JP2005242874A - 情報配信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザが希望する情報を容易に取得することを可能とした情報配信システムを提供する。
【解決手段】 ユーザ端末30が、ユーザが取得を希望しているコンテンツの配信状況の照会を、一定期間ごとにネットワークを介して情報管理サーバ20に自動的に要求する。情報管理サーバ20は、情報配信サーバ10に新着の配信可能なコンテンツが格納されている場合、そのコンテンツのURLと上記のコンテンツが配信可能な旨を通知するための通知情報とをユーザ端末30に送信する。ユーザ端末30は、上記の通知情報を受信すると、画面上の文字、画像、音声出力などによりユーザに対して新着コンテンツが配信可能である旨を報知する。ユーザにより新着コンテンツの取得要求が入力されると、ユーザ端末30は、受信したURLを情報配信サーバ10に送信してコンテンツの取得を情報配信サーバ10に要求する。情報配信サーバ10は、ユーザ端末30からの取得要求に応じて、該当するコンテンツをユーザ端末30に配信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ユーザ端末30が、ユーザが取得を希望しているコンテンツの配信状況の照会を、一定期間ごとにネットワークを介して情報管理サーバ20に自動的に要求する。情報管理サーバ20は、情報配信サーバ10に新着の配信可能なコンテンツが格納されている場合、そのコンテンツのURLと上記のコンテンツが配信可能な旨を通知するための通知情報とをユーザ端末30に送信する。ユーザ端末30は、上記の通知情報を受信すると、画面上の文字、画像、音声出力などによりユーザに対して新着コンテンツが配信可能である旨を報知する。ユーザにより新着コンテンツの取得要求が入力されると、ユーザ端末30は、受信したURLを情報配信サーバ10に送信してコンテンツの取得を情報配信サーバ10に要求する。情報配信サーバ10は、ユーザ端末30からの取得要求に応じて、該当するコンテンツをユーザ端末30に配信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、情報配信システムに関し、特にネットワークを介して情報を配信する情報配信システムに関する。
近年、ADSLなどの通信技術の普及により、インターネットを介してパーソナルコンピュータ(以下、単に「PC」という)や携帯端末などへデータを容易にダウンロードすることが可能となった。これにともない、動画、音声情報などのコンテンツを作成し、これらをユーザからの要求に応じてコンテンツ配信サービスを提供する企業の数も急激に増加している。
上記のような情報配信サービスに係る従来技術の1つに特許文献1が開示するところのデータ配信システム及びデータ配信用サーバ並びにデータ配信方法があった。
特許文献1では、ユーザが能動的にPCまたは携帯端末を用いてサーバにアクセスし、サーバから取得したWebページ上で画像、着信音等の各データにおいて希望のものを選択し、その選択した各データをサーバからダウンロードしていた。
特開2003−319096
しかしながら、従来の情報配信システムによれば、以下のような問題があった。
(1)上述したように、ユーザは希望する情報を取得する度に、端末に実装されたブラウザを用いてWebページにアクセスし、そのWebページ上に表示された情報名から希望のものをその都度選択し、ダウンロードを行うといった煩雑な作業が必要であった。
(2)また、従来、ユーザは1度取得した情報が更新されたか否かをその都度Webページにアクセスして確認しなければならなかった。
(3)一方、配信される情報は、情報配信先にメールアドレスを登録しておけば、メール等でも受動的に受け取ることができるが、その中には不要な情報が多く、多いときには1日に100通以上のメールが届く場合がある。こういう場合、受信する手間等がかかったり、その中から必要な情報を探し出す手間を必要としたり、最悪の場合は誤って必要なメールを削除してしまうと言うような問題があった。
(1)上述したように、ユーザは希望する情報を取得する度に、端末に実装されたブラウザを用いてWebページにアクセスし、そのWebページ上に表示された情報名から希望のものをその都度選択し、ダウンロードを行うといった煩雑な作業が必要であった。
(2)また、従来、ユーザは1度取得した情報が更新されたか否かをその都度Webページにアクセスして確認しなければならなかった。
(3)一方、配信される情報は、情報配信先にメールアドレスを登録しておけば、メール等でも受動的に受け取ることができるが、その中には不要な情報が多く、多いときには1日に100通以上のメールが届く場合がある。こういう場合、受信する手間等がかかったり、その中から必要な情報を探し出す手間を必要としたり、最悪の場合は誤って必要なメールを削除してしまうと言うような問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが希望する情報を容易に取得することを可能にした情報配信システムを提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明は、配信情報の提供を行う情報配信事業者により管理される情報配信サーバと、配信情報の配信管理を行う情報管理事業者により管理される情報管理サーバと、配信情報を取得するユーザ端末と、がネットワークを介して互いに接続される情報配信システムであって、ユーザ端末は、特定の配信情報着信の通知を情報管理サーバから受信して所定の表示形式により表示するとともに、着信の通知に基づき、配信情報を情報配信サーバから受信して所定の表示形式により表示することを特徴とする。
また、本発明における情報配信システムは、配信情報の提供を行う情報配信事業者により管理される情報配信サーバと、配信情報の配信管理を行う情報管理事業者により管理される情報管理サーバと、配信情報を取得するユーザ端末と、がネットワークを介して互いに接続される情報配信システムであって、情報管理サーバは、ユーザ端末からの照会に応じて、配信可能となった配信情報を取得するための配信取得情報をユーザ端末に送信する配信可能情報送信手段を有し、ユーザ端末は、特定の配信情報の配信が可能であるか否かの照会要求を情報管理サーバに送信する照会要求手段と、配信管理サーバから受信した配信取得情報を所定の表示形式により表示する配信取得情報表示手段と、受信した配信取得情報を用いて、特定の配信情報の取得要求を情報配信サーバに送信する配信情報取得要求手段と、取得要求した配信情報を情報配信サーバから受信し、受信した配信情報を所定の表示形式により表示する配信情報表示手段とを有し、情報配信サーバは、1以上の配信情報を格納する配信情報格納手段と、特定の配信情報の取得要求に応じて、1以上の配信情報のうち特定の配信情報を抽出し、ユーザ端末に配信する情報配信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明における情報配信システムにおいて、上記の配信可能情報送信手段は、配信取得情報として、特定の配信情報が配信可能となった旨を通知するための通知情報をユーザ端末に送信し、ユーザ端末は、通知情報を受信すると、画像の動き、文字の表示および音声出力のうちの少なくとも1つにより、配信可能となった旨の通知動作を行う通知手段を有することを特徴とする。
また、本発明における情報配信システムにおいて、上記の情報管理サーバは、配信情報の配信期間の指定情報を格納する配信期間格納手段を有し、上記の配信可能情報送信手段は、指定された配信期間において、配信可能情報をユーザ端末に送信することを特徴とする。
また、本発明における情報配信システムにおいて、上記の情報管理サーバは、配信可能情報の送信回数の制限値を格納する送信回数格納手段を有し、上記の配信可能情報送信手段は、配信可能情報の送信回数が制限値を超えない場合のみ、配信可能情報をユーザ端末に送信することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは、自身が取得を希望する配信情報の更新状況を能動的に確認することなく、受動的に新着の配信情報を取得することが可能となる。
<特徴>
本実施の形態では、ユーザ端末が、ユーザが取得を希望しているコンテンツの配信状況の照会を、一定期間ごとにネットワークを介して情報管理サーバに自動的に要求する。
本実施の形態では、ユーザ端末が、ユーザが取得を希望しているコンテンツの配信状況の照会を、一定期間ごとにネットワークを介して情報管理サーバに自動的に要求する。
情報管理サーバは、情報配信サーバに新着の配信可能なコンテンツが格納されている場合、そのコンテンツのURLと上記のコンテンツが配信可能な旨を通知するための通知情報とをユーザ端末に送信する。
ユーザ端末は、上記の通知情報を受信すると、画面上の文字、画像、音声出力などによりユーザに対して新着コンテンツが配信可能である旨を報知する。ユーザにより新着コンテンツの取得要求が入力されると、ユーザ端末は、受信したURLを情報配信サーバに送信してコンテンツの取得を情報配信サーバに要求する。
情報配信サーバは、ユーザ端末からの取得要求に応じて、該当するコンテンツをユーザ端末に配信する。
このようにして、ユーザは、自身で煩雑なコンテンツの配信状況の確認作業を行うことなく、自身が取得を希望するコンテンツのみ容易に取得することができる。
<構成>
図1は、本発明の実施の形態における情報配信システムの構成を示す図である。
<構成>
図1は、本発明の実施の形態における情報配信システムの構成を示す図である。
以下、図1を用いて、本実施形態における情報配信システムの構成について説明する。
図1に示されているように、情報配信システムは、情報配信サーバ10と、情報管理サーバ30と、ユーザ端末40と、ネットワーク50とを有して構成される。これらの情報配信サーバ10、情報管理サーバ30、ユーザ端末40は、インターネット、LANなどのネットワーク50を介して接続される。なお、ネットワーク50は、携帯電話網のような無線通信網であってもよい。
なお、図1に示される情報配信システムの構成はあくまで一例であり、ネットワーク50に接続される、情報配信サーバ10およびユーザ端末40の数は図により限定されないものとする。
情報配信サーバ10は、情報配信事業者により管理される情報処理装置であって、例えば、ワークステーションなどのハイエンドPCによって構成される。この情報配信サーバ10は、コンテンツをユーザ側に提供するものである。このコンテンツは、HTMLなどにより記述されるものであり、例えば、動画、静止画像、文字、音声などを表現するためのデータおよびプログラムから構成される。
この情報配信サーバ10は、上述した1以上のコンテンツをURLなどに対応付けて格納し、後述するユーザ端末40からの要求に応じてそのコンテンツをユーザ端末40に配信する機能を有する。また、情報配信サーバ10は、ユーザ端末40がコンテンツをダウンロードするためのソフトウェア(以下、DLソフトウェア)を格納し、ユーザ端末40からの要求に応じてそのDLソフトウェアをユーザ端末40に送信する機能を有する。
なお、このDLソフトウェアは、コンテンツごとに特化されたものであり、ユーザ端末40は、各DLソフトウェアを用いることにより、対応する1つのコンテンツのみをダウンロードすることができる。
一方、情報配信事業者は、情報配信端末20を用いて、コンテンツの配信時期を示す情報を情報管理サーバ30に送信して登録する。
この情報管理サーバ30は、コンテンツの配信を管理する情報管理事業者により管理される情報処理装置であって、例えば、ワークステーションなどのハイエンドPCによって構成される。
また、情報配信端末20は、上述した情報配信事業者により操作される情報処理装置であって、例えば、携帯電話機、PHSおよびPDAなどの移動通信端末であってもよいし、デスクトップ、タワーまたはノートブックなどの各型のPCであってもよい。
情報管理サーバ30は、コンテンツの配信開始を通知するための情報を、後述するユーザ端末40に送信し、そのユーザ端末40が情報配信サーバ10にコンテンツ配信を要求することにより、情報配信サーバ10からユーザ端末40へコンテンツが配信される。
図2は、情報管理サーバ30に備えられたデータベースで管理されるコンテンツの管理情報を示す図である。
図に示すように、情報管理サーバ30は、コンテンツごとに、そのコンテンツのURLと、配信開始時期(日、時、分)と、配信終了時期(日、時、分)と、配信回数の上限値(制限値)と、QUEと、CIPSとを各コンテンツのIDに対応付けて格納する。ここで、QUEは、ユーザが取得を希望する最新のコンテンツの取得が可能となったことを示す情報である。また、CIPSは、最新のコンテンツが取得可能となった旨の文字データを含む情報である。この情報管理サーバ30は、配信開始時期に達したコンテンツのURLと、そのコンテンツの配信開始を通知するための情報(QUEおよびCIPS)とをユーザ端末40に送信する。
ユーザ端末40は、コンテンツを閲覧するユーザにより操作される情報処理装置であって、例えば、携帯電話機、PHSおよびPDAなどの移動通信端末であってもよいし、デスクトップ、タワーまたはノートブックなどの各型のPCであってもよいし、また、セットトップボックス(Set Top Box)であってもよい。
ユーザ端末40は、QUEを情報管理サーバ30から受信すると、DLソフトウェアに組み込まれている配信可能となった旨の通知動作(例えばアニメーション画像の再生)を行い、コンテンツが取得可能である旨をユーザに通知する。また、ユーザ端末40は、CIPSを情報管理サーバ30から受信すると、例えばそのアニメーション画像上またはその近傍に、コンテンツが取得可能である旨を文字情報で表示してユーザに通知する。この文字情報は、例えば漫画などにおける吹き出し状の表示形式(チップヘルプ)でユーザに対して通知される。
また、ユーザ端末40は、情報配信サーバ10からコンテンツを受信すると、そのコンテンツ内容(画像、映像、文字等)を表示する。ユーザ端末40は、このコンテンツ内容を表示するとき、通常のブラウザのようなスクロールが必要な表示形式をとらずに、そのコンテンツ内容をユーザ端末40のディスプレイ1画面に収まるように表示する。
<動作>
以下、本発明の実施の形態における情報配信システムの動作を説明する。
<動作>
以下、本発明の実施の形態における情報配信システムの動作を説明する。
(DLソフトウェアの取得動作)
ここで、ユーザ端末40によるDLソフトウェアの取得動作の一例について説明する。
ここで、ユーザ端末40によるDLソフトウェアの取得動作の一例について説明する。
ユーザ端末40が、ネットワーク50を介して情報配信サーバ10のWebページにアクセスし、そのWebページ上でユーザが取得を希望するコンテンツを選択すると、情報配信サーバ10は、その選択されたコンテンツを取得するためのDLソフトウェアをユーザ端末40に送信する。なお、ユーザ端末40が記録媒体の情報を読み取るドライブを備えていれば、例えば、CD−ROMなどの記録媒体からDLソフトウェアをインストールするようにしてもよい。また、別途DLソフトウェアを管理および配信するサーバをネットワーク50に接続して設けてもよい。
図3は、ユーザ端末40に備えられたディスプレイにおけるDLソフトウェア取得後の表示画面を示す図である。図に示すように、ユーザ端末40はDLソフトウェアを取得し、インストールすると、ユーザ端末40のディスプレイ上にそのDLソフトウェアにより取得可能なコンテンツに対応したアイコン(以下、マスコット)を表示する。このマスコットは、例えば、アニメーション等により実現してもよい。
(コンテンツの取得動作)
図4は、このコンテンツの配信動作の流れを示すシーケンス図である。以下、図4に沿って、ユーザ端末40によるコンテンツの取得動作について説明する。
図4は、このコンテンツの配信動作の流れを示すシーケンス図である。以下、図4に沿って、ユーザ端末40によるコンテンツの取得動作について説明する。
まず、情報配信事業者は、情報配信端末20を用いて、情報配信サーバ10にコンテンツをアップロードする。このとき、情報配信端末20は、アップロードしたコンテンツのURLも情報配信サーバ10に登録する。情報配信サーバ10は、そのアップロードされたコンテンツとURLとを対応付けて格納する(ステップS101)。
次に、情報配信事業者は、情報配信サーバ10から情報管理サーバ30にアクセスし、自身のIDおよびパスワードを入力してログインする。この入力に基づき、情報管理サーバ30は配信スケジュール管理ページを情報配信端末20に送信する。この配信スケジュール管理ページは、情報配信事業者が自身で提供するコンテンツの配信時期を指定するための入力フォームである。
情報配信事業者は、情報配信端末20で受信した配信スケジュール管理ページの入力欄に、コンテンツの配信時期(配信を開始する時期と終了する時期)を入力し、その入力されたコンテンツの配信時期を示す情報(配信スケジュールデータ)を情報管理サーバ30へ送信する(ステップS102)。情報管理サーバ30は、受信した配信スケジュールデータを自身に備えられたデータベースに登録する(ステップS103)。
なお、情報配信事業者が自身で提供するコンテンツの配信回数の制限を設けたい場合、ステップS102において、情報配信事業者は配信時期と同様に配信回数の入力用のフォーム情報を情報管理サーバ30から取得し、コンテンツの配信回数の上限値を入力してその上限値を情報管理サーバ30へ送信する。情報管理サーバ30は、ステップS103において、受信したコンテンツ配信回数の上限値を自身に備えられたデータベースに登録する。
次に、ユーザ端末40を立ち上げると、自端末にインストールされたDLソフトウェアを起動し(ステップS104)、ユーザ端末40は、その起動中のDLソフトウェアにより取得可能なコンテンツの最新の配信状況を情報管理サーバ30に照会する(ステップS105)。このとき、ユーザ端末40は、照会を行うコンテンツのIDと、最後にそのコンテンツを取得した時期を示す情報とをDLソフトウェアにより情報管理サーバ30に対して送信する。なお、DLソフトウェアは、画面上のマスコットをクリックすると起動するようにしてもよいし、ユーザ端末40の電源がオンされると自動的に起動するようにしてもよい。
好適には、ユーザ端末40は、DLソフトウェア起動後、所定期間ごとに情報管理サーバ30に対して自動的に照会を行う。このことにより、ユーザは、自身の手を煩わせることなく、コンテンツの配信状況の照会を行うことが可能となる。複数のユーザ端末が情報管理サーバ30に対してコンテンツの配信状況を問い合わせる場合、各ユーザ端末におけるDLソフトウェアの起動および照会要求のタイミングが異なるため、情報管理サーバ30による多数のユーザ端末への照会結果の送信処理が一時期に集中する可能性を低減させることが可能となる。
情報管理サーバ30は、ユーザ端末40からコンテンツの配信状況の照会(照会を要求されたコンテンツのID)を受信すると、該当するコンテンツに関するデータを自身のデータベースから抽出し、ユーザ端末40がそのコンテンツを最後に取得した時期以降にそのコンテンツの更新が行われているか否かを判断する(ステップS106)。
該当する最新のコンテンツが情報配信サーバ10に格納されていないと判断された場合は(ステップS106/No)、情報配信システムは動作を終了する。
該当する最新のコンテンツが情報配信サーバ10に格納されていると判断された場合は(ステップS106/Yes)、情報管理サーバ30は、そのコンテンツが配信回数の制限値に達しているか否かを判断する(ステップS107)。
その更新済みのコンテンツの配信回数が、予め情報配信事業者により指定された制限値に達していると判断された場合は(ステップS107/Yes)、情報配信システムは動作を終了する。
その更新済みのコンテンツの配信回数が制限値に達していないと判断された場合(ステップS107/No)、情報管理サーバ30は、自身に備えられている、各コンテンツの配信回数を計数する配信カウンタの値を1インクリメントする(ステップS108)。
次に、情報管理サーバ30は、最新のコンテンツのURLと、QUEと、CIPSとをユーザ端末40に送信する(ステップS109)。ここで、QUEは、前述したように、ユーザが取得を希望する最新のコンテンツの取得が可能となったことを示す情報である。また、CIPSは、最新のコンテンツが取得可能となった旨の文字データを含む情報である。
ユーザ端末40は、最新のコンテンツのQUEを情報管理サーバ30から受信すると、DLソフトウェアに含まれるモジュールを用いて、画面上のマスコットの表示状態(画像、音声)を変化させて(例えば、マスコットにアニメーション動作を実行させる)、最新コンテンツの取得が可能である旨をユーザに通知する(ステップS110)。
また、ユーザ端末40は、最新のコンテンツのCIPSを情報管理サーバ30から受信すると、そのCIPSに含まれる、最新コンテンツの取得が可能である旨の文字情報を、該当するマスコット近傍または重なるように表示する(いわゆるチップヘルプ)。なお、ユーザ端末40は、画面上のカーソルがマスコットの位置をポイントすると、CIPSに含まれる文字情報を表示するようにしてもよい。
次に、ユーザ端末40は、取得可能が通知されたコンテンツの取得要求が、自端末に備えられているキーボードまたはポインティングデバイスなどの情報入力手段により入力されたか否かを判断する(ステップS111)。例えば、ユーザは、ユーザ端末40を用いて、通知動作中のマスコットをクリックすることにより、そのマスコットに対応したコンテンツの取得要求を入力する。
コンテンツの取得要求が入力されたと判断された場合(ステップS111/Yes)、ユーザ端末40は、その取得要求を情報配信サーバ10に送信する。このとき、ユーザ端末40から送信される取得要求には、ユーザが取得を要求するコンテンツを特定するためのURLが含まれる。
情報配信サーバ10は、コンテンツの取得要求を受信すると、自身に格納されている1以上のコンテンツのうち該当するコンテンツを抽出し、ユーザ端末40に配信する(ステップS112)。ユーザ端末40は、コンテンツを受信すると、ディスプレイ上に表示/再生する。なお、ユーザ端末40は、コンテンツをダウンロードして一旦自端末内に格納してからコンテンツの表示/再生を行ってもよいし、情報配信サーバ10からストリーミングの配信データを受信してリアルタイムで再生するようにしてもよい。
図5は、コンテンツ取得後のディスプレイによる画面表示を示す図である。
図に示すように、ユーザ端末40は、例えば、動画、静止画像、文字、音声などを含むコンテンツを表示/再生する。好ましくは、コンテンツの1画像はスクロールすることなく画面上に全て表示される。この場合、コンテンツ画像上にGUIなどによる操作ボタンを設けて、その操作ボタンをクリックすると、本のページを繰るようにコンテンツ画像の切り替えなどを行うことができるようにしてもよい。
また、ユーザ端末40は、コンテンツ画像の各領域がカーソルにより選択されることにより、その選択領域を拡大表示するようにしてもよい。
以上のようにコンテンツ画面を構成することにより、ユーザはスクロールのような面倒な操作を行うことなく、快適な操作性でコンテンツ画像全体を閲覧することが可能となる。
また、コンテンツ上には、コンテンツを作成した情報配信事業者が運営するサイト、またはその情報配信事業者のメールアドレスへのリンクを設けるようにしてもよい。このリンクがクリックなどで選択されると、ユーザ端末40は、自身に実装されている通常のブラウザまたはメーラなどを起動し、Webページ表示またはメール送信などの各動作を行う。
さらに、コンテンツ上において、チャット等の双方向通信を行うようにしてもよい。
図6は、コンテンツ取得後のディスプレイによる画面表示の他の例を示す図である。
図に示すように、ユーザ端末40は、複数のコンテンツ(○○マガジン、△△マガジン、・・・)の更新状況を1つのマスコットでまとめて通知するようにしてもよい。
この場合、上述した例と同様に、QUE受信時にマスコットが通知動作を実行することにより、ユーザに対する通知が行われる。このとき、ユーザ端末40は、取得可能となったコンテンツごとに互いに異なる通知動作を実行させるようにしてもよい。
また、ユーザ端末40は、ポインティングデバイスによるカーソルをマスコット上に合わせると、受信したCIPSに含まれる文字情報により、取得可能となったコンテンツの名称を表示させるようにしてもよい。
また、図に示すように、ユーザ端末40は、画面上のマスコットをクリックするなどして選択すると、ユーザ端末40がインストールしたDLソフトウェアに対応した全コンテンツ(○○マガジン、△△マガジン、…)のマスコットをサブタイトルとして表示する。このとき、ユーザ端末40は、このサブタイトルにおける1以上のマスコットのうち、取得可能となったコンテンツのマスコットに通知動作を実行させるようにしてもよい。
ユーザ端末40は、このサブタイトルにおける1以上のマスコットのうち、取得可能となっているコンテンツのマスコットをクリックするなどして選択すると、コンテンツの取得要求を情報配信サーバ10に送信する。そして、ユーザ端末40は、情報配信サーバ10からコンテンツを受信すると、図に示すようにその受信したコンテンツ内容の表示を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、ユーザ端末40は、ユーザにとって関心が高いコンテンツのみをダウンロードするためのソフトウェアをインストールし、定期的にその関心の高いコンテンツの状況照会を情報管理サーバ30に対して行う。情報管理サーバ30は、その照会に応じて該当するコンテンツが更新されていると判断した場合、そのコンテンツのURLおよびユーザ端末40に更新の通知動作を実行させるための情報(QUE、CIPS)をユーザ端末40に送信する。
このことにより、ユーザは、自身が取得を希望している配信情報の更新状況を何度も確認することなく容易に把握することができるとともに、希望の配信情報のみをユーザの手を煩わせることなくリアルタイムで容易に取得することが可能となる。
また、ユーザは、特定のコンテンツのみを閲覧できるため、通常のブラウザ使用時のように、リンクをたどっているうちに自分がどのサイトを閲覧しているのかがわからなくなってしまうということがなくなる。また、ユーザは、音声情報を含んだグラフィカルな映像/画像のコンテンツを取得することができる。ユーザがこのような効果を得ることにより、結果として、情報配信事業者にとっても、ユーザを効果的に囲い込む(エンクロージャー)ことが可能となる。
また、情報配信事業者は、コンテンツの配信期間および配信回数の上限値を情報管理サーバ30に登録し、情報管理サーバ30は、クライアントにより指定された配信期間中に、指定された回数のみ、配信情報の通知・取得用の情報(URL、CIPS、QUE)をユーザ端末40に送信するようにしているので、情報配信事業者は、自身が管理する情報配信サーバ10に対してコンテンツ配信の煩雑な設定を行うことなく、自身が意図した情報配信を容易に実現することが可能となる。
また、上記の処理は、情報配信サーバ10、情報配信端末20、情報管理サーバ30またはユーザ端末40が有するコンピュータプログラムにより実行されるが、上記のプログラムは、光記録媒体、磁気記録媒体、光磁気記録媒体、または半導体等の記録媒体に記録され、上記の記録媒体からロードされるようにしてもよいし、所定のネットワークを介して接続されている外部機器からロードされるようにしてもよい。
また、上述したように、DLソフトウェアは、特定のコンテンツ更新を通知するためのアイコン(マスコット)を表示/再生する処理と、特定のコンテンツの更新時にアイコンが通知動作を実行する処理と、起動後に定期的に特定のコンテンツの更新照会を行う処理と、特定のコンテンツの取得要求処理と、コンテンツの表示/再生処理とをユーザ端末40のコンピュータに実行させるプログラムとして提供するようにしてもよい。
なお、上述した実施形態では、新着のコンテンツを通知するためにマスコットが通知動作を行う例について説明したが、文字、画像および音声の各情報のうち少なくとも1つの出力によりユーザに通知するようにしてもよい。
なお、上記の実施例は本発明の好適な実施の一例であり、本発明の実施例は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能となる。
10 情報配信サーバ
20 情報配信端末
30 情報管理サーバ
40 ユーザ端末
50 ネットワーク
20 情報配信端末
30 情報管理サーバ
40 ユーザ端末
50 ネットワーク
Claims (6)
- 配信情報の提供を行う情報配信事業者により管理される情報配信サーバと、前記配信情報の配信管理を行う情報管理事業者により管理される情報管理サーバと、前記配信情報を取得するユーザ端末と、がネットワークを介して互いに接続される情報配信システムであって、
前記ユーザ端末は、
特定の配信情報着信の通知を前記情報管理サーバから受信して所定の表示形式により表示するとともに、該着信の通知に基づき、前記配信情報を前記情報配信サーバから受信して所定の表示形式により表示することを特徴とする情報配信システム。 - 配信情報の提供を行う情報配信事業者により管理される情報配信サーバと、前記配信情報の配信管理を行う情報管理事業者により管理される情報管理サーバと、前記配信情報を取得するユーザ端末と、がネットワークを介して互いに接続される情報配信システムであって、
前記情報管理サーバは、
前記ユーザ端末からの照会に応じて、配信可能となった前記配信情報を取得するための配信取得情報を前記ユーザ端末に送信する配信可能情報送信手段を有し、
前記ユーザ端末は、
特定の前記配信情報の配信が可能であるか否かの照会要求を前記情報管理サーバに送信する照会要求手段と、
前記配信管理サーバから受信した配信取得情報を所定の表示形式により表示する配信取得情報表示手段と、
前記受信した配信取得情報を用いて、前記特定の配信情報の取得要求を前記情報配信サーバに送信する配信情報取得要求手段と、
前記取得要求した配信情報を前記情報配信サーバから受信し、該受信した配信情報を所定の表示形式により表示する配信情報表示手段とを有し、
前記情報配信サーバは、
1以上の前記配信情報を格納する配信情報格納手段と、
前記特定の配信情報の取得要求に応じて、前記1以上の配信情報のうち前記特定の配信情報を抽出し、前記ユーザ端末に配信する情報配信手段と、
を有することを特徴とする情報配信システム。 - 前記配信可能情報送信手段は、
前記配信取得情報として、前記配信可能となった配信情報の格納位置を特定するための情報を前記ユーザ端末に送信し、
前記配信情報取得要求手段は、
前記情報管理サーバから受信した配信情報の格納位置を特定するための情報を、前記情報配信サーバに送信して、前記特定の配信情報の取得を前記情報配信サーバに要求することを特徴とする請求項2記載の情報配信システム。 - 前記配信可能情報送信手段は、
前記配信取得情報として、前記特定の配信情報が配信可能となった旨を通知するための通知情報を前記ユーザ端末に送信し、
前記ユーザ端末は、
前記通知情報を受信すると、画像、文字および音声出力のうちの少なくとも1つにより、前記配信可能となった旨の通知動作を行う通知手段を有することを特徴とする請求項2または3記載の情報配信システム。 - 前記情報管理サーバは、
前記配信情報の配信期間の指定情報を格納する配信期間格納手段を有し、
前記配信可能情報送信手段は、
前記指定された配信期間において、前記配信可能情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の情報配信システム。 - 前記情報管理サーバは、
前記配信可能情報の送信回数の制限値を格納する送信回数格納手段を有し、
前記配信可能情報送信手段は、
前記配信可能情報の送信回数が前記前記制限値を超えない場合のみ、前記配信可能情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の情報配信システム。
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JP2004054322A JP2005242874A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 情報配信システム |
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JP2004054322A JP2005242874A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 情報配信システム |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2013191229A (ja) * | 2005-12-29 | 2013-09-26 | United Video Properties Inc | 双方向型メディアガイドアプリケーションにおけるメディアライブラリ |
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JP7446606B2 (ja) | 2020-04-14 | 2024-03-11 | 株式会社mevie | コンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、及びコンテンツ配信プログラム |
-
2004
- 2004-02-27 JP JP2004054322A patent/JP2005242874A/ja active Pending
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