JP2005139648A - 縁なし薄畳 - Google Patents

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Yuichi Katsuura
雄一 勝浦
Katsutoshi Sasagawa
勝利 笹川
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Abstract

【課題】畳表面だけでなく裏面の外観を保ちかつ滑り止めの効果を有する。
【解決手段】本発明の縁なし薄畳は、角形の芯板11と、芯板の表面、表面に続く芯板の端面及び芯板の裏側周辺をそれぞれ被覆して芯板の裏側周辺に固着して設けられた表面シート12とを備え、芯板の裏面周辺に固着して設けられた表面シートの端縁を被覆しかつ芯板の大きさよりも小さい裏面シート13が芯板裏面に重ね合わされ、裏面シートの端縁を被覆しかつ芯板の端面に沿う縁帯用テープ14が配設されたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、洋間のフローリング等の上に置いて使用される縁なし薄畳に関するものである。
畳は、木質のフローリングにはないぬくもりがあり、古来より日本人の生活になくてはならないものとされてきた。日本古来の藁床の畳は重く持ち運びが大変であるため、最近は、おが屑をポリプロピレン等の合成樹脂で固めたインシュレーションボードや、発泡スチロールを芯材とする軽量の薄畳が多く用いられている。また、洋間においてもフローリングの上に部分的に畳を置く、いわゆる置き畳が流行している。
更に、置き畳の中でも特に縁なし薄畳が多く用いられている。この縁なし薄畳はイ草と直角方向の辺に通常設けられている縁が無いもので形状は限定しないが、正方形タイプが多く、このタイプはフローリングの部屋の一部に敷く場合に好まれる。
このような縁なし薄畳は、その厚さが薄く、重量も軽いためフローリングの上に敷いたとしても僅かな外力で移動してしまう不安定性があった。そのため床に密着して移動しにくい縁なし薄畳として、合成樹脂シート及び芯材との組合せからなる畳床に人工イ草からなる畳表を積層してなる畳構造体の裏面に、滑り止めシートを積層した置き敷き畳が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。上記特許文献1の畳は重量が軽くてフローリング施工することができ、しかも、床に密着して移動しにくく安定な審美性及びファッション性に優れた美しいフローリングを提供できる。
特開平10−131463号公報(請求項1及び請求項9、段落[0010])
しかし上記特許文献1に示される縁なし畳は、畳表を畳床の縁部で折り曲げて畳床を被覆し、その裏面で固定している。更にその畳床裏面に滑り止めシートを積層した構造を有する。そのため、強い外力がかかって畳が床からずれたりすると、滑り止めシートがめくれて下地がむき出しになってしまうおそれがあり、滑り止めシートを固定する面で問題があった。
一方、芯板を畳表により被覆して芯板裏面に固着した場合、畳表端縁からほつれが生じてしまう問題もあった。畳表端縁のほつれを防ぐ方法として、畳表を芯板裏面に固着する際にタッカー等の止め針で固定した後、その針面を隠すために市販の粘着テープ等を針の上から貼る方法や、上記方法と仕上がりは全く同じであるが、畳表端縁のほつれを更に防止するために、ホットメルト接着剤等で畳表を芯板裏面に接着してからタッカー等の止め針で固定した後、その針面を隠すために市販の粘着テープ等を針の上から貼る方法等が考えられる。
しかし縁なし薄畳は置き畳として使用されることから通常の畳とは異なり、持ち運びされ、畳の裏面が露わになることが多い。そのため、上記方法を用いて畳表端縁のほつれを防止したとしても、畳裏面の外観が商品として十分とはいえない問題があった。
本発明の目的は、畳表面だけでなく裏面の外観を保ちかつ滑り止めの効果を有する縁なし薄畳を提供することにある。
請求項1に係る発明は、図1及び図3(c)に示すように、角形の芯板11と、芯板11の表面、表面に続く芯板11の端面及び芯板11の裏側周辺をそれぞれ被覆して芯板11の裏側周辺に固着して設けられた表面シート12とを備えた縁なし薄畳の改良である。その特徴ある構成は、芯板11の裏面周辺に固着して設けられた表面シート12の端縁を被覆しかつ芯板11の大きさよりも小さい裏面シート13が芯板11裏面に重ね合わされ、裏面シート13の端縁を被覆しかつ芯板11の端面に沿う縁帯用テープ14が配設されたところにある。
請求項1に係る縁なし薄畳では、裏面シートの端縁を被覆しかつ芯板の端面に沿う縁帯用テープを配設された構造とすることで、畳表面だけでなく裏面の外観を保ちかつ滑り止めの効果を有する。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明であって、芯板が畳芯であり、表面シートがイ草茎からなる畳表である縁なし薄畳である。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明であって、表面シートの端縁が止め針で芯板に固定された縁なし薄畳である。
請求項3に係る縁なし薄畳では、表面シートの端縁を止め針で芯板に固定することで表面シート端縁のほつれを防止できる。
請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明であって、裏面シートが布地、ボア、絨毯、カーペット又はイ草茎からなる畳表で形成された縁なし薄畳である。
請求項4に係る縁なし薄畳では、裏面シートに上記列挙した材質のものを使用することで、表面のみならず裏面を上面にしていわゆるリバーシブル畳として使用することもできる。
請求項5に係る発明は、請求項1に係る発明であって、図2(a)、図2(b)にそれぞれ示すように、縁帯用テープ14が芯板11の端面に沿って裏返しに接着され、接着された縁帯用テープ14が芯板11裏側周辺に設けられた表面シート12とともに止め針16により芯板11に更に固定され、図3(a)〜図3(c)にそれぞれ示すように、固定位置に沿って芯板11の中心方向に折返して折返し部分が裏面シート13に接着された縁なし薄畳である。
請求項5に係る縁なし薄畳では、従来縁帯付き畳に使用されていた縁帯用テープを表面シートの固定や裏面シートの固定に役立てることができる。
本発明の縁なし薄畳は、芯板の裏面周辺に固着して設けられた表面シートの端縁を被覆し、かつ芯板の大きさよりも小さい裏面シートが芯板裏面に重ね合わされ、裏面シートの端縁を被覆しかつ芯板の端面に沿って縁帯用テープが配設された構造とすることで、畳表面だけでなく裏面の外観を保ちながら、滑り止めの効果を有する。
次に本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図3(c)に示すように、本発明の縁なし薄畳は、角形の芯板11と、この芯板の表面、表面に続く芯板の端面及び芯板の裏側周辺をそれぞれ被覆して芯板の裏側周辺に固着して設けられた表面シート12とを備える。芯板11は角形を形成する。正方形や長方形等の四角形が好適であるが、三角形や五角形、六角形等、薄畳を加工することが可能であればその特にその形状には限定されない。芯板11は畳芯が好ましいが、従来より畳の芯板に用いられている既存の材料であれば特に限定されない。
表面シート12は、芯板11の表面、表面に続く芯板の端面及び芯板の裏側周辺をそれぞれ被覆して芯板11の裏側周辺に固着して設けられる。表面シート12の芯板11裏面周辺への固着にはホットメルト接着剤等が使用される。また表面シート12の端縁は止め針で芯板11に固定してもよい。表面シート12の端縁を止め針で芯板11に固定することで表面シート12端縁のほつれを防止できる。表面シート12の材質は、イ草茎からなる畳表が好ましい。
次に、芯板11の裏面周辺に固着して設けられた表面シート12の端縁を被覆しかつ芯板11の大きさよりも小さい裏面シート13を芯板11裏面に重ね合わせる。裏面シート13の材質としては、布地、ボア、絨毯、カーペット又はイ草茎からなる畳表で形成されたものが好ましい。裏面シート13に上記列挙した材質のものを使用することで、本発明の縁なし薄畳を表面のみならず裏面を上面にしていわゆるリバーシブル畳として使用することもできる。芯板11裏面への重ね合わせは、裏面シート13の端縁のみに接着剤等を塗布して芯板11裏面に接着してもよいし、裏面シート13全面に接着剤等を塗布して芯板11裏面の全面に接着してもよい。
次に、裏面シート13の端縁を被覆しかつ芯板の端面に沿う縁帯用テープ14が配設される。縁帯用テープ14の配設は、図2(a)及び図2(b)にそれぞれ示すように、裏面シート13の端縁が隠れるように芯板11の端面に沿って裏返しに接着する。この接着された縁帯用テープ14は芯板11裏側周辺に設けられた表面シート12とともに止め針16により芯板11に更に固定される。止め針16にはタッカー等を用いることが好ましい。続いて図3(a)及び図3(b)にそれぞれ示すように、縁帯用テープ14を固定位置に沿って芯板11の中心方向に折返す。更に、図3(c)に示すように、縁帯用テープ14の裏面に接着剤等を塗布して折返し部分を裏面シート13に接着する。この縁帯用テープ14の配設を各端縁全てに施すことで図1に示すように、従来縁帯付き畳に使用されていた縁帯用テープ14を表面シート12の固定や裏面シート13の固定に役立てることができる。
なお本発明の縁なし薄畳は、裏面シート13に模様を施した材料を用いた場合には縁帯用テープ14には無地の材料を用いることで、裏面シート13に無地の材料を用いた場合には縁帯用テープ14に模様を施した材料を用いることで、それぞれ裏面の外観がデザイン性に優れたものとなる。
本発明の縁なし薄畳を示す底面図。 裏面に縁帯用テープを固定した状況を示す図。 図2(a)のA−A線断面図。 裏面に縁帯用テープを折返した状況を示す図。 図3(a)のA’−A’線断面図。 図3(b)の縁帯用テープの折返し部分を接着したときの断面図。
符号の説明
10 縁なし薄畳
11 芯板
12 表面シート
13 裏面シート
14 縁帯用テープ

Claims (5)

  1. 角形の芯板(11)と、前記芯板(11)の表面、前記表面に続く芯板(11)の端面及び芯板(11)の裏側周辺をそれぞれ被覆して前記芯板(11)の裏側周辺に固着して設けられた表面シート(12)とを備えた縁なし薄畳において、
    前記芯板(11)の裏面周辺に固着して設けられた表面シート(12)の端縁を被覆しかつ前記芯板(11)の大きさよりも小さい裏面シート(13)が前記芯板(11)裏面に重ね合わされ、
    前記裏面シート(13)の端縁を被覆しかつ芯板(11)の端面に沿う縁帯用テープ(14)が配設されたことを特徴とする縁なし薄畳。
  2. 芯板(11)が畳芯であり、表面シート(12)がイ草茎からなる畳表である請求項1記載の縁なし薄畳。
  3. 表面シート(12)の端縁が止め針で芯板(11)に固定された請求項1記載の縁なし薄畳。
  4. 裏面シート(13)が布地、ボア、絨毯、カーペット又はイ草茎からなる畳表で形成された請求項1記載の縁なし薄畳。
  5. 縁帯用テープ(14)が芯板(11)の端面に沿って裏返しに接着され、前記接着された縁帯用テープ(14)が前記芯板(11)裏側周辺に設けられた表面シート(12)とともに止め針(16)により前記芯板(11)に更に固定され、前記固定位置に沿って前記芯板(11)の中心方向に折返して前記折返し部分が裏面シート(13)に接着された請求項1記載の縁なし薄畳。
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