JP2005137699A - 異形手すり - Google Patents

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Hiroshi Yuki
浩 結城
Satoru Koyama
哲 小山
Hiroshi Osagawa
泰士 長川
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Toto Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K17/00Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
    • A47K17/02Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
    • A47K17/022Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor

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Abstract

【課題】本発明は、立ち座りを補助する用具に係り、特に狭いトイレ室内に好適な手すりに関する発明である。
【解決手段】 トイレルーム内に設置するトイレ用手すりにおいて、手すりの取り付け壁面からの距離が床面に対して上下方向で異なることを特徴とするトイレ用手すり、またはトイレルーム内に設置するトイレ用手すりにおいて、手すりの取り付け壁面からの距離が、床面に対して左右方向で異なることを特徴とするトイレ用手すり、あるいはトイレルーム内に設置するトイレ用手すりにおいて、手すりの取り付け壁面からの距離が、床面に対して上下左右方向で異なることを特徴とするトイレ用手すり。
【選択図】 図5

Description

本発明は、立ち座りを補助する用具に係り、特に狭いトイレ室内に好適な手すりに関する発明である。
従来、トイレ室内用手すりとして、立ち座りの補助用に床面に対して上下方向に直線状の棒が、また、前後移動用あるいは排便行為時の姿勢保持用に床面に対して左右方向に直線状の棒あるいは手すり機能を兼ねたカウンターが設置されたものが提案されている。(例えば、特許文献1参照。)。(図9)
また壁面に直線状ではなく、階段状の手すりを設置したものも提案されている。(例えば、特許文献2参照。)。(図10)
特開平10−121691号公報(第1図) 特開2002−201784号公報(第12図)
特許文献1に記載された手すりは、床面に対して上下左右方向の位置が一義的に決定されるため、特定の使用者には都合の良い位置に設置できるが、複数の使用者(例えば家族)すべてに対して使い勝手が良い位置には設置できないという問題があった。
特許文献2に記載された手すりは、床面に対して上下左右方向の位置が複数の使用者に対して使い勝手のよいものに改善されたものである。しかし、設置壁面から手すりまでの距離は同一であるため、身体の大きさや上腕の長さの違いにより、使用者によって使い勝手のよい壁面から手すりまでの距離が様々であるのに対し、対応できず、結局使い勝手が良いのは特定の使用者のみとなってしまう問題があった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、複数の使用者に対して使い勝手の良い手すりを提供するものである。
請求項1に係る発明は、トイレルーム内に設置するトイレ用手すりにおいて、手すりの取り付け壁面からの距離が床面に対して上下方向で異なることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、トイレルーム内に設置するトイレ用手すりにおいて、手すりの取り付け壁面からの距離が、床面に対して左右方向で異なることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、トイレルーム内に設置するトイレ用手すりにおいて、手すりの取り付け壁面からの距離が、床面に対して上下左右方向で異なることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、前記手すりは床面に対して上方よりも下方のほうが、手すりの取り付け壁面からの距離が長いことを特徴とする。
請求項5に係る発明は、トイレルーム内に便器を設け、前記手すりの床面に対して左右方向における手すりの取り付け壁面からの距離が、便器に近い側の方が長いことを特徴とする。
請求項1に係る発明は、手すりを取り付け壁面からの距離が床面に対して上下方向で異なるように設けたため、腕を伸ばして手すりを引き寄せる使い方及び腕を曲げて手すりにしがみつきながら立ち上がる使い方の両者について使い勝手がよい。
請求項2に係る発明は、手すりを取り付け壁面からの距離が床面に対して左右方向で異なるように設けたため、腕を伸ばして手すりを引き寄せる使い方及び腕を曲げて手すりにしがみつきながら立ち上がる使い方の両者について使い勝手がよい。
請求項3に係る発明は、手すりを取り付け壁面からの距離が床面に対して上下左右方向で異なるように設けたため、腕を伸ばして手すりを引き寄せる使い方及び腕を曲げて手すりにしがみつきながら立ち上がる使い方の両者について使い勝手がよい。
また、一般的に手すりは、体型が大きく、力のある者(例えば若者や男性)にとっては上方にあり且つ使用者からやや離れた位置(壁側)にあることが好ましい。また、体型が小さく、力が弱い者(例えば老人や女性)にとってはなるべく低い位置にあり、且つ使用者から近い位置(使用者側)にあることが好ましい。請求項4に係る発明は、手すりを床面に対して上方よりも下方のほうが、手すりの取り付け壁面からの距離が長くなるように設けてあるため、老若男女すべての使用者に使い勝手のより手すりを提供することができる。
また、便器から立ち上がる際に手すりは、床面に対して左右方向の位置として、体型が大きく、力のある者(例えば若者や男性)にとっては、使用者からやや離れた位置(便器から離れた位置)にあることが好ましい。また、体型が小さく、力が弱い者(例えば老人や女性)にとってはなるべく使用者から近い位置(便器から近い位置)にあり、且つ壁から便器までの距離が遠い位置(使用者側)にあることが好ましい。請求項5に係る発明は、トイレルーム内に便器を設け、前記手すりの床面に対して左右方向における手すりの取り付け壁面からの距離が、便器に近い側の方が長くなるように設けてあるため、便器から立ち上がる際に老若男女すべての使用者に使い勝手のよりよい手すりを提供することができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
まず、トイレ室内の立ち座りを補助する用具としては一般的に縦型の手すりが最適といわれる。しかしながらその手すりにおいて、立ち座りに最適と思われる設置位置は老若男女で違っており、一本の直線棒状の手すりではその範囲を包囲することができない。様々な検証結果によるとその最適な位置は体形が小さく、力の弱い者(例えば老人や女性)にとっては便器に対してより近く手前の低い位置がよく(図1)、また、体形が大きく、力のある者(例えば若者や男性)にとっては便器に対して少し離した上方の位置がつかみやすいことが検証されている。(図2)
図3に実施例1を示す。トイレ内に設置する手すり1においてその形状が上部が壁面に近く、下部が壁面から遠いので図1及び図2に示す両者に対して使い勝手が良い。
具体的には、手すりは手すり取り付け下端が床面から約650〜700mmの位置に設け、力の弱い者(例えば老人や女性)および、体形が大きく力のある者(例えば若者や男性)の両者の使い勝手を考慮すると、床面から約650〜900mmの範囲で設置壁面から遠く(便器に近く)、約900〜1300mmの範囲では設置壁面に近い(便器から遠い)ことが好ましい。また、手すり全体の長さは600〜650mmが好ましい。
図4に実施例2を示す。トイレ内に設置する手すり2においてその形状が、便器から離れた方が壁面に近く、便器に近い方が壁面から遠いので腕を伸ばして手すりを引き寄せる使い方及び腕を曲げて手すりにしがみついて立ち上がる使い方の両者に対して使い勝手が良い。
具体的には手すり取り付け位置が床面から約650〜700mmの位置にあり、力の弱い者(例えば老人や女性)および、体形が大きく、力のある者(例えば若者や男性)の両者の使い勝手を考慮すると、便器先端マイナス約300mmの位置から便器先端プラス約100mmの範囲で設置壁面から遠く(便器に近く)、便器先端プラス約100〜約400mmの範囲では設置壁面に近い(便器から遠い)ことが好ましい。
図5に実施例3を示す。トイレ内に設置する手すり3においてその形状が上部が壁面に近く、下部が壁面から遠く、かつ左右方向にも位置を違えているの図1及び図2に示す両者に対して、より使い勝手が良い。
図6に実施例4を示す。手すり4はいくつかの部品で形成されており、部品の組替えや切断をすることにより壁面からの距離や形状を変形させることができる。このため、使用者の好みにあった形状の手すりを提供することができる。
図7に実施例5を示す。手すり5の上下のどちらか一方または両方が棚板6と連結されている。床面に対して上方よりも下方のほうが、手すりの取り付け壁面からの距離が長い手すりが設置されているため、体型が小さく、力の弱い者(例えば老人や女性)にとって、手すりを持ちやすい。さらに棚板が設置されているため、棚に物を置けるだけでなく、棚にひじを掛けて手すりを持つことができ、立ち上がり補助具としても利用でき、使い勝手がよい。また、横移動の際にも使い勝手が良い。
図8に実施例6を示す。手すり7の上下のどちらか一方または両方が横型の手すり8と連結されているので横移動の際にも使い勝手が良い。
本発明の異形手すりは、トイレルームに常設若しくは後付けする手すりに好適である。
従来の技術の基本構成を説明する説明図1である。 従来の技術の基本構成を説明する説明図2である。 本発明の実施例1を示す図ある。 本発明の実施例2を示す図ある。 本発明の実施例3を示す図ある。 本発明の実施例4を示す図である。 本発明の実施例5を示す図である。 本発明の実施例6を示す図である。 本発明の先行事例である特許文献1の図である。 本発明の先行事例である特許文献2の図である。
符号の説明
1…実施例1に示す手すり
2…実施例2に示す手すり
3…実施例3に示す手すり
4…実施例4に示す手すり
5…実施例5に示す手すり
6…棚板
7…実施例6に示す手すり
8…横型手すり

Claims (5)

  1. トイレルーム内に設置するトイレ用手すりにおいて、手すりの取り付け壁面からの距離が床面に対して上下方向で異なることを特徴とするトイレ用手すり。
  2. トイレルーム内に設置するトイレ用手すりにおいて、手すりの取り付け壁面からの距離が、床面に対して左右方向で異なることを特徴とするトイレ用手すり。
  3. トイレルーム内に設置するトイレ用手すりにおいて、手すりの取り付け壁面からの距離が、床面に対して上下左右方向で異なることを特徴とするトイレ用手すり。
  4. 前記手すりは床面に対して上方よりも下方のほうが、手すりの取り付け壁面からの距離が長いことを特徴とする請求項1、3記載のトイレ用手すり
  5. トイレルーム内に便器を設け、前記手すりの床面に対して左右方向における手すりの取り付け壁面からの距離が、便器に近い側の方が長いことを特徴とする請求項2、3記載のトイレ用手すり。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150048205A1 (en) * 2013-08-14 2015-02-19 Airbus Operations Gmbh Multifunctional support rail

Cited By (2)

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