JP2005133675A - フォロープレート - Google Patents

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Abstract

【課題】 容器の内側周面に凹凸箇所や変形部分があってもシール性が良好で、圧縮空気の供給つまり加圧力を作用させていない状態でシール性を発揮でき、液漏れが生じにくく、しかも操作が簡単なフォロープレートを提供する。
【解決手段】 ポンプ11の下端に装着され、容器P内の貯留液Tをポンプで汲み上げて排出するディスチャージャに用いられるフォロープレート1で、上下2枚の円環状弾性プレート5・6を重ね合わせ、外周縁部5a・6aを全周にわたり一定幅で接着し、上下の弾性プレート5・6間に、円環状剛性プレート7を中心部から前記外周縁部の接着部近傍にわたり挟み込み、上下の弾性プレート5・6および剛性プレート7の中心部周囲を全周にわたり一定幅で接着し、上部弾性プレート5に給排気孔8を設けて上下の弾性プレート間の空間部Sに圧縮空気を供給することにより、外周縁部1aが上向きに傾斜して縮径するとともに、空間部S内の圧縮空気を給排気孔8から排出することにより空間部Sおよび外周縁部1aが常態に戻り拡径するようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ドラム缶やペール缶などの容器に貯留されているトマトペーストや各種クリームなどの食品材料、印刷インキ、シール剤、パテ剤などの高粘度液から水に近い低粘度液などの各種液体を、ポンプで汲み上げて排出するディスチャージャ(排出装置)に用いられるフォロープレートに関するものである。
この種のフォロープレートは、たとえば図10に示すように、フォロープレート本体71の外周部に円環状の板状ゴムリング72がドラム缶などの容器Pの内径よりやや大きく張り出すように取り付けられている。かかるフォロープレートにおいては、容器P内に挿入する際に排気孔73から排気しながら作業を行うが、貯留液Tに着座したときに排気孔73から液が漏れだして飛沫することがあり、周囲を汚したりするので、慎重な作業を要する。また、フォロープレート71を容器底面近くに降下させた状態で排気孔73の封止機構74を操作して閉塞しなければならないので、その操作が煩わしい。さらに、ゴムリング72の下面に貯留液Tが付着したまま、別の容器内の貯留液を排出しようとすると、容器の開口部周辺に液が付着して周囲を汚すおそれがあるうえ、排出作業の終了後に容器Pからフォロープレート71を取り出すときに、屈曲変形したゴムリング72が元の状態に復元し、付着液を周囲にまき散らしたりする。さらにまた、容器Pの底面に下降したフォロープレート71を上昇しようとする際にゴムリング72が変形密着しているために、容器Pを持ち上げるおそれがあるほか、これを防ぐためには圧縮空気をパージするための孔75を設けて、圧縮空気を容器P内に導入できるようにする必要がある。
そこで、別の構造のフォロープレートとして、図11に示すように、フォロープレート本体81の外周に膨縮可能なチューブ状シール82を備え、シール82を収縮させた状態で容器P内に挿入し、貯留液Tに着座した状態でシール82内に圧縮空気を供給してシール82を膨張させ、容器Pの内側周面に密着させてシールする構造のものが実施されている。このフォロープレートの場合、上記のフォロープレートの欠点が解消されているが、容器とのシール性を保つためには常に圧縮空気の供給を維持しなければならず、圧縮空気源が異常を来したりシール内の圧縮空気が漏れたりすると液が漏れ出す。なお、図11中の符号83はパージ孔、図10・図11中の符号11はポンプである。
さらに上記以外のフォロープレートに、フォロープレート本体の上面に取り付けられる押え板とフォロープレート本体と同一形状の底板に取り付けられた押え板との間に跨って固着され、底板が容器内の高粘度液面に接したときにのみポンプの自重と下降エアー圧力により外径が拡大し、フォロープレート本体および底板に比べて大径となる弾力性に富むゴムからなる円環状のシール材を具備する構造のものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平8−82282号公報(段落番号0005〜0007、図1・図2)
上記の公報に記載のフォロープレートについても、下記のような点で改良すべき課題がある。すなわち、シール材を機能させるには、底板に対してフォロープレート本体を下向きに押圧して接近させた状態に保つ必要があり、その間、下降エアー圧力を加えておかねばならない。このため、チューブ状シールを備えた上記のフォロープレート(図10参照)と同様に、加圧空気の供給が絶えると、貯留液が漏れ出すおそれがある。また、シール材の取付に多数のねじ部材が必要なうえに、その取り付け箇所に液が付着するので、不衛生で食材の移送には不向きである。
本発明は上述の点に鑑みなされたもので、容器の内側周面に対するシール性が良好で、圧縮空気の供給つまり加圧力を作用させていない状態でシール性を発揮でき、液漏れが生じにくく、しかも操作が簡単なフォロープレートを提供することを目的としている。
また、フォロープレートの容器内への取り付け、取り出し過程において内周面とシールとの接触を回避することによりシールおよびその周辺の汚れをなくすとともに、シールの拡縮操作を容易にすることを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明にかかるフォロープレートは、ポンプの下端又はポンプに接続される吸込ノズルの下端に装着され、ドラム缶やペール缶などの容器内の貯留液をポンプで汲み上げて排出するディスチャージャに用いられるフォロープレートにおいて、円形開口部を中心部に設けた上下2枚の円環状弾性プレートを重ね合わせ、外周縁部を全周にわたり一定幅で接着し、前記上下の弾性プレート間に、円形開口部を中心部に設けた円環状剛性プレートを中心部から前記外周縁部の接着部近傍にわたり挟み込み、上下の前記弾性プレートおよび前記剛性プレートの中心部周囲を全周にわたり一定幅で接着し、前記上部弾性プレートに給排気孔を設けて上下の前記弾性プレート間の空間部に圧縮空気を供給することにより、前記空間部が膨張して外周縁部が上向きに傾斜して縮径するとともに、前記空間部内の圧縮空気を前記給排気孔から排出することにより前記空間部および前記外周縁部が常態に戻り拡径するようにしたことを特徴とする。
上記の構成を有する本発明の請求項1にかかるフォロープレートによれば、給排気孔からフォロープレートの空間部内に圧縮空気を供給することにより縮径し、給排気孔から空間部内に供給した圧縮空気を排出することにより拡径する。このため、容器内の貯留液を汲み上げて排出する間は、フォロープレートに圧縮空気を供給する必要がないから、空圧源の異常や圧縮空気供給路の遮断などのよる容器内周壁とのシール不良が起こらず、排出作業中に液漏れを起こすことがない。また、フォロープレートは基本的に上下の弾性プレートで構成されており、構造の簡素化により軽量化が図られ、組み付けが容易で、洗浄しやすく、衛生的であるので、とくに食品材料の排出に適する。さらに、上下の弾性プレート間に剛性プレートを挿入しているので、外観上平滑な板状構造に保たれ、取り扱いが容易で、優れたシール性能を発揮する。
請求項2に記載のように、前記上部弾性プレートの厚みを前記下部弾性プレートに比べて薄くするか、前記上部弾性プレートの柔軟度を前記下部弾性プレートに比べて高くするとよい。
請求項2記載のフォロープレートによれば、圧縮空気を供給して外周部と中心部とを除くフォロープレート内空間部を膨張させることにより、上部弾性プレートに比べて下部弾性プレートの伸びが大きく、外周縁部が上方へ傾斜する。一方、フォロープレート内空間部に供給した圧縮空気を排出することにより、上下の弾性プレートが元の状態に復元し、内部の剛性プレートに支持されて外周縁部も含めて水平な状態になって拡径することにより、容器内径より大きくなるためにフォロープレートの外周縁部が容器の内周壁面に密着してシール作用を発揮する。
請求項3に記載のように、前記剛性プレートに金属製薄板又は合成樹脂製薄板を用い、上下に貫通する通気口を設けることができる。
請求項3記載のフォロープレートによれば、フォロープレート内に供給された圧縮空気は通気口を通って下部の弾性プレート側にもスムーズに行き渡る。また、薄板でしかも通気口を設けているので軽量である。
請求項4に記載のように、上下の前記弾性プレートおよび前記剛性プレートをそれぞれ透明な材料で形成することができる。
請求項4記載のフォロープレートによれば、フォロープレートを透かせて容器内部の貯留液の状態やエア抜きの状態が目視にて直接確認できるので、フォロープレートの昇降操作が容易になり、排出作業を確実に遂行できる。
請求項5に記載のように、前記給排気孔に電磁開閉弁を介してコンプレッサを接続するとともに、フォロープレートの着液を検出するための液面センサーを設けてフォロープレートの着液を検出した際に、前記電磁開閉弁を開放して前記空間部内の圧縮空気を自動的に排出する一方、フォロープレートの容器底面到達を検出する液面センサーを設けてフォロープレートの底面に到達した際に、前記空間部内に圧縮空気を供給するようにすることができる。
このように構成することにより、液面センサーがフォロープレートの着液を検出して電磁開閉弁が開放され、フォロープレート内の圧縮空気が排出されることにより拡径し、容器内周壁にフォロープレートの外周縁部が密着しシールする。こうしてポンプが駆動して容器内の貯留液が汲み出される。そして、ポンプとともにフォロープレートが徐々に下降して容器内の貯留液の排出作業が終了し、底面に達すると、この状態を液面センサーが検出してコンプレッサを駆動するとともに電磁開閉弁を閉鎖し、フォロープレート内に圧縮空気が供給されるので、フォロープレートが縮径し容器の内周壁に密着していた外周縁部によるシール作用が解消し、容器内の圧力が抜ける。したがって、フォロープレートを無理なく上昇でき、容器内からスムーズに抜き出すことができる。
請求項6に記載のように、前記円形開口部の周囲を、前記弾性プレートおよび前記剛性プレートを一体に挟持可能な断面コの字形の円環体で形成し、この円環体上に複数のポンプ固定用クランプレバーを周方向に間隔をあけ、円形クランプ本体の中心位置から偏心させた支軸により回転可能に取り付けることができる。
このように構成することにより、重量部分が中心部付近の円環体だけになり、従来のフォロープレートに比べて軽量化が図られ(従来のほぼ1/3の重さ)るとともに、その軽量化に伴ってクランプレバーにてポンプ等への脱着を簡単に行えるようになる。
本発明のフォロープレートは上記の構成を有するので、下記のような優れた効果を奏する。すなわち、上下の弾性プレート間に剛性プレート(通常、薄い板体)を挿入した簡単な板状構造からなるので、軽量で変形しにくく取り扱いが容易である。また、ポンプ等に対しフォロープレートの組み付けを簡単に行えるとともに、洗浄が容易で、表裏が平滑で汚れが付着しにくく衛生的であるので、とくに食品材料の排出に好適である。さらに、容器内挿入時にフォロープレート内に圧縮空気を供給し、浮き輪状態で容器内の貯留液上に着座するので、貯留液が水のような低粘度液の場合にも液面に浮いて沈下しないから、フォロープレートの下降操作が容易である。さらにまた、容器内の貯留液上に着座したあとはフォロープレート内の圧縮空気を排出するだけで拡径してシール性を発揮するので、圧縮空気源の異常や圧縮空気の供給路が遮断されたりしてもシール不良を起こしたり、液漏れを生じたりしない。また、フォロープレート内への圧縮空気の供給あるいは排気でフォロープレートの拡縮操作を行え、従来のようにフォロープレート下の容器内に圧縮空気をパージしたり容器内のエア抜きを行ったりする必要がないので、貯留液の排出作業が簡単で効率よく行える。
以下、本発明にかかるフォロープレートについて実施のための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1はフォロープレートの実施例を示す図2のA−A線断面図で、上段は容器内に挿入する状態(シールを縮径した状態)を表し、下段は容器内の貯留液を排出している状態(シールを拡径した状態)を表す。図2(a)は図1のフォロープレートを示す平面図で、図2(b)は同フォロープレートの拡径状態を示す中央横断面図である。
図1・図2に示すように、フォロープレート1は平面視円形で、中心部にポンプ11の吸込口11a部を接続するための円形開口部2を設けている。円形開口部2の周囲は、断面「コの字」形で半径一定寸法の金属製円環体3で形成されている。この円環体3上には、ポンプ本体固定用の4個のクランプレバー4が周方向に等間隔に配設され、各クランプレバー4は円形クランプ本体4aがその中心位置から偏心させた支軸4bにより回転可能に取り付けられている。
フォロープレート1は上部弾性プレート5、下部弾性プレート6および金属製薄板の剛性プレート7からなり、それぞれ中心部に円形開口部5b・6b・7bを設けた円環形状をなす。下部弾性プレート6は上部弾性プレート5に比べて厚みが厚く、また剛性プレート7には大径(たとえば直径60mm)の通気口7aが周方向に等間隔に複数設けられており、軽量化の役目も果たしている。上下の弾性プレート5・6は同一形状で、重ね合わせた状態で外周縁部5a・6aが一定幅(半径方向において)にわたり全周にわたり接着されている。上下の弾性プレート5・6の間に剛性プレート7が各内周端の位置を相互に一致させて介装され、中心部側が重ね合わされた状態で円環体3で挟まれて一体に接合されている。この状態で、剛性プレート7の外周端は、上下弾性プレート5・6の外周縁部5a・6aの内側まで延びている。上部弾性プレート5には、図2のように給排気孔8が設けられ、この給排気孔8に電磁開閉バルブ9を介して後述のコンプレッサ47とエアチューブ25により接続される。
本例では、ポンプ11に一軸偏心ねじポンプが使用されており、ポンプ11下端の吸込口11a周囲には円板状フランジ12が一体に嵌着され、リング状パッキン13を介してフォロープレート1が取り付けられている。なお、図3はフォロープレート1の取付方法の一例を示すもので、フォロープレート1を上下弾性プレート5・6間の空間部Sに圧縮空気を供給して膨張させることにより外周縁部1a(5a・6a)を上向きに傾斜させて縮径した状態で、容器P内の貯留液T上に着座させる。この状態で、電磁開閉バルブ9を開放して空間部S内の圧縮空気を給排気孔8から排出し、フォロープレート1を拡径して容器Pの内壁面に外周縁部1aを密着させる。そして、ポンプ11のフランジ12を円形開口部2内に嵌め込み、クランプレバー4を回転して締め付け、固定する。
続いて、上記のフォロープレート1を備えたディスチャージャ10について実施例を図面に基づいて説明する。
図4はディスチャージャの実施例を示す左側面図で、容器内の貯留液を汲み上げる前の状態を表し、図5は図4の一軸偏心ねじポンプを示す正面図で、容器内の貯留液を汲み上げ終わった状態を表す。図6は図4のディスチャージャを示す平面図である。
これらの図において、ディスチャージャ10は、縦型の一軸偏心ねじポンプ11を備えている。このポンプ11は、ポンプケーシング14の下端に一体に結合されている。ポンプ11は、図7に示すように横断面円形の雄ねじ形ロータ16と、ロータ16の2倍のピッチからなる横断面長円形の内孔面をもつ雌ねじ形ステータ15からなり、ロータ16がステータ15内に回動自在に挿入されている。また、ロータ16はポンプケーシング14の上端に一体に連結された減速機17から下向きに延びた回転軸17aとコネクチンングロッド18を介して連結されている。ロータ16の回転中心軸Mは、回転軸17aの回転中心軸Nに対し偏心している。このため、ロータ16の偏心回転を許容できるように、回転軸17aとコネクチングロッド18との間およびコネクチングロッド18とロータ16との間には、それぞれユニバーサルジョイント19を介設している。
フォロープレート1の給排気孔8には、圧縮空気を供給するため小型のコンプレッサ47をエアチューブ25にて接続する。このエアチューブ25は図4のように給排気孔8に電磁開閉バルブ9の一端を接続し、他端の排気口部を大気に開放している。さらに、ポンプケーシング14は、図7のように上部ケーシング14aと下部ケーシング14bとを連結した構造からなり、下部ケーシング14bの上下方向のほぼ中間部に「J」状に上向きの吐出ノズル管14cを一体に連設している。この吐出ノズル管14cには移送用ホース27の一端を接続しており、ホース27の他端は支柱31の受け金具56に取り外し自在に保持している。
一軸偏心ねじポンプ11は、側方より見て逆「U」形のアーム(ポンプ架台)32を介して台座33上に立設された支柱31に沿って昇降自在に支持されている。すなわち、アーム32の一方の下端にポンプ11の減速機17の上端を連結している。支柱31は図8に示すように中空構造で前面がほぼ全長にわたり開放されており、支柱31内の中心部にスライドレール34を上下方向に配設している。スライドレール34に沿って昇降自在にスライドガイド35を装着しており、このスライドガイド35には上下に間隔をあけて一対の板状支持部材36・36がそれぞれ前方へ垂直に固設され、これらの支持部材36・36間に跨って上下方向に固定板37が固定され、この固定板37に後部側のアーム32の下端部裏面が固定されている。
支柱31内においてスライドレール34の上方および下方に、スプロケット38・39がそれぞれ回転自在に支持されている。上下のスプロケット38・39にはチェーン40が掛け渡され、このチェーン40の両端はシャフト41の上下端に接続されている。また図9のように上記の支持部材36の中央部に貫通する開口36aがそれぞれ設けられ、シャフト41が上下の開口36a・36aを一連に貫通して昇降自在に配置されている。本例では、図9に示すようにコイルスプリング42がシャフト41の下部周囲において下部支持部材36とシャフト41の下端螺合部の二重ナット49との間で縮装されている。いいかえれば、ポンプ11はアーム32とともにスライドガイド35に支持され、シャフト41に対しては相対的に昇降自在で、かつコイルスプリング42により弾力的に支持され上方へ付勢されている。なお、二重ナット49を締め付けることによりコイルスプリング42のバネ力が強くなる。
シャフト41の周囲上部寄りにトグと称するセンサー操作部43が装着され、このトグ43の上下両位置にやや間隔をあけて上部検出センサー44と下部検出センサー45がスライドガイド35に取り付けられている。また、支柱31の上端部にはブレーキ付き昇降用モータ46が取り付けられ、昇降用モータ46の駆動軸がスプロケット38の回転軸に直結され、スプロケット38を回転駆動する。さらに、スライドレール34の下方に、フォロープレート1が容器Pの最下位置(底面)に到達したことを検出するためのリミットスイッチ50が取り付けられており、スライドガイド35が当接することによりリミットスイッチ50がONになる。この結果、電磁開閉バルブ9を閉鎖するとともに、コンプレッサ47を駆動して圧縮空気を給排気孔8からフォロープレート1内に供給する。
支柱31の背面下部寄りに、ポンプ駆動用の可変速電動モータ51が取り付けられている。このポンプ用モータ51は駆動軸を上向きにし、上記減速機17の上方へ突出する従動軸17bにフレキシブルワイヤ52により接続されている。フレキシブルワイヤ52は、支柱31の背面に取り付けられた複数のガイド53を上向きに通して前方および下方へ湾曲され、従動軸17bにモータ51の回転力を伝達する。また、支柱31の電動モータ51の直ぐ下方には、上記したとおりコンプレッサ47が取り付けられている。このコンプレッサ47は、本例ではフォロープレート1内に圧縮空気を供給するために使用される。
また本例では、トグ43を下部検出センサー45が検出することにより、フォロープレート1が容器P内の貯留液Tに着座したことが検出されると、電磁開閉バルブ9を自動的に開放し、給排気孔8を排気孔として機能させる。つまり、下部検出センサー45はフォロープレート1が容器P内の貯留液Tの上面に着座したことを検出するための液面センサーとしても機能するが、通常は昇降用モータ46の起動用のセンサーとして機能する。すなわち、フォロープレート1が容器P内の貯留液Tに着座したことを下部検出センサー45が検出し、昇降用モータ46の回転が停止する。同時に、ポンプ用モータ51が回転を開始し、ロータ16が回転してポンプ11が駆動され、貯留液Tが汲み上げられる。貯留液Tは移送用ホース27から他の容器あるいは他の場所へ排出される。そして、容器P内の貯留液Tが汲み上げられるのに伴って液面が下がり、ポンプ11がアーム32とともに下降し、トグ43を上部検出センサー44が検出すると、昇降用モータ46の回転が停止する。このように、コイルスプリング42の伸縮を上下の検出センサー44・45が検出して昇降用モータ46の起動と停止とを繰り返すことにより、コイルスプリング42による一定範囲内の付勢力でバランスが図られながら、ポンプ11が貯留液Tの吸引作業を継続しつつフォロープレート1が容器P内の底面に到達する。この状態は、支柱31の下部に取り付けられたリミットスイッチ50で検出され、ポンプ11の運転がしばらく続いた後、ポンプ用モータ51の回転が停止し、同時に昇降用モータ46が逆回転してフォロープレート1は上昇する。
容器P内の底面に到達しリミットスイッチ50で検出されたのち、フォロープレート1は内部に圧縮空気が供給されて外周部が上向きに傾斜するので、容器Pの内周壁との間に隙間が生じ、そこから容器Pの底面とフォロープレート1間の圧力が抜けるので、貯留液Tの排出後にポンプ11とともにフォロープレート1を上昇させる際にフォロープレート1およびその周辺に過大な力が作用したり、容器Pが持ち上がったりすることがない。
次に、上記の構成からなる本例のディスチャージャ10において、とくにフォロープレート1の動作について詳しく説明する。
1.通常、フォロープレート1はポンプ11の下端に取り付けられた状態で容器P内に挿入されるが、その前にコンプレッサ47からエアチューブ25を通って給排気孔8より空間部S内に圧縮空気が供給される。このため、図1の上段に示すように、フォロープレート1は内部が膨張し、厚みの薄い上部弾性プレート5側の外周縁部5aが下部弾性プレート6の外周縁部6aに比べて強く引っ張られ、外周縁部5a・6aが上方へ傾斜し、縮径される。この結果、容器Pの内径に比べてフォロープレート1の外径が小さくなり、容器P内に無理なく挿入される。
2.電動モータ46の回転によりアーム32とともにフォロープレート1が下降し、容器P内の貯留液Tの上面に着座すると、コイルスプリング42による上向きの付勢力でスライドガイド35がシャフト41に対しわずかに上方へ移動し、トグ43を下部検出センサー45が検出する。これにより、コンプレッサ47からフォロープレート1への圧縮空気の供給が断たれ、同時に電磁開閉バルブ9が開放されるので、フォロープレート1内の圧縮空気が給排気孔8から排出される。この結果、図1の下段に示すように上下の弾性プレート5・6は元の状態に復元し、外周縁部1a(5a・6a)が水平になってフォロープレート1が拡径する。このため、容器Pの内径よりもフォロープレート1の外径が大きくなり、外周縁部1aが容器Pの内周壁に密着し、シールする。
3.トグ43を下部検出センサー45が検出すると、ポンプ用モータ51が起動しポンプ11が運転されることによって、容器P内の貯留液Tが汲み出され、フォロープレート1が貯留液T面の下降に伴って降下する。そして、フォロープレート1がポンプ本体3がアーム22とともに下降してトグ43を上部検出センサー44が検出すると、昇降用モータ46が回転を開始する。
4.このようにコイルスプリング42の伸長あるいは収縮により上下動するのをトグ43を介して上下の検出センサー44・45が検出し、昇降用モータ46の起動と停止とを繰り返すことで、コイルスプリング42による付勢力で重量バランスが図られ、この状態の下にポンプ11による貯留液Tの汲み上げ作業が継続されることにより、フォロープレート1が容器P内の底面に到達し、排出作業が終了する。
5.フォロープレート1が容器P内の底面に到達したことがスライドガイド35がリミットスイッチ50に当接することにより検出される。この結果、電磁開閉バルブ9が閉鎖され、コンプレッサ47が駆動されることにより、圧縮空気が給排気孔9からフォロープレート1の空間部S内に供給されるので、外周縁部1a(5a・6a)が上向きに傾斜して縮径され、容器Pの内周壁とに隙間が生じてそこから容器Pの底面とフォロープレート1間の圧力が抜ける。したがって、貯留液Tの排出後にポンプ11とともにフォロープレート1を上昇させる際にフォロープレート1およびその周辺に過大な力が作用したり、容器Pが持ち上がったりすることがない。なお、フォロープレート1が下限位置に到達したことがリミットスイッチ50で検出されると、ポンプ11の運転がしばらく継続してモータ51の回転が停止した後、昇降用モータ46が逆回転してフォロープレート1は上限の待機位置まで上昇する。
以上に本発明のフォロープレートに関する実施例を示したが、下記のように実施することができる。
・容器Pの形状に応じてフォロープレート1を円形から楕円形や四角形に変更することができる。
・図示は省略するが、フォロープレート1の上下の弾性プレート5・6を透明なシリコンゴムで製造するとともに、剛性プレート7を透明なプラスチック板で形成するなど、どちらも透明な材料で製造して容器P内を透視できるようにすることができる。
・上記実施例では、貯留液上のフォロープレート1の着座を下部検出センサー45で行うようにしたが、着座専用の検出センサーを設けることができ、この検出センサーはフォロープレート1や支柱31に内蔵することもできる。
・上記実施例では縦型一軸偏心ねじポンプ11の下端にフォロープレート1を着脱可能に取り付ける構造について説明したが、ポンプの種類は限定するものではなく、ロータリポンプやプランジャポンプでもよく、またポンプはフォロープレート1から離れた場所に設置し、そのポンプに一端を接続した吸込ノズルの下端部周囲にフォロープレート1を取り付けることもできる。
・容器P内の貯留液Tが人体に刺激を与える(たとえば、わさびや有機溶剤を含む液)場合にフォロープレート1だけをポンプ11から分離して密閉蓋として使用できる。このとき、給排気孔8に開閉バルブ9を設け、フォロープレート1内の圧縮空気を排出してシールすることができる。ただし、円形開口部2を閉塞する手段(図2(b)参照)を設ける必要がある。
本発明のフォロープレートの実施例を示す図2のA−A線断面図で、上段は容器内に挿入する状態(シールを縮径した状態)を表し、下段は容器内の貯留液を排出している状態(シールを拡径した状態)を表す。 図2(a)は図1のフォロープレートを示す平面図で、図2(b)は同フォロープレートの拡径状態を示す中央横断面図である。 図3(a)はポンプに取り付ける前の図1のフォロープレートを示す中央断面図で、図3(b)は同フォロープレートの拡径状態を示す中央断面図である。 本発明の実施例に係るフォロープレートを備えたディスチャージャを示す左側面図で、容器内の貯留液を汲み上げる前の状態を表している。 図4のディスチャージャを示す正面図で、移送用ホースを取り付けて容器内の貯留液を汲み上げ終わった状態を表している。 図4のディスチャージャを示す平面図である。 図4のディスチャージャにおけるポンプ11の部分を拡大して示す断面図である。 図8(a)は支柱31内を切り欠いて表した左側面図、図8(b)は同正面図である。 図9(a)はスライドガイド34の周辺を拡大して示す左側面図、図9(b)は同正面図である。 従来の一般的なフォロープレートを示す中央断面図である。 他の構造にかかる従来の一般的なフォロープレートを示す中央断面図である。
符号の説明
1 フォロープレート
1a外周縁部
2 円形開口部
3 金属製円環体
4 クランプレバー
5 上部弾性プレート
6 下部弾性プレート
5a・6a外周縁部
7 剛性プレート(金属製薄板)
7a通気口
8 給排気孔
9 電磁開閉バルブ(弁)
10 ディスチャージャ
11 縦型一軸偏心ねじポンプ
14 ポンプケーシング
15 ステータ
16 ロータ
17 減速機
25 エアチューブ
27 移送用ホース
31 支柱
32 アーム(ポンプ架台)
34 スライドレール
35 スライドガイド
41 シャフト
42 コイルスプリング
43 センサー操作部(トグ)
44 上部検出センサー
45 下部検出センサー
46 ブレーキ付き昇降用モータ
50 リミットスイッチ
51 ポンプ用電動モータ

Claims (6)

  1. ポンプの下端又はポンプに接続される吸込ノズルの下端に装着され、ドラム缶やペール缶などの容器内の貯留液をポンプで汲み上げて排出するディスチャージャに用いられるフォロープレートにおいて、
    円形開口部を中心部に設けた上下2枚の円環状弾性プレートを重ね合わせ、外周縁部を全周にわたり一定幅で接着し、
    前記上下の弾性プレート間に、円形開口部を中心部に設けた円環状剛性プレートを中心部から前記外周縁部の接着部近傍にわたり挟み込み、上下の前記弾性プレートおよび前記剛性プレートの中心部周囲を全周にわたり一定幅で接着し、
    前記上部弾性プレートに給排気孔を設けて上下の前記弾性プレート間の空間部に圧縮空気を供給することにより、前記空間部が膨張して外周縁部が上向きに傾斜して縮径するとともに、前記空間部内の圧縮空気を前記給排気孔から排出することにより前記空間部および前記外周縁部が常態に戻り拡径するようにしたことを特徴とするフォロープレート。
  2. 前記上部弾性プレートの厚みを前記下部弾性プレートに比べて薄くするか、前記上部弾性プレートの柔軟度を前記下部弾性プレートに比べて高くするかした請求項1記載のフォロープレート。
  3. 前記剛性プレートに金属製薄板又は合成樹脂製薄板を用い、上下に貫通する通気口を設けた請求項1又は2記載のフォロープレート。
  4. 上下の前記弾性プレートおよび前記剛性プレートをそれぞれ透明な材料で形成した請求項1〜3のいずれか記載のフォロープレート。
  5. 前記給排気孔に電磁開閉弁を介してコンプレッサを接続するとともに、フォロープレートの着液を検出するための液面センサーを設けてフォロープレートの着液を検出した際に、前記電磁開閉弁を開放して前記空間部内の圧縮空気を自動的に排出する一方、フォロープレートの容器底面到達を検出する液面センサーを設けてフォロープレートの底面に到達した際に、前記空間部内に圧縮空気を供給するようにした請求項1〜4のいずれか記載のフォロープレート。
  6. 前記円形開口部の周囲を、前記弾性プレートおよび前記剛性プレートを一体に挟持可能な断面コの字形の円環体で形成し、この円環体上に複数のポンプ固定用クランプレバーを周方向に間隔をあけ、円形クランプ本体の中心位置から偏心させた支軸により回転可能に取り付けた請求項1〜5のいずれか記載のフォロープレート。
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