JP3098657U - 清掃不要の虫除け網、及び網戸 - Google Patents
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Abstract
【課題】虫除け網に二酸化チタンと紫外線との光触媒反応を発生させ、その酸化作用で、防汚、殺菌、大気汚染防止などをする網、及び網戸を提供する。
【解決手段】アルミサッシなどの建具1に虫除け網2を張り、網の部分に二酸化チタン塗料を塗布、及び網を製造する原料の樹脂に二酸化チタンを混入して製造した虫除け網。
【選択図】 図1
【解決手段】アルミサッシなどの建具1に虫除け網2を張り、網の部分に二酸化チタン塗料を塗布、及び網を製造する原料の樹脂に二酸化チタンを混入して製造した虫除け網。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、虫除け網に二酸化チタンと紫外線との光触媒反応を発生させ、その酸化作用で、防汚、殺菌、大気汚染防止などをする網、及び網戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、虫除け網戸の清掃は、ブラシなどを使って洗剤で洗い、手作業でおこなうか、新品に張り替えるしかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのために、次のような欠点があった。
(イ)ブラシなどで洗うと、網を破いてしまったり、編み目を壊してしまうことがあり、網の張り替えと、洗うための場所、洗剤が必要で、河川、大気汚染につながる。
(ロ)また、網の片面を洗うと反対側に汚れが移り、清掃に時間がかかった。
(ハ)網が汚れると室内外からの美観が悪く、カビなどで不衛生であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
アルミサッシなどの建具(1)に張った虫除け網(2)に二酸化チタンの塗料(3)を塗布する。
または、網の原料の樹脂に二酸化チタン(7)を混入して塗布と同様の性能を得るために、二酸化チタン入りの糸を作り、虫除け網を作る。
【0005】
【発明実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ) アルミサッシなどの建具(1)に張った虫除け網(2)に二酸化チタンの塗料(3)を、スプレーガン(5)、塗布ローラー(6)で網の裏表に塗り、1〜2時間かけて、室温で塗料を乾燥させる。
(ロ) すでに、網の樹脂製糸(8)に二酸化チタン(6)を練り混んだもの、または、二酸化チタン塗料(3)を塗布した網をアルミサッシなどの建具(1)に張る。
【0006】
本発明は以上のような構造で、塗料による美観の変化がなく、安全で使用方法なども従来と変わるところがないものである。
【0007】
【発明の効果】
酸化された汚染物質は、風化された状態になり、風や雨で払拭されてしまい、清掃と長期間張り替えが不要で、殺菌効果があり、美観が損なわれない。
また、一部、汚れが取れない場合でも、ホースなどで水を掛ければ、簡単に汚れを落とすことが出来、従来の様な洗剤による清掃で、広い場所と時間を必要としない。
以上のような理由で、無駄に資源を使うことなく、河川の汚染防止などに寄与する。
従来、不要になった網を焼却した場合は、大気汚染の原因にもなる有害物質を排出す恐れがあったが、二酸化チタンを付着、混入した網は、焼却した場合でも、二酸化チタンの働きで、焼却時発生する有害物質を、ほぼ無毒化する事が出来る。
従って、経済的負担の軽減と資源の無駄を省き、公害を少なくし、多くの労力を必要とせず、清掃のためのランニングコストがほとんど不要な網戸である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の塗布状態を示す説明図
【図3】本発明の網の樹脂製糸の断面を示す説明図
【符号の説明】
1 アルミサッシ部または木製建具部
2 虫除け網
3 二酸化チタン塗料
4 樹脂製網
5 スプレーガン
6 塗布ローラー
7 二酸化チタン
8 網の樹脂製糸
【考案の属する技術分野】
この考案は、虫除け網に二酸化チタンと紫外線との光触媒反応を発生させ、その酸化作用で、防汚、殺菌、大気汚染防止などをする網、及び網戸に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、虫除け網戸の清掃は、ブラシなどを使って洗剤で洗い、手作業でおこなうか、新品に張り替えるしかなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのために、次のような欠点があった。
(イ)ブラシなどで洗うと、網を破いてしまったり、編み目を壊してしまうことがあり、網の張り替えと、洗うための場所、洗剤が必要で、河川、大気汚染につながる。
(ロ)また、網の片面を洗うと反対側に汚れが移り、清掃に時間がかかった。
(ハ)網が汚れると室内外からの美観が悪く、カビなどで不衛生であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
アルミサッシなどの建具(1)に張った虫除け網(2)に二酸化チタンの塗料(3)を塗布する。
または、網の原料の樹脂に二酸化チタン(7)を混入して塗布と同様の性能を得るために、二酸化チタン入りの糸を作り、虫除け網を作る。
【0005】
【発明実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ) アルミサッシなどの建具(1)に張った虫除け網(2)に二酸化チタンの塗料(3)を、スプレーガン(5)、塗布ローラー(6)で網の裏表に塗り、1〜2時間かけて、室温で塗料を乾燥させる。
(ロ) すでに、網の樹脂製糸(8)に二酸化チタン(6)を練り混んだもの、または、二酸化チタン塗料(3)を塗布した網をアルミサッシなどの建具(1)に張る。
【0006】
本発明は以上のような構造で、塗料による美観の変化がなく、安全で使用方法なども従来と変わるところがないものである。
【0007】
【発明の効果】
酸化された汚染物質は、風化された状態になり、風や雨で払拭されてしまい、清掃と長期間張り替えが不要で、殺菌効果があり、美観が損なわれない。
また、一部、汚れが取れない場合でも、ホースなどで水を掛ければ、簡単に汚れを落とすことが出来、従来の様な洗剤による清掃で、広い場所と時間を必要としない。
以上のような理由で、無駄に資源を使うことなく、河川の汚染防止などに寄与する。
従来、不要になった網を焼却した場合は、大気汚染の原因にもなる有害物質を排出す恐れがあったが、二酸化チタンを付着、混入した網は、焼却した場合でも、二酸化チタンの働きで、焼却時発生する有害物質を、ほぼ無毒化する事が出来る。
従って、経済的負担の軽減と資源の無駄を省き、公害を少なくし、多くの労力を必要とせず、清掃のためのランニングコストがほとんど不要な網戸である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図
【図2】本発明の塗布状態を示す説明図
【図3】本発明の網の樹脂製糸の断面を示す説明図
【符号の説明】
1 アルミサッシ部または木製建具部
2 虫除け網
3 二酸化チタン塗料
4 樹脂製網
5 スプレーガン
6 塗布ローラー
7 二酸化チタン
8 網の樹脂製糸
Claims (1)
- アルミサッシなどの建具(1)に虫除け網(2)を張り、網の部分に二酸化チタン塗料(3)を塗布、及び網を製造する原料の樹脂に二酸化チタン(7)を混入して製造した
虫除け網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004211U JP3098657U (ja) | 2003-06-18 | 2003-06-18 | 清掃不要の虫除け網、及び網戸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003004211U JP3098657U (ja) | 2003-06-18 | 2003-06-18 | 清掃不要の虫除け網、及び網戸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3098657U true JP3098657U (ja) | 2004-03-11 |
Family
ID=43252408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003004211U Expired - Fee Related JP3098657U (ja) | 2003-06-18 | 2003-06-18 | 清掃不要の虫除け網、及び網戸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3098657U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006180759A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Daio Kasei Kk | 農業用防虫網 |
JP2012075386A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Oba Building Maintenance Kk | 鳥類忌避ネット |
-
2003
- 2003-06-18 JP JP2003004211U patent/JP3098657U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006180759A (ja) * | 2004-12-27 | 2006-07-13 | Daio Kasei Kk | 農業用防虫網 |
JP2012075386A (ja) * | 2010-10-01 | 2012-04-19 | Oba Building Maintenance Kk | 鳥類忌避ネット |
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