JP2005139750A - 枠体及び網戸 - Google Patents

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Tetsuya Murakami
哲也 村上
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Abstract

【課題】 汚れを容易に落とすことができる網戸を提供すること。
【解決手段】 第一の縦枠体101Aと第二の縦枠体101Bと上枠体101Cと下枠体101Dとにより矩形状に形成されている枠体101の内、上枠体101Cには、枠体101に取り付けた網102に水を垂らすための給水用貫通孔104が形成されていることを特徴とする網戸100を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、網戸用の枠体及びこの枠体を有する網戸に関する。
家等の窓には、蚊や蠅等が室内に入り込まないように、従来から網戸が取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
このような網戸は屋外に設置されるため、汚れが付着する。
網戸に付着した汚れは、水をかけることにより除去するのが一般的であるが、水で除去することが困難な油脂等が混合されると、水での除去は困難となる。
そこで、油脂等が混合された汚れを容易に除去するために、酸化チタン(TiO2)に代表される光触媒を網戸に塗布し、光触媒の光誘起酸化分解反応により油脂等を分解し、光触媒の光誘起親水化反応により網戸への汚れの固着を防止して、雨が降った際の雨水により網戸のクリーニングを行ういわゆるセルフクリーニングも行われている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−287078号公報 特開平9−195647号公報
しかしながら、網戸の外側から水をかけて水洗いをする場合、かけた水が窓等にもかかり、網戸を洗うとともに窓も洗わなければならず不便であった。
また、上述したセルフクリーニングでは、降水量の少ない地域や時期では、網戸に汚れが堆積してしまう。
そこで、本発明は、容易に汚れを除去することができる網戸用の枠体及びこのような枠体を用いた網戸を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、網戸用の枠体であって、前記枠体の内、上方に位置する枠体には、給水用貫通孔が少なくとも一つ形成されており、前記給水用貫通孔に水を供給することで、前記枠体に取り付けた網に水を垂らすことができるようにしたことを特徴とする枠体を提供する。
このような枠体を提供することにより、枠体に設けられている給水用貫通孔から網に水を垂らすことにより、容易に網に付いた汚れを除去することができるようになる。
ここで、このような給水用貫通孔については、枠体の側面に形成しておくことで、容易に水を供給することができるようになる。
また、枠体の内、上方に位置する枠体内に、保水材を挿入しておくことで、枠体に取り付けた網に対して水を均等に垂らすことができるようになる。
なお、このような枠体は、枠体単体で提供しても良いし、網を取り付けた網戸として提供することもできる。
また、このような枠体に取り付ける網については、光触媒を含有したコーティングを施したものを用いることで、降水量の少ない地域や時期でも網戸の汚れを除去することができるようになる。
以上のように、本発明によれば、網戸用の枠体の内、上方に位置する枠体に給水用貫通孔が形成されているため、この給水用貫通孔に水を供給し、網に水を垂らすことで、容易に汚れを除去することができるようになる。
図1は、本発明の一実施形態に係る網戸100の正面図である。
本実施形態に係る網戸100は、枠体101及び網102により構成されている。
枠体101は、上下方向に延びる第一の縦枠体101A及び第二の縦枠体101Bと、第一の縦枠体101A及び第二の縦枠体101Bの上端を連結する上枠体101Cと、第一の縦枠体101A及び第二の縦枠体101Bの下端を連結する下枠体101Dと、により矩形状に形成されている。
本実施形態に係る枠体101は、耐腐食性に優れるアルミニウムにより形成されているが、これに限定されるわけではない。
図2(上枠体101Cの縦断面図)に表されているように、枠体101の内、上枠体101Cは、下方を解放したコの字状に形成されており、コの字状に形成された上枠体101Cの内部には、ウレタン素材からなる保水材103が挿入されている。
保水材103は、後述する給水用貫通孔104から供給された水を吸収することができるように多数の気泡を有するスポンジ状に形成されている。
コの字状に形成された上枠体101Cの両側面には、給水用貫通孔104が設けられており、この給水用貫通孔104を介して上枠体101Cの内部に挿入されている保水材103に水を補給することができるようにされている。
ここで、本実施形態においては、上枠体101Cの片方の側面に四つの給水用貫通孔104がそれぞれ等しい間隔を離して形成されているが(図1の裏面側の側面の同じ位置に、給水用貫通孔104が形成されている)、この数及び位置については、適切に水を補給することができる範囲で適時変更可能である。
枠体101の内側には、網102が取り付けられている。
本実施形態における網102については、縦糸102aと横糸102bとを格子状に編み込むことにより形成されているが、このような態様に限定されるわけではなく、通気性を有するとともに、蚊や蠅などの虫が室内に入り込むことを防止することができる範囲で適時選択することができ、例えば、適度な間隔で孔を穿ったメッシュ状のものを用いることもできる。
ここで、網102を形成する縦糸102a及び横糸102bの表面には、光触媒である酸化チタン(TiO2)を含有するコーティング被膜が形成されている。
このように、酸化チタンを含有するコーティング被膜を施すことにより、網102に太陽光や蛍光灯の光が照射されると、酸化チタンの内部で正孔(h+)及び電子(e-)を生成して、有機物を酸化分解することで(光誘起酸化分解反応)、油脂等の汚れを分解することができるようになる。
また、酸化チタンに太陽光や蛍光灯の光が照射されると、酸化チタンの表面に水との親和性の高い−OH(親水基)が形成されることで(光誘起親水化反応)、水の薄膜が形成されて、網102に汚れが固着してしまうことを防止して、水により容易に汚れを落とすことができるようになる。
以上のように、本実施形態に係る網戸100を形成したので、枠体101の上枠体101Cに形成されている給水用貫通孔104に水を補給し、上枠体101Cの内部に挿入されている保水材103に水を含ませ、この保水材103の保水力以上に水を供給することにより、この枠体101の内側に取り付けられている網102に水を垂らすことができるようになる。
そして、網102は酸化チタンを含有するコーティング被膜が施された縦糸102aと横糸102bとにより形成されているため、油脂等の汚れが分解され、かつ、水の薄膜で汚れが隔離されているため、垂らした水により容易に汚れを落とすことができるようになる。
なお、本実施形態では、上枠体101Cの両側面に給水用貫通孔103を設けたが、このような態様に限られず、上枠体101Cの片方の側面にのみ給水用貫通孔103を設けることも可能である。
また、本実施形態においては、上枠体101C内に挿入する保水材103をウレタン素材により形成したが、これに限定されるわけではなく、例えば、ポリエチレンやセルロースにより形成することも可能である。
さらに、本実施形態においては、網102に酸化チタンによるコーティングを施したが、酸化チタンに限られるわけではなく、少なくとも光誘起酸化分解反応を有する光触媒、例えば、ペロブスカイト型遷移金属酸化物(SrTiO3)、酸化亜鉛(ZnO)、硫化カドニウム(CdS)、酸化スズ(SnO2)等を使用することも可能である。
一実施形態に係る網戸100の正面図。 上枠体101Cの縦断面図。
符号の説明
100 網戸
101 枠体
102 網
103 保水材
104 貫通孔

Claims (5)

  1. 網戸用の枠体であって、
    前記枠体の内、上方に位置する枠体には、給水用貫通孔が少なくとも一つ形成されており、前記給水用貫通孔に水を供給することで、前記枠体に取り付けた網に水を垂らすことができるようにしたことを特徴とする枠体。
  2. 前記給水用貫通孔は、前記枠体の側面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の枠体。
  3. 上方に位置する前記枠体内には、保水材が挿入されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の枠体。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の枠体に網を取り付けたことを特徴とする網戸。
  5. 前記網は、光触媒を含有したコーティングを施したものであることを特徴とする請求項4に記載の網戸。


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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007289018A (ja) * 2006-04-21 2007-11-08 Nakada Sangyo Kk 消臭機能付き畜舎、消臭機能付き屋外施設及び消臭機能付きネット
JP2008121158A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Nakada Sangyo Kk 防塵ネット
JP2012075386A (ja) * 2010-10-01 2012-04-19 Oba Building Maintenance Kk 鳥類忌避ネット

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