JP2005135020A - データ配信方法及びデータ配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザが操作する端末以外の端末へも当該ユーザが要求したデータを送信することができるとともに、当該データの送信先を簡単な仕組みで記録することができるデータ配信方法を、提供する。
【解決手段】
ユーザ端末2は、配信対象データを識別する情報番号及び送信先メールアドレスを含むリクエストメッセージを、データ配信サーバ13へ送信する。このリクエストメッセージを受信した配信サーバ13は、リクエストメッセージに含まれる情報番号が示す配信対象データをデータサーバ11から読み出し、読み出したデータを添付したデータ送信用メールを、同リクエストメッセージに含まれる送信先メールアドレス宛に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】
ユーザ端末2は、配信対象データを識別する情報番号及び送信先メールアドレスを含むリクエストメッセージを、データ配信サーバ13へ送信する。このリクエストメッセージを受信した配信サーバ13は、リクエストメッセージに含まれる情報番号が示す配信対象データをデータサーバ11から読み出し、読み出したデータを添付したデータ送信用メールを、同リクエストメッセージに含まれる送信先メールアドレス宛に送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ネットワークを介して受信した端末からの要求に応じて、要求されたデータを配信するためのデータ配信方法,及びこのようなデータ配信方法を実施するためのコンピュータシステムであるデータ配信システムに、関する。
近年のインターネットの普及に伴って、オンラインでデジタルデータを一般ユーザに販売するサイトや、アンケート等に対するインセンティブや各種キャンペーンのノベルティとしてデジタルデータをオンラインで一般ユーザに無料配布するサイトが、多数運営されている。このようなサイトから配信(有料販売,無料販売の双方を含む)されるデジタルデータとしては、例えば、壁紙等の画像データ,所謂着メロ等の音楽データ,スクリーンセーバー等の動画データが、含まれる。
従来、このようなサイト(以下、「データ配信サイト」という)は、端末上に表示されるウェブページ上に配信対象デジタルデータに対応したアイテムを配置し、このアイテムが端末上で操作された時に、CGIプログラムなどを用いて、当該アイテムに対応したデジタルデータを送信するダウンロード方式により、デジタルデータを配信している。
しかしながら、このようなダウンロード方式では、デジタルデータの送信先は、必然的に、このデジタルデータを要求したユーザが操作する端末に限られていた。その為、例えば、自己以外の所有に属する端末(例えば、インターネットカフェに設置されている端末)を操作しているユーザが、インターネットサーフィンをしている間に偶然に或るデータ配信サイトを見付け、そのデータ配信サイトが配信しているデジタルデータが気に入った場合には、このデジタルデータを当該データ配信サイトに要求しても、デジタルデータは、ユーザが現に操作している端末に送られて来てしまうので、当該ユーザは、当該デジタルデータを実質的に利用することができなかった。また、ユーザが、自己が気に入ったデジタルデータを友人等の他者に見せたい場合もあり得るが、ダウンロード方式では、デジタルデータを要求したユーザ以外の者が操作する端末へは、デジタルデータを送ることができなかった。
また、デジタルコンテンツをダウンロードさせるためのCGIプログラムの基本構成には、通常、デジタルデータを要求したユーザを特定する情報を取得するための手段が、含まれていない。従って、デジタルデータを有料販売するサイトは当然の事として、無料販売サイトにおいても、誰に対してデジタルデータを送信したかを把握するためには、要求元ユーザの情報を入力するためのウェブページを用意した上で、当該ウェブページへの要求元ユーザの情報入力を条件としてデジタルデータを要求可能とするといった複雑な仕組みを、上記CGIプログラムなどと組み合わせる必要があった。
本発明は、従来のダウンロード方式による上記問題点を解決するためになされたものであって、その課題は、ユーザが操作する端末以外の端末へも当該ユーザが要求したデータを送信することができるとともに、当該データの送信先を簡単な仕組みで知ることができるデータ配信方法,及び、このようなデータ配信方法を実施するためのコンピュータシステムであるデータ配信システムの提供である。
上記課題を解決するために案出された本発明によるデータ配信方法は、ネットワークを介して端末から受信した要求に応じてデータを配信するデータ配信方法であって、予め、格納装置に格納されている個々の配信対象データに対して、その配信対象データを一意に識別するための識別情報を対応付け、その対応の定義を記憶手段内に記憶しておき、ネットワークを介して何れかの端末から、何れかの配信対象データの識別番号及び送信先の電子メールアドレスを含む要求メッセージを受信すると、受信した要求メッセージに含まれる各識別番号に対し前記記憶手段内の定義によって対応付けられている配信対象データを前記格納装置から夫々読み出し、前記格納装置から読み出した各配信対象データを添付するとともに前記要求メッセージに含まれる電子メールアドレスを送信先とする電子メールを生成し、生成した電子メールを送信することを、特徴とする。
同様に、上記課題を解決するために案出された本発明によるデータ配信システムは、ネットワークを介して端末から受信した要求に応じてデータを配信するデータ配信システムであって、格納装置に格納されている個々の配信対象データとその配信対象データを一意に識別するための識別情報との対応の定義を記憶した記憶手段と、ネットワークを介して何れかの端末から、何れかの配信対象データの識別番号及び送信先の電子メールアドレスを含む要求メッセージを受信する受信手段と、この受信手段が受信した要求メッセージに含まれる各識別番号に対し前記記憶手段内の定義によって対応付けられている配信対象データを前記格納装置から夫々読み出し、読み出した各配信対象データを添付するとともに前記要求メッセージに含まれる電子メールアドレスを送信先とする電子メールを生成する電子メール生成手段と、生成した電子メールを送信する電子メール送信手段とを、備えたことを特徴とする。
データ配信方法又はデータ配信システムが以上のように構成されると、データ配信を実行する手段は、具体的な電子メールアドレスへ送信する電子メールに添付することによって配信対象データを送信するので、配信対象データの送り先を、この電子メールアドレスに基づいて知ることができる。また、要求元ユーザは、自己の電子メールアドレスを要求メッセージに添付した時には、要求メッセージ送信に用いた端末に限らず、任意の端末から、電子メールに添付された配信対象データを受信することができる。また、他者の電子メールアドレスを要求メッセージに添付することにより、他者宛に配信対象データを送ることができる。
本発明において、配信対象データを一意に識別するための識別情報は、配信対象データを格納したファイルのファイル名であっても良いし、ファイル名とは別途定義された識別情報(番号,記号,タイトル)等であっても良い。従って、前者の場合には、定義とはファイルそのものであっても良い。その場合には、記憶手段は格納装置と同じ記憶媒体として実施され得る。また、格納装置及び記憶手段は、データ配信を実行する手段とは、同じサーバコンピュータ内に組み込まれているか同じサーバコンピュータにローカル接続されていても良いし、ネットワークを介して接続された別のサーバコンピュータに属していても良い。
本発明において、データ配信先としての電子メールアドレス群を定義したデータベースを予め記憶手段に記憶しておき、前記要求メッセージに含まれる電子メールアドレスが前記データベースに定義されている場合に限り、前記電子メールを送信するようにしても良い。このように構成すれば、配信対象データを有料販売するビジネスモデルにも対応することができる。
また、前記電子メールを送信する毎に、その送信先の電子メールアドレス及び送信された電子メールに添付された配信対象データの識別情報を記録しておくようにしても良い。そのように構成すれば、データの配信回数を制限したり、データの配信回数に応じた課金をすることも可能になる。
以上のように構成された本発明によれば、ユーザが操作する端末以外の端末へも当該ユーザが要求したデータを送信することができるとともに、当該データの送信先を簡単な仕組みで知ることができる。
以下、図面に基づいて、本発明によるデータ配信方法を実施するデータ配信システムの具体的な形態を、説明する。
(システム構成)
図1は、本実施形態によるデータ配信システム1を含むネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。この図1に示されるように、このネットワークシステムは、インターネットNによって互いに接続されたデータ配信システム1,複数のユーザ端末2(図1においては2台のみ図示)から、構成されている。さらに、データ配信システム1は、LAN(ローカルエリアネットワーク)Lを介して相互に接続された複数台のサーバ(データ配信サーバ13,多数のデータサーバ11,図示せぬSMTPサーバ),コンソール15,及びルータ16から、構成されている。なお、本実施形態において、「サーバ」とは、「何れかのサーバプログラムを実行しているサーバコンピュータ」を意味するものとする。
(システム構成)
図1は、本実施形態によるデータ配信システム1を含むネットワークシステムの概略構成を示すブロック図である。この図1に示されるように、このネットワークシステムは、インターネットNによって互いに接続されたデータ配信システム1,複数のユーザ端末2(図1においては2台のみ図示)から、構成されている。さらに、データ配信システム1は、LAN(ローカルエリアネットワーク)Lを介して相互に接続された複数台のサーバ(データ配信サーバ13,多数のデータサーバ11,図示せぬSMTPサーバ),コンソール15,及びルータ16から、構成されている。なお、本実施形態において、「サーバ」とは、「何れかのサーバプログラムを実行しているサーバコンピュータ」を意味するものとする。
図1に示されたユーザ端末2は、一般的なインターネットアクセス可能なパーソナルコンピュータであり、バスBを介して相互に接続されたCPU20,通信アダプタ21,入力装置23,ディスプレイ22,ハードディスク25,及びRAM24から、構成されている。なお、ユーザ端末2としては、通常のパーソナルコンピュータ以外にも、インターネット接続機能を備えた携帯電話や、PDA(Personal Data Assistance)等が、挙げられる。
CPU20は、ハードディスク25に格納されている各種プログラムを順次RAM24上に読み出して実行することによってその処理結果をディスプレイ22上に表示する処理装置である。通信アダプタ21は、CPU20による制御に従ってCPU20から受け取った信号をインターネットが構築されている物理回線に適した信号形態に変換するとともに、インターネットから受信した信号をCPU20が処理可能な信号形態に変換するモデム等の装置である。入力装置23は、CPU20が上記プログラムに従った処理を実行する際にオペレータが各種命令を入力するためのマウス等のポインティングデバイスやキーボードである。
CPU20がハードディスク25からRAM24上に読み出して実行するプログラムには、図示せぬオペレーションシステム(OS)の他、Webブラウザ26が、含まれている。オペレーションシステムは、ユーザ端末2を構成する各ハードウェアを制御する機能や、インターネットに対する通信機能(即ち、TCP/IPに従った通信機能)を実現する基本プログラムである。また、Webブラウザ26は、CPU20によって読み出されて実行されることによって、入力装置23を介して入力又は指定された情報を格納したHTTPリクエストメッセージをインターネット経由で各種サーバへ送信するとともに、このHTTPリクエストメッセージに対応してインターネット経由で受信したHTTPレスポンスメッセージに格納された画面データ(HTMLデータ等)に基づいて、ディスプレイ22上に画面表示を行う。
データ配信システム1は、コンテンツ提供サービスを提供している事業者(以下、「サービス提供事業者」という)によって管理運営されている。このデータ配信システム1を構成するルータ16は、インターネットNとLANとを接続する装置である。また、コンソール15は、サービス提供事業者の従業員がこのデータ配信システム1を構成する各種サーバの管理(データの監視,データに対する操作,各種コマンドの入力,等)を行うための端末であり、ユーザ端末2と同様の構成を有している。
各データサーバ11は、配信対象データを保存するコンピュータであり、互いにバスBによって接続されたCPU110,通信アダプタ111,RAM112,及びハードディスク113から、構成されている。これらのうち、CPU110は、データサーバ11全体の制御を行う中央処理装置である。また、RAM112は、CPU110が各種処理を実行するに際しての作業領域が展開される主記憶装置である。また、通信アダプタ111は、LANとのインターフェースをなす通信装置である。ハードディスク113は、CPU110によってRAM112上に読み出されて実行される各種プログラム及び頒布対象データ1131を格納する外部記憶装置(格納装置に相当)である。このハードディスク113に格納されるプログラムには、データ配信サーバ13からの要求に応じてハードディスク113内を検索して、要求された条件に対応する配信対象データ1131をこのハードディスク113から読み出して、データ配信サーバ13に転送するためのデータサーバプログラム1121が、含まれている。
また、データ配信サーバ13は、コンソール15から入力されたコマンドに従って予め配信対象コンテンツを特定しておいた上で、ルータ16を介してユーザ端末2から受信した要求(HTTPリクエスト)に応じて、予め特定しておいた各配信対象コンテンツのサムネイルを見本として一覧表示するためのサムネイル画面及び入力フォーム画面の画面データを自動生成してユーザ端末2へ応答し、その後、この入力フォーム画面に入力されたパラメータを含む要求を受信すると、この要求に添付されたパラメータによって指定された配信対象データを保存先サーバ11から読み出して、同要求に添付されたパラメータによって指定されたアドレス宛へ、電子メール(以下、「データ送信用メール」という)に添付した状態で自動送信するサーバコンピュータである。
データ配信サーバ13のハードウェアは、互いにバスBによって接続されたCPU130,通信アダプタ131,RAM132及びハードディスク133から、構成されている。これらのうち、CPU130は、データ配信サーバ13全体の制御を行う中央処理装置である。また、RAM132は、CPU130が各種処理を実行するに際しての作業領域が展開される主記憶装置である。また、通信アダプタ131は、LANとのインターフェースをなす通信装置である。
ハードディスク133は、CPU130によって読み出されて実行される各種プログラム及び各種データを格納する外部記憶装置である。このハードディスク13に格納されるデータとしては、後述する履歴データベース1331,会員データベース1332が含まれ、プログラムとしては、ウェブサーバプログラム及び幾つかのCGIプログラムから構成されRAM132上に読み出されることによってCPU130に対して上述した処理を実行させるデータ配信サーバプログラム1321が、含まれている。
会員データベース1332には、このデータ配信サービスの受給者資格を有する会員として登録されユーザの個人情報を記録しているデータベースである。この会員データベース1332に記録されている個人情報には、各会員のメールアドレス,名前,住所等の項目が、含まれている。
履歴データベース1331には、何れかの会員のメールアドレス宛に、何れかの配信対象データを添付したデータ送信用メールを送信する毎に、その配信対象データのファイル名,送信日時,宛先メールアドレスが、互いに対応付けられて記録される。
(処理内容)
以下、図2のフローチャート,図3及び図4の画面例を参照して、データ配信サーバプログラム1321に従ったデータ配信サーバ13の処理内容を、詳細に説明する。
(処理内容)
以下、図2のフローチャート,図3及び図4の画面例を参照して、データ配信サーバプログラム1321に従ったデータ配信サーバ13の処理内容を、詳細に説明する。
まず最初に、データ配信システムを起動するための特定のURLを指定したHTMLリクエストメッセージを何れかのユーザ端末2がインターネットNへ送出すると、このHTMLリクエストメッセージは、インターネットN上を転送されて、ルータ16を通じて、データ配信サーバ13によって受信される。すると、データ配信サーバ13のCPU130は、データ配信サーバプログラム1321に従って、図2のフローチャートに示すデータ配信処理を開始する。
このデータ配信処理を開始して最初のS001では、CPU130は、コンソール15からのコマンドに応じて予め特定された複数の配信対象データの内容を夫々示す複数のサムネイルデータをHTMLデータ中に埋め込むことによって、これら複数のサムネイルを一覧するサムネイル画面を表示させるための画面データを作成する。この時、CPU130は、各サムネイルに一意の識別番号(識別情報に相当)を定義するとともに、各識別番号毎に、その識別番号が定義されたサムネイルに対応した配信対象データとの対応関係を、記憶手段としてのRAM132に記憶する。そして、CPU130は、作成したサムネイル画面表示用の画面データをリクエストメッセージ送信元ユーザ端末2へ送信する。この画面データを受信したユーザ端末2では、ブラウザ26に従って動作しているCPU20が、この画面データに基づいて、図3に示すように、ディスプレイ22上にサムネイル画面を表示する。このサムネイル画面には、夫々一意の識別番号(図3の例では“1”〜“6”)が付された複数のサムネイルの他、入力フォーム画面にリンクするためのボタン(図示略)が組み込まれている。従って、サムネイル画面を見たユーザが何れかのサムネイルが気に入ると、そのサムネイルに付された識別番号を覚えた上で、入力装置23を用いてサムネイル画面中の図示せぬボタンを操作すると、入力フォーム画面のURLを指定したHTMLリクエストメッセージがデータ配信サーバ13へ送信される。
このHTMLリクエストメッセージを受信したデータ配信サーバ13のCPU130は、図4に示す画面内容の入力フォーム画面を表示させるための入力フォーム画面データを、リクエストメッセージ送信元ユーザ端末2へ送信する。この入力フォーム画面には、データ送信用メールの宛先会員の名前,住所,メールアドレス,送信対象として選択された配信対象データ(図4の例ではスクリーンセーバー)の識別番号が夫々書き込まれる欄41〜44,及び、「決定」ボタン45が、含まれている。そして、この入力フォーム画面データには、各欄41〜44に夫々文字列が書き込まれた状態で「決定」ボタン45が操作された場合にこれら各欄41〜44に書き込まれていた文字列をパラメータとするHTTPリクエストメッセージをデータ配信サーバ13へ送信させる設定(FORMタグ)が、組み込まれている。CPU130は、入力フォーム画面データを送信すると、次のS002において、リクエストメッセージ送信元ユーザ端末2から、この入力フォーム画面データに基づくHTTPリクエストメッセージが送信されてくるのを待つ。なお、S001において送信されるサムネイル画面データ中に、入力フォーム画面データが組み込まれていても良い。その場合には、サムネイル画面中のボタンは不要になるとともに、入力フォーム画面データを別途送信する必要もなくなる。
S002において、入力フォーム画面データに基づくHTTPリクエストメッセージ(要求メッセージに相当)を入力手段としての通信アダプタが受信すると、CPU130は、このHTTPリクエストメッセージにパラメータとして添付されたメールアドレスが会員データベース1332に予め登録されているか否かを、チェックする。そして、当該メールアドレスが会員データベース1332に予め登録されていない場合には、CPU130は、宛先が無効であるとして、そのまま処理を終了する。これに対して、当該メールアドレスが会員データベース1332に予め登録されていない場合には、CPU130は、処理をS004へ進める。
S004では、CPU130は、S002にて受信したHTTPリクエストメッセージにパラメータとして添付された全識別番号が夫々示す全配信対象データのファイル名,S003にてチェックしたメールアドレス,及び現在日時を、履歴データベース1331に記録する。
次のS005では、CPU130は、S002にて受信したHTTPリクエストメッセージにパラメータとして添付された各識別番号に予め対応付けられた全配信対象データを、夫々が保存されているデータサーバ11に対して要求する。すると、上述したように、各データサーバ11は、要求された各配信対象データをハードディスク113から読み出して、データ配信サーバ13へ応答する。そして、データ配信サーバ13のCPU130は、S003にてチェックしたメールアドレスを宛先としたデータ送信用メールを自動生成し、各データサーバ11から受信した全配信対象データをこのデータ送信用メールに添付する(電子メール生成手段)。
次のS006では、CPU130は、S005にて生成して配信対象データが添付されたデータ送信用メールのデータ容量が、予め設定された容量(即ち、図示せぬSNTPサーバが送信可能な容量)を超えたか否かをチェックする。そして、CPU130は、データ送信用メールのデータ容量が予め設定された容量を越えていなければ処理をそのままS008へ進め、データ送信用メールのデータ容量が予め設定された容量を越えた場合には、S007においてデータ送信用メールに添付された各配信対象データを圧縮した後に、処理をS008へ進める。
S008では、CPU130は、図示せぬSNTPサーバを利用して、データ送信用メールを、S003にてチェックしたメールアドレス宛に自動送信する(電子メール送信手段に相当)。S008を完了すると、CPU130は、このデータ配信サーバプログラム1321に従った処理を終了する。
(実施形態の作用効果)
以上のようにデータ配信システムが構成されているために、ユーザは、自己が操作するユーザ端末2のディスプレイ22上に、上述したようにして入力フォーム画面を表示させた状態で、サムネイルを見て気に入ったデータの識別番号を欄44に書き込むとともに、そのデータを自分で利用したいのであれば自己の名前,住所,メールアドレスを、また、そのデータを他の会員に送りたいのであれば当該会員の名前,住所,メールアドレスを、夫々、対応する欄41〜43に書き込んだ後に、決定ボタン45を操作する。すると、上述したように、各欄41〜44に書き込まれた文字列をパラメータとして含むHTTPリクエストメッセージが、データ配信サーバ13へ送信される。
(実施形態の作用効果)
以上のようにデータ配信システムが構成されているために、ユーザは、自己が操作するユーザ端末2のディスプレイ22上に、上述したようにして入力フォーム画面を表示させた状態で、サムネイルを見て気に入ったデータの識別番号を欄44に書き込むとともに、そのデータを自分で利用したいのであれば自己の名前,住所,メールアドレスを、また、そのデータを他の会員に送りたいのであれば当該会員の名前,住所,メールアドレスを、夫々、対応する欄41〜43に書き込んだ後に、決定ボタン45を操作する。すると、上述したように、各欄41〜44に書き込まれた文字列をパラメータとして含むHTTPリクエストメッセージが、データ配信サーバ13へ送信される。
このHTTPリクエストメッセージを受信したデータ配信サーバ13は、このメッセージにて指定された配信対象データをデータ送信用メールに添付して、このデータ送信用メールを指定されたメールアドレス宛に送信する。従って、ユーザは、上述した操作をどの端末上で行っていたとしても、その後において、自己が所有する端末を操作することによって当該データ送信用メールを受信しさえすれば、このデータ送信用メールに添付されたデータを、当該自己の端末において利用できるようになる。また、ユーザは、他の会員にデータを見せたい場合には、その会員の名前,住所,メールアドレスを入力フォーム画面中の各欄41〜43に書き込むことによって、その会員へデータを送ることができる。
また、データ配信サーバ13では、データ送信先のメールアドレスを知ることができるので、そのメールアドレスが会員のものとして会員データベース1332に登録されている場合に限ってデータ送信用メールを送信することができる。また、データ配信サーバ13は、データ送信の履歴(即ち、どの会員のメールアドレス宛に何時どのデータを送信したか)を履歴データベース1331に記録することができるので、この履歴を利用して、課金を行ったり、データ送信の回数制限や数量制限をすることとが可能になる。
2 ユーザ端末
11 データサーバ
13 データ配信サーバ
16 ルータ
130 CPU
131 通信アダプタ
132 RAM
133 ハードディスク
1321 データ配信サーバプログラム
1331 履歴データベース
1332 会員データベース
L LAN
N インターネット
11 データサーバ
13 データ配信サーバ
16 ルータ
130 CPU
131 通信アダプタ
132 RAM
133 ハードディスク
1321 データ配信サーバプログラム
1331 履歴データベース
1332 会員データベース
L LAN
N インターネット
Claims (5)
- ネットワークを介して端末から受信した要求に応じてデータを配信するデータ配信方法であって、
予め、格納装置に格納されている個々の配信対象データに対して、その配信対象データを一意に識別するための識別情報を対応付け、その対応の定義を記憶手段内に記憶しておき、
ネットワークを介して何れかの端末から、何れかの配信対象データの識別番号及び送信先の電子メールアドレスを含む要求メッセージを受信すると、
受信した要求メッセージに含まれる各識別番号に対し前記記憶手段内の定義によって対応付けられている配信対象データを前記格納装置から夫々読み出し、
前記格納装置から読み出した各配信対象データを添付するとともに前記要求メッセージに含まれる電子メールアドレスを送信先とする電子メールを生成し、
生成した電子メールを送信する
ことを特徴とするデータ配信方法。 - データ配信先としての電子メールアドレス群を定義したデータベースを予め記憶手段に記憶しておき、
前記要求メッセージに含まれる電子メールアドレスが前記データベースに定義されている場合に限り、前記電子メールを送信する
ことを特徴とする請求項1記載のデータ配信装置。 - 前記電子メールを送信する毎に、その送信先の電子メールアドレス及び送信された電子メールに添付された配信対象データの識別情報を記録しておく
ことを特徴とする請求項1記載のデータ配信装置。 - 前記端末に対して、前記配信対象データの識別番号及び送信先の電子メールアドレスを指定した状態で所定の操作を行った場合に前記要求メッセージを送信する内容の設定を含む入力フォームデータを送信する
ことを特徴とする請求項1記載のデータ配信方法。 - ネットワークを介して端末から受信した要求に応じてデータを配信するデータ配信システムであって、
格納装置に格納されている個々の配信対象データとその配信対象データを一意に識別するための識別情報との対応の定義を記憶した記憶手段と、
ネットワークを介して何れかの端末から、何れかの配信対象データの識別番号及び送信先の電子メールアドレスを含む要求メッセージを受信する受信手段と、
この受信手段が受信した要求メッセージに含まれる各識別番号に対し前記記憶手段内の定義によって対応付けられている配信対象データを前記格納装置から夫々読み出し、読み出した各配信対象データを添付するとともに前記要求メッセージに含まれる電子メールアドレスを送信先とする電子メールを生成する電子メール生成手段と、
生成した電子メールを送信する電子メール送信手段と
を備えたことを特徴とするデータ配信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003367864A JP2005135020A (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | データ配信方法及びデータ配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003367864A JP2005135020A (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | データ配信方法及びデータ配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005135020A true JP2005135020A (ja) | 2005-05-26 |
Family
ID=34645743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003367864A Pending JP2005135020A (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | データ配信方法及びデータ配信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005135020A (ja) |
-
2003
- 2003-10-28 JP JP2003367864A patent/JP2005135020A/ja active Pending
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