JP2005139128A - 歯垢染色用組成物 - Google Patents

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JP2005139128A
JP2005139128A JP2003378130A JP2003378130A JP2005139128A JP 2005139128 A JP2005139128 A JP 2005139128A JP 2003378130 A JP2003378130 A JP 2003378130A JP 2003378130 A JP2003378130 A JP 2003378130A JP 2005139128 A JP2005139128 A JP 2005139128A
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Abstract

【解決手段】
染着色素としてクチナシ青色素を含有すると共に、ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩を配合してなることを特徴とする歯垢染色用組成物。
【効果】
本発明の歯垢染色用組成物は、高い歯垢染色機能を有し、更に処置時に歯垢染色用組成物が付着しやすい衣服等の部位への染着の除去が容易である。
【選択図】 なし。

Description

本発明は、歯牙表面の歯垢染色性及び衣服等への口腔組織以外の部位への染着除去性を向上させた歯垢染色用組成物に関する。
歯垢は、う蝕及び歯周病の原因の一つとされ、ブラッシング等による歯垢の効果的な除去が提唱、実践されている。しかし、口腔内のプラークは視認が困難であり、またブラッシングしにくい歯間部、歯肉辺縁部、歯冠部に多く存在するため、一般的な口腔清掃では充分に除去されていないのが現状である。これらの問題を解決するために、歯科医院などでは各種歯垢染色液が使用され、歯垢を視認化することによって効果的に歯垢が除去できるよう指導が行われている。歯垢染色剤としては、エリスロシン液、中性紅液、ヨウ素を主成分とする液、サフラニン水溶液等が使用されている。これら従来の歯垢染色液は、歯垢の他に歯肉、口唇、舌面、口腔内粘膜も染色し、長時間落ちないため不快感があるばかりでなく、処置時に衣服等に付着した場合、通常の漂白、洗濯では染着色が落ちないため使用性に劣っているのが現状である。これら使用性を向上させる技術として、選択的歯垢染色技術(例えば、特許文献1参照)、舌などへの染着力低下技術(例えば、特許文献2参照)が提案されている。
しかし、これら技術のみでは、歯垢以外の口腔組織への染着性は低減するが、衣服等、口腔組織以外の部位への染着力を低減させ、染着除去を容易にすることができないため、使用性の根本的な改善には至っていないという問題点がある。
また、クチナシ青色素を口腔用組成物に配合することによる光での変色や変臭の抑制技術(特許文献3参照)、長期間保存での変退色維持技術(特許文献4参照)、色素としての使用(特許文献5参照)が提案されているが、これら技術におけるクチナシ青色素配合量は低濃度であるため、実際に歯垢染色の目的で使用した場合には、衣服等、口腔組織以外の部位への染着力は弱く、通常の漂白、洗濯により、染着色を落とすことは可能であるが、充分に歯牙表面の歯垢を染色できず、歯垢を視覚的に認知できないという問題点がある。
特開2003−52725号公報 特開2002−265340号公報(表1、表2及び表3) 特開2001−278757号公報 特開平8−310928号公報 特開平10−182388号公報
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、クチナシ青色素を含有する歯垢染色用組成物において、歯牙表面の歯垢を効果的に染色し、歯垢以外の口腔組織だけでなく、処置時に歯垢染色用組成物が付着しやすい衣服等の部位への染着の除去が容易な組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは前記目的を達成するため鋭意検討の結果、染着色素としてクチナシ青色素を使用した歯垢染色用組成物に、ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩を配合することにより、歯牙表面の歯垢への染色性が向上し、衣服等の口腔組織以外の部位への染着の除去が容易な、歯垢染色を目的とする高機能の歯垢染色用組成物が得られることを見出し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、染着色素としてクチナシ青色素を含有すると共に、ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩を配合してなることを特徴とする歯垢染色用組成物を提供する。この場合、該組成物は、検査用歯垢染色液として、或いは歯磨剤として調製することができる。
本発明の歯垢染色用組成物は、高い歯垢染色機能を有し、更に処置時に歯垢染色用組成物が付着しやすい衣服等の部位への染着の除去が容易である。
本発明の歯垢染色用組成物は、クチナシ青色素とヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩を含有する。
ここで、クチナシ青色素は、アカネ科クチナシ属の植物の果実から得られたイリドイド配糖体とタンパク質分解物の混合物にβ−グルコシダーゼを添加して得られるものをいう。具体的には、日農化学工業製のニチノーカラーBLUE−LやニチノーカラーBLUE−B150、キリヤ化学製のキリヤスブルーEL、三菱化学フーズ製のテクノカラーブルー等を用いることができ、そのなかでもニチノーカラーBLUE−Lが最も好ましい。クチナシ青色素の配合量は、純分換算で組成物全体の0.01〜30%(質量%、以下同じ)、特に1〜20%とすることが好ましく、0.01%未満であると、歯垢染色効果が充分に発揮されない場合があり、30%より配合量が多いと、衣服等の部位への染着の除去が困難となる場合がある。なお、酵素分解過程を経ないクチナシ黄色素では、染色された歯垢が歯牙表面色と同色調であるため、歯垢が充分に認知できない。
本発明においては、カチオン性ポリマーの一種であるヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩が選択的に使用される。ここに言うヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩とは、ヒドロキシエチルセルロースにジメチルジアリルアンモニウム塩をグラフト重合して得られるカチオン性ポリマーである。対イオンは、塩素イオン等のハロゲンイオンや、メトサルフェートイオンなどである。本カチオン性ポリマーの重量平均分子量は、特に限定されないが、好ましくは1,000〜1,000,000である。なお、この重量平均分子量は光散乱光度計(大塚電子株式会社製DLS−7000)での測定による値である。窒素含有量としては0.1〜3%であり、より好ましくは0.5〜2.5%である。なお、窒素含有量は粧原基窒素定量法(第1法、秤取量0.15g)での定量値である。このようなヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩としては日本エヌエスシー(株)から市販されているセルコートL−200などが挙げられる。これらは、対イオンが塩素イオンである。
本カチオン性ポリマーの含有量は、通常組成物全体の0.001〜2%、好ましくは0.005〜1%、特に好ましくは0.01〜0.5%である。0.001%未満であると充分な歯垢染色性が得られず、2%より配合量が多いと衣服等への染着力が強くなり、染着除去が困難になる。
本発明の歯垢染色用組成物は、検査用歯垢染色液として調製することができ、この場合には、クチナシ青色素とヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩とを溶媒として、エタノールもしくはプロピレングリコールに水を混合したもの、又は水に溶解すればよい。
なお、染色液には、香料、甘味剤、防腐剤等を添加することは任意である。
また、本発明の歯垢染色用組成物は、歯磨剤等の口腔用組成物として調製し、歯垢の状態を確認しながら歯をブラッシングすることができる。また、使用後に磨き残しの歯垢を確認することにより、ブラッシング法の改善や更なる歯垢の除去に活用することができる。この場合、本発明の歯垢染色用組成物は、前記クチナシ青色素とヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩を含んでいればよく、口腔用組成物に必要なその他の成分を含んでいてもよい。
本発明の歯垢染色用組成物は、本発明の効果を著しく阻害しない限り、その剤型に応じてその他の任意成分を配合することができる。例えば研磨剤、粘結剤、粘稠剤、界面活性剤、甘味剤、防腐剤、香料、発泡剤、薬効成分などを配合し得る。
研磨剤としては、第2リン酸カルシウム・2水和物及び無水和物、第1リン酸カルシウム、第3リン酸カルシウム、ピロリン酸カルシウム等のリン酸カルシウム系化合物、炭酸カルシウム、水酸化カルシウム、アルミナ、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、不溶性メタリン酸ナトリウム、第3リン酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、ベントナイト、ケイ酸ジルコニウム、チタニウム結合ケイ酸塩等の無機系研磨剤、ポリメタクリル酸メチル、結晶性セルロース等の有機系研磨剤が挙げられる。研磨剤の配合量は、通常組成物全体の5〜60%、好ましくは8〜50%である。
粘結剤としては、カラギーナン、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロースなどのセルロース誘導体、キサンタンガム、トラガントガム、カラヤガム、アラビヤガムなどのガム類、ポリビニルアルコール、架橋型ポリアクリル酸ナトリウム、非架橋型ポリアクリル酸ナトリウムなどのカルボキシビニルポリマー、ポリビニルピロリドンなどの有機系粘結剤、シリカゲル、アルミニウムシリカゲル、ビーガム、ラポナイトなどの無機系粘結剤が挙げられる。粘結剤の配合量は、通常組成物全体の0.02〜2%である。
粘稠剤としては、ソルビット、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、キシリトール、マルチトール等の多価アルコール、糖アルコールなどが通常0.1〜50%配合される。
界面活性剤としては、ショ糖モノ及びジラウレート等の脂肪酸基の炭素数が12〜18であるショ糖脂肪酸エステル、ラウリン酸デカグリセリル、ステアリン酸モノグリセライド等の脂肪酸グリセライド、ミリスチル酸ジエタノールアミド、酸化エチレンの平均重合度が10〜100モルのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、酸化エチレンの平均重合度が10〜100モルのポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等のエステル系非イオン界面活性剤、酸化エチレンの平均重合度が6〜50モルのポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル系のもの及びポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル等のブロックポリマー型のエーテル系非イオン界面活性剤、ラウリル硫酸ナトリウム、ミリスチル硫酸ナトリウム、N−ラウロイルザルコシネート、ラウロイルメチルタウリン、アシルアミノ酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル・ナトリウム、アルキルリン酸エステル塩等のアニオン性界面活性剤、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、脂肪酸アミドプロピルジメチルアミノ酢酸ベタインなどの酢酸ベタイン型両性界面活性剤、N−脂肪酸アシル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン塩などのイミダゾリン型両性界面活性剤、N−脂肪酸アシル−L−アルギネート塩等のアミノ酸型界面活性剤などを単独又は組み合わせて用いることができ、通常配合量は0.05〜10%として用いることができる。
甘味料としては、サッカリンナトリウム、ステビオサイト、ネオヘスペリジルジヒドロカルコン、グリチルリチン、ペリラルチン、p−メトキシシンナミックアルデヒド、アスパルテーム、キシリトール等が配合できる。
香料としては、l−メントール、カルボン、アネトール、リモネン等のテルペン類又はその誘導体等が挙げられる。
防腐剤としては、安息香酸ナトリウム、メチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、塩化セチルピリジニウム、イソプロピルメチルフェノール、ソルビン酸カリウム等を挙げることができる。
保存安定化剤としては、ビタミンC、ビタミンE、亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。
薬効成分としては、例えば、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、フッ化第一錫、フッ化ストロンチウム、モノフルオロリン酸ナトリウム等のフッ化物、正リン酸のカリウム塩、ナトリウム塩等の水溶性リン酸化合物、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、ヒノキチオール、アスコルビン酸、塩化リゾチーム、グリチルリチン酸及びその塩類、塩化ナトリウム、トラネキサム酸、イプシロンアミノカプロン酸、酢酸dl−トコフェロール、α−ビサボロール、イソプロピルメチルフェノール、クロロヘキシジン塩類、塩化セチルピリジニウム、アズレン、グリチルレチン酸、銅クロロフィリンナトリウム、グルコン酸銅等の銅化合物、乳酸アルミニウム、塩化ストロンチウム、硝酸カリウム、ベルベリン、ヒドロキサム酸及びその誘導体、トリポリリン酸ナトリウム、ゼオライト、ムタナーゼ、デキストラナーゼ、アミラーゼ、メトキシエチレン、無水マレイン酸共重合体、ポリビニルピロリドン、エピジヒドロコレステリン、塩化ベンゼトニウム、ジヒドロコレステロール、トリクロロカルバニリド、クエン酸亜鉛などが挙げられる。
pH調整剤としては、例えば、クエン酸、リンゴ酸、乳酸、酒石酸、酢酸、リン酸、ピロリン酸、グリセロリン酸やこれらの各種塩、並びに水酸化ナトリウムを挙げることができる。
なお、本発明の歯垢染色用組成物のpHは5〜9、好ましくは6〜8の範囲になるように調整される。
以下に、実験例、実施例及び比較例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。なお、下記に示す%は質量%を意味する。
[実験例1]
3日間口腔清掃を中止し、以下の実施例1〜11の歯垢染色用組成物、及び比較例1,2の歯垢染色用組成物を使用後、水ですすがせた。なお、実施例、比較例の各々の使用方法について詳述すると、実施例1及び比較例1,2の歯垢染色液については、直径1cmの綿球に歯垢染色液3滴を滴下して湿らせ、歯牙表面に塗布した後、水ですすいだ。実施例2及び3の液体歯磨剤型の歯垢染色用組成物については、10mlを口に含み、歯刷子でブラッシングし、また実施例4〜9の練歯磨剤型の歯垢染色用組成物については、1gを歯刷子にのせてブラッシングし、各々吐出後、水ですすいだ。実施例10の錠剤型及び実施例11の顆粒剤型の歯垢染色用組成物については、錠剤及び顆粒500mgを口に入れ、唾液により溶解させた後、吐出し、水ですすいだ。
<評価基準>
以下の通り、使用後の歯牙表面の染色度合いを目視し、歯垢染色評点をつけた。
歯垢染色評点
3:歯垢が濃く染まり、歯垢が容易に視認化できる
2:歯垢が薄く染まり、歯垢が容易ではないが充分に視認できる
1:歯垢がごく薄く染まるかほとんど染まらず、歯垢を視認することが困難である
[実験例2]
実施例1〜11及び比較例1,2の歯垢染色用組成物にそれぞれ浸漬し染色した5×5cmの白綿布を、酸素系漂白剤(手間なしブライト:ライオン社製)5mlに浸し、すぐに洗濯機に入れ、洗濯用洗剤(トップ:ライオン社製)を15g使用し、20℃の水道水30Lで洗濯、脱水後、乾燥させた。なお、歯磨剤型、顆粒剤型及び錠剤型については、2倍量の水で溶解又は希釈したものを用いて白綿布を染色し、実験を行った。
<評価基準>
以下の通り漂白、洗濯後の綿布の白色度合いを観察し、染着除去評点をつけた。
染着除去評点
3:完全に染着除去されている
2:やや染着色が残っている
1:染着色がほとんど落ちていない
[比較例1]歯垢染色液剤型
クチナシ青色素(日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−L) 5%
香料 0.5
水 残
計 100.0%
日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−Lは、クチナシ青色素とエタノールを質量割合85:15の比率で含み、クチナシ青色素としては純分換算で4.25%含有する。
歯垢染色評点:1点
染着除去評点:2点
[比較例2]歯垢染色液剤型
エリスロシン 0.2%
エタノール 2
香料 0.5
水 残
計 100.0%
歯垢染色評点:3点
染着除去評点:1点
[実施例1]歯垢染色液剤型
クチナシ青色素(日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−L) 5%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.05
香料 0.5
水 残
計 100.0%
日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−Lは、クチナシ青色素とエタノールを質量割合85:15の比率で含み、クチナシ青色素としては純分換算で4.25%含有する。
歯垢染色評点:3点
染着除去評点:3点
[実施例2]液体歯磨剤型
クチナシ青色素(日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−L) 10%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.1
エタノール 4
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 1
グリセリン 15
キシリトール 0.5
クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.3
香料 0.3
サッカリンナトリウム 0.01
ラウリル硫酸ナトリウム 0.2
安息香酸ナトリウム 0.3
水 残
計 100.0%
日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−Lは、クチナシ青色素とエタノールを質量割合85:15の比率で含み、クチナシ青色素としては純分換算で8.5%含有する。
歯垢染色評点:3点
染着除去評点:3点
[実施例3]液体歯磨剤型
クチナシ青色素(日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−L) 10%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.5
エタノール 2
ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
グリセリン 5
キシリトール 10
クエン酸 0.01
クエン酸ナトリウム 0.3
香料 0.5
トリクロサン 0.1
安息香酸ナトリウム 0.3
水 残
計 100.0%
日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−Lは、クチナシ青色素とエタノールを質量割合85:15の比率で含み、クチナシ青色素としては純分換算で8.5%含有する。
歯垢染色評点:3点
染着除去評点:3点
[実施例4]練歯磨剤型
クチナシ青色素(日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−L) 14%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.03
無水ケイ酸 10
ソルビット 40
ラウリル硫酸ナトリウム 0.8
アルギン酸ナトリウム 0.6
カラギーナン 0.7
サッカリンナトリウム 0.2
ゼラチン 1.0
ミリスチン酸ジエタノールアミド 1.0
プロピレングリコール 3.0
香料 1.2
フッ化ナトリウム 0.2
デキストラナーゼ 0.2
水 残
計 100.0%
日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−Lは、クチナシ青色素とエタノールを質量割合85:15の比率で含み、クチナシ青色素としては純分換算で11.9%含有する。
歯垢染色評点:3点
染着除去評点:3点
[実施例5]練歯磨剤型
クチナシ青色素(日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−L) 22%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.01
炭酸カルシウム 45
ソルビット 20
ラウリル硫酸ナトリウム 0.8
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.2
サッカリンナトリウム 0.2
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.7
プロピレングリコール 3.0
香料 1.2
水 残
計 100.0%
日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−Lは、クチナシ青色素とエタノールを質量割合85:15の比率で含み、クチナシ青色素としては純分換算で18.7%含有する。
歯垢染色評点:3点
染着除去評点:3点
[実施例6]練歯磨剤型
クチナシ青色素(日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−L) 8%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.2
第二リン酸カルシウム 50
グリセリン 25
ラウリル硫酸ナトリウム 0.8
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.6
カラギーナン 0.7
サッカリンナトリウム 0.2
プロピレングリコール 3.0
香料 0.8
モノフルオロリン酸ナトリウム 0.8
ε−アミノカプロン酸 0.03
水 残
計 100.0%
日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−Lは、クチナシ青色素とエタノールを質量割合85:15の比率で含み、クチナシ青色素としては純分換算で6.8%含有する。
歯垢染色評点:2点
染着除去評点:3点
[実施例7]練歯磨剤型
クチナシ青色素(日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−L) 15%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.08
水酸化アルミニウム 40
ソルビット 25
キシリトール 10
ラウリル硫酸ナトリウム 0.8
ポリアクリル酸ナトリウム 0.6
カラギーナン 0.7
プロピレングリコール 3.0
香料 0.8
水 残
計 100.0%
日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−Lは、クチナシ青色素とエタノールを質量割合85:15の比率で含み、クチナシ青色素としては純分換算で12.75%含有する。
歯垢染色評点:3点
染着除去評点:3点
[実施例8]練歯磨剤型
クチナシ青色素(三菱化学フーズ製テクノカラーブルーS) 14%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.1
第二リン酸カルシウム 45
ソルビット 30
ラウリル硫酸ナトリウム 0.8
ラウロイルサルコシンナトリウム 0.3
キサンタンガム 0.8
カラギーナン 0.2
サッカリンナトリウム 0.2
プロピレングリコール 3.0
香料 0.8
ビタミンE 0.5
グリチルレチン酸 0.05
トラネキサム酸 0.05
水 残
計 100.0%
三菱化学フーズ製テクノカラーブルーSは、クチナシ青色素の粉末である。
歯垢染色評点:2点
染着除去評点:3点
[実施例9]練歯磨剤型
クチナシ青色素(日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−L) 18%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.2
炭酸カルシウム 30
グリセリン 10
カルボキシメチルセルロースナトリウム 1.5
ラウリル硫酸ナトリウム 0.8
ポリアクリル酸ナトリウム 0.6
無水ケイ酸 5
サッカリンナトリウム 0.2
プロピレングリコール 3.0
香料 1.2
塩化ナトリウム 5
水 残
計 100.0%
日農化学工業製ニチノーカラーBLUE−Lは、クチナシ青色素とエタノールを質量割合85:15の比率で含み、クチナシ青色素としては純分換算で15.3%含有する。
歯垢染色評点:3点
染着除去評点:3点
[実施例10]錠剤型
クチナシ青色素(三菱化学フーズ製テクノカラーブルーS) 14%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.1
キシリトール 40
L−アスコルビン酸 15
L−酒石酸 25
炭酸水素ナトリウム 5
香料 0.9
計 100.0%
上記原料を配合し、打錠して錠剤(500mg)とした。
三菱化学フーズ製テクノカラーブルーSは、クチナシ青色素の粉末である。
歯垢染色評点:3点
染着除去評点:3点
[実施例11]顆粒剤型
クチナシ青色素(三菱化学フーズ製テクノカラーブルーS) 7%
ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム
クロリド(日本エヌエスシー(株)製セルコートL−200) 0.3
マンニトール 50
炭酸水素ナトリウム 20
水酸化アルミニウム 10
炭酸ナトリウム 10
香料 0.7
キシリトール 2
計 100.0%
上記原料を混合し、分包(500mg)した。
三菱化学フーズ製テクノカラーブルーSは、クチナシ青色素の粉末である。
歯垢染色評点:2点
染着除去評点:3点
以上の結果より、クチナシ青色素とヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩とを併用することにより、歯垢染色機能が向上し、効果的に歯垢を視認化でき、衣服等の歯垢染色用組成物が付着しやすい部位への染着の除去が容易であることが明らかとなった。

Claims (3)

  1. 染着色素としてクチナシ青色素を含有すると共に、ヒドロキシエチルセルロース・ジメチルジアリルアンモニウム塩を配合してなることを特徴とする歯垢染色用組成物。
  2. 検査用歯垢染色液として調製された請求項1記載の歯垢染色用組成物。
  3. 歯磨剤として調製された請求項1記載の歯垢染色用組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007008839A (ja) * 2005-06-29 2007-01-18 Showa Yakuhin Kako Kk 歯石染色剤
JP2014188075A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Dent Care Inc 義歯洗浄方法及び該義歯洗浄方法に使用する義歯用染色剤
WO2023084922A1 (ja) * 2021-11-11 2023-05-19 花王株式会社 口腔用組成物

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