JP2005133510A - アースアンカー用受圧板 - Google Patents

アースアンカー用受圧板 Download PDF

Info

Publication number
JP2005133510A
JP2005133510A JP2003373531A JP2003373531A JP2005133510A JP 2005133510 A JP2005133510 A JP 2005133510A JP 2003373531 A JP2003373531 A JP 2003373531A JP 2003373531 A JP2003373531 A JP 2003373531A JP 2005133510 A JP2005133510 A JP 2005133510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anchor
pressure receiving
receiving plate
support surface
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003373531A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yamamoto
山本  彰
Makoto Toriihara
誠 鳥井原
Masayoshi Fukai
正良 深井
Hiroshi Yamada
浩 山田
Taiji Mikami
泰治 三上
Daigo Satou
大伍 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Sumitomo SEI Steel Wire Corp
Nittoc Constructions Co Ltd
Moritani Industrial Products Co Ltd
Original Assignee
Obayashi Corp
Sumitomo SEI Steel Wire Corp
Nittoc Constructions Co Ltd
Moritani Industrial Products Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp, Sumitomo SEI Steel Wire Corp, Nittoc Constructions Co Ltd, Moritani Industrial Products Co Ltd filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2003373531A priority Critical patent/JP2005133510A/ja
Publication of JP2005133510A publication Critical patent/JP2005133510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

【課題】アンカーに対して支持面が直角となるよう簡単に調整可能としたアースアンカー用受圧板を提供する。
【解決手段】受圧板10の中心にその上下を貫通してアンカー挿通孔12を開口し、挿通孔12の先端部周囲をアンカーの突出端の支持面16としたアンカー用受圧板において、支持面16とアンカー頭部を定着する定着具28との間に、支持面16をアンカー20と直交させるべくテーパ状断面の角度調整用座板24を介在した。
【選択図】 図3

Description

本発明は、アースアンカー用受圧板に関し、特にアンカーの地盤に対する打設角度に対し、受圧板の受圧面の交叉角度が直角となるように調整可能とした構造に関する。
グランドアンカー工においては、アンカーが有効な緊張力を得るためには、アンカーと、受圧板の受圧面との交差角は直角とすることが必要である。一方、この種のアンカーは、地滑りの方向、グランドアンカーの効果、定着層などの位置を考慮して、斜面に対して垂直だけでなく、ある程度の傾斜角度をつけて打設する場合がある。
ところで、本発明者等は、図5,6に示されるような円盤状の受圧板を開発した。このような受圧板1において、アンカーが地表面に対して垂直でなく、ある程度の傾斜角度θで打設された場合には、受圧板1の中心を貫通するアンカー挿通孔2がアンカー打設方向と同じ角度となるように傾斜させることにより、挿通孔2の上部側に形成されたアンカー支持面3はアンカー打設方向に対して直角に交わる面となり、これによって、アンカーと受圧板の受圧面(アンカー支持面3)との交差角を直角とすることができる。
しかしながら、この構造においては、アンカーの地盤に対する打設角度に応じてアンカー挿通孔2の傾斜角度を設定したり、アンカー支持面3の角度をいちいち設定して製作しなければならず、製作工程が煩雑であるだけでなく、量産性に乏しいという問題がある。
また、このような構造とした場合においても、打設する法面の施工に伴う誤差やアンカーの打設角度の誤差、あるいは打設する場所が崖地のような地盤面打設方向とのなす角度が異なる場合には全く適用できなくなり、再調整などの却って面倒な作業が必要となっていた。
本発明は、以上の課題を解決するものであって、その目的は、構造が簡素で量産性に富み、アンカーに対して支持面が直角となるよう簡単に調整可能としたアースアンカー用受圧板を提供するものである。
前記目的を達成するため本発明は、受圧板の中心にその上下を貫通してアンカー挿通孔を開口し、該アンカー挿通孔の先端部周囲をアンカーの突出端の支持面としたアンカー用受圧板において、前記支持面と前記アンカー頭部を定着する定着具との間に、前記支持面をアンカーの延長方向と直交させるべくテーパ状断面の角度調整用座板を介在したことを特徴とするものである。
また、本発明では、前記アンカー挿通孔が受圧板の中心にその底面に対して直交して開口されていることを特徴とする。
なお、本発明において、受圧板の「中心」とは、厳密な意味における中心(例えば、円盤状の受圧板における重心位置)に限定されず、その周囲、すなわち中心付近をも含む概念であり、アンカー挿通孔を開口する位置を中心付近、すなわち厳密な意味における中心から積極的にずらすことによって、受圧板をコンパクトにすることもできる。
以上の構成によれば、アンカーの地盤に対する挿通角度が必ずしも直交でなくても、座板の介在により、支持面をアンカーに対して直交させることができる。また、請求項2記載の発明では、受圧板そのものの構造が簡単であり、加工性、量産性に富む。
以下本発明の実施の形態を添付図面を用いて説明する。図1は本発明にかかる受圧板の断面を示す。
図における受圧板10は、プレキャストコンクリートからなるものである。この受圧板10の断面はその底面中心よりこれと直角にその上下を貫通するアンカー挿通孔12を形成し、アンカー挿通孔12の上部周縁にこれと同心かつ径大な矩形状または円筒形のアンカー頭部収納用凹部14を形成し、この凹部14と挿通孔12との段差部分をアンカー支持面16としたものである。
また、受圧板10の平面形状は、図2(a)に示すように、従来と同様の円盤状のほかに(b)〜(d)に示すように、矩形状、クロス形、多角形状などその支持圧力分布、斜面配列時における意匠形状などに応じて各種平面形状を選択できるが、いずれにしろその基本断面形状は前記のごとく受圧板10の底面、すなわち設置面に対して挿通孔12及び凹部14が垂直となるように形成され、アンカーの打設角度に依存しないため、製作が簡単で量産性に富むことになる。
以上の受圧板10の設置手順を図3を用いて説明する。まず同図(a)に示すように、アンカー20は地盤E内に直角に対して斜面上部側に向けて所定角度θ傾けた状態で打設され、グラウト21により地盤E内に固定された場合を示している。
そして、前記受圧板10はその挿通孔12にアンカー20の先端を挿通した状態で斜面上に設置される。
図示のごとくアンカー20が斜面直交位置に対してある傾斜θをもって打設されている場合には、アンカー頭部は挿通孔12内で傾いた状態に挿通される。
この状態で、(b)に示すようにアンカー支持面16上に前記傾斜と同じテーパ角度を持った断面くさび形の座板24を設置する。この結果座板24の表面とアンカー20の頭部との交差角は直角となる。
その後は図3(c)に示すように、座板24上に座金26を配置し、座金26より突出するアンカー20の頭部に定着材28を取付け、これを締め上げることでアンカー20を緊張状態に定着すれば、設置工事が終了する。
定着板10の傾斜方向は、例えば図4に示すように、アンカー20の傾斜θが前記とは逆に斜面下方側に向けて傾斜していてもその方向にあわせて設置することでき、またアンカー20がいずれの傾斜角度であっても座板24のテーパ角度をそれに応じて設定することにより、直交するように適合できる。
図5は、前述する従来の傾斜を持った挿通孔2を備えた受圧板1に適合した場合を示すものであり、この場合において、アンカー20は斜面に対して直交して打設されているのに対し、挿通孔2が傾斜している点が前記とは異なるが、この位置に挿通孔2の傾斜角度に等しいテーパ角度の座板24を介在させることで、非直交による不具合が解消される。 本実施形態では、既存の傾斜する挿通孔を備えた受圧板にも適合でき、またこのような受圧板を用いた場合において、アンカーの打設角度に誤差が生じても容易に対応できる。
本発明にかかる受圧板の断面図である。 (a)〜(d)は同受圧板の平面図である。 (a)〜(c)は同受圧板を用いた設置手順の一例を示す断面図である。 異なる角度の場合に適合した例を示す断面図である。 従来のアンカー打設角度対応形受圧板に本発明を適合した場合を示す断面図である。 従来の打設角度対応型受圧板の断面図である。 同一部破断斜視図である。
符号の説明
1,10 受圧板
2,12 アンカー挿通孔
3,16 アンカー支持面
20 アンカー
24 角度調整用座板
28 定着材

Claims (2)

  1. 受圧板の中心にその上下を貫通してアンカー挿通孔を開口し、該アンカー挿通孔の先端部周囲をアンカーの突出端の支持面としたアンカー用受圧板において、
    前記支持面と前記アンカー頭部を定着する定着具との間に、前記支持面をアンカーの延長方向と直交させるべくテーパ状断面の角度調整用座板を介在したことを特徴とするアースアンカー用受圧板。
  2. 請求項1において、前記アンカー挿通孔が受圧板の中心にその底面に対して直交して開口されていることを特徴とするアースアンカー用受圧板。
JP2003373531A 2003-10-31 2003-10-31 アースアンカー用受圧板 Pending JP2005133510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003373531A JP2005133510A (ja) 2003-10-31 2003-10-31 アースアンカー用受圧板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003373531A JP2005133510A (ja) 2003-10-31 2003-10-31 アースアンカー用受圧板

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005133510A true JP2005133510A (ja) 2005-05-26

Family

ID=34649532

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003373531A Pending JP2005133510A (ja) 2003-10-31 2003-10-31 アースアンカー用受圧板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005133510A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5055332B2 (ja) 自在固定装置
JP2005133510A (ja) アースアンカー用受圧板
JP4384894B2 (ja) アースアンカー用受圧板の設置方法
US4037384A (en) Anchorage assemblies
JP6161778B1 (ja) アンカーテンプレート
JPH07189489A (ja) 天端出し補助具およびそれを用いた天端出し補助装置
JP5197862B2 (ja) 自在固定装置
JP2017160678A (ja) 柱脚金物及びそれを用いた柱脚構造の建て方工法
KR100650166B1 (ko) 벽면 녹화용(壁面 綠化用) 클램프
US20120145459A1 (en) Seismic tool assembly for use in anchor insertion
JP2002061181A (ja) グラウンドアンカー地上構造
JP2003227167A (ja) コンクリート部材の高さ調整装置
JPH06313318A (ja) アンカ−頭部の定着構造
JP2004339841A (ja) グランドアンカー受圧板
JPH07243212A (ja) アンカー据付用調整座金
JP3333486B2 (ja) 床支持脚設置構造及び床支持工法
JPH10238076A (ja) 木床構造及び木床施工方法
JP3597745B2 (ja) 法面アンカー構造
KR200394161Y1 (ko) 벽면 녹화용(壁面 綠化用) 클램프
JP2006118204A (ja) 斜面安定構造物
US20110110736A1 (en) Seismic tool assembly for use in anchor insertion
JP3197391U (ja) 高さ調整式杭
JP2002180474A (ja) シース管保持治具
JP2022185562A (ja) アンカーボルト及び摩擦減震装置の協働機構
JP2005226304A (ja) 受圧板及び受圧板の施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060920

A977 Report on retrieval

Effective date: 20080724

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080812

A02 Decision of refusal

Effective date: 20081209

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02