエンジン回転数の偏差に基づくフィードバック補正量にて目標エンジントルクを適正に補正することができない場合があり、この点で改善の余地がある。
特にエンジン回転数の偏差に基づくフィードバック補正が正確であるか否かの問題は、加速スリップを制御する加速スリップ用演算制御装置よりエンジンの出力を制御するエンジン用演算制御装置へ目標エンジントルクが出力され、エンジン用演算制御装置に於いて目標エンジントルク及び目標エンジン回転数に基づいて目標スロットル開度が演算されるのではなく、目標エンジントルク及び実エンジン回転数に基づいて目標スロットル開度が演算される場合に顕著である。
本発明は、目標エンジントルクがエンジン回転数の偏差に基づくフィードバック補正量にて補正されるよう構成された従来の加速スリップ制御装置に於ける上述の如き問題に鑑みてなされたものであり、本発明の主要な課題は、トルクコンバータの特性を利用して目標エンジントルクに対するエンジン回転数の偏差に基づくフィードバック補正量を演算することにより、トルクコンバータの作動状況に拘らずエンジン回転数の偏差に基づくフィードバック補正量にて目標エンジントルクを適正に補正し、これにより駆動輪の加速スリップを更に一層適正に低減することである。
上述の主要な課題は、本発明によれば、請求項1の構成、即ち駆動系にトルクコンバータを備えた車輌に於いて、エンジントルクが目標エンジントルクになるよう制御する車輌の加速スリップ制御装置にして、車輌の加速スリップの状況に基づいて目標エンジントルク及び目標エンジン回転数を演算し、前記トルクコンバータの特性を利用して前記目標エンジントルクに対する前記目標エンジン回転数と実エンジン回転数との偏差に基づくフィードバック補正量を演算し、前記フィードバック補正量にて前記目標エンジントルクを補正し、エンジントルクが前記補正後の目標エンジントルクになるよう制御することを特徴とする車輌の加速スリップ制御装置によって達成される。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1の構成に於いて、前記トルクコンバータの特性を利用して前記目標エンジン回転数に対応するエンジントルク及び実エンジン回転数に対応するエンジントルクを演算し、前記目標エンジン回転数に対応するエンジントルクと前記実エンジン回転数に対応するエンジントルクとの偏差に基づいて前記フィードバック補正量を演算するよう構成される(請求項2の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1又は2の構成に於いて、前記補正後の目標エンジントルク及び実エンジン回転数又は前記目標エンジン回転数に基づき目標スロットル開度を演算し、スロットル開度が前記目標スロットル開度になるよう制御することによりエンジントルクが前記補正後の目標エンジントルクになるよう制御するよう構成される(請求項3の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1乃至3の構成に於いて、車輌の加速スリップの状況に基づいて前記トルクコンバータの目標出力トルク及び目標出力回転数を演算し、前記トルクコンバータの目標出力トルク及び目標出力回転数に基づき前記トルクコンバータの特性を利用して前記目標エンジントルク及び前記目標エンジン回転数を演算するよう構成される(請求項4の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項1乃至4の構成に於いて、前記トルクコンバータの特性は前記トルクコンバータの入出力トルク及び入出力回転数の関係を含むよう構成される(請求項5の構成)。
また本発明によれば、上述の主要な課題を効果的に達成すべく、上記請求項5の構成に於いて、前記トルクコンバータの入出力トルク及び入出力回転数の関係は前記トルクコンバータに対応するトルクコンバータモデルの関係であるよう構成される(請求項6の構成)。
上記請求項1の構成によれば、車輌の加速スリップの状況に基づいて目標エンジントルク及び目標エンジン回転数が演算され、トルクコンバータの特性を利用して目標エンジントルクに対する目標エンジン回転数と実エンジン回転数との偏差に基づくフィードバック補正量が演算され、フィードバック補正量にて目標エンジントルクが補正され、エンジントルクが補正後の目標エンジントルクになるよう制御されるので、トルクコンバータの特性を利用することなく目標エンジントルクに対する目標エンジン回転数と実エンジン回転数との偏差に基づくフィードバック補正量が演算される従来の加速スリップ制御装置の場合に比して、トルクコンバータの作動状況に拘らずエンジン回転数の偏差に基づくフィードバック補正量にて目標エンジントルクを適正に補正し、これにより駆動輪の加速スリップを更に一層適正に低減することができる。
また上記請求項2の構成によれば、トルクコンバータの特性を利用して目標エンジン回転数に対応するエンジントルク及び実エンジン回転数に対応するエンジントルクが演算され、目標エンジン回転数に対応するエンジントルクと実エンジン回転数に対応するエンジントルクとの偏差に基づいてフィードバック補正量が演算されるので、トルクコンバータの作動状況に拘らずエンジン回転数の偏差に基づくフィードバック補正量を正確に演算することができ、これにより目標エンジントルクに対するエンジン回転数の偏差に基づくフィードバックを正確に行うことができる。
また上記請求項3の構成によれば、補正後の目標エンジントルク及び実エンジン回転数又は目標エンジン回転数に基づき目標スロットル開度が演算され、スロットル開度が目標スロットル開度になるよう制御することによりエンジントルクが補正後の目標エンジントルクになるよう制御されるので、正確な目標エンジントルクに基づいて目標スロットル開度を正確に演算することができる。
また上記請求項4の構成によれば、車輌の加速スリップの状況に基づいてトルクコンバータの目標出力トルク及び目標出力回転数が演算され、トルクコンバータの目標出力トルク及び目標出力回転数に基づきトルクコンバータの特性を利用して目標エンジントルク及び目標エンジン回転数が演算されるので、トルクコンバータの作動状況に拘らず目標エンジントルク及び目標エンジン回転数を正確に演算することができる。
また上記請求項5の構成によれば、トルクコンバータの特性はトルクコンバータの入出力トルク及び入出力回転数の関係を含むので、確実にトルクコンバータの特性を利用して目標エンジントルクに対する目標エンジン回転数と実エンジン回転数との偏差に基づくフィードバック補正量を正確に演算することができる。
また上記請求項6の構成によれば、トルクコンバータの入出力トルクの関係及び入出力回転数の関係はトルクコンバータに対応するトルクコンバータモデルの関係であるので、実際のトルクコンバータの特性を反映させて目標エンジントルクに対する目標エンジン回転数と実エンジン回転数との偏差に基づくフィードバック補正量を演算することができると共に、フィードバック補正量等の演算を安定的に行うことができる。
[課題解決手段の好ましい態様]
周知の如く、トルクコンバータの入力回転数(エンジン回転数)及び出力回転数(タービン回転数)をそれぞれNe、Ntとし、トルクコンバータの入力トルク(エンジントルク)及び出力トルク(タービントルク)をそれぞれTe、Ttとすると、トルクコンバータの速度比E及びトルク比Rはそれぞれ下記の式1及び2により表される。
E=Nt/Ne ……(1)
R=Tt/Te ……(2)
またトルクコンバータの容量係数をCpとすると、トルクコンバータの出力トルクTtは下記の式3にて表されるので、式1〜3より下記の式4が成立する。
Te=Cp・Ne2 ……(3)
Tt=R・Cp・Ne2
=R・Cp・(Nt/E)2 ……(4)
上記式4より下記の式5が成立するので、式5の右辺をf(E)と定義すると、トルクコンバータの速度比Eの関数としてf(E)を予め演算しておくことができ、下記の式6に従ってトルクコンバータの速度比Eを求めることができる。
Nt2/Tt=E2/(R・Cp) ……(5)
E=f-1(Nt2/Tt) ……(6)
上記式6より、目標駆動トルクTtt及び目標タービン回転数Nttに基づいてトルクコンバータの目標速度比Etを演算することができ、またトルク比R及び容量係数Cpは速度比Eの関数であり、速度比Eとトルク比R及び容量係数Cpとの間に一定の関係を規定するトルクコンバータモデルを設定することができるので、トルクコンバータの目標速度比Etに基づいて目標トルク比Rt及び目標容量係数Cptを演算することができ、上記式2より、目標駆動トルクTtt及び目標トルク比Rtに基づいて目標エンジントルクTetを演算することができる。
また上記1式より、目標タービン回転数Ntt及びトルクコンバータの目標速度比Etに基づいて目標エンジン回転数Netを演算することができ、或いは上記各式より、目標タービン回転数Ntt、目標容量係数Cpt、トルクコンバータの目標速度比Etに基づいて目標エンジン回転数Netを演算することができる。
更に上記4式より、目標エンジン回転数Net及び目標容量係数Cptに基づいて目標エンジン回転数Netに対応するエンジントルクTettを演算することができ、実エンジン回転数Ne及び目標容量係数Cptに基づいて実エンジン回転数Neに対応するエンジントルクTetaを演算することができ、従って目標エンジン回転数Netに対応するエンジントルクTettと実エンジン回転数Neに対応するエンジントルクTetaとの偏差を演算することにより、目標エンジントルクTetに対する目標エンジン回転数Netと実エンジン回転数Neとの偏差に基づくフィードバック補正量ΔTetを演算することができ、よってトルクコンバータの特性を利用してエンジン回転数の偏差に基づくフィードバック補正量を正確に演算することができる。
従って本発明の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至6の構成に於いて、目標駆動トルクTtt及び目標タービン回転数Nttに基づいて上記式6に対応する下記の式7に従ってトルクコンバータの目標速度比Etを演算するよう構成される(好ましい態様1)。
Et=f-1(Ntt2/Ttt) ……(7)
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至6の構成に於いて、トルクコンバータの目標速度比Etに基づいて目標トルク比Rt及び目標容量係数Cptを演算するよう構成される(好ましい態様2)。
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至6の構成に於いて、目標駆動トルクTtt及び目標トルク比Rtに基づいて上記式2に対応する下記の式8に従って目標エンジントルクTetを演算するよう構成される(好ましい態様3)。
Tet=Ttt/Rt ……(8)
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項1乃至6の構成に於いて、トルクコンバータの目標速度比Etが予め設定された基準値よりも大きいときには、目標タービン回転数Ntt及びトルクコンバータの目標速度比Etに基づいて上記式1に対応する下記の式9に従って目標エンジン回転数Netを演算し、トルクコンバータの目標速度比Etが予め設定された基準値以下であるときには、目標エンジン回転数Net、目標トルク比Rt及び目標容量係数Cptに基づいて上記式2及び3に対応する下記の式10に従って目標エンジン回転数Netを演算するよう構成される(好ましい態様4)。
Net=Ntt/Et ……(9)
Net={Ttt/(Rt・Cpt)}1/2 ……(10)
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様4の構成に於いて、目標エンジン回転数Net及び目標容量係数Cptに基づいて上記式3に対応する下記の式11に従って目標エンジン回転数Netに対応するエンジントルクTettを演算するよう構成される(好ましい態様5)。
Tett=Cpt・Net2 ……(11)
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様4の構成に於いて、実エンジン回転数Ne及び目標容量係数Cptに基づいて上記式3に対応する下記の式12に従って実エンジン回転数Neに対応するエンジントルクTetaを演算するよう構成される(好ましい態様6)。
Teta=Cpt・Ne2 ……(12)
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記好ましい態様5及び6の構成に於いて、Kpをフィードバックゲイン(正の定数)として下記の式13に従って目標エンジントルクTetに対する目標エンジン回転数Netと実エンジン回転数Neとの偏差に基づくフィードバック補正量ΔTetを演算するよう構成される(好ましい態様7)。
ΔTet=Kp(Tett−Teta) ……(13)
本発明の他の一つの好ましい態様によれば、上記請求項3の構成に於いて、補正後の目標エンジントルク及び実エンジン回転数に基づき目標スロットル開度を演算するよう構成される(好ましい態様8)。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を好ましい実施例について詳細に説明する。
図1は後輪駆動車に適用された本発明による車輌の加速スリップ制御装置の実施例1を示す概略構成図(A)及び制御系のブロック線図(B)である。
図1に於いて、10はエンジンを示しており、エンジン10の駆動力はトルクコンバータ12及びトランスミッション14を含む自動変速機16を介してプロペラシャフト18へ伝達される。プロペラシャフト18の駆動力はディファレンシャル20により左後輪車軸22L及び右後輪車軸22Rへ伝達され、これにより駆動輪である左右の後輪24RL及び24RRが回転駆動される。
一方左右の前輪24FL及び24FRは従動輪であると共に操舵輪であり、図1には示されていないが運転者によるステアリングホイールの転舵に応答して駆動されるラック・アンド・ピニオン式のパワーステアリング装置によりタイロッドを介して周知の要領にて操舵される。
エンジン10への吸入空気量は吸気通路26に設けられたスロットルバルブ28により制御され、スロットルバルブ28は電動機を含むスロットルアクチュエータ30により駆動される。スロットルバルブ28の開度はアクセルポジションセンサ32により検出されるアクセルペダル33の踏み込み量に応じてエンジン制御装置34によりスロットルアクチュエータ30を介して制御される。またエンジン10の吸気通路26の各気筒の給気ポートにはガソリンの如き燃料を噴射するインジェクタ36が設けられており、インジェクタ36による燃料噴射量もエンジン制御装置34により制御される。
エンジン制御装置34にはアクセルポジションセンサ32よりアクセルペダル33の踏み込み量(アクセル開度Ap)を示す信号、スロットルポジションセンサ38よりスロットルバルブ28の開度φを示す信号が入力され、また図には示されていない他のセンサよりエンジン回転数Ne、その他のエンジン制御情報を示す信号が入力される。
エンジン制御装置34は通常時にはアクセル開度Ap等に基づき目標エンジントルクTetを演算し、目標エンジントルクTet及び実エンジン回転数Neに基づきスロットルバルブ28の目標開度φstを演算し、スロットルバルブ28の開度を目標開度φstになるよう制御する。
またエンジン制御装置34には後述の如く加速スリップ制御装置40より必要に応じて目標エンジントルクTetを示す信号が入力され、エンジン制御装置34は加速スリップ制御装置40より目標エンジントルクTetを示す信号が入力されているときには該目標エンジントルクTet及び実エンジン回転数Neに基づきスロットルバルブ28の目標開度φstを演算し、スロットルバルブ28の開度を目標開度φstになるよう制御することによりエンジンの出力トルクを増減制御する。
左右の前輪24FL、24FR及び左右の後輪24RL、24RRの制動力は制動装置42の油圧回路44により対応するホイールシリンダ46FL、46FR、46RL、46RRの制動圧が制御されることによって制御される。図には示されていないが、油圧回路44はリザーバ、オイルポンプ、種々の弁装置等を含み、各ホイールシリンダの制動圧は通常時には運転者によるブレーキペダル48の踏み込み操作に応じて駆動されるマスタシリンダ50により制御される。
図1(B)に示されている如く、加速スリップ制御装置40には、前後加速度センサ52より車輌の前後加速度Gxを示す信号及び車輪速度センサ54j(j=FL、FR、RL、RR)より各車輪の車輪速度(周速度)Vwi(i=fl、fr、rl、rr)を示す信号が入力される。また加速スリップ制御装置40には、エンジン制御装置34よりアクセル開度Apを示す信号及びトルクコンバータ12の入力回転数としてのエンジン回転数Neを示す信号が入力され、変速制御装置60よりトランスミッション14のギヤ比Rgを示す信号及びトルクコンバータ12の出力回転数としてのタービン回転数Ntを示す信号が入力される。
尚エンジン制御装置34、加速スリップ制御装置40、変速制御装置60は、実際にはそれぞれCPU、ROM、RAM、入出力ポート装置等を含み、これらが双方向性のコモンバスにより互いに接続された周知の構成のマイクロコンピュータと駆動回路と含むものであってよい。また横加速度センサ52は車輌の左旋回時を正として車輌の横加速度Gyを検出する。
特に図示の実施例1に於いては、加速スリップ制御装置40は、図2及び図3に示されたフローチャートに従って、左右の後輪24RL、24RRの加速スリップが過大であるときには加速スリップを低減するための目標エンジントルクTetを演算し、目標エンジントルクTetを示す信号をエンジン制御装置34へ出力することにより、エンジン10の出力トルクを低下させて左右の後輪24RL、24RRの加速スリップを低減し、車輌の発進性能や加速性能を向上させる。
この場合加速スリップ制御装置40は、加速スリップが過大であるときには加速スリップを低減するための目標駆動トルク(トルクコンバータ12の目標出力トルク)Ttt及び目標タービン回転数(トルクコンバータ12の目標出力回転数)Nttを演算し、トルクコンバータ12の特性(上記各式の関係)を利用して目標駆動トルクTttに基づいて目標エンジントルクTetを演算すると共に、トルクコンバータ12の特性を利用して目標タービン回転数Nttに基づいて目標エンジン回転数Netを演算する。
そして加速スリップ制御装置40は、トルクコンバータ12の特性を利用して目標エンジン回転数Netに対応するエンジントルクTett及び実エンジン回転数Neに対応するエンジントルクTetaを演算し、エンジントルクTett及びTetaの偏差に基づきフィードバック補正量ΔTetを演算し、目標エンジントルクTetをフィードバック補正量ΔTetにて補正し、補正後の目標エンジントルクTetを示す信号をエンジン制御装置34へ出力する
次に図2に示されたフローチャートを参照して実施例に於ける加速スリップ制御のための目標エンジントルク演算制御ルーチンについて説明する。尚図2に示されたフローチャートによる制御は図には示されていないイグニッションスイッチの閉成により開始され、所定の時間毎に繰返し実行される。
まずステップ10に於いては車輌の前後加速度Gxを示す信号等の読み込みが行われ、ステップ20に於いては加速スリップ制御中であるか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ40へ戻り、肯定判別が行われたときにはステップ30へ進む。
ステップ30に於いては例えば左右の後輪24RL、24RRの加速スリップが制御終了基準値以下であるか否かの判別により、スリップ制御の終了条件が成立しているか否かの判別が行われ、肯定判別が行われたときにはステップ10へ戻り、否定判別が行われたときにはステップ60へ進む。
ステップ40に於いては例えば左右の後輪24RL、24RRの加速スリップが制御開始基準値以上であるか否かの判別により、加速スリップ制御の開始条件が成立しているか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ10へ戻り、肯定判別が行われたときにはステップ50へ進む。
ステップ50に於いては例えばアクセル開度Ap及び実エンジン回転数Neに基づき推定される現在のエンジントルクTedが予め設定された基準値Tedo以上であるか否かの判別により、加速スリップ制御の許可条件が成立しているか否かの判別が行われ、否定判別が行われたときにはステップ10へ戻り、肯定判別が行われたときにはステップ60へ進む。
尚ステップ30〜50に於けるスリップ制御の終了条件成立の判定、開始条件成立の判定、許可条件成立の判定は本発明の要旨をなすものではなく、これらの判定は当技術分野に於いて公知の任意の要領にて実行されてよい。
ステップ60に於いては各車輪の車輪速度Vwiに基づき推定車体速度Vbが演算され、左右の後輪24RL、24RRの目標スリップ率St及び推定車体速度Vbに基づき左右の後輪の目標回転速度Vwrtが演算され、目標回転速度Vwrt及び左右の後輪の実回転速度Vwrl、Vwrrに基づき左右の後輪のスリップ量Srl、Srrが演算され、スリップ量Srl、Srriに基づき左右の後輪24RL、24RRの駆動スリップを抑制するための目標駆動トルク(トルクコンバータ12の目標出力トルク)Tttが演算される。
ステップ70に於いては駆動輪である左右の後輪24RL、24RRの駆動スリップを抑制するための目標タービン回転数(トルクコンバータ12の目標出力回転数)Nttが演算される。
ステップ80に於いては目標駆動トルクTtt及び目標タービン回転数Nttに基づき上記式7に従ってトルクコンバータ12の目標速度比Etが演算され、ステップ90に於いては目標速度比Etに基づき図4に示されたグラフに対応するマップよりトルクコンバータ12の目標トルク比Rt及び目標容量係数Cptが演算され、ステップ100に於いては目標駆動トルクTtt及び目標トルク比Rtに基づき上記式8に従って目標エンジントルクTetが演算される。尚図4に示されたトルクコンバータの目標速度比Etと目標トルク比Rt及び目標容量係数Cptとの間の関係はトルクコンバータ12の実際の関係ではなく、演算の安定化を図るべく設定されたトルクコンバータモデルの関係である。
ステップ110に於いては目標タービン回転数Ntt及び目標速度比Etに基づいて目標エンジン回転数Netが演算される。この場合目標速度比Etが例えば0.5の如き基準値Epよりも大きいときには上記式9に従って目標エンジン回転数Netが演算され、目標速度比Etが上記基準値Ep以下であるときには上記式10に従って目標エンジン回転数Netが演算される。
ステップ120に於いては目標エンジン回転数Net及び目標容量係数Cptに基づき上記式11に従って目標エンジン回転数Netに対応するエンジントルクTettが演算され、ステップ130に於いては実エンジン回転数Ne及び目標容量係数Cptに基づき上記式12に従って実エンジン回転数Neに対応する目標エンジントルクTetaが演算される。
ステップ140に於いては上記式13に従って目標エンジントルクTetに対する目標エンジン回転数Netと実エンジン回転数Neとの偏差に基づくフィードバック補正量ΔTetが演算される。尚上記式13に於けるフィードバックゲインKpは正の定数であるが、例えば推定車体速度Vb等に応じて可変設定されてもよい。
ステップ150に於いては上述のステップ100に於いて演算された目標エンジントルクTetにフィードバック補正量ΔTetが加算されることにより補正後の目標エンジントルクTetが演算され、ステップ160に於いてはKdを微分ゲイン(正の定数)とし、sをラプラス演算子として補正後の目標エンジントルクTetが(1+Kd・s)倍されることにより、補正後の目標エンジントルクTetがフィルタ処理されると共に、そのフィルタ処理後の目標エンジントルクTetが加速スリップ制御装置40よりエンジン制御装置34へ出力される。
次に図3に示されたフローチャートを参照して図示の実施例1に於ける目標タービン回転数Nttの演算制御ルーチンについて説明する。
まずステップ72に於いては左右の後輪の実回転速度Vwrl、Vwrrの平均値Vwraに基づき左右の後輪の実回転数Nwraが演算され、実回転数Nwraがトルクコンバータ12のタービン回転数Ntにて除算されることにより自動変速機16のギヤ比Ragが演算される。この場合トランスミッション14のギヤ比Rgに基づいて自動変速機16のギヤ比Ragの精度が確認される。
ステップ74に於いてはステップ60に於いて演算された左右の後輪の目標回転速度Vwrtに基づいて左右の後輪の目標回転数Nwrtが演算され、ステップ76に於いてはディファレンシャルギヤ装置20のギヤ比をRdとして、下記の式14に従って目標タービン回転数Nttが演算される。
かくして図示の実施例1によれば、駆動輪である左右の後輪24RL、24RRの駆動スリップが過大な状況にあるときには、ステップ30に於いて否定判別又はステップ60に於いて肯定判別が行われ、ステップ60及び70に於いてそれぞれ駆動スリップを低減するための目標駆動トルクTtt及び目標タービン回転数Nttが演算され、トルクコンバータ12の特性を利用してステップ80に於いてトルクコンバータ12の目標速度比Etが演算されると共に、ステップ90に於いてトルクコンバータ12の目標トルク比Rt及び目標容量係数Cptが演算され、これらに基づきステップ100及び110に於いてそれぞれ目標エンジントルクTet及び目標エンジン回転数Netが演算される。
そしてステップ120及び130に於いてそれぞれ目標エンジン回転数Netに対応するエンジントルクTett及び実エンジン回転数Neに対応する目標エンジントルクTetaが演算され、トルクコンバータ12の特性を利用してステップ140に於いて目標エンジン回転数Netと実エンジン回転数Neとの偏差に基づく目標エンジントルクTetに対するフィードバック補正量ΔTetが演算され、ステップ150に於いて目標エンジントルクTetがフィードバック補正量ΔTetにて加算補正されることにより補正後の目標エンジントルクTetが演算され、ステップ160に於いて補正後の目標エンジントルクTetがフィルタ処理されると共に、そのフィルタ処理後の目標エンジントルクTetが加速スリップ制御装置40よりエンジン制御装置34へ出力される。
従って図示の実施例によれば、目標エンジン回転数Netと実エンジン回転数Neとの偏差がトルクコンバータ12の特性を利用して対応するエンジントルクの偏差(Tett−Teta)に変換され、目標エンジントルクTetがエンジントルクの偏差に基づくフィードバック補正量ΔTetにて補正されるので、目標エンジン回転数Netと実エンジン回転数Neとの偏差に基づいて一定のフィードバックゲインにて目標エンジントルクTetが直接補正される従来の加速スリップ制御装置の場合に比して、目標エンジントルクTetをエンジン回転数の偏差を適正に目標エンジントルクTetにフィードバックすることができ、トルクコンバータの作動状況に拘らず左右の後輪24RL、24RRの加速スリップを更に一層適正に低減することができる。
特に図示の実施例に於いては、図4に示されたトルクコンバータの目標速度比Etと目標トルク比Rt及び目標容量係数Cptとの間の関係は、演算の安定化を図るべく設定されたトルクコンバータモデルの関係であるので、目標エンジントルクTet等の演算を安定的に行うことができる。
以上に於いては本発明を特定の実施例について詳細に説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
例えば上述の実施例に於いては、目標駆動トルクTtt及び目標タービン回転数Nttはそれぞれステップ60及び70に於いて特定の要領にて演算されるようになっているが、目標駆動トルクTtt及び目標タービン回転数Nttの演算自体は本発明の要旨をなすものではなく、これらの値は当技術分野に於いて公知の任意の要領にて演算されてよい。
また上述の実施例に於いては、それぞれステップ120及び130に於いてそれぞれ目標エンジン回転数Netに対応するエンジントルクTett及び実エンジン回転数Neに対応する目標エンジントルクTetaが演算され、ステップ140に於いて目標エンジン回転数Netと実エンジン回転数Neとの偏差に基づく目標エンジントルクTetに対するフィードバック補正量ΔTetが演算されるようになっているが、目標エンジン回転数Netの二乗と実エンジン回転数Neの二乗との偏差(Net2−Ne2)が演算され、この値に目標容量係数Cptが乗算されることによりフィードバック補正量ΔTetが演算されるよう修正されてもよい。
また上述の実施例に於いては、エンジン制御装置34は加速スリップ制御装置40より目標エンジントルクTetを示す信号が入力されているときには該目標エンジントルクTet及び実エンジン回転数Neに基づきスロットルバルブ28の目標開度φstを演算するようになっているが、目標エンジントルクTet及び目標エンジン回転数Netに基づきスロットルバルブ28の目標開度φstを演算するよう修正されてもよい。
また上述の実施例に於いては、車輌は後輪駆動車であるが、本発明が適用される車輌は前輪駆動車や四輪駆動車であってもよい。
後輪駆動車に適用された本発明による車輌の加速スリップ制御装置の一つの実施例1を示す概略構成図(A)及び制御系のブロック線図(B)である。(実施例1) 実施例に於ける加速スリップ制御のための目標エンジントルク演算制御ルーチンを示すフローチャートである。 図2に示されたフローチャートのステップ30に於ける目標駆動トルク演算ルーチンを示すフローチャートである。 トルクコンバータの目標速度比Etと目標トルク比Rt及び目標容量係数Cptとの間の関係を示すグラフである。
符号の説明
10 エンジン
12 トルクコンバータ
16 自動変速機
34…エンジン制御装置
40…駆動力制御装置
42…制動装置
52…前後加速度センサ
54j…車輪速度センサ
60…変速制御装置

Claims (6)

  1. 駆動系にトルクコンバータを備えた車輌に於いて、エンジントルクが目標エンジントルクになるよう制御する車輌の加速スリップ制御装置にして、車輌の加速スリップの状況に基づいて目標エンジントルク及び目標エンジン回転数を演算し、前記トルクコンバータの特性を利用して前記目標エンジントルクに対する前記目標エンジン回転数と実エンジン回転数との偏差に基づくフィードバック補正量を演算し、前記フィードバック補正量にて前記目標エンジントルクを補正し、エンジントルクが前記補正後の目標エンジントルクになるよう制御することを特徴とする車輌の加速スリップ制御装置。
  2. 前記トルクコンバータの特性を利用して前記目標エンジン回転数に対応するエンジントルク及び実エンジン回転数に対応するエンジントルクを演算し、前記目標エンジン回転数に対応するエンジントルクと前記実エンジン回転数に対応するエンジントルクとの偏差に基づいて前記フィードバック補正量を演算することを特徴とする請求項1に記載の車輌の加速スリップ制御装置。
  3. 前記補正後の目標エンジントルク及び実エンジン回転数又は前記目標エンジン回転数に基づき目標スロットル開度を演算し、スロットル開度が前記目標スロットル開度になるよう制御することによりエンジントルクが前記補正後の目標エンジントルクになるよう制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の車輌の加速スリップ制御装置。
  4. 車輌の加速スリップの状況に基づいて前記トルクコンバータの目標出力トルク及び目標出力回転数を演算し、前記トルクコンバータの目標出力トルク及び目標出力回転数に基づき前記トルクコンバータの特性を利用して前記目標エンジントルク及び前記目標エンジン回転数を演算することを特徴とする請求項1乃至3に記載の車輌の加速スリップ制御装置。
  5. 前記トルクコンバータの特性は前記トルクコンバータの入出力トルク及び入出力回転数の関係を含むことを特徴とする請求項1乃至4に記載の車輌の加速スリップ制御装置。
  6. 前記トルクコンバータの入出力トルク及び入出力回転数の関係は前記トルクコンバータに対応するトルクコンバータモデルの関係であることを特徴とする請求項5に記載の車輌の加速スリップ制御装置。
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