JP2005136600A - 携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 各筐体間の電気的接続を、装置の小型化に支障を生じることがなく、高い信頼性をもってデータの取り扱いをなし得るようにし、伸長状態においても電気的接続部分を見せないようにする。
【解決手段】 第一筐体12と第二筐体13とを互いにスライド可能に連結し、相対的にスライドさせることにより伸長状態もしくは収縮状態となる構造とする。第一筐体12に、背面に露出する導体パターン31を有するプリント基板32を設ける。第二筐体12に、導体パターン31と摺動可能に導通接触する端子34を設ける。第一筐体12と第二筐体13とが伸長状態とされた際に、第一筐体12の導体パターン31を覆うシート部材37を設ける。第一筐体12内に、シート部材37を巻き取って第一筐体12内に収納する巻き取り機構35を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、互いに相対移動できるように連結された二つの筐体を有し、これら筐体を電気的に接続するようにした携帯端末に関するものである。
近年、携帯端末として各種のものが提供されているが、多種機能確保等の要請と装置の小型化の要請を両立させるべく、装置を互いに連結された二つの筐体で構成し、携帯電話機としての使用時やキー操作を重視した使用時には各筐体を変位させて伸長させ、閲覧を重視した使用時や不使用時には各筐体を全体がコンパクトになるように変位させて収縮させるようにしたものが提案されている。
この種の携帯端末においては、例えば一方の筐体に各種の操作キーを有する操作部を設け、他方の筐体に液晶表示部を設ける等の構成を採用しており、各筐体間を電気的に接続する必要がある。
従来このような場合の電気的接続手段としては、螺旋状くせを付けたケーブルで接続したり、あるいは螺旋状にくせを付けたフレキシブル配線板(FPC:Flexible Printed Circuit)を巻き取る構造が知られている。
また、筐体にラックを備え、ピニオンを回転させてフレキシブル配線板を巻き取る構造も知られている。
特開2003−31968号公報
しかしながら、上記の電気的接続を行う手段においては、フレキシブル配線板を小さな半径の軸に巻き付け、伸長時には真っ直ぐに伸ばすため、信号線の銅箔にストレスがかかり銅箔が切断されることがあり、電気的接続の信頼性に欠けることが想定できる。
さらに、リード線を用いるものにあっては、外観意匠を損なう一方、リード線が多大なスペースを占有し、特に小型化の要請の強い機器に対して適用できないものであった。
また、いずれの手段においても、二つの筐体を大きく移動させることができないという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、一対の筐体が互いに相対移動自在に連結された携帯端末において、各筐体間の電気的接続を、装置の小型化に支障を生じることがなく、高い信頼性をもってデータの取り扱いをなし得るようにし、伸長状態においても電気的接続部分を見せないようにした携帯端末を提供することにある。
上記目的を達成するために、本願の携帯端末は、互いにスライド可能に連結された第一筐体及び第二筐体を有し、これら第一筐体及び第二筐体を相対的にスライドさせることにより伸縮可能な携帯端末であって、前記第一筐体には、前記第二筐体に設けられた端子が摺動可能に導通接触する導体パターンを有し、前記携帯端末が伸長した際に前記導体パターンを覆うシート部材を備えたことを特徴としている。
また、前記携帯端末が収縮した際に、前記シート部材が前記第一筐体内又は第二筐体内に収納されることを特徴としている。
また、前記第一筐体に、収縮に伴って前記シート部材を巻き取る巻き取り機構を有することを特徴としている。
また、前記シート部材が、金属材料から形成されていることを特徴としている。
また、前記シート部材が、前記導体パターンとの対向面が絶縁材料によって覆われていることを特徴としている。
また、前記第一筐体に設けられた導体パターンが、フレキシブル配線板に形成されていることを特徴としている。
また、前記第一筐体に設けられた導体パターンが、前記第一筐体の背面に直接形成されていることを特徴としている。
また、少なくとも送話部及び受話部を有する携帯電話機であることを特徴としている。
本発明によれば、各筐体間の電気的接続を、装置の小型化に支障を生じることがなく、高い信頼性をもってデータの取り扱いをなし得るようにし、伸長状態においても電気的接続部分を見せないようにすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態に係る携帯端末について図面を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る携帯端末を示す伸長状態における正面図及び断面図、図2は、携帯端末を示す収縮状態における正面図及び断面図、図3は、携帯端末を示す横断面図、図4は、携帯端末を示す背面側の斜視図である。
図に示すように、この携帯端末11は、第一筐体12及び第二筐体13を有している。これら第一筐体12及び第二筐体13は、相対的に互いに長手方向に沿ってスライドされて伸長させた伸長状態(図1に示す状態)及び収縮させた収縮状態(図2に示す状態)の二つの形態となる。
第一筐体12には、受話器14、表示部15、サブキー操作部16といった主要部品が配置されている。
もう一方の第二筐体13には、キー操作部17、送話器18といった主要部品が配置され、内部には、電池19が配設されている。
キー操作部17は、各種操作指示を行うためのものである。このキー操作部17には、少なくとも電話番号や文章入力に必要なテンキー、着信ボタン、ファンクションキーである機能選択キーなどの各種ボタン及び操作キーが設けられている。
サブキー操作部16は、主に収縮状態で必要とされる各種操作キーが配置されている。例えば、収縮状態でも電話の着信を受けたい場合は、着信ボタンを配置又は必要に応じてユーザ側でキーの機能を割り付けることも出来る。
表示部15は、液晶画面(LCD:Liquid Crystal Display)からなり、電話番号の表示やメニュー画面などの表示を行う。
この表示部15は、第一筐体12及び第二筐体13が互いにスライドすることにより形状が変わることから考えると、収縮状態では手書き入力することを前提にPDA(Personal Digital Assistants)的な使い方が重視され、伸長状態では通常の携帯電話的な使い方が実用的である。
図5は、携帯端末の機能を説明するブロック図である。
図に示すように、この携帯端末11は、CPU21を有し、このCPU21には、操作部22、入力部23、ROM24、RAM25及び通信部26が接続されている。そして、CPU21によって、これら操作部22、入力部23、ROM24、RAM25及び通信部26による携帯通信処理が行われる。
第一筐体12には、第一筐体12及び第二筐体13のスライド方向に沿う複数のスリット30が形成されている。また、第一筐体12には、第一筐体12及び第二筐体13のスライド方向に沿う複数の導体パターン31が形成されたプリント基板32を有しており、これら導体パターン31が第一筐体12の背面に形成されたスリット30を臨む位置に配設されて露出されている。
また、第二筐体13には、その内部にキー操作部用基板33を有しており、このキー操作部用基板33には、その一端側における第一筐体12側に、複数の端子34が設けられている。これら端子34は、第一筐体12側へ突出されており、第一筐体12のスリット30を介して導体パターン31に当接されている。
そして、これら端子34は、第一筐体12と第二筐体13とを相対的にスライドさせた際に、導体パターン31に摺動可能に導通接触するようになっている。
また、第一筐体12には、伸長状態にて第二筐体13から離間する端部側に、巻き取り機構35を備えている。この巻き取り機構35は、回転可能なロール36と、このロール36に、一方向へ回転させる回転力を付与する図示しない付勢手段とから構成されており、この巻き取り機構35のロール36の周面に、可撓性を有するシート部材37の一端部が接続されている。
このシート部材37は、その他端部が第二筐体13に接続されており、これにより、この第一筐体12と第二筐体13とを伸長させて伸長状態とした際に、図1及び図4に示すように、第一筐体12の背面にシート部材37が配設される。
ここで、このシート部材37は、少なくとの第一筐体12の全てのスリット30を覆える幅寸法とされている。
これにより、第一筐体12と第二筐体13とを伸長させて伸長状態とした際に、スリット30を介して露出されているプリント基板32の導体パターン31がシート部材37によって覆われる。
また、この伸長状態の第一筐体12と第二筐体13とをスライドさせて収縮状態とすると、図2に示すように、シート部材37が第一筐体12の巻き取り機構35のロール36に巻き取られて第一筐体12内に収納される
なお、シート部材37は、例えば、薄膜の金属材料から形成されており、伸長状態とした際に導体パターン31と対向する面が絶縁材料によって覆われている。
また、第一筐体12としては、引き出したシート部材37が指などに引っ掛かってめくれないように、その背面の一部を一段落とし込む形状とすると良い。
このように、上記実施携帯に係る携帯端末11によれば、第一筐体12と第二筐体13との間のデータの送受等が摺動式の電気接点を介してなされ、高い信頼性が確保される。
また、伸長状態に有る場合は、第一筐体12に存在する導体パターン31がシート部材37で覆われるので、ゴミ、塵、埃等の侵入を防ぐと共に、ユーザーが導体パターン31からなる電気的接続面に触れることによる不具合も防止でき、更に、内部部品の露出を防ぐことが出来るので見栄えも良くなる。
また、第一筐体12と第二筐体13とを収縮状態とすることにより、シート部材37を第一筐体12内に収納して良好な外観を得ることができる。しかも、シート部材37を巻き取り機構35によって巻き取るので、第一筐体12と第二筐体13が摺動中のいずれの位置にあっても、シート部材37を撓ませたり無理に引っ張ることなく適正な張力で配置することができる。
また、シート部材37が金属材料から形成されているので、剛性が高く外からの衝撃も吸収することができ、電気的摺動面を保護する機能が高まると共に第一筐体12の第二筐体13側の面の見栄えも良くなる。
更に、シート部材37の外面を第一筐体12と近似色等にすることで違和感の少ない端末を提供することができる。
また、シート部材37の導体パターン31との対向面を絶縁材料によって覆うことで外部からの押圧で導体パターン31における電気的摺動面をショートさせる危険をなくすことができる。従って、第一筐体12にシート部材37が押圧されてもシート部材37が導体パターン31の電気的摺動面に接触しないように、一段落とし込むといった複雑な構造を必要としないですむ。
なお、上記の例では、導体パターン31を設けたプリント基板32を第一筐体12に配設したが、このプリント基板32に代えて、可撓性を有するフレキシブル配線板を用い、このフレキシブル配線板に導体パターン31を設けても良く、このようにすると、フレキシブル配線板を固定する相手形状に沿わせることができ、平面の移動にこだわることなく、円弧状等の移動が可能になる。
また、第一の筐体12の背面に、導体パターン31を直接設けても良く、このようにすることで、第一の筐体12と第二の筐体13とを電気的に接続するためのプリント基板やフレキシブル配線板を組み込む必要性が無くなるので、組み立て作業性が向上し、さらに水平面の移動にこだわることなく、円弧状等の移動が可能になる。
なお、巻き取り機構を設けず、シート部材37を第一筐体12内にそのまま引き込む構造としても良い。
また、本実施形態では、第一筐体内にシート部材37を収納する構造にしているが、第二筐体内にシート部材を収納する構造でも良い。
尚、本発明の携帯端末は、携帯電話機や携帯情報端末(PDA)などを含むものである。
本発明の実施形態に係る携帯端末を示す伸長状態における正面図及び断面図である。 実施形態に係る携帯端末を示す収縮状態における正面図及び断面図である。 実施形態に係る携帯端末を示す横断面図である。 実施形態に係る携帯端末を示す背面側の斜視図である。 実施形態に係る携帯端末の機能を説明する機能ブロック図である。
符号の説明
11 携帯端末
12 第一筐体
13 第二筐体
14 受話部
18 送話部
31 導体パターン
34 端子
35 巻き取り機構
37 シート部材

Claims (8)

  1. 互いにスライド可能に連結された第一筐体及び第二筐体を有し、これら第一筐体及び第二筐体を相対的にスライドさせることにより伸縮可能な携帯端末であって、
    前記第一筐体には、前記第二筐体に設けられた端子が摺動可能に導通接触する導体パターンとを有し、
    前記携帯端末が伸長した際に前記導体パターンを覆うシート部材を備えたことを特徴とする携帯端末。
  2. 前記携帯端末が収縮した際に、前記シート部材が前記第一筐体内又は第二筐体内に収納されることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記第一筐体には、収縮に伴って前記シート部材を巻き取る巻き取り機構を有することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記シート部材は、金属材料から形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末。
  5. 前記シート部材は、前記導体パターンとの対向面が絶縁材料によって覆われていることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
  6. 前記第一筐体に設けられた導体パターンが、フレキシブル配線板に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯端末。
  7. 前記第一筐体に設けられた導体パターンが、前記第一筐体の背面に直接形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯端末。
  8. 少なくとも送話部及び受話部を有する携帯電話機であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の携帯端末。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2010032864A1 (ja) 2008-09-22 2010-03-25 日本電気株式会社 スライド式電子機器
WO2010073419A1 (ja) * 2008-12-26 2010-07-01 パナソニック株式会社 携帯無線機

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